2 ちゃま之介家内部へ潜入

さて、皆さまお待たせしました。時間が空いてしまったのですが、秀多改め「ちゃま之介」のお届けの日の様子をUPします。写真満載ですよ。

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やんちゃなちゃま之介はご主人専用部屋から徐々にエリアを拡大してもらう予定

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ちゃま之介をあやしているのは、週1で遊びに来るという、奥さんのお姉さん

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そう、例の縁結びのパンツをよこぼりさんにプレゼントしてくれた方!

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並べてニヤニヤ笑う一同

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ふふ。小さいスターをみんなで囲んでいます。

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よかったねちゃま之介^^

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ちゃま之介はご主人とあごひげの位置がおそろい。これも運命を感じたひとつ

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よこぼり家の子になるために生まれてきた? ってくらいしっくりきてます。

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ささ、せっかくですので、環境も見ていきましょう。

 

 

【安全対策】ですが、よこぼり家は内廊下のマンションゆえ、万が一ちゃま之介が外に出ても、ダダっとどこかへ走り去る可能性は低いです。

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しかしよこぼりさんは念には念をと、玄関に格子扉を設置してくれました。

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これ奥さんの手作りですって。ウソでしょ~? 短期間でササっと! 奥にはリビングへ入るための扉もあるので、ほんとうに安全なんです。わかりますよね?

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換気用の窓も2面が対策済み

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そして、ぜったいに出さないベランダにも万が一出てしまったときを考え隙間を埋めたそうです。ベランダもふつうのお宅のベランダとは造りがちがいます。

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手を加えてくれた箇所のひとつひとつによこぼりさん夫妻の愛情、責任感、正しい想像力を感じ、私は安心の極みの中でちゃま之介の命を託せました。

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キッチンの一角に隠れてしまった先住「ぶー太郎」くんを探すよこぼりさん姉妹

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あ、はじめまして。ぶー太郎くん。目がくりくりで女の子みたいなんですけど

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めちゃくちゃたいせつにされているぶー太郎くん

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家じゅうにたくさんの猫グッズがさりげなく置かれています。

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リビングは奥の扉を閉めてしまえば2室として使えるレイアウト

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健康管理に必要な猫の体重計

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リンゴのオブジェ

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猫のオブジェ

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先代猫の「ひろこさん」発見。ひろこさん、すばらしい一生でしたね。

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よこぼりさん(奥さん)のお母さまはセンスがよく、おもしろい方。右の猫さんは「紙」でできているのですが、3匹作り、娘たちに1匹ずつ里子に出したそうです。だからお姉さんちにも同じ猫がいるらしいです。ユーモア度が高い。

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そんなお母さまから、私もうれしいプレゼントをいただきました。

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猫の部分は「ネコヤナギ」を使っています。うー私の名前つき! もう、感動して泣いちゃったですよ。この活動の酸いも甘いも思い出して……

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誓約書にサイン後、ちゃま之介にかかった医療費を過分にお預かりしました。後輩保護猫たちのフード代にあてさせていただきます。ありがとうございました。

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以下はすべてよこぼりさんが撮った近況写真。はじめはたいへんなこともあったようですが、ぶー太郎くんとちゃま之介は日に日に距離が縮まり、仲よしに!

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ちまっとしたふたつの背中が萌える。

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トイレを覗く黒いの

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ゆるーい♪

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キリっと

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箱入り息子

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猫はこたつが似合いますね。

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ぶーちゃんのベッド取られちゃったの?

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ぶーちゃんのごはんも取られちゃったか……

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「へへ ぽっくん やりたい放題」

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おでこの白いのは粉です。模様じゃありません。

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勝手に256-っっっっっっっっっの検索も

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「父ちゃん “結果なし”でした!」

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ちゃま之介くん、心身のびのび成長していくのはどんなに楽しいでしょう。なにをしても愛されて、なにをしても許される。未来がワクワクしますね。私はよこぼりさんと出会い、ぶー太郎くんやちゃま之介のように暮らせる猫を1匹でも多く増やしていきたいと強く思いました。

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よこぼりさん、ご家族の皆さま、ぶー太郎くん、このたびはちゃま之介との良縁をありがとうございました。これからも末永くよろしくお願いします。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

かつくん「x259ちゃま之介、卒業おめでとう。不思議な空気感が漂うおうちだね。そしてとってもあたたかい雰囲気にぼくも心がほっこり。よこぼりさんのお母さまがハハへくれたプレゼントは今、703号室のリビングに飾られています」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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1 ちゃま之介を結んだ毛糸のパンツ

皆さまこんにちは♪

 

 

本日は今週の目玉、黒猫「秀多」改め「ちゃま之介」の卒業レポート。ちゃま之介はトライアルを経て正式に「よこぼりちゃま之介」になりました。

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私は里親よこぼりさんのインスタにワクワク胸が躍っています。

 

 

私自身もインスタを地味にやっていますが、好きな写真をたまにUPする程度。ちゃま之介のインスタは私のツボにかなりハマっています。

 

 

どうです? インスタ映えってこういうことかなと(笑)。

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保護猫と暮らすワクワクを再度教えてもらった気がします。

 

 

 

では、よこぼりさんとちゃま之介の出会いを整理していきましょう。

 

 

 

まず私が黒猫兄妹を保護譲渡するいきさつとなったこの忘年会は外せませんね。

 

 

忘年会で会った旧友の春ちゃん夫妻が保護猫を迎えたいと私に相談してくれたのがきっかけで、私は春ちゃん夫妻に合いそうな子をemi-goに依頼。

 

 

結果、黒猫兄妹を私が手掛けることになったのです。

 

 

春ちゃん夫妻は迷った挙句、女の子の「トロン」を家族に。でも兄猫ちゃま之介(秀多)のワクチンにも立ち会い、たくさんかわいがってくれたんですよ。

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トロンの卒業記事に詳細が書かれています↓↓↓

 

「1 トロンに春が来た/幸せの703号室」

 

「2 トロンがハッピーに!/幸せの703号室」

 

 

 

トロンが巣立ったあと、私は残る兄猫(秀多)を急いで家族募集サイトへ掲載

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仲よしだったふたりを離してしまったことに胸が少し痛んだのです。

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トロンは新境地でケロッとしていましたが、ちゃま之介(秀多)はわが家でさびしそうで……

 

 

えーい! さぶお願い! 大らかなさぶ兄をケージに投入!

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くっついて歩けるような先輩猫のいるお宅がいいかな?

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ちゃま之介の家族募集にあたり、漠然と先住さんのいるお宅を考えていた私

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子熊風のちゃま之介には数々のお問い合わせが来ました。

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希望者さんは素敵な方ばかりでしたが、中でも異様に光るご家族に私は目が留まったのです。印象は「ほんとうに猫が好きなんだ」、「ご自分の愛猫を自慢に思っている」、「律儀で心の広いご夫婦」、「内容がわかりやすく、かつ文面がきれい」など。

 

 

 

この時点ではどちらかというと里親よこぼりさんの「キチンと感」に心が奪われていたんです。「人として信頼できる」のはもっともたいせつなことですから。

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そしてemi-goの病院でのお見合いで実際にお会いし、ちゃま之介(秀多)のトライアルが決定!

 

 

トリミング室で私がおふたりに話をしている間じゅう、ご主人は顔がこわばっていたので、この際ざっくばらんに聞いてみることに。

 

 

私「ご主人さまは(秀多が加わることについて)大丈夫ですか?」

 

ご主人「……(緊張顔)」

 

奥さん「扶養家族が増えることに対して(夫は)真剣なんだと思います」

 

私「あ、なるほど……」

 

ご主人「……(口元が少し緩む)」

 

 

なんかうまく言えないけれど、ご主人の様子を見て、私は初心に返りました。命だもんね、命の譲渡だもん、流れ作業じゃないんだよね。

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あたり前なんだけど、こなれてくると置き去りにしがちになる原点。

 

 

私が取り組んでいるのは「命をアンカーに託す」活動。譲渡活動の重みをいっそう実感したお見合いでした。ちゃまお疲れさま。よくがんばったね!

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よこぼりさんはちゃま之介にぴったりの方です。よかったね。

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しかしそもそもよこぼりさんはなぜあまたいる保護猫たちの中から黒猫秀多(ちゃま之介)を希望してくれたのでしょう? たしかインスタでも「白黒猫が好き」と。

 

 

秀多はほんのり白毛が入っているけど、黒猫の部類ですよね?

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闘病の末亡くなった先代「ひろこさん」も、現在いっしょに暮らす「ぶー太郎くん」も白多めの白黒猫。秀多とは雰囲気がちがう気がするんだけど……

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よこぼりさん「先日姉にもらった毛糸のパンツが秀多くんとおなじ柄で……」

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え、はい?

 

 

 

なんでも、よこぼりさんは昨年11月ころから2匹目を考え、日々「ペットのおうち」を閲覧。そんなある日、よこぼりさんのお姉さんが黒猫の腹毛をモチーフにした毛糸のパンツを突如プレゼントしてくれたんだそうです。

 

 

パンツをもらった瞬間よこぼりさんは首を傾げ、「ああ(うちにはこういう柄の子いないのになんで……)」とだけ心でつぶやいていたのですが、年が明けペットのおうちに掲載されていた子熊に、思わず見入ってしまったとのこと。

 

 

あのパンツと同じ子が!!

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よこぼりさんは白黒の子とまた縁があればと考えていたようですが、お姉さんにもらった毛糸のパンツの模様と秀多が一致し、運命を感じたんですね。

 

 

クスクスと笑えるかわいいエピソード。

 

 

ちなみにちゃま之介(秀多)のあごひげはご主人とおそろいです。

 

 

顔出しOKをいただいているので、後半にて!

 

 

いい意味ですごい不思議なオーラを放つよこぼりさん一家。

 

 

私のイメージだと、ご家族や周りやおうちの環境すべてが「安全な遊園地」。

 

 

猫にはたまらない魅力の終の棲家ですし、あたたかい場所であることは付け加えるまでもありません。よこぼりさん、どうもありがとうございました。

 

 

次回はちゃま之介となった子熊家の内部へ潜入します。

 

 

Smile!

 

 

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2 トロンがハッピーに!

さて、みじゅ改め「トロン」の卒業レポのつづきを。まだお読みでない方は一つ下の記事から遡ってお読みください。※ブログを連続更新中です。

 

 

トロンに会ってからというものの、りんちゃんは1日も早くトロンと暮らしたいと、即準備に掛かりました。で、完成したのがこちら↓ 玄関の脱走防止柵!

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実物の強度を確かめていただけないのが残念ですが、頑丈かつよくできていたので驚いた次第です。2LDKの春ちゃんちにはもちろんリビングに入る際の扉もありますが、りんちゃんは春ちゃんが閉め忘れたら困るからと作ったのです。

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二重の安心ですね。ちなみにチチが出入りするとこんな感じ。チチは身長181cmの中年太り体型。真ん中にはちゃんとカギがついています。

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りんちゃんすごい~!  こっちは掃き出し窓↓

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実は春ちゃんもりんちゃんも掃き出し窓を開けません。都心のマンションゆえ、外気を入れて換気をせず、24時間換気扇をまわす生活をしています。けれどもし万が一開けたときのことを考え、わざわざつけてくれたのです。ありがたい限りですよ。ほんとうに素晴らしい友だちです。

 

 

 

「ここ わたちんち?」

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きょうだいの秀多(仮)と離れもっと大騒ぎするかと思いきや意外とへっちゃらのトロン。別室に用意されたケージの中でくつろいでいました。大物ですね。

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トロン、はじめはハッピー兄が入らないお部屋からスタートね!

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トロンのケージが置かれている部屋には多くのトロフィーが……

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春ちゃんは本格的にサーフィンをしています。胸筋が発達するわけだ(笑)。

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お? 生ハッピー!! ハッピーはじめまして。あなたの写真は春ちゃんに会うたびにさんざん見せられてきたけど実物もかなりイケてるね♪ ハンサム~!

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ハッピーが写ってませんが、チチもハッピーを少しなでなで

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体がチーターのような模様で懐っこく物怖じせず、かっこいいハッピーです。

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トロンのいる部屋が気になるご様子

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5分も経たないうちに、仕事を抱えているチチは私を置いて先に帰宅することに。チチの帰る前に、3人で集合写真を撮ってもらわないと! 先にハッピーと

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つづいてトロンと

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スッピンのりんちゃんは「半顔出し」。メイクなしでも美人だからいいのに。

 

 

 

春ちゃんちはもちろんペット可。清潔でセンスのいいお宅です。

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部屋のあちこちに猫グッズが紛れ込んでいます。

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トイレの形がいいね。 ※現在はトロンも使えるようになっているそうです。

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爪とぎ。うちも同じやつ買おうかな?

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トロン用に新調されたキャリーバッグ。私のと色ちがいです。

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ん万円出して作ってもらったという“ハッピーぬいぐるみ?”。りんちゃんがひと言、「似てませんよね~」。う~ん……たしかに微妙かも……でもかわいい!

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春ちゃんとハッピー

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ハッピーの医療証明書も見せてくれました。すべて保存しているそうです。

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ハッピーはペット保険(7割型)に入っているとのこと。トロンも加入します。

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あ!! これうちにもあるっ!!

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「もしかしてケイタにもらったの?」と聞いてみたところ「はいっ」だって。

 

 

以下の記事をぜひご覧ください。

 

「窓に貼る猫の巣ほか/幸せの703号室」

 

 

旧友Air Buggyの原口常務が私にプレゼントしてくれたのです。

 

 

ふふ。原口常務春ちゃんにもプレゼントしたんですね。重宝させてもらってます。

 

 

ハッピーは超溺愛されています。春ちゃんちはハッピー中心の生活

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だからトロンも安心して渡せますよね。春ちゃん夫妻だもの!

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トロン、うんと幸せになってね。愛をいっぱい浴びているハッピー兄はきっとトロンを家族として、仲間として、受け入れてくれるよ。がんばって!

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春ちゃんりんちゃんにトロン分の医療費をお預かりし、ペットシーツやおいしすぎるケーキをプレゼントしていただきました。ありがとう。

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譲渡から13日経ちますが、数日前からこのようになっています。

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そしてぜったいに観てもらいたい動画をはりつけておきます。悶絶必至!

 

 

 

ね? ニコニコしちゃうでしょ?

 

 

自分の誕生日にこれを送られてきた私は、うれしくてたまりませんでした。

 

 

春ちゃん、りんちゃん、ハッピー、トロン、ありがとう。

 

 

サイコーです♪

 

 

 

かつくん「x258トロンおめでと。やさしい家族の一員になれたね。ハハも舞い上がってるよ。ハハに大きな力をくれてぼくからも感謝。ハハは丁寧に自信を持って犬猫たちに向き合っていきたい、それをトロンに教わったと言っています。ハッピー兄と末永く楽しく暮らしてください。LOVE」

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1 トロンに春が来た! 

大雪の中、ひとつ歳を取ってしまいました(苦笑)。ブログを連続更新中です。どうぞ遡って読んでくださいね。本日はみじゅ改め「トロン」の卒業記事!

 

 

すべては年末に参加した忘年会からはじまったのです。

 

 

(↑リンクをポチっと読んでください↑)忘年会の席で私を見つけるなり、愛猫ベンガルの「ハッピー」自慢をしてきた友だちの春ちゃん。古いつき合いです。

 

 

春ちゃんは現在、中野にあるもっつん本店もっつん2号店もっつん新井薬師店の3店舗のオーナー。奥さんのりんちゃんは同じく中野で「ブリス」というビューティサロンを経営。ふたりとも努力家。自らの力でがんばってきた根性のある夫婦です。

 

 

ハッピー自慢の延長で、春ちゃんは「譲渡会」へ行ってみたいと話しました。ハッピーに友だち猫を増やしたい。保護猫も検討している、と。私は譲渡会を開いていないので、「行ってみたら?」とすすめる程度でいったん話を終えたのです。

 

 

でも、春ちゃんは2匹目とハッピーの相性を慎重に考えていて、ハッピーの脅威となるような体の大きな猫さんではなく、できれば3~4か月の子猫を希望しているとのこと。オトナの猫も好きだから相性さえ合えば構わないとも言っていました。うーむ。この時期子猫少ないんだよなあ。でもハッピーが成猫を受け入れるかどうかは未知数。なら、やっぱ無難に子猫がいいなあ……。

 

 

譲渡会で開催者と折が合わなければ、春ちゃんはブリーダーに再び行く可能性もある。

 

 

それじゃヤダ。たとえ1匹でもいいから春ちゃんに「保護猫」を迎えてほしい。そうたくらんだ私は、春ちゃんに希望の毛色を聞いてみることに。

 

 

特に希望はないとしながらも、選べるなら茶トラか黒猫がいいと。

 

 

ほう。茶トラか黒猫ね。(メモメモ)

 

 

後日私はemi-goに電話。茶トラか黒猫の3か月くらいの保護猫がいないか聞いてみました。いたらもちろん、春ちゃんりんちゃん夫妻に紹介するつもりで。

 

 

数日後、emi-goから連絡が。

 

 

「田辺さん!! めっちゃくちゃかわいい黒猫の兄妹が保護されました」

 

 

保護したのはemi-goの病院の患者さん。その患者さんは自分で里親探しをするためにemi-goにいろいろ相談していた心ある方で、決してemi-goに丸投げをしようとしていたのではありません。私は保護経緯や保護した方のお人柄に好感をおぼえ、私でよければ預かる旨を間接的に申し入れました。

 

 

それがトロンと秀多(仮)です。(左:秀多 右:トロン)

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春ちゃんが興味を持ってくれるといいな。まあ仮にダメでも私が譲渡しよう。春ちゃんのキャパはあと1匹。だから兄妹は離れ離れになる。けど良縁を結べるなら「セット」に固執しなくてもいいや。

 

 

子猫たちが703号室に移動してくる直前に私は春ちゃんに電話をかけ、留守番電話にメッセージを入れたのです。「黒猫のおちびさんがいるんだけど、興味があったら折り返して」と。ついでに病院で撮った2匹の写真も数枚添付

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さあ、どうかな? 電話来るかな?

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翌日、キラキラの電話がかかってきました。覚えている方いますか?

 

 

春ちゃんは黒猫2匹に会いたいとのこと。さっそく年始の1月5日にアポを取り、うちにいたトロンと秀多を連れてemi-goの病院へ!

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春ちゃん夫妻は2匹と遊び、おやつをあげ、ワクチンや爪切りを見守り、中島先生の話を聞き悩みまくり。トロンと秀多のどちらにする? いっそ2匹とも迎えてしまう? それじゃハッピーが孤立しない? どっちを選ぶべきか……

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そりゃもう真剣そのもの。

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とりあえずいったん気持ちの整理も兼ね、私のポリシーをゆっくり伝えようと3人で近所のファミレスへ。春ちゃんりんちゃんごちそうさまでした。

 

 

脱走防止対策や誓約書8項目の内容を含め、ふたりが納得してくれるか。

 

 

結果、ふたりとも清々しい快諾。さっそく脱走防止対策に取り掛かるとのこと。

 

 

問題はトロンにするか、秀多にするか、あるいは2匹いってしまうか!

 

 

一同は再度病院へ戻り、トロンと秀多の顔を見て考えることに

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「りんちゃんがわたちをだっこしてくれたの」

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むろん、秀多も抱っこしてもらいました(笑)。

 

 

春ちゃんがひと言。

 

 

「女の子のほうがりんに(顔が)似てるから女の子にする?」

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「女の子はさっきからずっと私と目が合ってる」とりんちゃん。

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熟考したいとのことで、次の日に回答をもらうことに。でこの記事に繋がります。

 

 

ちびたち、お疲れさま。ふたりとも立派だったよ♪

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1日経って結論を聞くと、「女の子に決めました」ときっぱり!

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「え? わたち?」

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そうだよ。

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あなたトロンって名になるんだって

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おめでとうトロン♪

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いっしょに育った秀多とは離れるんだけど、ハッピー兄がいるおうちに行くの。

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だからひとりじゃないんだよ。

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トロンは遊び好きで

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好奇心旺盛の

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おてんばだけど

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おトイレもちゃんとできるし、賢い子だよね^^

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秀多は私が必ず幸せにするから、安心して新しいおうちをエンジョイしてね。

 

 

春ちゃん、りんちゃん、このたびはありがとうございました。

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春ちゃんに「保護猫」を譲渡した喜びは2つあります。

 

 

一つ目はこの記事に全部書きました↓↓↓

 

「トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい/幸せの703号室」

 

 

二つ目は春ちゃんの無意識の宣伝に期待してのこと。春ちゃんりんちゃんの人脈は半端じゃありません。春ちゃんは絶えずハッピー自慢をあちこちで繰り広げています。だからトロンのこともいずれ自慢するでしょう。トロンは保護猫です。春ちゃんに憧れる人や、春ちゃんの周囲の猫好きが「保護猫」に目を向けてくれる可能性は非常に高い。これこそが私のいやらしい計算です(笑)。

 

 

1月10日に巣立ったトロンはすでにハッピー兄とベタベタの仲よしになっています。本日私のフェイスブックに「誕生日おめでとうございます」のメッセージとともに、ハッピーに毛づくろいをするトロンの動画が送られてきました。

 

 

次回、春ちゃん家に皆さまをご招待いたします。

 

 

つづく

 

 

 

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2017年の703号室を彩ったスターたち

2017年は私にとって悲しい年でした。

 

 

703号室のアイコン的存在だったべべを失ったのです。

 

 

正直私はまだ深い闇の中にいます。しかしひとつだけ救いも生まれました。

 

 

自分自身の「死に対する恐怖」が今の私にはいっさいありません。もちろんおばあちゃんになるまで生きる可能性もありますが、いつ死んでもいいです。理由はべべと同じ世界に行ける気がするから。

 

 

そこにはべべをはじめ、私が看取った多くの子たちが待っていてくれるでしょう。私たちは再び出会い、懐きあうことができるはずです。

 

 

無垢なべべたちのいる場所へ向かうためには、私がそれにふさわしい資格を取らなければなりません。日々を精いっぱい生きること、自分が信じた道を歩むこと、自分が手掛けたことを貫くこと。やれるだけやり切れたら、べべが笑顔で迎えてくれます。私の太陽が私に飛び込んできてくれる。

 

 

べべを含めレギュラーメンバーの闘病の合間に私は微々たる譲渡活動をしました。幸せになってほしいと心から祈り、私が行動をした結果です。

 

 

すべての過程を個人でやっているので、卒業生の数は少ない。公表するのが恥ずかしいレベル。その割に声ばかりデカくて、「みんながんばろうよ」的発言をしまくり、違和感を覚えた方もいるでしょう。私の発信に傷ついた方もいるかもしれません。改めてお詫びをするとともに、今日の記事だけはいっしょに喜んでくれたら本望です。2017年の卒業生の数は15頭。

 

 

私の入魂の限りを尽くしました。

 

 

よって彼らは格別な終の棲家へと向かったのです。

 

 

 

1満天(2月4日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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満天へ

あなたはうちの近所で私にスカウトされ、その後病院でしばらく怒っていましたね。703号室に来てからの満天は、自立心がありながらもほかの子たちにも紳士的でやさしく、満天のおかげで保護猫たちはリラックスできたでしょう。亡き「ルラン兄」に似ていると、里親さんの目に留まったあなた。あなたの里親さんと私は同年代でありながら、里親さんには礼儀正しい大きな人間のお子さん(お兄さんとお姉さん)がいた。人間の子どもがいない私は里親さんがうらやましかった。でもそれ以上に立派なお子さんたちを育てあげた里親さんを尊敬しています。満天のファミリーごとが私の未来への希望になりました。ありがとうね。

 

 

 

2花枝→さくら(2月15日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(右のももも703号室卒業生)

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さくらへ

ある動物病院を縄張にしていたさくら。寒空の下、仲よしのなっちゃんが先に保護されたあともあなたは数か月逃げまわり、ようやくFさんに捕まったと聞いたときは心底ホッとしたものです。実物のあなたは驚くほどキュート。得なキャラですよね。うちの男子らはもちろんのこと、里親さんをもメロメロにしたね。トライアル先に待ち受けていた「もも」は女の子。相性が合うのかヒヤヒヤしました。けど反面、あなたならやれる、あなたならできると思ってもいたのです。今では女子同士、仲睦まじく生きていてほほえましい。さくら、癒しと和みをありがとう。必ずまた会いに行くね。

 

 

 

3ソイル→メル(2月18日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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メルへ

Fさんからある地域ぐるみで気にかけている子猫がいると聞いた私は、あなたの保護譲渡を決意。地域の方がカンパで出し合ったお金であなたはワクチンを終えうちにやってきました。お口まわりの模様が私を含めみんなの心をくすぐり、あなたは引く手あまたの大人気だったよね。うちでは最初シャーシャー言いまくりだったけど、徐々に素直さをのぞかせてくれるようになった。みいさんが撮ってくれたキラキラの写真とポイントの首飾りもよかったよね。良縁に恵まれ、卒業後も折に触れemi-goの病院などでちょくちょく会っています。ありがとう。

 

 

 

4実葉(4月3日卒業/向かった先はこちら) ステイ先:マイママさん

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卒業後の写真

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実葉へ

今年の703号室の大スターといっても過言ではない実葉。実葉の吸引力のおかげでいくつもの良縁を結べました。Fさんから小学生に虐待された猫がいると聞き、「面倒くさいな」と思いながら会いに行き出会ったあなたは、汚れた体+メチャクチャに折れた手を引きずり私にひたすら甘えてくれた。その姿が胸に迫り、私は一気にあなたの虜に。FIVキャリア、腎臓に問題がある、片手が折れたハンデを背負いながらも、あなたには仰山の「家族希望」が来た。私は善意の中で新鮮なものを吸収し、学ばせてもらった。感謝してもしきれません。実葉、実葉の家族、実葉の家族希望をしてくれた方、実葉を我が子のように愛でてくれたマイママさん、支援してくださった方々、ありがとう。

 

【実葉だけおまけ】

折られた手の手術後、横になることもできないほど強烈な痛みと闘った実葉

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えらかったね。よく耐えた。

 

 

 

5セス(4月16日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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セスへ

emi-goの病院付近のコインパークで出会ったサク(楽)&セス。あなたたちはすぐにでもベチャッと轢かれてしまいそうな場所にいましたね。あなたたちを見たとき、私はこの身を投げ出してでも保護をしなければ、と腹を括りました。大げさではなく本心です。即捕獲箱に入った楽とは違い、慎重なあなたは捕獲箱に入るべきかを悩んでいましたね。でも、入ってよかったでしょ? あのとき入ってよかったでしょ? 捕獲箱の扉がバンと閉まった音を聞き、私は生きてきてよかったと思いました。実葉の家族に名乗りをあげてくれた素晴らしい里親さんのもとで生きるあなたを見て、ますます私は生きていてよかったと思っています。セスの家族もセスもありがとう。

 

 

 

6ちゃたろ→ちゃた幸(6月10日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真(左はマイ太郎さん家卒業生結ちゃん)

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ちゃた幸へ(そして結ちゃんへ)

実葉の家族に名乗りをあげた肉球きらりさんにマイ太郎さんの保護猫結ちゃんを紹介。多頭飼育を希望していたきらりさんと猫好きの結ちゃんのために私はFさんからちゃた幸をバトンタッチしてもらいました。前の飼い主の逮捕により多頭飼育崩壊の場から救い出されたちゃた幸。推定7歳前後のおっさんで肥満細胞腫(良性)を患っていたちゃた幸を結ちゃんの友だちとして推薦し送り出したのです。にもかかわらず私の計らいとは裏腹に、ちゃた幸は結ちゃんを拒絶、威嚇。これじゃ本末転倒だと私はずいぶん悩み、きらりさんにも結ちゃんにも申し訳なさでいっぱいでした。でも5年以上身動きも取れないほどの小さな檻に入れられていたちゃた幸だから、ネコミュニケーションが苦手だっただけなのよね。ちゃた幸と結ちゃんは日々距離を縮めています。きらりさんと結ちゃんありがとう。

 

 

 

7すもも(6月11日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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すももへ

TNR対象として2匹のメス猫がemi-goの病院に運び込まれ、1匹は術後リリース。2匹目のあなたは出産間近ゆえemi-goの判断で病院の保護猫になった。あなたは院内で3匹の天使を産んでくれた(子猫たちはりょうちゃんとemi-goが里子に出してます)。実葉の里親に名乗りをあげたあっティーさんにあなたをすすめた私は、何度もあっティーさんとあなたに会いに行ったよね。あなたは子煩悩の慈悲深い母猫で、いっしょうけんめい子育てをしていたね。その姿に里親になるあっティーさんも私も感動。子猫たちより一足先にあっティーさんちに巣立ったあなたはまだ子離れに納得していなかったのか、新境地に戸惑ったのか、なかなか慣れなかったね。でも今は満足でしょ? 子猫たちもみんな元気にしていますよ。尊い命を育んでくれてありがとう。

 

 

 

8エリーゼ→リリ(7月14日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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リリへ

16年半私の相棒だったべべが間もなく逝くだろうという予想のもとで私はあなたたち一家をゴミ置き場から703号室にスカウトしました。あなたたちはゴミ置き場で生ゴミを漁っていて、飢えていて、汚かった。妹と連携しあなたたち家族をつぎつぎ保護。703号室に入れるたびに、チチは「くせーなこいつら全員。すごい臭う」と笑った。困ったね。重度の貧血のべべが死にかけている時期なのに。だけど私は、あなたたちと出会ったこと、保護したことに一寸の後悔もありません。chikakoさん夫妻にあなたをゴリ押しし、トライアルへ連れて行ったとき、chikakoさんはリリを嗅いで「いい香り~♪」と抱きしめてくれた。リリ、わかる? 人次第で、あなたは乞食にもお姫さまにもなれる。成猫を求めていたchikakoさん、子猫リリと私を助けてくれてありがとう。

 

※私が保護したリリのきょうだいチャイ&ラテはマイ太郎さんの卒業生です。

 

 

 

7月20日べべ逝く

 

 

 

9サク→楽(8月5日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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楽へ

ん……なにをどう書こうか。大昔に保護したあじさい(猫)の里親さんからの紹介で、楽へお問い合わせをくれた福田さん夫妻を、私はさんざん待たせてしまいました。きょうだいのセスに比べ、人馴れが遅かった楽。703号室暮らしも長かったよね。楽は特に男性が嫌いで、チチにほぼ心を開きませんでした。せっかくの、せっかくのチャンス、楽へ念願のお問い合わせ……いつもなら私はハンターのごとく食いつきます。なのにべべを失ってしまったから、正常ではいられない時期でした。福田さんはじっと私を待ってくれた。福田さんもまた片足欠損のホイミちゃんを天国へ見送ったばかりだったから。私たちは楽を通して魂が呼応し、あたたかいお茶会を開くことができた。譲り合い、双方の理解と努力、そういうものを改めて教えてくれた福田さん夫妻と楽にありがとう。ちなみに楽は今男性嫌いではありません(笑)。むしろ福田さんにベッタリ!

 

 

 

10十香(9月23日卒業/向かった先は同年卒業の満天家

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卒業後の写真

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十香へ

私ずっとあなたを追ってた。ゴミを漁る野良猫のあなたが勝つか、私が勝つか。数えきれないほど私はあなたに勝負を挑んだよね。でも全敗。あなたはポテチを囮にしてでも私の捕獲箱から逃げ切った。なぜならあなたはリリ、チャイ、ラテを巣穴に残し守る母だったから。私があなたを保護したら子猫たちはひっそりと死ぬ。あなたは本能で母モードだった。私も捕獲は自信があるのに、やられた。そしてやられてよかった。実は外で子育て中だったという事実を知ったとき、鳥肌が総立ちしたよ。満天家の末娘になってから、あなたは母の重責から解放され子猫のようにふるまっているね。満天家はいい住処でしょ? ツイッターで十香と満天の2ショットを流すのが私の楽しみ。だってかわいいんだもん。

 

 

 

11源(10月1日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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源へ

ある日emi-goの病院へ行くと、院内は保護猫だらけでパンク寸前。私は一匹でも里親を見つけたい心境で、ツイッターに保護猫たちの写真を流しました。いろんな方が拡散してくれたおかげでお問合せは多数。その中で(いい意味で)異質に光る希望者さんを見つけたのです。書いてある文章は簡潔かつ必要な情報ばかり。責任感もにじみ出ていました。それがあなたの里親になった方です。おもしろかったのは子猫をいっさい選ばなかった点。「男の子であればどんな子でもいい」と断言した里親さんの一語は私の胸に強く残っています。源ちゃんと先住るい兄は楽園とも呼べる環境でスクスク育っているね。出たがりのるい兄に私たちは笑わせてもらいました。源ちゃんファミリーありがとう。

 

 

 

12蝶々→アンズ(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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アンズへ

あなたを見たとき、私はあなたに恋をしました。もし可能な状況なら、私があなたと暮らしたい。それほどにあなたは私を魅了しまくったのです。あなたはいいお家に行ける! 直感ともいえる私の勘により私は夢中でシャッターを切りました。写真が不得手な私ですが、あなたの姿は、私の腕前でも充分に美しかったです。そんなあなたも不遇な幼少期を過ごしましたね。ベランダで産まれたあなたは、母猫とともに縮こまっていたにちがいありません。あなたの里親になれる方がうらやましい。素直にそう思いました。結果、里親さんもあなたに負けない素敵さでした。想定外に姉妹のかりんをも引き受けてくださったのですから。アンズのおかげだよ。ありがとう。

 

 

13お珠→かりん(10月4日卒業/向かった先はこちら)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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かりんへ

あなたはラッキーガールです。姉妹のアンズといっしょに広々したお城のお姫さまになれたのだから。あなたは5きょうだいの中でいちばんやんちゃでemi-goに手を焼かせましたね(笑)。風邪の影響で目に濁りが残り、里親さんは毎日3回以上もあなたに目薬をさしています。里親さんは物理的に恵まれているのみならず、地域の猫たちの保護活動や看取りもされてきた愛情深い姉妹。あなたたち姉妹とぴったり似合います。かりんたちは先住猫さんたちとの距離も縮まっているそうですね。うれしいです。かりんにひとつ言いたいのは、きっかけは「アンズ」だったとしても、里親さんはかりんもアンズも分け隔たりなく溺愛していること。あなたは堂々としているからその辺説明しなくてもわかるよね? 里親さん、ありがとう。

 

 

 

14樹々→麦(10月15日卒業/向かった先は同年卒業のメル家)ステイ先:emi-go病院

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卒業後の写真

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麦へ

きょうだいたちが騒いでいるのに、マイペースにねんねしていたあなたが私の脳裏に焼きついています。外見の奇抜さ? といい、愛すべきキャラクターだね。きょうだいたちが次々と巣立つ中、ケージにぽつんと佇むあなたに胸がちくんと痛んだ里親さんは、同年卒業のメルの妹にと手を挙げてくれました。麦とメル。ぜったいに安心という環境下で育てられているあなたたちの未来を私は全く心配していません。里親さんはあなたたちの将来を考えながら、あなたたちの成長を楽しんでいます。そしていろんなことを吸収し、試行錯誤しているそうです。麦、大丈夫だよ。再び外に出されることはないの。麦と家族にありがとう。

 

 

15ほたる(12月1日卒業/向かった先はこちら

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卒業後の写真

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ほたるへ

実葉に並んで2017年の大スターだったほたる。「見えない」というハンデをまったく感じさせない頭の良さ、緻密な計算に基づく行動力、前向きさが私の自慢でした。私もほたるみたいに生きていきたい。そう思わせてくれた逸材です。あなたの保護譲渡を通じて、私は表現したかった。どんな子にも手を差し伸べてくれる方がいることを。保護主として区別差別をすることは保護主にとっても不都合で不便で辛い、と。あなたは全盲だけど、不完全ではありません。あなたはあなたのままが尊く、あなたはあなたのままがいいです。先住猫くろこさんとすっかりお友だちになったね。気むずかしいもうひとりの先住猫天音(703号室卒業生)でさえもあなたと距離が縮まっていることに私はたいへん驚いています。だってくろこさんと天音は未だ仲よしではないのだから。どうかほたるあなたがふたりを繋いでください。ほたるありがとう。

 

 

 

長くなりましたが、以上が私の活動報告兼スター紹介です。スターはまばゆいけれど、数をこなしている方から見たら取るに足らないほどちっぽけな数字でしょ? そこはほんとうなので否定しません。けれど私は一頭一頭に愛と尊敬を込め、全神経を注ぎ丁寧に縁を繋いできたつもりです。

 

 

ふつうの主婦にもこうして誇れる部分があることがありがたい。

 

 

卒業生と里親さんたちのおかげですね。

 

 

頭を垂れ、深謝しています。

 

 

ありがとう。

 

 

読んでくださったみなさまもありがとう。

 

 

最後にひと言。どんなビジュアルでもどんな性格でもどんな年齢でもハンデを持つ子でも必ずお家が決まります。「どうせ見つからない」と決めつけずに、ボーダレスにトライしていきたいですね。

 

 

私はそうします。

 

 

※ 約1日かけて一生懸命書きました。感想をくださーい。活動力となります。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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