皆さまこんばんは。保護猫ふみが我が家を巣立って、1週間が経ちました。
新しい環境にもだいぶ慣れてきたようで、私も安心して見守っています。
ふみの新しい名は、「つむぎ」といいます。
由来は里親さんのインスタグラムに書いてあるので、次回皆さまにご紹介しますね。
私は「つむたん」と呼んでいますので、今回は「つむたん」でいきますね!
譲渡の日は、皆さまとのお約束どおり、また、自分との約束どおりに、笑顔で「さようなら」ができました。少しずつ、じわじわと自分の決意を固めていった結果だと思います。
けれども、最後に、つむたんに別れのあいさつをしようと、つむたんのいるケージの中に指を差し出したら、ガタガタ震えながら、私の指を吸う姿を見て、胸がぎゅうと締めつけられたのです。
いろんな気持ちが交錯して、結局、精神的には、逃げるように帰りました。
つむたんから逃げたのではなく、自分の未練から逃げたのです。
——がんばれ、がんばれ、好きだよ、好きだよ。
里親さんのお宅は、猫にとって、楽園です。お人柄も素敵で、私はひとつの不安も感じません。
つむたんの未来はここにある、そう強く確信してのお渡しなので、微塵の後悔もないです。
目の前のつむたんがかわいすぎるせいで、後ろ髪を引かれたのですよ。
「新居の紹介」は次回のお楽しみに♡
ちなみに、つむたんはもう震えていないし、家族と共に楽しく過ごしています。
1ページ、1ページ、1ページ……つむたんと里親さんのカラフルな物語がはじまりました。
つむたん、本当におめでとう。
幸せになれることまちがいなしだからね♡
私が保証するよ。
つむたんらしく生きていってね。
と、つむたんの良縁に大喜びの私ですが、ここ数日は、仕事が忙しかったのもあって、自分の感情を表に出す機会がなかったので、今、書きながら、回想に耽っています。
「ふみ」という女の子がうちを巣立って、私の元には、さぶがいない現実が戻ってきました。
改めて振り返っても、つむたんは私にとって、「緩衝材」のような存在だったと思います。
つむたんがいたことで、私の「さぶロス」の衝撃やダメージが緩和されたのです。
つむたんがいてくれて、助かりました。
つむたんが、私を助けてくれました。
そして、つむたんは、私が未来へ滑り出すための「潤滑油」でもありました。
どんなに気を強く持とうとしても、さぶがいないのは耐え難いことです。
耐え難い現実を受け入れつつあるのは、つむたんのおかげです。
どうもありがとうね。
この2か月で、私はふたつの別れを経験しました。
ふたつとも、「離れ離れになった」という意味では、共通していますが、根本は全く別物ですよね。
さぶとの別れは望まなかった。だけど、つむたんとの別れは、私自身が望んだ結果です。
「納得できる別れ」をさせてもらえた里親さんに深く感謝します。
お留守番ゼロの環境で、つむたんはずっと家族を独占できるのですよ。
つむたんには、人間のやさしいお姉さんもできたし、里親さんは、いつか2匹目を迎えたいと話しています。私はこの良縁をもって、つむたんに恩返しができたと自負しています。
私は、私の考える「愛の形」を貫いて、里親さんにつむたんの命のバトンを託しました。
私も、つむたんにとって、明るい未来へと滑り出す潤滑油になれたでしょうか?
これからはしばらく、つむたんがだいぶ和らげてくれた、さぶロスの痛みにしっかりと向き合って、一歩ずつ歩いていきたいです。つむたんに出会えた私は、とてもラッキーでした。
ね、さぶ?
さぶの最期の日の一枚を添えて♡
Smile!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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