あなたの名は貴和2

さて、お待たせしました。

 

萌乃あらため「貴和(キワ)」のお家へご案内します。

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当日の朝、ふだんと変わらぬ様子でくつろいでいた貴和を洗濯ネットに入れる際にかすかな胸の痛みを感じました。我が家がベストではない環境だとしても、貴和はようやくここになれ、ここで生活を送っているのですから。

 

でも感傷的になどなっていられません。貴和の門出を祝福しなくてはね。

 

貴和家が遠方ということもありチチが運転してくれることに。とは言ってもチチは運転だけ^^; 里親さんのお宅にはほとんど上がらず車の中でiPhoneをいじってました(笑)。

 

女性同士の方が盛り上がるからいいもん。

 

 

短期間で揃えたとは思えないほど貴和グッズが仰山

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貴和は高さのあるケージからスタートします。

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キャットタワーもありました。日当たりのいい部屋でタワーにくつろげます。

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姫系ベッド発見♪ かわいい^^ 窓には脱走防止対策がしっかり施されています。

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防犯ロックとアミアミをあわせてつかう方式

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貴和のトイレも複数ありました。貴和が快適に過ごせるよう考えてくれてありがたいです。

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働く女性の強い味方。自動給餌機!

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使い慣れたものがいいだろうとドームベッドを持っていったのですが、里親さんが同じものを用意してくださっていてびっくり。一生懸命探してくれたんですね。

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自問自答系のこういうの超好き^^ 慎重なお人柄がうかがえます。

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余談ですが「ペット保険」に入ることも検討しているんだとか。きちっとしてますね。

 

 

マンションは角部屋ということもあり3つのお部屋に窓が複数ありました。

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里親さんはすべての窓に脱走防止のアミアミをつけてくださっていたのです。

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私のブログでもっともよく検索されているワードは「猫 脱走防止」だそうです。

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アクセス解析をまったくしない(やり方もわからない)私にチチが先日教えてくれました。

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どう言ったらいいか……私にも若干の客観視ができるので、保護主として自分がどう思われているかはだいたいわかります。きっととんでもない神経質女だと。でも、犬猫を愛する思慮深い皆さまには「脱走防止をお願いする理由」も絶対に理解していただけるはずです。

 

しかも私がお願いしているのは「玄関のすり抜け防止と換気で常に開ける窓のみの対策」の2点であり、家中の窓すべてに格子をつけるよう無理強いしているわけではありません。

 

私より細心で想像力の豊かな里親さんがたが手間を厭わず施してくださる策に私が毎回学ばせていただいているのです。本当に勉強になりますし頭が下がります。

 

 

オシャレなダイニングセットの後ろにも……すごいなあ。驚きました。

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里親さんの力作、玄関の二重扉↓ お友だちに手伝ってもらいながら作ったそうです。

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「貴和ちゃん、どこにも行かないで。一緒にいようよ」

 

 

貴和への愛情がこもったこの扉が貴和の安全で健やかな生活を物語っているようでした。

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関東圏は危険や車がいっぱいだからこうしておくと安心だよね。

 

 

日当たりがよすぎてほとんどの写真が逆光ですが、誓約書にサイン中の里親さんの後姿をぱちり。キュートで上品なお方です。

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お引越し直後は緊張度が半端じゃなかったのでこういう写真しか撮れませんでした。

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貴和、がんばれ! 里親さん、がんばってください。

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毎日お世話をしている間に必ず距離が縮まると信じています。

 

 

里親さんに片目を入れてもらい記念にお渡ししました。Mだるま開眼!

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以下、里親さんから届いたメッセージと写真です。

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「元気にしてるわよ」

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「猫じゃらし遊び好きよ」

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これを読んでいる皆さまの中で、シャイやおこりん坊の猫さんと暮らしている方いますか?

「我が家はこうして慣れた」「ベタベタになった」などのエピソードを持っている方がいらっしゃったらお手数ですがコメント欄に書いていただければ活動の参考になります。

うちもたびたびシャイやおこりん坊の猫が来るので一度お聞きしたいと思っていましたの^^

(東大病院通院の際に皆さまから寄せられた情報がどれだけ役立ったか!)

 

里親さんは今、貴和に嫌われないよう彼女に接してくれています。里親さんのやさしさが貴和に伝わるよう祈りながら見守っていく所存です。

 

貴和を気にかけてくださった皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

らぶ

 

 

 

かつくん「X219貴和卒業おめでとう。里親さんと一歩ずつ歩みよってほしいと切に願います。健やかに生きていってください。ハハは里親さんにありがとうの気持ちでいっぱいです。

どんなタイプの犬も猫も貴和のように家を得られるといいですね」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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ほほさんの奇跡

皆さま

ほほはイメージしたとおり無事に703号室に帰ってきました。

親バカですが、とっても立派で誇らしかったです。

朝、マイ太郎さんが予定より早く迎えに来てくれました。

「遅れてはたいへん」

そう思ってくださったそうです。ひとりでは不安だったのでどんなに心強かったか。

 

下見をしておいたこともありスイスイ円滑に移動できました。

ほほと私は後部座席に乗せてもらい、ほほを抱き励ましながら病院を目指したのです。

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ふだん猫を移動させるときは安全上の理由などでキャリーから出しませんが、ほほはキャリーに入れておくとパニックを起こしてしまうのです。

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車の中でほほといろんなお話をしました。

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ほほは鳴き声をあげられませんが、表情だけで精いっぱい鳴き不安を訴えてきます。

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暑がる犬のように舌もベロっと出てしまいました。でも、ほほの限界前に病院に到着!

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1時間弱の待ち時間を経て名を呼ばれ診察室へ

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2人組の先生が丁寧に対応してくださいました。CTやMRIなど麻酔の必要な検査をいきなり行うより、まずは神経学的検査と頭部専用のエコー検査をすすめられお任せすることに。

 

先生がほほの写真を撮っていたのでたずねてみたのです。

 

「こういう状態(外見)の子はあまり来ないのでしょうか?」

 

かえってきた言葉を聞いて不安が募りました。

 

「私は……はじめてです」

 

 

ほほ、がんばるんだよ。1時間後にまた会おう。

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ほほがひとり検査をがんばっている間、マイ太郎さんに待合室で待機していただき私はATMへ。お財布に1,000円しか入っていなかったので諭吉たちを迎えに行ったのです。

 

長丁場を覚悟しコンビニで簡単なお昼ごはんをゲット!

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東大の敷地内にハチ公発見。孤独に飼い主を待つ渋谷のハチ公とちがってイキイキとして見えます。ハチ公に触れる飼い主の上野氏の膝の角度に胸を打たれ、べべ、ナナ、リルに会いたくなりました。うちにも私の帰りを待つ犬たちがいるんですよね。

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テラスでおにぎりを食べていると1時間弱でまた呼ばれました。

 

神経学的検査、頭部エコー検査の結果が出た模様です。

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ほほはやはり「先天的水頭症」でまちがいないとのこと。

CTやMRIは麻酔のリスクが高すぎてすすめられないといわれました。麻酔の影響を受け命に関わるかもしれないからです。加えて、CTやMRIをするまでもなく、頭部エコー検査で先生たちは病変をはっきり捉えたのです。

 

医学書に載っている犬の脳(猫にも適用されます)

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細かい説明は省きますが通常は大脳が上部にしっかりとあるのですが、ほほは脳内に水が溜まりすぎて大脳がほとんどなくなってしまったそうです。大脳がありえないほど薄く、「ペラペラ」という表現を使っていました。

 

真ん中の黒い部分は全部水だそうです。大量の水、水、水。水に圧迫され大脳が退化、萎縮。ちなみに感情をつかさどる中脳はほぼ正常の様子でした。

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マイ太郎さん「え……こういう状態でも……生きていられるものなんですか?」

先生「う~ん……普通は8年も(生きられない)……奇跡ですね」

私「ほほは苦しいんですか?」

先生「この状態だと通常は苦しいと思います。でもほほさんは……小さいときからですので、この状態に慣れていて苦しみはあまりないかもしれませんね」

マイ太郎さん「外科的な手術などで脳内に溜まった水を取り除く方法はないですか?」

先生「ほほさんが若い猫なら選択肢のひとつに“脳の水を腹部に流すチューブを埋め込む手術”があるのですが、すでに8歳という年齢と麻酔のリスクを考えるとぼくは投薬などの内科的ケアがいいと思います。それぞれのメリットデメリットを考えても……」

 

ほかにもたくさんお話しました。

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副作用の多いステロイドは減量の方向で利尿剤の種類をかえてみることに。

 

はげもなおるかな?

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落ちているようなほほの左目はほとんど見えていないこと。

右目も回転斜視が認められる。

脳内の水があまりにも多いため視神経が圧迫され独特のビジュアルになったんですね。

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先生が「ほほさん」なんて呼ぶもんだから、私はまたほほが誇らしくなりました。

ほほはこの世に産み落とされた瞬間から闘っていたんですね。

静かだけど、強い子です。

 

若くて元気な頃は、私とともにたくさんの卒業生を育ててくれました。

 

 

卒業生ビヨンセ改めビーと

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卒業生春吉(PAで保護)と

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天国に眠る卒業生ほのと

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入れ替わり立ち代り何十、何百と703号室にやってくる“家なき猫”たち。

ほほは彼らが卒業するまでどの子にもやさしく屈託のない心で接してくれました。

 

みんながほほより幸せになるまでずっと。

 

ほほはえらいねえ。

宇宙がお母さんに与えてくれた奇跡の塊であり、最上の紳士だと思います。

 

 

あんまり過保護に育ててあげられなくてお母さんがわるかったねほほ。

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お母さんは反省することがいっぱいありすぎてなにから手をつけたらいいかわからないよ。

 

 

もしほかの環境に育っていたらほほはもっとのんびり生きられただろうに。ごめんなさい。

 

でもうちの子になっちゃったんだから、しょうがないよね。

 

 

帰りの車の中のほほは行きより落ち着いているようでした。

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私は科学人間の大巻先生と東大の先生がたが仰ってくれた「ほほが生きているのは奇跡」の言葉を幾度も頭の中で反芻しながらほほに話しかけました。

 

「ほほは生きているだけでいいんだからね」

 

医学的な奇跡は否定しませんが、ほほがここにいるのは奇跡だけではありません。

ほほが生きるために絶えず努力してきたのを私は知っているのです。

 

残念ながらほほのQOLはおそらく大きくは変わりません。外科的アプローチがむずかしい以上劇的に好転することはないでしょう。けれど東大病院のセカンドオピニオンに私は納得ができたので、少しでも、ほんの少しでもほほの状態が改善されるよう考えていきます。

 

手術はしませんが、闘病はこれからもつづきます。

明るく大らかにほほ、べべ、さぶを包み込めるお母さんを目指して!

 

 

皆さまご心配をおかけして申しわけありませんでした。

検査代も覚悟していた額よりかなり安く済んで拍子抜けしちゃったほどです。今日ATMで過剰におろした分は1円たりともむだにつかわずお子たち長い闘病の足しに取っておきます。

 

情報をくださった方々にもありがとうを。

 

私信:コテツちゃんのママさん、ニアミスで会えなくて残念でした。またの機会にぜひ^^

 

皆さまと皆さまの愛する家族たちのご多幸を祈りつつ!

 

 

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ふたりともがんばっています

新しい名は卒業記事のときに紹介するので今は旧名で書きますが、実はお届け日以来萌乃がごはんを食べていなくて心配でした。

里親さんが環境変化に繊細な萌乃を思い遣っているのがよく伝わってきて……。

 

私は「大丈夫」を言いつづけていたのですが、正直「大丈夫」なのかわからなくなりました。萌乃がシャイで環境変化に弱いのは知っています。保護当初はごはんに手をつけない犬猫も多いです。特別なことではありません。いずれ食べだすでしょう。

 

でも……

 

萌乃ははじめからびっくりするほどよく食べる猫でした。

私の手からパンを奪って逃亡したこともあるし、シンクの生ゴミを漁るのも日常茶飯事で。

小柄なのに食べる食べる。

萌乃の食欲はすさまじいレベルでした。

 

だからお見合いのとき私は里親さんにアピールしたのです。

 

 

「萌乃はなんでも食べてくれるから助かります」

 

それがなにも受けつけないとは。

 

移動したばかりゆえナーバスなのか、それとももしかして体調が悪いのか。

 

悶々と考えていても仕方ないので、昨日みいさんにつき合ってもらいしじみ嬢のお届け後に萌乃に会ってきたのです。

 

しじみ嬢の新しいお宅と萌乃のお宅は方向が同じですので、萌乃の食べそうなものを追加で準備し、萌乃家へのプレゼントも車に詰めて家を出ました。

 

みいさんの里親さん「鯵ぽた屋」さんに焼いてもらった萌乃のプレート

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気持ちがこもっているし、割れ物だから手渡しでプレゼントしたかったのでいい機会です。

萌乃プレートの裏には小さく「703」と入っていて鯵ぽた屋さんの粋な遊び心を感じました。どうもありがとうございます。

これをオーダーしたとき、萌乃はまだ家族募集の最中でお問い合わせもない時期で……。

 

ブログネタになるかな?

 

と考えたのも事実ですが(笑)、萌乃に目を留めてくださる尊い方にささやかなお礼がしたかったのが一番の理由です。贔屓かもしれませんが萌乃は約4ヶ月以上我が家にいたのでね^^;

 

数日ぶりに会った萌乃はケージ内に置かれていたたくさんのごはんに手をつけようとはせず(水も飲まず)、塞ぎきった顔でドームベッドの中に引きこもっていました。

 

声をかけ外に出して抱きしめる。

 

お願いだよお姫さま……

 

どうかどうか……

 

里親さんの真心がお姫さまに伝わりますように。

 

里親さんは萌乃の声を聞こうと必死なんだよ。

 

 

萌乃の家にいる間中みいさんと私は里親さんの気が少しでも楽になるよう、ひたすら大丈夫です、を繰り返しました。里親さんはまっすぐ私たちの話を聞いてくださいました。

 

帰り際、車の中でみいさんがポツリ。

 

「きっと今不安だよね。それにしても真面目でやさしくてなんて素敵な里親さん。里親さんのためにも早く食べられるようになるといいねえ」

 

なんとなく私は……鼻が高かったです。

 

 

今夜、里親さんからメッセージが

 

「今日は帰ってきたら、ごはん皿が空になっていました!

嬉しい~

写メ撮ろうとしたらシャーされました。シャーする元気が出てきたようです!」

 

そしてこの写真がつけくわえられていました↓

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ちょっと怒ってる!(笑)

不機嫌顔の萌乃嬢だ!!

 

これが里親さんから届いたはじめての写真です。

きっとこれまでカメラを向ける余裕すらなかったのですね。

 

だれであれ萌乃の里親になられる方ははじめ若干苦労すると思っていました。保護主として里親さんのご苦労に添いどんな形であれちょっとでもクッションになれたら幸いですが、その苦労に耐えられずお返しいただくとしても私はなにも言えません。

 

ですが萌乃の里親さんは萌乃が健康なら彼女のどんなリアクションをも受け入れる覚悟が大きいのです。もちろん病気になっても手放すつもりはないと仰っています。

芯の強い女性だとつくづく尊敬します。

 

卒業レポの前に、この数日のできごとを書きたくなりました。

 

萌乃はがんばっています。

里親さんもがんばっています。

 

ふたりとも、「家族」を求めているんですね。

 

萌乃に早く伝わりますように。

距離が縮まりますように。

 

 

明日も仕事がんばります。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

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家族のちから

私はうちを巣立った犬猫たちが里親家で溺愛されている様子を知ると呼吸が安定します。

里親になってくださった方々がいちばん大切で尊いです。

犬猫を保護しても、次から次へと飼うことができません。信頼できる方に犬猫たちの命を託すしか術がない私にとって、アンカーとなってくださる方の存在こそが命綱です。

どの卒業生にとってもうちは止まり木で、私は途中走者に過ぎません。

「家族」として引き受ける決意をくださった703号室の善き里親さんすべてに深くお礼を申し上げます。ありがとうございます。

頭数が増えるにつれ卒業生たちへのフォローが思うようにいかず不義理ばかりですが、私が平穏な心持ちで微々たる活動をつづけていられるのはぜんぶ里親さんがたのおかげです。

 

今回は7~8年前に我が家を巣立ったお子たちの3ファミリーが白子に集まりました。

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(写真:megさん)

 

以下、参加ファミリーの簡単な紹介!

ホストのmegさんちには卒業犬コロンJ(約7年越しに土手より保護、ナナのきょうだい)

あきさんちには卒業犬まりん、卒業犬マリア、卒業猫アクア

萌ファミリーには卒業犬萌(老犬シーズー)、卒業猫むう

 

どの家族も私にとってスペシャルです。megさんは猫のTNRや保護を半端なくしており、あきさんは雑種中型犬を多頭引き受けていて、萌んちもママさん自身が成猫を保護しました。

愛情の厚く、実践力の高い方々ばかり。尊敬しています。

 

白子デートは前々から決まっていましたが、うちはほほの体調が不安定。megさんと相談し夕方から参加させてもらうことに。19時間のお留守番を妹にしっかりお願いして。

 

 

べべ、ナナ、リル、今日はあなたたちが主役です。

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「ぼっくんのセカンドハウスに いらっしゃい」

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殿、今日も一段と爽やかですね。大人数でおじゃまします。

 

みんなでバーベキュー

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「メンバー犬のみなさま」

 

1 コロンJ(703卒)

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2 まりん(703卒)

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3 マリア(いろいろなできごとがありましたが、笑顔を取り戻して703卒)

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マリアはまりおさんちと親戚です(笑)。

 

 

4 麦

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5 メイプル

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6 萌(703卒)

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7 ちび太

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8 べべ

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9 ナナ

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10 リル(ピンの写真がないのでmegさんより拝借)

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あきさんちのお子は毎度おもしろい服装で登場します。キティちゃんの麦

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マリア、会いたかったよ。本当にごめんね。何千回謝っても足りないけど幸せでいてくれてありがとう。あきさんちには足を向けて寝れません。

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チチとも再会! マリアかわいい!

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ナナとリルも張り切って参加です。

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マリア~ なんでそんなに楽しい顔をしているの?

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お庭でのごはんは最高でした。参加ファミリーの皆さまがそれぞれのブログに白子の様子を載せているのでよかったらご覧くださいね。

※megさんだけ異常に更新が早いので白子記事は少し遡ってください。

 

 

萌家のご主人はチチより大食家で驚きます。

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寒がる老犬萌を抱っこしながら、実は私があたためてもらうという^^;

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私のiPhoneで撮ったコラージュ

(白子の庭、爆笑を誘ったリア充Tシャツのまりん、ちょうブスなmegさん……と私、お留守番をしてくれた妹からのさんきゅう写真)

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夜、あきさんちと萌んちとバイバイし、うちはそのままお泊りさせてもらいました。

 

殿、ありがとう。殿のセカンドハウスは居心地がいいんだよね。

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megさんとご主人はお会いするたびに過分によくしてくださるので恐縮の極みです。ありがとうの言葉だけでは足りません。おかげでうれしい思い出が仰山の休日となりました。

 

 

次の日、お別れする前に朝の海へ

 

私はパパの運転する車に同乗させてもらいました。後部座席には殿とmegさんが♪

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名店のパン屋に寄ってパンを調達(megさんごちそうさまでした)

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いいねえ……

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megさんちが撮ってくださった美しい写真の数々

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べべ、ナナ、リルの表情と動きがイキイキしていて老犬には思えませんでした。

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風もなく過ごしやすい陽気

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べべナナリルのリードを手に、なんとなくこれまでの人生を振り返りながら海岸を歩いているうちに走馬灯のように多くの卒業犬猫たちの顔が浮かんできました。

 

と同時に、私の力不足で救えなかった犬猫たちの姿もよぎったり。

 

「三毛猫は絶対に取りこぼさない」

 

改めて心にかたく誓いながらホームに戻りました。

 

世界、いや日本社会全体からしたら所詮、私にできることはチリのように小さいです。

でもじぶんが決めたことは、無限大に取り組んでいかなければ、と思いました。

 

 

あきさん、megさんおみやげの数々ありがとうございました。

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チチが飲みすぎ食べすぎてごめんなさい(汗)。

 

 

お会いした3家族だけでなく、うちの卒業生と里親さんがたのご多幸を常に祈っています。

 

 

LOVE!

 

 

 

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家族リレー

保護猫萌乃へのお祝いありがメッセージなどありがとうございました。

萌乃さっきじぶんから布団に上がってきたんですよ! 触ったら喉を鳴らしてくれました。

お届けまで「人馴れ」を意識しながら取り組んでいきます。

 

ブログのコメントのお返事をすべて終えました。遅くなってごめんなさいね。

 

 

早くこの方たちと過ごした記事を書きたいのですがなかなか写真整理の時間が取れず^^;

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家族で遊びに行った楽しい思い出だから落ち着いたらぜひUPします。

 

 

家族といえば、昨日はしじみ嬢の家族がみいさんちに遊びに来ました。

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私もお邪魔させてもらいいろいろお話できてうれしかったです。

 

しじみ嬢のお届けは5月初旬を予定していますが、お見合いからお届けまで日にちがあいているので時間を作って顔を見に来てくださったのです。里親さんちとみいさんちはけっして近くありません。ノロノロ運転していたら2時間くらいかかる距離だと思います。

 

 

先日もみいさんちにしじみグッズをいろいろ送ってくれた里親さん

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しじみ嬢は幸せだね♪

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しじみの里親ご夫妻とお別れしたあとは、急いで車を走らせ待ち合わせのレストランへ!

 

家族として長男の嫁として、私は毎春チチのご両親を連れてごはんを食べに行くのです。

 

私が作った恒例行事をお父さんもお母さんも心待ちにしてくれているようなので張り切って準備しました。ゴルフ好きのお父さんにパターの形のボールペンセットをプレゼント^^

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今回選んだのはムーディなお店。ちょっぴり奮発です。

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お父さんの誕生日会、もうすぐやってくる母の日をダブルでお祝い♪

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横着な嫁ですね(笑)。すみません。

チチ、お父さん、お母さんと束の間のオトナ時間を過ごしました。

体調がいまいちで食欲が半減していた私ですが、おいしい料理をたんまり平らげ元気度が若干上昇。これでしばらくがんばれそうです。

 

 

「家族」でさらにネタをつなぐならもうひとつ

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卒業猫泰雅(タイガ)の里親さんからプレゼント、近況写真、お手紙が届いたのです。

泰雅のことを長年大切に育ててくれてありがとうございます。折に触れ703号室を気にかけてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。私も本日お手紙を投函しました。

泰雅はひどい風邪を患った成猫でしたが、里親さんの深い愛とケアのおかげで日々安泰に暮らしています。里親さんはおひとり暮らしの女性ですが、お仕事をしながら猫2匹のお世話をニコニコこなしています。すばらしいですね。

 

 

「家族」

この言葉を意識すればするほど、今私は境地に立たされている気がして苦しいです。

ふだんの私はどうしようもなくだらしがない上、とりえなど皆無にひとしいぐうだら主婦ですが、瞬間瞬間に全力を傾けることがあるのです。大げさに聞こえるかもしれませんが、命を賭して行動する感じでしょうか。心願を成就させるためにはなんでもしなければなりません。

じぶんのもてる力をあますことなく出さなければ納得がいかないです。

ここんところ、吐きそうなほど辛いです。でも、こういうときは外に向かって悩みを出すのが苦手で、どうしても内側にこもってしまいます。私の悪習ですね。

じぶんが納得する形は、たったひとつだけです。

それを得るためにあらゆる方向からアプローチし絶えず考え手足を動かさなければ。

 

あああ。時間とエネルギーがもっとほしい。

 

口から生まれ出てきたような人間なのに肝心なことはちゃんといえなくて申しわけありません。もったいぶっているのではなくうまく出せないのです。ぜんぶ保護活動系の話です。

現在真剣に努力中です。

心願が成就したらそのときは聞いてくださいね。

 

家族を得られる犬猫たちが一頭でも増えますように!

 

どうかどうか。

 

 

 

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