ナナの容体が悪化する4日前の3月17日に話は遡りますが、私は兼ねてより約束していた卒業生天音&ほたるのお宅を訪問しました。
天音の預かりをしてくれたマイママさん、娘のマイ太郎さんもいっしょ。(マイ太郎さんの記事)
今日は天音という猫を咀嚼してみたいので、皆さまおつき合いください。
せっかくなので2回にわけてみますね。
2回分を読み終えたときに、天音に焦点を当てて書いた私の真意が皆さまに届いていることを願いつつ。連続投稿しますのでよろしくお願いします。
この日はナナの急変前ですので、私も穏やかな気持ちで向かいました。
じゃーん、推定18歳以上の天音です。
天音も70代に見えないマイママさんも若々しいですね~♪
天音はちゃんとお接待をしてくれるのです。さすが「元家猫」。
正確な年齢はわかりませんが、3年前の譲渡時は推定15歳前後だったのかな?
黒い部分の毛が真っ白になっています。
カナダ出身の先住くろ子さんも顔を見せてくれました。
シニア齢のくろ子さんですが、超シニアの天音よりはだいぶ年下です。でも、天音家ではくろ子さんがいちばんはじめからいるので、「先住の位置」。
そんなくろ子さんを後輩天音がいじめるというありさま^^; 保護主としてまことに面目ない限りです。しかし里親さんは微塵も気にしません。
相性が悪そうなときはそれぞれを別の部屋へ、そうでもないときは同じ室内で共存させる。あくまでも猫たちのペースを見守るに徹し、ほんのり手助けしているのです。これむずかしいですよね。だからトライアルから出戻る子が多いのです。
そこにいい意味で緩和剤として703号室卒業生のほたるも加わりました。
ほたるのおかげで天音とくろ子さんの距離が微妙に変わってきているそうです。
ほたるはすごいなあ。えらいえらい。
ちゃんと家を照らしているんだもんね。明るくしているんだもの。
全盲のほたるはあちこち走りまわり忙しい身です。
階段の昇り降りも余裕でクリア。教えてあげたのはくろ子さんです。
天音城はもちろん、安全対策が完ぺき
さあさあ、ランチの前に記念写真を。仲よしのマイ太郎さん母子♪
マイママさんは私とも親子のように接してくれます。たまにしつけが入ることも。「アンちゃん、トイレの蓋はかならずしめてちょうだい!」とかね(笑)。
マイママさんの猫を撫でるときのやさしいまなざしや
おっちょこちょいの私が服につけたシミをいっしょうけんめい取る仕草に
私は人としてのあたたかさを見つけてしまうのです。さあ、ご飯タイムだ!!
天音ほたるの里親さんが用意してくださいました。味もですが、食器も素敵~♪
マイ太郎さんの手土産のケーキもしっかり全員のお腹へ
余った料理はお持ち帰りにさせてもらいました。マイ太郎さん、マイママさんからもおみやげをいただいたのです。皆さん、ありがとうございました。
老猫天音がちゅーるを食べるのを手助けするマイ太郎さん
天音が使っている食器はなんとロイヤルコペンハーゲン。大盤振る舞いですね。
私ならこの食器を棚の中に入れたいせつに飾るのに……格のちがいを実感です。
「うちはわたしたち猫の天下なの」
仰るとおりだね。ほたるの未来も明るいね♪
人見知りをするくせに、私は「OK」のほたる嬢。私を覚えてくれているのです。
私は獣臭が強いから、感性豊かなほたるには正体がばれてしまったみたいね。
楽しいひとときを過ごし、電車で帰りました。途中で見つけたこれ↓
妙にツボにハマった私は思わずジュースをポチ。購買意欲がそそられます。
いいね。
お手入れの行き届いた広い家。美が込められたお食事。デザート。イキイキとしている3匹の猫たち。訪問写真をパチパチ撮る中年女たち。笑い声。和み、癒し……
さて、私が書きたいのは実はこういうことではありません。
少なくても、天音についてはちがいます。
天音は3年前の卒業生ですので、保護のいきさつを知らない方も多いでしょう。
ぜひ読んでいってください。
保護前の天音の姿が赤裸々に出てきます。
この記事の後半まで読み終えた皆さまは天音と顔出しNGの里親さんの「真の素顔」を必ず知るはずです。私がどんな譲渡をしているのかも含め、ぜんぶがわかります。
ついでに天音とほたるの卒業記事もはりつけておきますね。
ほたる→ 「くろこよりあたらしい家族のほたるへ/幸せの703号室」
後半に入る前に10分程度休憩を取ります。
前半も本番の後半も読んでもらえたらうれしいです。
LOVE!
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