伝えていく

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

卒業生マルクのお宅よりプレゼントが届きました。

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添えられていたカードには、あまぱんを失った私への慰めと、世に出回っている情報ではなく、(保護譲渡や数値規制などは)私の書き込みで学んでいると書かれていました。

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うれしいなあ。どうもありがとうございます。まとめて話す場が少なくて断片的になりがちですが、なるべく自分の考えを伝えられるように力をつけていこうと思います。

 

 

いろんな方が不遇な犬猫たちのことをSNSに謳っています。

 

 

「類は友を呼ぶ」というのはあながちまちがいではないのかなというのが最近の感想。私は私の声を聴いてくださる方、同じ志の方を大切にしていこうと改めて感じています。

 

 

先日、まなちゃんの保護猫たちの譲渡に私も運転手としていっしょにお邪魔しました。

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ポチャまんじゅうとしらたまちゃんの血縁成猫2匹セットですよ♡

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ポチャまんじゅうはまなちゃんと私がふたりで保護した女の子なので思い入れがあります。「ポチャまんじゅう」という名前は、まなちゃんと笑いながら私がつけたのです。そして、2匹の里親に名乗りをあげてくださった方は、偶然にも、なんと! 703号室の里親さんだった方。大昔に私の譲渡した子を最後まで愛してくれたすばらしい方だったので、ひさびさにお会いしたくて同行したのです。

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相変わらずプレゼント魔の里親さん。こんなにたくさんいただいてどうしましょう。全部かわいくてテンションがあがりまくり♪ ありがとうございました。

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まなちゃん、ポチャまんじゅうとしらたまちゃん写真集をありがとう!

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保護譲渡のノウハウは私がまなちゃんに教えました。教えたというとエラそうですね。正確には「伝えた」が自分の中でしっくりと来ます。細々ですが、18年間この世界にいるので、数えきれないほど多くの方々に伝えてきました。これからも機会があれば伝えていきたいです。でも私が伝えたいのは、スキルや方法だけではありません。もっと普遍的なもの、それと、根本です。

 

 

高みから何かを投げ落とす存在ではなく、私自身が等身大でいたいです。

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ふつうの私たちにもできることがある、1頭分を幸せにする能力がある。

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保護動物たちの懐を現場として、現場で生きていきたい。

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同時に、現場に留まらない思考を持っていきたいです。

 

 

木を見て、山を見て、再び木を見る。私はそういうものの見方をしたいです。

 

 

知を広げたい。凝り固まった固定観念を捨て、時代に合わせていい形で変化したい。「不幸」ばかりではなく、よくなった部分を素直に認めたい。どうせ見るなら色眼鏡ではなく、慧眼がほしい。

 

 

そう強く思っています。

 

 

最後に、前回ZOOMで行われたフォスターアカデミーベーシックプログラム犬座学の受講生の方々が事務局を通じて寄せてくれた感想をはりつけておきます。お時間のある方はぜひ! なお、顔出しNGの方、お休みした方、アンケート未記入の方もいるので全員分ではありません。

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田辺アンニイ先生

フォスターアカデミー ベーシックプログラム犬コース13期

講座の感想
・個人で保護をするという選択肢があると思っていなかったので、大変参考になりました。私自身もあまり群れることがなく、自分のペースで活動したいと思っているので、自分の中で覚悟ができたら個人での活動をしていきたいと思います。譲渡後の子のその後をどう見守るか、という点について自分なりに考えてみましたが、これからドッグトレーナーの資格をとろうと思っているので、それを生かして何回か無料トレーニングをします、といってお宅訪問をしたり、会うことができたら、抵抗感なく確認ができるので、自分なりの活動ができそうな気がしてきました。

 

・殺処分数減少や譲渡数上昇のグラフが多く見受けられる印象からすると、18~20年前は、個人も団体も保護活動は非常に厳しい目が多かったのではないかと思います。情熱をもって活動することが大切だが冷静さも必要であるというお話、移り変わる時代を感じてきたからこその想いを強く感じました。幸いにも、私はこれまで関わってきた保護団体さんは透明性があり非常に信頼できる方々なので、自分にできる範囲で団体さんのお手伝いをしつつ、その上で、個人で出来ることについてもっともっと考えていきたいと思います。貴重なお話をありがとうございました!

 

・今回は長きに渡り個人でフォスターをされている田辺先生からとても勉強になるお話をいただきました。私自身、ゆくゆくは個人でフォスターをしたいと考えているので、そのメリットやデメリットを実体験を交えお話していただき現実味を帯びることが出来ました。大変な事もあるけれど嬉しい事はもっともっとたくさんある!と言っていただき、今後の励みになりました。また、ディスカッションの中で不幸な動物を無くすために「高齢者の飼育放棄や知識不足」があると発言しましたが、受講者の皆さんも同じ意見の方が多い中、「動物の知識を持ったボランティアさんがペットのいる高齢者のお宅を訪問する」という意見がとても印象的で素晴らしいと思いました。

 

・2年前まで16年間ミニチュアダックスフンドを飼っていましたが、小さいとき、江戸川土手で、リードを外して走らせていたことがありました。幸い、ちゃんと連れて帰ることができていましたが、今思うと飼い主として反省すべきことだと今日気づかされました。毎日、散歩以外は家に閉じ込められて可哀想、たまには自由に走れたら嬉しいかな、なんて思ってやってしまっていました。でも、その間違った判断でその子が逃げて事故にあったり、迷子になってしまったりしたら、不幸にさせることになる、というのはあまり考えていませんでした。あと、その飼っていた愛犬は突発性前庭疾患があり、歳をとるにつれて、ひきつけを起こすようになっていました。初めは年に1回くらいの頻度ですが、毎年頻度が高くなり、最後なくなる前は、数時間に1回、そして最後はずっとひきつけが止まらなくなりました。その症状が出るたび、見ていて辛く、涙が出ていました。保護犬を助けたいという思いも持ちながらも、その経験を思い出すと怪我や病気を持った保護犬とちゃんと向き合って、助けられるのか?と感じます。おそらく、状態が悪い子は、正直今の私には預かれないと思います。精神面に問題がある子もいるでしょうし、健康だけど縁がないだけという子もいるかと思います。本当は、どんな子でも助けてあげたいですが、責任が持ってできる自信がないうちは、やらない、というのも大事だと感じました。フォスターの中にも、できるフェーズだけやる、というやり方もあると知れたし、フォスター以外にもボランティアがいくつかあると思うので、覚悟を持ってやり遂げる自信が持てることから始めようと感じました。

 

・個人で保護活動をされている方のお話を聞くのは初めてで大変勉強になりました。また団体と個人のメリットとデメリットについて聞けたのもとても参考になりました。トラブルのお話を聞かせていただけたからこそ「情熱を持ち続けないと続けられないが、大切なのは理性」とおっしゃってた言葉に納得です。田辺アンニイ先生の書籍読んでみようと思います。ありがとうございました。

 

・長年に渡ってフォスターをされているアンニイ先生のお話、とても興味深く拝聴させていただきました。個人で保護活動をされている方とお話をさせていただくこと自体が初めてでしたが、個人とはいえアマチュアではなく、一人で事業をやられているプロの方の感覚と近いなあ、、と思いました。あとは、先生のご経験のお話と、皆さんの調査結果のご報告とを合わせて、もちろん今現在未だ足りていない部分はあるとは思いますが、ここ数十年で犬猫を取り巻く環境は大変に改善していったことを実感したとともに、このペースでいけば本当の意味で不幸な犬猫を0に近い数字にすることは近い将来で現実的なことなんだということを感じました。

 

・【心得について】Fosterと一言で言っても保護から始まり医療ケア→ホームステイ→新しい飼い主探し→譲渡→アフターフォローと段階によって活動の幅が大きく異なるため、自分が何をしたいのか・どこに関わりたい(関われる)のかはっきりさせておくこが最初の一歩だと感じました。また自分たちにできる事が毎年変わってきており、変えていかなければ時代に合わないと言及されていた点は長年経験された方のお言葉でした。【活動するにあたり】アン二イさんのように個人で活動をしてみたいが、居住環境(マンション)による制限上難しいので、参加できそうな団体を探してみたいと思います。数多くある保護団体、”自分の想い”がどこにあるのか、団体側の方針に賛同できるのか見極めていきたいです。【長く続けるにあたり】最後にアン二イさんがおっしゃっていた”情熱と理性”について。自分には情熱はあっても理性の部分が足りていないことも大きな気づきでした。SNSが普及し日々様々な情報が飛び交う中、一喜一憂している自分がいます。何が真実でどのようにして関わり発信していきたいのか、地に足をきちんと付けて自分ができる事を探していきたいと思います。ありがとうございました!

 

・(猫コース修了生なので)田辺アンニイ先生にお久しぶりにお会いできて嬉しく思いました。やはり個人で信念を持って活動されていることに大変感動いたしました。情熱だけではなく、理性も必要だと仰っていただき、自分でも理解を深めることが出来ました。また、情報が現在に更新されており、昔の内容ではなく時代に合わせた内容を伺うことが出来たのは、新しい発見でございました。ありがとうございます!やはり東京では犬よりも猫の問題が多いことに納得し、地方に目を向けることにいたします。実家が兵庫県なので、調べることといたします。

 

・私は、保護犬を引き取る・預かるという選択肢から考え始めたのですが、最初の段階である「保護する」ことについて考えさせられました。心や身体に傷を負っている動物を目の前にしたら、救いたいという気持ちと、自分に責任が持てるかという葛藤が生まれると思いますし、実際そのような状況になったら自分がどのように対応できるか、正直わかりません。アンニイ先生は、私が想像してもしきれないくらい、たくさんの活動・気持ちをご経験されたと思いますが、いつも前向きな姿勢・幸せな気持ちで動物に向き合おうとされているんだなと感じ、とても素敵だなと思いました。
個人活動のメリット・デメリットのお話を聞いて、動物を大事に思う気持ちが同じでも、色々な考え方を持っている人がいること、よくわかりました。先生のお話を聞いてから、色々な方のSNSなどを拝見して文章を読んだり、それによって自分自身の動物に対する気持ちやできることを日々考えています。
脱走防止は、犬を飼っている身として改めて気を付けようと思いました。以前飼っていた犬が仔犬の時、玄関のドアが開いた隙をついて外に飛び出してしまい、何事もなかったのですがとても反省しました。今は十分気をつけているつもりですが、色々な行動をする可能性があることを今いちど頭に入れて、注意する心がけを忘れないようにしたいと思います。
また、検討会のお話も聞けて、とても勉強になりました。

 

・殺処分は随分と減っていて、大きな問題は生産の問題だとわかりました。フォスターの団体と個人とでそれぞれのメリットデメリットがあるので、統合ができないのはわかりましたが、共通の横のつながりを持って情報の共有することにより、取りこぼしが防げるのではないかと思いました。

 

・個人でフォスターを担うことの実態が伺えて興味深かったと同時に、改めてすごいことをされていると非常に感銘を受けました。団体や個人で活動するにあたっては本人の資質にもよるのかと思いますが、個人の場合はある程度の覚悟は必要ですね。そして愛護の問題は突き詰めると人間関係の問題にあるのかもしれないと改めて昨今の世の事態を見直すべき時だと思いました。w/コロナの時代は再び優しさと地域社会との連携が取れるようになることを願って。またアンニイ先生が最後におっしゃっていた、「感情論ばかりに走ることなく、ボランティアに関わるにあたっては、正しい知識の習得と冷静な視点である理性が大事であり、団体や行政を攻撃するばかりでなく、互いのいいところを認め合うところからだ」という言葉が印象的でした。

 

 

以上

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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あまぱんが逝きました

我が家に灯っていた明かりが、昨日の朝消えてしまいました。

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Twitterよりblogで報告したかったのですが、どうしても気力が出なかったです。

 

 

また、悲しみに打ちひしがれてネガティブなことだけを書いてしまいそうで怖かったので今ごろのお知らせになってしまい、ごめんなさい。萎んだ風船のような自分がいます。

 

 

あまぱんの生前は多くの方に気にかけていただき、かわいがっていただきありがとうございました。

 

 

あまぱんは病魔と闘いぬいて、静かに息を引き取りました。

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「病魔」と書いているのは、私の憎き相手に対してだからですが、当のあまぱんは、どんなにつらくても飄々と病気と向き合っていた気がします。うちの平和親善大使は「病魔」ともお友だちだったのかもしれません。ゆったりボーイの底力。見上げた根性です。

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火曜日の東大病院でめちゃくちゃな数値を出したにもかかわらず、帰宅後はちゅーるを2本食べたり不自由な身体であちこちに行きたがったり最後まで明るく元気だったあまぱん。水曜日の夕方あたりから容体が急変し、呼吸数が早くなり、おしっこが出なくなりました。よって、水曜日の夜はシリンジごはんや皮下補液をストップし、深夜まで前田先生や中島先生と連絡を取り、もし生きていたら木曜日の朝いちばんに中島先生の病院へ連れて行く手はずを整えていたのです。

 

 

木曜日の朝、病院へ運ぶ車内にて

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このあとあまぱんはスッと逝ってしまいました。

 

 

そのまま病院へ行き、あまぱんの死亡を確認してもらい、体内に残っていたわずかなおしっこを出してもらいました。あまぱんの膀胱はよくがんばった。

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遺体の写真を載せるのは迷いましたが、私にとってこれは汚らわしいものでもかわいそうなものでもないので、皆さまにお察しいただければありがたいです。

 

 

気分が悪くなる方はどうかスルーしてくださいね。

 

 

シリンジごはんや粗相でベトベトのあまぱんをトリマーさんがきれいに洗ってくれました。私の自慢のハンサム王子をピカピカにしてあちらに送りたかったのです。

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帰宅後、チチが買ってきたドライアイスを下に敷いてみんなのいる場所へ

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まるでただ寝ているみたいでしょ?

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驚くほどおだやかな顔をしていますよ。

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みんなでダラダラしようね。

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机の上を整理してクスッと笑えたあまぱんの薬の袋。あまたなのに「アタマ」って……

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あまぱん、いつも笑わせてくれてありがとう。場を和ませてくれてありがとう。

 

 

あまぱんは先代かつに似た猫を探していた私がインターネットの家族募集掲示板で一目ぼれしたまんまるの成猫。保護譲渡活動をしていた私が例外的に里親になったのです。703号室にお婿入りしてくれたのは2008年の1月。以後は家族として12年年半、私の横で保護犬猫たちを共に育ててくれた頼りになる同志でした。もしよかったらあまぱんが来てくれたいきさつを読んでくださいね。

 

 

「外猫カン太くん/幸せの703号室」

 

 

年齢不詳でやってきたあまぱんは推定16~18歳と先生方に言われています。

 

 

来た当時の性格の落ち着き方、犬歯の下がり具合、病気の発症時期、白髪の生え方や衰え方からして、私は間を取って、17歳以上くらいかな? と推測しています。

 

 

先代かつの写真

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こうして並べてみると、あまぱんと似ているような、似ていないような。

 

 

若かりし日のあまぱん

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重い水頭症を患っていた「年下の先輩猫ほほ」をたいせつに守ってくれたよね。

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↑ この一枚は、703号室に来て2か月後に撮ったものですよ。お婿入り道具に持たせてもらったお気に入りのベージュのベッドの中にほほを宝物のように入れて抱きかかえていたあまぱん。

 

 

自分も完全に環境に馴れていない頃なのに、やさしいね。

 

 

ほほが先に旅立ったあとも、粘り強くお母さんのそばにいてくれました。

 

 

首の後ろが針山になるほど毎日毎日点滴の針を刺したけれど、あまぱんは一回も鳴かなかった。抵抗もしなかったし、逃げもしなかった。あっぱれの雄姿です。

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点滴が終わって膨れたあまぱんを見て、アマザウルスってからかってごめんね。

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本当はとても誇りに思っているよ。

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あまぱんは約6年間いろいろな闘病をつづけています。4年前から本格的に慢性腎不全と闘ってきました。老体になってからは不治の病の肝アミロイドーシスを患い、その影響でほかの病気もたくさん併発しました。ああもうダメか今度こそお別れかと覚悟をするたびに不死鳥のごとく死の淵からよみがえり、私に希望と勇気を与えてくれました。あまぱんにもらったものの多さを私は忘れません。

 

 

あまぱんは不屈の精神で「猫の入れ物」をいっぱいいっぱいに使い果たしてくれました。

 

 

あまぱんの「いい細胞さんたち」の見事な闘いぶりを讃えたいです。

 

 

あまぱんの闘病の中に私は「家族の在り方」を学ばせてもらいました。

 

 

やりきった感があり、思い残すことは少ないです。

 

 

けれど、あまぱんの存在感があまりにも、あまりにも、あまりにも自分の中で大きくて、どんどんどんどん膨れ上がって、もう抱えきれないほどに膨れ上がって、皆さまにご心配をおかけするでしょうけれど私は生きているのがしんどくなりました。

 

 

生きたくても生きられない方からしたらとんでもない発言ですが、本音が許されるなら、リルとさぶを見送ったら一刻も早くすぐにべべ、ナナ、ほほ、あまぱん、かつ、(私が見送ってきた)ユキ、まーも、SALA、ゴンタ、コロ、高菜の元へ急ぎたいほどです。

 

 

私の人生を彩ってくれた分身たちと離れている時間が苦しいです。

 

 

感情的なことを書いて皆さまを困らせて申し訳ありません。言いたいのはそれ位愛おしいってこと。命あるものに「永遠」はないのでしょう。わかっています。私の嘆きをうちの子たちが望んでいないことも。でも、私は身がちぎれそうに痛いです。そしてむなしい。

 

 

グチグチとみっともないことを失礼しました。お目汚しの極致ですね。反省します。

 

 

あまぱんと暮らせてただただ幸せをもらった12年半でした。

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また必ず出会えると信じてあまぱんに一度だけさようならをします。

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次出会ったら離さない。

 

 

あまぱんに伝えたありがとうが、あまぱんに届いていますように。

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一生を守ること

アンジジさまの先代猫さんたちが使っていたごはんなどが届きました。

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ありがとうございました。我が家の保護猫たちに使わせていただきますね。

 

 

アンジジさまは703号室の保護猫に家族希望を寄せてくださったのですが、あまぱんの体調が悪く、遠方のアンジジさまとのやり取りがむずかしいため、この度は残念ながらご縁にならず……。その後、地元の譲渡会でいい出会いがあり、クーちゃんとムギちゃんを迎え入れたそうです。

 

 

クーちゃん

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ムギちゃん、末永く幸せに暮らしてください♪

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落ち着いたら私も703号室の保護猫たちに良縁を結べるようがんばります。

 

 

さて、あまぱんは日々あまぱんのペースで暮らしています。

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調子がいいときは動き、調子が悪いとじっと過ごす。

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とてつもなく気になる存在ですが、構いすぎないよう自制しています。

 

 

今の私の願いはあまぱんの水下痢を止めること。自分なりに試行錯誤しながらケアしています。

 

 

遊びに来たまなちゃんが撮ったあまぱんとリル

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MIHOさんが撮ってくれたリル

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16歳半をすぎても美しいでしょ?

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私は老犬のにおいとほげっとした表情が大好きです。

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みんな年を取って不自由になって赤ちゃんのようになるんですね。

 

 

お散歩はカート+テクテク

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公園に着くと、リルは目が輝き、笑顔になるのです。

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リル、ゆっくり歩いてごらん♡

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リルのための時間だから、遠慮はいらないよ。

 

 

妹家のまめものんびり生きていますよ。

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先週顔を見に行きました。まめと並んでまったり

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すっかりおばあちゃんの福は性格が少しまるくなったかな?

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昔は活発で怒りんぼの福にしょっちゅう噛まれたっけ。懐かしいなあ。

 

 

よく私は、保護譲渡活動の質問や相談を受けます。

 

 

不遇な犬猫に対する世間の関心が日に日に高くなっているのを自分の肌で感じます。

 

 

「自分にできることはなんだろう」と悩む方は多い。

 

 

できることは人によってまちまち。答えはひとつではないと思うのです。

 

 

その中で一番重要かつ、だれにでも必ずできることは、自分の犬猫家族の最後の瞬間まで、捨てずに投げずに両手に抱えて添いつづけること。彼らの一生を守ること。

 

 

「終生愛育」こそが、私たちにできる、いや私たちがすべきことではないでしょうか。

 

 

スヤスヤ昼寝中のリル添えて

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ふふ

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目が怖い(笑)。

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リルはかわいい売りなのでお母さんが勝手にこういう写真をUPしたのはナイショでお願いします。

 

 

皆さまにもおだやかな時間が流れますように。

 

 

LOVE

 

 

 

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うれしかったアンケート内容(一部)

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

「まるここ」というお名前で先日うちを巣立った保護猫ココ玉は新しい環境でがんばっています。

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お気に入りの一枚

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さぶにクンクン嗅がれていますね^^;

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この写真を撮ったとき、あまぱんは元気だったな♡

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まるここ嬢は少し時間が必要です。ブログでのご報告はまた改めてしますね。

 

 

気長にお待ちいただければありがたいです。

 

 

今あまぱんが私の足元をうろついてます。嘘みたいにすごい生命力。うれしいです。

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(もりよさんフォスターの)卒業生星太郎家からあまぱんにプレゼントが届きました。

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星太郎&黒糖ちゃんママさんありがとうございます。画像はTwitterより拝借!

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かおりさん(おぶーさん)からもお菓子やお茶や素麺やお手紙やあまぱんへのお見舞いなど。素敵な贈り物をいただきました。なんておやさしいのでしょうか?

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この紅茶、夏季限定ですって。おいしくて驚いています。

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素麺はビビンクッスにして今晩いただく予定

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あまぱんの通院以外ほとんど家から出ていないので、在宅の楽しみ方をいろいろ考えています。最近はもっぱらハラハラ&ドロドロの復讐ドラマにハマり中(苦笑)。

 

 

さて、先週末のフォスターアカデミーベーシックプログラム猫座学はzoomで行われました。

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顔出しOKの受講者さんたちのみ↓

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2時間半近く全力投球で臨みました。

 

 

zoomは「熱」を伝えにくいので心配だったのですが、受講者のみなさんから寄せられたアンケートを読んでホッとした次第です。ふふ。うれしかったからアンケートの一部をはりつけておきます。

 

※個人情報が含まれないアンケートの公開は事務局の許可を取っています。

 

 

フォスターアカデミーはこれから犬猫の保護譲渡活動をはじめる方々を実践的に応援しています。講義後に寄せられた質問にはその日のうちに回答しています。

 

 

●より良い譲渡の為の具体的な取り組みを知ることができてよかったです。 最後の質問はこれからも考えていかないといけないテーマだと思いました。自分が殺処分を減らす為に何ができるのか、問いは続くと思いました。
(※最後に私から受講生のみなさんへ質問をする形で終えています)

 

 

●先生の言葉遣いが、とても好きでした。

(※言葉遣いは気をつけているつもりだったのでありがたいひとことでした)

 

●効果的な写真について勉強になりました。フォトグラファーとして、アンニイ先生の活動もお手伝いさせていただけたらと思っております。

(※えー? 助かります。機会があったらぜひお力添えください)

 

 

●非常に具体的で実践的で本当に勉強になりました。今回、田辺先生が教えてくださったことは、今回の講座を申し込むにあたって最も知りたいことの一つだったと思います。 以前に猫を保護したとき、ネットで里親を見つけることに不安がありすぎて、結局うちの子(あるいは身内の家)に・・ということが続いてしまいました。その後、ノラちゃんを見るたびに、保護したいけどもうウチはいっぱいだし、どうしようという迷いのままやり過ごしていました。でもお話を聞いた今では、自分でも何とかやってみようという気持ちになれました! カメラも、以前に趣味で買った一眼レフがあるので活用できそうです(これも嬉しい)。良い写真を載せることで先方から興味を持ってもらえることはもちろん、こちらも信頼してもらえる、あるいは危ない譲渡を防ぐことにもつながるのだと思いました。 まだ講座を始めたばかりで勉強しなくてはならないことがたくさんありますが、今後、一瞬の判断をしなくてはいけない場面に遭遇したときに、迷いなく行動する気持ちの準備ができたと思います。先生の明るくて公平なお人柄も魅力的で、とても素敵でした。ありがとうございました。

(※何度も読み返しました。ありがとうございます)

 

●譲渡活動をするにあたっての希望者への対応の心得はとても勉強になりました。希望者との信頼関係を築く事がネコちゃんの幸せにも繋がるのですね。この先、もし自分が譲渡に関わる事になりましたら先生がお話しくださった事を参考にさせていただきます。良いお話を聞かせていただき有難うございました。

(※ここ1年で話す内容やウエイトの置き方を意識的に変えています)

●実際に今、保護猫を預かっているので役に立つお話しばかりで勉強になりました。

(※こちらこそみなさんの姿勢に多くを学ばせてもらっています)

 

 

今後は保護譲渡活動のみならず、犬猫のケアやペットロスを題材にした講座を考えています。特に力を入れたいのは「予期悲嘆からの過ごし方、心得など」。まずは私が勉強していることを形にしてからちゃんと内容を詰めていきたいです。その暁に皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。願わくば、首都圏の皆さまはzoomでの開催ではなく、直接お顔が見れるといいなあ、と。

 

 

Smile

 

 

 

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椿ひめに会いました♡

先週、用事があってみいさんちへ。みいさんはいつもその写真力で我が家の保護猫スターたちをキラキラに変身させてくれる私の14年来の友だちです。

 

 

めずらしく、黒猫のクロエを見かけました。いいことが起きそうな予感♡

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クロエ、スー、ヒロくん、しゅんたが私が座ろうとしたソファーの先客でした。

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やあ、椿! 最近やたら輝いているじゃないの^^

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椿(ちゅば)はみいさんに保護された幸運の猫。現在家族募集中です。

 

 

なんともいえない独特の愛嬌を振りまいていますよね。

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会ったついでに爪切りをしておきました。抱っこも本当はまだ苦手なのにがんばったね。怖がりさんですが、人にはだいぶ慣れています。もう嫁入りできるレベルですよ。

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椿は物静かな子なので、活発なタイプの猫のように「動画でのアピール」がむずかしい。苦肉の策ですが、みいさんの編集でいい感じになりました。よかったらご覧くださいね。

 

 

 

ふふ。保護主のみいさんを差し置いて私がお得な役をやらせてもらっちゃいました。すみません。

 

 

椿がお心ある方の目に留まることを心より願っています。

 

 

どうかどうかよろしくお願いします。

 

 

みいさんからいろんなおみやげをいただいてしまいました。どうもありがとうね。

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私が前に近所で撮った椿の花

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ピンク色の椿の花ことばは「控えめな美」、「控えめな愛」、「慎み深い」。猫の椿にぴったりのイメージで驚きました。控えめで思慮深い椿(ちゅば)が終の棲家で大輪の花を咲かせますように。

 

 

LOVE

 

 

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