703号室の一押し美女 ビーナス
ビーナスの座を脅かす新星シャロン
みいさん家の蘭丸伯爵(卒業猫麦・とろろ・みつ豆、ライゾー、ボンゾーのおじ)
卒業したくてたまらない面々を揃えてみました(笑)。
応援よろしくお願いします。
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彼はある工場の駐車場の片隅に生きていました。
甘えて得をするのが彼の得意技
小さいながらに習得した処世術といえるでしょう。
声をかけてくれる人もいました。
ごはんをくれる人もいました。
そしてときどき、彼を撫でてくれる手も。
充分な暮らしとはいえなかったけれど、彼は満足でした。
ところが、ある日、彼は安息の地と信じて疑わなかった工場の駐車場で、これまでに味わったことのない激痛に突如襲われるのです。
気づくと彼は病院にいました。
気の遠くなるような痛みと闘いながら。
彼を轢いてしまった運転手さんは、故意ではなかったのです。
その証拠に、彼を病院へ運び、ある程度まとまったお金を置いて行きました。
「このお金でできる範囲で、猫を助けてやってほしい」
猫を轢いてもなんとも思わない人もいるけれど
猫を轢くことに胸を痛める人もいるのです。
轢かれる猫も、轢いてしまった人も、「幸」はありません。
車社会に猫が右往左往するのは……。
彼は1度目の手術を受けました。
手術は無事に終わりましたが、野良猫の彼には帰る家がありません。
退院後、元の工場の駐車場に戻される運命でした。
「……ということで、せっかく生き残ったのに、また危険な場所に戻されるのはふびんです。田辺さーん、なんとかなりませんかね?」
この病院スタッフのはからいで、私が終の棲家を探すことになりました。
いつもいろんな話を持ってきてくれます。どうもありがとう(汗)。
ごましお、生後半年、男子
ごましおはしばらく703号室で体力をつけたのち、再び手術を行うことになりました。
QOL向上のため、事故で出てしまった骨を削ることにしたのです。
がんばれ!
がんばれごましお!
ここを乗り越えたら
私が必ずいい場所に連れて行ってあげる。
痛いのはもう、これで最後
あと少しの辛抱だよ
「ハハ、ほんとう?」
「ぼく目覚めたよ。痛みこらえてがんばってますけど……いい場所って、ぼくをどこに連れて行ってくれるのですか?」
まあ、いったんはうちに帰ろう(汗)。
未来のことはちゃんと考えているから、703号室で養生してね。
あれ?
掃除したばかりなのにほんのりめちゃくちゃに……
ごましお、お前さあ……
もう少し儚いフリとかできないのかなあ?
丁寧な手術のおかげできれいに治り普通に飛び回っています。
もうすぐ家族募集をはじめますので、お見知りおきください。
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!
ごましおちゃん、かなりウケましたよ。
すごい惨状に大笑い(笑)(スミマセン)
やんちゃなハンサム王子、ツボにはまりました。
強運の君、きっと幸せになれるさ~
さわさわさま
おひさしぶりです。うけました?
ありがとうございます(汗)。本当に普通にやんちゃです^^;
事故も手術も痛くて仕方なかったみたいですが、無事に乗り越えてくれてよかったです。いっぱい飛び回って元気に生きてほしいです。
もう超治りましたよー!