二度目の不妊手術

皆さまご心配をおかけして申し訳ありませんでした。心機一転がんばりますので、どうか保護猫満天に目を向けてやってください。お問い合わせをお待ちしています。

 

 

昨日は保護猫実葉(みは)の送り迎えの日でした。前日実家にいたマイ太郎さんが帰りがてら実葉を病院へ運び、実葉はそのまま一泊入院したのです。

 

 

退院日は私が迎えに行き、千葉のマイママさん宅に届ける役目でした。

 

 

 

実葉待ち

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名を呼ばれ診察室へ。入ると術後着姿の実葉がおとなしく診察台の上に佇んでいました。実葉の首もとの赤いシュシュを見て胸がぎゅっと締めつけられました。かわいくて切なくて。

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女子力の高い実葉。iPhoneを向けるとカメラ目線になります(ほんとうです。病院でも先生や看護士さんに笑われていました)。実葉お疲れさま。先生の説明が終わったら帰れるよ。

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実葉の卵巣。食事中の方、失礼。わざわざ先生が見せてくれたので記録として撮りました。

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会計は通常の不妊手術の倍の料金。けれどご安心を。もとが良心的な価格設定なので倍払っても高いとは思いませんでした。それだけたいへんだったということなのです。

 

 

 

さあ実葉、マイママさんが待っているから出発しますよ!

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車内で私は、静かにメラメラと怒っていました。

 

 

ときおり実葉のキャリーを覗くと、実葉はそのつど情けない声を出して不安をアピール。

 

 

どうして実葉は踏んだり蹴ったりだったんだろうね。こんなに素直でやさしいのに。

 

 

このたび実葉は不妊手術をしたのです。

 

 

二度目の。

 

 

ふつうに考えれば、一度でいいよね。

 

 

二度もお腹を切る必要はないもんね。

 

 

実葉が不妊手術済みであることは保護に関わったFさんから聞いていました。Fさんが実葉の存在を知った時点で実葉はすでに不妊手術済みだったそうです。Fさんが直接手術をしたわけではないのですが、たしかな情報のようでした。なのに1か月以上前から発情の兆候を見せていた実葉。大声で鳴き、大胆に体をくねらせ、なにかを必死に訴えていました。マーキングも。

 

 

マイママさんから相談を受けていた私は、ずっと迷っていたのです。

 

 

発情による行動なのか? はたまた単なる自己主張なのか?

 

 

確実に不妊手術をしたのなら、再度お腹を開けて確かめるのは実葉がふびんです。

 

 

結局、年が明けてから今後の方針を考えるという流れになったのですが、お正月休みにマイ太郎さん経由でマイママさんから私に連絡が来たのです。

 

 

「どうも実葉がまた発情したみたい・・・・・・」

 

 

ならお腹を開けて確かめるしかありません。おそらく「発情」でまちがいなさそうですが。

 

 

今回の不妊手術は実葉の腕の手術をした病院を選びました。実葉の全身状態をいちばんよく知っている先生だからです。先生の説明を聞き、私は呆気にとられました。はい?

 

 

「お腹を開けてみたら子宮はありませんでしたが、卵巣がほぼまるまる残っています」

 

 

つまりやはり実葉は不妊手術済みだったのです。では発情の行動はどこから来ているのか?

 

 

・・・・・・「取り残された卵巣」から、とのことでした。

 

 

逆ならわかります。子宮を残し、卵巣だけを取る手術。はたまた子宮卵巣の両方を取る手術。

 

 

けれど卵巣だけをごっそり残す手術は聞いたことがありません。

 

 

子宮がないので物理的には妊娠はしませんが、猫は卵巣が残っていれば発情します。

 

 

つまり発情によるストレスを全身で受けるのです。発情期はオスも交尾をしようと近寄ってきてたいへんだったでしょう。たしかに実葉は以前「不妊手術」を受けたかもしれません。けれど猫のQOLを無視した次元の低いお粗末な処置としか言いようがないです。

 

 

いったいどんな病院で不妊手術を受けたんだろう?

 

 

単に知識と経験が不足した下手な獣医師だったのか、あるいはどこかで巻き返せばよかったものの、また、それができる能力はあったものの、途中で面倒になり卵巣を残したままお腹を閉じたのか。「妊娠しなければいいだろう」物言えぬ外猫をおざなりに扱いながら・・・・・・。

 

 

どちらにせよ実葉にとっては不運ですが、後者なら由々しきことだと思いました。

 

 

外猫たちは体調が悪くても自分で病院へ行くことができません。だからなおさら適切な処置や手術を心がける社会でありたいですよね。どうせなら丁寧に接したいですよね。

 

 

改めて動物福祉に関する「意識の底上げ」の重要さを実葉に教わった気がします。

 

 

2か月以上かけてせっかくカラーが取れたばかりなのにねえ。かわいそうに。

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術後服を脱いでしまうので本日実葉あてに新しいカラーを送りました。明日の朝着くからね。

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「タナベさん見て! わたし 【極妻】みたいじゃないですか?」

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「頭ゴシゴシされるの好き」

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「マイママさん ただいま戻りましたっ」

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「ここわたしのお部屋だもん」

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「マイねーが買ってくれた ネイルサロン(爪とぎ)もあります」

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「わたしのベッド ハートの枕がお気に入り」

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マイママさんは実葉をあたたかく見守っています。マイママさんのすべてをかけて向き合ってくれています。ご自身のご年齢や生活スタイルを考えた上で実葉を引き取る選択はしないけれど、実葉の終の棲家が決まるまでは実葉をたいせつに預かると仰ってくださっています。

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実葉はもともと性格のいい猫ですがマイママさんの善意に触れますますパワーアップしました。

 

 

 

実葉の体には「愛」がたっぷりとつまっています。

 

 

 

実葉、何度もがんばらせてごめんね。いよいよ来月から家族募集をはじめるね。

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マイ太郎さんの老婆心アドバイスを受け実葉にも水分を多く摂ってもらおうと、運転手(私)はスープを買って差し入れ。水素水はいただきものですが、実葉に飲んでもらいます。

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お料理上手のマイママさんが私にごはんを作ってくださいました。もちろん、まず最初に実葉に食事を出してから次に人間たちが「いただきます」。おいしかった~~~!!

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ごちそうさまでした。デザートまで平らげてしまいました。

 

 

 

マイママさんがキッチンにいる間、実葉を抱っこの記念写真。私はちゃっかりカメラ目線ですが実葉は後頭部しか向けてくれませんでした。でもいいのです。猫の後頭部フェチですから。

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マイママさん宅を出て703号室へ。帰りは渋滞なしだったので1時間ちょっとで戻れました。

 

 

お子たちが寝ぼけ顔で私を待っていてくれました。ただいま。

 

 

お前さんたちのことも考えているよ。お前さんたちのQOLを。お前さんたちのなにもかもを。

 

 

大好きだよ。足りないところがあったらどうにかお母さんに伝えてください。

 

 

聞きたい。知りたい。気づける部分は気づきたい。直せるところは直したい。

 

 

百度でも千度でも軌道修正し、形を自在に変え、お前さんたちと成長していきたい。

 

 

核はひとつだよ。ほかはぜんぶ自由だけどね。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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4つの星

3連休いかがお過ごしですか?

 

 

私はエンジンフル回転で今抱えている保護猫たちの保護譲渡活動に取り組んでいます。

 

 

年々オンオフの切り替えがそれなりにできるようになりました。40代、気力、体力はまだまだあります。抜けるときは抜き、入れるときは入れる! をモットーにがんばります。

 

 

さて、本日は保護猫軍団総出で更新します。主役は実葉です。

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午前中、実葉を預かってくれている千葉のマイママさん宅に実葉とマイママさんを迎えに行きました。道路がやたら混み眠気をおぼえた私は車内でフリスクを噛みまくり。

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息が相当爽やかになったところで、ようやく到着。待たせてごめんね実葉!

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この足ですぐ病院へ。今回は大巻先生の病院ではなく、実葉の手術をした先生の診察を受けることにしました。来た道を約2時間かけて戻ります。やっぱり混んでる^^;

 

 

 

「着いたのですか?」

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実葉、お疲れさまでした。車内で不安鳴きしちゃったね。たいへんだったね。

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「先生 そのせつは おせわになりました わたしをおぼえていますか」

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先生はもちろん実葉のことをおぼえていますよ。先生が実葉のことを気にかけていたのを知り、それならば一度診てもらおうと、今回の計画を立てたのですから。

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「タナベさん そうでしたか」

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「先生 よろしくおねがいします ちなみに体調はすこぶる良好ですので 入院は結構です」

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マイママさんの次女マイ太郎さんも合流。前脚のこと、今後の日常生活のこと、腎臓のこと、発情の兆候があったこと(近々くわしく書きますね)、推定年齢などいろいろ質問しました。

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腎臓は特に変化なし。推定年齢は3歳程度? エコーで卵巣が残っているかを診てもらい、前脚についてはレントゲンを撮りました。見てください。実葉の前脚の骨が再生しています!!

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あああ。うれしい。ここまでくるのに9週以上かかりました。その間実葉のケアに心を配りつづけてくださったマイママさんに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

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まだパーフェクトな状態ではないのですが、椅子程度の高さへのジャンプや爪とぎのOKが。姫サークル中心の生活から少しずつテリトリーを広げていくことができるようになります。

 

 

 

よかったね♪

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「みなさん ありがとう みなさんのおかげです」

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お口を開けられる実葉

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終わるとマイママさんのお腹に顔をうずめ甘えていました。萌える。

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キャリーに入った実葉と記念にパチ

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実葉とマイママさんはマイ太郎さんの車に乗って帰ることに。マイ太郎さんにも感謝です。

 

 

 

無事に到着した実葉は姫サークルの中に入っています。三毛猫の爪とぎはマイ太郎さんから実葉への「爪とぎ解禁祝い」ですって。実葉、よかったね。ネイルサロンでお爪磨いてね!

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実葉の次の通院は年明けです。

 

 

実葉のペースで徐々に回復しているのでひきつづき見守っていただければ幸いです。

 

 

 

つづいてはつぼみ。洗濯ネットの似合う女性の登場です。写真はマイ太郎さんより!

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保護猫生活を謳歌中のつぼみ(推定2歳未満)。まいにーの横に並んでまねをしています。

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控えめながらも愛嬌のあるキラキラ女子です。やさしくておっとりのつぼみ。かわいいねえ。

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「なによ わたちだって負けてないもん」

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チチのひざにちょこんとのせられた花枝。小ぶりのつぼみよりさらに小ぶりです。

 

 

ひさびさに帰宅したチチはかえの存在にしばし気づきませんでした。

 

 

気づいたあとは子猫だと信じて疑わなかったです。子猫じゃないってば。

 

 

つぼみとかえはおそらく姉妹だと思われます。行動が似すぎ。背中の模様もそっくりです。

 

 

ご縁の決まったつぼみ同様、かえの終の棲家を見つけられるようベストを尽くします。

 

 

保護猫満天もあわせ応援をどうぞよろしくお願いします。ぺこり。

 

 

 

「え ハハぼくの登場はたったのこれだけ?」

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満天、ごめんごめん^^;

 

 

次回以降ちゃんと書く。にしても女子トリオはiPhoneでテキトーに撮った写真を使っているのに対し、満天はみいさんが一眼レフで撮ってくれた写真だし、とりを飾っているじゃない!

 

 

最近私が撮った満天の写真なんて、べべと盗み食いをしている現場ぐらいで・・・・・・

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ところで満天さあ、あんたいいかげんにしなさいよ?

 

 

これ私が食欲の落ちたさぶ用に買ったカリカリじゃないか!

 

 

ということで色とりどりの面々ですが、みんなひたむきに生きてきました。

 

 

幸せにしたいです。

 

 

LOVE!

 

 

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花枝が来ました

たまには午前中にブログを更新しようと朝からバタバタお世話しまくり。

 

散歩、投薬、食事・・・・・・大げさ抜きに2時間かかるんですよ。割と辛い^^;

 

でも終わると爽快感、達成感がわき起こります。今日もみんな元気に過ごせますように。

 

 

 

本日は我が家に新風を吹き込んでくれる美女の紹介と最近のできごとを。

 

 

とその前に、みいさんが撮ってくれた保護猫満天の写真をね。大好きな3枚です。

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ほかの子たちと比べてみてください。満天の瞳の色はほんとうに吸い込まれそうなのです。

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いい男。ゴージャスな雰囲気だと思いません? 703号室にて良縁を待っています。

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さて、おとといの晩、私は病院に向かって車を走らせていました。

 

 

するとマイ太郎さんより連絡が。なんとうちの近所で仕事をしていたらしいのです。仕事を終え、時間が空いたマイ太郎さん。「お茶でもどう?」のお誘いが来たので、マイ太郎さんの居場所を聞いて車で迎えに行き、私の目的地につき合ってもらうことに。

 

 

花枝(かえ)来たよ~! お腹の傷どう?

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実葉が前脚の手術を受けた病院で不妊手術した花枝ですが、退院後、Fさんのお宅で傷を舐め壊してしまったのです。傷口を洗浄し、ホッチキスでとめる処置をお願いしていました。

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コンベニア注射を打ち、ほかの抗生物質も処方してもらいました。しばらくあなたカラーの刑ね。

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病院を出た私はかえとマイ太郎さんを乗せ703号室へ。ちょうど夕飯時だったのでお鍋を作ることを提案すると、マイ太郎さんが一蹴(笑)。簡単かつ経済的に作れるメニューがあるとのこと。ほう。そんじゃスーパーへ寄り食材を揃えるので、お料理の方は任せてしまいましょう。

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マイ太郎さんがキッチンに立っている間に、私はナナとリルの散歩や投薬などを。待つこと20分。できました。いただきます。これがうまいのなんのって。今夜ひさびさに帰ってくるチチに同じメニューを出してみようと思います。仰るとおり、経済的だし、簡単っ!

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かえは保護部屋に設置したケージの中に入ってもらいました。つぼみに比べ人慣れがイマイチとされていたかえですが、撫でるとゴロゴロ喉を鳴らしますし、お腹を出しながらエアフミフミも。

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もちろん抱っこもできます♪

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体重は2キロ台。小ぶりな上、超美形です。こりゃ満天につづきボーナスだねえ。

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保護直後、ひどい大腸炎を起こしていたかえですが、単に食事の量が多かったのかも。現にうちではいいうんちをしています。スクリーニング検査の結果も見せてもらいましたが、すこぶるよかったし、年齢もとても若いです。心配しまくっていただけにホッと肩の力が抜けました。

 

 

かえ、早くカラー取れるようにお薬がんばろうね。

 

 

一晩経ち、かえのケージをリビングに移動

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「さぶにい あたらしい方が来たようですよ?」    「小柄な女性だな」

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みんなでいっしょにいた方がより早く慣れるし、ひとりでぽつんと保護部屋にいるのがふびんだし、保護部屋の暖房をつけっぱなしにするのは不経済なのが主な理由です。

 

 

 

左が満天用ケージ。右が花枝ケージ。キッチンから随時チェック可能な位置に置いています。

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ケージがあるとは言っても入れっぱなしではありません。特に満天なんかは長時間のお留守番以外はケージに入れず、自由気ままにリビングを徘徊させています。

 

 

かえもだいじょうぶそうだったので、今朝からさっそくフリーにしてみました。

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これを書いている今、かえ嬢はソファの下でじっと横になっています。

 

 

短期集中でかえのケアと環境慣れを終え、家族募集のステージに立ってもらうよう力を尽くします。皆さま応援よろしくお願いしますね。いつもあたたかいまなざしをありがとうございます。

 

 

 

そして、最後に昨夜のできごとを。カメラマンの太田康介さんとの忘年会でした。

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参加者は母、妹、私、妹婿タカです。話した記憶より食べた記憶の方が濃い。私は太田夫人の好きそうな野菜たっぷりのビーフンを母に作ってもらい、太田さんに持って帰ってもらいました。さきほど太田夫人からビーフンを食べたとのご連絡が^^ わざわざありがとうございます。家族ぐるみで仲よくさせてもらっています。太田夫妻、来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

ご夫人に買ったのに、ご夫人がぜんぜん乗らないから「ぼくが乗ってる」とミニバイクにまたがって店をあとにした太田さん。郵便配達員にも見えましたし、後ろ姿がちょいおかしかった。

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ちぐはぐなサイズ感に見送っていた妹が爆笑。楽しい夜でした。

 

 

 

忘年会の前は大巻先生の病院へ。べべ、ナナ、あまぱん、さぶの薬を取ってきました。

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投薬メンバーはべべ、ナナ、ほほ、あまぱん、さぶ、花枝(1週間のみ)。

 

 

リルと満天以外は全員毎日薬を飲んでいます。みんなおりこうですが、薬を好んで飲む子はいません。朝も夜も薬を片手にみんなを追いまわしています。ときどき、嫌われるのが心配になることもありますが、みんなよく耐え、私につき合ってくれていると思います。文字通り「闘病中」なんですが、うちのお子たちの明るさ、前向きさにこちらが励まされています。

 

 

さぶも食欲がじゃっかん出てきました。いっしょうけんめい生きています。

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皆さまのお子たちも健やかに年を越せますように!

 

 

(あ、まだ早いか)

 

 

LOVE!

 

 

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満天の通院 と 台湾旅行(到着~1日目を終えて)

皆さまこんばんは。本日は保護猫満天の通院でした。

 

 

保護から2か月経ちウイルスチェックを再度行ったのです。1回目は陰性でしたが、当時満天の顔にはケンカ傷があったためもう一度やることに。結果、このたびもマイナス。これで信憑性がかなり高くなったと思います。満天お疲れさま。

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まだ若い満天。体重は思ったより軽く5.2キロでした。健康状態はとてもいいので近日中に家族募集をはじめます。実は次の子も来ることになっているので、円滑にやらないとね。

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検温の際、お尻に体温計を入れられた満天は、絶妙のタイミングでふかーいため息をつき、診察室に笑いをもたらせてくれました。明るくひょうきんな満天、大好き♪

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保護したときはこんな柔軟な猫だとは知らず、大騒ぎしたなあ。皆さま覚えていますか?

 

 

満天との出会いの一連はこちらを→ 「負の循環をきみと切る」

 

 

人慣れするのに半年は必要だと覚悟を決めていた私はボーナスをもらったような心境です。

 

 

満天ありがとう。

 

 

 

さて、ここからは台湾ネタ。興味のない方はここでお別れしましょう!

 

 

 

ホテルにチェックイン

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13F建てのコンパクトなホテル。まだ新しく、清潔で、シックな雰囲気

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いろんな心遣いがちりばめられていて、センスのよさも感じました。

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ふざけすぎですね。すみません^^; 妹夫婦は隣の部屋で、私は母と同室でした。

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母と寝るのはこの日以来。今回はずいぶん待遇がちがいます。

 

 

前回がひどかっただけともいう。でも前回はべべ公がいたから、床が硬くても幸せでした。

 

 

 

ぐうだらな私はしばし昼寝をしたい欲望に駆られましたが、伯母からのしつこい電話攻撃と、仕切り屋の妹による圧迫で仕方なく伯母の家をめざしました。徒歩10分ですけど。

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台北は新旧混在の奇抜な街です。溶け合いひとつになろうとしないところがおもしろい。

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エレベーターを降りるとすでに伯母が玄関に。70歳をすぎているようには見えないでしょ? 教師をしていた伯母と歯科医の伯父が出会い結ばれ、従妹と従弟が生まれました。伯母は私の名づけ親でもあります。ほんとうによくかわいがってくれました。特別な人です。

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築年数のかなり古いマンションですが、伯母は家の隅々まで丁寧に磨いています。

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こういうところを私もまねたいのです。

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日本の風習に慣れている私は何度も靴を脱ごうとしてとめられました。だって土足って・・・・・・

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ミニサイズのタカ坊もはしゃいでいます。この人は妹婿というより私の弟ですね。

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新郎王文範。司法試験に挫折しかけて気晴らしに日本に遊びに来た際には私とチチがディズニーシーに連れて行ったことも。心の優しいイケメンです。

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食卓に写っている紅い物体は、明日の朝の儀式で新婦のお宅に持っていくもの。実際はこの数倍用意されています。名古屋の結婚式に負けない派手さではないでしょうか?

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ここでアマー(祖母)登場!

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足腰が弱り、認知症がはじまっているアマーは、昔とちがって日本に来れません。私はアマーに会いたくて仕方なかったです。あんなに若々しかったのに、白髪頭でひとまわり縮んでいる姿を見て、自分の不孝さを恥じました。

 

 

アマーは私を見るなり、私に抱きつき、そのまま泣き崩れてしまいました。

 

 

「アンニイちゃんが来た。奇跡が起きた。あああアンニイアンニイ・・・・・・」

 

 

私が台湾にいた頃、アマーが母親代わりになって育ててくれた時期があるのです。私に日本語を教えてくれたのもアマーでした。今の自分がいるのはすべてアマーのおかげです。

 

 

体の不自由な伯父にもあいさつ。考えてみると台湾は近い国なのに私は不義理をしすぎました。たいせつにしてくれた人たちの不幸に寄り添うことができていませんでした。反省です。

 

 

伯母の家を出たあと、伯母が近所のホテルのバイキング飲茶をごちそうしてくれました。

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そして一行は新郎の新居へ

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すごいなあ。立地に恵まれている上、703号室の倍以上の面積。ぜいたくですね。

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しかし本人とお嫁さんが一生懸命勉強をがんばり、仕事をし、努力の結晶として買った家です。

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うらやましいですが当然妬む気持ちは微塵もありません。すごいっ。キッチンでパチッ!

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お風呂場もやたら広かった。

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伯母いわく、寝室がいちばんステキだそうですが、見せてもらえませんでした。

 

 

台湾には結婚するまで「寝室をほかの人には見せない」のしきたりが実在します。

 

 

新郎の家からホテルに戻った私たちは、パジャマで夜市に出ることに。元気でしょ?

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バス待ち

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乗った!

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ワクワク

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着いた!

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母は美容室に「洗頭髪(シャンプー)」へ。私と妹夫妻は合流した伯母の招待で極楽マッサージ(90分)を堪能。あとで値段を聞いてびっくり。安すぎる。

 

 

 

そして食べる!

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衛生面を気にする旅行客もいるそうですが、私たちはぜんぜん~♪

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どれもこれもおいしいです。

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許容量を超える食べ方をしました。

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これ小さいときによく母や親族にねだった私の大好物のおやつ(ツアンイエンカウ)。最近は作れる方がめっきり減り、貴重な食べ物に。ピーナッツ味をひとつ買って、ほうばる。台湾で過ごしたさまざまな思い出が蘇ってきます。父親の顔が浮かんできます。いい味~!

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これは朝ごはんの定番ですね。

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フルーツも仰山

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ホテルで食べる分を買いました。台湾の人はとにかくフルーツをよく好むのです。

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もう食べるのに夢中でカメラを気にする余裕もありません。

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正直、高級レストランはもっぱら興味がないです。私は路上でいただく食事がたまらないっ!

 

 

 

満腹になったあとは自転車の伯母と別れ、ホテルまで徒歩で帰ることにしました。

 

 

少し運動しておかないと、ドレスが入らない可能性があるもんで。

 

 

ドレスといえば、母は3着持ってきており、私の分のハンガーが足りません。

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気合いはいってるな^^

 

 

この時点で深夜12時を過ぎていました。WiFiに繋いで「チチの綴る703号室」を読む。

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たいへん。明日は6時には起きないといけません。睡眠薬も安定剤も飲まずに、夢の中へ!

 

 

 

長く濃い1日でした。妹の足はパンパンだった模様です。おやすみなさい。

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つづく

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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第三走者、そしてアンカーへ1

皆さまこんばんは。今日から2回にわけ、保護子猫ココア&ミルクの卒業記事をUPします。

 

 

フェイスブックやツイッターではすでにお祝いのメッセージが来ていて、感無量の心情です。

 

 

いやねえ、実葉(+さくら)の保護や手術などと重なり実はちょっときつかったのです。ブログには書けない家庭のあれこれも同時期に起こり、精神的に参りそうでした。

 

 

だから今、喜びもひとしおです。

 

 

以後は里親さんがつけてくださったあたらしい名で紹介させてください。

 

 

ココア(キジトラ)→つむぎ

ミルク(キジ白)→たび

 

 

ふたり合わせて「ココミル」から「つむたび」に変わりました。

 

 

つむぎとたびは横浜市で保護されました。保護したのは703号室卒業生シナ&モンのご家族。シナ&モン家がリレーをスタートさせた「第一走者」。シナ&モンの里親さんからの連絡で私が家族募集を引き受けることになったのです。

 

 

※ 今回は事情があってのことで、ふだんは保護依頼をお受けしていません。私もいっぱいいっぱいですので、犬猫を直接保護した方の自己責任でお願いします。

 

 

シナ&モンの里親さんのメッセージに添えられていた写真

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この頃は猫というよりも「ねずみ」のサイズですね。

 

 

体調が不安定の月齢でしたので、保護猫のミルクボランティアもされているうめももさくらさんにお願いし、500gになるまで育ててもらう運びとなりました。うめももさくらさんが「第二走者」。

 

 

うめももさくらさんは厚い情を込め、ほんとうに丁寧に育ててくださいました。なんの見返りもないのに、いっしょうけんめいこの子たちを大きくしてくれたのです。無償の愛ってこういうことを指すのですよね。深謝の気持ちでいっぱいです。

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うめももさくらさんと病院で待ち合わせ、いっしょに先生の診察を受けた日の写真

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スクスク育ったね。でもまだ300g。頼りないサイズです。

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そして、500gを超え、703号室へ。私がうめももさくらさんちにつむぎ&たびを迎えに行った日の記事はこちら。この日家でゴタゴタが起き、穏やかな気持ちにはなれなくて、行きは眉間に皺を寄せながら運転したのを覚えています。でも不思議と帰り道は自分の内側があたたかくなっているのを自覚しました。責任を持つ、は重いことですけど、反面、満たされるものですね。

 

 

私が「第三走者」。

 

 

アンカーにバトンを渡すまで走る役目です。

 

 

バトンを渡すアンカーを見つける役目でもあります。

 

 

つむぎ&たびの食の好みや量や適切な回数のコツをつかむまで、なかなか苦労しました。引き継ぎファイルとにらめっこしたり、試行錯誤を繰りかえす日々。卒パイ(離乳)が同じ月齢の子たちと比べると明らかに遅かったのもきつかったです。なにを出してもプイし、ふたりともほ乳瓶を手放しませんでした^^; あなたたちはお母さん猫のおっぱいが恋しかったのよね。

 

 

 

基礎的な医療ケアを終え、いよいよ家族募集のステージへ

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善い方の目に留まるよう、みいさんがやさしさを込め撮影してくれました。ありがとう。

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みいさんの撮る写真は、命がつまっている感じがしてとても好きです。

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被写体が自由で

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キラッと輝くのよね。

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美しい写真の数々の裏にはこんな場面が。いやーおてんばたちはじっとなんてしていませんからね。あやす役もカメラマンも若い子たちの動きに追いつこうと必死でした(爆)。

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みいさんが撮ってくれた中でいちばんのお気に入りがこれ↓

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かわいいでしょ? 私のiPhoneの待ち受け画面にしています。

 

 

家族募集を開始するとつむぎ&たびには多くのお問い合わせをいただきました。私は来たメッセージにはすべてお返事を書くよう心がけているのでこの時期はてんてこ舞いでした。

 

 

なにかがグーーーと溜まっていく気がするし、どんどん削られていく気もします。言葉では説明できない感覚です。うーん・・・・・・「消耗」が近いでしょうか? 得ようとしているのに先に失うって矛盾、かもしれませんけど。真剣に取り組んでいるものはなんでもむずかしく感じますね。

 

 

 

紆余曲折を経てついに迎えたお茶会!

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恒例の朝から大掃除。ふだんと少しちがっていたのはチチが手伝ってくれた点でしょうか?

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つむぎ&たびに会いに来てくださったのは、私と同年代の笑顔が似合う素敵な女性です。終始つむぎ&たびをにこやかに見つめ、いっしょに遊んでくださいました。

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ピンでの希望がつづく中、里親さんは「仲の良い姉妹が一緒の方が精神衛生上も良い考えました」と仰ってくれていたのです。だからこの日はふたりとも主役でした^^

 

 

里親さんはおひとり暮らしの女性ですが、お留守番時間は長くありません。数年前までは多忙の日々だったそうですが、働き方をご自身で決められるようになり在宅時間が増えたのです。実際、スケジュールを伺ってみると、つむぎ&たびを迎えるにあたり、かなりの日数のお休みを取ってくださっていました。猫との暮らしははじめてですが、大型犬、雑種犬と長年暮らしていた経験があります。医師という職業柄からか、なにごとにも慎重で細心です。ペット保険や動物病院も含め、すでにさまざまな項目をリサーチされており、安心してお任せできると思いました。

 

 

爽やかで自然体の里親さんのお人柄と、まっすぐに育ったおちびさんたちのふんわりとしたオーラが「合う!」と直感したのが私の印象でした。里親さんは落ち着いた大人ですが、つむぎ&たびと同じ目線で楽しげに遊んでくださった様子がほほえましいというか・・・・・・。

 

 

医療ケアの話になり、これまでの明細やファイルを見せると、里親さんはしみじみ仰いました。

 

 

「この子たちはこうしていろんな方(の手)を経ているのですよね。いいですね・・・・・・」

 

「そうですね」

 

 

私も答えながら改めてそう思いました。関わってくださった方はただただありがたいです。

 

 

夜、届いたメッセージの締めくくりはこのように書かれていました。

 

 

「私も今日お会いでき、とてもうれしかったです! 様々な不安も田辺さんとだったら乗り越えられそうだと確信しました。ぜひ2人のお母さんになりたいと思います。よろしくお願い致します^ ^」

 

 

2人のお母さん

 

 

シンプルな一語が胸にスッと染み込む。

 

 

つむぎ&たびに家族ができる、そう考えただけで私は目尻が下がりました。

 

 

眉間に皺を寄せながら迎えに行った日のこと、ふたりが思ったように食べてくれず連れて行った病院の帰り車の中でメソメソ泣いたこと、漠然と自信を失いかけたこと、削られていくような感覚でため息をついたこと・・・・・・それらがみんな帳消しになった瞬間でした。

 

 

 

つむぎありがとう。

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たびありがとう。

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つむぎもたびもいい子でいるんだよ。

 

 

でもいい子のきみたちも、あまりいい子じゃなかったきみたちも、どっちも好きだよ。

 

 

甘えたい盛りなのに、いっぱいがまんさせてごめんね。みんなと共存してくれて助かったよ。

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嫁入り支度をしたついでに

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小さなお嫁さんたちに花嫁シュシュをつけ写真を撮っていたら

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どういうわけかまたウルっときました。

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最近メンタルが弱いかもです(笑)。

 

 

 

巣立ちの朝。前日チチが洗車をしてきてくれたのであたらしい気持ちで出発です!

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バトンを握りしめ走った1か月が長かったような、短かったような。

 

 

応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

つむぎ&たびの新居と近況写真は次回へとつづきます。

 

 

LOVE&LOVE

 

 

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