皆さまこんばんは。今日は朝と夜のシッティングをいただいていますが、合間の時間はお子たちとイチャイチャすると決めていたので、家の中でみんなを追いまわしました♡
さて、前日のつづきをUPします。
牛丸のお兄さんになってくれた先住猫なぁさん。本名は「なごみ」くんです。
黒白模様の長毛男子。ビジュアルが牛丸と似ていますよね。厳しい外暮らしが辛く、ガリガリで汚れていたなぁさんを、親切なうどん屋さんが助けたのです。うどん屋さんのお客さんだった牛丸の里親さんがうどん屋さんと一致団結し、なぁさんを幸せへと導きました。
こうして多くの方が「ゼロより一」を実践させていることに、私はとても感動しています。
ひとりで100匹を抱える社会より、100匹をひとりずつが気にかける社会に私は住みたいです。
なぁさん、会うのはお見合いの日以来だね。お邪魔します。
なぁさんは高い位置から私どもを見下ろしていました(笑)。
牛丸との位置関係はこんな感じです。
里親さんはご自宅を建設中なので、このお家には半年くらいしかいませんが、脱走防止対策を丁寧に行ってくださいました。ケージのお部屋も寝室も掃き出し窓は以下のとおりです。
玄関の柵はご主人の手作り。強度がしっかりしていました。
そして身体の大きな牛丸のためにケージ内にステップを……
うっしーのメゾネットマンションの全体像
部屋には上下運動をする場所もしっかりあります。
うっしー、がんばってね!
「ぼく ドキドキしています」
うん。わかる。でもここがうっしーの未来なんだから、一歩ずつね^^
「とりあえず石のように固まっておきます」
「そんなにぼくを見つめないでください」
「ぼくのお父さんとお母さんになってくれるのですか?」
「あぁ そこそこ そこかゆいんです」
うっしーは見かけよりだいぶ繊細なお子です。
①最初は動かない、食べない
②数日後、食べ出すけれど動かない
③少しなれはじめると警戒心がマックスになり、威嚇、攻撃がはじまる
④しばらくすると、先住猫の存在に気づき、仲よくごあいさつ
⑤先住猫がいると気が大きくなりケージから出て探検開始
⑥人間にもうっすら心を開く
⑦(条件つきで)人間にさわらせてくれたり、人間と遊べるようになる
①~⑦の過程を、(牛丸という名のとおり)ゆっくりゆっくりと牛歩で進んでいくのです。
里親さんは忍耐と根気と気合いの入った方以外にはむずかしいタイプの猫で、私は正直、牛丸のトライアルが失敗に終わり、いつ返されてもおかしくないと覚悟をしていました。
しかし、里親さんはめげませんでした。私の立てた小さな作戦をいくつも実行に移し、日に日に牛丸との距離を縮めています。感謝、という言葉では足りないですね。
先日爪切りにお邪魔したとき、「正式譲渡でいいですか?」とおたずねしてみたところ、「もちろんです」という言葉が返ってきて、私は目頭が熱くなりました。うれしいっすね。
その節は牛丸の医療費や交通費、おみやげをありがとうございました。
里親さんから届いた近況写真の一部です。ドームベッドを買ってもらったうっしー
殻に閉じこもりすぎないよう、いったんドームベッドを取っ払ってもらった時期のうっしー
数日前のうっしー
え、おっさん?
里親さんは寝室があるのに、うっしーのケージの置いてある部屋に布団を敷いて眠っています。家族のぬくもりを近くに感じられていいですね。最高!
道端でひっそりと生きていた一匹の元ノラ猫が終の棲家へ旅立ちました。
応援の眼差しを向けてくださった方へのご報告をさせていただきます。
かつくん「x307牛丸おめでとう。濃厚な時間をありがとう。ハハが黒白猫を好きになったのはぼくがきっかけです。ぼくは2007年に天国へ旅立ったけれど、ぼくの印象が今なおハハの胸の中に強く残っています。牛丸も牛丸を特別だと思ってくれる家族に出会えてよかったね」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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