カモフラージュ

2~3日の間にメールを送ってくださった方へ

プロバイダーのサーバーの容量が限界に達したそうで? 数日送受信ができませんでした。もし再送していただければ現在は読めるようになっています。

 

自分の中の片側はまだ時間がかかるので不義理、無礼をお許しください。

 

今日の記事は皆さまにぜひ読んでいただきたいです。よろしくお願いします。

 

 

 

あの日私はようやくケリがついたことに安堵していたんです。

 

 

近所には「夜中にゴミを出す住民が多数」のアパートがあり、何年も前から野良猫たちが生ゴミ(食料)目当てに集まってくるのです。

 

徒歩圏内で1軒だけ無責任な餌やりじじいが住んでいますが、じじいの撒く餌にありつけない子たちは、ゴミ置き場に流れてきます。

 

昔からいたちごっこで私はそこいらじゅうの野良猫たちを保護してきました。私は特に猫がゴミを漁る姿が生理的に嫌いです。猫がゴミ袋を割き一心不乱に腐りかけたものを口にするのが不憫すぎるのです。

 

だから近所には野良猫がほとんどいません。見つけ次第、私が連れて帰るから。私は狙った犬猫に関しては執念深く、用意周到でもあります。

 

 

 

で、きみ!!

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ポテチには見事に騙されました。

 

 

すごいよなあ。振り返って考えると全身の鳥肌が総立ちします。

 

 

何か月前かよく覚えていないのですが、私はふとゴミを漁る茶白を遠目に見かけました。マジかよ? べべがたいへんな時なので、できれば会いたくなかった。保護も譲渡もエネルギーを要します。時間も。

 

 

しかし現実、私は見かけてしまったのです。

 

 

急いで捕獲箱を取りに帰り、ゴミ置き場へ。

 

 

茶白はパッと姿を消し、その後何時間粘っても再び現れませんでした。

 

 

追いかけっこを約1か月の間に、数十回。

 

 

茶白をゴミ置き場で発見。捕獲箱を取り戻るといなくなっている。

 

 

ああうんざり。辟易。

 

 

しかも妙です。

 

 

そこいらじゅうの野良猫なら半日もすればまたあたりをうろつくのに。

 

 

待っても待っても茶白は来ない。

 

 

誰にも言えませんでしたが、私の精神はいよいよ極限に達し、アマーの葬儀を終え帰国した日にゴミ置き場でサッと茶白を見かけたので、ゴミ置き場付近に住んでいる方に泣きついて捕獲箱を庭に置かせてもらうことに。なぜか近隣はみんな捕獲箱を置くことに首を振るので、懇願です。そこは保護犬と暮らしている家ゆえ、いけるかなと。両手を合わせ何度も何度も頭を下げOKをもらったのです。

 

 

「バイクの邪魔にならない場所で」の条件つき

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↑ 深夜に茶白が入った後の画像なので捕獲箱をずらしています。思いっきりバイクの邪魔をしていますが、実際は邪魔にならないところに置いていました。

 

 

中には茶白が入っています。

 

 

念願の茶白が!!

 

 

やった終わった。解放された。

 

 

けれど一つだけ疑問が……。チチにも言っていたんです。

 

 

「茶白さあ、捕まえてみたら、大きいんだよね……外にいたときは、サク位のサイズに思えたんだけど、気のせいかな? なんか腑に落ちない」

 

「外にいるときは儚い感じがあるから(小さく見えたの)かもね」

 

「だといいんだけど」

 

 

茶白ポテチを家に入れてから、ゴミ置き場が荒らされなくなったんです。

 

 

臭いも、通りすぎるときの不快さも目減り。

 

 

やっぱりまちがっていなかった。ただの気のせいか。

 

 

 

しばらく経ち、私がべべと妹家に泊まる計画を実行しようとした夜、衝撃が走りました。とんでもない大事件。ゴミ置き場にいないはずの茶白がいる!!

 

 

しかも3匹の子猫を連れて……

 

 

瞬時にすべての合点がいきました。

 

 

いつも私が見た直後に姿を完璧に消した茶白は、我が家にいるポテチじゃありません。うろつかずに一直線に消えた理由は、どこかの巣穴に隠した子猫のもとに戻るためだったのです。私が捕獲箱を取りに帰るまさにその時、彼女は私に捕まってなるものかと必死に走り子猫のもとへ。強烈な母性で。そして本能で。

 

 

もう、私の完敗。完敗してよかった。よかったよかったよかった。

 

 

もし完敗せずに私が子育て中の彼女を捕まえていたら、彼女は子猫のもとに戻れず、乳飲み子たちは静かに死んでいたでしょう。

 

 

子猫たちがヨチヨチと歩けるようになった頃合いを見計らい、十香(とか)と名づけた彼女は子猫たちをゴミ置き場に連れてきたんです。

 

 

子猫たちがひとり立ちできるよう、立派に育つよう、子猫たちにゴミ置き場という狩りの場を教えに来たんです。都会ですけど、ジャングルと同じ。

 

 

おそらく私に保護された日が、子猫たちと連なって餌場に出たデビューの日。

 

 

一家で派手にゴミを漁り、私の目に留まりました。

 

 

再度勝負。今度は私、十香に負けない。負けるわけにはいかない。

 

 

言葉で例えることなどできぬほど、私は本気でした。全力でした。

 

 

結果、私は十香と十香の育んだ3匹の子猫全員を703号室に案内できたのです。

 

 

その時の記事はこちら

 

 

これはもう、人知を超えたレベルの話だと私は括っています。

 

 

皆さまはどうお感じになりますか?

 

 

 

ポテチ、ポテチが囮になったんだよね。

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私わかる。そう思う。

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私の性格なら、「茶白」を捕まえなければ気が済まないから、ポテチがカモフラージュしたんだよね。時間稼ぎをしたんだよね。わかる。ぜんぶわかる。

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母猫十香、私から逃げ切ってくれてありがとう。あなた若いのに、ほんとうに素晴らしい母親です。あなたを尊敬しています。心から。

 

 

「あら トイレ掃除のおばさん どうしたの? 感極まった顔をして」

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顔はポテチにそっくりで仕草は十香と瓜二つ。きっとふたりの娘でまちがいないです。703号室のたいせつな卒業生エリーゼ改めリリ

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うちでのショートステイを経て、里親さん宅で楽しく暮らしています。

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エリーゼ改めリリの卒業記事は必ず書きますのでお待ちください。

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十香の息子たちはマイ太郎さん宅にて家族募集中です。撮影はみいさん。ちょっぴりシャイだけどハンサム要素の高いチャイと

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薄い色合いが美しい甘えん坊のラテ

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私は5匹ともそれぞれに合った赤い糸を結び、幸せにすることを誓います。

 

 

※子猫チャイとラテについてはマイ太郎さんが募集しています。

 

 

最後に、一家を保護したとき、私はべべが長くないとわかっていたんです。

 

 

べべとの1分1秒が貴重でした。私はべべが宇宙でいちばん好きです。でも、一家を保護したことを後悔していません。微塵も。0.1%も。

 

 

長くなり申し訳ありませんでした。やっと書けたほっとした。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

皆さまにとっていい一日になりますように。

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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1 ぼくと出会うまで

「みなさん こんにちは ちゃたろです このたびぼくに家族ができました 話せば長りますが お時間のある方は ハハの話を聞いてください」

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まず実葉までさかのぼります。

 

 

 

何度も書いているとおり、卒業猫実葉には数多くのお問い合わせが来ました。

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その中で私の3月22日のブログに登場した方が、保護猫ちゃたろの里親になります。

 

 

 

いちばん早くにお問い合わせをくださったおひとり暮らしの女性・・・・・・私はツイッターで「肉球きらりさん」と勝手に呼んでいます(笑)。由来はお会いしたときに肉球がキラッと光る小物を持っていたのがステキで印象的だったから。

 

 

 

肉球きらりさんはお引っ越しをはさむ関係で、実葉をすぐに引き取ることができませんでした。泣く泣くお断りしたあとも、実葉をずっと気にかけてくださり、実葉のご縁が決まったときはいっしょに喜んでくれました。そしてひと目、卒業前の実葉に会いたい、と。

 

 

 

実葉を預かってくださっていたマイママさんに相談すると、マイママさんは快諾。「実葉ちゃんを思ってくださる方ならぜひ会いましょう」そんな風に仰ってくれました。

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「あら タナベさんたち わたしに会いに来たの?」

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3月末、車がなかった私は電車でマイママさんちへ。最寄り駅で肉球きらりさんと待ち合わせ。

 

 

 

改札口で会った肉球きらりさんはにこにこ顔で私に会釈。その顔を見て私もにこにこ返し♪

 

 

 

実葉~! 肉球きらりさんは実葉へのプレゼントを手に遠路はるばる来てくれたのよ^^

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「スリスリのサービスしなきゃ」

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「わ! おやつだ」

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実葉、お接待ありがとう。

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悶絶の後頭部パチ

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肉球きらりさんとお話をして、私は肉球きらりさんは保護猫と暮らすべき方だと思いました。くわえて、できることなら、今後もずっとご縁を持ちたいと欲が出るという・・・・・・。

 

 

 

そこで、マイ太郎さんの保護猫「結ちゃん」をオススメしてみることに。マイママさんもパソコンを持ち出していっしょうけんめい結ちゃんのよさ、かわいさをアピール。すばらしい営業力です。

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肉球きらりさんはもともと実葉へのお問い合わせの段階で、骨折の件もFIVキャリアも腎臓の問題も成猫であることも気にならないと言っていました。そして、2~3匹と暮らせる物理的なキャパシティのある方です。ならばぜひ結ちゃんと結ちゃんのお友だちになる猫を、とお願いしてみたのです。この時点でその「お友だち」がだれになるのかは決まっていませんでした。私はまだちゃたろの存在すら知らなかったのです。

 

 

 

 

結ちゃんを推した理由はいくつかありますが、実は結ちゃんはうちに来るかもしれない子だったのです。結ちゃんを保護したのはゆきちゃんの里親になってくれたまりおさん。結ちゃんはまりおさんの近所に現れた猫でした。まだ若く、遠目には人慣れしていそうな雰囲気だし、近隣住民が猫嫌いで結ちゃんが生きづらそうだから連れ帰ることに。

 

 

 

しかしキャパオーバーとのことで私が相談を受けていたのです。けれど相談を受けた私もキャパオーバー。だからマイ太郎さんが預かることになったのです。

 

 

 

保護直後の結ちゃん

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はじめまして。結ちゃん、あなた個性的な顔してるわね^^

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1月9日、私が指定した病院へまりおさんが結ちゃんを連れてきました。

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結ちゃんを病院に預けたあと、まりおさんとランチ

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ただだべっているわけではありません。たくさんの保護猫を抱え困っているまりおさんに「譲渡」について真剣に話をしています。まりおさんはメモを取りながら聞いてくれました。

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まりおさんと私が帰ったあと、マイ太郎さんが病院へ不妊手術を終えた結ちゃんを迎えに行き、結ちゃんはマイ太郎さんちにステイする運びとなりました。

 

 

 

繊細でシャイな結ちゃん

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だけど結ちゃんは結ちゃんなりに結ちゃんの速度で環境や人間に慣れようとしています。今もその途中かもしれませんが、マイ太郎さんたちとほんとうに努力しています。愛おしいです。

 

 

 

リビングへ出て、クネクネするようになりました。

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ありったけの勇気を振り絞って結ちゃんはちょっとずつ前に進んでいます。

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結ちゃんを支えるやさしいはっちゃん(マイくんも)

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このはっちゃん役を「ちゃたろ」にお願いしようと私は考えました。そして先日、結ちゃんとちゃたろが「お茶会」を開いたのです。どうでしょうか。皆さまいきさつが見えてきました?

 

 

 

お茶会の様子はまたの機会にUPします。

 

 

 

なのに数日前にうちのさぶとちゃたろが大喧嘩しちゃって(号泣)。仲裁に入った私はさぶに左肩を強烈に噛まれてしまいました。ちゃたろも意外と強いことが判明(汗)。大丈夫かな?

 

 

 

ああ。

 

 

 

肉球きらりさんにはもろもろ報告&提案済みです。

 

 

 

お届けまで時間があるので、この件はまた改めて書きますが、肉球きらりさんは、結ちゃんとちゃたろを家族として迎えたいと言ってくださっています。こうして、不遇だった2匹の猫たちは日の目を見ることができました。水面下で私もそれなりにがんばっていたのです。へへ。

 

 

 

肉球きらりさんが実葉に会いに来た日、プレゼントをいただきました。

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手紙は肉球きらりさんじゃなくて、犬や猫が書いたものだそうです(笑)。

 

 

 

譲渡は人と人の縁でもありますよね。ていねいにていねいにやっていきたいです。

 

 

 

もちろん「人」あっての保護譲渡ですが、私は常に保護猫たちに心を寄せていく所存です。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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お話会よろしくお願いします

本日はにゃっ展へおじゃましお買い物してきました。

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首まわらないから王冠にしてみる。使い方ちがうね^^;

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ほしいものがいっぱい(写真はりょうちゃんのブース

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写真コンテストの子たちもかわいい!

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会場でいろんな方とお会いしました。りょうちゃん、卒業生実葉の里親ファミリーとパチッ♪

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お兄さん、背が伸びていてびっくり。ちゃたろに会いたいそうです。落ちついたら来て来て~!

 

 

 

「あら タナベさんひさしぶり わたしの家族と話したそうですね」

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実葉最近少しワルいとの噂を耳にしましたが?

 

 

 

「シー!! タナベさんそれナイショでおねがいしたいです わたしなりにイメージ戦略があるの」

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そう? 私はうれしいですよ。実葉が必要以上に「いい子」じゃなくても、実葉を受け入れてくれる環境だからこそ、実葉は自我を出しているんでしょう? ステキなことですね。

 

 

 

卒業記事のとき、私は実葉の里親さんが玄関の脱走防止対策をさらに強化する予定だと書いたのですが、あのあとすぐにこんな立派な柵が完成。ご主人さまの手作りだとか。すごいなあ。

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帰り、MIHOさん、ゆきみといっきゅうのママ、りょうちゃんと軽く食事。うわー。このメンバーは全員私が譲渡した猫と暮らしています。感慨深い・・・・・・。

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そうそう。5日と6日は「お話し会」をやらせていただきます。

 

 

 

「保護」と「譲渡」の2回です。にゃん太さんのご主人さまが資料をキレイに仕上げてくれました。

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近所のカフェにこもってアンケートに目を通しました。みなさんありがとうございました。

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一度だけひとりで密室(山荘のイメージのマンションの集会室)で通しでやってみたのです。

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時間がかかるので通しの練習に限界があり、限りなくぶっつけ本番風になってしまうのですが、1度だけやってみた感想としては「保護」より「譲渡」のほうが内容がみっちりゆえ、聞く側のみなさんがたいへんな思いをしそうです。ごめんなさい。でもたいせつなことばかりです。

 

 

少し疲れちゃうかもしれないけれど、がんばりましょう。

 

 

ちなみにチチは1回目の「保護」のほうに参加し、「馴れない猫の馴らし方」についてひと言話してくれるらしいです。内容は聞いていませんのでみなさんの参考になるかは不明ですが。

 

 

 

「保護」も「譲渡」も私にはさまざまな経験と自分なりのとロジックがあります。しかしすべてを限られた時間で理路整然と説明するのはむずかしいです。伝えられるようがんばるつもりですが、寛大なお気持ちで参加してくださるとうれしいです^^

 

 

 

にゃん太さんとも先日軽く打ち合わせしました。

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頼りない私をフォローしてくださるとのこと、すみませんありがとうございます。

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準備中だったにゃっ展の会場にて

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手際いいなあ!

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こんな立派な垂れ幕? 発見。布でできています。

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fukkoさんのご主人ケンちゃんと

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道具持ち込み完了。これは「保護」で使うものです。

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見ようと思えば・・・・・・猫に見えるかな? うちのナナ(犬)をイメージしてお友だちが作ってくださったぬいぐるみですが、手ごろなものがこれしかなくて。もういいや。猫だと思ってください。

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べべたちのお世話があるので、完全に準備不足ですが、当日みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。私は緊張しやすいので(ほんとうです)にっこりほほえんでくださいね(願)。

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どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

近日中にちゃたろの未来についても書きますね。お楽しみに!

 

 

LOVE!

 

 

 

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プリンセス実葉2

さて、つづきを書くのが遅くなってしまいましたが実葉家にご案内します。

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※今「i」はちゃんとひっくり返されています(笑)。

 

 

 

あ、りんちゃんだ。よろしくお願いしますね。

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りんちゃんゾーンは、女の子らしく飾られていました。

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「実葉ちゃんにボロボロにされてもぜんぜんだいじょうぶ。このソファ実葉ちゃんにあげます」と言ってくださったソファ。フカフカで気持ちよさそう。

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でもできれば実葉、こっちで爪とぎしてね!

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猫型ベッド

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実葉専用マンション。マイママさんちにあるのと同じタイプですが、実葉家のは「隠れ家」つき!

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実葉を迎えると決めてから、実葉が暮らしやすいよう、実葉中心に気を配ってくださったみかぞさん。準備のひとつひとつに実葉をたいせつに思ってくださっているのが伝わってきます。

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ご主人の力作「掃き出し窓の脱走防止柵」は木枠をつけて強化

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実際とてもじょうぶでした。

 

 

 

後日送られてきた写真

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女性陣が話している間、ご主人と息子さんはかわるがわる実葉を静かに見守っていました。

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ふと目が合ったご主人。ふふ。上品にオネエ座りをしていたところをパチッ♪

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玄関最高! (このほかリビングに入る扉もついています)

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両面鍵つきのアルミの柵が備わっているという。りんちゃん時代からあったんです。

 

 

 

脱走不可能ですね。もうかなり万全なのに、実葉がまちがって外に出てしまわぬよう、ご主人はさらに靴箱付近に柵をつけることも検討しているんだそうです。ありがたい。

 

 

 

息子さんも私に約束してくれました。

 

 

「外に出ないよう、必ず気をつけます」

 

 

 

お届け数日後、みかぞさんと電話の際、みかぞさんが「息子に妹ができた」「息子が言うことを聞いてくれるようになった」「息子がよくお世話をしている」と話していたのが印象的でした。

 

 

 

息子さんはりんちゃんが旅立ったあと猫と暮らしたかったのですが、みかぞさんの気持ちの整理ができるまで、無理にねだるようなこともせず、ご主人とともに、じっと待っていたのです。

 

 

 

若い方の「一拍を置く」は私たちオトナよりもたいへんだったはず。立派ですね。

 

 

マイママさんも感心、安心、です。

 

 

 

素敵なダイニングでお茶をいただきました。

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どれもおいしそう!

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私は息子さんの横に座ってキャラメル味のケーキをごちそうになりました。

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実葉もおやつタイム

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「おいしい~」

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お嫁入り道具もしっかり渡しましたよ!

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皆さまからお預かりした分それぞれに「素敵!」とか「いいですね~」などの感想を述べ、「たいせつにつかいます」と頭をペコッと下げていたみかぞさん。

 

 

 

棚の上に飾られた私の書いたお手紙

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きっといろんなプレッシャーがあったと思うのです。だけど常に爽やかな笑顔で実葉や実葉へのまわりの期待、応援を包み込み、先まわりして物事を考えてくださいました。

 

 

 

実葉と暮らすようになって生活にハリが出てきたらしいですよ?

 

 

 

実葉が横を向いちゃったけど、家族写真(顔出しOKもらってます)

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女性陣の記念写真(実葉カメラ目線)

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息子さんがいいカメラで撮って、すぐに私に送ってくれたのです。ありがとう!

 

 

 

マイママさんと私に心温まるプレゼントも。私の分はべべのクリニケア、スイーツ、手作りのエコタワシ(ああ富士山いいねえ)など。それとお手紙! みかぞさんと息子さんが書いてくれたのです。ありがとうございました。医療費は実葉の不妊手術分の実費をお預かりしました。

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息子さん、達筆。文章もムダに長く生きている私よりずっとじょうず。中身は私への感謝、実葉への思い、そして決意がつづられていました。お手紙大事にします。

 

 

 

以下はみかぞさんが送ってくださった写真

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実葉あなた、プリンセスだねまさに!

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「タナベさん わたし 自分でもおどろくほど そっこうでなじみました」

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「わたし専用のソファでくつろいでいます お兄さんが わたしの枕役」

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「ふわふわで 寝ごこちいいです」

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「マイママさん 見ていますか? わたし 珠のように愛されていますよ」

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「応援してくださったみなさん ありがとう わたし 外にいた頃から お兄さんと仲よくしたかったの 今 お父さん お母さん お兄さんと毎日たのしく 暮らしています 親戚もいっぱいいます 運動会しても ねんねしても おねだりしても わたしの家族は ニコッと笑ってくれます わたしをそっとしておいてくれたりもします

わたしの運転手と秘書役のタナベさんから お世話になったみなさんに 個別にお礼ができなくてごめんなさい わたしの麗しさに免じてゆるしてね

わたし また走れるようになりました そして幸せになりました 実葉より」

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終の棲家を得られる犬猫たちが1頭でも多く増えることを願っています。

 

 

 

かつくん「x246実葉おめでとう。長い道のりだったね。ハハの実葉の第一印象は“体がまっ黒に汚れてるなあ”だったのですが、シンデレラみたいにピカピカになったよね。外や動物愛護センターには多くのシンデレラ候補がいます。ぼくはみなさんの力で“本物のシンデレラ”に変えられると思います。人間の力は無限だから。ハハにできることはだれにでもできること!」

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LOVE!

 

 

 

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愛の所業「卒業前検診」

皆さまこんにちは。ネタは溜まる一方です。ブログ更新が追いつかない^^;

 

 

3月中には必ず「さくら(かえ)」の未来記事をお送りします。まとまった時間が必要な作業ですのでもう少しお待ちください。里親さんとはよく電話でお話ししています。

 

 

 

さて、本日はお輿入れの決まった保護猫実葉の卒業前検診。マイママさんが近所の病院へ連れて行ってくださったのです。スクリーニング(血液)検査、エコー検査を依頼!

 

 

 

食いしん坊姫は検査前の絶食の試練に耐えたそうです(笑)。

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キャリーと洗濯ネットのダブルで、実葉の移動に細心の注意を払ってくださったマイママさん。

 

 

 

だれになんと言われようと、私は「正しい管理こそが最大の愛情」だと思います。私にとっての善き里親さんは著名人でもお金持ちでも飼育歴の長い方でもなく、目に見える安全対策を厭わずに「事故防止に配慮してくださる方」

 

 

決してむずかしいことではありません。

 

 

今回の通院でいえば、移動の際はキャリーの前に、猫を洗濯ネットに入れる。これだけでずいぶんちがいます。お金がかかるわけでも手間ひまがかかるわけでもありませんよね。

 

 

 

エコー検査の結果は3軒目の病院でも「腎臓がひとつしか見当たらない」とのこと。

 

 

血液検査の結果は懸念していた腎臓の数値は極めて良好でしたが、白血球が下がっていました。心配だったので、外出先からemi-goのご主人中島先生に電話。見解を伺いました。

 

 

FIV発症を起因とする怖いものならまず今の食欲はないだろうとのお考えを聞き、納得。

 

 

 

里親さんにも電話で説明し、以後定期的なモニタリングをお願いしました。

 

 

「もちろんです」

 

 

心強いお返事にホッと胸を撫で下ろす。ありがとうございました。

 

 

マイママさんも通院お疲れさまです。

 

 

 

「タナベさん 悪趣味ですよね 嫁入り前のわたしのあちこちを調べるなんて」

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「おかげで今朝は ごはんを抜かれたの 15gも食べ損ねたのですよ!」

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ごめんね。やさしいマイママさんはきっと次多めにくれると思う。

 

 

 

卒業前検診、これまで意味を説明したことがなかったかもしれないけど、聞いてくれる?

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ご縁が決まったのにまた病院?

 

 

きっとうちの卒業生たちは呆れていたにちがいないですね。

 

 

私はこう考えています。

 

 

①卒業直後の移動はあぶない

 

→卒業間もなくはできるだけ移動を控え、「新居になれる」のを専念してもらいたいです。引っ越した直後にあちこち移動が重なると、犬猫たちはますますパニックに陥ってしまう。お互いの信頼関係が薄いまますぐに病院へ連れて行くと脱走にも繋がりやすいです。

 

 

②イヤなことは古巣で済ませてあげたい(笑)

 

→本来喜ばしい「卒業」ですが、やっぱりどうしたって犬猫たちには負荷がかかります。住み慣れた場所を巣立ち、はじめからがんばらなければならないのです。だからイヤなことは古巣で終わらせるのがいちばんです。

 

 

③私が保護動物の状態を「正しく知ること」で里親さんに「適切なアドバイス」ができる

 

→幸せな旅立ちであっても、先述のとおり、保護動物たちはストレスと闘いながら新生活をスタートします。この時期は里親さん側もいろいろと不安です。

 

「ごはんを食べません」

 

「排泄しません」

 

そんな相談が里親さんから寄せられた場合、私は「移動のストレスによるもの」なのか、はたまた「病気のサイン(症状)」なのかを判別しなくてはならないのです。

 

 

「食べないのはどうせ移動のストレスに決まっている」と思う方もいるでしょう。

 

実際大方の保護動物は移動のストレスで、一過性の食欲不振になります。

 

 

しかし私は獣医師ではないので、断言はできません。また、私は断言をしない主義です。

 

 

本当にそうか? そうと言い切れるのか? 常に自分の目を見開いていたいです。

 

 

これは暇人ならではの行動にすぎませんが、以上の理由から私はなるべく保護動物たちを「卒業前検診」に連れて行きます。なおこの際の医療費は原則里親さんに求めていません。

 

 

 

「なるほど~ ハハはネチネチとこまかいのですねえ ぼくそれだけはよくわかりました」

sotu (6)

 

 

 

 

「あ でもぼくのときは卒業前検診はパスでいいですから ぼくは新居でもごはんをしっかり食べますし 食べた分を きちっと放出します ハハのご心配にはおよびません」

sotu (7)

 

 

 

ふふ。セスは卒業前検診をやるかはわからないけど、じきに去勢手術を控えているでしょ? そのときに血液検査して内臓の状態を調べてみようね^^

 

 

 

「え・・・・・・」

sotu (5)

 

 

 

セス、これはねえ、きみたちに誤解されやすく、非常に伝わりにくいところなんだけど、私なりの愛の所業なんですよ。わかってくれ、とは言わないけど(苦笑)。

 

 

 

最後の写真はみいさんが昨日撮ってくれました♪

 

 

 

すごいいい写真がたくさんあるんですが、おいおい自慢させていただきます。

 

 

 

※ にゃっ展お話会、参加者募集です~! 

うっ・・・・・・ぜんぜん宣伝できていない。出るからには皆さまに参加してほしいので、次から宣伝がんばります。今回書いたような内容もちょこっと話せたらいいな。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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