保護猫ひな、愛のお引越し

皆さまこんにちは。前回の更新から、また、だいぶ時間が経ってしまいました。

 

 

その間に、我が家のさぶが天国へ旅立ってしまったのを、ご存じの方も多いと思います。

 

 

私は今、パソコンの前に座るという動作自体が、辛いです。

 

 

さぶがこの世からいなくなったことが、心身に堪えます。けれど、保護猫ひなが幸せになったことを皆さまにご報告するのが筋だと思うので、つづきを書かせていただきますね!

 

 

着いて早々、新居を探検するひな

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「お見合い」も里親さん宅だったので、このときで2度目でした。

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1か月のトライアルからの開始です。

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セキュリティーや、個人情報などの観点から、今回、細かい環境紹介は割愛しますが、脱走防止対策が万全の、素敵なお宅です。玄関を入ると、こうして二重の扉がありました。

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掃き出し窓

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ひなは、ケージに入ってのスタートですが、いざというときに、生活空間(お部屋)が3つに分けられるので、隔離もできます。おうちは陽当たりがよく、清潔そのものでした♪

 

 

先住猫のチャコくん

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1歳のチャコくんは、保護主さんと共に、サウジアラビアから東京へ来たのですよ。

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目が不自由ではありますが、快活でやさしく、楽しそうに暮らしています。

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チャコくんと里親さんは、譲渡会で出会ったのですが、目に留まったチャコくんが頭を離れなかったと仰っていました。そして、ひなにも同じように、「縁」を感じてくださったそうです。

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里親さんのお人柄に、私はすっかり安心しています(笑)。

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実は私、チャコくんがサウジアラビアにいた頃から、チャコくんを知っていたのです。

 

 

知っていたどころか、一時は、うちで預かる案も出ていた位です。

 

 

しかし、さぶの体調が不安定だったので、チャコくんを預かる件を、結局はお断りをしたのですが、チャコくんが気になっていた私。まさかこういう形でチャコくんに会えるとは夢にも思わず、うれしさのあまり、悲鳴をあげてしまいました。生きていると、いいこともあるのですね。

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703号室に来るかもしれなかったチャコくんが、里親さんに出会って、ちゃんと豊かな猫生を歩んでいたこと、そこに、ひなも家族として加わること……感慨深いですよね。

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ふたりともおめでとう!

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トライアルが無事に終わったのは、紳士的なチャコくんのおかげです。

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ひ、ひなちゃん……

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チャコくんと仲よくね!

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あたたかく、大らかなお心で向き合ってくださった里親さんにも深謝しています。

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ひなは、皆さまの応援を受け、里親さんに愛される「家猫」になりました。里親さんが送ってくださるひなやチャコくんの写真に目を細めながら、胸をなでおろしています。

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これからも、ゼロより一のスタンスで、保護譲渡にも関わっていきたいです。

 

 

うちには「保護猫きなこ」と、新しく保護した「ふみちゃん」という女の子もいます。

 

 

ゆっくりゆっくり、少しずつ心を動かして、私にできることをしていけたらいいなあ。

 

 

皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

かつくん「x340ひな、おめでとう。書くのが遅くなってごめんなさい。ひなとチャコくんの明るい前途や多幸を願っているよ。愛情をいっぱいかけてもらえる家猫が増えるといいね」

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理性的な愛と、黒猫ひなの正式譲渡

皆さまこんばんは。ひさびさの更新となってしまいました。

 

 

今日、仕事先でふと、「愛情」について考えたのです。

 

 

なぜでしょうね? 寒くなって、人(犬猫)肌が恋しい時期だからかもしれません。

 

 

私は、愛には二種類あると考えています。

 

 

感情的な愛と、理性的な愛。

 

 

例を挙げるなら……

 

 

猫十匹と暮らしている人が、ある日、外で不憫な捨て猫に出会い、悩んだ挙句に、手を差し伸べることにしたとします。感情的な愛で、捨て猫に接するなら、「ああ、なんてかわいそうなの! 私がずっと一緒にいてあげよう」となるのに対して、理性的な愛は、もっと思慮深いイメージです。

 

 

「うちの十匹の先住猫にとって、自分の選択で、新しい猫を迎え入れるのはベストなのか? 新しい猫にとって、うちで十一匹目の猫として暮らしていくのがベストなのか?」

 

 

「一頭一頭の命の重み」を、ちゃんと肩に乗せて生きていきたいと私は改めて感じました。

 

 

だから適切な譲渡は、私にとって、理性的な愛の極致です。

 

 

もちろん、それぞれキャパシティーが異なるので、一概にはいえない部分もありますけど。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、主役ちゃんに登場してもらいましょう!

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1か月のトライアル期間を経て、保護猫ひなが正式譲渡になりました。

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麗しいひな姫

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本当におめでとう!

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譲渡主として関わった私も、すごく幸せです。

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ひなは、春頃に、私の(保護猫2匹の)里親さんの目に留まり、おうちに連れて帰ってもらったラッキーな女の子です。保護後、関係機関(警察、保健所)への連絡はすべて済んでいます。

 

 

身体にいろんなものをくっつけて、外で困っていたひな

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保護した瞬間、いえ、保護する前から、私は里親さんにひなの話を聞いていたので、保護譲渡に関するノウハウや、アドバイスを重ねて、応援していました。そして、里親さんが不在の際は、ペットシッターとして、何度もひなや先住猫さんたちのお世話をさせてもらっていたのです。

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ふふ。ひなの情報はね、筒抜けだし、すべて共有していたのよ♡

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ステキな方に、見つけてもらえたよね!

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ひとりでよくがんばりました。

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花丸大賞ものだと思います。

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恵まれた住環境で家猫修行を積んでいたひなですが、先住猫(元私の保護猫)たちとの折り合いがつきません。特にひなは、さくらちゃんという猫が苦手のようでした。

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私がいるときは、近くにいたこともあったのですが、先住猫のさくらちゃんがひなに遠慮していました。さくらちゃんは、繊細なので、食欲などにも関わってしまいます。

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ほかにも、里親さんにさまざまな事情があって、話し合いの結果、(皆さまご存じのとおり)ひなは703号室に移動してきたのです。この夏の思い出は? と聞かれたら、私は「ひなと過ごしたこと」と答えます。その位、ひなを引き継ぐ前に葛藤し、覚悟を持った濃厚な毎日でした。

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ひな、騒々しい家でごめんね。

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我が家は頭数が多いのよ^^;

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でも、みんなと溶け合ってくれてありがとう♪

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「仲よし」とまではいかないけれど、隔離をせずとも同じ空間にはいれたよね!

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ひなの精神的な成長が、まぶしかったよ。

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たくさん甘えてくれて、笑わせてくれてありがとう。

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703号室に2週間しかいなかったのが信じられないほど、ひなは存在感抜群でした。

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トントン拍子に良縁を掴んで、あれよという間に巣立った黒猫ひな。

 

 

けれど私たちの記憶には、かわいい姿のひなが、しっかりと残っています。

 

 

次回は、ひなの譲渡後の様子をお送りしますね。先住猫のチャコくんも登場します。

 

 

皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

つづく

 

 

LOVE

 

 

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ぱっくんの終の棲家

皆さま、間が空いてしまいました。楽しみにしてくださっている方がいたら、本当にごめんなさい。

 

 

隙間時間を活用して書いているのですが、隙間時間は、(簡単な)料理をしたり、お子たちと触れ合ったりしたいので、ブログにまで手がまわらないことが増えています。

 

 

でも、たいせつな元保護猫ぱっくんの卒業レポートを完結させないとね!

 

 

ぱっくんとのドライブは、20分弱でした。それだけ里親さんちは、うちと近いのです。

 

 

着いて早々、自分のために用意されたおもちゃなどに夢中になるぱっくん

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私のことは、一瞥もくれない始末……

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こちらが拍子抜けしちゃうほど、ぱっくんは楽しそうでした。

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そういえば、「お見合い」も里親さんちだったので、ぱっくんは2度目なのです。

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しかも、前回より、さらに遊べるものが増えているので、遊園地のように感じたのでしょう。

 

 

はしゃぎたくなる気持ちは当然です。

 

 

多少感傷的だった私も、ぱっくんのカラッとした雰囲気に助けられた気がします。

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aiちゃんが、ぱっくんにくれたミッキーの毛布と、お気に入りだったオモチャを持ってきました。

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うわ、ボロい……迷惑かなと思ったのですが、里親さんは喜んでくださいました。

 

 

もとは、新しかったのですよ。ぱっくんが赤いトウガラシさんに年季を入れてくれたのです(笑)。

 

 

ぱっくんのお宅は、「ペット可」ではなく、ペットと共生するために建てられたマンションです。

 

 

だから、安心材料がいっぱいあります。

 

 

まずは、完全に密閉されている、内廊下をご覧ください。

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猫が万が一、玄関から飛び出しても、すぐに外には行けないのです。

 

 

ちなみに玄関も、あらかじめ二重扉の設計(私は玄関から撮影)

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換気に使う窓には柵をつけてくださいました。突っ張り棒をさらに太くする予定とのこと

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猫の脱走は笑い話では済みません。

 

 

命に直結するので、里親さんには「安全対策」をお願いしています。

 

 

ぱっくんちは、室内での事故防止のため、コード類もすべてカバーしてくださるなど、やんちゃなぱっくんにとって、素晴らしい環境だと感じました。ありがたい限りです。

 

 

ぱっくんグッズの一部

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ふふ。実際はもっとたくさんありました。そして、今は、さらに増えています。

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お見合いのあと、「走りまわれるように」と、床に滑り止めのコーティングを塗ってくださった里親さん。一見、わからないところにも、心を配ってくださっていたのです。感動……

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絶対に幸せだった、先代の猫さんたち(許可をいただいての撮影です)

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他県の保健所出身だったぱっくんは、こうして安住の地を得ました。

 

 

ぱっくんの医療費やおみやげまでいただきありがとうございました。

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以下が譲渡から間もない頃のぱっくんです↓

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aiちゃんからもらったミッキーの毛布、使ってくれてる♡

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保健所のケージに収容されていたということは……捨てられたのか、どこかで産み落とされ放置されたのか、ぱっくんの生い立ちは、マイナスからのスタートだったでしょう。けれど、快活なぱっくんのまわりには、「やさしい手」がいくつもあったことを、私は知っています。

 

 

保健所の職員さんたちからの引継ぎの書類に目を通して、私は確信しました。

 

 

ぱっくんは職員さんたちに、とてもかわいがられていた、と。

 

 

aiちゃんもぱっくんの引き出しに、忙しい中、いろいろと動いてくれました。

 

 

aiさんもaiさんのご主人も、チチを含む703号室の我が家メンバーも、みんなぱっくんが大好きでした。ぱっくんの幸せを願いながら、自分たちにできることをしたのです。

 

 

みんなの愛をベッタリと擦りこんで、里親さんに託したので、ぱっくんの譲渡は、いい譲渡だと確信しています。ぱっくんは愛されるために、この世に生まれてきたのです。

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おめでとう! ぱっくん!

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ぱっくんは、サイコーだよ!

 

 

この良縁は、応援してくださった皆さまのおかげでもあります。どうもありがとうございました。

 

 

かつくん「x339ぱっくん、卒業おめでとう。ぼくと同じ黒白模様のぱっくんに、ハハはメロメロだったよね。これからも、元気に、たくましく、ぱっくんらしく生きてください」

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LOVE

 

 

 

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ぱっくんというねこを振り返ると

最近の私の楽しみのひとつが、里親さんが放出する卒業生ぱっくんの動向です。

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「ハハ 書くのおそい」

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卒業レポートをUPしなければと思いつつ、仕事が忙しくて時間が取れませんでした。

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ぱっくんは、里親さんに寵愛され、イキイキと暮らしています。

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ぱっくんは私の理想のタイプでした。私は黒白の男の子が異常に好きなのです。

 

 

もう一度、子猫から共に生活をするなら、ぱっくんがよかった。

 

 

健康で、明るく、朗らか。ぱっくんのまわりは、空気がカラッとしていて、清々しいです。

 

 

幼いゆえ、エネルギーがあり余っているにも関わらず、闘病中のさぶや、おっとりしているちゃみへの気遣いもできるタイプ。さぶの特技の「ジャンピング抱っこ」もよく披露してくれたし、天国に眠る犬のべべのお得意の「ボールを持ってくる」も、ぱっくんには朝飯前でした。

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毛色は、天国のかつくんやあまぱんに似ている。甘えん坊のところもそっくり♡

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そうやって私は、ぱっくんに「この部屋の若い頃」を、重ねていたのだと自覚しています。

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「異議あり! ぼくはだれかの身代わりではありません」

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わかっているよ。ぱっくんは、ぱっくんだものね。

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いろんな魅力が組み合わさって、ぱっくんの無二の個性を作りあげているのだと思います。

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だから、私もぱっくんに夢中になった気がするのです。罪な男ですね。

 

 

「家族募集中!」と叫ぶ一方で、ぱっくんが我が家の子になるのを妄想することも、たびたびありました。ちがう理由ですが、保護猫ちゃみのことも同じです。手放すのが淋しい^^;

 

 

保健所時代のぱっくん(写真はaiさんより)

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ちっちゃいのに堂々としていて、かわいいねえ♪

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ぱっくんは、人間の手が怖くないって知っているんだね。

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すごく賢いお子です。

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ほんと、ぱっくんは、やたらと頭がいいのですよ。

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(aiさん、ぱっくんの引き出し、預かり、通院、移動をありがとうございました)

 

 

703号室では、真菌の治療をがんばったね!

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遊び盛りの子猫には酷な、月単位での隔離。かわいそうで胸が痛くてたまらなかったです。

 

 

あの時期は、我慢ばかりさせて、ごめんね。

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ぱっくんがひねくれずにまっすぐに育ってくれたおかげで、私の罪の意識が軽減されました。

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なんてステキなお子でしょうか?

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ぱっくんは、今ある環境を最大限に楽しむことができるタイプの猫さんです。

 

 

ほかの猫ともいっしょに暮らせます。

 

 

しかし、必ずしも先住猫さんの存在を必要としている感じではありません。

 

 

むしろ、人のそばにいたがるので、人間の家族に囲まれたお坊ちゃまライフも満喫できるのです。

 

 

ね?

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そんなわけで、ぱっくんの里親さんは、ぱっくんにとって、最高のご縁だと確信しての譲渡でした。

 

 

3匹の先代猫さんたちを病気などで見送ったあと、猫との暮らしを休むつもりだった里親さん。猫グッズもすべて処分してしまったそうです。そんな中、Xに流れるぱっくんに気づき、最初は里親募集のリツイートなどで応援してくださっていました。やさしいですね。

 

 

家族希望のメッセージはⅩ経由だったので、私は里親さんのXを遡って読んだのですが、先住猫さんを自宅に設置した酸素室で看ていたツイートを見て、お会いすることに決めたのです。ほぼグルメがメインのアカウントでしたが、にじみ出てくるあたたかいお人柄に心惹かれてしまいました。

 

 

あとは、「自分の未練を断ち切る」のを課題に、前を向いて進んだのです(笑)。

 

 

終の棲家に向かうときの一枚

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よし、ぱっくん、ぱっくんにシンプルな言葉を捧げよう!

 

 

ごめんねは、もう言わない。

 

 

まずはありがとう。本当にありがとう。

 

 

ぱっくんと過ごせて、とても幸せでした。

 

 

それから、おめでとう!

 

 

これからは近所から、多幸を祈るね。

 

 

ぱっくんを回想するだけで、豊かな気持ちになるよ。

 

 

やっぱり最後にもう一度、ぱっくんありがとう!

 

 

つづく

 

 

LOVE

 

 

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ぱっくんのご縁が決まりました

皆さまこんにちは。今日は素敵なお知らせがあります。

 

 

ずっと家族募集をつづけていた、我が家の保護猫ぱっくんのご縁が決まったのです。

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ぱっくん、おめでとう!

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里親さんご夫妻は現在、ぱっくんを迎える準備をしています。

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環境が整い次第、ぱっくんは我が家を巣立ちますよ。

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応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのおかげです。

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私はせっかちなので、「家族募集中」「家族募集中」と、書き続けるのが苦手だったのです。

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お問い合わせがないと、どうしたらいいのかわからず、正直、さびしさも覚えました。

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そして、前も言った通り、ぱっくんをかわいいと思う自分の感覚と、世間の反応が乖離しているようで、「どこがダメなのか」を考え込んでしまい、ますます負のループにハマるのです。

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苦しい中でしたが、ブログやSNSにぱっくんを載せると、「いいね」、「リツイート」、「コメント」、「リプ」などで、皆さまは応援してくださいました。ポジティブなメッセージのおかげで、何度も自分の気持ちを立て直すことができたのです。だから、皆さまには、心から感謝しています。

 

 

どうもありがとうございました。

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ぱっくんの里親さんは、3匹の猫さんと暮らしてきた方です。

 

 

闘病をがんばった愛猫さんたちを、ひとり、またひとりと、天国へ見送っていきました。

 

 

昨年の秋頃に、最後の愛猫さんをがんで亡くしたあとから、猫を失うのが辛く、しばらくは猫のいない生活をご夫婦で楽しむつもりだったそうですが……ぱっくんに目を留め、悩んだ末に連絡をくださったのです。でも、いただいた文面から察するに、会う前は、慎重だったと思います。

 

 

それはそうですよね。いろいろ迷いますよね。

 

 

まずは、お互い、一回会ってみることにしました。

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お宅は、うちからすごく近いので、私がぱっくんを連れて行ったのです。

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はじめての場所なので、アウェー感満載で、ぱっくんが隠れると想像していたのですが、ぱっくんは終始ごきげんで、おうちをあちこちを探検。フミフミ、ゴロゴロ……里親さんにどっぷりと甘え、みんなを笑顔で繋いでくれました。ぱっくんの様子を見て、すっかり安心した私です。

 

 

里親さんも、「ぱっくんファースト」で、ほっこりの連続でした♪

 

 

ちゅーるをもらうぱっくん♡

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里親さんは、ペットと共生するために建てられたマンションにお住まいです。

 

 

はじめから内廊下や玄関の二重扉があり、玄関付近の脱走防止対策は必要ありません。

 

 

追加で窓の対策をお願いしたのですが、快く取り組んでくださっています。

 

 

ぱっくんは、安全なお宅で元気に生きていきますよ。

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保護猫ちゃみと

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保護猫きなこのことも、一歩ずつ前進していきますね。

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終盤、ぱっくんには、素晴らしいお宅(セイラちゃん家)からのお問い合わせも加わりました。

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ぱっくんは1匹しかいないので、紹介ができず、大変残念でしたが、ご縁が決まった旨をお話したら、ぱっくんの幸せを喜んでくださったのです。感動して泣いちゃったよ。

 

 

私は、微々たる保護譲渡活動も、仕事も、「個人」でしていますが、結局、私だけの力では、なにも達成できません。まわりの方々のあたたかさに救われている毎日です。

 

 

皆さまにこうしていいご報告ができることをうれしく思います。

 

 

703号室より感謝を込めて

 

 

LOVE

 

 

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