小分けを許して(主役はほたる)

ここんところ、かなりバタバタしています。

 

 

ブログに向き合う時間が限られてしまい、ほたるの卒業記事が完結できません。通常は前編と後編の2回にわけ書くのですが、少しズルしてブレイクにします。

 

 

次回こそ必ずお家へご案内します。楽しみにしてくださっている方ごめんなさい。

 

 

でも、本日の主役もほたるです!

 

 

ほたるの終の棲家は広々素敵。里親さんのお人柄は文章のみで表現するので、卒業記事はどうしても家の写真と猫の写真が目につきやすい。

 

 

しかし私は、ほたる家の外観より、ほたるの里親さんの中身を皆さまにお伝えしたいです。もちろん、家の写真も撮ってきましたけどね。

 

 

ほたるはほかにも家族希望をいただきましたが、ほたるの里親さんはほたるの家族募集を開始するかしないかのはじめのころから挙手してくれていました。ただ、気難しい先住さんがいるため「トライアル」を希望していたのです。

 

 

「トライアル」について私は掘り下げて考えることにしました。

 

 

「うーん……ほたるのトライアル、トライアル、トライアル……」

 

 

できればほたるはトライアルを避けたい。家具の配置や家の雰囲気をおぼえるのはほかの子よりハードルが高い。簡単なお試しというわけにはいかないのです。

 

 

結果、1か月程度私が家族募集をつづけて、もしマッチングするご家庭に恵まれなかったら再度前向きにお話し合いをしようという結論になったのです。

 

 

里親さん側も私の意見に同感してくれました。

 

 

「アンニイさんがうちよりほたるちゃんに合うと思う家があるなら、そちらに渡してください。私は静かにほたるちゃんの幸せを願います。応援しています」

 

 

こうも言ってくれました。

 

 

「正直私はほたるちゃんの外見がかわいくてかわいくて仕方ないです。ほたるちゃんの黒い縞毛模様も白のポイントも大好きなんです」

 

 

里親さんの言葉は私の勇気と希望になりました。

 

 

謙虚であたたかく、情の深い方。長いつき合いゆえ内面はよーくわかってるんですよ。ほたるの里親さんは「私史上10本の指に入る難易度の高い譲渡の子」の家族になってくれた方。今でも奇跡のような譲渡だったと感慨深いです。勘の鋭い方は閃いたかな? ふふ。せっかくなので今度ゆっくり紹介しますね。

 

 

里親さんはたくさんのおみやげをくださいました。ほたるにかかった医療費は全額emi-goへ。太田さんの本と里親さんからのプレゼントも添えて!

zennsai (3)

 

 

emi-goはほたるを預かった私の負担額(実費)を考えてくれて、このお金を私が受け取るべきだと言ったのですが、私は「ほたるにかかった医療費」の名目で里親さんからお預かりしたので、私がもらうことはできないと伝えたのです。人と人の信頼関係ってそういうことかなあ、と。生意気を申しましたけど^^;

 

 

私もほたる家よりプレゼンをもらいましたよ♪

zennsai (9)

 

 

 

里親さん宅にほたるのお届けに行った際に「足が冷えるから」、と厚めの靴下を履くようすすめられ、その後「あげます」と言われもらって帰ってきたのです。

zennsai (8)

 

 

 

靴下重宝しています。クリスマスっぽい飾りもありがとうございました。

zennsai (10)

 

 

 

ほたるが巣立った日、さぶの体調が悪かったので、私はお茶する時間すらありませんでした。里親さんはさぶを心配し電車でほたるを703号室まで迎えに来ることを提案してくれたのですが、私は自分で卒業生を送り出したいのです。

 

 

だから着いて写真をパチパチ撮り、誓約書にサインをもらって速攻帰宅。

 

 

いただいたおみやげの中に「味つけしたからそのまま焼くだけ」のディナーの材料(サラダ、スープ、パン込み)が入っていて、私は楽させてもらいました。

zennsai (11)

 

 

 

じゃーん! チチ大喜び♪ 私はささみを焼いて盛りつけしただけです!

zennsai (1)

 

 

 

配慮っていいね。心と心ってどこまでも通じ合うのかもしれませんね。感謝。

 

 

おすそ分けでいただいたジャガイモは母や友人に配り、残りは私が料理に使用

zennsai (4)

 

 

 

ポテトサラダと

zennsai (5)

 

 

 

肉じゃがに変身させ胃袋へ。ジャガイモごちそうさまでした。

zennsai (2)

 

 

 

太陽のようにポカポカの里親さんです。

 

 

 

最後に、ほたるの近況写真を!

zennsai (6)

 

 

 

想像をはるかに超えるスピードで新居を制覇!

zennsai (7)

 

 

 

やっぱあなたすごいわ!!

 

 

皆さま、小分けを許して~!

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


メシア

全盲のハンデキャップを負った保護猫ほたる

0908 (8)

 

 

 

ほたるはパッチリおめめの麗しい猫ではありません。けれどブログでもツイッターでも何度も書いてきた通り、彼女は全身を使い込んで判断し行動し、何ごとにも前向きにトライをつづけてきたのです。まるで体そのものが目のようでした。

0908 (7)

 

 

 

ほたるは自分に視力がないことを第六感で知っていました。

0908 (6)

 

 

 

自分に欠けているものをわかっていたのです。だから昇り降りにせよ無理だと判断したことはしなかったのです。その辺が非常に賢い。

0908 (5)

 

 

 

けれど生まれつき視力に恵まれなかったほたるは、視力を失っている不自由さに気づいていません。いい意味で他と自分の比較ができないのです。

0908 (51)

 

 

 

話は変わりますが先日MIHOさんと私は通院ついでに東大農学部を散策しました

 

 

紅葉が見事で、私たちは敷地内で息をのむほどの美しさに圧倒されたのです。

 

 

そのとき私は胸がチクッと痛みました。ほんの少しですけど、確かに痛かった。

 

 

思わずMIHOさんに理由を打ち明けました。

 

 

「みほりん、私胸が痛い。ここら辺さあ、落ち葉も含めてきれいじゃん? なんか擬人化かもだけど、視覚から得られる感性ってあんじゃん。それは人間より視覚の劣る犬猫も同じじゃないかな。犬猫が景色を眺めて心を和ませるかどうかは不明だけど、でも視覚が豊かなのはありがたいよね。選べるなら真っ暗な世界はいやだよね。今私、ほたるのことを言ってる」

 

 

MIHOさんは深く頷きました。

 

 

そして「ほたるに会いたいね」とニコっと笑ってくれたのです。

 

 

ほたると私がはじめて会ったのはおそらく2017年9月8日

0908 (2)

 

 

 

emi-goの病院の手術室に置かれた簡易小ケージ内にひとりぽつんといたのです。

 

 

「田辺さん、見てくださいよこの子。眼球がないみたいで見えないんです。たぶん生まれつきなんですけどね。田辺さん(この子)……要ります?(笑)」

 

「いや、いいや。遠慮しとく(笑)。(保護の)いきさつはなんなの?」

 

「ある方に相談されたんですよ。餌をやってたメス猫が自宅のベランダで5匹子猫を産んだって。だけどうちの病院はもうケージが空いてなくて断ったんです」

 

 

当然です。病院は飼い主の責任で連れて来た犬猫たちの治療を施す場所。

 

 

飼い主がいない犬猫をエンドレスに引き取って成り立つでしょうか? だれが飼い主のいない犬猫の治療費や入院代を払うのでしょう?

 

 

それでもemi-goの病院には当時、数えきれないほどの保護猫たちがいました。すべてemi-goが被るのです。すべてですよ?

 

 

世話から医療ケアから募集から譲渡からお届けまでを、彼女ひとりがやるのです。ほとんど彼女の持ちだしたお金でやるのです。

 

 

どうなんですかね? 私はあり得ないと思うけど。

 

 

「断ったのに、どうして(子猫が)いるの?」

 

 

emi-goは私の質問に答えました。

 

 

「一回断ったんですけどね。そのあとに5匹の子猫の中に全盲の子がいるって聞いたんです。(全盲の子猫は)外で生きていけないじゃないですか? だから母猫の不妊手術を条件に病院に連れてきてもらったんです」

 

 

「(目の見えるほかの)きょうだいたちも?」

 

 

「はい。一匹だけってわけにもいかないし、目の見えるきょうだいたちも気になるじゃないですか? (きょうだいなわけだから)」

 

 

「へえ……まあ協力できることがあったら手伝うわ」

 

 

私は自分の意思を口には出さずに会話を終えました。

 

 

しかし5匹ぜんぶ私が里子に出そうと決めたのです。全員私が出す。

 

 

皆さまご存知のとおり、私は健常な子たちから募集をスタートさせました。

 

 

最後に残ったほたるはじっくり取り組もうと練っていたのです。

0908 (26)

 

 

 

703号室に連れてきて、ほたるにふつうの日常を謳歌してもらい

0908 (25)

 

 

 

ここでほたるといっしょに成長していきたいと思いました。

0908 (48)

 

 

 

ほたるの魅力は無限であることへの証明も兼ねています。

0908 (19)

 

 

 

ほたるは私の予想をはるかに超えた快活な女の子

0908 (23)

 

 

 

空気の読み方も

0908 (11)

 

 

 

「ちゃっかりさ」も一流。これこれそれナナのごはんだよー!

0908 (9)

 

 

 

「さぶ兄にタッチ成功っ!」

0908 (46)

 

 

 

ふふ。ほたるよかったね。

0908 (4)

 

 

 

さぶ兄は紳士でしょ?

0908 (3)

 

 

 

「うんっ ふところが深くて好きっ!」

0908 (50)

 

 

 

「ほほ兄はわたしのおもちゃ」

0908 (38)

 

 

 

「いっぱい遊んでくれたし 教えてくれたよ」

0908 (44)

 

 

 

ほほもさぶもお疲れさま。よくほたるの面倒を見てくれたね。

0908 (21)

 

 

 

「あま兄は わたしの枕」

0908 (36)

 

 

 

「おなかがタプタプしていてキモチいいの」

0908 (33)

 

 

 

ほんとだ。ほたる熟睡してる^^

0908 (32)

 

 

 

「ときどき話し相手になってくれるよ」

0908 (41)

 

 

 

「お話のなかみはナイショ」

0908 (42)

 

 

 

あまぱんもありがとう。みんなのおかげでほたるはスクスク育ったね。

0908 (18)

 

 

 

甘えじょうずだけど小さいくせに自立心もあるほたる

0908 (22)

 

 

 

ひとりでもじょうずに過ごしていました。

0908 (20)

 

 

 

えらい子です。

0908 (10)

 

 

 

私にもベッタリ

0908 (24)

 

 

 

おーいほたる!

0908 (15)

 

 

 

人の髪で遊ぶのはやめなさい!

0908 (16)

 

 

 

もし、ほたるが全盲じゃなかったら、ほたるのきょうだいたちはパンパンの満員だったemi-goの病院に保護されなかったかもしれません。

 

 

きょうだいたちそれぞれが終の棲家で元気に暮らしているのは、ほたるにハンデがあったから。そう考えると、ほたるこそがメシアだったのかな、と。

0908 (37)

 

 

ほたるをトリに、これで5きょうだい揃って「703号室卒業生」になりました。

 

 

 

応援してくれた皆さまに改めて感謝を述べるとともに、次回ほたるの家族の紹介をしますので、楽しみに待っていてくださいね。ありがとうございました。

 

 

 

BIG LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ほたるへ

※ブログ連続更新中

 

 

間もなく保護猫ほたるは未来に向け出発します。

IMG_7471

 

 

 

気持ちが落ち着かないので、この機に及んでブログを更新しようとしてます。

 

 

めいいっぱい幸せになってほしい。

 

 

ほたるならやれる。簡単にできる。

 

 

そう思う反面、うちの間取りや家具の配置を全身でようやくおぼえたのに、環境を変えてしまうことに胸が痛みます。ぜんぶ私の過保護なんですけどね。

 

 

好きだよ。手放したくない。独占欲がメラメラ内側に燃えたぎっています。

 

 

「どうしようね」

 

 

ずっと自分との闘いでした。けれど答えは最初から決まっていて、そこに着地するために自己を抑制しつづけてきたのです。本当の話。

 

 

理由は4つあります。

 

 

はじめに、「ハンデを持つ子はもらい手がない。よくてせいぜい保護主が引き取るしか道がない」ともなれば、ハンデを持つ子が哀れな存在になる。嫌だったのです。これはいかん。絶対にちがうと証明しなければなりません。

 

 

次にほたるがあまりにも若いこと。ほたるが余命いくばくもないおばあさんなら我が家で余生を送らせることに決めたでしょう。けれど余生というにはほたるの一生が長すぎるのです。ほたるは希望をまとったイキイキとした子猫なので。

 

 

そして、チチと私に新しい家族を迎える余裕がないのも一因。ご存知のとおり、我が家はレギュラーメンバーに多大なケアを施している最中。ほたるに医療が必要になるのはもっと先の話でしょう。それでももう新たに家族を迎える気力がなくなってしまっているのです。裏返せば、それほど今、チチと私は必死です。

 

 

最後は、「席」の問題。面積と人数とお金に限りのある703号室で保護活動を継続していくには「回転」にウエイトを置かなければなりません。この先出会う保護動物を躊躇なく招き入れるにはとにかく譲渡を選ぶしかないのです。

 

 

私は多頭飼育崩壊を望んでいません。だから「数」を常に意識しています。

 

 

というごたくは「思考」のほうで、残念ながら思考はたびたび心情とリンクしないことがあります。つまり頭と心は別物で、ひとつにまとめるのに多大な労力を要しました。それでも、別れのプロとして私はほたるを笑顔で見送りたいです。

 

 

ほたるが巣立ったら、平均年齢が一気にあがる我が家ですが、みんなでほたるを祝福します。終の棲家へ向かっていくほたると、生まれてきてくれたほたるに。

 

 

少しですがお嫁入り道具も用意しました。皆さまからの贈り物も入っています。

IMG_8109

 

 

 

異常なほどかわいいほたるへ

 

 

がんばれ!

IMG_7679

 

 

 

では行ってきます。

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


さぶの食欲、ほか

6年前に我が家を巣立ったひらめ改めうに家からプレゼントが届きました。

sekai (9)

 

 

鍋セットだ……鍋ばかりなので助かります。ありがとうございました。

 

 

うにの近況写真。食が細い以外はいたって元気です。

sekai (25)

 

 

かわいいなあ。愛されているのがよーくわかります。(うにの卒業記事

sekai (26)

 

 

 

食が細いと言えば、最近さぶはほとんど自分からごはんを食べなくなりました。さぶ用のごはんを大量買い。これ高いんですよね。ほたる、なにしてんの?

sekai (5)

 

 

ほかにも家にある缶詰やウエットなどの腎臓食に水を加えミキサーでドロドロにし、シリンジ食に作りかえています。時間と手間がかかります。

 

 

しかしそんなことはどうでもいい。

 

 

問題はそんなことじゃないんです。

 

 

はあ……

 

 

まあいいや。気を取り直して!

 

 

昨日703号室にお客さまが来ました。リルが笑顔でお出迎え♪

sekai (12)

 

 

「はじめまして~」

sekai (11)

 

 

 

卒業生ちゃた幸と(マイ太郎さん保護の)結ちゃんの里親肉球キラリさん

sekai (10)

 

 

 

プレゼントを持ってほたるとレギュラーメンバーに会いに来てくれたのです。

 

 

べべにも美しいお花をありがとうございました。

sekai (23)

 

 

私もちょうど、肉球キラリさんとお話がしたかったのでいい機会でした。ちゃた幸&結ちゃんを譲渡してから、ずっと気がかりだったのです。猫同士の相性が悪く、猫好きだった結ちゃんがちゃた幸を怖がるようになってしまいました。

 

 

何度も電話やラインでやり取り。もともとは私が「相性が合いそう」と踏んで勧めたのです。なのにぜんぜんダメ。このままではらちがあかないので、いっそどちらかを返してもらおうか? など、本当に悩みました。

 

 

肉球キラリさんは試行錯誤を繰り返し私以上に考えたと思います。想像すると余計に申し訳なくて、結ちゃんのことも不憫でした。

 

 

ですが! 【いっしょにごはん大作戦】をつづけた結果……

sekai (27)

 

 

なんと近ごろ、結ちゃんが脱皮!

 

 

ビビりを脱ぎ捨てキャラ替えしつつあります。同じ空間にいられるだけでなく、ちゃた幸と鬼ごっこができるまでに進歩。大きな大きな前進です。ちゃた幸も結ちゃんに意地悪しなくなったんですって。ちゃた幸は立派な紳士ですね。

 

 

虐待で5年以上身動きすら取れない狭い檻に閉じ込められ、猫同士のコミュニケーションを学ぶ機会がなかったのよね。どう仲よくすればいいか、わからなかっただけだよね。ちゃた幸がやさしいおっさんであることを私は知っています。

sekai (28)

 

 

 

相性問題をほぼクリアしたふたり。若い結ちゃんの誘いにちゃた幸がついていけず、結ちゃんがひとりで物足りなそうにしているところまで来ました。

 

 

直接お話しできて私も一安心。ありがとう! お疲れさまです。

 

ちゃた幸と結ちゃんの卒業記事はこちら

 

 

肉球キラリさんがいる間じゅう、素で動きまわっていた私

sekai (4)

 

 

 

点滴やさぶへのごはん、みんなへのごはんとおやつでヘロヘロに^^;

sekai (18)

 

 

 

「おかまいできず ごめんなさい」

sekai (13)

 

 

 

「ごめなさい」

sekai (14)

 

 

 

ちびは音の鳴るボールをもらってごきげん♪

sekai (17)

 

 

 

ほたるよかったね!

sekai (16)

 

 

 

人用のおやつや

sekai (19)

 

 

フードを39度に保温しておく保温器をいただきました。

sekai (15)

 

 

ほたるのちゅーるや(写真に撮り忘れたけど)ナナのドライシャンプーも

sekai (21)

 

 

ほたる夢中で食べましたよ。いっぱい遊んでもらって楽しそうでした。

sekai (22)

 

 

ほたるの暮らしぶりを見て、肉球キラリさん「かわいそうじゃない」を連発。

 

 

「ほたるちゃんぜんぜんかわいそうな感じじゃない!」

 

 

だそうです。

 

 

はい。むしろやりたい放題で……

sekai (20)

 

 

もちろん、ほたるにも得意不得意があるので、健常な猫さんより気をつけなければならない部分はありますが、いたって普通に生きています。シンプルですよ。

sekai (6)

 

 

 

あまりにも散らかっている保護部屋はお通しできなかったので、保護猫ポテチには会ってもらえませんでしたが、ポテチもこの通りのんびり過ごしています。

riru14 (2)

 

 

 

「ごめんな せっかく来てくれたのに うちのがおれにつきっきりで」

sekai (24)

 

 

 

そうです。さぶにごはんを食べさせようと必死の私は、肉球キラリさんがいても、シリンジを持ってさぶを追いまわしまくり。余裕がなくて失礼しました。

 

 

さぶは明らかに私を避けるようになってしまったんです。悲しい。

sekai (1)

 

 

私から隠れてテーブルの下に避難

sekai (8)

 

 

さぶと私はあんなに愛し合っていたのに……

sekai (7)

 

 

 

さぶにプイされるのは身がちぎれるほどショック。べべもナナもリルも強制的にごはんを食べさせたし、あまぱんだって例外ではありません。けれどみんな私を嫌いになったりしませんでした。どうしてさぶだけは……

 

 

苦悩のあまり、悪夢まで見る始末。さぶに相手にされない辛さと、さぶが食べてくれない現実に押しつぶされそうな日々でした。(大げさじゃないもん)

 

 

食欲増加を期待して昨夜からペリアクチンを投与。数粒ですが、自分からカリカリ食べてくれました。食べるさぶの姿は神々しく、私は肩の力がほんのり緩みました。そしてさっき……ひさびさに膝に飛び乗ってくれたのです!!

sekai (2)

 

 

 

ブログを更新しようとしていた私は、書きかけの記事を放り出して、さぶと濃密なひと時を過ごしました。あああああ、神さまがいるならお礼を申し上げます。

sekai (3)

 

 

 

さぶを愛しています。いっしょに生きていきたいです。

 

 

今夜も一口でも食べてくれますように。

 

 

KISS!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


麦の中に希望を詰めて2

皆さまこんにちは。昨日のつづきです。元気満タンでいきますね!

 

樹々→麦

 

 

麦のお引越しは時間が大幅に変更になりました。

 

emi-goの病院がとんでもなく忙しかったのです。楽しみにしていた里親さんを長くお待たせする形になって申し訳なく思いました。

 

 

車で30分程度のドライブ。さあ、到着ですよ。玄関がハロウィーン一色!

IMG_7245

 

 

 

2階へ上がる階段の前に設置された高さ約170㎝の脱走防止の扉

IMG_7174

 

 

 

一同2階のリビングへ

IMG_7214

 

 

 

麦のために新調された円形サークルが。源ちゃんちやうちにもありますね。

IMG_7175

 

 

 

先住メル(703号室卒業生)との距離感はこんな感じ

IMG_7202

 

 

 

おおおメル~! いい暮らしぶりじゃないの!

IMG_7182

 

 

 

卒業後何度もemi-goの病院で会っているのでひさびさではないけど……

IMG_7181

 

 

 

いつ見てもかわいいメル嬢♪ 今日は妹を連れて来たよ^^

IMG_7179

 

 

 

ゆっくりでいいから受け入れてあげてね!

IMG_7178

 

 

 

メルは幼かった仮名ソイル時代、我が家で保護猫満天、さくら(かえ)、うちのレギュラーメンバーたちと仲よく育ったのです。今度はメルが先輩として麦にいろいろ教えてくれると信じています。だからトライアルは設けませんでした。

 

 

先住猫メル(ソイル)の卒業記事

 

「はちみつ、みたいに2/幸せの703号室」

 

 

読み比べると家具の配置がじゃっかん変わっているのがわかります。そしてメル仕様のものがあちこちに少しずつ増えてる(笑)。

IMG_7229

 

 

 

中でも私の心がジーンとしたのは、ケージのステップが増えていたところ

IMG_7184

 

 

 

わかりますか? 食器が置かれた木の板はご主人の手作りです。

tgoaukhrfa (2)

 

 

 

メルが気に入っているケージをちょっとでも広く使ってほしいそうです。

 

 

それとこれ……参りました。泣きそうになったんですよ、ほんとうに。

tgoaukhrfa (1)

 

 

 

窓から外を眺めるのが好きなメルのために、手作りの木の板で居場所を拡大してあったのです。カーテンを開けた時に偶然見つけました。いいなあ。いいなあ。

 

 

全体図。窓にはもちろん脱走防止対策が施されていました。

IMG_7236

 

 

 

掃き出し窓にもがっちり対策してあります。

IMG_7233

 

 

 

安心で安全で清潔です。「守る」っていうのはこういうことなんですよね。

IMG_7201

 

 

 

麦、素敵なお家でしょ?

IMG_7187

 

 

 

気に入った?

IMG_7193

 

 

 

麦のためにあれこれそろえてもらったね♪

IMG_7208

 

 

 

赤いベッドが麦の毛色によーく合ってます。

IMG_7215

 

 

 

サークルからはじめようね。

IMG_7189

 

 

 

先住メル嬢はemi-goの病院へ通っているので、里親さんとemi-goは面識があります。麦のお届けでお宅にお邪魔してemi-goはますます胸をなでおろしたそう。

IMG_7220

 

 

 

それを聞いて私も鼻が高かったです。

IMG_7244

 

 

 

キョロキョロしてます。こっち向いて~!

IMG_7205

 

 

おいしいお茶とお菓子をごちそうになりました。

IMG_7209

 

 

 

おみやげもありがとうございます。麦にかかった基礎的な医療費をご負担いただき、全額emi-goにその場で渡しています。

IMG_7280

 

 

 

私にとってのいい譲渡はシンプルです。保護動物たちの未来がぼんやり見えてくるか来ないか。極端な言い方になりますが、一時とてもお金持ちでも、だれもが知る著名人だとしても、強い愛情を口や文章にうまく表現していても、やり取りを重ねているとうまく未来が見えてこない方もいます。

 

 

もちろん先のことなどだれにもわからないでしょう。私も1度目の結婚をしたときはまさか自分がバツイチになるなんて想像もしていませんでした。

 

 

けれど、環境的な部分のみならず内的にも安定をしている方はいます。将来設計に(現実的な)ウエイトを置きながらも今を充実して生きている方はいます。

 

 

そういう方の「猫を家族として迎えたい」は熟考の末であり、たいがいが本気であり、猫が生きている間じゅう、猫への深い思いと配慮が長くつづくのです。

 

 

メル&麦家はまさに上記のお宅です。

IMG_7237

 

 

 

だからなんの心配もいらないね。

IMG_7195

 

 

 

やさしい家族ができてよかった。麦おめでとう。

IMG_7196

 

 

 

麦はすでに2度目のワクチンを終え、先住メルとの距離を縮めているそうです。

IMG_7032

 

 

 

これで病院にいた4匹の子猫たちの終の棲家の紹介が終わりました。うちにいるほたるは今週中に募集を開始します。ほたるも含め、同じ母猫のお腹から生まれてきた子猫たち全員にあたたかい「家庭」をプレゼントしようと思っています。

 

 

病院にいたのでお世話する時間がかからなかったとはいえ、病院へ会いに行って写真を撮り、アピール、募集、やり取り、お見合い、譲渡の連続で正直楽ではありませんでした。でも、子猫たちを幸せにし、皆さまにいいご報告をするのを目標に、それだけをめざして走ってきたのです。だから皆さまに喜んでもらえるとうれしいです。皆さまの応援がほたるの募集への糧になります。

 

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

最後におさらいを貼りつけておきますね。

 

麦の兄弟 源ちゃんの卒業記事

 

麦の姉妹 蝶々&お珠改めアンズ&かりんの卒業記事

 

 

BIG LOVE!

 

 

かつくん「x256麦おめでとう。メル家なら絶対まちがいないよね。メル家は共働きですがお仕事の時間がずれているためお留守番がないのです。そろそろ2匹目を迎えたいねってお話していたときに、麦のお見合いが流れたと知ってハハに連絡をくれたんだって。よかった~」

1-3483

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク