青い目のダンディ ほか

映画字幕翻訳家の松浦美奈さまより保護猫たちにたくさんのフードが届きました。

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毎度ありがとうございます。松浦さんこの時期は超ご多忙なのに気にかけてくださり恐縮です。

 

 

 

本日は一部を持ってFさんちに待機している保護猫「さくら」のもとへ行ってきました。

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さくら、こんばんは。約束どおりちゅーるも持ってきたよ!

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「じゃあそのへんにおいといてください あとで食べますので」

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はいよ。また持ってくるからね。それにしてもあなた、会うたびに洗練されていく気がする。

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さくらの未来についてもちゃんと考えているよ。信じてね。

 

 

さくらのお腹の傷が気になる、とFさん。手持ちの抗生物質を飲ませてくれたようです。お腹を見せてもらいましたが、まあ大丈夫そう。Fさんには念のため通院をお願いしました。

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ココアとミルク姉妹(松浦さんは双子っていうのです。表現がかわいい)はただいま深夜の大運動会を開催中。騒々しい。でもだからこそ卒業したらさびしくなるんだろうなあ。

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本日体重をはかったらココアが930gでミルクが840gでした。500gを超えた時点でうめももさくらさんちから我が家に移動してきたふたり。当初より「1キロで譲渡」が私の目標だったのでちょうどかないそうでうれしいです。里親さんはまだまだ子猫の愛嬌を堪能でき、保護主はそろそろ安心するサイズ感。いいですよね。どうか703号室を巣立つ日までスクスクと育ってください。

 

 

そしてその後も、健やかに成長してほしいと切に願います。

 

 

姉妹のあたらしい名前はお届け記事にて発表します♪

 

 

 

さて、ここからはレギュラーメンバーや我が家の日常などを。冷蔵庫がかわって【だれにでもできる簡単】料理熱が2~3日つづきました。週末ひさびさに会ったチチと食卓を囲うことに^^

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切っただけとか炒めただけとか、適当なものばかりですが、コンビニ弁当ばかりだったのでこれでもだいぶマシな食事だったのですよ。料理の先生らはスルーでお願いします。

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3日目にはお刺身に逃げたけどさ。中トロが半額だった(喜)。

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毎日なにかしら作っていた日々がなつかしいです。たまには自分で作るのもいいですね。

 

 

 

実は金曜あたりから胃がんと闘病中のべべ公の体調が下がってしまいました。

 

 

朝、寝室で突如はげしい嘔吐。吐きながらふらつき、そのままベッドの脚に体をぶつけ、転んでしまいました。見ていてかわいそうなレベルだったので気晴らしに外に連れて行くことに。

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起き上がる元気がありません。

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べべ、調子わるい? 辛いね。

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それでも、公園が見える頃にはちゃんと起き上がり、「べべスタイル」に。

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5分くらい歩かせてみました。気分転換になったでしょうか?

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土曜も日曜も嘔吐ばかり

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薬を飲んでいても、吐き気が止まらないみたいです。

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困ったね。

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食べる量はもちろんのこと、お水を飲む量も制限するしかありません。心が痛いです。

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週明けの今日、大巻先生の病院で薬の処方と血液検査をしてもらいました。

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※ べべの服のファーはフェイクです。

 

 

 

病院嫌いのべべは院内で信じられないほどのエネルギーを放出!

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ほんとうに具合悪いのかよ? 的な表情ですね。

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大巻先生も苦笑い。すみません。べべはじっとしていられない性分なのです。

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血液検査の結果はボロボロ。ここに書ききれないほどあちこちが悪いです。

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しかしべべは生きています。15歳と10か月ですよ。べべの病歴を考えると信じられない。

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べべすごい! ちなみに本日はまだ一度も吐いていません。やるね~!

 

 

もう深く考えないようにしているのです。考えてもキリがないし答えがないです。

 

 

ただ、べべといっしょにいたいから自分なりのベストをつくすのみ。

 

 

 

ああ、明日は水頭症のほほを連れて東大病院へ通院する日。もうそろそろ寝ないと。

 

 

 

私は今夜も青い目のダンディと甘い夜を過ごします。

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皆さまもごゆるりとおやすみなさい。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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我が家はみんな笑っています

今日はいろいろな面々をミックスでお送りします。最近の写真を並べながら!

 

 

703号室の濃いメンバーたちです。写真は私とMIHOさんのiPhoneで撮ったもの。

 

 

先日総菜を買い込み遊びに来てくれた卒業猫クー太の里親MIHOさんありがとう。

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かつおバーとちゅーるのおみやげまで・・・・・・わるいねえ。

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MIHOさんの傑作その1「リル嬢」ウインクもあんよもかわいいでしょ?

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その2「不経済なあまぱん」新鮮なお水が好きなんだそうです。

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その3「黒豹とハイエナ」ほほとべべ公のお決まり2ショット~!

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その4「どアップ美女」。この美女がまた手のかかること(苦笑)。ナナの点滴、1日3回の散歩、投薬、認知症の初期症状“怒りっぽさ、徘徊、鳴き声”にヒーヒーのお母さん^^;

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でも愛しているんです♪

 

 

その5「色男さぶ」“みんな おれに会えなくてさびしかったか?”

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素敵な写真ばかり。iPhoneとは思えません。MIHOさんやりますね。

 

 

 

つづいては私のiPhone写真を。我が家の日常の一コマです。

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深夜、すべての世話が終わって一息ついているとき。DVD鑑賞しながらパチっ!

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ひさびさにソファにあがったほほ。精悍じゃないですか?

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ベッドメイキングのじょうずなナナ。お母さんはナナとリルの間を縫うように寝かせてもらっています。わがままな娘たちですがどこまでもたいせつな存在です。

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足腰の弱いナナは食事がたいへんになってきました。前足がハの字に広がりうまく食べられないのです。食事介助をしていたのですが、私が一度噛まれてからはこのようなスタイルに。

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保護猫満天の変わった食事風景。これを横着者と呼ばずなんと呼びましょう?

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満天はビビるほどふつうに703号室になじんでます。順応力がずば抜けて高く性格のいい猫。食欲と健康状態が安定しています。近日中にきちんとアピールし家族募集を開始しますね。

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保護猫ミルクを抱く妹。写真はありませんが姉妹のココアももちろんそばにいます。

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遊びに来た妹夫婦は子猫ココア&ミルクにメロメロでした。そりゃそうでしょう。萌えるもん。

 

 

ココア&ミルクの食べたいものが未だハッキリしませんが、体重は少しずつ増えています。

 

 

育ってくれればなんでもいい。スクスク大きくなっておくれ~!

 

 

 

慢性腎不全トリオは自宅での皮下点滴(補液)もがんばってくれています。

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さぶのは点滴中に見えないねえ。いつも男気に溢れている自慢のお子です。

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ナナは噛みつき防止のためカラー装着。すぐ終わるからガマンガマンね。

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ひとりであれもこれも。とってもキツい。泣きたい日もあります。

 

 

でも私はお子たちを泣かせたくはありません。努力あるのみ!

 

 

 

MWさま、実葉や保護猫たちへのたくさんのご支援、ビール、お手紙をありがとうございます。ビールは私がおいしくいただきます。お手紙に状況と気持ちを綴りました。

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さかえ先生甘いリンゴありがとうございました。食欲があまり出ない日がつづいていますがフルーツならおいしく食べれますね。

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卒業猫ごましおの里親さん猫フードとご支援ありがとうございました。

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ごまちゃんの先輩猫瑠璃ねえさんもお元気そうでなによりです。

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ごましお↓ も足の手術を受けたんですよ。保護前に車に轢かれてしまって・・・・・・。

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ですが、実葉とはちがい車で轢いてしまった方がごましおを直接病院へ運び、ある程度の治療費を置いて行ってくれました。そのいきさつや我が家でのごまの明るさを書いた自分のブログ記事をひさびさに読んで力が湧きました。(※ごましおの卒業記事はこちらをクリック

「はねやすめの場所/幸せの703号室」

 

 

私は多くの卒業生たちとご家族たち、そしてあたたかい眼差しで応援してくださる皆さまにどう感謝をお伝えしたらいいのかわかりません。皆さまのご多幸を心より願っております。

 

 

明日は自分の通院日。元気よく1日をこなしたいです。

 

 

Smile!

 

 

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息抜きへ ほか

題名からしてだらしがなくてすみません。

 

 

はい・・・・・・自分に甘いですねー。

 

 

ふだんひとり24時間お子たちの世話をする日が多く、ふと気分転換がしたくなった私。

 

 

認知症で血管肉腫(血管のがん)だった老犬ゴンタの介護時に悟ったことですが、たまには外へ出ないと心が死んでいくようなのです。逆に少しでも息抜きができると、ゴンタに会いたくてたまらない気持ちに戻りました。人間にはオンとオフが必要なんだと痛感したのです。

 

 

ゴンタってだれ? と思った方はこちらを↓

 

「土手から来た問題児/幸せの703号室」

 

 

私とちがって仕事で家を空けてばかりのチチは、週末が待ち遠しい模様。お子たちとベタベタしたいらしい。ということで、数時間チチにお子たちをお願いし大好きな街へ。

 

 

家具や小物を見てまわる。美しい物を目に入れたい。

 

 

一軒のお気に入りのお店に2時間はいたでしょうか?

 

 

で、ビーズや刺繍の布製品と壊れてしまったクローゼットのツマミを新調!

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いくつも買えるわけじゃいから迷いに迷った。迷っている間がまた楽しかった。

 

 

ツマミはフリンジつきのにしました。1,600円位だったかな? ホームセンターの物よりは割高かもしれないけれど、丈夫で重厚感がありデザインもかわいいので気に入っています。

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「なかなかいいなあ」

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さぶありがとう。

 

 

 

「ベッドメイキング終えたんなら ささっと出ていってくれる?」

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この部屋の主はリルとチチです(笑)。臭い上むさ苦しい空間をじゃっかん改善してみた。

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チチの仕事関係の会社からプレゼントされたやたらデカい敷き布団。こっちが私の寝床ですが、やっぱりリルさまのセカンドハウス状態に(汗)。リルあなたの性格、どうにかならない?

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と言いながら端っこの方に入れてもらっています。人間って切ない。

 

 

 

「さむっ」

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そうだね。一気に冷え込んできたよね。もうすぐお団子の季節かな?

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2匹以上を愛育している703号室卒業生の里親さん方もみなさんそろって「早く猫団子が見たい」とおっしゃっています。我が家は以下のシーンが顕著になってきました。

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ほほは一時ジャンプができるまでに復活したものの、最近は動きが鈍りほぼ動かない状態。

 

 

でも気づくとさぶがほほを気にかけ、抱いたり舐めたりよく相手にしてくれています。

 

 

さぶは男らしくてやさしい。気も利くしね。我が家の重鎮ですよ。いなきゃ困る存在です。

 

 

保護猫満天も満天のペースでなじんでくれています。

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抱っこできるようになったよ♪

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ケージを開けていても出るでもなく騒ぐでもなく、心配になるほど寝まくっています。

 

 

満天、冬眠してるの?

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外暮らし、疲れちゃったんだろね。一生は長いんだからいいよねゆっくり休む時期があっても。

 

 

満天のご縁探しはのんびりやっていく所存です。

 

 

 

最後に、明け方に撮った写真を!

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視線を感じ目覚めると、べべがおすわりの姿勢のまま私の顔を凝視していました。

 
いつから見られていたのか?

 

 

べべは私の一部かもしれない。

 

 

いやほとんど全部に近い。

 

 

老いも病いも恨めしいです。フリーズさせてしまいたい。

 

 

貴重な時間を過ごしているんだなあと思いました。

 

 

私もしっかり見つめ返さないと。

 

穴が空くほど、お子たちを。

 

 

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ゴールデンレトリバー

べべ公の「ひとりっこ時代」

 

私はしょっちゅう若いべべを連れてドッグランへ行ったものです。

 

 

横浜に住んでいた時はべべ公とふたり、第三京浜をドライブがてら二子玉の「いぬたま」へ。今の場所に引っ越してきてからも大きな公園へ出かけるのが私たちの週末の恒例行事でした。

 

 

べべ公の滑るような走り方が好きでした。

 

べべ公は足の速い犬で、ドッグランの中で中型犬大型犬をグングン抜いて猛進します。

 

 

女の子への誉め言葉にならないかもしれないけれど、実にかっこよかったです。

 

 

むかしむかし、実家そばのドッグランへ連れて行った日のこと

 

当時べべ公はおそらく10か月程度だったと記憶しています。

 

 

ジャックラッセルテリアはコンパクトなボディに見合わず果敢な犬種

 

運動神経抜群、気が強く、怖い物知らず、そしてある程度友好的。我が家は今のような多頭の環境ではなかったのでべべ公の自己中な性格がピークに達していた頃でもありました。

 

 

リードを外すと弾丸のようにすっ飛んでいくべべ公

 

 

私は遠巻きにべべ公の躍動する姿を眺めていました。

 

 

美しいべべ公。生がパンパンに詰まっています。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

え べべどこ?

 

 

ちゃんと目で追っていたつもりだったのに、一瞬私の視界を外れたべべ公

 

 

と同時に、か弱い犬の鳴き声が聞こえ、人の叫び声が耳に入ってきました。

 

 

「ケンカ、ケンカしてる!」

 

 

驚いてドッグランをくまなく見やると、遠くの方でべべ公らしき犬が縮こまっています。

 

 

ダッシュで近づく

 

 

あああやっぱり・・・・・・

 

 

ケンカをしていたのは、40キロはありそうなゴールデンレトリバーとうちのべべ公

 

 

下を向いてガタガタ震えているべべ公の首からは少し血が垂れていました。

 

 

「ごめんなさい。こんな小さな子に・・・・・・」

 

ゴールデンレトリバーの飼い主さんはすぐに私に謝ってくれました。しかし状況から考えて、わるいのはべべ公の方。ゴールデンレトリバーのお気に入りのボールをべべ公が執拗に奪おうとしたのですから。

 

(※最近はオモチャの持ち込みを禁止するドッグランがほとんどだと思いますが、15年前はまだ自分のオモチャで遊ぶのが主流だったのです)

 

 

私はゴールデンレトリバーと飼い主さんに詫び、べべ公を抱いてドッグランを出ました。

 

 

ドッグランを出たあと、べべ公に小声で「ごめんね」を言いました。

 

 

いちばんいけなかったのは目を離した私です。

 

 

ドッグランでガタガタ震えていたべべ公は現場をだいぶ離れてもなおひとりでは歩けず、ますます震えるばかり。抱きながら帰路を歩いている間じゅう、私に泣き言を漏らしてきます。

 

 

「クーンクーン」

 

「ワワワヒーンクーン」

 

「クーン」

 

 

人間の子どもみたいに、目にいっぱいの涙を浮かべながら。

 

 

べべ、首痛かった? どれどれ見せて? ああ、だいじょうぶね。帰ったらいちおうお医者さん行こうか。そっかそっか、悔しかったか。悔しいね、悲しいね、お友だちに怒られちゃったね。

 

 

「クーンヒーン」

 

 

そっかそっか、怖かったか。プライド傷ついたよね。でもあれ、お友だちのだいじなオモチャだったから。あ、ドッグランにべべのボール、忘れて来ちゃったね。今度新しいの買おう。

 

 

だいじょうぶ。震えないで。もう泣かないで。

 

 

非常にわがままだったべべ公の社会勉強。べべ公なりに学習、反省したらしく、次のドッグランではお友だちと仲よく遊べました。私もますます目を光らせて見守るように。

 

 

たまにあの日のことを思い出します。

 

 

なぜかあの日、私は腕に抱いていたべべ公がとても重く感じられました。

 

 

私に家族が増えたんだと、ほんとうに実感したのです。

 

 

 

本日のべべ公

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15年前のお話みなさんにしちゃった(笑)。

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あの前も、あれからも、ずっとべべ公とお母さんはいっしょにいるね。

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草のにおいを嗅ぎました。

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ヨチヨチ歩きました。

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べべ公、15歳と9か月の秋

 

 

LOVE!

 

 

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おれおれサギ

今日はナナを連れて病院へ行ってきました。慢性腎不全ステージ3のナナ。通院のたびに数値がじゃっかん上がっていたのです。よって検査数日前からドキドキ。悪化していたらやだな。

 

 

しかし避けるわけにはいきません。私は以前書いたとおり、慢性腎不全と闘うには計画的なモニタリングがたいせつだと考えているのです。次の一手を打つために、保護者の私はナナの体に起きている異変を絶えず知る義務があります。

 

 

よーしナナ、がんばろう!

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長年忍耐強いキャラだったけど、ここんところ性格が変わったナナ(苦笑)。先生や看護師さんを噛んでしまわぬようカラーを装着!

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検査の合間に点滴をお願いしました。これで本日はナナの自宅点滴をせずに済みます。

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待つこと15分。血液検査の結果が出ました。やった!! 数値が下がってる!!

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ほんとうにうれしかった。犬は猫よりも予後がわるいとされる慢性腎不全。数値が下がっているというのは私たち夫婦がコツコツ投薬や点滴をつづけてきた甲斐だとうぬぼれています。

 

 

少し前に検査したさぶもあまぱんも数値が下がっていたのだから、うぬぼれていいですよね^^

 

 

お子たちの闘病は地味なケアの積み重ね。努力が報われるのはこういうときくらいですから素直に大喜びしています。でも、いちばんがんばっているのはナナ。ナナありがとう。

 

 

べべ、あまぱん、さぶ、ナナの薬をもらって帰りました。会計には泣いた。

 

 

べべもスゥスゥ寝息をたて、べべのペースで生きていますよ。

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「なあなあ おれの話を聞けって・・・・・・」

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ジョイの卒業後、やたらスキンシップを求めてくるさぶ。前にも増してベタベタくっついてきます。

 

 

昼は「片手抱っこスタイル」で区の生活衛生課の担当者と長電話。超腕がしびれたし。

 

 

区の生活衛生課が例の老人宅に出向き、いろいろ動いてくれています。今回はやり手の女性職員に言いくるめられるような形で終始おとなしかったらしい。けれど侮れません。

 

 

私とも昔何度も「自分勝手な方法での餌やり」を控え、周辺住民の迷惑を顧みることを約束してくれました。ですが老人はなにひとつ変わりませんでした。だからいい方向へ向かったとは信じがたいですが、自治体も腰をあげているというのが私にとっては重要なのです。

 

 

せめて堂々と保護できるようになりたい。わるいことをしているわけではないのですから。

 

 

 

「なあなあ ジョイ元気かな? 里親さんからメール来てるか?」

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ちょいちょい来てます。さぶは心配しなくてだいじょうぶ。

 

 

でもさびしいね。わかる。私はジョイの大きな「おねだり声」が聞きたい。たくさん食べてくれたのジョイだけだもん。頭数が減り物理的にお世話は楽になったけど、物足りない気もするよ。

 

 

 

「さぶ兄~ もうすぐそっちに戻るからね」

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「待っててね」

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「ヒヒ」

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「お 帰ってくるのか?」

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「さぶ兄 そいつはニセ者です。だまされないでください。ぼくはそちらに帰る予定はありません。あたらしいお家でぼくの家族とともに 日々努力中です」

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「シッシッシ・・・・・・」

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満天(まんてん)おまい、ずいぶん余裕ヅラになったわね(笑)。

 

 

さぶがジョイと満天の見分けつくのか密かに楽しみ。

 

 

読者の皆さまにも「ちがい」をちゃんとアピールしていかないとね。

 

 

ジョイは名前が変わりました。卒業レポ時に発表します。

 

 

ニセ者? 満天の写真はemi-goが送ってくれました。彼はまだ病院にいます。

 

 

保護時の印象があまりにも強烈だったのですが、emi-goの話によると、昨日からちょっと撫でられるようになったんですって。すごいなあ。emi-go感謝感謝。LOVE!

 

 

決めつけるのはいけませんが、過去の経験から見て私はてっきりFIVャリア&人慣れゼロの屈強男子コースだと観念していたのですよ。それはそれで仕方ない。満天の「丸ごと」なら悲観視せず、譲渡のハードルが上がろうがベストを尽くす所存でした。

 

 

すべては「個性」ですから。

 

 

なのにウイルス検査陰性(顔にケンカ傷があるため時期を置いて再検査します)で、保護後たったの数日で軟化してきたなんて・・・・・・。人に慣れるのに最低でも半年は覚悟したのに。

 

 

とんだ誤算です。ボーナスをもらったようなハッピーな気持ち。

 

 

満天~! ありがとう。

 

 

私いっしょうけんめい赤い糸をさがすからね!

 

 

 

ALL LOVE!

 

 

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