秋がいちばん好きだったのです。
肌心地のいい風が吹きますし、行く先々がほんのりとキンモクセイの香りに包まれますし。
涼しい分、秋に身を置くとちょっぴり切ないけれど、オトナのゼイタクといいましょうか……本を1冊手にとってどこかへ寄り道したくなるような感覚でした。
今は保護動物もいないのでお気に入りの季節を堪能するいいチャンスなのに、なんだかため息ばかりでやる気が出ない。雨がつづいているからですかね?
前回、次は明るい更新をするといっていたのにすみません。
王子も憂いの表情。さぶ、そういう顔をしていると目が小さく見えるからブサイクだよ?
「そうか? おれも疲れてるのかもな」
「これでいいか?」
まだ小さい(笑)。
※うちのさぶの前の名前は「パンダ」でした。こちらに保護したてのさぶの記事が。
※保護後の記事ではキャラを一変させましたね。一同唖然でした。さぶは家猫として生きるとじぶんで決めたようです。外猫時代の写真も出てきます。
クールな雰囲気のさぶですが、最近何度かひとりで猫じゃらし遊びをしている姿を目撃しました。猫じゃらしをくわえて、ポイっと離し、一瞬低空に舞った猫じゃらしをすばやく左右の手で一回ずつパンチするという地味な遊びです。
あ、さぶが赤ちゃん返りしている、と思いました。
こういう日常こそ、お子たちのなにげない仕草こそ、きっと永遠に私の脳裏にこびりついて剥がれないのでしょう。家族を失ったとき、私の中で決まってリピートされるのは一般的には取るに足らないようなシーンばかりでしたから。
さっき、猫トイレを片づけながら横目でさぶが遊んでいる様子を観察しました。
真剣ゆえ滑稽なさぶ。
身悶えて、たまらずスコップを放り出し抱きしめました。
ほんとうに、ほんとうに、さぶと暮らせてよかったです。
次はどんな「出会い」が訪れるでしょうか?
どんな「出会い」とどんな「出会い」を私は繋ぐのでしょう?
さぶのひとり遊びを肴にあれこれ想像していたら少々気分が上がり、ワクワクしてきました。
さぶと私のようなカップルを結ぶお手伝いができれば幸いですね。
憂いの秋ですが、LOVE!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!