ぼくたちのその後(無常は空虚なり)

「みなさま、こんばんは。ぼくはぼちぼちやっています。703号室はこの数日でいろんなことが起きました。聞いてください。ぼくたちのマドンナ(七色ちゃん)が嫁に行ったのです。マドンナの姿を見失ったぼくはショックで食欲が減退し、さぶ兄は結膜炎が治りません」

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「無常はときに空虚だな……」

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「なによ!」

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「シャー! わたしがいるだろが!」

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「あ~あ。すずらんさんはお決まりの表情ですね。世の中のいったいどんなところがそんなに気に入らないというのですか? ぼくを少しは見習ってください。ぼくは長い物にはグルグル巻かれろ、の精神で生き延びてきたのですよ。わかりますか? キライなシリンジごはんも食べさせられているし、毎日首の後ろにプスプス針を刺されて皮下点滴をさせられているのです。反抗してもムダなので、ぼくは無の極致に住むことにしました。“諦めは明らめ”、というじゃありませんか……」

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「華やかだった我が家が枯れ気味になってしまわないよう、さぶ兄が一肌脱ぐそうです。もしよろしければナルシストのおれおれぶりを見てやってくださいね。ぼくにはまねできませんから」

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「なあなあ」

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「おれが好きか?」

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「今、“抱きしめたい”、と思ったか?」

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703号室一同は全身全霊で保護猫七色の明るい未来を祈っています。がんばれ!

 

 

LOVE

 

 

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お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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七色 49、わたしのライバルたち

11年前に推定1歳の若さで703号室を巣立ったメロンが、このたび12歳になりました♡

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毎年、プレゼントと共にメロンの写真を送ってくださる里親さんに感謝です。

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さて、メロンと同じ茶白模様の福ちゃんも、15年以上前に私が近所で保護し、妹に譲渡した猫ですが、16歳をゆうに超える今も、妹家で元気に暮らしています。

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先日、妹が法事で不在だったので、二夜に渡り、私が福ちゃんのシッティングをしました。

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ふふ。かわいい……福ちゃん、じょうずにお留守番できてえらいね♪

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トイレゾーンに入った福ちゃんをパチリ

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女の子なのに変なシーンを撮ってごめんね。

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「猫には猫のプライバシーがあるから気をつけてな」

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おお。我が家の色男に諭される感じ……たまらんっ!

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いっしょにベタベタする時間がなにより幸せです。

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最高のひととき……

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でも、そんな風に思っているのはどうやら私ひとりではないようで……

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このお嬢さんのさぶへの気持ちは筋金入りといいますか……超本気なのです。

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すずらんは、人間にも心を開ききっていないし、ほかの猫も好きではありません。

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私の知る限りでは、唯一さぶだけに気を許しています。

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そんなおすずさんの胸の内を知ってか知らずか、さぶは保護猫七色に夢中

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とうとう爆発したすずらんが、最近、七色のゾーンまで行って七色をいじめるシーンを私は何度か目の当たりにしたのです。もちろん、そのたびに七色へのフォローは欠かさずにしています。

 

 

しかし、七色を早く嫁に出さないとそろそろ限界かもしれません。

 

 

以下の画像はだいぶ前のものですが、イメージとして載せますね。

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このときは七色のケージにのぼって

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ハウスに入っていきました。

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さぶじゃないと気づいた七色は戸惑ったお顔をしています。

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すずは七色に数回唸ったあと、自分のテリトリー(窓際)に戻ったのですが、七色は驚いていました。まあ、すずらんがケージに侵入したのはこの1回だけで、あとはたまにケージから出てきた七色を追っ払うような仕草をするだけなのですが、猫の相性の問題はいろいろとむずかしいですね。

 

 

七色も悪くないし、すずらんだって悪くない。

 

 

私がしっかりと彼女たちの環境を整えていきたいです。

 

 

それしても、さぶって罪な存在ですね(苦笑)。

 

 

では皆さま、今週もよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

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七色 44、未来に向けた撮影会

皆様こんにちは。本日より保護猫七色の家族募集を本格的に開始します。

 

 

艶姫七色に運命の赤い糸を結びたい一心ですので、皆さま、なにとぞよろしくお願いします。

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仮名:

推定年齢:1歳

性別:女性

体重:3キロ台(小柄)

健康状態:極めて良好(ウイルス検査マイナス)

医療ケア:現時点で必要なものはすべて済

 

3月に703号室に来た七色は、保護してから4日後に我が家で(おそらくはじめての)出産をしました。環境にも私にも慣れていない頃の妊娠、出産、育児がどんなに心細く、大変だったかは、子どもを産んだ経験のない私にも容易に想像がつきます。きっとなにもかもが怖かったんだろうなあ……

 

 

七色の産んだ4匹の赤ちゃんのうち、1匹は残念ながら生後1週間で亡くなってしまいましたが、七色が身を削りながら残る3匹を立派に育てあげたことは過去の記事を読んでいただければお分かりになると思います。七色に少しでもお心を留めてくださった方は、ぜひこのブログ内の「七色一家」のカテゴリーをご覧ください。七色が主役で七色に特化した内容になっています。

 

 ブログ内でカテゴリー検索ができますので「七色一家」を選択してください。

 

 

3月~5月はとにかく育児に追われていた七色。子猫たちが無事に里親さんの元へ巣立ってからは、徐々に若さや溌溂さを取り戻しました。七色は子猫たちに最後まで母乳を与えていたので、しばらくは骨と皮の状態だったのですが、今では福福しい体型となり(笑)、まぶしいほどに輝いていて、人間やほかの成猫たちとのコミュニケーションも円滑にできています。

 

 

七色は、聡明でやさしく、情の深い女の子。非の打ち所がない素晴らしい猫です。

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そんな七色に、ホッとできる終の棲家を見つけたいと、少し前に自宅で撮影会をしました。

 

 

協力者のさぶを添えて

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さぶ、頼りにしていますよ。

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さあ、パチパチいきますね!

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仲よしのさぶとのKISSシーン♡

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iPhoneにしてはまあまあのデキでしょ?

 

 

でも、実物はもっともっと、もっともっとイケているのです。

 

 

平然とカメラ馴れしている猫さんもいるかもしれないけれど、七色はそうじゃないから。

 

けれど、慣れない首飾りやお帽子をつけて、一生けんめいにがんばったのですよ。

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「おやつちょうだい♪」

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必死な表情もかわいいでしょう? 食欲旺盛なのが伝わりますか?

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私は七色のソックスを履いたような白い手足が大好きです。

 

 

清潔感に溢れ、お行儀がいいお嬢さまのイメージ。上品な感じがするのです^^

 

 

日本にいる数多くの保護猫さんたちの中で、(どの保護猫さんにもいいご縁があればいいと願っていますが)703号室の七色にもチャンスをいただきたく、小さなお帽子をちょこんと頭にのせてアピール写真を撮りました。皆さま七色をお見知りおきください。

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子猫は引く手あまたですが、子猫を産み、献身的に育むのは母猫です。

 

 

私は七色の苦労を間近で見てきました。だから私は七色にこそ幸せを謳歌してもらいたいです。

 

 

七色が気になる方はどうかお問い合わせください。首を長くしてお待ちしています。

 

 

LOVE

 

 

 

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明の撮影会

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

昨日はチチのiPhoneを手にフリータイム中の保護猫明を追い回しました。

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マイ太郎さんにもらったキュートな首飾りをつけてオシャレしたのに、当の明はぜんぜんじっとしてくれない。水を得た魚のごとくリビングや保護部屋を走る走るっ……

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うっ。どうしよう。明のテンションがやたら高い^^;

 

 

撮影した写真の95%が「ブレブレ」か「フレームアウト」。若い子のスピードについていけない悲しいお年頃(の私)です。でも、撮らないわけにはいかない!

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明が運命の出会いを果たすための大切なツールになるのですから。

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おつき合いしてくれたさぶ、牛丸、ジャック、お疲れさま。ありがとう!

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それにしてもむずかしいですね。

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「止まるなんてできません」

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数時間経って、ようやく何枚か納得できるレベルのものが撮れました♡

 

 

おいおい皆さまに披露しますね。

 

 

ちなみにこれは明の保護に関わった友人が撮ってくれたお気に入りの一枚。私の顔がキモいのはスルーしてね。イヤ~! をする明がめちゃくちゃかわいいです。

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ジャックと明はなんのお話をしていたのかな?

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元気が戻った明は、名のとおり明るくイキイキと暮らしています。

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子猫と成猫の間の時期を生きる明は、あどけなさとたくましさを交互にのぞかせながら前へ前へと進んでいます。明の小さい身体には命がパンパンに詰まっていて、私は明に大きな希望を感じるのです。人にも猫にも上手に甘える明。性格も顔もよく、ああ……家族になれる方がうらやましいです。

 

 

体調不良の数日間を乗り越え、コンディションはパーフェクトになりました。

 

 

私も苦しいほどの「心配」から解放され、平安な日々を送っています。

 

 

人馴れの「あと一歩」が長引いている保護猫牛丸とちがって、明はいつでもお婿入りできる状態ですので、テンポよく家族募集をしていこうと思います。

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皆さまどうか明をお見知りおきくださいね。

 

 

今後はブログを更新するたびに明に登場してもらいます♪

 

 

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慢性腎不全と明るく闘う猫さんたち

チビ太くん、はっちゃんのご家族よりお手紙とプレゼントが届きました。お手紙であまぱんに触れられていてしんみり。いつも気にかけていただきありがとうございます。

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さて、本日は家でいろんなことをしています。掃除、各種書類の整理、保険会社への連絡……ブログ更新と買い物を終えたら、さぶのごきげん取りをしないと^^;

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昨夜はいっしょに(1.4倍速で)レイトショーを観ました。

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最近外に出てばかりでごめんね。不機嫌なさぶを見て、とても反省してる。

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さぶに残されている時間を大切にしないとバチが当たりますね。

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とはいえ、仕事や打ち合わせや活動の用事などがほとんどなので、どうにもできないし……。まあ、バランスですね。詰め込みすぎるのが私の悪い癖なので気をつけます。

 

 

慢性腎不全と6年半闘っているさぶ。エコー検査では腎臓の萎縮が確認されていますが、がんばってくれています。長い闘病をうらやましがってくださる方もいて、よくアドバイスを求められる私。

 

 

獣医さんによっても考え方が分かれるところですが、私はステージ2の時点から当時新薬だったセミントラをはじめ、皮下補液を積極的に取り入れてきました。最初は週に2回ほどやっていた皮下補液も、最近では週5~6回やっています。ごはんは腎臓フードを中心に、シリンジごはん半分、自力で食べるのを半分程度でつづけています。要は足りない分を私が補う形。

 

 

さぶは思いのほか嫌がらず、ペロペロと飲み込んでくれる親孝行です。

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猫の慢性腎不全、多いですよね。私はあきらめずに明るくつき合っていきたいです。

 

 

先日はお仕事で5匹中3匹が慢性腎不全と闘う猫さんたちのシッティングを3回してきました。飼い主さんは私のブログを読んでくださっていた方で、猫思いの素敵な女性♪

 

 

16歳以上のひこちゃん(女の子)と

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16歳以上のサクちゃん(男の子)と

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14歳のスギナちゃん(女の子)が慢性腎不全を患っています。

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10歳のたんぽぽちゃん(女の子)

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2~3歳のゆずちゃん(女の子)もいて、賑やかなお家♡

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お名前とそれぞれのごはんの種類やケアを覚えるのに必死の打ち合わせでしたが、みんながいい子だったおかげでスイスイとお世話をさせていただくことができました。

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ゆずちゃん、かわいいねえ♥

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「うまうまっ」

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ロフトからお嬢たちに見下ろされる快感(M)

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たくさんの植物にもお水をあげました。

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きれーい!

 

 

ご自身のご入院で私にお仕事の依頼をくださったみんなのママさん。どうかお大事にしてください。

 

 

おみやげの数々、おいしいパンをありがとうございました。

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よし。さぶのケアをやっちゃいます。

 

 

夜はイヤなことをせずにただひたすらにラブラブとくっついていたいから!

 

 

LOVE

 

 

 

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