お父さん

保護猫蝶々は多数のお問い合わせがあり、近日中に掲載を停止する予定です。なにか進展がありましたらお知らせしますね。

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蝶々のきょうだい「源ちゃん」。新しいお家に行くのが待ち遠しいね。

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源ちゃん、残った時間をきょうだいたちとエンジョイしてください。

 

 

 

「わたしもじき 満天家へトライアル行くの」

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「ドキドキ うまくやれるかな」

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うーん。私もちょっと緊張する。でも満天と十香を信じるよ。

 

 

 

「十香ちんが落ち着いたら今度のスターはぼくでしょ?」

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そう。十香がひと段落したらポテチをガンガン前面に出していきます。

 

 

ポテチを「ポテト」と呼ぶのがマイブーム(笑)。顔も目も体もまんまるで萌える。ポテチにも必ず幸せになってもらいます。

 

 

 

カメラに入っていた写真

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在りし日のべべ公。チチの膝上を陣取っています。

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べべは我が家で最期を迎えました。チチと私は揃ってべべの横にいたのです。一連を振り返れば、とてもエネルギーの要ることでした。そしてずいぶん前から私は準備周到だったと思います。計画を立てながら進んできたのです。

 

 

介護、闘病……べべたちの老いや病を受け入れ、衰えを懐き、納得のできる形で送り出すのが私の目標でした。別れの瞬間は淋しいけれど、それは「犬猫の一生を看る」の一環に含まれているから仕方がないです。

 

 

どこのステージにいてもベストを尽くしたかった。

 

 

べべが好きだから。

 

 

私は外での仕事を辞め、できる限り在宅。大黒柱のチチはそんな私をうらやましそうに眺めながらも、チチの限界ギリギリまで地方で仕事をつづけていました。

 

 

しかし本当のところ、チチは私よりも在宅願望が強く、とにかくお子たちのそばにいたがっていたのです。気晴らしの街ブラも外食もチチは行きたがりません。

 

 

べべが逝って2か月経ちますが、未練タラタラでどうしようもない私とちがい、チチはもうべべの名を口にしなくなりました。

 

 

けれどべべを忘れたわけではないのは、チチの行動でわかります。

 

 

夫としては問題ありですが、お父さんとしては尊敬に値します。

 

 

1日3~4回の散歩へ出かけるチチとリル

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ナナのお世話は分担です。

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ごはん→チチ

投薬→チチ

点滴→私

散歩→チチか私

洗濯・汚れものの始末・掃除・片づけ→私

おしめ替え→チチか私

シャンプー→チチか私

通院→私

 

 

きっちり決めたわけではないのですが、なんとなくこうなりました。

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ナナを含め、私たちは必死です。

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ナナがいちばんがんばっています。かわいくてかわいくてどうしようもないね。

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ナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶが703号室にいます。

 

 

さぶにいたっては今これを書いている私の膝の上にいます。

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あまぱんも交代で私の膝の上に飛んできます。

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家族からいただく時間は、ぬくもりの共有は、つまり共存は、たとえようがないほど有意義で身にあまるぜいたくです。そう気づいてからはほかのことがときどき、どうでもよくなってしまいました。

 

 

人としてどうなんでしょうね^^;

 

 

ちょっとダメかも。

 

 

だけどこの家のお母さんとして機能できれば、私は満足です。

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毎日そばにいてくれてありがとう。

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ほほや

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なに考えてんの?

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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源ちゃんにつづけ!

今日は濃い一日でした。すっごくうれしいことがあったんです。

 

 

ねー♪ 源(げん)ちゃん♪ 私はemi-goの病院にて「ひとり里親会」を開催

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悪い癖のiPhoneパチパチは封印。カメラを手に真剣な気持ちで臨んだのです。

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先日emi-goの病院に子猫がいっぱいいると書いたじゃないですか?

 

 

実は水面下で私なりに1匹でもどうにかできないかと動いていたのです。

 

 

皆さまがツイッターに拡散してくださったおかげで反響があり、その中にすばらしい出会いがありました。皆さまに感謝しご報告の意も兼ね、『源(げん)』と名づけられた子猫の未来にスポットを当てていきます。

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挙手してくださったのは4歳のるいくん(里親会出身)を育てているご夫婦。おふたりの希望はなんと「男の子」一点のおおらかさ(笑)。ご紹介できる男の子は2匹。私のほうでいろいろ考え、黒猫のおちびさんをすすめたところ、快諾。

 

 

ふふ。なんてすがすがしい人たちでしょう。

 

 

あ、もちろん事前に写真はこちらからお見せしています。

 

 

「ぼくに会いに来てくれたの? ぼくが主役ですか?」

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そうですよ。あなた「源(げん)」ちゃんになるんだって。おめでとう。

 

 

先住猫るいくんのどうぶつ健康保険証。写真がイケメンですね。

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「猫仕様」のお家を建てたおふたり。安全性の高いうらやましいお宅です。

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お茶会はemi-goの病院で行ったのですが、お家の写真をご持参いただくようお願いしています。保護猫の住環境をあらかじめ知ることはあらゆる面に於いて安心です。アドバイスもできますし、なにより円滑にお話をすすめられます。

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そして私もできるだけ透明性を高める努力をしています。源ちゃんの住処をオープンに見ていただきました。源ちゃんのきょうだいたちのお顔もね^^

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室温管理の取れた清潔な場所でだいじに育てられています。

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源ちゃんは10月のはじめ頃巣立ちます。私が譲渡責任者ですので、源ちゃんは703号室の卒業生になります。今後もできるだけ写真をUPします。かわいいので癒しや和みとして会いに来てやってくださいね。卒業記事もお楽しみに!

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お顔はナイショですけど、おしゃれで素敵なご夫婦でした。遠くからお越しくださりありがとうございます。源ちゃんは幸せになることまちがいなしです。

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で、源ちゃんがらみで私のハートにこびりついているお方がいるのですが……

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源ちゃん(左)といっしょに放牧中のさび長毛(右)。源ちゃんの姉妹。

 

 

私はひそかに名前をつけました。正直言ってもろタイプです。ツボです。

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左の黒い塊が源ちゃん。右のブラウンのまだら模様が蝶々(ちょうちょ)

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見てこの一枚!! 源ちゃん(左)も蝶々(右)も萌えません?

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ううう。連れて帰りたい。家族として迎えたいレベル……

 

 

勝手に蝶々とか呼んでemi-goに呆れられるかな?

 

 

私の顔を見るとしつこく同じことばかり言ってくるemi-go

 

 

「田辺さん猫要りません? 田辺さんになら喜んで渡します」

 

 

いや。ありがたいけどうちはもういいや。

 

 

新たに3匹の子猫が病院に保護され、てんてこまいなんでしょう。お疲れさま。

 

 

私の力作がこちら↓ 蝶々って仮名がほんのり合いませんか?

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残念ながら家族として迎えることはできないけれど、赤い糸を探すお手伝いならできるかな? 来週この写真で家族募集サイトに掲載しようかと悩んでいます。

 

 

病院はいつ行っても忙しそう。トリミング中の小型犬。まんまる顔です。

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源ちゃんのお茶会の合間に、保護猫十香のトライアル前検診をお願いしました。なかなか時間を有効活用しているでしょ? 意外と合理主義なんですよね。

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体重3.9(保護時より1キロ増)。体温37.8。心音正常。触診異常なし。血液検査(スクリーニング検査)及びFIV、FeLV検査(2度目)を実施

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保護したての2か月前、FIV、FeLV検査は陰性でしたが、FIV陽性のポテチと外猫時代に密な接触があると考えられるので念のため再検査を依頼したのです。

 

 

ほんとうはもっと時間を置いたほうが正確かもしれませんが、現時点の状態を私がきちんと把握しておきたくて。スクリーニング検査のついでにできちゃうし。結果はどちらとも陰性。スクリーニング検査のほうも異常なしの健康優良児!

 

 

 

「はあ疲れた 貧血ぎみよ……」

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いえいえとかちん、貧血をうったえるほどは抜いてませんから!

 

 

これで胸をなでおろしてトライアルに見送れます。

 

 

 

満天とうまくいくといいなあ。

 

 

「譲渡」

 

 

渡す対象が血の通わないただの「物」ならどんなにいいだろうと思うことがあります。しかし私はモノではなく、命を扱っています。注意に注意、細心に細心を重ねてもなお足りません。ほかのことなら粗削りでいい。

 

 

不器用さ、不完全さはときとして人の心を奪い、目をくぎづけにし、感動を呼ぶこともあるかもしれません。けれど、「譲渡活動」でそれはダメです。譲渡は完全をめざしていかないと。そう自分に言い聞かせながら取り組んでいます。

 

 

ますます自分が納得できる形をめざして

 

 

LOVE!

 

 

 

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十香ちん深夜のおねだりとおしゃべり

すももの里親あっティーさんよりべべにお花とサーモン、ブドウ、お手紙をいただきました。すももの子猫たちの移動の件は後日紹介します。

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あっティーさんありがとうございました。サーモンもブドウもペロリ。おいしかったです。

 

 

 

最近また調子が悪いです。理由は主にこのお方↓

oki

 

 

 

触りたい撫でたい抱っこしたい。そんな欲望に駆られるも、かなわない。

 

 

あまりにも多くを残して去った私のべべ公。プツンとなにかが切れたような気がします。べべとお別れしてから疲れやすくなり、人混みや明るい場所を避けてしまう傾向に。お誘いにもなかなかうかがえず申し訳ありません。

 

 

 

「ハハ ハハはよわいのね」

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「いつまでたっても子離れできないの?」

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十香ちんみたいに強く潔い母親になりたいけれど、実際はむずかしい。

 

 

 

「ふーん 子だくさんなのに?」

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そうなんだよね。子だくさんだけど、母親としての成長が遅いのかな?

 

 

 

「ねえねえ」

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「カチャカチャ写真を撮っていないで」

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「ちゅーる よこしなさいよ」

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「下の棚に入ってるから わたし かつお味ね」

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「心にすきま風が吹いてるなら なんか食べれば?」

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「じゃわたしはこれで 男どもがお手入れをしたいっていうから そろそろ相手にしてあげないと どーでもいいけど お風呂と歯磨きはしたほうがいいよ?」

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はい……とかちんありがとう(汗)。男どものもとへいってらっしゃい。

 

 

ゆっくりゆっくり元気になって、あれもこれも書かないとね。

 

 

カメラやiPhoneに未紹介の写真がいっぱい!!

 

 

放出する時間と力を養っていきたいです。

 

 

 

「お母さん 週末足つぼマッサージ行ったくせに」

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「ぼき じぶで できまち」

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さあ、この玄関は今日まで。マンションにしては間口が広く、それなりに開放感のあるところが気に入っていたのですが、猫を玄関に近づけない工夫や扉のこまめな開け閉めに限界を感じているので、プチリフォームをします。

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どんなふうになるんでしょうか?

 

 

予算をおさえての施工ですが、頭の中のイメージと大きく食いちがいませんように。猫と暮らす方の参考に完成後写真つきでブログにUPしますね。

 

 

Smile!

 

 

 

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初心にかえって

2017.6.24在りし日のべべ公

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べべの生前、数えきれないほど遊んでくれた703号室卒業犬コロンJファミリーよりべべへのブリザーブドフラワーが届きました。おしゃれでゴージャス。そして枯れない。コロンJは土手出身のナナのきょうだい。ナナとそっくりです。コロンJもナナのように厳しい老化や病と向き合っていますが、コロンJは世界でいちばん幸せな犬です。megさんとご主人にありがとうを込めて!

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べべへはほかにもお花が届いていますが、まだ私の片側がシャットダウン状態ですのでいつかご紹介します。少しずつ少しずつね。

 

 

 

さて、今日はかなりテンションが高いです。

 

 

理由は前回の記事へのコメント。ふふ♪ 構ってちゃんでごめんなさい。

 

 

私はよく誤解されるんですよ。

 

 

ほかの部分はいいとしても、もし、私の保護猫が気になるけれど、私へコンタクトをするのが怖いとためらっている方がいたら、気兼ねなくご連絡ください。

 

 

里親さんたちが書いてくださったコメントは、私にはもったいないほどですが、私が積極的に意識し避けている「押しつけ」「偉そうな態度」「上から目線の譲渡」はしていないつもりです。ぜひ体験者のコメントをご一読くださいね。

 

 

また、私とのやり取りで不快に感じた方も「匿名」なら、私には誰が書いたのかわからないし、いちいち調べませんのでご意見をいただければと思います。

 

 

でも架空の話ではなく、真実を書いてくださいね。

 

 

里親さんが書いてくださったコメントをiPhoneで繰り返し読ませてもらううちに、気づくと私はカメラを手に保護猫十香(とか)を追っていました。

 

 

よし! 私もカメラで撮ってみよ!

 

 

自分は写真が苦手だからみいさんにお願いしてばかり。だけど、十香がいっしょに暮らしているのは私。みいさんに頼りながらも自分でもチャレンジしよう。

 

 

撮った中の何枚かをご紹介します! あまりうまくないけれど……

 

 

 

「わたしは 十香(とか) “とかちん”って呼んでね」

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「男は まあまあ 好きよ」

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「熱い視線を送ってくるのね……」

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「マウスはコードレスにしたらいいのに」

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「お尻トントンさせてあげる」

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「ヨーグルトを床にこぼしたのはわたしじゃないの 後ろのさぶ坊よ」

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「うそですよ ぼく見てたもん」

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「あのね いいもの見してあげよっか?」

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「じゃーん! これなぁんだ?」

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「お外の頃のわたしを知ってる? 知らないなら知ってほしいから 読んでね」

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→ カモフラージュ/幸せの703号室

 

 

「ぼくポテチ 関連リンクをたどれば とかちんの外時代の写真が出てくるよ ぼくととかちんは似ているけれど ぼくはポテチ 同じく703号室のスター候補 ぼくが先に保護され 次にとかちん一家が703号室にやってきました」

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「ねえねえ すっかり夜も更けたから ハハ撮影このくらいにしといたら?」

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夢中で十香を撮っていたらいつの間にか深夜2時をまわりました。疲れてヘトヘト。胃が痛くなり、嘔吐(汚くてすみません)。カメラを放しているときに限ってとんでもなくいい顔をする憎い女の子です。しかしかわいい。

 

 

今、私は初心にかえっています。

 

 

微々たる活動をはじめた15年半前は、中古で買ったSONYのデジカメで保護犬猫の掲載写真を撮るのが楽しくて仕方ありませんでした。下手ですが何時間でもカメラを握ってモデルたちを追いつづけていたんです。やたら重いカメラだったけれど、モデルたちを自分なりに表現したかった。

 

 

「しなければならない」、ではなく「したかった」。

 

 

昨夜里親さんたちのコメントを拝読し、意識したわけではないんですが、なんかこう、沸き起こる衝動に駆られ、私は十香を撮りはじめたのです。

 

 

「撮りたくて」です。

 

 

だから今回のブログの更新も高テンション!

 

 

【基本情報】

仮名:十香(とか)

年齢:1歳未満(10か月弱程度?)

毛色:茶白

性別:女性

体重:保護時2.9キロ

健康状態:超良好。ウイルス検査マイナス。不妊手術ワクチン済。その他現時点で必要な基礎的な医療ケアはすべて終えています。

性格:明るい。天然。人が好き。食べるの好き。「野良猫生活はうんざり」だそうです。犬猫と共生可能。甘えるのも甘えられるのもOK。過酷な環境で3匹の子猫を産み、立派に育て上げました。保護以後、“母”のタガを完全に外し、まるで子猫のように無邪気にはしゃぎまわっています。

 

 

ブログやツイッター経由で里親に名乗りを上げてくださる場合は、私のブログにコメントください。いただいたコメントは非公開にし、個人情報に留意します。

 

 

さぶからもよろしくお願いします。

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LOVE!

 

 

 

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とてもだいじなこと

キツめの胃痛が薬で改善されず、ほぼごはんが喉を通りません。1か月で5キロ減。これ以上痩せるとさらにシワが増えるので、自分に強制給餌をしないと。食べることは生きること、ですから。

 

 

さて、本日はSNS等でお騒がせしていた迷子猫ダイアについて。

 

 

頭がボーとしてうまく書けるかわかりませんが、心を込めて書きます。

 

 

 

太田康介さんのブログを読んだ方はご存知でしょうが、8月6日に703号室の卒業猫ダイアが脱走してしまいました

 

 

ダイアは11年前の2006年の703号室卒業猫。私が三味線の下請け業者の女と大ゲンカした末に「持ってけ」と投げつけられ、保護した猫です。

 

 

①「迷子になった経緯」

 

11年前の譲渡に於いて、私は目に見える形での物理的な脱走防止対策をお願いしていませんでした。卒業後も里親さんとは仲よしですが、仲のよさにダレて、私は特段追加でお願いしませんでした。私のミスです。

 

里親さんは長く猫と暮らしてきた方。猫を完全室内飼育していたのですが、譲渡から11年たったつい先日の8月6日に和室にいるはずのダイアの姿が見当たらないことで、家じゅうを探し、外に出てしまったかもしれないことに気づきました。里親さん夫妻はふたりともダイアが出たのを見ていません。

 

 

だから何時何分にダイアが外に出たのかは不明。窓は閉まっていたので、小柄なダイアがフッとした隙に玄関からすり抜けたのだろうと言われています。

 

 

②「捜索開始」

 

当時私は大げさに言えば廃人同然。騒ぎに気づいた妹が私ではなく、太田さんに相談。うちの妹はダイアの里親さんとかなり親しいのです。

 

 

妹から事情を聞いた私は、里親さんに「ポスティング」と「ポスターを貼る」ことをお勧めしました。SNSの拡散も無力ではありませんが、猫が迷子になったときは近所の目や情報がなにより重要だと考えていたのです。

 

 

妹から事情を聞いた太田康介さんは、「近くだから行ったるよ」と妹に話したそうです。妹も私も、太田さんのひと言にどれだけ救われたでしょうか。

 

 

太田康介さんは百人分の能力を発揮する方です。

 

 

そして太田さんは私に言ってくれました。

 

 

「あんたは元気が出るまでおとなしくしていなさい。こっちでやるから」

 

 

私が動きたくても動けないのを知ってくれたことに私は驚き、感謝しました。

 

 

太田さんは何度も現場へ行き、里親さんを叱咤激励。里親さんは気の毒な位、本気で探していました。最低限の睡眠時間でほとんど食べず飲まずの状態。体の細い方ですから倒れてしまうんじゃないかと心配したほどです。

 

 

太田さんが作ってくれたポスターやチラシでポスティングをしまくり。捕獲箱を置く許可を取りまくり。見まわりまくり。呼びかけまくり……

 

 

太田さん指揮のもと、妹も2度現場へ捜索へ。2度目は婿のタカ坊もいっしょ。里親さんは蚊に喰われまくり、いつも汗だくだったそうです。

 

 

カメラつきの捕獲箱を太田さんが貸してくれました。里親さんも追加で自分でカメラを買いました。私の捕獲箱も貸しました。里親さんは自分でも捕獲箱をレンタルしていました。そして仕事の合間に捕獲箱の画像を里親さんがチェック。

 

 

早く普通に戻って、体力をつけて、私も現場へ向かわないと……

 

 

11年間一度も外に出たことのないダイアが心配でたまらなかったのです。

 

 

③「私も加わる」

 

私がようやく行けたのは8月15日。ふらつきと視覚過敏がひどかったので、チチが現場まで私を車で送ってくれました。そこでMIHOさんと合流。MIHOさんがダイアと私を心配してわざわざ来てくれたのです。

 

 

里親さん夫妻は私の顔を見るなり半泣きで謝っていて、私はダイアがどれほど愛されているかを知っているので逆に申し訳ない気持ちでした。

 

 

外は雨。だけどじっとしてはいられません。

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フードの補充、新たな捕獲箱の設置……

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カメラのチェック

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ふたりの真剣さが私には痛いほど伝わってきました。

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里親さんはダイアの捜索中に一度自分がダイアを目撃しています。だから全然諦めていませんでした。いや、たとえ目撃していなかったとしても、諦めていませんでした。ダイアは里親さん宅で11年間幸せに生きてきたのです。

 

 

画像はすべて里親さんより

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かわいいね

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ダイちゃん、どこにいるの?

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私もみんなと歩きまわり、会う人会う人にポスターを渡し、ピンポン鳴らしてごあいさつし、ダイアの名を呼びつづけました。駆けつけるのが遅くなり面目なかったです。703号室の卒業生なのに、太田さんに任せっきりで。

 

 

④「報告後“ほな あんたもそろそろ入るか?”」

 

電車で帰ったあと、太田さんに電話で現場の報告をすると、太田さんが私に提案

 

「ほなあんたもそろそろ(ダイア捜索のラインのグループトークに)入るか?」

 

 

私は「はい」と答え、グループトークに参加。

 

 

太田さんが気になる空き家があるというので、翌日、私が空き家の持ち主を調べる(捕獲箱設置の許可を得るのが目的)ため、法務局に電話していたまさにそのとき、ダイア発見の知らせを里親さんより受けたのです。

 

 

⑤「8月16日ダイア保護!!」

 

ダイアは危ない道路を一本渡ったあるお宅の軒下で雨宿りをしていたのです。猫と暮らしている親切なそのお宅の方がダイアを家に入れご飯を与えてくれました。ダイアはその方になにかを訴えていたらしいのです。超必死に鳴きながら。

 

 

「ほかの野良猫さんとは明らかに雰囲気がちがう」

 

 

そう直感したその方は、ダイアのポスターを思い出し、里親さんに連絡。

 

 

その方の連絡のおかげで、里親さん夫妻がダイアを迎えに行き、その後改めてお礼に行き、お友だちになったんだとか。

 

 

まさに近所の目。そして太田さんのチラシやポスターの効果です。

 

 

ダイアを保護してくださった方は多くを救ってくれました。ありがとうのひと言では足りません。状況が許せば私もお顔を見てお礼を述べたいです。

 

 

帰宅直後のダイア(写真は里親さんより)。ダイちゃん、安心したね。

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⑥「クロちゃん」

 

里親さんはダイア捜索の途中で、捕獲箱に入ってしまった「クロちゃん」という野良猫さんを地域の方と連携し、TNRしました。

 

 

⑦「今後の対策」

 

家に戻ったダイアは太田さんにいただいたフロントラインをつけ、タオルで拭いてもらい、里親さんちの寝室に隔離。私は太田さんと里親さん宅へ行きました。

 

ほとんど役立たずだった私ですが、ここからは出番です。

 

保護主として、目に見える形での脱走防止対策をお願いしました。里親さんは即ポチ。対策が終わるまでダイアを寝室から出さないことを約束してもらい、ダイアを連れて病院へ行くタイミングと病院ですべきことをアドバイス

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先代さんたちにもごあいさつ

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ダイちゃん、お帰り~♪

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寝室にてうれしそうな里親さん

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太田さんにもスリスリ

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「よかったよかった」と目じりを下げる太田さん

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里親さん夫妻とは外でたびたびお会いしていますが、お宅にお邪魔するのはダイアの譲渡以来なので、ダイアと会うのは11年ぶり(写真:太田さん)

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道具を引き上げ、デニーズで太田さんと打ち上げ

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ごちそうになった上、なんと私の捕獲箱を積みうちまで送ってくださいました。

 

 

太田さん、スペシャルありがとう!

 

 

⑧「脱走防止対策」

 

里親さんから画像が届きました。物流の関係で少し遅れたようですが、玄関と

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開ける可能性のある掃き出し窓です。

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⑨「里親さんと妹と私の関係」

 

余談ですが、里親さん(ご主人)は雑誌やメディアで活躍するプロのヘアメイクの小林懸さんで奥さんは我妻ジュンさんです。妹が小林さんのサロンへ通っていたこともあり、小林さんは妹の結婚式のヘアメイクを特別に引き受けてくれたのです。縁の深い方々です。※記事公開、リンクの許可を得ています。

 

このたびは里親さんの不注意と私の「保護主として」お願いすべきことを怠った甘さが生み出したできごとであり、里親さんはむろん、私も重々反省し、今後の微々たる活動に活かしていく所存です。ご迷惑ご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

 

 

⑩「私の伝えたいこと」

 

多くの保護主さんがそれぞれの考え方をもとに活動していますが、私のポリシーは「脱走防止に努める」です。これは最重要であり、私のかなめです。

 

たった1度の脱走で死んだ子を何頭も知っているからです。病気で亡くなるのは自然の摂理ですが、事故死は防ぐことができます。犬猫と暮らすひとりとして、また里親さんのみなさんへのメッセージとして、受け取ってください。なるべく不注意を減らし、犬猫たちとの安全で楽しい日々を送っていきましょうね。

 

「めでたしめでたし」

 

「いなくなっても平気。戻ってくるでしょ?」

 

「うちは大丈夫。猫出ていかないから」

 

「ダイアちゃんハッピーエンドね! おめでとう」

 

 

の気持ちでお読みいただきたいのではなく、喜んでくださるのと同時に、今一度、今一度ご自宅の環境を見直していただければ幸いです。

 

 

実は私も、猫の安全を考え玄関をリフォームすることにしたのです。早くすべきでした。ダイア教えてくれてありがとう。その話題は近日中に書きますね。

 

 

ダイアは太田さんの近所なので太田さんの厚意でたまたま捜索に加わってもらえました。私は迷子猫の捜索が苦手ゆえ里親さんのお役には立てません。迷子になった場合は里親さん自身が探すことになります。どうか気をつけてください。

 

 

 

⑪「703号室時代の保護猫ダイア」

 

私がパソコンをしているとダイアはこうして甘えてきたよね♪

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あれから11年か……

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5歳だったべべともラブラブだったね。なつかしいなあ。

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4歳の頃のナナとダイア

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すばらしい時間をダイアに与えてもらえたこと、703号室一同、感謝です。

daia (2)

 

 

 

LOVE

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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