私は“一滴”

追記:12月11日~のコメントのお返事をすべて終えました。遅くなってごめんなさい。許して~! 週末はいせやんに一歩近づくのを目標にがんばります。キッドの保護主さんにもプレゼントを渡す予定です。また記事でご報告しまーす!

 

森が燃えていました
森の生き物たちは われさきにと 逃げて いきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは 行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

~ハチドリのひとしずく~

 

先日、私はおよそ9年の付き合いのみいさんとともに里親さんの主宰する石鹸教室へ

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エプロン持参でやる気満々の熟女ふたり(笑)。

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石鹸を作るのって意外と大変なんですね。緻密さと体力が必要です。私はどっちも欠けている不良生徒でした。先生、申し訳ありません。

もともとご主人のアトピーがひどくて石鹸作りをはじめた奥さま。家族思いのやさしい女性です。

教室に置かれていた見本↓

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みいさんと私が作った石鹸もこんな風に仕上がるのかな?

1ヶ月熟成させたのちマイ石鹸が完成します。今から楽しみ^^

 

ポカポカのお茶

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さつまいもをふんだんに使った手作りケーキ、コーヒー

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ご主人がご自分の夕飯にと作っていたルーローファンまで厚かましくいただいた私たち

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どれもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 

ご主人は台湾出身者の私よりも台湾をよく知る方で、雑誌の出版にも携わっています。

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ご主人の名前発見!

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台湾でしか買えないグッズをくださいました。

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手作りリップと

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みいさんとお揃いのルームシューズ(これまた手作り!)は奥さまからの贈り物

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あたたかい気配りを見習いたいです。どうもありがとうございました。

 

雑談ネタはもちろん「猫・犬」。おふたりの親バカぶりがただただありがたいです。

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みいさんとともにご夫妻に譲渡したのは3匹の子猫たち。先日私が遊びに行った麦&とろろのきょうだいボンゾー&ライゾー&みつまめを育ててくださっています。

 

「いらっしゃーい!」

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元保護犬のコロちゃんが若返っててびっくり。ツキちゃん(犬)も元気そうでした。

 

ボンゾー(元:若丸)大きくなったね。きみかなりハイパーだよね(汗)。

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紅一点のみつまめ嬢。成長後も小ぶりです。

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ライゾー(元:安丸)は人見知り男になったんだね。会いたかったよとても。

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悪びれることなく「普通に」子猫を捨てにみいさんち付近をウロウロ歩いていた女性をみいさんが偶然見かけたのがいきさつで、その地域の子猫5匹、成猫3匹を保護することに。

みいさんの性格上、当時の心境は「見たくなかった」「知りたくなかった」「関わりたくなかった」の三本柱だったでしょう。でも、みいさんは見てみぬふりをしませんでした。

それをやったら身を切り裂かれるような後悔に苛まれることを知っているからです。

ならば私も同じ船に乗ろうと思い、3匹の預かりと5匹全員の里親探しを引き受けたのです。

この子たちの立派な姿をこうして拝めるなんて、感無量です。

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※私はリアルファーは着ません。アクリルです。

 

スクスク育ってくれてありがとう。

麦&とろろを含め5匹とも不妊手術を終えオトナの階段を急ぎ足でのぼっています。

 

私はときどき、自分の微力さにうんざりします。

なんでこんなにもできることが少ないのか。

悔しいことが多すぎる。なぜ日本の犬猫たちの地位は、哀れなほど低いのだろう。

私のやっていることは、意味があるのでしょうか?

今までずっとそうでした。定期的に襲ってくる空虚感。これからもきっとそうです。

虚しくて虚しくて自分の弱さや小ささを嘆き、地団駄を踏みつづけるでしょう。

 

でも、そういう自分を癒す方法も、私は少しだけ知っています。

大河の一滴、ひと粒の砂……私の力や存在はその程度です。

自分の微力さを認めた上で、努力すべきことをし、歩きつづければ、やがて自分の暮らしたい世界に近づくと信じています。

 

「やれない」

もしなにもしないうちから言い切ってしまったら、その先にはなにもありません。

希望を宿すには「やる」しかないのです。

私たちの行動は必ず証明できると思います。

この国の方向性を。

私たちは自分の住みたい国を、自分の手で築いていくべきですよね。

生理的に野良猫のみすぼらしい姿が嫌いな私は(笑)、家猫を増やして満足したいです。

ハチドリのひとしずく、だとしても。

 

縁あってうちを経由し「家猫」になってくれた愛おしいあなたたちへ

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LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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54本の爪を切る

今週末はTOKYO ZEROの勉強会にはじまり、卒業猫たちのお宅へ伺ったり、私が応援させてもらっている腎不全でFIVキャリアの片目のキットくんのお家を訪問するなど、実に保護色の濃い土日でした。明日から仕事なんですけどがんばれるかなあ?

でも聞いてください。

私、すっごくいいことがあったのです。

人生の中でこんな思いを何度も経験させてもらえる自分は本当に恵まれています。

ある保護活動の用事で本日の午前中、私はマイ太郎さんとともに703号室卒業猫めい&じゅんのお宅へ伺いました。

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ママさんがサンドイッチやお菓子やお茶を用意してくださいました。超おいしかったです。

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人慣れ半人前(笑)、年齢不詳、FIVキャリア、よだれがひどかったためほとんどの歯を抜歯したこのお方。グッチ改め「めい」が我が家から卒業して半年経ちました!

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そして、約7年うちの近所を彷徨っていたじゅん(のりまき)もセットでご縁を掴んだのです。保護当時、FIVキャリアの彼も消耗が激しくひどい貧血状態でした。

もちろん、生粋の野良ボス猫だったので触ることなどできませんでした。

703号室で若干軟化したじゅんですが、新しい環境に変わった途端不安になったのでしょう。

いい感じだった「人慣れ」が逆戻りし、シャー、ウー、必要以上に近づいたら本気のパンチ……と、とにかく荒削りのタフガイに変身してしまったのです。

夏頃遊びに行ったときは触れたのですが、まぐれに近い状況でした。

その日私が帰ったあとは触ろうとするとまた逃げる!怒る! がはじまり……

まあ触ろうとしなければお腹を出して寝たり美声でおねだりしたり幸せそうなんだけど。

でもせっかく人の手に慣れつつあったじゅんが触れない子になるのは惜しい気がして。

前置きが長くなりましたが……

 

そのじゅんの今日の写真です↓

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この一枚を撮ったのは、私じゃなくてママさん。

私たちが帰ったあとに撮ってツイッターにアップしていたのです。見たとき目が丸くなりました。

 

「え? ママさんなにしてんの?」

 

感動が感動を呼びひとりでウルウル。ママさんはいつだってめいとじゅんを愛おしそうな眼差しで見つめ、距離を縮める努力をしてきました。だから当然の結果と言えるかもしれませんが、なんか無性にうれしかったのです。

私がさせてもらったことと言えば、54本の爪切り(笑)。

 

マイ太郎さん、ひなホプさんに協力してもらってバチバチバチバチ……

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めいを洗濯ネットに入れるのも至難でしたが、じゅんが特にね^^;

猫コタツ内で籠城中の彼はコタツの布団をちらっとめくられるだけでドスのきいた声で唸る始末。正直怖かったしかわいそうな気もしたのですが、切れるときに切った方がいいので全員で猫コタツを囲みなんとかじゅんを洗濯ネットに入れました。

ネット内に入れたあと、私はじゅんを抱きマイ太郎さんとトイレに移動!

万が一じゅんが洗濯ネットを破って出てしまっても狭い個室内なら再トライできるから。

爪がスッキリ家猫仕様になったあとはネット越しにやさしく撫で撫で♪

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手のぬくもりを思い出させる大切なコミュニケーションです。

小人姫さまも上手にお手伝いしてくれました。

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しばらくしてネットから解放されたじゅんはめいとともにキッチンのガス台上へ逃げました。

 

「アンニイさん!」

 

ふとキッチンに近づいたママさんに呼ばれ振り返った私は、自分の目を疑いました。

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写真ではわかりづらいですが、じゅんが目を細めうっとりの表情でママさんに撫でられています。むろん多少の緊張はあったかもしれません。しかし逃げようともせずにじっと佇むじゅんの姿に私は胸がいっぱいになりました。

糸口を探していたのは、じゅんも同じだったのですね。

慣れている子に接する機会の多い方には想像できないかもしれませんが、私は今保護猫いせやんで苦労しているのでママさんの気持ちが痛いほどわかるのです。

それでも、前向きにふたりをかわいがってくれるママさんを見習い私もいせやんと徐々に仲良くなりたいと奮起しました。よーし! 距離を縮めるぞ!

FIVキャリアの人慣れ度の低いシニア猫の家族探しは大変でした。

家族になろうと名乗りをあげてくださる方も勇気の要ることだと思います。

FIVキャリアの猫なんてめずらしくもないし長生きする子はたっくさーんいますが、こういう活動をしていると世間の風当たりの冷たさを痛感することがあります。

だからこそ私にとって、めいとじゅんの家族は希望であり自慢なのです。

心から感謝しています。ママになってくれてありがとう。

 

めい&じゅんのママさんからおみやげをいただきました。

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ひなさんもおみやげありがとうございました。

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プライベートの女子友だちがフードを支援してくれました。ゆきこちゃん、ありがとう!

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facebook友だちのOさまからはお菓子のようなコスメが♪ テンション上がりますね。

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お友だちと母の店に食べに来てくださっただけでなく703号室POST CARDもお買い上げくださりありがとうございました。

 

今、譲渡活動で苦しんでいる保護主さんもいっぱいいらっしゃるでしょう。

そして猫と暮らしたいと考え猫ブログを徘徊している方もいるのではないでしょうか?

「条件のいい子」がかわいいのは当たり前で、かわいい子を希望するのも当たり前です。

でももう少し深いお心で考慮してくださる方が増えたら、シニアの子、シャイな子、キャリアの子、持病や障害のある子にも活路が見出せます。

日本は救いの手を求める弱者で溢れかえっています。

あなたががちっと掴んだ命は、あなたを映す鏡となるでしょう。

そしてあなたの行動があとにつづく人々の鑑となるかもしれません。

一緒に一歩踏み出しませんか?

里親になるってすばらしいですよ。

 

LOVE!

 

 

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麦ととろろに会いました

いろんなことがまた滞りがちになっています。関係者の皆さま申し訳ありません。

ごましおの家族募集とPOSTCARDだけはスピーディにやってます(笑)。ご入金確認が取れ次第24時間以内に送らせてもらっています。あまりにも遅すぎる場合は宅配事故などが考えられるので絶対にご一報ください。

 

保護猫ごましおは元気です。あまぱんも引く食べっぷり!

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さて、本日私はドライブがてら卒業生のお家に遊びに行ってきました。

このお方たちを覚えていらっしゃいますか?

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我が家にいた頃は紅緒と長丸という仮名でした。

2匹セットで里親さんのもとへ(画像は里親さんより)

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いつもラブラブのおふたり♪(画像は里親さんより)

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ひとまわり体の大きなとろろ(長丸)が先に去勢手術を終え次は女の子の麦(紅緒)の番です。

 

「あハハだ! いらっしゃーい!」(とろろ)

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ママに抱っこされる麦嬢

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この子たちの里親さんはきょうだい(ライゾー、ボンゾー、みつ豆)の里親さんとも交流があり、5きょうだい同じ病院にかかっています。

ファミリー同士が繋がっていてくれて、保護主としては最高にうれしいですね。

 

とろろがくぐっているブルートンネルはきょうだいの里親さんからの贈り物♪

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ママにべったりの麦嬢

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甘ったれモードでした。

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イケメンとろろくん^^

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おてんばの一面もある麦嬢!

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里親さんはこの子たちの成長記録として写真をこまめに撮り、医療ケアのファイルを作って管理しています。ありがたいですね。

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捨て猫だった麦&とろろはみいさんに運よく保護され我が家にやってきてくれました。里親さんに渡した命のバトンを里親さんは大切に握りしめてくださっています。

こういう姿を目の当たりにすると、ごましおのご縁探しもがんばろうと思えるのです。

かけがえのない時間をありがとうございました。

エネルギーチャージしてパワー満タンの私!

里親さんがネイルケアしてくださったので(手だけ)女子力も上昇です↑↑↑

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超お気に入りです。ありがとうございました。

12月はみいさんとともにこの子たちのきょうだいのお家にも遊びに行く予定です。

ところで、深夜に帰ってきたチチ。12時半を過ぎているのに「夕飯なあに?」ですって。こんなに遅くなるんだったら、どこかで食べて来てくれればよかったのに(苦笑)。

まあ、簡単に作って出しましたよ。変な時間に食べてばかりで健康を害さないといいけど。

 

 

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