さてローズの卒業記事の最終章です。今回は自分の葛藤からはじまったのでいつもより長くなってしまいました。おつき合いしてくださった皆さまに感謝です。
とにかくデッカいにゃん太さんち。見たことないレベルです。
「お城のようですね……」と呟く私に対し、にゃん太さん夫妻が口を揃えました。
「いやいや、もう、倉庫でしょう」
ご本人たちはほんとうにそう思っているようです。
写真にすべてをおさめることができず、ほんの一部のみの紹介になります。
あちこちに遊び心を感じるWelcomeモード
全部をじっくり読ませていただきたかったのですが、なにせ多すぎて読めたかどうか。おふたりがローズのお輿入れをどんなに楽しみにしてくださったかを想像すると胸が熱くなりますね。
「クンクン……だれ?」
にゃん太さんちの愛猫、ご存知にゃんタマちゃんです。
にゃん太母さん(推定15歳?)
娘のタマちゃん(13歳)
ふたりとも超毛ヅヤがよくてピッカピカなんですよ。驚きました。
めちゃくちゃに愛されてるんだよね、タマちゃん♪
にゃん太母さんにごあいさつさせてもらいました。ローズがお世話になります。
玄関
リビングの一角にある大きなグランドピアノ
猫たちのくつろぎスペース
いっぱいのおもてなしを作ってくださったキッチン、ご主人の愛するお酒はなんと「ローズ」、猫も入れるお仕事部屋、ローズの曲が流れる巨大スピーカー
家じゅうのなにもかもがローズを「お招き」してくれていたのです。
ローズを保護した私としては、幸せすぎてうまく言い表せられないですね。
猫たちは自由にお庭に出れます。にゃん太さんちにはなんと4つもの中庭があるのです。脱走は100%不可能。理由は「ロの字の中庭」だからです。
ローズ専用ルーム(出入口が2か所あるので利便性にも優れています)
和室です。
トイレは2種類ありました。
うわー! 三毛猫と黒白猫だ♥
キャリーから出たローズは緊急避難所にいますね(笑)。
「げ、わたしの行動が完全に先読みされてる」
にゃん太さんはローズを慈しむように撫でてくれました。
「ローズいらっしゃい。怖くないよ。怖くないよ」
なんなのこれ? 私が嫁入りしたい。
洞窟もありました。
好きに隠れていい場所だそうです。
にゃん太さんちはセキュリティーが厳しい造りですが、唯一開ける可能性のある外向きの窓には脱走防止対策を2か所お願いしました。ローズの専用庭は念のため天井に網を張っています。完璧!
ローズの専用庭から撮った室内の写真とローズの部屋から撮った専用庭の写真
にゃん太さんのお料理はおいしい上に見栄えがきれい。むりだけどぜひ見習いたいです。
ちなみにキッチンから即ローズ部屋に入れる動線のよさ
昼夜を問わずリビングからローズの様子が見渡せます。はあ、ため息出ちゃう。
写真じゃわからない気がして皆さまにお見せしようと動画を撮りました。1本目
駆け足バージョンの2本目。にゃん太さんには公開OKの許可をいただいています。
まるで遊園地に来た子どもの気持ちを味わうことができました。にゃん太さん夫妻のおもてなしに深謝です。どうやったって私にはまねできないなあ。尊敬に尽きます。
私からローズ家へのささやかなお嫁入り道具と皆さまからお預かりしたローズへのプレゼントを渡しました。にゃん太さん夫妻は喜んでくれましたよ。
そして私のほうも仰山のごちそうをいただきました。
にゃん太さんが作ったお料理に手をかけラッピングしてくれているのです。
「いいのに~」といくら恐縮しても懇願しても聞いてくれません(汗)。
てんこ盛りのおみやげに加え、交通費までご負担くださいました。
このほか大量のささかまもごちそうになったという……。
にゃん太さんちがこれほどの規模とは知らず、ローズを打診した私ですが、ローズがなかなか捕獲箱に入ってくれなかった当時から改めて振り返ってみると、ただただ感慨無量です。ひっそりと物乞いをしていた外猫ローズがお姫さまになったのですから、譲渡活動にやる気がみなぎりますね。
ブログで卒業記事を書くといつも自分でじゃっかんの違和感をおぼえます。
どうしても「包装紙」の部分がメインになってしまうからです。
でも私は、里親さんの愛情の度合い、責任感の強さで縁を結んでいるつもりです。
たとえどんなに物理的に恵まれていたとしても、私の保護動物をたいせつに扱ってくれないお宅には私はぜったいに譲渡しません。
まあ外見だとしても、こうして皆さまに透明性を持ってご覧いただくのはたいへんありがたいことなので、これからもどうぞ見守ってくださいね。
最後に、観てもらいたい動画があります。にゃん太さんのご主人がつくってくださいました。曲が終わっても画像はしばらくつづきます。1匹の外猫のシンデレラストーリー。これはノンフィクションです。皆さまの周りにもシンデレラ候補はいませんか? いたら保護するのも悪くないですよ?
ローズありがとう。あなたと出会えてひとまわり成長させてもらえました。
末永く、生を謳歌してね。せっかくこの世に生まれてきたんだから。
途中走者よりアンカーへ
PSにゃん太さんも私が仙台へ行った日のことをブログに書いてくれました。両方読んでくれるとよりわかりやすいと思います。こちらをクリック!
LOVE
かつくん「x261ローズおめでとう。痛い手術も乗り越えてがんばったね。ハハがローズの代わりにローズんちに住みたいって騒いでます。無視でいいね。ハハ撮影の動画はどっちでもいいんですが、にゃん太さんのご主人のほうは観てくださいね。にゃん太さん家の真心がこもっていますから」
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渾身の卒業記事おつかれさま~
大変だったけど更新し甲斐があったでしょう。
リアルシンデレラストーリー。
ローズの異常に腫れあがったデキモノを見たとき
片目を失うと聞いた時、あのちんまりしたローズに
散々苦労してきたローズに、なんて試練を与えたんだ
神様なんていないよ、と泣けてしかたなかったけど。。。
今こんなに素晴らしいご縁に恵まれて
私も本当に心から嬉しいです。
掃除しているハハににゃん太さんのアイコンを落としたのが
神様だったとしたら、
いないなんて言ってごめんなさい神様。
幾つかの挫折はこのゴールの為のハードルだったのか。
保護主さんしっかり飛び越えて、今回も鮮やかな譲渡を
成し遂げたね。
ローズ本当に良かったね。
おめでとうおめでとう!
ずっとずっと幸せにね(*^-^*)
MIHOさんいつもありがとう
私も超うれしかった。ローズがお姫さまになっちゃうなんて、今でも信じられない気持ちだよ。
のびのびと生きていってほしいなあと思っています。
いいお宅でやさしいにゃん太さん夫婦に包まれて最高だよね。
これからが楽しみです。
田辺さんこんにちは。ローズ幸せ掴めて良かったです。ヽ(^。^)ノしかしにゃんたまさん達は13歳越えとはとても思えないくらいに若見え三毛ちゃん達ですね。5年前に天使になった、まるちゃんも15歳でしたが若いころは7キロ近くあった巨体が3キロ台までやせ細り・・・
シャーフゥーと猫パンチ(=^・・^=)
お愛嬌ですね。
素敵な贈り物有難うございました。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
木下様
コメントありがとうございます^^
いただいてから約1か月過ぎ去ってしまおうとしています。ごめんなさい。
ブログのコメントのお返事は時間や精神的な余裕があるときにしています。
ローズはお嫁入りを果たしだいぶ時間が経っていますが、日に日に環境に慣れています。
かなり「ツン」の一面があるゆえ、にゃん太さんご夫妻はたいへんだと思いますが一歩ずつゆっくりでいいと思います。
幸せになれる子が増えますように。