四つのお皿

今日は自分の検査と診察でした。

いつもはひとりさびしい通院ですが、今回はうるさい人がお供してくれることになったのです。

うるさいなんて失礼ですね。いや実際本当によくしゃべるのです(笑)。

なんでも話せる姉のような妹のような存在、MIHOさん^^

paty (7)

 

私の病気についてもぜんぶ知ってるし、703号室卒業猫クー太の里親でもあります。

ちなみに、クー太も黒猫です。

通院なのにどこか楽しい雰囲気でした。

paty

 

ふたりとも変な時間にお腹がすいて仕方ないので行きつけの韓国料理店へ寄ることに。韓国料理というと焼肉を連想される方がいますが、私たちが好きなのは韓国家庭料理!

paty (11)

 

MIHOさんは生ビールを2杯も飲んでいましたが、運転手の私は1滴も飲めず。シッケやなつめ茶で乾杯しました。

ワイワイドライブのあと703号室に移動!

MIHOさんはもうすぐ巣立つシャロンと保護猫たちにプレゼントを持ってきてくれたのです。

paty (9)

 

人間用の和菓子もありがとう♪

paty (8)

 

MIHOさんからのプレゼントを早速4つの小皿に分けました。

paty (13)

 

クリーミーなスープの上にかつおバーがのった豪華なおやつ。ロイヤルカナンインドアキャットのカリカリも少しまぶして。みんな喜んでくれるかな?

 

宴の主役シャロン

paty (2)

 

食いしん坊ごましお

paty (3)

 

ブレブレ写真ですが、ビーナスもご満悦

paty (4)

 

一番喜んでいたのは、まんまるいせやんでした!

paty (6)

 

この食べ方(笑)。なんだろうね?

paty (5)

 

まあきみたちが束の間でも充足感を得られたなら本望です。

MIHOさんに「ごちそうさま」だね。

 

そしてリビングで他愛もないおしゃべりを。

途中、笑いすぎて喘息の薬を吸入するはめに(汗)。

MIHOさんが撮ってくれた日常の一枚↓

paty (10)

 

MIHOさん、ありがとう。またいつでも来てね。

さあ、シャロン嬢の嫁入りがカウントダウンの域に入りました。

麗しいシャロンよ!

これからのステージは今までのどのステージよりもあたたかくぬくもりに満ちているはずです。

その中であなたはあなたの一生をエンジョイしてください。

paty (12)

(写真:猫撮る氏

 

シャロン、どうもありがとう。

無事にお届けが終わりましたら、卒業レポをがんばります。数日かかるかもしれませんが楽しみにお待ちください。

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


黒いねこ

「ビーナスとシャロンにお祝いのことばありがとな。

黒い女子どもは大はしゃぎ。とくにシャロンのおてんばぶりがひどい。

まあ、キャピキャピしてていいんだけどな。

そういえば おれんちもね 黒ねこと暮らしてる」

hgoa

 

「ちょっと変わったねこで 一度見たら忘れないよ」

kotor

 

さぶの顔も一度見たら忘れないよ(笑)。

確かに……ビーナス&シャロンの正統派美女とはちがい我が家の黒猫はおもしろい顔をしています。

hen

 

特に、昼の顔がひどい(笑)。

ほほがまだ子猫だった頃は心ない言葉を浴びせられたこともありました。

「顔が気持ち悪い」

聞いたときは少しショックでしたが、お世辞にもかわいい子猫とはいえなかったです。

水頭症なんだもん。しょうがないですよ。

ほほは行き倒れているところを保護されました。

保護したのは、大昔私の保護猫2匹の里親になってくれた方です。

その方の家では飼えないということで、かなり強引に押しつけられました。

私も、里親さんとの関係性を考えるとむげに断れなかったのです。でも、保護依頼を受けたのは我が家の先代猫かつが亡くなる3日前だったので精神的にものすごくきつかったです。

当時も今も私は自分の子以外に目を向けることが多く、だからこそもうじき病死するであろうかつのラストステージに込める私の懺悔はすさまじいものでした。

かつはFIPウエットと死闘していました。わずかな希望にすがりあれこれ施すも、日に日に、一縷の望みすら持てなくなっていったのです。せめて最後は、全部をかつに注ぎたかった。そうしなければ私は、より多くの後悔を背負うことになるからです。

ほほの保護依頼が舞い込んできたのはそんなときでした。

これがほほの一番マシな写真です。

kiiti (2)

 

信じられないかもしれませんが、私はこの写真を勝負写真とし、ほほの家族募集をしようとしていたのです。それくらいこの一枚はよく撮れたものでした。実際のほほは……以下自粛。

ほほを迎えに行くと、保護した里親さんが待ち合わせのコンビニ前に立っていました。

私には笑顔であいさつを交わす余裕もなかったです。事務的にほほを受け取ると、その足で動物病院に向かいました。

余談ですが、子猫に障害がありそうだということは電話口で伝えられませんでした。

「すごくかわいい子猫を保護しました。うちは飼えないので田辺さんに引き取ってもらいたい」

聞いていたのはその程度。

かつのことがあったのでお断りしたのですが、あちらも飼えないの一点張りで。

いざ迎えに行くと、その方はこう言ったのです。

「こういう病気持ちじゃなければうちで飼ってあげてもよかったけど……」

なんだ。確信犯か。

怒りを通り越してキャリー片手にクスっと笑ってしまったのを覚えています。

連れて帰ったら、これがまた大変で。

hoho82

 

子猫は立ち上がれないわ、ぐったりしてるわ、水下痢を噴き出すわで大騒ぎ。

ほほには失礼ですが、当時は「死」を余分にひとつ押しつけられたようで苦しかったです。

それがほほに対する私の第一印象でした。

でも、ほほが見せてくれたのは「生」だったんですね。

kami (2)

 

ほほは「猫」として生まれ、「猫」を謳歌しています。

グルーミング中の子猫ほほ氏↓

hoho2 (4)

 

親ばかに聞こえるかもしれませんが、立派な姿です。

7年以上経ちますが、発作も起こさず元気に過ごしています。

我が家自慢の黒猫です。

ga

 

「ねぇねぇ ハハ~ でもさあーでもさあー」

hgtao

 

「いっぱんてきには ぼくのほうが ハンサムだよね?」

au

 

さあどうでしょう?

ごましおの方がハンサムかどうかは、わかりませんっ(笑)。

でもほほもごましおも、奇跡を抱いてここにきたんだとしみじみ思う。

ありがとうね。

いいものを見せてくれてありがとう。

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ブサメンかイケメンか

POKOさんが素敵なバナーを作ってくれました♪

bana (5)

 

幸せの703号室のバナーですよ! 超うれしい!

レギュラーメンバーが全員揃っているのです。

bana

左から ほほ べべ リル ナナ さぶ あまた

近日中にサイドバーに(チチが)貼らせていただきますね。

POKOさん=古くからのブロ友であり、私が多頭飼育崩壊現場から保護し、みいさんが預かってくれたさび猫「リー」の里親になってくださった方。人徳のある女性で尊敬しています。

ありがとうございました。

 

はあ……

もーーーーーーーーー

やだーーーーーーーー

今私は家を掃除する必要に迫られているのですが、どうやら私には全体を見渡す能力がなく、意味不明に食器の漂白とか領収書の仕分けとかからはじめてしまい家が余計に散らかっています。皆さまにお聞きしますが、どうして私はこんな性格なのでしょうか?

親の顔が見たいですか?

 

左側のこの人です↓

ab

 

ほほのマーキング臭に侵され腐敗寸前の家の掃除をやらなければならないので今日は保護猫写真をお休みします。

代わりに703号室のイケメンお二方のコラージュ写真でお許しください。

bana (4)

 

どうですか?

あまりにもハンサムだからってうちに誘拐しに来ないでくださいよぉ~!

「みんな おれのランキングバナーにぽちっと押してくれてありがとな。おれね お母さんのツイッター読んだよ? おれたちのこと わるく書いてたよな ブサイクはおれたちじゃなくて じぶんじゃないの? そういえば 最近おれのまねして カラコン入れたんだってな?」

bana (2)

 

いやちがうよ(汗)。

もともと視力が悪いの。で、眼球が大きく見えるタイプのカラコンが今まで使っていた普通のコンタクトと同じ値段だったからちょっと冒険しただけじゃないの!

いいじゃない別に……

非常にくだらない内容で失敬する前に、卒業猫このは&チロのお父さんから届いたメールを紹介させてください。

 

↓ ここから

題名:脱走防止対策について

田辺様

10/12のブログ、本日拝見致しました。

ブログのコメ欄に書いた方が良いかとも思いましたが

過去コメがお目に留まらないかと思い、メールにさせて頂きました。

脱走防止対策は必ず必要です。

猫は基本的に縄張りを持ち、その警戒に歩き回るものです。

それを家の中に閉じ込めるのはどうかとの意見もあると思いますが、

外に出して事故や事件に逢う事を考えると、安全な環境に置く事が

猫の幸せになると思います。

(悲しい事ですが実際に車に轢かれたり、目を潰された猫が身近にいました)

引越した後も絶対に外に出さないようにしています。

家の中ではこのはとチロは次のような行動の繰り返しです。

・じっとしている(寝ている)このはにチロが頭突きをする

・このはが怒るでもなくチロにペロペログローミング

・チロがこのはを見つめる

・このは いきなりチロに猫パンチ

・チロ嬉しそうに応戦

・このはが逃げてチロが追いかける

・遠くでこのはが「シャー、フゥー」言ったあと、家族の近くに助けを求めてくる

・このはナデナデ

・少し時間をおいて、チロも寄ってくる

・チロナデナデ

・ここで二人とも落ち着く

・しばらく時間をおいて最初に戻る

うちは二人の猫がいて幸せです!

それでは、また。

↑ ここまで

2猫の近況とともにご自身のお考えを述べてくださいました。

ありがとうございました。

 

本日のありがとう♪

ピチコさま(せつこさま)よりフードとネフガードのプレゼントが届きました。

bana (3)

 

フェイスブックのくだらない記事にもいつも「いいね」を押してくれるピチコさま、あたたかいお人柄に元気をいただいています。他にも送ってくださっています。また紹介させてくださいね。

ありがとうございました。

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


シャロンが来ました

保護猫ビーナス&シャロンを保護したのは703号室卒業犬コロン家。

コロンママmegさんは自腹で野良猫のTNR活動を行っています。過去には何匹か里子に出したこともあるのですが、megさんは基本的にTNRに主軸を置いています。

TNR=Trap-Neuter-Return 
 Trap:トラップで野良猫を捕獲し   
 Neuter :ニューター(不妊手術)を経て
 Return:リターンする(=元の生活場所に戻す)

ビーナス&シャロンについては、小柄女子たちが外で生きていくのはふびんと悩まれていたので私が家族探しさせてもらうことにしました。

703号室に着いたシャロン。ほんのり「ひょっとこ」みたいにおったまげた表情ですが、実際はかわいいです。写真の腕が悪すぎる私を許してー。黒猫っていうだけで戦意半失で……。

faoia (3)

 

元から我が家にいたこのお方(ビーナス)は当然ふてぎみ(汗)。

 

「なによ」

bu9

(写真:みいさん

ビーナス、紅一点、じゃなくなったね。

より若い女子の登場に気を悪くしたのか? 半日間、どこかに隠れごはんをボイコットしました。

ビーナスへもシャロンへも愛情深く接してくださったmegさん

faoia (6)

 

ビーナスとシャロンの家族探しを丸投げしてくださいました。いい意味ですよ。私を信じて任せてくれているのです。がんばります!

シャロンを我が家にお届けしてくれた上、プレゼントまでありがとうございました。

faoia (2)

中身はすごいいい香りのハンドクリーム、ルームフレグランススプレーとマリアージュ160年記念限定品のお茶でした。手ぶらでってしつこくお願いしているんですけどね。毎度^^;

faoia (4)

 

実は私、シャロンが703号室に来る前の週、一足早くシャロンに会いに行ったんです。

megさんに抱かれたシャロン(写真:猫撮る氏)

faoia (10)

 
大勢の人間を前にビビリ顔。でも一生懸命モデルさんをつとめました。えらいっ!

老猫ホーリーちゃん&ミンキーちゃんと暮らすmegさんは、以前から家族の記念写真を撮りたがっていたのですが、犬のコロンJ、老猫ホーリーちゃん&ミンキーちゃん、FIVキャリアのピアノくんの大所帯でスタジオへ移動するのが不可能だったのです。そこへたまたま、私のフェイスブック友だちである猫撮る氏が「出張猫撮影モニター募集(あなたの猫撮る)」をはじめたのを知った私がmegさんに伝えてみたところ、本当に申し込んだそうで(爆)。

私がシャロンに会いに行く日と重なったため、撮影を傍観見学させてもらいました。

faoia (7)

 
いいなあ。

自宅に壁紙を設置しての本格撮影! うらやましすぎる。

コロン家の写真はまだ届かないので、他のモニターの方(日陰亭さん)の愛猫餡ちゃんを勝手に紹介させてください。ツイッターで知ったのですが、ご自宅で撮ったらしいですよこれ。

faoia

 

アザラシみたいで萌えーーー!

自宅での撮影なので単頭でも家族でも保護犬猫……何頭でも自由自在に撮れるらしいです。megさんは年賀状用の写真までお願いしていました(笑)。

ちなみにこちらは猫撮るさんが撮った日陰亭さんの保護猫富士子ちゃん(家族募集中)

hgaoiu

 
保護猫をこんな風に撮ってもらえたら家族募集しやすいですね。私にはみいさんがいますが(笑)、目下写真が下手なのが悩みで、私のような悩みを持つ保護主さんにはいいかもしれません。家族写真を撮るついでに保護猫まで撮影してもらっちゃうとか。

megさーん! できあがったら見せてくださいね。

ちなみに私もmegさんちに設置された舞台で撮ってもらいました。撮ってくれたのはmegさんで、使ったカメラは私のiPhoneです(笑)。

faio

 
megさんこの時もお土産ありがとうございました。

faoia (9)faoia (8)

 

「ずるいなあ」

bizyo4

 

「あたしもモデルさんになりたい」

bizyo3

 
そうね。

ナナ写真大好きだもんね。お母さんが下手でごめんね。カメラ買ったらいっぱい撮ってあげるから! それにみいさんにときどき撮ってもらってるじゃないの。

そうそう!

移動してきたばかりのシャロンですが、同年代の保護猫ごましおと早速仲良くなりました。

hgaoiu (2)

はじめシャロンがシャーしてしまったんですけど、ごましおがおもちゃで誘ったらシャロンもすぐにのりはじめて♪ 若いっていろんな意味で柔軟ですね。

私ぐらいの年齢になるともうだめコチコチで……

ビーナスはごましおとシャロンの遊びの様子を棚の上から冷ややかに見下ろしていました。

 

「下界の民どもよ……」

 

と、思ったかどうなのか?

皆さま、連休がもうすぐ終わります。来週もどうぞごひいきに♪

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


703号室の脱走防止対策

土曜の午前中、保護猫シャロンが我が家に到着しました。

megさんから託されたシャロンの命のバトン。

私は第二走者として、アンカーへ手渡していきます。

午後、家の掃除をしていたら保護部屋の扉が開いていることに気づきました。

入ってみると、来たばかりのシャロンの姿が見当たらない。

扉を開けっぱなしにした当のチチはすでに外出中で連絡がつかず。

シャロンが外へ出てしまった可能性はゼロに等しかったけれど、それでも私は不安でした。どこを探しても見つからないから。そもそも、チチと私は動物をめぐって考え方や行動にズレが生じることがあります。

チチと私は一体化したひとつの物体ではなく、異なる性質を持った個と個ですので当然です。

皆さまもそうではないですか?

家族全員が何時も同じ考え方、同じ行動を取るとは限りませんよね。

シャロンを探しながら胸の奥のしまいこんでいた……いや、ちがうな。

どこにもしまいこむことなどできなかった悲しいできごとがよみがえりました。

活動をはじめたばかりの頃、私は生後3ヶ月の黒猫の男の子を里子に出したのですが、その子が里親宅のトイレの小窓から脱走し、車に轢かれ2歳の若さで亡くなってしまったのです。

しかも即死できず、半日間ただひたすら苦しみ、血を吐きながらのた打ち回っていたと聞きました。いちおう病院へは運んだようですが、内臓破裂がひどくどうにもならなかったとのこと。

保護猫時代は私の姿を見つけると常に喉を鳴らしながらくっついてくる天使のような猫で……亡くなった知らせをくださった里親さんに対し、正直複雑な感情を抱きました。

すぐに次の猫が飼いたいから新しい子を紹介してほしいと言われたこと。

私はただ呆然と電話口に佇むばかりでひと言も里親さんを責めていないのに、出て行くほう(猫)が悪い、日頃からやんちゃな猫で困っていたなどと突然言い出したのでますます混乱したのです。後悔もしました。

今から考えれば、里親さんもショックだったからあんな言葉を発したのかもしれないですけど。

悪かったのは里親さんではなく、譲渡を決めた私自身でした。

私は昔から「脱走」の恐さを知っていました。けれど、神経質だと疎ましがられ縁が流れてしまうのがいやで、「外に出さないでくださいね」程度の言葉で済ませていたのです。

譲渡のとき、トイレの小窓に100円ショップで売られている柵ひとつをつけてもらうお願いができたら、あの子は死なずに済んだかもしれません。最後の日たまたま、庭に他の猫が来ていて、いつもは見向きもしないトイレの小窓の網戸を裂いて出て行ってしまったと聞いたので。

それが本当なら、ただ、外猫と遊びたかっただけだったんですよね。

勇気を持って保護主の私が里親さんに丁重にお願いすればよかった。

私は網戸の脆さを知っているので、基本的に網戸を信じていません。

裂く、壊す、倒す、開けてしまう……身体能力の高い猫が本気を出したら、普通の網戸などなんの役にも立たないと思います。

うちの先代猫かつもベランダにやってくる虫や鳥を見つけてはよく網戸を壊しました。今考えると身震いがしますけど当時は目に見える対策は特にしませんでした。面倒くさいかな、と。

でもそれから、何百、何千、何万の犬猫迷子記事を目撃して、来る日も来る日もブログやツイッターやフェイスブックやどこかの電柱や動物病院などで誰かの大切な家族が行方不明・生死不明になっているのを知り……少しずつ自分が変わったのです。

まずは自分がやってみよう。

もし簡単だったら、便利だったら、里親になってくださる方にもお願いしてみよう。

全部の窓はできない。やる気もない。なら、換気でよく開ける窓だけやってみよう。

703号室保護部屋(腰高窓)

IMG_9297

 

見た目は悪いですが900円でできました。所要時間20分弱。どこにも穴を開けていないので建具は傷つけていません。これがあるだけで安心して窓を開けられます。保護猫たちも外の空気に夢中^^

703号室リビング

IMG_9292

 

窓にロックがかかっているため、これ以上は開きません。

我が家のリビングは4枚の掃きだし窓がありますが、対策しているのはこの窓だけ。木枠は卒業猫しんくん&ジンくんの里親宅を真似てオーダーした一品なので数万円したのですが、他の道具でやる場合は3,000円以内でできます。

家の中の窓は全部で7ヶ所。そのうち2つやっただけで、生き方が変わりました。マジです!

他の窓はなんもしてません!

IMG_9298

 

もう、脆い網戸に半信半疑にならずに、爽やかな外気を取り組むことができるのです。

猫の安全がこんなに簡単に守れるなんて、いいですね。

「正しい管理こそ、最大の愛情」

年中家から脱走する猫は、生きて帰ってきてもあらゆるリスクを負ってしまいます。

それに猫が事故で亡くなるのは「生まれもったその子の運命」とも言い切れません。

ましては「自然淘汰」なんかじゃないし。

手軽に防いでやれるなら防いでもいいですよね。かわいい家族だから。

今日の記事ね、書くのビビリました。

うるさそうでいやだと括られ私の保護猫を希望者さんがスルーすることもあるので「脱走防止対策お願いします」を前面に出す活動は、実は割とむずかしいのです(笑)。

それに考え方のちがう方から誤解され恨まれたらどうしよう……とか。

でも、シャロンを探しているうちに、なんとなくね。

やっていない方に対する強制や否定ではありません。それぞれの考え方がありますから。

うちはこうしました。703号室の里親さん方は犬猫の安全を重んじる方ばかりです。里親さん方のお知恵を拝借し、私が学ばせてもらっています♪ という自慢記事です。すみません。

長々とお読みくださり、ありがとうございました。

シャロンがケージの隙間からノソノソ出てきて一件落着(爆)。

faoia (5)

 

私には細かい部分もありますが、あれこれ口うるさくはないつもりです。

ね、うちの里親さん、誰か証言コメントくれないかな?

どの譲渡の時も、お願いしているのは安全面だけ。

しかも無理なお願いはしていません。

私は家の中で猫が自由に飛び回る幸せを噛みしめて生きています。人間の目の届く安全な空間で彼らにはやりたいことをやりたい放題やらせたい(笑)。

PSランキングぽち、サンキューベリーマッチ、謝謝、多謝! LOVE!

次回はシャロン嬢のことを!

あ、今回もいちおうそう、か^^;

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク