龍とキャッチが間もなく我が家を巣立ちます。
龍とキャッチはおもちゃ遊びがお気に入り。今現在も猫じゃらしをふたりで追っています。
猫じゃらしをしまってある棚の前で鳴いて「おもちゃ出せ!」と訴えるんです。
頭がいいと思いません?
モタモタしていたらふたりで勝手に棚を開け遊び出しました。ほんとうです。びっくりだよ。
幸せになってほしい。お婿入り道具をいろいろ準備していたら淋しくなりました。
馴れたら明るくてかわいい子たちだもん。
みいさんが撮ってくれた龍のお着替えシーン
このときはアピールフォトを撮るために必死だったな。
つい先日のことなのになんかなつかしい。
今日は母の店にマイ太郎さんのお母さまと703号室卒業猫福多朗のママをお招きしフォスターアカデミー前のランチミーティングを開催。マイ太郎さんもちょこっと参加してくれました。
できたてホヤホヤの資料をお見せし簡単に講義の練習も。資料なかなか評判よかったです。
マイ太郎さん母子からは艶やかなピンクのお花とお母さま手作りジャムを。福多朗家は淡いピンクの可憐なお花と福多朗の手作りカード、ほほへのフードをいただきました。
ありがとうございました。ランチ後は母孝行を。そして夕方は妹家へ。母と妹が大ゲンカしているので妹残業の日は母にかわり私がまめと福(犬と猫)のシッター兼お散歩代行役に^^;
キツい。頼むから早く仲直りしてください。
さて、前置きが長くなりましたが連休明けのほほの通院日のことを。
MIHOさんがつき合ってくれました。どうもね。後部座席でほほの面倒を見ています。
MIHOさんが撮った「大抗議中のほほ」。短い動画だからぜひ見てください。
着きました。パーキング探し中!
ほほ、名前を呼ばれるのを待っています。
病院内は多くの患者さんがいましたが、幸い数十分で診察に呼ばれました。
●いちばん重かったときから体重が1キロ以上減少
●(特に犬歯付近の)歯茎の腫れが異常で口の痛みは相当だとのこと
●頭部エコー検査では以前より脳内の水の量が微増した様子
●身体学検査の結果が10か月前のものよりかなり悪化している
→ 脳からの伝達ができず、体の運動機能が「0(反応なし)」と「1(悪い)」ばかりでした。
★脳に水が溜まるのを抑えるため、切っていたステロイドの投与を朝晩再開する。
★抜歯手術は危険を伴うので、まずは抗生物質のコンベニア注射で様子をみる。
★麻酔のリスクがどの程度か、次回の通院時までに担当の前田先生が麻酔科の先生とよく相談をしてくださる。
★利尿剤はつづける。
担当医前田先生に言われた言葉の一部です。
「脳がほとんどないほほさんがなぜ長年生きていられるのかわかりません。ここまで重度の水頭症の症例をぼくは知りません。ほほさんではじめてみました。だから正直、ほほさんのこれからは予想もできません。このまま低空飛行でなんとか生きてくれたらと思います。ただ(歯痛で)食べられずに弱っていくと静かに最期を迎えることも・・・・・・」
話の途中で、前田先生は何度も「水に圧迫されすぎてほほさんには脳がほとんどない」「脳がペラペラの状態」と繰り返したものですから、私は思わず「ほほはバカではありません」的なことを先生に言ってしまったのです。ほほにも考える力、欲求、願望、好き嫌い、そう、ほかの猫並みの感情があることを伝えたくて。
ほほがこれまでにしてきた努力の数々は、ここに書ききれないほどがんばってきたものは、「脳がほとんどない」の一語では片づけられないです。そうじゃない。ちがうよ。
したら前田先生からこう返ってきました。
「はい。ほほさんの行動には高い知性を感じます」
私は胸が熱くなり鼻がつんとしました。
ほほをわかってくれた方がいてくれることに感謝です。
ほほを検査に預けている間、東大病院敷地内にあるレストランでMIHOさんとランチ。こんなにゴージャスなのにぜんぜん高くない。お得~♪
約束の時間前にほほを迎えに行きました。
ほほ、お疲れさま。帰ろうね。
(ほほの以前の東大病院通院時の記事もよかったらお読みください)
ほほは今、いい状態とは言えません。
しかし全力を尽くしサポートします。
理由は家族だから。そしてもうひとつ。
ほほがねえ、生きるのをまったく諦めていないのです。実際のほほはとても強い。
先日も載せましたね。
病院から帰宅後、私はほほを猫用ベッドに載せました。でもほほがまたもや静かな抗議をしたのです。涙が止まりませんでした。スローモーションみたいですが、見てほしいです。
意志があるんです。意志を貫くために努力する。
ほかの猫が2秒でできることが、ほほには3分かかります。
けれど転んでも必ず起き上がる。
ほほは泣き言を言いません。
愛おしくて愛おしくて
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ずっと拝見していましたが初コメです。
本も読ませていただきました。
犬ですが、うちのタンクも先天性の水頭症です。脳は水に押され、薄っぺらくなっています。うちも東大で診てもらいましたが、こんな脳の子はみたことない。加齢に伴いどんなことが起こるかわからない。突然死ももちろんありうると言われました。
でもちゃんと生きています。発覚したのは6歳の時。今年の10月で13歳ですから発覚前より長い時間を過ごしていることになります。
ほほさんは生きようとするエネルギーに満ちている感じがします。その姿を拝見するだけで勇気が湧きます。
前しか見ない彼らの生きる姿勢には教えられることばかりですね。
ほほさんの状態が安定されることを祈っています。
のんさま
タンクちゃんと同じ病気なんですね。東大へ行ったのですか。今13歳ってすごいですね。ほほはあと数ヶ月で9歳になります。
赤ちゃんの頃から傾視がすごいので、病気は赤ちゃんの頃から(先天性)です。そうするともう9年近く病気と闘っていることになりますね。
タンクちゃん同様、ほほも脳がぺらぺらの状態ですが、科学や医学では解明できない独特の身体バランスを維持しながら生きているんだと思います。
先生にもそう言われましたし。これからものほほんと彼らが生きられるように見守っていきたいですね。
私もタンクちゃんのお話を伺いほんとうに勇気づけられました。
のんさま、ありがとうございます。
お互いがんばりましょう。
タンクちゃんにも穏やかな毎日がつづきますように。
こんばんわ。
ほほ君、スゴイ!偉い!!!
動画も拝見しました。
PCの前で思わず「頑張れーー」って
声を上げてしまい、その頑張りと前向き
な姿勢に涙がポロポロとこぼれて
来ました。。。
ほほ君を見ていると「強い生命の力」を
感じます。
先生も驚く程の状態でもほほ君はほほ君
なりに、頑張って生きている。
きっとハハ様やチチ様の深い愛情と
703号室のメンバーの愛と思いやり
。。。何よりもほほ君の「生きたい」と
言う強さがほほ君の力を引き出しているのかもしれないですね。
こうしてPCを通してその姿を見て
いるだけの私だけど、これからも
長くその強い生きる力を見ていたいです。
ほほ君、応援しているよ♪
匿名さま
ありがとうございます。お名前の記述がなかったのですが、もしや書き忘れでしょうか?
いずれにせよコメントとてもうれしいです。
かわいいですよね。そしてがんばっていると思います。
特に肩に力を入れてがんばっているのではなく、ほんとうに「普通」にしています。
普通に普通の猫さんたちと同じような行動をしています。
今も自分で背中あたりをいっしょうけんめいグルーミング中です(笑)。
あ、足に移行しました。
小さいときから特に手をかけなかったのが逆によかったのか、負けん気が強く
できることは全部自分でやってきました。多頭の中で揉まれてかわいそうな気もしますが
かえってよかったのかなとも思います。
これからものほほんと、そして強く、普通に生きてもらえるよう支えていきたいです
ハハ様、申し訳ありません。。。
久ぶりのコメントで、うっかり
記名を忘れていました。。。(^^;
こう云う、抜けているトコが
多々あります。。。(苦笑)
りえさま
。。。
と改行の感じで
りえさまかと思ったんです。
でもちがっていたらまずいかなと思いなにも言いませんでした(笑)
ほほくんは選ばれた猫さんで、ハハさんは選ばれた飼い主さんだと思います。
本当に素敵な関係。
いつまでもお二人が一緒に過ごせるように、祈らずにいられません。
がんばれほほくん、がんばれハハさん!
mamoさま
ほほは今私の布団の上でグルーミングしています。
ほほは子どものときから普通の猫として生きてきました。
つい1年前まではステップを1つ使えば1メートルの食卓にもあがれました。そこでごはんを食べていました。
その頃と比べると今は状態が悪いですが、でもやっぱり普通の猫と同じ行動をしています。
とてもかわいいですね。
普通に生きているのに、それが当たり前だと思ってしまう私に
ほほは普通に生活するありがたさを教えてくれています^^
家族だもの。
そして本人があきらめていないのに、私があきらめてどうする、と、萎えそうな気持ちを奮い立たせること多々あり。
一緒に暮らすと決めたのだから、よい時もそうじゃない時も手を離さない。
ほほくん。本当に可愛いくて食べてしまいたいくらいです。
うさねこさま
かわいくて食べてしまいたいほどですか? ほんとうにとってもうれしいです。
家族ですからね。一生いっしょですよね。ほほはすごく前向きで悲壮感をあまり感じません。
そこがまたかわいくて。