アマーに会えました 大興奮の追記あり!!!!

アマーのお別れ会から無事に戻ってきました。うちに帰ってみんなに会えて幸せです。

 

 

つくづく、分離不安を患っているのはお子たちではなく、私のほうだと痛感。特にべべが気になって仕方なかったです。台湾へ行く前の日あまり調子がよさそうじゃなかったから。

 

 

 

行きの空港にて。ハードスケジュールのはじまり

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今回の目的地高雄は前回の台北より遠いです。着いてすぐアマーのいる病院へ。台南の従姉妹や叔母たちと合流。子どもの頃毎日一緒に遊んでいた同じ歳の従妹と数十年ぶりの再会

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葬儀で使う蓮の花を108個作ります。

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アメリカ在住の叔父が喪主。お坊さんと共に全員でかなり長い時間、お経を唱え、解散。ホテルに戻ったのは深夜12時を過ぎていて、翌朝は5時20分から葬儀です。

 

 

 

フワフワのベッド。しかし予定がタイトなので3時間寝れるかどうか・・・・・・

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ごはんを食べる時間すらありませんでした。ホテルでお菓子を食べたあと爆睡

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疲れきっていますね。

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葬儀は約8時間。参加型ゆえ泣く時間もありません。何度も土下座のように地面に額をつけたり、アマーのまわりをみんなでグルグルまわったり、大きな声でアマーに話しかけたり・・・・・・

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日本の「しめやかに」や「しっとりと」のような雰囲気は皆無。けれどみんな大まじめです。

 

 

 

死生観、価値観、送り出す方法はそれぞれ。こうでなければならない、という固定概念は不必要だと思いました。私たちの心にアマーがいる。アマーはルーツ。それがすべてです。

 

 

 

犬がたくさんいました。まるまるしています。犬の奥で頭を掻いているラフな男性も私の従兄

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ガソリンをかけ、紙の蓮の花(108個)、紙でできた天国でつかうお金(一億円)を燃やします。

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絶叫に近い声で「アマーにお金をあげる。どうか受けとって!!」を延々とくり返します。

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日本での生活に慣れている私には正直生々しいかけ声。でもこれはある種「故人へ対するのこされた者の未練」、あるいは「故人の家族に対する未練」なのかもしれないと直感したのです。台湾はもしかすると日本より生と死の境界線があいまいなんじゃないか、と。

 

 

死は終わりではなく、次のステージ。そう考えるといろいろと合点がいきます。もちろん、全部私の個人的な感想だからほんとうのことはわからないんですけど。

 

 

 

体力温存中

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妹がおもしろがってパチパチ撮って送ってくれました。

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午後3時前に解散。アマーは高雄から台北に「引っ越し」ました。喪主のアメリカ在住の叔父がアマーの遺骨をリュックに入れ手に抱き新幹線でアマーを台北のお家(納骨堂)へ連れて行く役目。そこで第二の葬儀がはじまります。台北には多くの親族たちがスタンバイしていました。

 

 

 

不思議ですよね。ぜんぜん日本とはちがうんです。

 

 

 

あまりのハードさに喪主の叔父が倒れないか心配でたまりません。

 

 

 

葬儀が終わったあと、少し時間が空いたのですが、母も妹も私も気力体力が限界に達しつつあるのでホテルの近くで夕飯を済ませ1時間程度街をふらついて部屋に戻りました。

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街で配られていた無料のアイパックを貼り伸びきっています。もうキメ顔とか無理・・・・・・

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3時間半寝て今朝は4時に起床。朝6時台の飛行機に搭乗し、いよいよ703号室に戻ります。

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ただいま! どこでもドアがあったらどんなにいいかそればかり考えてたよ。

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おしっこで歓迎してくれました(笑)。かわいいです。

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今日からまたずっといっしょだ~♪ よろしくね!

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べべのことばかり書いたけど、ナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶ、保護猫サク、全員無事でよかった。やっぱりガヤガヤ騒々しい我が家は最高です。

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サクが私のことを忘れていたらどうしようと悩んでいたけれど、大丈夫でした。

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チチがお子たちの面倒を見てくれたおかげで私はアマーに会えました。感謝しています。

 

 

 

さて、私はお子たちとイチャイチャするのでこの辺で失礼します。

 

 

LOVE!

 

 

と、今ブログを書いていたのですが、大展開あり!!

 

 

夕方から近所の方の庭先に捕獲箱を仕掛けさせてもらっていたのですが、なんとお目当ての子が入りました。だれにも言わなかったのですが、実は私にはどうしても保護したかった猫がいたのです。何回も失敗したけど仕切りなおして作戦を変えたら入った!!

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やったーーー!!

 

 

 

肉体は疲労の塊と化していますが、心はどこまでも解放されています。

 

 

 

スカウト成功。ありがとう茶白ちゃん!!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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恩師たち

私のアマー(祖母)が天に召されました。アマーはフィリピンの元アキノ大統領に似ています。

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私はアマーを母だと信じて疑いませんでした。私に日本語を教えてくれた恩師でもあります。

 

 

アマーの使う日本語は戦前の日本語教育のものだったので、それをそのまま受け継いできた私の日本語ももちろん戦前風(苦笑)。日本に来たばかりの頃は私の日本語がおかしいとクラスメイトに影で笑われていました。アマーはたとえば「風邪」を「感冒」、「トイレ」を「便所」というものですから、私が話すとこうなるのです。

 

 

「先生、便所に行かせてください」

 

 

「私は感冒ぎみです」

 

 

 

ふふ。なんかちょっとちがうね。

 

 

 

で、さんざん悩んだのですが、葬儀にはどうしても行きたいので、べべの体調が低下のときではありますが、来週チチに家のことをお願いして私は2日ほど台湾へ行きます。いくつかの予定をキャンセルしてごめんなさい。チチが私のわがままを快諾してくれて本当に助かりました。

 

 

 

アルバムでアマーを探していたらべべと私の若かりし頃の写真も出てきました。表参道にて

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尻尾が長い!!

 

 

 

703号室の同窓会(ドッグラン)にて

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体中がエネルギーの塊だったのがよく伝わってきます。なつかしいなあ^^

 

 

 

今夜のべべ

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このふたりは仲よしです。

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高い確率でいっしょにいます。

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立場的にべべより下だったほほが最近強気です。

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そんなほほがおかしくて私はプッと吹き出してしまうのです。

 

 

 

そういえばほほって昔から家の空気が暗くなると頭角を現し、なんとなくゆるーく雰囲気を和ませてしまう特殊な能力がある気がします。

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いつも素のままでいてくれてありがとう。

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トイレも落ちついていますよ。マーキングの回数が激減しました。お食事中の方、失礼っ!

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あまぱんも安定しています。今日もお薬と点滴をがんばりました。

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そして、サク坊。首を傾げる姿がもうたまらんっ!!

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聞いてください。今夜キッチンでごはんを作っていた私は、手に持ったかつおぶしにサクが反応するのではないかと心配で、フリーになっているサクに目をやりました。

 

 

頭の中でこう考えていたんです。

 

「どうしよう。ごはん作り終えるまでサクをケージに入れようかな?」

 

 

 

サクを見ながら悩んでいたら、サクが自分からケージに入ってくれたんです!!

 

 

偶然かもしれないけれど、口が開いてしまうほど絶妙なタイミング。だって椅子の上でくつろいでいたサクが前ぶれもなく突如タタッとケージに走っていったんですよ。信じられないですよ。

 

 

以心伝心ってこういうことかな?

 

 

今サクに密着する記事を書くために、iPhoneやカメラでサクの写真を撮りまくっていますが、注目すればするほど、サクの成長を感じます。今朝もあまぱんとペアで私の隣で寝ていたし。

 

 

ふと、サクもうちのお子たちもみーんな私にとってアマーのような恩師なんだと思いました。

 

 

 

生きている限り、変わりたい方へ変われる。伸ばしたいところを伸ばせる。努力すれば通じ合いたい相手と通じ合える。悲しむこと、喜ぶこと、とても多くのことを教えてくれています。

 

 

私はサクを幸せにしたいです。サクはたいせつな存在です。

 

 

 

サクに関心を持ってくださる方はご一報くださいね。

 

 

LOVE

 

 

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きみこそが の一年後

家族募集中の保護猫サクはときどき、ほほに面倒を見てもらいに床に降り、下手なグルーミングの施術を受けるのです。ふっ。サク、毛がボサボサに^^;

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だれとでも絡みたがるサクの性格はおもしろいですね。サービス精神旺盛というか。

 

 

 

ほほ、サクと仲よくしてくれてありがとう。スタイリストほほによるセット、なかなか斬新~!

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先日私はべべ公と散歩へ行きました。べべと外へ行くとき、iPhoneを持っていくこともあれば、あえて持っていかないことも。この前は持っていたので写真が撮れたのです。

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あごをちょこんとのせ、景色を眺めるのがべべ流

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お花がきれいだね

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公園に着いて静かなデートをはじめました。

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ヨタヨタとべべのスピードで歩いています。じょうずじょうず~♪

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しばらくすると、横だったか背後だったか・・・・・・不意に声をかけられたのです。

 

 

 

ハッ

 

 

 

驚く私。声をかけられるまで、私はべべ公の姿しか眼中になくて、べべ公以外のいっさいを遮断していたことに自分で気づきました。

 

 

 

見ると小さな女の子がニコニコ笑いながらべべの横に立っています。

 

 

 

女の子「かわいいですね」

 

 

私「ありがとう」

 

 

女の子「わたし犬が好きなんです。うちのおじいちゃんちにも9歳の●●ちゃんがいます。さわってもいいですか?」

 

 

私「さわってくれるの? ありがとう」

 

 

なれた手つきでべべ公の頭をゴシゴシ撫でる女の子

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お見せできないのが残念なほど、やさしい表情でべべ公を両手に包んでくれました。

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長い時間、延々と・・・・・・

 

 

 

べべ公は終始得意げで、たまに私のほうを向き、「ドヤ顔」を決めてきます。

 

 

 

私はべべ公に「うんうん」頷いて返しました。

 

 

 

よかったね。よかったね。いい時間を過ごさせてもらえているね。素敵な女の子だね。

 

 

 

その後も女の子と少し話をして、女の子は元気よく習い事へ向かいました。

 

 

 

ガリガリのべべ公の体をひるまずに、なんの色眼鏡もつけずに愛おしそうに撫でてくれたことに心からありがとうを送りたいです。女の子のこれからの人生が幸せいっぱいでありますように。

 

 

 

以前べべ公はお母さんと出掛けた先で、子どもたちにスルーされたことがありました。

 

 

 

べべ公はかわいいって言ってもらいたかったのですが、叶わず(笑)。かわりにお母さんがたくさん誉めたのを昨日のことのようにおぼえています。でも正確な日づけはいつだったか・・・・・・

 

 

そのときのブログ記事を読み返そうと探したところ、なんと1年前の今日の記事だったんです。

 

 

「きみこそが/幸せの703号室」 2016年6月23日

 

 

あの頃べべ公は食欲が激しく減退。嘔吐下痢を繰り返し、みるみるやつれていきました。

 

 

そのあと、東大病院で精密検査を受けさせ、画像に写った腫瘍(胃がん)の大きさに閉口。けれどべべ公はまだ闘える気がして、シリンジ食へ切り替えたのです。食欲が低いとしても、消化できるうちは無理のない範囲で食べさせようと。じゃないとべべ公が衰弱死してしまうから。

 

 

 

当時の私はまちがいなく、1年後にこうして同じようなことをブログに書けるとは夢にも想像していませんでした。だからどこにどう恩返しをすべきかわからないほど、私は今、感謝の気持ちを持てあましています。べべ公だけでなく、ナナ、リル、ほほ、あまた、さぶ、たいせつな家族とともに暮らせる今日という日が私にはもったいないほどだと思っています。

 

 

 

昨夜のべべ公

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未だ自力で立って歩いています。

 

 

 

休業しイクメンを宣言したチチと

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べべ公のごはんはチチがあげています。私とは喧嘩ばかりですが、犬猫たちにとっては面倒見のいいお父さんです。長年チチにはチチの社会人という世界があり、私には私の犬猫保護譲渡活動の世界があり、それぞれがお互いの世界の中で生きてきました。

 

 

責任を伴う仕事や活動の場に於いて、私たちはべべ、ナナ、リル、ほほ、あまた、さぶを置き去りにせざる得ない日も多かったです。しかしもう、完全に向き合うべきときが来ています。

 

 

 

生活は大丈夫ですのでご心配なく。

 

 

 

主婦としてのストレスもじゃっかんあるけれど(笑)、総じて身にあまるぜいたくな日々を、楽しく生きています。理想を持って、多少の欲をかきながら。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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1 ぼくの幕が開けました

ちゃた幸が巣立つ前、チチは「さびしい。さびしいんだけど」を連発。ちゃた幸は不思議と心にスッと入ってきて、なかなか抜けていかない猫です。

 

 

ある日、別室にいたチチが大声で私に話しかけてきました。

 

 

「あのさあ ちゃたって頑なにドライフードしか食べないね」

 

 

 

頑な、って言葉がまさにピッタリで、思わず噴き出してしまいました。

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「ぼく どこへ行くの」

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いっしょに過ごした1カ月半。さまざまな思い出が残っています。

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チチ不在の日が多かったため、はじめはリビングにいてもらう予定でした。卒業生満天に似た外見のちゃた幸。穏やかそうな雰囲気だし、きっとうまくやれるはず、そう考えていたのです。

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しかしどういうわけか、猫なれしているはずの我が家のほほ、あまぱん、(特に)さぶがちゃた幸を激しく警戒。ちゃた幸を目の敵にし、猛烈に威嚇しまくるのです。困ったなあ。

 

 

 

ちゃた幸は一度さぶと大喧嘩。間に入った私がさぶに噛まれるという事態に発展。いや、大げさ抜きに結構派手な喧嘩で、止めないともはやまずいレベルだったのです。

 

 

 

喧嘩を売ったのはさぶですが、勝ったのはちゃた幸。ちゃた幸の圧勝。さぶプライド傷ついただろうなあ。さぶにもちゃた幸にも悪いことをしました。猛省。

 

 

 

ほほはちゃた幸のケージ内に侵入し、3段目までのぼりました。

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ちゃた幸を見下ろし、直後に思いっきりクサいマーキング(排尿)を・・・・・・参った。ほほそのケージの板、おしっこ吸ってシワシワになってしまうの、知ってる?

 

 

レギュラーメンバーと保護猫サクの想定外の拒絶リアクションを目の当たりにした私は、ちゃた幸を保護部屋と寝室の二部屋に入れ、みんなと距離を取らせることにしたのです。

 

 

 

ごめんね。ちなみに犬はぜんぜん平気なのに、なんでだろう?

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まあ、こっからスタートだね。まずはフリーになる練習から!

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最初は「自由」が落ち着かなかった様子のちゃた幸。5年間狭い檻の中に押し込められていただけあって、本当に挙動不審でした。衰えた後ろ足を引きずりあちこち動きまわる。歩く歩く歩く、歩きまわる。歩きまくる。ときどき鳴く。身の置きどころを必死に探していたのだと思います。

 

 

その姿が、私には悲しく映りました。

 

 

口の利けない彼らですが、感受性は私たち人間に負けず劣らず、十二分に備わっています。

 

 

彼らはやわらかな心を持ち、視力聴力に恵まれ、皮膚の奥には赤い血が流れています。

 

 

 

私たち人間と大差ありません。だから生き物としての最低限の尊厳を、私は彼らに担保してやれる社会を夢見ています。人権や選挙権を与えたいと言っているんじゃないですよ。生き物として心地よく生きて心地よく死ねる当たり前の権限を言っているんです。

 

 

 

昨今の連発する多頭飼育崩壊に胸が痛みます。

 

 

「悪気はなかった」

 

「犬猫が好きで飼った」

 

「いつの間にか勝手に数が増えた」

 

 

一見悪者がいないように見える「善意での飼育」が、ときとしてものすごい暴力となって犬猫たちをズタズタにしていることを、絶えず、絶えず、繰り返し、繰り返し、私たちは想像していかなければならないです。少なくても私は相手の痛みを想像したい。

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私はちゃた幸に「猫」を謳歌してほしい。猫としてたのしく生きてほしいです。

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「ハハ~ ちょっとまちがってますね 猫としてじゃなく “愛猫”としてが正解です」

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「ぼくねえ ただの猫にはなりたくないんですよ 憧れるのは室内をかっ歩する愛猫です」

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「甘えるのが好きですから」

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画面とキーボードの隙間を占拠するちゃた幸は別名「じゃま幸」

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チチは目尻を下げながら、何度も私に訴えてきました。

 

 

「こいつのせいで家での仕事の効率が非常に悪い」

 

 

「マウスとか勝手にクリックされる」

 

 

けれど私が「ケージに入れれば?」と提案すると、即私の提案を否定するのです。

 

 

「いや、(このままで)いい」

 

 

キーボードをずらし、ちゃた幸分のスペースを確保する始末

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「人を骨抜きにするのは朝飯前です」

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そうそう。ちゃた幸の特技だよね。お前さんならどこへ行ってもうまくやれる気がします。

 

 

 

問題は猫同士の相性だけ。同日に卒業の結ちゃんと共存できることをひたすら祈っています。

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実葉へのお問い合わせがきっかけで、里親肉球きらりさんと出会いました。実葉は家族が決まったので結ちゃんを肉球きらりさんに紹介。ちゃた幸は猫好きの結ちゃんのお友だち猫として私がスカウトしたのです。もちろん、ちゃた幸の過去に胸が痛んだのと、ちゃた幸の皮膚に多発していた肥満細胞腫の手術を受けさせたかったのが保護の理由です。

 

 

ちゃた幸と結ちゃんの縁結びの詳細が載っています。

 

 

「ぼくと出会うまで/幸せの703号室」

 

 

「手を知る 手の使いみちを知る/幸せの703号室」

 

 

 

このたび肉球きらりさんが無事に引っ越しを終えたので、週末、結ちゃんを保護しているマイ太郎さんと「結ちゃん」、「ちゃた幸」をお届けしてきました。

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私からの提案で、いちおう1カ月のトライアルを設けることに。肉球きらりさんはふたりを個としてよく観察し、均等、そして濃密に接しています。臨機応変の対応ができる頼もしい女性です。

 

 

 

丸投げをして申し訳ない気持ちでいっぱいですが、結ちゃんとちゃた幸の明るい未来を想像しながら、見守っていきたいです。

 

 

トライアル中ではありますが、次回ちゃた幸と結ちゃんの新居へご案内します。

 

 

 

長い文章をお読みくださり、皆さまありがとうございました。

 

 

 

書いていて今ちゃた幸に会いたい、ちゃた幸を撫でたい欲望を抑えるのに必死です。

 

 

 

推定7~8歳のおっさん猫ですが、ちゃた幸の幕は開けたばかり。すべり出しはまずまず。

 

 

 

がんばれっ!

 

 

 

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1 ドライブ

ブログを書くとき、溢れるネタの中からどれにしようかいつも悩むのですが、本日から2度にわけ「すもも」の卒業をお送りしようと思います。「ちゃた幸」はもう少しお待ちくださいね。

 

 

木曜のリルの通院時に、すもも一家の顔を見て帰ったのですが、翌日の金曜も私はすももに会いに里親あっティーさんと病院へ。里親になると決めてから、あっティーさんは週1の割合で遠路はるばるすももの元へ通っています。あっティーさんが里親になったいきさつはこちら↓

 

 

「わたしがすももになるまで/幸せの703号室」

 

 

 

あっティーさんと待ち合わせの前、ホームセンターで卒業生のお婿お嫁入り道具や猫砂、ペットシーツを調達。荷物持ちのチチもいっしょです^^;

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この後チチを703号室前で降ろし、いよいよあっティーさんとふたりきりのデート♪

 

 

毎回、私が出やすい駅にあっティーさんを車で迎えに行き、片道30分のドライブを経てemi-goの病院に着くのですが、私たちは行き帰りの車内でいろんな話をしました。犬猫のことはもちろんですが、家庭のこと、昔の職業のこと、これまでの人生のこと、他愛もない話・・・・・・。

 

 

あっティーさんはやさしい方です。

 

 

「親切」という一語では表現できない深い人間性。芯が強く、言動一致、すべての面に於いてなんというか、整合性が取れています。手に職を持ってしなやかに自活し、人の痛みに敏感でそっと寄り添う女性です。がんばって子育てをしてきたすももとよく似合いますね。

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猫の飼育についても安心してお任せできます。

 

 

3匹の先代猫さんたちは、いずれも保護成猫。あっティーさんが自ら保護した子たちです。

 

 

 

FIVキャリアだった子、白血病キャリアだった子、そして晩年ガンと闘った子。どの愛猫さんも猫としての尊厳を失わず、しかしきちんとした医療ケアを受け、愛の中で旅立ちました。

 

 

信頼できるシッターさんや獣医さんがいてくださるのも私にとってうれしいポイントです。

 

 

 

「あ ママとタナベさんだ わたしはこれからごはんです」

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食いしん坊のすももさんはごはんが待ちきれず、大変な騒ぎを起こしています。

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すももの隣の子犬たちは2頭とも里親さんが決まった模様。おめでとう!

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シャイな性格がツボにはまり、行くたびに抱っこしてしまいます。

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2頭ともイチャイチャしますが、写真はなぜかリュウ似の茶色の子が多いです。

 

 

 

きみもステキなお家に行けるといいね!

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かわいくないですか?

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「あの~ ごはんはまだでしょうか?」

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準備中のemi-go

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「あ 来たかな?」

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子猫たちは別ケージで食べさせています。

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こうすればすももがゆっくりとごはんを堪能できますね♪

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結構大盛りだったのに、あっという間に完食

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推定2~3歳の食べ盛りだし、子育てはパワーが要るからエネルギーを摂らないとね!

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あっティーさんとお話中

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「お引っ越しは明後日だよ?」      「うーん ドキドキします」

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「あたらしい環境でわたし うまくやれますかね?」

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すもも姫、思うんですが、「家族は1日にして成らず」ではないでしょうか?

 

 

 

ゆっくりゆっくりでいいんですよ。

 

 

 

3匹の愛らしい娘たちと過ごした時間もすばらしいけれど、「家猫」として無二のパートナーと生きる未来はきっと格別ですよ。あなたが娘たちを慈しみ、守ってきたように、今度はあなたが慈しまれ、守られる番になるのですから。

 

 

 

「次はわたしが娘になるのですね?」

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はい。それにしてもすももあなた、どんどんきれいになっているね。

 

 

 

帰り道、車を降りる間際にあっティーさんがポツリと言いました。

 

 

 

「すももの病院へ通うのもこれが最後なんですね。なんかさびしい」

 

 

 

実は私も同じことを考えていたのです。私は改めてまわりの方々に感謝しました。

 

 

 

ご縁探しを通じて、私はご家族になってくださる方々との絆を、絶えず得ている気がします。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

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