2017年の703号室を彩ったスターたち

2017年は私にとって悲しい年でした。

 

 

703号室のアイコン的存在だったべべを失ったのです。

 

 

正直私はまだ深い闇の中にいます。しかしひとつだけ救いも生まれました。

 

 

自分自身の「死に対する恐怖」が今の私にはいっさいありません。もちろんおばあちゃんになるまで生きる可能性もありますが、いつ死んでもいいです。理由はべべと同じ世界に行ける気がするから。

 

 

そこにはべべをはじめ、私が看取った多くの子たちが待っていてくれるでしょう。私たちは再び出会い、懐きあうことができるはずです。

 

 

無垢なべべたちのいる場所へ向かうためには、私がそれにふさわしい資格を取らなければなりません。日々を精いっぱい生きること、自分が信じた道を歩むこと、自分が手掛けたことを貫くこと。やれるだけやり切れたら、べべが笑顔で迎えてくれます。私の太陽が私に飛び込んできてくれる。

 

 

べべを含めレギュラーメンバーの闘病の合間に私は微々たる譲渡活動をしました。幸せになってほしいと心から祈り、私が行動をした結果です。

 

 

すべての過程を個人でやっているので、卒業生の数は少ない。公表するのが恥ずかしいレベル。その割に声ばかりデカくて、「みんながんばろうよ」的発言をしまくり、違和感を覚えた方もいるでしょう。私の発信に傷ついた方もいるかもしれません。改めてお詫びをするとともに、今日の記事だけはいっしょに喜んでくれたら本望です。2017年の卒業生の数は15頭。

 

 

私の入魂の限りを尽くしました。

 

 

よって彼らは格別な終の棲家へと向かったのです。

 

 

 

1満天(2月4日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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満天へ

あなたはうちの近所で私にスカウトされ、その後病院でしばらく怒っていましたね。703号室に来てからの満天は、自立心がありながらもほかの子たちにも紳士的でやさしく、満天のおかげで保護猫たちはリラックスできたでしょう。亡き「ルラン兄」に似ていると、里親さんの目に留まったあなた。あなたの里親さんと私は同年代でありながら、里親さんには礼儀正しい大きな人間のお子さん(お兄さんとお姉さん)がいた。人間の子どもがいない私は里親さんがうらやましかった。でもそれ以上に立派なお子さんたちを育てあげた里親さんを尊敬しています。満天のファミリーごとが私の未来への希望になりました。ありがとうね。

 

 

 

2花枝→さくら(2月15日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(右のももも703号室卒業生)

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さくらへ

ある動物病院を縄張にしていたさくら。寒空の下、仲よしのなっちゃんが先に保護されたあともあなたは数か月逃げまわり、ようやくFさんに捕まったと聞いたときは心底ホッとしたものです。実物のあなたは驚くほどキュート。得なキャラですよね。うちの男子らはもちろんのこと、里親さんをもメロメロにしたね。トライアル先に待ち受けていた「もも」は女の子。相性が合うのかヒヤヒヤしました。けど反面、あなたならやれる、あなたならできると思ってもいたのです。今では女子同士、仲睦まじく生きていてほほえましい。さくら、癒しと和みをありがとう。必ずまた会いに行くね。

 

 

 

3ソイル→メル(2月18日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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メルへ

Fさんからある地域ぐるみで気にかけている子猫がいると聞いた私は、あなたの保護譲渡を決意。地域の方がカンパで出し合ったお金であなたはワクチンを終えうちにやってきました。お口まわりの模様が私を含めみんなの心をくすぐり、あなたは引く手あまたの大人気だったよね。うちでは最初シャーシャー言いまくりだったけど、徐々に素直さをのぞかせてくれるようになった。みいさんが撮ってくれたキラキラの写真とポイントの首飾りもよかったよね。良縁に恵まれ、卒業後も折に触れemi-goの病院などでちょくちょく会っています。ありがとう。

 

 

 

4実葉(4月3日卒業/向かった先はこちら) ステイ先:マイママさん

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卒業後の写真

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実葉へ

今年の703号室の大スターといっても過言ではない実葉。実葉の吸引力のおかげでいくつもの良縁を結べました。Fさんから小学生に虐待された猫がいると聞き、「面倒くさいな」と思いながら会いに行き出会ったあなたは、汚れた体+メチャクチャに折れた手を引きずり私にひたすら甘えてくれた。その姿が胸に迫り、私は一気にあなたの虜に。FIVキャリア、腎臓に問題がある、片手が折れたハンデを背負いながらも、あなたには仰山の「家族希望」が来た。私は善意の中で新鮮なものを吸収し、学ばせてもらった。感謝してもしきれません。実葉、実葉の家族、実葉の家族希望をしてくれた方、実葉を我が子のように愛でてくれたマイママさん、支援してくださった方々、ありがとう。

 

【実葉だけおまけ】

折られた手の手術後、横になることもできないほど強烈な痛みと闘った実葉

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えらかったね。よく耐えた。

 

 

 

5セス(4月16日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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セスへ

emi-goの病院付近のコインパークで出会ったサク(楽)&セス。あなたたちはすぐにでもベチャッと轢かれてしまいそうな場所にいましたね。あなたたちを見たとき、私はこの身を投げ出してでも保護をしなければ、と腹を括りました。大げさではなく本心です。即捕獲箱に入った楽とは違い、慎重なあなたは捕獲箱に入るべきかを悩んでいましたね。でも、入ってよかったでしょ? あのとき入ってよかったでしょ? 捕獲箱の扉がバンと閉まった音を聞き、私は生きてきてよかったと思いました。実葉の家族に名乗りをあげてくれた素晴らしい里親さんのもとで生きるあなたを見て、ますます私は生きていてよかったと思っています。セスの家族もセスもありがとう。

 

 

 

6ちゃたろ→ちゃた幸(6月10日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(左はマイ太郎さん家卒業生結ちゃん)

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ちゃた幸へ(そして結ちゃんへ)

実葉の家族に名乗りをあげた肉球きらりさんにマイ太郎さんの保護猫結ちゃんを紹介。多頭飼育を希望していたきらりさんと猫好きの結ちゃんのために私はFさんからちゃた幸をバトンタッチしてもらいました。前の飼い主の逮捕により多頭飼育崩壊の場から救い出されたちゃた幸。推定7歳前後のおっさんで肥満細胞腫(良性)を患っていたちゃた幸を結ちゃんの友だちとして推薦し送り出したのです。にもかかわらず私の計らいとは裏腹に、ちゃた幸は結ちゃんを拒絶、威嚇。これじゃ本末転倒だと私はずいぶん悩み、きらりさんにも結ちゃんにも申し訳なさでいっぱいでした。でも5年以上身動きも取れないほどの小さな檻に入れられていたちゃた幸だから、ネコミュニケーションが苦手だっただけなのよね。ちゃた幸と結ちゃんは日々距離を縮めています。きらりさんと結ちゃんありがとう。

 

 

 

7すもも(6月11日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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すももへ

TNR対象として2匹のメス猫がemi-goの病院に運び込まれ、1匹は術後リリース。2匹目のあなたは出産間近ゆえemi-goの判断で病院の保護猫になった。あなたは院内で3匹の天使を産んでくれた(子猫たちはりょうちゃんとemi-goが里子に出してます)。実葉の里親に名乗りをあげたあっティーさんにあなたをすすめた私は、何度もあっティーさんとあなたに会いに行ったよね。あなたは子煩悩の慈悲深い母猫で、いっしょうけんめい子育てをしていたね。その姿に里親になるあっティーさんも私も感動。子猫たちより一足先にあっティーさんちに巣立ったあなたはまだ子離れに納得していなかったのか、新境地に戸惑ったのか、なかなか慣れなかったね。でも今は満足でしょ? 子猫たちもみんな元気にしていますよ。尊い命を育んでくれてありがとう。

 

 

 

8エリーゼ→リリ(7月14日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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リリへ

16年半私の相棒だったべべが間もなく逝くだろうという予想のもとで私はあなたたち一家をゴミ置き場から703号室にスカウトしました。あなたたちはゴミ置き場で生ゴミを漁っていて、飢えていて、汚かった。妹と連携しあなたたち家族をつぎつぎ保護。703号室に入れるたびに、チチは「くせーなこいつら全員。すごい臭う」と笑った。困ったね。重度の貧血のべべが死にかけている時期なのに。だけど私は、あなたたちと出会ったこと、保護したことに一寸の後悔もありません。chikakoさん夫妻にあなたをゴリ押しし、トライアルへ連れて行ったとき、chikakoさんはリリを嗅いで「いい香り~♪」と抱きしめてくれた。リリ、わかる? 人次第で、あなたは乞食にもお姫さまにもなれる。成猫を求めていたchikakoさん、子猫リリと私を助けてくれてありがとう。

 

※私が保護したリリのきょうだいチャイ&ラテはマイ太郎さんの卒業生です。

 

 

 

7月20日べべ逝く

 

 

 

9サク→楽(8月5日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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楽へ

ん……なにをどう書こうか。大昔に保護したあじさい(猫)の里親さんからの紹介で、楽へお問い合わせをくれた福田さん夫妻を、私はさんざん待たせてしまいました。きょうだいのセスに比べ、人馴れが遅かった楽。703号室暮らしも長かったよね。楽は特に男性が嫌いで、チチにほぼ心を開きませんでした。せっかくの、せっかくのチャンス、楽へ念願のお問い合わせ……いつもなら私はハンターのごとく食いつきます。なのにべべを失ってしまったから、正常ではいられない時期でした。福田さんはじっと私を待ってくれた。福田さんもまた片足欠損のホイミちゃんを天国へ見送ったばかりだったから。私たちは楽を通して魂が呼応し、あたたかいお茶会を開くことができた。譲り合い、双方の理解と努力、そういうものを改めて教えてくれた福田さん夫妻と楽にありがとう。ちなみに楽は今男性嫌いではありません(笑)。むしろ福田さんにベッタリ!

 

 

 

10十香(9月23日卒業/向かった先は同年卒業の満天家

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卒業後の写真

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十香へ

私ずっとあなたを追ってた。ゴミを漁る野良猫のあなたが勝つか、私が勝つか。数えきれないほど私はあなたに勝負を挑んだよね。でも全敗。あなたはポテチを囮にしてでも私の捕獲箱から逃げ切った。なぜならあなたはリリ、チャイ、ラテを巣穴に残し守る母だったから。私があなたを保護したら子猫たちはひっそりと死ぬ。あなたは本能で母モードだった。私も捕獲は自信があるのに、やられた。そしてやられてよかった。実は外で子育て中だったという事実を知ったとき、鳥肌が総立ちしたよ。満天家の末娘になってから、あなたは母の重責から解放され子猫のようにふるまっているね。満天家はいい住処でしょ? ツイッターで十香と満天の2ショットを流すのが私の楽しみ。だってかわいいんだもん。

 

 

 

11源(10月1日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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源へ

ある日emi-goの病院へ行くと、院内は保護猫だらけでパンク寸前。私は一匹でも里親を見つけたい心境で、ツイッターに保護猫たちの写真を流しました。いろんな方が拡散してくれたおかげでお問合せは多数。その中で(いい意味で)異質に光る希望者さんを見つけたのです。書いてある文章は簡潔かつ必要な情報ばかり。責任感もにじみ出ていました。それがあなたの里親になった方です。おもしろかったのは子猫をいっさい選ばなかった点。「男の子であればどんな子でもいい」と断言した里親さんの一語は私の胸に強く残っています。源ちゃんと先住るい兄は楽園とも呼べる環境でスクスク育っているね。出たがりのるい兄に私たちは笑わせてもらいました。源ちゃんファミリーありがとう。

 

 

 

12蝶々→アンズ(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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アンズへ

あなたを見たとき、私はあなたに恋をしました。もし可能な状況なら、私があなたと暮らしたい。それほどにあなたは私を魅了しまくったのです。あなたはいいお家に行ける! 直感ともいえる私の勘により私は夢中でシャッターを切りました。写真が不得手な私ですが、あなたの姿は、私の腕前でも充分に美しかったです。そんなあなたも不遇な幼少期を過ごしましたね。ベランダで産まれたあなたは、母猫とともに縮こまっていたにちがいありません。あなたの里親になれる方がうらやましい。素直にそう思いました。結果、里親さんもあなたに負けない素敵さでした。想定外に姉妹のかりんをも引き受けてくださったのですから。アンズのおかげだよ。ありがとう。

 

 

13お珠→かりん(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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かりんへ

あなたはラッキーガールです。姉妹のアンズといっしょに広々したお城のお姫さまになれたのだから。あなたは5きょうだいの中でいちばんやんちゃでemi-goに手を焼かせましたね(笑)。風邪の影響で目に濁りが残り、里親さんは毎日3回以上もあなたに目薬をさしています。里親さんは物理的に恵まれているのみならず、地域の猫たちの保護活動や看取りもされてきた愛情深い姉妹。あなたたち姉妹とぴったり似合います。かりんたちは先住猫さんたちとの距離も縮まっているそうですね。うれしいです。かりんにひとつ言いたいのは、きっかけは「アンズ」だったとしても、里親さんはかりんもアンズも分け隔たりなく溺愛していること。あなたは堂々としているからその辺説明しなくてもわかるよね? 里親さん、ありがとう。

 

 

 

14樹々→麦(10月15日卒業/向かった先は同年卒業のメル家)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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麦へ

きょうだいたちが騒いでいるのに、マイペースにねんねしていたあなたが私の脳裏に焼きついています。外見の奇抜さ? といい、愛すべきキャラクターだね。きょうだいたちが次々と巣立つ中、ケージにぽつんと佇むあなたに胸がちくんと痛んだ里親さんは、同年卒業のメルの妹にと手を挙げてくれました。麦とメル。ぜったいに安心という環境下で育てられているあなたたちの未来を私は全く心配していません。里親さんはあなたたちの将来を考えながら、あなたたちの成長を楽しんでいます。そしていろんなことを吸収し、試行錯誤しているそうです。麦、大丈夫だよ。再び外に出されることはないの。麦と家族にありがとう。

 

 

15ほたる(12月1日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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ほたるへ

実葉に並んで2017年の大スターだったほたる。「見えない」というハンデをまったく感じさせない頭の良さ、緻密な計算に基づく行動力、前向きさが私の自慢でした。私もほたるみたいに生きていきたい。そう思わせてくれた逸材です。あなたの保護譲渡を通じて、私は表現したかった。どんな子にも手を差し伸べてくれる方がいることを。保護主として区別差別をすることは保護主にとっても不都合で不便で辛い、と。あなたは全盲だけど、不完全ではありません。あなたはあなたのままが尊く、あなたはあなたのままがいいです。先住猫くろこさんとすっかりお友だちになったね。気むずかしいもうひとりの先住猫天音(703号室卒業生)でさえもあなたと距離が縮まっていることに私はたいへん驚いています。だってくろこさんと天音は未だ仲よしではないのだから。どうかほたるあなたがふたりを繋いでください。ほたるありがとう。

 

 

 

長くなりましたが、以上が私の活動報告兼スター紹介です。スターはまばゆいけれど、数をこなしている方から見たら取るに足らないほどちっぽけな数字でしょ? そこはほんとうなので否定しません。けれど私は一頭一頭に愛と尊敬を込め、全神経を注ぎ丁寧に縁を繋いできたつもりです。

 

 

ふつうの主婦にもこうして誇れる部分があることがありがたい。

 

 

卒業生と里親さんたちのおかげですね。

 

 

頭を垂れ、深謝しています。

 

 

ありがとう。

 

 

読んでくださったみなさまもありがとう。

 

 

最後にひと言。どんなビジュアルでもどんな性格でもどんな年齢でもハンデを持つ子でも必ずお家が決まります。「どうせ見つからない」と決めつけずに、ボーダレスにトライしていきたいですね。

 

 

私はそうします。

 

 

※ 約1日かけて一生懸命書きました。感想をくださーい。活動力となります。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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それぞれのストーリー1 MIHOさんマイママさん

10分更新と言いたいところですが、実は10分更新に2時間以上かかるノロマ女。ゆえに本日の連続更新は6時間以上かけながらやっていきます(予定)

 

 

読む皆さまも大変だと思いますが、お時間のある方はぜひおつき合いください。

 

 

書き終わるたびに気晴らしに散歩へ

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ナナも外(アスファルト)だとまだ歩けるんですよ。

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あ、クローゼットの整理もやっと終えたんです。

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萎えまくりでいっそ風になりたいとか貝になりたいとか精神的なダメージと葛藤を乗り越えることができて、気分爽快っ!

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思わず保護猫ポテチにごほうびあげちゃったよ(笑)。これは前の写真だけど。

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だいぶ経ってしまいましたが、MIHOさんちに泊まった日のことを。極端に食べなくなったさぶが心配でしたが、チチが看てくれるというので行ったのです。

 

 

夜MIHOさんちの最寄り駅で夕飯を済ませお宅へ。途中に通る大きなゴジラを激写!

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ご主人の留守とあって、中年女ふたりのパジャマパーティ!

 

 

MIHOさんちは新築でもないし広くもないけれどとっても落ち着ける場所

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さっそくMIHOさんが用意してくれたパジャマに着替え黒猫クー太を抱っこ♪

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黒猫クー太は703号室卒業猫。劣悪な環境にいた成猫です。

 

 

クー太を保護したとき、世の中にこんな痩せた家猫がいることに驚きました。

 

 

「フック(クー太)たちのこれまで/幸せの703号室」

 

 

↑ クー太(仮名:フック)の過去や保護経緯を書いた記事です。

 

 

クー太は慢性風邪がひどく、ほんとうに手のかかる保護猫でした。息苦しそうにあおっぱなを飛ばしまくるクー太を撫でながら、何度も思ったものです。

 

 

「かわいそうに、かわいそうに……」

 

 

そのクー太を丸ごと引き受けてくれたMIHOさんはまさにスーパーマン。スーパーマンはクー太に留まらず、当時みいさんが保護していた「きなこ」の家族にもなってくれました。私がみいさんにMIHOさんを紹介したのがきっかけです。

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きな~! 元気だった? 相変わらずかわいいねえ♪

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卒業猫クー太のしつこい手厚い接待を受け映画2本を鑑賞。おしゃべりも挟み横に並べた布団で朝までぐっすり。チチのおかげでいい気分転換を果たしました。

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翌朝、駅まで送ってくれる途中にMIHOさんがさぶの食欲増進を祈ってくれました。私は見ているだけですが、後姿が真剣だったのでひそかに感動……

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いい友だちだなあ。

 

 

そのスーパーマンMIHOさんが昨夜母の店で誕生日会の主役をつとめたのです。

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幹事は私。メンバーはみいさんとマイ太郎さん

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事前に母と料理の相談をし、スズキを大皿のメインにしてもらいました。

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台湾では誕生日に焼きそばを食べるので、焼きそばもプラス

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ケーキは、みいさん、マイ太郎さん、私から。MIHOさんうれしそう♪

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ケーキを出すとき、少し演出をしたのです。ほかのお客さまに詫びながら店の電気を真っ暗に消し、音痴の私が大声でバースディソングを歌うという。ほかのお客さまもMIHOさんを祝福し大拍手。MIHOさんのウルウル照れた顔が美しかった。

 

 

みいさん、マイ太郎さん、母、妹、私からのバースディプレゼントの山!

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マイ太郎さんは「クー太&きなこ」の手縫いバッグを作ってきました。すご。

 

 

 

私もみんなにいろいろもらっちゃった^^ ありがとう!

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そうそう。猫関連で知り合った4人がそろえば当然猫の話題が中心になります。

 

 

「ゆずくん」や「椿」の話に及びました。椿の話は次回するとして、まず保護ホヤホヤのゆずくんですが、実はマイ太郎さんのお母さまが近所の方と連携を取りながら家に入れることに成功した子なのです。ラッキーボーイですよ!

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寒空の下で震えていた彼は今、マイ太郎さんのお母さまのお宅でぬくぬく生活しています。家族募集は娘のマイ太郎さんがやるんだそうです。

 

 

マイ太郎さんのお母さまは70代前半のおひとり暮らし。卒業生天音実葉を預かってくださった方として、私のブログにもたびたび登場していますよね?

 

 

まさにスーパーマンのマイ太郎さんのお母さまのもとで、ゆずくんは養生しながら未来のご家族を待つことになりました。マイママさん、LOVE!

 

 

プレゼントに囲まれてにっこりのMIHOさん

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MIHOさんへ

 

 

私の記憶の中のMIHOさんは、絶えず笑顔でうるさく、元気のいい女性です。

 

 

でも私は知っています。MIHOさんはたびたび耐え難い苦しみの中にいることを。そして決してそれを表に出さないことを。MIHOさんは心に深い傷を負うとひとりで家の中にこもりますね。だれにも迷惑をかけず、だれにも愚痴らず。野生の動物みたいにじっと傷の癒える日を待つのです。

 

 

友だちだから私に話して、私はMIHOさんを励ましたい。

 

 

けれどMIHOさんはひとりで苦しむことを選びます。MIHOさんの苦しみを私に共有させてくれない。私の苦しみは常に共有してくれているのに。

 

 

そのままがいいならそのままでもいいでしょう。それがMIHOさんの魅力かもしれません。しかし願わくば2018年のMIHOさんに笑顔の日が絶えませんように。

 

 

誕生日おめでとう。年齢ばらしていい?

 

 

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スーパーマン

※本日3度目のブログ更新です。

 

 

これでウザい連続UPはおしまいっ。

 

 

最近私はこのブログ記事のコメント欄に寄せられた「匿名」さんを探していました。名乗ってくれたらいいなと思っていたんです。うちの里親ですって?

 

 

いったいだれなんでしょう?

 

 

このたびついにその方を見つけました。

 

 

匿名さんのコメント(ここから)↓↓↓

 

ぴぃ様

こんにちは。私は703号室から里子をお迎えし、たまに保護団体のボランティアをやっているものです。ぴぃ様のお気持ち、とてもよく分かります。三つほどお伝えしたいことがあります。

まず、どうかお気を落とされないでください。その烙印、意外と雑なんです。

例えば、会社の採用なんて、何時間もかけて5次面接までやっても「やっぱりダメ」なケースがありますよね。でも譲渡会では、せいぜい10分程度のヒアリングと数枚のチェックシートだけ。ほとんどの愛護団体はヒトモノカネが不足しています。そんな中、限られた時間の中でたくさんの来場者をさばきつつ、「かわいそうな事故」を防ぐためには、どうしても家族構成等のネガティブな基準で「落として」いくしかない、という理屈なのです。精査といっても、正直なところ中身はかなりお粗末です。契約書なんかもひどいレベルのものを渡されたりします。でもそんなカツカツな状況ゆえに、単なる形式ではねられただけですので、気にする必要はありません。

次に、譲渡会ではなくて、個人またはごく小規模な団体で「お見合い」をやっているところにコンタクトしてみてはいかがでしょうか。

ある程度人が集まると、どうしてもルールを設定する必要があります。既にどなたかが書かれているように「お姉ちゃんにおまけしとくよ」というのが大手スーパーでは認められないのと同じです。でも、実はスーパーでも個人商店がテナントで出ているようなお店だと柔軟な対応をしてくれたりします。
個人の方であれ団体であれ、個人と向き合う余裕のあるところでじっくり膝をつきあわせてご相談をしてみてはいかがでしょうか。譲渡会だと10分しか話せなくても、お見合いなら1時間、ぴぃ様の思いを伝えることはできます。できたらその時に、ご両親のケアプランもお話くださるとありがたいです。悲しいことですが、家族の介護やリストラ、自身の病気等でそれどころではない、といって飼育を放棄する人は確かにいるのです。猫ちゃんも成猫になると次の里親さんを見つけるのは大変です。プライベートなことではありますが、どうかご理解くださいますように。

最後になりますが、私の友人は、ある中堅団体から保護猫をお迎えしようと一度は試みたものの、スタッフの「エモーショナルかつロジカルでない(友人談)」対応に傷つき、結局ペットショップから猫ちゃんをお迎えしました。私自身もそんな友人を説得しきれなかった後悔があり、今この文章を書いています。ぴぃ様のお気持ちはとてもよく分かります。その優しさがどうか今この瞬間困っている猫ちゃんに届きますように。愛を込めて。

 

(ここまで)↑↑↑

 

 

 

なんと匿名さんはみいさんとコラボした2009年卒業猫カノンのママだったのです!

 

 

 

保護猫当時のカノン(仮名:千広)

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みいさん→預かり

 

私→家族募集

 

で、中央区のお嬢さまへ変身した「カノン」。

 

 

里親さんからは何度か物資やご寄付やカノンの近況報告をいただいていたのですが、8年半以上前の譲渡ゆえ、近ごろは年単位でごぶさたしていました。

 

 

そのカノンに妹猫「ベス子」が家族として加わりました。(左カノン、右ベス子)

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ベス子にはほかに2匹の姉妹がいたのですが、里親さんは2匹の姉妹を里子に出し、ベス子を手元に残したのです。以下の記事をおぼえている方はいますか?

 

 

「黒猫姉妹ゆりかちゃんまどかちゃんの赤い糸探し/幸せの703号室」

 

 

里親さんと協力してくれた団体さんの連携で見事に未来を掴んだベス子の姉妹黒猫ゆりかちゃん&まどかちゃん。2匹とも幸せに暮らしています。

 

 

その報告をくださった里親さんからの近況ライン(一部)↓

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このラインのあと、新たに1匹の猫を保護。その子もトライアルへ向かいました。

 

 

カノン&ベス子&新入り保護猫さんの仲よし白団子。ふふ。おいしそう~♪

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私は少しのアドバイスとブログでの宣伝しかしていないにもかかわらず、里親さんは律儀にもチチへのビールとさぶへのお見舞いを送ってくださいました。

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ビールの包装紙をはがしてみたところ中から1枚のお手紙が……。

 

 

アンニイさんが探していた匿名は私です、だって!!

 

 

マジか!! びっくりした!!

 

 

「別に隠す意味もないから公表していい」そうでカノンの近況と里親さんの譲渡活動を含め皆さまにご紹介させてもらいました。すごいな。カノンを譲渡したときはこういう展開になるとは想像すらしていなかった。当たり前か(笑)。

 

 

片目に白濁のある成猫カノンの里親になってくださっただけで感謝の気持ちでいっぱいなのに、8年半の年月を経て、里親さんはパワーアップしまくり。

 

 

尊敬します。

 

 

べべがまだ子犬だった16年以上前の話ですが、私は当時の犬猫の年間殺処分数を心底嘆いたのです。1年間で65万頭もの犬猫たちがガス室で果てて逝きました。現実を知ったばかりの私はPTSDのような苦しみの中にいました。

 

 

そして自己内でいくつもの葛藤を経て、立ち上がることにしたのです。

 

 

私はね、できればスーパーマンに解決してほしかった。

 

 

スーパーマン、スーパーマン、犬猫たちの憐れな現状をどうにかしてください。

 

 

私は無力です。弱虫です。なんにもできません。できません。

 

 

けれど世の中の犬猫を取り巻く理不尽が許せません。スーパーマン!!!

 

 

祈っても祈ってもスーパーマンなど現れず、スーパーマンは存在しませんでした。スーパーマンは架空でありすべての人がスーパーマンになるべきなのです。

 

 

私がはじめに取った行動は「署名活動」。

 

 

自分の足で歩きまわって、署名用紙にサインをしてもらうのです。

 

 

その時代犬猫殺処分数のひどかった千葉県の堂本知事に向け、現状を改善してもらうための内容の署名用紙を片手に幼犬べべとあちこちへ行きました。

 

 

私のスタートはまさに「署名活動」で、その署名活動の合間に出会った不遇な土手犬たちの本格的な支援及び医療や保護譲渡活動へと発展していったのです。

 

 

あのとき出会った土手出身の子犬ナナはもうすぐ16歳になろうとしています。

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迷う人がいたら聞いてください。

 

 

スーパーマンはあなたです。

 

 

あなたこそがスーパーマンで、あなたの不可能を探す前に、あなたの可能を探してみてください。16年前に比べ犬猫たちの処遇は格段によくなりました。

 

 

彼らの地位が向上し、命として持つべき当然の尊厳に着目できる人が増えたのです。今こうしている間にも死んでいく子はいるでしょう。しかし今こうしている間にもスーパーマンは生まれています。

 

 

私たちひとりひとりがスーパーマンです。

 

 

祈るために合わせた両手をいったん広げ、できることをしてください。

 

 

できることが終わったあと再び両手を合わせて祈るのです。

 

 

私もスーパーマン。カノンのママもスーパーマン。

 

 

これを読む人もみな、スーパーマンです。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

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10分更新 ②麦ととろろに会いました!

リル、お母さんちょっと行ってくるよ? チチいるからね。

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「あ、そ」

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片目を開けテキトーにごあいさつのリル(涙)。

 

 

老化が原因なのか、お母さんにいっさい興味ナシなのか? 後追いしてくれません。どちらにせよさびしい。でも気持ちよさそうにねんねしているからいいや。

 

 

 

車で1時間。考えごとをしながらひとりドライブ……

 

 

「アンニイさ~~~ん!!」

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常に美しい笑顔を絶やさない卒業生麦&とろろのママさんが迎えてくれました。

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マンションに集合スペースやカフェまでついていてうらやましい。麦&とろろはみいさんと私の合同卒業生。卒業記事はこちらをご覧ください

 

 

麦&とろろの卒業後はちょくちょくお邪魔しています。

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行くたびに猫グッズが増えているという……

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麦&とろろの好物もオトナ買い

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人んちでクリスマスモードを味わって幸せを噛みしめています。

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自分ちはいっさいなんも飾っていません。

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麦&とろろの自慢話が止まらない里親さん

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接待役のとろろ坊

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私も抱っこさせてもらいました。

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麦嬢は獣臭の私を避け、寝室に避難しています。

 

 

とろろ坊~! おみやげのちゅーるはおいしいかい?

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「はいっ! これはぼく 夢中になるおいしさです」

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よかった^^ 麦もあとでママにもらってね♪

 

 

さあさあ、時間が1時間しかありません。急ぎぎみでお願いしました。

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最近ひさしくネイルをしていなかった私は年末年始に向け気分をあげたくてネイリストの里親さんに傷だらけの手を変身させてもらうことにしたのです。

 

 

赤系が好きなので「赤系であとはおまかせ」と事前にラインしておきました。

 

 

じゃーん! いい感じ。しかもびっくりするほど安い。ありがとうございます。

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「とろくーん! 爪どう?」様子を見に来たとろろ坊に意見を聞く。

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「いえいえ、どういたしまして! ほーら麦も寝室から出てきたよ」

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「ママは大好き。あなたはイヤ!!」

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まあまあそう言わずにさあ。あなたうちにいたんだからね。(証拠記事)

 

 

一回だけチューさせて~

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女子らしくツンデレの麦嬢ですが、ママだとこのとおり↓

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ご夫婦とも麦&とろろがかわいくてしょうがないとのこと。

 

 

うんうん。見ててよくわかる^^;

 

 

おみやげありがとうございました。

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私より少し年下ですが、同年代の里親さん。仲よくさせてもらっています。

 

 

みいさんが保護した麦&とろろが結んでくれた素敵なご縁に感謝!

 

 

2017年はカツカツで手が回らなかったけれど、来年は保護猫ポテチを送り出して、また人と猫の、人と人の良縁を結べるようがんばりますね。

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あと1記事位は書けるかな?

 

 

10分更新と言いながらぜんぜん10分で終わらないのですが……やってみます。

 

 

LOVE

 

 

 

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10分更新 ①旧友らとの忘年会

703号室卒業犬むじろう家よりさぶへの栄養源が届きました。

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むじの写真はむじ家のツイッターより拝借。陰惨な多頭飼育崩壊現場から私が保護した大昔の卒業生。シニアですが元気にしていますよ。

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「むじさん ありがとな おれがんばっているよ」

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ツイッターにも書いたのですが、私は毎日何度もお子らに投薬、シリンジごはん、点滴をしなければなりません。稀ですが予定がパンパンで急いでいるときはつい「早く飲め」と心でぼやくのです。普段通りにやっているはずですが、どこか雑かつ事務的になります。するとお子らは飲み込んだものをプイッと吐き出したり、そっぽを向いてなかなか飲み込まなかったりします。

 

 

けれど逆に時間や気持ちに余裕があるときは丁寧に向き合い「ゆっくりでいいよ。飲んでくれてありがと。えらいね」と褒めながらします。そういうとき、不思議とお子らはスイスイ飲んでくれます。

 

 

いろんなことを私に教えてくれる尊い家族。家族に感謝しています。

 

 

本日はいっぱい更新するぞ! 年末恒例の「今年の卒業生紹介」に帳尻を合わせなければいけません。書きたいことが山ほどあるのです。

 

 

さて、昨日の午後私は旧友らとの忘年会へ。1度目はさぶの体調が最悪の時期でドタキャン。2度目は友人の誕生日会を兼ねていたので伺ったのです。みんな10代の頃からの友だち。さまざまなフィールドで活躍しています。

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だれがどんな生き方をしようと、お互いに不干渉。世界観が多々あるので当然ですね。夫婦で参加する旧友が年々増え、新たな出会いもありうれしいです。

 

 

中野にある「もっつん」のオーナー春ちゃんと。奥には新婚の奥さんもいます。

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冒頭に載せた卒業犬むじも春ちゃんの店へむじ連れで行ったことがあるそう。私の卒業犬だと言ったら、春ちゃんは「ペットOK」にしてくれた模様です。

 

 

春ちゃんは私を見つけるたびに「見てくださいよ」とiPhoneを差し出します^^;

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どうせ「ハッピー」でしょ? わかってるんだから!(笑)

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春ちゃんはショップ出身の愛猫ハッピーと暮らして3年。そろそろハッピーにお友だちをと考えているんだとか。最初は飼い方がわからなくて、ハッピーを連れて散歩へ出たこともあったのですが、今はベランダにも出さない徹底的な完全室内飼育。理由は「だって危ないじゃないですか」

 

 

そりゃそうだ。

 

 

私は友だちの生き方に干渉しません。批判もしません。

 

 

干渉されたくないし批判されたくないからです。

 

 

でも私なりに春ちゃんに日本の現状を伝えてきました。

 

 

春ちゃんはいつもちゃんと聞いてくれました。

 

 

結論から言って、夫妻とも2匹目は「保護猫」に決めているのです。

 

 

2匹目は私が紹介することになってます。将来そういう形でも春ちゃんとご縁を持てたらいいな。もちろん私の譲渡に「友情割引」はありません。お願いごとを守る約束をしてくれたらお渡しします。

 

 

余談ですが春ちゃんは年に1度、ワクチンがてらハッピーにスクリーニング、エコー、レントゲンの定期健診を受けさせています。ワクチンの時期や種類にまでこだわる徹底ぶり。いいね。

 

 

ちなみに私も負けじとインスタのさぶのジャンピング抱っこ動画を夫妻に自慢。そうしたら「知ってます! すげえ、さぶ!!」だって。さぶの名は言ってなかったのに知ってたんだ。ふふ。

 

 

もうひとり紹介したいのがあめちゃん夫妻。忘年会を開いたこの店のオーナーで写真の中央あたりにいます。こわもてです。

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2017年は旧友らに2度不幸がありました。ふたりとも男性で、ひとりは闘病の末に亡くなり、ふたりめは残念なことに突発的に自殺してしまったのです。

 

 

自らの命を絶ってしまった方はひとり暮らしで、3歳になる三毛猫と暮らしていました。その3歳の三毛猫をあめちゃん夫妻が家族として引き取ったのです。

 

 

ひけらかすような雰囲気ではなく、なにげない会話の中でその事実を知った私。

 

 

あめちゃんの奥さんは私におススメの動物病院を真剣に聞いてきました。

 

 

故人の三毛猫は風邪がひどく、引き取ったあと動物病院を転々とまわっているようです。

 

 

なんか泣けた。

 

 

私は早々に帰らなければならず、通常は幹事に声をかけ静かに消えるのですが、高揚感を抑えきれず、だれかが歌っていたカラオケのスイッチを切ってマイクを握り、みんなへの感謝とみんなの活躍を祈る旨を伝えて去りました。

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ふだん私は友人の中にいても「譲渡活動」についてほぼ話しません。

 

 

昔は興味なさげにあしらわれるのが怖くて話せませんでした。

 

 

最近はそれぞれの生き方をわざわざ語る場ではないと思うから話さないのです。

 

 

オンとオフの切り替えがうまくできるようになったのも話さない一因かも。

 

 

しかしフェイスブックなどを通じてみんな多少知ってくれているらしく、だれも私をバカにしたり、否定しないのです。

 

 

「そんなことなんかよりもっと面白いことやろうぜ」と。

 

 

犬猫に関係のない旧友らはむしろみんなこう言ってくれます。

 

 

「アンニイがめざす社会になればいいな。がんばれ」

 

 

私は胸がいっぱいになって家路に着きました。合計3時間のエネルギーチャージ

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読んでくださりありがとうございます。

 

 

10分更新と言いながら1時間かかってしまいました。

 

 

まだまだ10分? 更新がつづきます。

 

 

LOVE

 

 

 

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