2017年の703号室を彩ったスターたち


2017年は私にとって悲しい年でした。

 

 

703号室のアイコン的存在だったべべを失ったのです。

 

 

正直私はまだ深い闇の中にいます。しかしひとつだけ救いも生まれました。

 

 

自分自身の「死に対する恐怖」が今の私にはいっさいありません。もちろんおばあちゃんになるまで生きる可能性もありますが、いつ死んでもいいです。理由はべべと同じ世界に行ける気がするから。

 

 

そこにはべべをはじめ、私が看取った多くの子たちが待っていてくれるでしょう。私たちは再び出会い、懐きあうことができるはずです。

 

 

無垢なべべたちのいる場所へ向かうためには、私がそれにふさわしい資格を取らなければなりません。日々を精いっぱい生きること、自分が信じた道を歩むこと、自分が手掛けたことを貫くこと。やれるだけやり切れたら、べべが笑顔で迎えてくれます。私の太陽が私に飛び込んできてくれる。

 

 

べべを含めレギュラーメンバーの闘病の合間に私は微々たる譲渡活動をしました。幸せになってほしいと心から祈り、私が行動をした結果です。

 

 

すべての過程を個人でやっているので、卒業生の数は少ない。公表するのが恥ずかしいレベル。その割に声ばかりデカくて、「みんながんばろうよ」的発言をしまくり、違和感を覚えた方もいるでしょう。私の発信に傷ついた方もいるかもしれません。改めてお詫びをするとともに、今日の記事だけはいっしょに喜んでくれたら本望です。2017年の卒業生の数は15頭。

 

 

私の入魂の限りを尽くしました。

 

 

よって彼らは格別な終の棲家へと向かったのです。

 

 

 

1満天(2月4日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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満天へ

あなたはうちの近所で私にスカウトされ、その後病院でしばらく怒っていましたね。703号室に来てからの満天は、自立心がありながらもほかの子たちにも紳士的でやさしく、満天のおかげで保護猫たちはリラックスできたでしょう。亡き「ルラン兄」に似ていると、里親さんの目に留まったあなた。あなたの里親さんと私は同年代でありながら、里親さんには礼儀正しい大きな人間のお子さん(お兄さんとお姉さん)がいた。人間の子どもがいない私は里親さんがうらやましかった。でもそれ以上に立派なお子さんたちを育てあげた里親さんを尊敬しています。満天のファミリーごとが私の未来への希望になりました。ありがとうね。

 

 

 

2花枝→さくら(2月15日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(右のももも703号室卒業生)

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さくらへ

ある動物病院を縄張にしていたさくら。寒空の下、仲よしのなっちゃんが先に保護されたあともあなたは数か月逃げまわり、ようやくFさんに捕まったと聞いたときは心底ホッとしたものです。実物のあなたは驚くほどキュート。得なキャラですよね。うちの男子らはもちろんのこと、里親さんをもメロメロにしたね。トライアル先に待ち受けていた「もも」は女の子。相性が合うのかヒヤヒヤしました。けど反面、あなたならやれる、あなたならできると思ってもいたのです。今では女子同士、仲睦まじく生きていてほほえましい。さくら、癒しと和みをありがとう。必ずまた会いに行くね。

 

 

 

3ソイル→メル(2月18日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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メルへ

Fさんからある地域ぐるみで気にかけている子猫がいると聞いた私は、あなたの保護譲渡を決意。地域の方がカンパで出し合ったお金であなたはワクチンを終えうちにやってきました。お口まわりの模様が私を含めみんなの心をくすぐり、あなたは引く手あまたの大人気だったよね。うちでは最初シャーシャー言いまくりだったけど、徐々に素直さをのぞかせてくれるようになった。みいさんが撮ってくれたキラキラの写真とポイントの首飾りもよかったよね。良縁に恵まれ、卒業後も折に触れemi-goの病院などでちょくちょく会っています。ありがとう。

 

 

 

4実葉(4月3日卒業/向かった先はこちら) ステイ先:マイママさん

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卒業後の写真

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実葉へ

今年の703号室の大スターといっても過言ではない実葉。実葉の吸引力のおかげでいくつもの良縁を結べました。Fさんから小学生に虐待された猫がいると聞き、「面倒くさいな」と思いながら会いに行き出会ったあなたは、汚れた体+メチャクチャに折れた手を引きずり私にひたすら甘えてくれた。その姿が胸に迫り、私は一気にあなたの虜に。FIVキャリア、腎臓に問題がある、片手が折れたハンデを背負いながらも、あなたには仰山の「家族希望」が来た。私は善意の中で新鮮なものを吸収し、学ばせてもらった。感謝してもしきれません。実葉、実葉の家族、実葉の家族希望をしてくれた方、実葉を我が子のように愛でてくれたマイママさん、支援してくださった方々、ありがとう。

 

【実葉だけおまけ】

折られた手の手術後、横になることもできないほど強烈な痛みと闘った実葉

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えらかったね。よく耐えた。

 

 

 

5セス(4月16日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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セスへ

emi-goの病院付近のコインパークで出会ったサク(楽)&セス。あなたたちはすぐにでもベチャッと轢かれてしまいそうな場所にいましたね。あなたたちを見たとき、私はこの身を投げ出してでも保護をしなければ、と腹を括りました。大げさではなく本心です。即捕獲箱に入った楽とは違い、慎重なあなたは捕獲箱に入るべきかを悩んでいましたね。でも、入ってよかったでしょ? あのとき入ってよかったでしょ? 捕獲箱の扉がバンと閉まった音を聞き、私は生きてきてよかったと思いました。実葉の家族に名乗りをあげてくれた素晴らしい里親さんのもとで生きるあなたを見て、ますます私は生きていてよかったと思っています。セスの家族もセスもありがとう。

 

 

 

6ちゃたろ→ちゃた幸(6月10日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(左はマイ太郎さん家卒業生結ちゃん)

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ちゃた幸へ(そして結ちゃんへ)

実葉の家族に名乗りをあげた肉球きらりさんにマイ太郎さんの保護猫結ちゃんを紹介。多頭飼育を希望していたきらりさんと猫好きの結ちゃんのために私はFさんからちゃた幸をバトンタッチしてもらいました。前の飼い主の逮捕により多頭飼育崩壊の場から救い出されたちゃた幸。推定7歳前後のおっさんで肥満細胞腫(良性)を患っていたちゃた幸を結ちゃんの友だちとして推薦し送り出したのです。にもかかわらず私の計らいとは裏腹に、ちゃた幸は結ちゃんを拒絶、威嚇。これじゃ本末転倒だと私はずいぶん悩み、きらりさんにも結ちゃんにも申し訳なさでいっぱいでした。でも5年以上身動きも取れないほどの小さな檻に入れられていたちゃた幸だから、ネコミュニケーションが苦手だっただけなのよね。ちゃた幸と結ちゃんは日々距離を縮めています。きらりさんと結ちゃんありがとう。

 

 

 

7すもも(6月11日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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すももへ

TNR対象として2匹のメス猫がemi-goの病院に運び込まれ、1匹は術後リリース。2匹目のあなたは出産間近ゆえemi-goの判断で病院の保護猫になった。あなたは院内で3匹の天使を産んでくれた(子猫たちはりょうちゃんとemi-goが里子に出してます)。実葉の里親に名乗りをあげたあっティーさんにあなたをすすめた私は、何度もあっティーさんとあなたに会いに行ったよね。あなたは子煩悩の慈悲深い母猫で、いっしょうけんめい子育てをしていたね。その姿に里親になるあっティーさんも私も感動。子猫たちより一足先にあっティーさんちに巣立ったあなたはまだ子離れに納得していなかったのか、新境地に戸惑ったのか、なかなか慣れなかったね。でも今は満足でしょ? 子猫たちもみんな元気にしていますよ。尊い命を育んでくれてありがとう。

 

 

 

8エリーゼ→リリ(7月14日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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リリへ

16年半私の相棒だったべべが間もなく逝くだろうという予想のもとで私はあなたたち一家をゴミ置き場から703号室にスカウトしました。あなたたちはゴミ置き場で生ゴミを漁っていて、飢えていて、汚かった。妹と連携しあなたたち家族をつぎつぎ保護。703号室に入れるたびに、チチは「くせーなこいつら全員。すごい臭う」と笑った。困ったね。重度の貧血のべべが死にかけている時期なのに。だけど私は、あなたたちと出会ったこと、保護したことに一寸の後悔もありません。chikakoさん夫妻にあなたをゴリ押しし、トライアルへ連れて行ったとき、chikakoさんはリリを嗅いで「いい香り~♪」と抱きしめてくれた。リリ、わかる? 人次第で、あなたは乞食にもお姫さまにもなれる。成猫を求めていたchikakoさん、子猫リリと私を助けてくれてありがとう。

 

※私が保護したリリのきょうだいチャイ&ラテはマイ太郎さんの卒業生です。

 

 

 

7月20日べべ逝く

 

 

 

9サク→楽(8月5日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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楽へ

ん……なにをどう書こうか。大昔に保護したあじさい(猫)の里親さんからの紹介で、楽へお問い合わせをくれた福田さん夫妻を、私はさんざん待たせてしまいました。きょうだいのセスに比べ、人馴れが遅かった楽。703号室暮らしも長かったよね。楽は特に男性が嫌いで、チチにほぼ心を開きませんでした。せっかくの、せっかくのチャンス、楽へ念願のお問い合わせ……いつもなら私はハンターのごとく食いつきます。なのにべべを失ってしまったから、正常ではいられない時期でした。福田さんはじっと私を待ってくれた。福田さんもまた片足欠損のホイミちゃんを天国へ見送ったばかりだったから。私たちは楽を通して魂が呼応し、あたたかいお茶会を開くことができた。譲り合い、双方の理解と努力、そういうものを改めて教えてくれた福田さん夫妻と楽にありがとう。ちなみに楽は今男性嫌いではありません(笑)。むしろ福田さんにベッタリ!

 

 

 

10十香(9月23日卒業/向かった先は同年卒業の満天家

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卒業後の写真

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十香へ

私ずっとあなたを追ってた。ゴミを漁る野良猫のあなたが勝つか、私が勝つか。数えきれないほど私はあなたに勝負を挑んだよね。でも全敗。あなたはポテチを囮にしてでも私の捕獲箱から逃げ切った。なぜならあなたはリリ、チャイ、ラテを巣穴に残し守る母だったから。私があなたを保護したら子猫たちはひっそりと死ぬ。あなたは本能で母モードだった。私も捕獲は自信があるのに、やられた。そしてやられてよかった。実は外で子育て中だったという事実を知ったとき、鳥肌が総立ちしたよ。満天家の末娘になってから、あなたは母の重責から解放され子猫のようにふるまっているね。満天家はいい住処でしょ? ツイッターで十香と満天の2ショットを流すのが私の楽しみ。だってかわいいんだもん。

 

 

 

11源(10月1日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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源へ

ある日emi-goの病院へ行くと、院内は保護猫だらけでパンク寸前。私は一匹でも里親を見つけたい心境で、ツイッターに保護猫たちの写真を流しました。いろんな方が拡散してくれたおかげでお問合せは多数。その中で(いい意味で)異質に光る希望者さんを見つけたのです。書いてある文章は簡潔かつ必要な情報ばかり。責任感もにじみ出ていました。それがあなたの里親になった方です。おもしろかったのは子猫をいっさい選ばなかった点。「男の子であればどんな子でもいい」と断言した里親さんの一語は私の胸に強く残っています。源ちゃんと先住るい兄は楽園とも呼べる環境でスクスク育っているね。出たがりのるい兄に私たちは笑わせてもらいました。源ちゃんファミリーありがとう。

 

 

 

12蝶々→アンズ(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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アンズへ

あなたを見たとき、私はあなたに恋をしました。もし可能な状況なら、私があなたと暮らしたい。それほどにあなたは私を魅了しまくったのです。あなたはいいお家に行ける! 直感ともいえる私の勘により私は夢中でシャッターを切りました。写真が不得手な私ですが、あなたの姿は、私の腕前でも充分に美しかったです。そんなあなたも不遇な幼少期を過ごしましたね。ベランダで産まれたあなたは、母猫とともに縮こまっていたにちがいありません。あなたの里親になれる方がうらやましい。素直にそう思いました。結果、里親さんもあなたに負けない素敵さでした。想定外に姉妹のかりんをも引き受けてくださったのですから。アンズのおかげだよ。ありがとう。

 

 

13お珠→かりん(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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かりんへ

あなたはラッキーガールです。姉妹のアンズといっしょに広々したお城のお姫さまになれたのだから。あなたは5きょうだいの中でいちばんやんちゃでemi-goに手を焼かせましたね(笑)。風邪の影響で目に濁りが残り、里親さんは毎日3回以上もあなたに目薬をさしています。里親さんは物理的に恵まれているのみならず、地域の猫たちの保護活動や看取りもされてきた愛情深い姉妹。あなたたち姉妹とぴったり似合います。かりんたちは先住猫さんたちとの距離も縮まっているそうですね。うれしいです。かりんにひとつ言いたいのは、きっかけは「アンズ」だったとしても、里親さんはかりんもアンズも分け隔たりなく溺愛していること。あなたは堂々としているからその辺説明しなくてもわかるよね? 里親さん、ありがとう。

 

 

 

14樹々→麦(10月15日卒業/向かった先は同年卒業のメル家)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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麦へ

きょうだいたちが騒いでいるのに、マイペースにねんねしていたあなたが私の脳裏に焼きついています。外見の奇抜さ? といい、愛すべきキャラクターだね。きょうだいたちが次々と巣立つ中、ケージにぽつんと佇むあなたに胸がちくんと痛んだ里親さんは、同年卒業のメルの妹にと手を挙げてくれました。麦とメル。ぜったいに安心という環境下で育てられているあなたたちの未来を私は全く心配していません。里親さんはあなたたちの将来を考えながら、あなたたちの成長を楽しんでいます。そしていろんなことを吸収し、試行錯誤しているそうです。麦、大丈夫だよ。再び外に出されることはないの。麦と家族にありがとう。

 

 

15ほたる(12月1日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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ほたるへ

実葉に並んで2017年の大スターだったほたる。「見えない」というハンデをまったく感じさせない頭の良さ、緻密な計算に基づく行動力、前向きさが私の自慢でした。私もほたるみたいに生きていきたい。そう思わせてくれた逸材です。あなたの保護譲渡を通じて、私は表現したかった。どんな子にも手を差し伸べてくれる方がいることを。保護主として区別差別をすることは保護主にとっても不都合で不便で辛い、と。あなたは全盲だけど、不完全ではありません。あなたはあなたのままが尊く、あなたはあなたのままがいいです。先住猫くろこさんとすっかりお友だちになったね。気むずかしいもうひとりの先住猫天音(703号室卒業生)でさえもあなたと距離が縮まっていることに私はたいへん驚いています。だってくろこさんと天音は未だ仲よしではないのだから。どうかほたるあなたがふたりを繋いでください。ほたるありがとう。

 

 

 

長くなりましたが、以上が私の活動報告兼スター紹介です。スターはまばゆいけれど、数をこなしている方から見たら取るに足らないほどちっぽけな数字でしょ? そこはほんとうなので否定しません。けれど私は一頭一頭に愛と尊敬を込め、全神経を注ぎ丁寧に縁を繋いできたつもりです。

 

 

ふつうの主婦にもこうして誇れる部分があることがありがたい。

 

 

卒業生と里親さんたちのおかげですね。

 

 

頭を垂れ、深謝しています。

 

 

ありがとう。

 

 

読んでくださったみなさまもありがとう。

 

 

最後にひと言。どんなビジュアルでもどんな性格でもどんな年齢でもハンデを持つ子でも必ずお家が決まります。「どうせ見つからない」と決めつけずに、ボーダレスにトライしていきたいですね。

 

 

私はそうします。

 

 

※ 約1日かけて一生懸命書きました。感想をくださーい。活動力となります。

 

 

LOVE

 

 

 

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14件のコメント

  • 2017年も703号室プロダクションは沢山のスターを世に送り出しましたね。
    どの子も光り輝いています。秘めたるスター性を開花させ個性を磨き上げる技量は、703号室プロダクションの右に出るところは無い
    と思います。
    703号室卒業生と里親様方は、ハハ様にとってどんな財宝よりもどんなプランド品よりもどんな肩書よりも価値のある燦然と輝く宝物です。
    誰でもが手に出来るものでは無く、心と心が触れ合った方たちのみが手にできる財宝です。着飾らなくても見せびらかさなくても、内側から輝く眩しい宝物です。
    どのスターたちもどの里親様たちも、ハハ様の心の中だけでなくハハ様の全身でキラキラと輝いています。
    卒業生や里親様が、ハハ様の勲章でありハハ様の全身を光り輝かせています。
    703号室の卒業生は、里親様の元でさらにスター性を発揮して驚くほど可愛くなっています。703号室の里親様方は、愛情で里子の個性を引き出し唯一無二の存在に輝かせる方々ばかりなのにも驚きます。ハハ様が考えに考えて、この方ならばと託した方々なので深い愛情を持った方なのは分かっていますが、それにしても、心が豊かな方ばかりなので、これは凄い事だと思います。

    • anny703

      豆様
      いつも応援ありがとうございます。そうですね。どんなブランド物より私の宝物です。
      里親さんと卒業生と私の縁がとてもありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
      どの子にも私が考えるマッチングした家庭をと思っています。
      心の豊かな方こそが私の理想であり、超がつくほどお金持ちや誰もが知る著名の方ではなくても
      堅実で誠実で責任感が強く、生活に安定感のある素敵な方々です。
      2018年も細々とではありますが、自分なりに自分の納得できるご縁をミチミチ探していきながら
      スターを磨けるよう日々努力します^^
      本年もよろしくお願いします。

  • 肉球きらり

    ちゃた幸』『結ちゃん』をお迎えした者です。
    ふたりを我が家にお迎えしてから、生活がすっかり変わりました。
    毎朝ちゃた幸のごはん催促から1日がはじまり、ごはんを食べる姿に元気をもらい、大きくてくっさいうんちを確認すると安堵し、水を飲む姿に喜びを覚えています。
    些細なことなのですが、それがとても幸せです。
    ちゃた幸と結ちゃん、それぞれの保護に当たっては色々な方々の愛あるお力が働き、私の元まで縁が繋がりました。
    直接お礼ができていない方々へ、この場をお借りして感謝を…。
    ちゃた幸、結ちゃんを保護してくださり、どうもありがとうございました。心より感謝いたします。ちゃた幸、結ちゃんのおかげで毎日がとても楽しく、幸せで、一緒に寝てくれるふたりに癒されています。これからも大切に暮らしていきます。本当にどうもありがとうございました。
    そしてアンニイさん
    この1年も大変お疲れ様でした。心が半身もがれても止むことなく活動を続けて縁を広げてこられて、心から尊敬しています。芯のある強さや聡明さ、濃淡のある性格はほたるちゃんと似ているなぁと思っていました。私にとっては憧れの女性です。他の素晴らしい里親様とともにこうして私も703号室ファミリーに加えてくださり、とても誇らしい気持ちです。本当にどうもありがとうございます。
    お忙しい日々かとは存じますが、どうぞご自愛くださいね。
    703号室のみなさま、よいお年をお迎えください。
    アンニイさん、大好きです!!!

    • anny703

      肉球きらりさん
      うれしいコメント何度も拝読しました。こちらこそ大好きです。ありがとうございます。
      ちゃた幸と結ちゃんは想定外の仲の悪さで、私もどうしようかと悩んでいたんです。
      でもきらりさんの努力と工夫で、ちゃた幸も結ちゃんも少しずつ変わっていって、関係性を築くことができて
      ほんとうに心の底からうれしく思うし安堵しています。
      結ちゃんの友だちに、とちゃた幸を紹介したのにも関わらず……のできごとだったから。
      きらりさんは大変だったことでしょう。お察しします。手に取るようによくわかります。
      だからこそ今喜びもひとしおで、肉球きらりさんの「3匹の猫と暮らすのが夢だった」が叶うよう祈るとともに
      未来もご縁が持てたらと願わずにはいられません。
      ありがとうがいっぱいの1年でした。ありがとう^^

  • tomoko

    おはようございます。メルと麦の里親です。
    素敵なブログありがとうございます。うちの子が一番可愛い!と思った里親さんは私だけではなかったと安心して、皆様の幸せ感を共感できてほっこり(笑) 田辺さんは犬猫だけではなく、人間も幸せにしてくれると改めて確信致しました。

    メルと麦のお気に入りの写真を、と連絡を頂いたとき、正直困りました。。。なぜなら数え切れないくらい沢山あり、選びきれないんですもの。。。
    結果田辺さんへメル麦の写真3枚ずつ送りつけて選んで頂きました。きっと他の里親様たちも選びきれなかったでしょう(笑)

    我が家もあいさつさせていただいたべべちゃんが天国に旅立たれたこと、私も今でもべべちゃんの笑顔は忘れることはできません。忘れる必要もないと思っています。
    きっとべべちゃんは何十年か後に、天国の入口で、先頭に立って、あの愛くるしい笑顔で田辺さんを迎えてくれるのでしょう。
    私も田辺さんから頂いたメルと麦というかけがえのない生命を大切に、一緒に生きてゆきます。
    来年2月頃に、メルのワクチンと麦の不妊手術を、中島先生の病院でと考えています。

    本当にありがとうございました。そしてこの1年本当にお疲れ様でした。
    どうぞ良いお年をお迎え下さい。

    • anny703

      tomokoさま
      お人柄のあらわれた素敵なコメントありがとうございました。そうですよね。どの里親さんも「うちの子がいちばん」と思ってくださっているにちがいありません。そしてほかの子のことも祝福してくれているのでしょう。そういう方々にたいせつな保護動物を譲渡できるうのはとても幸せです。本年も自分のペースでメルと麦のような幸せな猫たちの縁つなぎをがんばっていきます。
      いつかべべに会うためにも、いつも後悔のないよう生きていきたいです。
      じゃないとべべと私のレベルがちがいすぎて、べべに会えない気がするから^^;
      あの子は純粋で無垢で元気でやさしいのできっといい場所にいます。
      一生懸命生きていた子です。だから私も少しでも高い次元をめざして生きていきます。

  • mido

    いま、とても感動しています。
    なんと尊い活動なんでしょう!
    べべちゃんとの悲しいお別れがあっても、アンニイさんは止まることなく、命をつないできたのですね。
    本当に尊敬します。
    私の友達もただのえさやりから、TNRの活動をいつの頃からか始めていました。
    本当にみんな凄いと尊敬の念でいっぱいです。
    気になっている仔を年明けに1匹保護する予定です。
    協力病院はなかなか難しいけれど、野良猫に協力的な病院を探しました。
    私も頑張ってみようと思います。
    あ~ちゃん、元気で益々賢い仔になってます(笑)
    ときどき福に手を焼いているようです(笑)
    アンニイさん、今年もお疲れ様でした。
    良いお年をお迎えくださいね!

    • anny703

      midoさま
      midoさんにあ~ちゃんをすすめる手紙を出したのが昨日のことのようです。
      私はあ~ちゃんを幸せにできるのはmidoさんしかいないとほんとうに思っていました。
      真剣に考えてくださりありがとうございます。そしてあ~ちゃんを家族として迎えてくださりありがとうございます。
      あ~ちゃんと生きてきたのんちゃんもふくも幸せに暮らしているのでご安心くださいね。
      midoさんも保護活動したりもう1匹保護猫を迎えたり精力的に活動しているじゃないですか!
      素晴らしいことですし、あ~里親さんとして私とつながっているのがとても光栄です。
      本年もどうぞよろしくお願いしますね^^
      あ~ちゃんの幸せを願っています。いつもたいせつにしてくださりありがとうございます!

  • チャトミラブ

    さぶちゃんの膿胸、完治したんですか!!おめでとうございます!
    一時はどうなるかと思いましたのに、この復活ぶり。まだまだご心配はおありでしょうし愛情給餌も続いているようですが、それでも本当に良かった(涙)
    ハハさんチチさんと先生方の愛情と努力の賜物ですね。。

    さて…「なにもできませんが祈ってます」わたしも過去言った事があるかも知れません。
    もし言ってたら本当にごめんなさい。
    よく覚えてないくらい、当の本人には悪気なく簡単に口に出した事かも知れませんが、言われた方からしたら本当に気力の削がれる言葉かと思います。
    私自身も、右も左も分からないままTNRをやってみた時、「すごいなあ〜。私には無理だわ、お金ないし」「すごいねー、私にはできないけど」と、私よりよっぽど余裕のある人達に言われ、なんだか違和感だし、腹立たしくも思ってしまいました。意識の違いかも知れませんが、嬉しくないですし言われる側の気持ちを考えてないのは明らかです。
    「私にもできることを僅かではありますが見つけます、やってみます」←こっちだとすごく嬉しいし糧になりますよね!
    私も今は積極的に保護譲渡してないので、ハハさんの行動は眩しく頭が下がりまくりです。でもやはり署名したり、時々少しだけ啓蒙したりと、目に付く自分にできそうな事はやっていますし、やっていきたいです。直接的ではないし恐縮もしますが、大小や数は関係ない、ワンアクション!ですね。

    私にも大事な里子達がいますが、それは、当時いつも外で見かける全盲の野良猫をどうしよう、と思ってとりあえずインターネットで何か情報をと漁っていた時に、ハハさんともーうすさんのブログを発見した時から始まったのでした。
    そして命を繋いで下さった、かけがえのない里親さん達のおかげです。
    今回の記事を読んで、宝物のような内容に改めて胸が熱くなりました。ありがとうございます。

    ポテチちゃん!ニッコリ顔がチャトラによく似ています。安心します。
    これからどんどん登場させていただけるのなら、すっごく楽しみです!

    • anny703

      チャトミさん
      ありがとうございます。ポテチ、ガンガン前面に出している最中です(笑)。
      これからもどんどん行きます! だってフォルムと言い性格と言いほんとうにかわいいんですもん。
      きっと未来の家族をメロメロにするでしょう。
      さて、言われたくない言葉ナンバーワンですね(苦笑)。何にもできません、は。
      何にもできませんを弁明するために「祈ります」もいらないです。
      チャトミさんがそういったかどうかはわかりません。正直覚えていません。チャトミさんとの付き合いは古いので。
      でも、チャトミさんの行動を私なりに見聞してきました。
      ほんとうに素晴らしい活動をされてきた立派な女性で心底感動し尊敬しています。
      若い女性でありながら半端じゃないエネルギーを外猫たちに使いましたね。そしてお金も。
      チャトミさんに救われた猫は数知れません。
      今はゆっくりしていていい時期なのです。
      ずっと動き続けることはしなくていいんだと思います。
      いつかまた何かアクションを起こしたくなるかもしれない。そのときにすればいいのではないでしょうか?
      チャトミさんは何にもしない人ではありません。
      チャトミさんの過去がそう語っています。すでに1歩踏み出し、多くの結果を出した方です。

  • アンニイ様

    保護譲渡活動未経験の私にとってこの一年で15件の譲渡をされたことは驚異的です。
    それぞれの子をブログで追っていた時に読んでいる私も涙あり笑いありだったことを思い出しました。
    微々たるものだなんて、とんでもない!
    しかも703号室のメンバーが大変な時に・・。
    次から次へと、そして今日も!!

    べべちゃんを見送られて死が怖くなくなったこと、将来べべちゃんと再会するために日々を大切に生きること、これらは私もランボーを亡くした後に同じように考えました。深く共感します。お互い一生懸命生きながおばあちゃんになりましょうね!
    アンニイさんをいつも見守っているべべちゃんはきっと今もこうして頑張っていらっしゃるアンニイさんがとっても誇らしいでしょう!

    リリからのメッセージです
    「ははさん おげんきですか? べべちゃんが たいへんなときに ほごしてくれて ありがとう
    わたしは とっても くさかったんですってね ごめんなさいね
    しんぱいかけていた レオじいとのことだけど さいきん いいかんじです
    レオじいは いけずだけど なれました
    まいにち ぱぱままに かわいいかわいい っていわれながら くらしてます あたりまえだけど
    そのうち じかんがあれば わたしに あいにきてね 
    ちちさん さぶにい あまにい ほほにい ナナさん リルさん そして わたしのぱぱによろしく」

    レオから
    「ハハさん、こんばんは。リリたんを連れてこられて最初は何てこった!と思ったけれど
    慣れてきたらリリたんも可愛いところある気がしてきました。
    特別仲良くないけど、リリたんがいなかったらさみしいかも?って感じ!?
    ところでうちでは703号室の話が出ない日はほぼ無いんですよ。うちのパパママはハハさんと703号室の大ファンなのです。これからも宜しく付き合ってあげてください。」

    • anny703

      chikakoさま
      ありがとうございます。コメント何度も読み返しました。リリたちを保護したときは正直いろんな意味でとてもしんどい時でした。
      だからこそ、我が家を巣立っていく彼らを見てほんとうに感慨もひとしおでした。
      リリ、とかちん、チャイ、ラテ、に続くよう遅くなりましたがポテチもがんばってアピールしていきますね。
      リリ、レオじい、メッセージありがとう。
      リリはおてんばしすぎないこと、レオじいはいつも我慢してくれてありがとうです。
      うちの話題が出ない日はないんですね。とてもうれしいです。
      私もリリ家を思わない日はありません。
      月1頭譲渡を目標にあげてきています。私のやり方ではそれすら難しいのですが、何とか年単位で見たら月平均1頭の(年間12頭)ペースより上回っていました。そこだけは自分をほめてあげたいです。
      しかもむずかしい子も抱えてのチャレンジだったので^^
      みんな素晴らしい里親さんたちのおかげです。
      2018年も新しい出会いを探究しながらがんばっていきますね。
      本年もどうぞよろしくお願いします。

  • kokoron

    今年のGWの「教えてアンニイさん/保護の会」で
    お世話になりましたkokoronと申します。
    703号室ブログが更新されるたび、
    楽しみに拝読しております(^-^)

    今回の記事を拝読して、2017年、
    703号室は本当にいろいろあったのだなあと、
    私までウルウルしてしまいました(^^;A
    べべちゃんとのお別れの前後(多分、今も)、
    アンニイさんもチチさんも、
    いつも心に雲がかかっているような、
    そして時には心中嵐が吹き荒れるような、
    大変な思いをされていたこととお察しします。
    そんな中でも、出会った子たちの幸せ探しをして、
    悩んだり、苦しんだりされながら
    着実に良縁を結ばれている、
    その生き方を、心から尊敬いたします。

    「教えてアンニイさん」でお会いしてからほどなく、
    私も子猫を保護しまして、クー助と仮の名をつけ、
    里親さま探しをすることを
    コメント欄でご報告させていただいたのですが、
    その後、クー助は女の子であることがわかり、
    そうなりますと子猫から育てて多発性のう胞腎のため
    4歳でお空に還ることになった長女が思い出され、
    手放しがたくなって、恥ずかしながら、
    保護した子をうちの子にいたしました。
    そんなわけで、私の初めての里親さま探しは
    挫折してしまったのですけれど、
    ちょっと体験しただけでも結構大変で、
    「これを繰り返し行っていらっしゃる
    アンニイさんは本当にすごいなあ」と思ったりもしました。
    その後、私はスター候補さんに出会うことなく
    現在まで来てしまったのですが、
    今回のブログを拝見して、もしまた候補さんに出会ったら、
    今度こそ、その子を本当のご家族にお届けするための
    取り組みをしよう、と改めて思いました。

    アンニイさんのブログにはいつも勇気をいただいています。
    本当に素晴らしい、素敵な活動をしていらっしゃると感じます。
    これからも、ブログとTwitterを楽しみにさせていただきますね。
    2018年が、アンニイさんとチチさん、
    703号室ファミリー皆さんにとって
    さらにさらに素敵な年になりますよう……!

    • anny703

      kokoronさま
      お返事が遅くなりました。ごめんなさい。でもとっても嬉しく何度も拝読したのです。
      クー助ちゃんのまさかの性別のちがい!! 笑。
      そうでしたか。ならご自身でかわいがればいちばんいいことですよ。恥ずかしながら、ではありません。
      自分の子にできるキャパがあればそれでいいのです。
      でももし次譲渡したいなあと思った子が現れたらそのときはなんでもご相談くださいね。
      私でお役に立てることもあるかもしれませんので。
      ところでクー助ちゃんはなんというお名前になったのですか?
      まさか女子でクー助? それはそれで斬新ですが、きっと変えましたよね?^^
      うちはべべを亡くしてから、心の片側が曇ってしまって、私こそお恥ずかしいながら
      今も心療内科へ通って薬を飲んでいます。抗うつ剤です。
      でもいつかお薬の力なくても元気でいられるよう、2018年は明るい一年になるよう希望を胸にがんばっていきます。
      お互いがんばりましょうね。

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