※ブログをハイスピードで連続更新しています。
703号室卒業生のすももの里親あっティーさんからかわいいプレゼントが届きました。一部ににゃん太さんからの分も入っています。あっティーさん、にゃん太さん、どうもありがとうございました。
さて、ナナの昨日の通院について簡単に書かせてください。
またお母さんとふたりきりの通院。シートがフラットになるトランクレスタイプのコンパクトハイブリッドカーは老犬介護を見据えて選んだのです。大正解!
ナナを寝かせたまま病院へ到着。今回も休憩時間に裏口から侵入。病院は大盛況なので先生もemi-goもスタッフも大忙し。評判のいい病院だからです。
専属のトリマーさんによるトリミングも行われていました。
ナナはほかの方の迷惑にならぬよう、先生の手が少しでもあいた隙に検査と処置をすすめていきます。「時短」これが私の最大のポリシー(笑)。
血液検査は毎日しています。正直お金がかかりますが、できることはすべてやりたい。血液検査の結果を待つ間のナナはこんな感じ。穏やかですよ。
おしっこも出ました。最近尿の量が減りに減っているのでうれしいです。
結果が出たあと、中島先生とひざを突き合わせて話し合いました。
サラッと書くと、血液検査は前日より更に悪化。膵臓はもちろんのこと、関連して腎臓、肝臓の数値も振り切り測定不能のレベル。ほかの数値も悪い。
けれどナナ外見の様子は病院でも褒められたのですが、不思議と上がり調子。
検査結果と矛盾していますね。
これには理由があるのです。
ここまできたら、身体が悪くなっていくのはしょうがない。
しかし、状態がよく見えるのは(腎臓に負担の軽い)抗生物質の投与により、燃えるようにひどかった膵炎がじゃっかんおさまり、37度台まで熱が下がった。痛みと熱が減り、呼吸が楽になった。腎臓は壊れてしまっているので点滴を流す以外どうしようもないですが、膵炎にウエイトを置いた治療により、苦しみが緩和されているのです。
お腹の中の炎症が楽になっているゆえよだれの量も減少。ナナの場合、よだれは吐き気を意味するので、気持ち悪さをじゃっかん取ってやれているのかなと。
加えてセレニア(強烈な吐き気止め)も功を奏しているため、ゲーゲー嘔吐せずに口に入れたものをなんとか消化できている形です。ね? すごいでしょ?
私は延命は望んでいません。命の長短を決めるのは、ナナ自身です。
逝くときは逝く。逝くときは逝くのです。
でも手をこまねいてすぐに逝かせるのか、やれるだけQOLを追求するのかはちがう。私はナナの遺体に花をいっぱい添えて満足することが目的ではなく、今目の前のナナを楽にすることを望んでいます。これが私のナナへの愛の形です。
決してほかの方の医療方針を否定しているわけではないので、誤解やうっとうしいご意見はご遠慮ください。ナナのお母さんの私の切なるお願いです。
中島先生とナナが今後たどるであろう道を予想し、覚悟と共にびっちり頭の中を整理しました。辛くてたまらないけれど、有意義な時間を中島先生と共有できたと考えています。泣くのはナナを見送ってからにします。
ナナはこの瞬間も生きている。
やれることが残っている。これ以上にありがたいことがあるでしょうか?
帰宅後は胸に抱いてイチャイチャしています。
合間に家事炊事やメールお礼状やほかのお子たちの世話やリルの散歩や雑用に追われています。ナナはおとなしく寝ているときと、騒ぐときがあります。
騒ぐ元気があるのがなによりです。
ナナは本日も通院できそうです。通院できる毎日が幸せです。
結果は悪い。しかしQOLは高い。
なんともいい難い矛盾です。だけど私は素直に喜んでいます。
ナナの苦しみはお母さんの苦しみなのだから。
Smile!
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