デリーは朔太郎くんになりました2

皆さま、本日は前回のつづきです。

 

 

主役はこのお方。保護猫デリー改め、朔太郎くんでございます。

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準備万端で向かった新しいおうち。30分弱のドライブの末に到着!

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キャリーの中も黒いし、洗濯ネットも黒いし、朔太郎くんも黒い(笑)。なにがなんだかわらかない写真になってしまったのですが、ちゃんとお運びしたので、記念にパチッ♪

 

 

朔太郎くんのために用意された素敵なケージなど

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うちから送り出す保護犬猫さんたちは、譲渡先で必ず「脱走防止対策」をしていただいているのですが、朔太郎くん宅は、特に必要性を感じませんでした。ふふ。だって、見てください↓

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(里親さん撮影↑)

 

お宅の設計の段階で、掃き出し窓には、すでにこのようなルーバーがあったのです。

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最高すぎませんか? 一部を閉めることもできるし、全部を閉めることもできるし、開ければ、風や光や景色を堪能できます。猫と暮らす上でも、防犯上も、安心、安全、ですよね。

 

 

ちなみに床は、私の記憶だと、コルク素材でした。これまた犬猫の足腰への負担を考えると、ベストの選択だと思いました。うらやましい限りです。そして参考になりました。

 

 

玄関にも鍵つきの二重扉がついています。

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いいなあ♪

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猫との暮らしを視野に入れて、設計されているので、天井付近には、こんな楽しい場所も^^

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譲渡後、おうちの中で何度か行方不明になった朔太郎くんですが、安全な室内であれば、笑い話で済みますものね。外への脱走は、直ちに命に関わるので、里親さんとは、気をつけていただくお約束になっております。里親さんが業者さんに向けて作成した、丁寧ですばらしい「注意書き」をどうぞ♡

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(里親さん撮影↑)

 

なんて素敵なのでしょうか?

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(里親さん撮影↑)

 

読んだとき、泣いちゃったですよ(いやほんとに)。

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(里親さん撮影↑)

 

おやつがたくさん入ったかご

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随所に、お人柄や、愛や、歓迎を感じて、あたたかい心になった私です。

 

 

医療費のご負担や、おみやげもありがとうございました。靴下、かわいいです。

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おやつをもらう朔太郎くん

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朔太郎くんは、ケージにも入りますが、フリー時間も謳歌しています。

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(里親さん撮影↑)

 

すぐに人馴れしないとしても、のんびりと構えてくださる里親さんに、深く感謝しています。

 

 

クスっと笑える朔太郎くんの日常を、見守らせていただいています。

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(里親さんのSNSの写真↑)

 

 

どうか、ゆっくりゆっくり、朔太郎くんのペースで馴れていってね。おめでとう!

 

 

応援してくださった皆さまも、どうもありがとうございました。

 

 

皆さまにも、「いいこと」が仰山起きますように。

 

 

かつくん「Ⅹ343朔太郎(さくたろう)くん、おめでとう。外でがんばった分、安全な家の中で、一歩一歩、自分らしく歩いていってね。朔太郎くんは魅力的なお子だから、大丈夫大丈夫」

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まとまらない心

ブログを書く前に、何度か伸びと深呼吸をしたのですが、胸のつかえは取れないままです。

 

 

もともと、今日は、保護猫てるの「アピール用の写真」を撮る予定だったのですが、寝起きから私の体が重く、取り掛かるのに、とてつもない時間と体力を消耗してしまいました。

 

 

てるは、警戒心が強いので、首飾りをつけるのも一苦労

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まあ、これはこれで、かわいいね。

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私は少しずつ、変わってきたのだと自覚しています。

 

 

中年の図々しさは年々増しているものの、メンタルの根幹は、弱くなったのかもしれません。

 

 

若い頃は、「どこだどこだ? 私を待ちわびている不幸はどこだ?」とばかりに、精力的に犬猫たちの保護譲渡活動をしてきました。道中で、いろんな方との出会いと別れを経験し、お子たちとの出会いと別れを経験し、たくさん泣いて、笑いました。総括すると、「幸せ」とも言い切れないし、「幸せじゃなかった」とも言い切れない年月を過ごしてきたように思います。

 

 

わかっているのは、結局すべては、自分で選択してきたことくらい。

 

 

後悔は、なにもありません。

 

 

しかし、これからの人生は、なるべく自分軸にしていこうと努力中です。

 

 

魅力的すぎる犬猫たちは、あまりにも大きいものを、私にもたらせてくれました。

 

 

と同時に、私は犬猫以外の世界については、かなり無知になっていた気がします。

 

 

一度きりの人生だから、いろいろな世界を覗いてみたい。

 

 

仕事以外は「責任」から逃れて、できるだけ、心のままに生きたい。

 

 

てるは、そんな私の過渡期を、そばで寄り添ってくれています。犬猫以外の世界も覗いてみたいと話しているそばで、猫のてるに支えてもらっているという矛盾は、もちろんわかっています(笑)。

 

 

そして、この矛盾に、今、自分は苛まれているのです。

 

 

てるが、愛おしいです。

 

 

てるは3月のはじめに、うちにやってきました。

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てるは、(私のお客さん)Mさんの敷地に来る7歳の外猫さんで、毎日、たらふくおいしいごはんを、Mさんにもらっていました。1歳の頃、たてつづけに2回の妊娠経験があり、外で合計12匹の赤ちゃんを出産。赤ちゃんたちは、Mさんが里子に出し、てるはその際に不妊手術をしてもらったのです。

 

 

Mさんとてるは、長いつき合いなのですよ。

 

 

Mさんがいたから、外猫のてるが、生き永らえたといっても過言ではないですね。

 

 

私はてるの保護をMさんがどう感じるかを含めて、時間をかけて、熟考しました。

 

 

結果、Mさんが保護の段取りまで組んでくれて、てるは無事に私の手元にきたのです。

 

 

ちなみに、Mさんから聞いた、てるの昔話の中で、私がいちばん印象に残ったのは、てるが外猫のオス(FIV陽性、ボス気質)に首を噛まれて、首が血だらけになっていたときのこと。

 

 

当時のケガは、すっかり治っていますが、その際にてるはFIVに感染したと思われます。

 

 

※てるはウイルス検査で、FIV陽性、白血病陰性が判明しています。

 

 

てるを噛んだオス猫も、生きるのに必死だっただけなので、猫の間で、悪者などいません。

 

 

ただ、痛かったんだろうな、心細かったよなあ、と、てるがかわいそうになり、胸が疼きました。

 

 

てるの保護について、チチには、「絶対に猫を増やさない。責任をもって譲渡する。てるが家庭生活に馴れるまでの間だけ、保護させて」という約束を交わしています。

 

 

最初は、連れてきたことを、てるに謝らなければならないほど、てるは落ち込んでいました。

 

 

食欲不振、人間不信。

 

 

目はうつろで、覇気がいっさい、なかったのです。

 

 

私は、まちがっていたのかもしれない。てるを保護するべきではなかったのかもしれない。

 

 

Mさんにも、申し訳ない気持ちになりました。

 

 

でも、お互いが、退路を断たれた場所から向き合い、一歩一歩慎重に近づいて、私たちはようやく、ぬくもりを分け合えるところにまで、到達したのです。ようやく!

 

 

そしたら今度は、「いいサヨナラ」に向けて、準備を開始しなくてはなりません。

 

 

だから、あああ苦しい、となってしまっているわけなのです。

 

 

(こんなこと、よく私、何百回も繰り返してきたな)

 

 

てるは、念のため、ほかのお子たちと生活空間をわけています。

 

 

寝室が自分の居場所だと認識しているので、すずらんやちゃみのいるリビングには行きません。

 

 

ほかの猫に、強い関心はないようです。

 

 

けれど、ときどき私がリビングで楽しそうに笑っていると、わざわざ、私を迎えに来るのですよ。

 

 

「ちょ、まだ? 早く来てブラッシングしてよ」

 

 

「今日まだちゅーるもらってない!」

 

 

「もう寝る時間!」

 

 

といった具合に、にゃーにゃ―話しかけて、私を寝室に誘導しようとします。

 

 

たまんないよね。

 

 

アピール写真のためにつけた首飾りが、憎いほど似合ってしまいました。

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慣れないものをつけているから、まずはごほうびをどうぞ♡

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おいしいかい?

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いいお顔!

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おいで、ブラッシングもしてあげる♪

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つやつや~

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ふふ。きもちいいねえ~

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ク~!

 

 

きれいすぎて、どうしようもありません。

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こんなんじゃ、てるが輝いてしまうから、この巣から、羽ばたいてしまうね。

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次のステップのための止まり木、次のステップまでの止まり木、次のステップまでの止まり木……

 

 

(703号室の寝室は止まり木、この家の約束、未来、一生、次の出会いのための空席、マイルール、キャパ、云々……全部をくちゃくちゃに丸めてポイっと飛ばしたい心境)

 

 

ここだけの話、首飾りをつけたてるを見ていたら、構いたくてどうしようもなくなり、途中からiPhoneを放り出してしまった私です。私は、なにが書きたのかわからなくなってしまったので、この辺で失礼して、てると笑平とのんびり寝っ転がります。急いでエネルギーチャージしてきますっ。

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皆さま、お目汚しの乱文を失礼しました。

 

 

文章は心が現れるのって本当ですね。せめて、美しいてるの写真で償います。

 

 

次回はもっと、気持ちを整理できているといいなあ。

 

 

LOVE

 

 

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共感疲労

卒業生メロン家からプレゼントと近況写真が届きました。1歳で我が家を巣立ったメロンが、もう16歳ですって? 毎年プレゼントと写真を送ってくださり、ありがとうございます。

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沖縄の優子さんからは、今年もおいしい沖縄マンゴーをいただいてしまいました。

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おいしすぎてペロリですよ。ごちそうさまでした。ありがとうございました。

 

 

さて、皆さまこんにちは。お盆休みの方が多いことと思いますが、いかがお過ごしですか?

 

 

私は、「世間の休みは忙しい」という「ペットシッターあるある」に従って、日々お仕事をしています。ちなみに、本日はあとで3か所まわりますが、3か所はゆるい方ですね。

 

 

気がつけば、前の完全オフが7月30日、それ以後、8月17日まで、休みが1日もありません。

 

 

ちなみに、前の休みの日は、自分の通院を入れてしまったので、休んだ気になりませんでした。

 

 

それでも、空き時間がなかったわけでもないので、長年つづけてきたブログを書きたいなあと思いつつも、私には、それができませんでした。当てはまる自分の症状を、なんとなくchatGPTに相談したら、私は、「共感疲労」や「バーンアウト」ではないかと言われて、ハッとしています。

 

 

―—そうかもしれない。いや、そうだ、とわかりました。

 

 

23年間の微々たる保護譲渡活動でも、仕事でも、常に、命と向き合う重荷を背負ってきました。

 

 

周りには、犬猫と暮らす友人知人も多く、その相談内容や近況にも、一喜一憂しています。

 

 

SNSを開けば、犬猫たちの和み画像に紛れて、「お別れ」などの悲しい話もたくさん目にします。

 

 

そして、うちのお子たちの闘病、見送りにも、ずいぶん蝕まれてしまいました。

 

 

だれか加害者がいるわけではないものの、もう、自分ではコントロールできないほどの量の「病気」や「離別」や「事故」が、私の視覚、聴覚に飛び込んできて、とても息苦しいのです。

 

 

だから私は、そこから少しだけ距離を取ることを意識しながら生活をしています。

 

 

まあ、半生をかけて、どっぷり浸かっていたので、なかなか難しいのですけどね。

 

 

うちのお子たちは元気にしています。

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前に撮った写真ですが、笑平を遊びに連れて行った日の一枚

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日々、仲よしになっていく保護猫てる♡

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てるの未来についても、もちろん考えています。考えない日は1日もないのです。

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しかし今は、自分の心の余白があまりない時期なので、あとちょっとは、このままでいさせてもらえたら、と。私は、自分なりの「生産性」をたいせつにしてきましたが、「土台」が崩れては、なにも成しえないので、まずは生産基盤を、しっかりと整えていきたいです。

 

 

保護猫デリーは「朔太郎(さくたろう)」という素敵なお名前をもらって、新境地で、ご家族と共にがんばっています。朔太郎くんの卒業について書くのは、念のために設けたトライアルが、落ち着いてきた頃にしますね。まだ緊張している朔太郎くんを、あたたかく包み込んでくださるご家族です。

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朔太郎くんは、甘えん坊の一面もあるし、ほかの猫たちには最高にやさしいし、食いしん坊で健康的だし、いいところがたくさんあります。朔太郎くんにも、心の余裕が生まれたら、きっと薄皮が一枚ずつはがれていくのではと期待しています。また、お知らせしますね。

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皆さまもお身体をご自愛くださいね。

 

 

いちばんは、お心を守ってくださいね。

 

 

心あっての身体、心あっての人生だと痛感しているこの頃です。

 

 

いい日々をお過ごしください。

 

 

LOVE

 

 

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デリーのご縁と、あまぱんのこと

皆さまこんにちは。今日は皆さまにご報告があって、ブログを書いています。

 

 

Xには、すでに載せたのですが、703号室の保護猫デリーのご縁が決まりました。

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デリー、おめでとう!

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応援してくださった皆さまに、改めてお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました。

 

 

デリーには、ほかにも善い方からのお声がけもあったので、お断りをしなくてはならなかったときは、正直、胃がキリキリと痛みました。デリーが1匹しかいないことが、恨めしかったほどです。

 

 

絶対に保護猫さんを幸せにできる方なので、いつか迎えられる猫さんは幸せが確定しています。

 

 

素敵なご縁を、デリー共々、祈っております。

 

 

デリーは譲渡までに1か月程度あるので、それまでは我が家で大切にお預かりしますね。

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舌が出てる。ふふ。かわいい♡

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さて、デリーのお見合いは、里親さんのお宅で行いました。

 

 

本来ならば、うちでの様子を見ていただきたかったのですが、デリーは初対面の方の前だと、どうせケージの中で固まっています。それに、家だと、チチの仕事がバタバタしそうだったのです。

 

 

だから、(移動させるのは不憫でしたが)里親さんの飼育環境も拝見しようと、お伺いしたのです。最近のデリーは、人馴れが退化し、私とチチから逃げ惑うときが増えて、悩ましかったです。私たちもめげずに、時間をかけて接していますが、その事実も説明した上での訪問となりました。

 

 

お見合いの際、洗濯ネットに入ったデリーを、やさしく見守ってくださり、おやつをあげたり、ネット越しに抱っこしてくれたりと、デリーにとっても、いい時間を過ごせました。

 

 

里親さん宅は、すでに猫と暮らすために設計されていて、特に大きな脱走防止対策が必要ではなさそうなので、あとは必要なグッズを買いそろえていただければ、譲渡できそうな感じでした。

 

 

私も実際に見せていただいた方が、イメージがつきやすくて安心でした。

 

 

お茶、おいしいお菓子、おみやげまでいただき、ありがとうございました。

 

 

終始「ここどこ?」のデリーでしたが、里親さんはあたたかい眼差しを向けてくださいました。これからも、譲渡までの間に、伝達事項やお話し合いをしていければな、と思います。

 

 

ちなみに、うちから車で片道30分ほどの近さでしたよ♪

 

 

お見合いのとき、私もちゅーるを持参したのですが……皆さま、これを、見てください^^

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なんと、木製のトレイに、いろんな味の猫のおやつが用意されていたのです。

 

 

全部、お見合いの日の、デリーのために揃えてくださったのですよ。

 

 

すごくうれしかったな。この中から海鮮味を1本選んで、みんなでデリーにあげました。

 

 

そして、残りもすべてデリーに持たせてくれたのです。

 

 

デリーは1日に1本ずつ、おいしくいただいています。

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デリー、まだ日があるから、ここでも人馴れ練習をがんばろうね!

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一歩ずつ一歩ずつ、前に進みましょう。

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ということで、これからもデリーが登場しますので、皆さま、よろしくお願いします。

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最後に、先日、天国のあまぱん(香さん)より、美しいお花が届きました。

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香さん、あまぱんを覚えていてくださりありがとうございます。

 

 

在りし日のあまぱん

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Xにあまぱんとの出会いの思い出をつぶやいたら、たくさんの方からの反響がありました。

 

 

あまぱんは、犬のべべと並んで、私が能動的に迎え入れた、推定3~6歳の男の子です。

 

 

里親サイトに応募して、保護主さんの審査を経て、うちに来てもらった経緯があります。

 

 

家族になったのは2008年の1月、天国へ送ったのは、2020年の6月でした。

 

 

703号室でいっしょに過ごしたのは、12年半です。

 

 

これでもかというほどにやさしい猫で、まんまるボディーで我が家を包み込んでくれたあまぱん。亡くなってから5年の年月が流れましたが、今でも耳の奥に、あまぱんの甲高い声が残っています。

 

 

多頭の環境でも、いつも明るく、大らかで、周りの犬猫たちからの信頼も厚い猫でした。

 

 

天国組のお子たちとは、もう、この世では会えないのだと思い知る瞬間があります。

 

 

そうすると一瞬、身を引き裂かれるような苦しみが襲ってくるのです。

 

 

目に入れても痛くないほど、大事にしてきた家族たちを、次から次へと亡くして、ならば、私はいったい、なんのために生きてきたのでしょう? 寿命の丈がちがいすぎる。見送るつらさがあまりにも重い。自分の存在意義すらも脅かす家族(ペット)ロスがしんどいです。

 

 

けれど、同時に、彼らがひたむきに病気と向き合い、懸命に生きた姿勢にならって、私も自分の人生を謳歌して、「もったいなくないように生きなくては」とも考えます。

 

 

私は、犬猫たちと共に生きる人生を、自分の選択でつづけてきました。

 

 

その選択に、微塵の後悔もないので、空虚な気持ちを押し退ける、強い情熱を忘れたくないです。

 

 

LOVE

 

 

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デリーの進

皆さまこんにちは。今日は、私、朝5時台には仕事をしていたのです。

 

 

仕事が終わって、自宅で朝ごはんを食べているときに、無性に幸せを感じました。

 

 

その後、ダラダラタイムに突入して、お子たちと楽しく過ごしています。

 

 

夜からまた数か所で仕事なので、この時間は貴重です。

 

 

さて、家族募集中の保護猫デリーですが、いったん、新たなお問い合わせへの受付を締め切らせていただきます。皆さま、あたたかい応援のまなざしをありがとうございます。

 

 

皆さまに、いいご報告ができるよう、行動していきますね。

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デリーさん、あなた、艶々だねえ……

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変なサイズ感の写真となってしまいましたが、我が家のすずらんとも程よい距離感

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でも、デリーが心を寄せているのは、うちの末娘、ちゃみなのです。

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デリーは、フリータイム中にちゃみを見つけると、「ひゃひゃひゃ~ん♪」と鳴きながら、ちゃみに駆け寄ります。そして、下から目線? で、スリッとちゃみのごきげん伺いをして、遊んでもらえそうなら、積極的に絡んでいきます。しかし、ちゃみが気乗りしない様子だと、スッとフェイドアウトするのですよ。ふふ。デリーは、オトナだなあ、紳士だなあ^^

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首飾りをつけて写真を撮った日も、ちゃみにデリーのそばに来てもらったのです。

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デリーの緊張が少しでもほぐれたらいいなあ、と。

 

 

はじめてつけられる(アピールフォトのための)首飾りにビビって、固まってしまったデリー……

 

 

あの手この手で撮影をしたっけ?

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大好物のちゅーるを食べさせている間もパチパチ

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なんか全体的に荒々しい汚いですね(苦笑)。

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まあ、食欲旺盛さは伝わったでしょうか?

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デリー、鼻にまだちゅーるついてますけど?

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ほらほら? 鼻!

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デリーは毎日、がんばっています。

 

 

4月初旬に、住み慣れた場所(外)から、ひとり703号室にやってきて、心細かったにちがいありません。そこから、一歩一歩、ゆっくりちょっとずつ、デリーは「家猫」への階段をのぼっています。

 

 

デリーは、環境→猫→人間の順に馴れていっています。

 

 

ある程度人に馴れたところで、私は家族募集に踏み切ったわけですが、デリーは、まだ発展途中だと思います。画像のように、抱っこしちゃえば、じっと膝の上に留まっていることはできます。

 

 

人の手からおやつを食べたり、昼寝をしているデリーを私たちが撫でることもしょっちゅう。その際、安心していると、ゴロゴロ喉を鳴らして喜んでくれたりもします。

 

 

ですが、急に触ろうとすると、驚いて飛び退いたり、咄嗟に逃げようとします。

 

 

これは、外猫時代からのデリーなりの処世術だと考えられるのですが、接している方は、じゃっかん、さびしいかもしれません。現時点では、デリー側から駆け寄って甘えてくれたり、人間の動くところに、どこにでもついてまわる、というイメージではないのです。

 

 

デリーは、絶えず、警戒心と好奇心がせめぎあっている状況で、簡単に数値化すると、最初は、警戒心が9割、好奇心は1割程度でした。そして、いっしょに暮らしているうちに、その割合がだんだんと逆転しています。最新の感覚だと、警戒心4割、好奇心(甘えたい気持ち含む)6割、かな?

 

 

勇気があって、立派でしょ?

 

 

私は、そう思うのですよ。

 

 

馴れていない4割に着目するか、人との暮らしを受け入れつつある6割の方を見るか、判断はそれぞれですが、私は気長に、「デリーの進」に目を向けるようにしています。

 

 

もともと、私は、人に対しても犬猫さんに対しても、「なにができないか」より、「なにができるようになったか」を重要視したいタイプなので、なおさらかもしれません。

 

 

けれど、猫と暮らすうえで「理想」をお持ちになるのは至極当然ですので、保護時点でベタベタスリスリの超甘えん坊猫さんが大好き、という考えも、ぜんぜんアリだと思います!

 

 

デリーの1か月後、3か月後、半年後、1年後が楽しみです。

 

 

デリーの場合は、気長に向き合ってくださるご家族とのご縁を望んでいます。

 

 

では皆さま、そろそろ仕事の支度をする時間がやってきました。

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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