私は萌乃とLOVEります

“継続は絆なり”

 

これは私の勝手な造語ですが、保護動物たちに向き合い教わった言葉です。

 

この言葉を信じて、私は毎晩保護猫萌乃とLOVEることにしています。

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すぐに心が通じる子もいれば、一筋縄にはいかない子も。

 

努力しているのになあ……

 

私はみみっちい人間ゆえ、思うようにいかないと落ち込むことも。

 

でもだからこそ、シャイな子と距離が縮まるのが至上の喜びになるのです。

 

 

「仕方ないの。せまい洗面所じゃ逃げ場がないから わたちは まな板の上の鯉」

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毎晩毎晩、萌乃とこうして過ごすのが好きだよ。

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束の間でごめんね。なにもかも、私の不徳のいたすところですお姫さま。

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この写真をツイッターに放出したらクロスした足がかわいいって言われました。萌えるー!

 

華奢な体ですし、こまめにブラッシングしているのでミニ球になってしまいましたが、萌乃の抜け毛を丸めて作った「萌玉」を里親さんになってくださる方に差し上げます。

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絶対ほしいでしょ? すごいほしくないですか?

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この子の里親さんには少しだけお時間をもらいたいのです。

萌乃が環境の変化を理解できるまでほんのちょっとでいいから、萌乃の立場になって想像してもらいたいのです。萌乃を保護したのは交通量の激しい大道路。この子は騒音の轟く環境下でひとりがんばってきました。

ごはんを持って近づいても、萌乃は簡単に私の罠にはかかりませんでした。

からあげがわんさか入ったケージを離れた場所から見つめて切なそうに泣くばかりで。

萌乃は腹ペコだったけれど、怖がりで慎重だったのです。

心の殻を閉ざすことで生き延びてきた猫なのです。

 

その萌乃が精いっぱいの勇気で私と対峙し、山を越え、LOVEってくれています。

 

尊いことだと思いませんか?

 

はじめオドオドしたとしても、すぐに「こんな子ダメだ」と決めつけずにせめて2週間~1ヶ月は慈悲深いお心で大目にみてください。仲良くなる道程で萌乃のかわいさに脱力しますよ^^

 

 

「いいからシーバもってこい」

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あ、はいはい^^;

小さいのによく食べるのね。

 

萌乃は家族募集中です。いつか必ず皆さまにいいご報告ができるようがんばります。

 

 

ほかにもいろいろなお子たちがご縁を待っています。

 

 

(703号室関連のお子たち)

 

家族が決まったしじみ嬢(写真:みいさん みいさん家にて)

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もうじきしじみ嬢はお引越しします。その前に里親さんご夫婦ともう一度お会いする予定です。

 

 

忠ねこ 天音(写真:マイ太郎さん マイママさんちにて)

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太陽の子 さんきゅう

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カミングスーンの いせやん

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ぜひお見知りおきの上、気楽にお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

☆ありがとう☆

 

超お礼が遅くなりましたが、まりおさんマイ太郎さんおいしいお菓子をありがとうございました。カメラの中に写真が入っていたので、今頃思い出して載せてみました(汗)。

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最後に、ほほのことを!

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いろいろ迷った末、ほほのQOL向上のため東大病院へ連れて行くことにしました。

大巻先生が東大病院に予約を入れてくれたので来月行ってきます。

現在、水頭症(小脳ヘルニア)が疑われていますが、投薬などの内科的処置では予後が厳しいので思い切って中を調べてみようと。何度も先生と話し合って決めたことです。移動や通院でほほにかかる負担を最小限に留めるよう家族として最大限の努力をします。

 

これを読んでくださっている皆さまに3つ質問させてください。

 

※東大病院にかかったことのある方にお聞きします。

 

①東大病院の待ち時間は総合的に長かったですか? どれくらい待ったのか教えていただければありがたいです。

②科目によっても当然異なるのは承知していますが、費用はかかりつけの動物病院に比べどの程度のものでしたか? CTやMRI検査をしたことのある方ならなお参考になります。

③愛犬愛猫の検査で最新の医療機器無麻酔のCTをやったことのある方はいますか?

 

差し支えなければコメントください^^

 

さて、私はこれから萌乃とLOVEります。

 

今の一瞬が彼女の未来に繋がることを祈りつつ!

 

 

LOVE!

 

 

 

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Touch me

今日家族募集中の保護猫萌乃は長めのフリータイムを謳歌しました。

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フリータイムのあと、萌乃は浴室ネイルサロンへ

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ピンクのリアル肉球萌えーーー!!

 

美を磨くのは女性のつとめ。長かった爪をバッサリ切り全身マッサージ&スープのおやつを堪能してもらいました。あまにいとさぶにいの同伴なし。私と萌乃のふたりきりの時間です。

 

 

さて、書こう書こうと思いながら2ヶ月経ってしまいました。

さっきようやく、キットの保護主さんから返してもらったカメラの中をみることができたのです。

ニャンニャンBOXや703号室ポストカードをお買い上げくださった方へのご報告が遅くなりましたが、私が支援させていただいた地元のTNR(8匹、最後の1匹は近隣のカンパで実現)についてもまとめますのでよかったら最後までおつきあいください。

 

キットはたいへんな姿で保護されました。当時の様子を知らない方はこちらを。ほかにも703号室ブログ右上の検索バーで「キット」と入力すると関連記事がいろいろ出てきます。

 

2月18日早朝、入院先の病院にてキットは天に召されました。

夜、キットの入院費と火葬代を保護主さんに届けるついでにキットにお別れのあいさつをさせてもらいました。その日の記事はこちらです。

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豆さまからもキットへの支援金をお預かりしました。豆さまその節はありがとうございました。

 

艶やかな体、穏やかな表情

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住み慣れたお家に戻って最後の夜を保護主さんと過ごすことに

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キット、お疲れさまでした。よくがんばったね。

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たくさんの猫を見送った保護主さんのお宅には小さな骨壷たちが……

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握手

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白いソックスを履いたようなフワフワのお手手を、私も握らせてもらいました。

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キット、ありがとう。安らかにお眠りください。

 

 

ポストカードをお買い上げの皆さまのおかげでキットの医療費のほとんどと、キットの保護主さんが手がけた8匹の猫たち(支援は7匹分)のTNRを行うことができました。

最終報告をいたします。前回はこちらをご覧ください。

 

未記載の6匹、7匹、8匹目の医療明細(TNRほか必要な医療ケアをさせてもらいました)

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6匹目(メス)

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不妊手術時の写真

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7匹目(メス)

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不妊手術時の写真

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近隣のカンパで実現した8匹目(オス)のお顔の写真を失念。陰部の写真のみとなりました。

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7匹の外猫の不妊手術および基本的な医療ケアにはある程度まとまったお金が必要です。

私一人の経済力ではむずかしかったでしょう。ニャンニャンBOXやポストカードをお買い上げくださった方々のおかげで実現しました。ポストカードはまだ売り切れていませんが、多少の在庫を抱えたとしても、キットの医療費やTNRができたことで私はとても満足です。

ご善意に感謝します。どうもありがとうございました。

 

保護主さんに渡していたカメラに入っていた生前の写真を皆さまにご紹介して、本日の更新を終えたいと思います。

 

亡くなる数日前のキットの姿です。

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「ぼくがどこにいるかわかりますか?」

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「ヒント:すごくふにゃふにゃしていてあたたかい場所です」

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「おかあさんのおひざ元、が正解でした~」

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「ぼくは片目が不自由だけど、もう片方をいっぱい開けておかあさんを見つめています」

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「ぼくを抱っこしてくれてありがとう」

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「ぼくを撫でてくれてありがとう」

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「ぼくはやわらかいベッドの上もだいすき」

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「点滴までの時間、ここで考えごとしたりおかあさんとお話するのがぼくの日課です」

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「ぼくはだいたい聞き役です」

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「おかあさんのヒミツ、ぼくはだれにもいいません!」

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「ぼくはときどき、おかあさんの自転車に乗せてもらい通院しました。ぼくが風邪をひかないよう、ぼくの入ったキャリーバッグにおかあさんは毛布を敷きつめてくれました」

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「ぼくの腎臓はボロボロです。けれどぼくの、心は錦」

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「ぼくは意外とモテました」

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「人気の秘訣は“ぼくの寡黙さ”」

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「へんな顔をしても、ぼくは笑いませんから」

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「笑いませんってば」

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「命の終盤まで、ぼくは天涯孤独な野良猫でした。しかしラストステージでようやくぼくは人のぬくもりに出会い、あらゆることを吸収して空に向かって旅立ったのです。

 

“Touch me”

 

きっと多くのイヌ科ネコ科が人の手を求めているでしょう。

だれだって、いい子いい子されたらうれしいはずです。

 

みなさま、ごきげんよう。ぼくに親切にしてくれてありがとう」

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キットの生前はお世話になりました。

お礼が遅れて申しわけありませんでした。

 

 

LOVE!

 

 

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ほほが水を飲む

あまぱんが近くにいると、保護猫いせやんは私にこのようにすりよってきます。

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びっくりの進歩に若干頭が追いつきません。

 

素なうがあまぱんに頬ずり、いせやんもあまぱんに頬ずり、私はいせやんにブラシをかけています。

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頭痛がなければ至福の午後でした。

あまぱんやるな!

太っているとかニートとかバカにしてごめんね。

我が家でいちばん働き者はあまぱん太郎かもしれません。

いつも保護猫たちの心をこじ開けてくれてありがとう。

 

 

ご心配いただいている水頭症のほほですが、目に覇気が出てきました。

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何段かステップを用意してあげると卓上に上がれるようになったほほ。PC画面を凝視する私を湿った目で見つめてきます。

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まだ前ほどじょうずに動けませんが、内服のステロイドと利尿剤のおかげでだいぶ行動範囲が広がりました。ほほなりに生活が潤い、余裕が出てきたように思います。

 

ただ、利尿剤を服用しているだけあって飲水量と排尿の回数が半端じゃなくて大変そうです。

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「くび」

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「のど かわきまち」

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「くびくび くびくび」

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ほほ、だれも取らないからゆっくり飲みなさい。

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マーキング大王は本日開けっ放しにしていた保護猫萌乃のケージに入りこんで中でオシッコをばら撒きました。いたる場所に飛び散るほほのオシッコを片づけながらお母さんは苦笑いです。

最近トイレ砂を使わず犬のトイレを使用するほほとさぶのためにトイレシーツを大量買いした我が家。本当は猫トイレで排泄してほしいけどイヤならせめて犬用のトイレを使ってください。

まあでも、愛しているからなにをしたっていいんだよ。

絶対にきらいにはなれないからね。

 

そうそう!

ブログを読んでくださっている「うさみるさん」が前にかわいい写真を送ってくださったのです。

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703号室が販売しているPOST CARDをお買い上げくださり、愛うさぎさんとのツーショットを送ってくださいました。うさみるさんはほほのことも心配してくださるやさしい女性です。

震災で消えた小さな命展3」のボランティアとしてもご活躍中です。

「震災で消えた小さな命展3」には703号室の亡きゴンタも登場します。元土手犬ゴンタは震災で亡くなったわけではありませんが、うさみるさんが声をかけてくださり、代表のうささんとお会いする機会を経て、描いていただくことになったのです。

東京の俳優座劇場(六本木:4月17日~26日)で開催される命展に伺うのを楽しみにしています。

 

さあ、明日もがんばりましょう!

 

 

おやすみなさい!

 

 

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あなたたちは私の家族

常にかわいい保護猫素なう

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私を信じてね。全力で取り組んでいるから

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いせやんとも仲良くしてくれてありがとう

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やさしい素なうに感化されいせやんも少し軟化するかな?

 

 

昨日は大巻先生の病院のティッシュを使い切る勢いで泣きました。

容態が悪くなったほほと痩せたように感じるさぶを病院に連れて行ったのです。

車の中でほほは目を異常に見開き、暑がる犬のように舌を出してチアノーゼ一歩手前に。

ひとりで運転していた私はほほの顔を見てもう勘弁してくれと思いました。

私の心臓が今にも口から出そうで……。

 

やっと診察台に着いた頃にはひざがガクガク震えるのを自覚しました。

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家で撮ったほほの動画を先生に見せると先生が唸り声をあげました。

「うーん……ふらつきがすごくてまともに立てていないですね」

「おそらく小脳に異常があり、神経症状がはじまっていると思います」

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MRIで確定診断をつけるには麻酔のリスクが高すぎる。

だからとりあえず勘で治療するしかないのです。

大巻先生の勘の鋭さは尊敬に値します。わが子たちはもちろんのこと、これまで数え切れないほどの卒業犬猫を死の淵から蘇らせてもらいました。心の底から信じています。

 

一度の採血でできる検査はすべてお願いしました。スクリーニング検査はもちろんのこと、外注でFIPの検査、ウイルス検査も。

 

ほほの検査結果を待つ間、慢性腎不全のさぶも診てもらいました。

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前回より体重が500g以上落ち、CREAが上昇。

慢性腎不全は確実に進行している……この時点で私は精神力ガタ落ちです。

 

「おれ 痩せたか?」

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私の大切な家族たちがどうして?

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さぶも一度の採血でできることをぜんぶやりました。

腎機能の数値だけでなく、ウイルス検査、スクリーニング全般を依頼。

 

結果、ほほもさぶもFIV、FeLV共にマイナス。ウイルスキャリアの猫を保護することも珍しくない我が家にとって今回の結果は素直にうれしかったです。

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ほほはステロイドと利尿剤の注射を、さぶは点滴をお願いしました。

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通院が困難なほほは次の日から投薬に切り替えます。

さぶには新薬を処方してもらいました。再検査に向け祈りを込めながら与えています。

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この日のほほとさぶの通院代は私の一か月分の給料に匹敵しましたが、家族としてできることは惜しまずやらせてもらいたいです。

あなたたちは私の家族。生きてくれているのがなによりありがたい。

診察中、ほほの顔を眺めながら先生の話を聞いていたらたまらない気持ちになり、帰り道を運転する気力すら消えかかりそうでした。

もし内服が効かなければこのまま神経症状が進み、ほほは年単位では生きられないそうです。

先生のことばを理解するまで時間がかかりました。

涙がポタポタ垂れる間中、ほほは私を見ていました。

なにか言いたげの表情にも思えました。

ほほとの日々が走馬灯のように頭の中を駆け巡り、私は本当に、本当に本当にほほを失いたくないと強く念じたのです。私にはほほがいないと困るのです。

ほほのような先天性水頭症で約8年間生きているのは奇跡としか言いようがないそうです。

先生は慰めのつもりでそう言ってくださったのでしょう。

しかし貪欲な私は、もっと生きてほしいと願ってしまいます。

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欲張りでしょうか?

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ほほは薬をちゃんと飲んでくれています。

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未来がどうなるかはわかりませんが、今日一日を乗り切ってくれました。

手のかからなかった親孝行なほほに、私もお返ししなくてはいけません。

 

ほほもさぶもがんばっていますので、私はメソメソをやめて彼らと思いっきりラブラブの生活を送っていきたいです。みんなのお母さんだからね^^

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生きていてくれてありがとう。家族になれて幸せです。

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明日はグレーの毛並が美しいつみれ嬢のお届けです。チチがお留守番してくれるので安心して行ってきます。実は今日も関わっている猫のお見合いだったのですがそのご報告はまた改めて!

 

 

 

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