お出かけとほほの気持ち

子ども時代から朝極端にテンションが低い私は、お子たちのお世話にやたら手がかかります。のんびりやっていると2時間くらい経ってしまう。

 

 

シリンジでナナにごはんを与え終わったところ

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全員の投薬や給餌に加え、お散歩もあるのです。

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べべが生きていたころはもっときつかった。でも生きていてほしかった。

 

 

基本的には家にいるのが好きな私ですが、たまには気分転換もしたい。

 

 

ということで、さぶの体調が悪化する前の話ですが、私はゆちゃんを誘いふたりで女子会をしたのです。ゆちゃんは、「にゃっ展の教えてアンニイさん」に2年連続で参加してくれた方。ツイッターでもいつも親身になってくれています。

 

 

2017年の教えてアンニイさんの集合写真1日目。ゆちゃんはチチの右にいます。

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ちなみにこちらは2日目。皆さま意識の高い素晴らしい方ばかりでした。

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ゆちゃんは私より若い女性ですが、芯があり思いやりの深い方。

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自身も道端で出会った猫数匹を保護しています。

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どうして私を応援してくれているのかを聞きたかったけど、聞くのを忘れてしまいました。けれどいろんな話をしましたよ。

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ゆちゃんの好物パスタきた!

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なにかを質問するといちいち紙に書いて説明してきます(笑)。

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ふふ。私もよくやるそれ。

 

 

2時間ばかりですが、楽しいひとときでした。おみやげもありがと!

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そして先日、703号室卒業生リリの里親chikakoさん夫妻が母の店に来たので私も1時間程度顔を出してみたのです。リリの卒業記事はこちらをクリックしてね。

 

 

台湾薬膳鍋を召し上がっていたおふたり。ご主人はお酒もいけるクチです。

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謙虚でやさしく、知的なのにユーモアもお持ちのchikakoさん。べべの命の終焉の際に里親としてリリを引き受けてくださった私の恩人。リスペクトのチュウを♪

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リリの近況写真(上がリリで下は先住レオじい)。リリさあ、それマウントだよね? 下剋上とも言うね? 703号室卒業生としてもうちょいおしとやかに……

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レオじいお疲れさまです。chikakoさん、プレゼントありがとうございました。クルミッ子大大大好きです。チチのいない間にひとりでペロッと平らげました。

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お子たちの具合が悪いときや自分の体調がすぐれない日、静かに過ごしたい場合は家に潜って、元気や刺激がほしくなったら外へ出る。自分の中でオンとオフの切り替えが昔よりうまくなった気がします。一度きりの人生だから、楽しいも苦しいも味わっておきたいですよね。できれば苦しいは少なめでいいけど。

 

 

リリ一族の保護猫ポテチ、今は薄味の彼ですが、ほたるの卒業記事を書き終えたら大スターに昇格します。事務所はがんばりますよ。やるやる詐欺にならないよう、きちんとポテチを終の棲家へ送り出します。バタバタしてるゆえまだ時間はかかるけど。

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最後はうちでいちばん気の強いほほを並べておきますね。

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数年前、持病の水頭症が一気に悪化し、動くことすらままならなかったほほですが、通院と投薬のおかげでソファー程度の高さまでジャンプができるようになりました。最近はしょっちゅうさぶの様子を見に行ってはさぶを抱きしめグルーミングを施しています。これを書いている最中も、ほほとさぶはひとつのベッドで寄り添って寝ています。私はほほの成長を感じてウルウルの親バカぶり^^;

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ほほは703号室にいなくてはならない存在

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本気で感心する生命力の強さです。だって脳内の大部分が水でパンパンですよ? 東大病院の前田先生いわく「ほほさんの頭部は水に圧迫され脳がほとんどなく、ペラペラの状態」ですから。しかしほほは賢いのです。

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運動機能の不自由さは否めないし、顔つきがほかの猫とはちがうけれど、高い知性の持ち主です。負けん気が強く、なんでも挑戦します。感受性が豊かです。

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さぶが入院している間じゅう、ほほはあまぱんそっちのけでさぶを探しつづけていました。ソワソワソワソワ。リビングのあちこちを覗き込んではがっくり肩を落としていたのです。私の勝手な「擬人化」ではなく、ほほの行動をそのままお伝えしています。そんなほほを見て私は声をかけずにはいられませんでした。

 

 

「ほほ、大丈夫。さぶ帰ってくる」

 

 

本音では私も自信がありませんでした。

 

 

果たしてさぶは帰って来られるのだろうか? と。

 

 

けれどさぶを待ちわびているのは私だけじゃないと知って、心強かったです。

 

 

ほほありがとう。ほほはどうか、ずっとこのまま、このままでいてね。

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家族はいいね。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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私を照らす太陽4 最後の散歩

とわ、13歳の誕生日おめでとう。我が家を巣立ってから10年が経ちましたね。保護猫たちが家族に加わり、今もとわがとっても元気にしていると伺ってうれしかったです。とわは3歳までひどい虐待を受けていたね。でも何ごとにも屈さない笑顔が素敵でした。703号室に来てくれてありがとう。

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少し前にとわ家から亡きべべへ可憐なお花が届きました。

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べべのお骨に添えて飾らせていただきました。感謝!

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とわが里親さん宅に巣立ったあとも703号室同窓会にて何度も遊んでもらったよね。同窓会の記事はこちらをクリックしてください。自慢の卒業犬たちの一部をぜひ見てほしいです。里親さんはお花とカードのほかに、同窓会で撮った写真を送ってくれました。なつかしいべべのはしゃぎぶりに涙が止まりませんでした。

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10年経っても里親さんと私は交流しています。もっと付き合いが長い方もいます。人と人の縁を繋いでくれる犬猫たちの尊さを改めて噛みしめています。

 

 

さて、べべが死に向かって進んでいく様子。死という言葉が憎くてたまりませんが、敢えて死の一語を使います。べべが死に向かっていく様子を、私は少しずつブログに書いています。なぜ少しずつかというと心が苦しくてたまらないのです。

 

 

自分の中で、べべは最愛の存在。ほかの子が二番三番という意味ではありません。べべとの出会いがなければ、私の人生は無意味で空虚なまま終わっていたからです。私は宇宙でいちばんべべが好きで、べべは私の宇宙そのものです。

 

 

べべが逝ったあと、私はすぐに心療内科を受診し、レクサプロという抗うつ剤を処方されました。今も通院していますし、毎晩欠かさず飲んでいます。

 

 

できれば自分が病気であることを隠したいです。心身ともに健やかでなければ、いろんな方々から信頼を得ることがむずかしいかもしれません。

 

 

けれどすべてをひっくるめて、私は私です。喜怒哀楽があり、光と闇があり、感情と理性があります。私だけではなく、だれもがそうではないでしょうか?

 

 

べべは私にとって「大きい」という言葉では表現できない。べべを失った際「アンニイさんの手足をもぎ取られたような苦しみでしょう」と慰めていただくことがありました。そのとき感じたのは、「手足ならまだよかった。むしろ心臓をもぎ取られたに等しい」ということ。べべと私は16年半共に生きてきたのです。

 

 

しかし親孝行のべべのおかげで、生死の別れの悲しみだけで済みました。

 

 

自己満足ですが、もっとも理想的な形で、あの世に送ることができたのです。

 

 

さようならの記事をひとつにまとめるのは不可能です。

 

 

一頭の犬がどういう最期を迎えたのか、犬猫たちと暮らす方々に読んでいただければ本望です。前回の記事にまとめてあるので、よろしければ1と2と3のリンクを遡りべべの最期をご覧ください。よろしくお願いします。

 

↓↓↓↓↓

 

「私を照らす太陽3 さようならの準備/幸せの703号室」

 

 

これからお伝えするのは2017年7月19日、べべが逝く約半日前のできごとです。

 

 

中島先生の往診が終わったあと、お母さんはべべのお昼寝につき合いました。

 

 

夕方6時前後でしょうか? チチがリルと散歩へ出ようとしていたので声をかけたのです。

 

「リルだけじゃなくて、ナナも連れて行ってあげてよ」

 

「うん。わかったそうする」

 

「はい。行ってらっしゃい」

 

 

玄関でナナとリルの首輪にリードを引っ掛けるチチを見て、私は言いました。

 

 

「待って! 私とべべもいっしょに散歩へ行く。みんなで行こう」

 

 

チチはべべを動かすことに猛反対。「もう飲み食いすらできなくなったべべを家で寝かせておけ」の一点張り。言い争っても疲れるだけなので、私はべべの愛車(カート)にクッションを高く詰め込んでべべを抱っこして入れたのです。

 

 

「行くよ。べべも私も行く。みんなで行く」

 

 

頑として曲げない私にチチは呆れモード。こうして最後のお散歩がスタートしました。

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べべがわかるのです。私にはべべのなにもかもがわかる。嘘じゃないです。

 

 

ガタガタする道は私がカートを持ち上げて振動を防ぎました。

 

 

べべ、ナナ、リル、私のたいせつな家族たち。彼女たちの痛みを代われるなら、ぜったいに代わりたい。彼女たちの老いも病も、私が引き受けたい。

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7月とは思えない涼しい散歩日和。べべの耳がときどき風に揺られてパタパタ

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どうしてこんなにかわいいんだろう。

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べべどう責任を取ってくれるの? お母さんは全身が煩悶しています。

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べべ、愛しているよ。

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べべ、ナナ、リルと!

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「来てよかったな。全員で来てよかった」

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べべを見てチチがしみじみ独り言を漏らしました。

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家族写真

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いいなあチチ。あとで私もべべにチュウしまくろ♪

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泣きはらしたすっぴんで醜いですが、べべとお母さんも撮ってもらいました。

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べべの前ではなるべくニコニコしていないとね。

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この表情を見てください。散歩へ連れてきてよかったでしょ?

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心地いい風を浴びるたび薄目を開けべべが笑っているんです。べべが笑ってる。

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私は胸がいっぱいになり、べべを抱きしめそのまま自分の中に押し入れてしまいたい衝動を抑えるのに必死でした。いっそひとつになれたらいいのに。

 

 

 

14歳の頃のべべ。みいさんが撮ってくれました。

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筋肉質だからちょくちょく男の子だと間違われていたべべ

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emi-goに海外のおみやげにもらった赤いワンピースを着てにっこり♪

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どうですか? これなら女の子らしいですよね?

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お母さんは長生きしたいですが、もう一度べべに会えるなら、べべの元へ行けるならそれはそれで喜んで向かいます。べべは再びお母さんと暮らしてくれますか?

 

 

 

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負けていられん

703号室卒業生もも&さくら家よりほたるにプレゼントをいただきました。

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どうもありがとうございます。落ち着いたら姫たちに会いに行きたいです。

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昨夜12時すぎに寝たのですが、朝4時半ごろ目が覚めてしまいました。

 

 

起床後はひたすらドキドキ。辛いときって時間が経つのが遅いですね。

 

 

やっと8時をまわった。よしさぶ、行こう。

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受付開始前に到着。平日の午前中なのに大勢の方がいました。

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さぶの体調が悪いので、一番に預けたのですが、2時間経過してもさぶが手元に戻ってきません。私の不安はピークに達し、蛍光灯の下で目はチカチカ。軽い吐き気を催しました。もう限界……とりあえず気晴らしに院内を歩こう、と立ち上がったとき、前方にマイ太郎さん発見。心配して来てくれたとのこと。

 

 

 

しばらくしてようやく呼ばれました。呼吸困難のさぶはすでに病院の酸素室にいるそうです。やっぱり相当苦しかったんだね。さぶにどう謝ったらいいか。

 

 

 

菅原先生、前田先生がさぶを担当します。写真はおなじみ前田先生

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病名は確定診断を待ってからお伝えしますが、さぶは危険な状態です。不明な点が多くて現在さまざまな検査を受けています。胸の中にドロッとした液体が溢れんばかりに溜まっていて息を吸って吐くのも苦しかったレベル。原因がはっきりとはわかっていなくて、楽観視できない状況。

 

 

先生の話を聞いて気が動転し倒れそうになりました。病院に迷惑をかけたと反省しています。いったいどうしてこんなことになってしまったのでしょう。

 

 

たいせつにたいせつに育ててきたのに。

 

 

さぶは自宅に帰れない状態なので酸素室に緊急入院。さらに検査をつづけていく予定です。退院のメドははっきり立っていません。

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さぶ、がんばるんだよ。

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毎日来るからね。

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マイ太郎さんもなでなでしていってくれました。

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さぶは酸素室から出ようとしたり、私にチュウしようとしたり、やりたい放題

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そんなさぶを見ていたら、負けていられん、と思いました。

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負けていられんです。さぶが闘っているから。

 

 

私は全力でさぶを支えていきます。また落ち込んでしまうかもしれませんが、できるだけさぶの前では笑顔を見せたい。もっと強くなってさぶにとって頼れる存在になりたいです。

 

 

帰宅後、チチがほほがさぶを探していると言うのでほほを注視したら、ほんとうにほほがそわそわとさぶの姿を求めているのが痛いほど伝わってきました。

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さぶは日々ほほがいじめていた相手だもんね。

 

 

ほほに首元を噛まれても、さぶは一度も抵抗しなかったよね。昨日はさぶ用のベッドにわざわざ赴いてマーキングしたでしょ? ほほが去ったあと、ベッドを洗おうとしたら、さぶがベッドに入ってベッドを渡してくれなかったから、今もそのままになっているよ。さぶはほほのおしっこの上に何度も体をこすりつけ、そこで寝てた。朝まで。

 

 

きっとさぶのお腹あたりにはほほのおしっこ臭が漂っているね。

 

 

ほほ、従順な子分がいなくて淋しいかい?

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お母さんは淋しい。

 

 

そして不安です。

 

 

どうか明日もさぶの顔が見れますように。

 

 

 

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I live happily

さて、お待たせしました~!

 

 

本日は十香の卒業を祝して写真満載でお届け日の様子と近況をお伝えします。

 

 

「ぎょっ ひさしぶりのハハだ いちだんと獣臭が漂っていますね 手に猫の入ったかごを持ってるし……だれが入っているのですか?」

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うわ~♪ 満天だあ!! (ぶちゅー)会いたかったよ!

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満天のケージをしばし十香がつかうことに。女子仕様になっています。

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午前中にお邪魔したので、みなさんにお会いできました。

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満天、きみ忙しそうね。

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和室の奥に設置されたケージに十香を入れました。

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十香ちん、ビビってますね。

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大学生のお兄さんが十香につきっきり

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うちに来たばかりの十香は結構気が強かったので、ご家族が十香を触れるようになるまでに数日はかかるだろうと予想していたのですが……

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え?

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早くない?

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高校生のお姉さんも難なくなでなで

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すべてに於いて、ここんちはとにかくナチュラル。漂う空気感がいいのです。この家の雰囲気に十香は最低限の安心を得られたんだと思います。

 

 

お父さんとお母さんは私と年齢が近い。おふたりは若くしてお兄さんとお姉さんを育てたのですが、正直尊敬します。20代前半だった若かりしお父さんとお母さんの弛まぬ努力がお兄さんお姉さんの姿から見えてくるのです。礼儀正しく明るく責任感漂うご一家は日本の宝。私の憧れです。

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妹も入って

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満天にとっても十香にとっても安楽の住処であることはまちがいありません。

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ベッドゾーン。右端には私がお嫁入り道具で持ってきたピンクの猫型のクッションが

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先代猫ルラン兄のために作られた木製トンネル

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キッチン窓の脱走防止対策

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掃き出し窓の脱走防止対策

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満天はただひたすらにかわいがられています。

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そしてうまく言えないのですが、ご家族の満天への愛情の形が、正しく、まっすぐに表れているのです。満天が一員に加わったことで家族仲がますますよくなり一致団結しています。リビングは絶えず家族の憩いの場になっています。

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ポジティブで理想的ですね。

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お姉さん、いじける満天へちゅーるでご機嫌取り(笑)。

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お茶とお菓子をごちそうになって

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十香の医療費をお預かりしました。プレゼントもありがとうございました。

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イチゴのティー、毎晩おいしくいただいています。

 

 

 

環境は最高なので、あとは満天と十香の相性次第。満天も十香も私が近所で保護した猫。私は両方の性格を知っています。きっと十香がうまく立ち回ってくれると信じていました。満天はやさしい猫で、十香は空気を読める猫だからです。

 

 

それでも、実は最初からうまくいっていたわけではありません。

 

 

ひとりっ子生活に慣れてしまった器の小さな満天が十香をシャーシャー威嚇! 十香は満天に怒られ所在なく隅っこに縮こまっていたようです。

 

 

しかし十香ちんは賢い。

 

 

非力な少女風→図々しく活発な女性→ときどきおしとやかぶって満天を油断、同情させる、を繰り返し、見事自分の居場所を手に入れました。

 

 

拍手喝さいを送りたいです。

 

 

満天と十香のペースを見守り、助け、共存の道を模索しつづけてきたご家族の皆さまもお疲れさまでした。十香はお兄さんはもちろんのこと、お父さんをも即メロメロにし、赤ちゃん言葉をお父さんにつかわせているんだとか(汗)。

 

 

以下が満天&十香家から届いた傑作の数々↓

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卒業直後は「儚さ」をアピール

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でも次第に本性が……

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「あらお父さん帰ってきたの? 今 わたし寝てるからお父さんは床に座って」

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「満天兄こっち向かないかな~」   ※手前:十香

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「ぼくのお気に入りの場所 十香に取られたよ」    ※右:満天

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「トライアル中の猫さんたち いい? 一気に距離を詰めるのが得策なの」

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「ポイントは避けられてもがっかりしないこと 叩かれてもひるまないこと」

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「めんどくさくてもなるべくそばにいること 近づくこと」

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「わたしのあつい思いは満天兄に伝わる わたしは昔から意思が強いの」

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「満天兄 よこいい?」

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「お天気になったわね 気持ちいいよね」

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「満天兄 わたしお兄のマッサージ大好き よくこうしてもらってたの?」

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「満天兄 これからは なんでも わたしとふたりで体験しようね」

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「二分割じゃなくて たぶんぜんぶ 二倍になるよ」

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「わたし そんな気がする そのためにこの家に来た気がする」

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母猫十香は母のベールを完全に脱ぎ捨て甘えん坊の末っ子の座を手に入れました。毎日満天と飛びまわってお母さんを寝不足にさせているらしいです。

 

 

小さなニュースかもしれませんが、私にとっては生きる糧といえるほど素晴らしい出会いでした。これからもあたたかいまなざしで応援してくださる皆さまにグッドニュースをお伝えできるようちまちまがんばっていきます。

 

 

派手な活動や見栄えのする宣伝はむずかしいけれど、奥深いやつをね。

 

 

奥深いやつを突き詰めていきます。

 

 

表面をなぞるだけでなく、じんわりと沁みこませるような。

 

 

かつくん「x255十香おめでとう。十香はいろんな意味でハンターだよね。凛としているのに隙もある。美しくかわいくかっこいいです。ぼくからも拍手」

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You make me happy

七夕の夜、私の願いが叶いました。

 

 

苦しい中、まるでなにかにとりつかれ追い立てられるようにスカウトしたけれど、今私は至福の気持ちであの日のできごとを振り返っています。

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あなたのことを想像するだけで、涙がこみ上げてきます。

 

 

あなたが好きです。ほんとうにたまらないほど。

 

 

あなたは母として最善を尽くしました。ゴミ置き場で漁った生ゴミを貪りながらかわいいベイビーたちを立派に育てたのです。ガリガリに痩せていましたよね。

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同じ女性として、ただひたすらに尊敬します。

 

 

おそらくあなたのDNAには愛が組み込まれているのではないでしょうか?

 

 

こんなにあどけないのに

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小柄なのに、泥だらけで地面を這いつくばって、あなたはがんばりましたね。

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十香、孤軍奮闘の子育てはつらかったでしょう?

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子を抱きしめるあなたにもまた、抱きしめてくれる手が必要だったのにね。

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外で会うあなたはいつも飢えていて、緊張を全身に漂わせ、例外なく急いでいました。あなたの事情を知らなかった私は、すべての合致がいったあと、とんでもなく驚いたのです。そうか、そうか、そうだったのか……。

 

 

子猫をどこかに隠していたから、何度も私から逃げ切ったんだね。

 

 

※ 当時のブログはこちら→ 「カモフラージュ/幸せの703号室」

 

 

改めて、あなたの責任感の強さに唸りをあげずにはいられませんでした。

 

 

あなたと私は言葉というツールでお互いの考えを伝え合うことができなかった。

 

 

あなたは自分の子を守るために生きていて、私は生ゴミを漁るあなたが不憫であなたをスカウトしたかった。あなたは私に捕まるわけにはいかなくて、私はあなたを逃すたびに肩を落とした。あなたと私は、私たちは、お互いが平行線のままでしたね。もし会話ができたら、もっと簡単にいったのに。

 

 

でも語り合えないからこそ深い境地の理解に達したのだとも思います。

 

 

十香ちん、あなたのこと、ほとんどわかったよ。

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「あっそ」

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あなたのベイビーたちは「未来」の中でスキップしながら暮らしています。

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あなたが見捨てなかったおかげです。あなたのおかげです。

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次はあなたの番。あなたが甘える番。あなたが解き放たれる番!

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あなたの本性は、子どもっぽくて、いたずらも好きで、さびしがり屋の女の子

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毎晩「男ども」を引き連れ運動会に興じていましたね?

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十香の家族は、やさしいお兄さん猫がいるところがいい。漠然と妄想しながらも、次第にひとりの王子さまの顔が私の頭に浮かんだのです。

 

 

 

「どんな顔?」

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十香ちん、こんな方はパートナーにどうだろ?

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なかなかいいヤツですよ?

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「え……」

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ふふ。大丈夫。実はちゃんとしたイケメンです。

 

 

703号室卒業生満天。十香ちん同様私が近所でスカウトしたスターです。

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満天と十香は保護場所も近いし、顔も声も性格も仕草もそっくりだから血が繋がっている可能性がある気がします。ダメもとでサラッとかるーく満天家に打診。

 

 

すると、満天家から意外なお返事が!

 

 

満天家は十香の保護の一連を私のブログで見守っていて、十香の子、リリチャイ&ラテのだれかを迎え入れようかと家族で少し話し合っていたとのこと!!

 

 

キャー!! なら十香はいかがでしょう?

 

 

私の提案に家族会議の結果満場一致で十香のトライアルが決定。

 

 

やったね!!

 

 

十香は知らないでしょう? 満天家がどれほど快適か。

 

 

4人家族全員が同じ(あつーい)温度で満天を育てています。満天家ファンの私にとって、十香が一員に加われるならこれ以上の安心はありません。

 

 

満天家族紹介の記事は2つあります。をクリックで読んでみてください。

 

 

 

トライアルは十香ファミリー保護現場にいっしょにいた妹と行きました。

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たまには姉妹でドライブです。

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こうして、1匹の汚れた野良母猫がシンデレラになりました。

 

 

所詮人間目線かもしれないけれど、私は十香が外にいた頃より、保護されたあとのほうがイキイキして見えます。過酷な環境で生きなければならない猫たちが1匹でも多く終の棲家を得られるよう祈りながら書いています。

 

 

先日読んだ記事で、陰惨な虐待に遭った猫の中でもっとも我慢強かったのは妊娠していたメス猫だと書かれていました。十香の姿が脳裏をよぎり、私は悲しくてたまりませんでした。「母」は産まれ来る我が子のために気丈にふるまいます。

 

 

どうかどうか、迫害せずにそっとしておいてやってください。

 

 

命を育もうと必死なのは、人間だけではないです。

 

 

保護した日の十香ちんを添えて

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十香に出会って私は幸せになり、十香家も幸せになり、十香も同じだと想像して

 

 

winwinwinの活動!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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にくきゅうのおせわ屋

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