1 再生の道

春先にようやく保護できたいじめっ子。外で小柄な卒業生ローズを蹴散らし、ローズの食べ物を奪っていたシーンが強烈に私の印象に残っています。

 

 

「スターが揃った/幸せの703号室」

 

 

改めて記事に出てくる元ジャイアン(いじめっ子)の写真を見て驚きました。

 

 

捕獲箱に入った際の表情もなかなかキツいよね。

IMG_3323

 

 

 

汚れ具合や人間不信の睨み

guuto

 

 

 

ジャイアンの反骨ぶりが切ないです。いったいなにに抗う姿なのか。

 

 

これまで生きていて楽しいと思える時間がこの猫にはあったのでしょうか?

 

 

だいぶきれいになったあとも、ビクビク、オドオド

IMG_0300

 

 

 

まだ若いのに傷だらけ。FIVキャリアに感染。

 

 

うちの近所のオス猫たちのうち、2匹に1匹はFIVキャリアです。みんな体をぶつけ合って必死に生きてきたんですね。やわらかい心をいちばん奥に隠して、何重も蓋を被せ、前へ出る。

 

「ここはおれのテリトリーだ」

 

「これはおれの食べ物だ」

 

「出て行け、おれが生きるだけで精いっぱいの場所だ」

 

 

当然ジャイアンに友だちはいませんでした。

 

 

生き物としての「余裕」がなかったから。

 

 

私はジャイアンに出会って、ジャイアンの悲しみを知ったのです。

 

 

語弊があるかもしれませんが、野良猫はみんな、非力なストリートチルドレンに似ています。

 

 

私は、重い蓋に潰されすっかり委縮した彼らの心をふんわり元に戻す活動をしています。

 

 

根気よく語りつづければ、与えつづければ、私たちはわかり合えるのです。

IMG_2243

 

 

 

ジャイアンももちろん例外ではありませんでした。

IMG_2246

 

 

 

甘えん坊の素晴らしい猫なんです。

IMG_2247

 

 

 

ジャイアンがコテツという仮名で卒業生ポテチ家留学していたことは皆さまご存知ですよね? ポテチ家にコテツを打診したばかりの頃、実は一回里親きーやんさん夫妻に私、振られているんです。ご主人のひと言が、チクっとしみたな。

 

 

「アンニイさんは焦っている気がします」

 

 

言われた瞬間、ハッとしました。少し恥ずかしいような気持ちも……。

 

 

けれど反面、正直に意見を交換できる里親さんと巡り会えた自分は恵まれていると思いました。

 

 

たしかに私は焦っていたから。

 

 

でも、だれでもいいから渡してしまいたいという考えは一度も持ったことがありません。

 

 

私には追いかけっこをするポテチとコテツが明確にイメージできたのです。なぜならば私は両方の暮らしぶりや性格を知っている立場だから。

 

 

だいぶ経ってから、今度はきーやんさん夫妻が私に声をかけてくれました。

 

 

「トライアル」のお約束でしたが、すごくうれしかった。

 

 

6月3日、きーやんさん夫妻がemi-goの病院へ来てくれました。

IMG_2679

 

 

 

コテツの卒業前検診です。

IMG_2655

 

 

 

この日きーやんさん夫妻とコテツは初対面。中島先生にアドバイスを伺いながら実際のコテツに触れてもらう機会です。責任感の強いきーやんさん夫妻は、すでに「親の顔」をしていて、私はおふたりの雰囲気にひそかに感動していました。

IMG_2654

 

 

 

病院には保護犬時代の「まる」

IMG_2653

 

 

 

まるに会いに来た黒田さんもいたんですよ(笑)。

IMG_2649

 

 

 

きーやんさん夫妻と黒田さんとパチッ

IMG_2681

 

 

 

雑談の中で黒田さんがきーやんさん夫妻に私のことをさりげなくアピールしてくれました。

 

 

「この人(私)から(保護動物を)もらうといいですよ」

 

 

なんか、じーんとしちゃって。黒田さんの保護主宣伝に感謝します。

IMG_2683

 

 

 

こうしてコテツは再生の道を歩んでいくことになったのです。

 

 

まずは1か月留学生としてでしたが、私はうまくいくと確信していました。

 

 

理由はポテチの懐が深いのと、コテツのフレンドリーさ。そしてきーやんさん夫妻の強くあたたかいお人柄も私を前向きにさせてくれた大きな要因でした。

 

 

怒ってばかりのジャイアン時代の壁を乗り越えて、コテツは未来へと旅立ちました。コテツは今、ポテチを兄だと崇拝し、日々ポテチのマネばかりしています。

 

 

次回はコテツの写真を満載でお送りします。ポテチと旬なヤマト坊も登場します。

 

 

皆さま、お楽しみに。

 

 

目立つことはできなくても、私は自分の世界を隙間なく愛で埋めつくしたいです。

 

 

LOVE IS PEACE♡

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


かっちゃん

小ほほの写真に並んで小かつにも出会いました。2004年撮影

katu

 

 

 

かつの里親募集に使った「アピールフォト」。14年以上前です。

katu (14)

 

 

 

地元のボランティアさんに保護されたとき、かつはまるでボロ雑巾でした。

 

 

里親探しを依頼された私が、かつを預かることにしたのです。

 

 

入院先の病院へかつを迎えに行った日、会社帰りの私はものすごく疲れていました。その私に院長先生がひと言。「残念ですが、その子は猫エイズです」と。

 

 

FIVキャリア(猫エイズ)という一語は、今より重い響き。現に先生も「残念ですが」と前置きしています。駆け出しの私は目の前が真っ暗になったような気がしたのです。簡単に引き受けなきゃよかった。バカなことをしてしまった。正直後悔しました。

 

 

けれど捨てちゃうわけにもいかないし、かつを連れて帰るしか選択肢はなかったんです。

 

 

私はあの手この手でかつの赤い糸を探しました。

 

 

かつは人見知りの激しい気の強い子猫で、ベタベタ甘えたりしません。

 

 

ケージから出すとすぐに隠れてしまいます。愛想も悪い。

 

 

だけどべべやナナのことははじめから信頼していたのです。

katu (13)

 

 

 

そのうちにFIVキャリアのかつにもネットを通じて声が掛かり、かつは我が家を巣立っていきました。婿入り先はフルタイム勤務でヒーヒー喘ぐ私からしたらたいへん裕福なお宅。やさしそうな里親さんの人柄に、私はほっとしたものです。

 

 

しかし譲渡から3日目、かつがいなくなったとの知らせが来ました。

 

 

心臓が止まるかと思いました。ナナの散歩を済ませたあと、車で2時間かかる里親さん宅へ飛んでいった私。城のように広い建物の外と中を汗だくで捜索。

 

 

「かっちゃん、かっちゃん」

 

 

かつの名前を呼んでいたら、不意に涙が出て止まりませんでした。

 

 

里親さんはいい方だったのですが、温度差が私とはあまりにも開いています。家族で日常会話を交わしたり、カレーライスを笑いながら食べたり。果てには家族内で次に迎える猫を動物病院へ見に行く約束まではじめたのです。

 

 

若かった私は悔しさを抑えることができませんでした。

 

 

かつが生きていても死んでいても私が連れて帰ろうと胸に誓って探しつづけたのです。かつの居場所がその家の中に見つけられなかったから。

 

 

次の日、かつは無事に私の手元に帰ってきました。

 

 

私にべったりくっついて眠るかつを眺めながら、私は決めたんです。独身ゆえかつに多少ひもじい思いをさせるけど、かつをもうどこにもやらないと。私にとってそれは大きな決断でした。すでにべべとナナがいたもんですから。

 

 

お客さんの間で「幽霊」と呼ばれていたかつくん。でも私相手だとトイレの中まで入ってきます。自分にだけ懐くのはなんとも言えない愛おしさですね。

DSC00076

 

 

 

703号室に泊りに来た卒業犬「コラくん」とかつ♡ 仲よしです。(2006年)

DSC00001

 

 

 

1歳、2歳、3歳

 

 

順調に加齢していたかつを突然FIPが襲いました。FIPの診断がつくまで、私はかつにできる限りのすべてをやりました。確定的になったあとも、かつの生きる道を模索しつづけました。当時知り合ったemi-goは私の印象をこう話しています。

 

 

「田辺さんはいつも泣いてる人だなと思ってました」

 

 

FIPウエットのかつのお腹はみるみる膨らんでいきました。腹水が溜まっていくのです。抜いたり抜かなかったり、臨機応変に対応していたのですが、ついに恐れていた胸水も溜まり、最期はいちばん怖かった「肺水腫」になりました。

 

 

そして2タイプある肺水腫の中でもひどい方のくじを引いてしまったのです。

 

 

胸全体に胸水が溜まるのではなく、肺の細胞のひとつひとつに水が溜まっていく方。終盤、かつはほんとうに苦しそうで、私の脳裏にチラチラ「安楽死」がよぎったほどです。

 

 

どんなに手を尽くしても叶わないことがあると知りました。そしてずいぶん自分を責めました。

 

 

FIPは未解明の部分が多い病気ゆえ、「ストレスで発症するのではないか」と言われていたのです。自分がかつにストレスを与えていたのではないか、かつが亡くなったあとも10年以上そればかりを考えています。

 

 

11年前の酸素室。アナログですが、この時代に酸素室はめずらしいでしょ?

DSC03899

 

 

 

周りで使っている方はいませんでした。

 

 

かつの影響で私は今もFIPという病魔に心を蝕まれています。

 

 

保護猫たちが発熱したり食欲が減るたびに、FIPに対する畏怖が蘇ってくるのです。この病名を書くことすら抵抗をおぼえます。たぶん一生克服できないです。

 

 

かつへの強い未練を持ちつづけている証拠かもしれませんね。

katu (9)

 

 

 

たった3年しかいっしょにいられなかったけれど、かつは紛れもなく私の息子でした。

katsu

 

 

 

重い病と闘ったかつのがんばりを私は死ぬまで忘れません。

3-4

 

 

 

亡くなる少し前のツーショット。痩せちゃったけど色男でしょう?

katu (6)

 

 

 

かつくんはべべとナナと同じ場所にいるかな?

 

 

かっちゃん、愛しているよ。

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


3頭分のよしよし

少し前になりますが卒業犬かなた家よりプレゼントとお便りが届きました。

0000j (6)

 

 

 

今年も開催される「兄妹会」のお誘いを受けました。ありがとうございます。ぜひ伺わせていただきます。楽しみ! ちなみに前回のはこちらをご覧ください。

 

 

思い出の詰まった私の大好きな記事です。

 

「Ten years later/幸せの703号室」

 

 

改めて読み返してみました。べべナナリルが全員出てきます。

 

 

胸が絞め詰められます。

 

 

そういえばうちのリルはナナの不在をどう捉えているのでしょう。

0000j (4)

 

 

 

ナナとリルは血縁関係ですし、ナナの生前はべったりの仲でした。

 

 

本気でじゃれついて本気でケンカして、なにをするにもいっしょでした。

 

 

お母さんはリルの心を覗いてみたいです。でも知るのが怖い気もします。

0000j (7)

 

 

 

リルはべべとナナの分までしっかり生きないとね。

0000j (8)

 

 

 

リルを撫でるときは、べべとナナへの愛しい気持ちもてのひらにのせています。べべ、ナナ、リル、3頭分のよしよし。つい長くなるから迷惑顔をされることもしばしば(苦笑)。

0000j (9)

 

 

 

にぎやかだったわが家に大きな大きな穴が空いてしまったような感覚。時間は巻き戻せないんですよね。もし可能なら10分でいいからべべとナナに会いたいな。

0000j (3)

 

 

 

お母さんあなたたちに話したいことがたくさんあるんだよ。

 

 

抱きしめたいし、抱きしめてもらいたい。

 

 

あんなにラブラブだったのに、取り残されてしまったようでさびしいです。

 

 

保護猫あさひを卒業させたら、スイッチを一度完全にオフに切らないと。束の間でも自分を立て直すために気持ちの整理がしたいです。べべを見送ったあとすぐにナナの介護に追われる日々を送りました。ほかのお子たちの闘病も待ったなしの状態。その傍らで自分にできる譲渡活動をコツコツとつづけてきたつもりです。特に地元で保護した、ローズ、ジャイアン、百香、あさひの4匹の成猫。保護主として彼らにはきちんと責任を果たすという意思で取り組んできました。

 

 

しかし内側がドロドロに崩れて、そろそろ限界です。

 

 

いったんリセットできれば、きっとまたがんばれますよね?

 

 

「だいじょうぶですか?」

0000j (2)

 

 

 

「悩みがあるんですね。ぼくでよかったら聞きますけど」

0000j (1)

 

 

 

あら? あさひやさしいじゃないの!

 

 

あとまわしにしてごめんね。そろそろあさひのご縁探しに全力を注ぎます。

 

 

その際は皆さまに応援してもらえたらうれしいです。

0000j (5)

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


パピーまる坊

iPhoneのカメラロールの中をまさぐってみたら、ちっこい頃の保護犬まるが出てきました。妹犬もいっしょに写っています。萌え~! 去年の6月の写真↓

IMG_3927

 

 

 

1年の間にいろんなことが起きました。

 

 

 

新たなスター候補たちと出会い、試行錯誤を経てスカウトに成功。卒業生たちとして送り出すなど有意義なこともありましたが、私にとっては総じて悲しいことが多かった1年だった気がします。

 

 

 

べべを失い、ナナを失い、台湾のアマーも天国へ旅立ったのですから。

 

 

 

私のメンタルは、未だ暗いトンネルの渦中にいます。どんなに“ふつう”に振舞おうとしても、いや振舞っていても、べべやナナの死からは到底逃げられません。

 

 

 

まるの写真を挟むように、カメラロールの前後にはべべナナの写真が大量に保存されていて、正直見るのが辛いです。自分の過去ブログも読みたくありません。

 

 

 

まるの里親になってくれた黒田さんもきっとそうだったんだろうな。

 

 

関連記事はこちらです。改めて読み返してしんみり

 

「合掌 黒田タロ/幸せの703号室」

 

 

この記事で私、タロに生まれ変わったら黒田さんちに行くよう勧めてますね。ふふ。ならもしかしてまるがタロの生まれ変わりだったりして。

 

 

 

最愛のタロと別れて黒田さんがどれほど意気消沈したか

IMG_2870

 

 

 

タロを呼ぶ黒田さんの声が今でもはっきりと私の耳にこびりついています。

IMG_2869

 

 

 

タロと歩く黒田さんの姿が私のまぶたに焼きついています。

IMG_2871

 

 

 

12年前、センターに収容され殺処分対象になったタロが、黒田家の一員という不動の居場所を得て、穏やかに一生をまっとうした事実を私は忘れません。

IMG_2868

 

 

 

生きる上で必要なプラスの感情をタロと黒田さんからほんとうにたくさん教わり学ばせてもらいました。タロと黒田さんを見ていると「絆」という単語が浮かびます。

 

 

信頼関係は1日にして築かれるものではなく、日々の積み重ねによってじんわりとお互いの全身に染みわたるものだと思います。

 

 

黒田さんとタロがそうであったように。

 

 

 

それにしてもまるデッカくなったね……

IMG_1947

 

 

 

ヨチヨチの青臭いちびっ子だったのに

IMG_3949

 

 

 

私はよくまるたちと遊んだんですよ♪

IMG_3946

 

 

 

いつでもどこでもだらしがなくてごめんなさい^^;

IMG_3945

 

 

 

まるに髪の毛を噛まれ参っているところ。完全に襲われています。

IMG_3950

 

 

 

きみたちは快活な子犬だったよね。

IMG_3937

 

 

 

妙に懐かしい気もするし、昨日のできごとのようでもあります。

IMG_3955

 

 

 

まるが身体の成長と反比例し委縮した心で病院へ出戻ってきたのは喜ばしいことではありませんが、敢えて「終わりよければすべてよし」の一語でまとめておきましょう。

 

 

まるは黒田家の末っ子として生き直すのですから。ね?

IMG_2420

 

 

 

タロママさん(奥さん)とも超仲よしの毎日だそうです。

IMG_2439

 

 

 

「ねえねえ ぼく じぶんらしく生きていいよね?」

IMG_2418

 

 

 

ママにわしゃわしゃ撫でられるまる

IMG_2460

 

 

 

 

「まあ 基本シャイで なれると図にのるけど わるいヤツじゃないのよ」

IMG_2412

 

 

 

おませなガールフレンドちゃぽぽのお墨つき!

IMG_2453

 

 

 

そうそう。まるは適応力があるし、意外と明るいのよね。

 

 

 

まるは1歳になったばかり。安息の地で永ーい時間を謳歌できるのです。

 

 

さっそく、まるは新居でやりたい放題。いたずらもするらしい。

 

 

黒田さんのため息を聞くたびに、黒田さんには申し訳ないけれど「犬らしいまる」に出会えついプッと吹き出してしまいます。幸せのおすそ分けをありがとう。

 

 

まる、ニコッとね。笑っていればたいがいのことは解決しますよ。

IMG_2481

 

 

 

まるの一生で起き得るさまざまな問題を、横に並んで解決してくれる家族に恵まれたのだから、まるは大船に乗ったつもりでどんと構えていてね。とにかく元気に、世間のだれにもなににも臆することなく精いっぱい生きていなさい。

 

 

まるの新居は次回ご案内します。

 

 

最後に4秒と短い動画ですが、パピーまる坊がやたらかわいいのでよろしければご覧ください。

 

 

もうなに? 反則! 食べちゃいたい。エンドレスで再生し昨日から寝不足です。べべナナに会いたくなっちゃうから困りますね。

 

 

LOVE♡

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


まるスマイル

無気力かつバタバタで時間がかかってしまいました。お待たせしてごめんなさい。

 

 

まる坊の新居へ皆さまをご案内します。

 

 

お届けはまるをお世話してくれたemi-goといっしょに行きました。

 

 

私は個人で保護譲渡活動をしていますが、すべてに於いて独断的かと言われると実はそうでもありません。関わった人の気持ちは常にたいせつにしていこうと考えています。

 

 

今回もまるの譲渡にあたり、なるべくemi-goの意見を聞き、尊重できる部分はすべてしています。透明性も然り。emi-goが納得してこそのご縁だと思うからです。

 

 

まるを乗せて迎えに来てくれたemi-go。黒田さん宅のそばで黒田さんも合流

IMG_0738

 

 

 

まるが待ち遠しかった黒田さんは、ド緊張状態でよく眠れず、何度も吐き気に襲われた模様。犬が家族に加わる。黒田家にとってはまさに一大事ですね(笑)。

IMG_0741

 

 

 

まる、わかる? それだけ真剣なんだよ。

IMG_0740

 

 

 

頑丈なキャリーとまるで合計20キロ以上はありそう^^;

IMG_0744

 

 

 

へへ。私はこまごまとした荷物持ちの役で助かりました。

 

 

 

到着~!

IMG_0777

 

 

 

オドオドのまる氏

IMG_0763

 

 

 

「えっと……どこ?」

IMG_0751

 

 

 

「はじめての場所はとりあえず警戒します」

IMG_0753

 

 

 

そりゃそうだね。まあ、ゆっくり慣れればいいから。

IMG_0775

 

 

 

まるは黒田さんの仕事部屋(寝台もあります)からスタートします。

IMG_0761

 

 

 

黒田さんの仕事部屋(10畳弱)→娘さんの部屋→物置→寝室→リビングと広い黒田家を徐々に制覇していく予定。最終的にお庭にも出られるよう一歩ずつならしてもらう作戦です。トレーナーさんは散歩へ行けるまで3か月かかると踏んでいますが、私の予想ではもっと早く外に出れるのではないかと。まあ、焦らずのんびりね。

IMG_0776

 

 

 

玄関。猫とちがってまるはこの高さの柵をまたぎません。

IMG_0747

 

 

 

 

玄関の左側にまるの居住スペースがあります。

IMG_2854

 

 

 

まる用にいろんなグッズが用意されていました。うれしいね。

IMG_0755

 

 

 

悩みに悩んで選んだごはん。まるの体調に合わせて臨機応変にチェンジしていくんだとか。ふふ。計量カップもふたつ置いてある。黒田さん抜かりないなあ。

IMG_0762

 

 

 

リビングに繋がる廊下にはもう一つの柵が

IMG_0749

 

 

 

リビングから見るとこんな感じ。つきあたりがまるルーム

IMG_0773

 

 

 

そして専用庭。庭へ連れ出す際はもちろんリードをつけてもらうのでご安心ください。

IMG_0764

 

 

 

まるがケージ内でくつろぎはじめたので一同はリビングへ移動

IMG_0791

 

 

 

emi-goがまると黒田さんのために用意した分と私からのささやかなプレゼントを手渡しました。黒田さん、まるがお世話になります。どうぞよろしくお願いします。

IMG_0799

 

 

 

リビングの一角に設けられた「タロゾーン」。タロの写真がいっぱい……

IMG_0771

 

 

 

アルバムも見せてもらいました。なつかしい。703号室同窓会の日の写真ですね。

IMG_0797

 

 

 

譲渡誓約書や医療明細や各種証明書もファイルされきれいに残っています。

IMG_0794

 

 

 

黒田さんとタロの歴史、黒田さんと703号室の歴史を実感します。タロのおかげでほんとうにいい人間関係を築かせてもらえました。タロに感謝です。

 

 

ここで二代目のまるは、めいいっぱい幸せになると確信しています。

IMG_0811

 

 

 

だって黒田さんにとっては、簡単なことじゃないんですよ。

IMG_0801

 

 

 

乗り越えるべき壁をぜんぶ越え、大きな覚悟を持って迎え入れてくれたのです。

IMG_0803

 

 

 

だからきっとまるの未来は明るいはず。

IMG_0802

 

 

 

現に不思議なことですが、まるが異常に落ち着きを放っていたんです。

IMG_0810

 

 

 

この譲渡の意味がまるにも伝わったとしか思えません。

IMG_0809

 

 

 

ドキドキは最初だけで、すぐに穏やかな笑みを浮かべたんです。

IMG_0808

 

 

 

「以心伝心です」

IMG_0787

 

 

 

そうそう。まちがいないね。

IMG_0783

 

 

 

まるのくつろぎぶりに胸を撫でおろし、おいしいケーキをいただいて、お腹いっぱい♪

IMG_0792

 

 

 

キュートで表情豊かだから写真を連写しまくりですよ。

IMG_0786

 

 

 

結局選べなくてほぼ載せるという……

IMG_0784

 

 

 

これが私の写真ならキツくて皆さまは耐えられないでしょうが、モデルさんはまるなのでいいですよね? ハンサム王子の画像を仰山おがんでやってください。

IMG_0788

 

 

 

変顔

IMG_0789

 

 

 

やる気ない顔

IMG_0804

 

 

 

あほっぽい(あほとは言ってません!)

IMG_0785

 

 

 

利発で聡明なニコニコフェイスも添えて

IMG_0807

 

 

 

まるの写真を見つめていると、子犬のあどけない頃を回想します。

IMG_0805

 

 

 

おんなじおんなじ。まるの無邪気さは、ちゃんと残ってる。

IMG_0806

 

 

 

まるの一生は、巻き戻してスタートを切ったばかり。この先は素晴らしい日々を送っていくことでしょう。さっそく新居でやりたい放題との報告を受けています。

 

 

黒田さんのTwitterアカウント→ @KurodaJunichi  タロパパ

 

 

まるの笑顔は霧がかかった視界に一気に青い空を広げてくれた気がします。

 

 

黒田さんの視界、emi-goの視界、私の視界、まる自身の視界。

 

 

理不尽ばかりではないこと、絶望ばかりではないこと、むしろ強い希望がこの世には溢れている、いたるところに。思わずこちらがふとつられ笑いしちゃうほどに澄んでいます。シンプルな表現ですが、犬も猫も最高にかわいいですよ。パートナーですもん。

 

 

獣医志望の小2の娘さんが描いた絵。左の犬はタロかな? まるかな?

IMG_0813

 

 

 

父親黒田さんからの「注意」

IMG_0812

 

 

 

黒田さんご支援とおみやげの数々をありがとうございました。

IMG_2882

 

 

 

かつくん「x262まるおめでとう。こわいこわい世界を乗り越えてワクワク圏に突入したまる。粗相やいたずらはほどほどにしないとね。でもまるがまるらしく意気揚々と過ごしているのを眺めるのはやっぱり気分がいいね。黒田さんはたいへんだろうけど……逸材まるから目が離せません。まる、ずっと家族とともにハッピーでいてね」

1-3483

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク