10分更新 ②麦ととろろに会いました!

リル、お母さんちょっと行ってくるよ? チチいるからね。

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「あ、そ」

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片目を開けテキトーにごあいさつのリル(涙)。

 

 

老化が原因なのか、お母さんにいっさい興味ナシなのか? 後追いしてくれません。どちらにせよさびしい。でも気持ちよさそうにねんねしているからいいや。

 

 

 

車で1時間。考えごとをしながらひとりドライブ……

 

 

「アンニイさ~~~ん!!」

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常に美しい笑顔を絶やさない卒業生麦&とろろのママさんが迎えてくれました。

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マンションに集合スペースやカフェまでついていてうらやましい。麦&とろろはみいさんと私の合同卒業生。卒業記事はこちらをご覧ください

 

 

麦&とろろの卒業後はちょくちょくお邪魔しています。

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行くたびに猫グッズが増えているという……

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麦&とろろの好物もオトナ買い

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人んちでクリスマスモードを味わって幸せを噛みしめています。

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自分ちはいっさいなんも飾っていません。

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麦&とろろの自慢話が止まらない里親さん

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接待役のとろろ坊

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私も抱っこさせてもらいました。

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麦嬢は獣臭の私を避け、寝室に避難しています。

 

 

とろろ坊~! おみやげのちゅーるはおいしいかい?

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「はいっ! これはぼく 夢中になるおいしさです」

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よかった^^ 麦もあとでママにもらってね♪

 

 

さあさあ、時間が1時間しかありません。急ぎぎみでお願いしました。

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最近ひさしくネイルをしていなかった私は年末年始に向け気分をあげたくてネイリストの里親さんに傷だらけの手を変身させてもらうことにしたのです。

 

 

赤系が好きなので「赤系であとはおまかせ」と事前にラインしておきました。

 

 

じゃーん! いい感じ。しかもびっくりするほど安い。ありがとうございます。

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「とろくーん! 爪どう?」様子を見に来たとろろ坊に意見を聞く。

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「いえいえ、どういたしまして! ほーら麦も寝室から出てきたよ」

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「ママは大好き。あなたはイヤ!!」

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まあまあそう言わずにさあ。あなたうちにいたんだからね。(証拠記事)

 

 

一回だけチューさせて~

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女子らしくツンデレの麦嬢ですが、ママだとこのとおり↓

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ご夫婦とも麦&とろろがかわいくてしょうがないとのこと。

 

 

うんうん。見ててよくわかる^^;

 

 

おみやげありがとうございました。

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私より少し年下ですが、同年代の里親さん。仲よくさせてもらっています。

 

 

みいさんが保護した麦&とろろが結んでくれた素敵なご縁に感謝!

 

 

2017年はカツカツで手が回らなかったけれど、来年は保護猫ポテチを送り出して、また人と猫の、人と人の良縁を結べるようがんばりますね。

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あと1記事位は書けるかな?

 

 

10分更新と言いながらぜんぜん10分で終わらないのですが……やってみます。

 

 

LOVE

 

 

 

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くろこよりあたらしい家族のほたるへ

「みなさん ようこそうちにいらっしゃい わたしは “くろこ” 12歳 わたしはカナダで生まれ育ち ママと日本へ帰国しました わたしカナダのシェルターの元保護猫なの わたしには “ばあさん” という友だち猫もいたんだけど 11歳でカナダのシェルターからママに引き取られた “ばあさん” はお星さまに…… “ばあさん” は18歳まで生きたのよ すごいでしょ?」

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「これが在りし日の “ばあさん” の肖像画 ママの台湾のお友だちが描いてくれたママの宝物 “ばあさん” はキジトラ模様よ」

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「わたしのママは 美容室のちかくで出会ったFIVキャリアの白猫さんも保護したの けど白猫さんと相性が合わなかったわたしの将来をかんがえて 白猫さんをいいお家にお嫁入りさせたの 白猫さんの里親さんは わたしのママに感謝の手紙や写真をおくってくれてる ママはにっこり」

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「いい連鎖 いい循環」

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「わたしには 近ごろようやく少しだけ距離がちぢまった 同居黒白猫がいるの 彼女は12歳のわたしより うーんと年上 名前は “天音(あまね)” 703号室出身の保護猫 保護当時 わかく見積もっても 彼女は今のわたしより明らかにシニアだった だからハハさんは 老猫天音の里親になったわたしのママに感謝してる 天音はとんでもない苦労猫だったからよけいに……」

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「天音は マイママさんが預かってくれたのよ マイ太郎さんも協力してくれた 天音がどれだけの“忠猫”だったのか ぜひみなさんに紹介したい 天音の前の飼い主さんは死んでしまったの 天音は遺品の整理に来た前の飼い主さんの親族からポンと外に放り出され いきなり外猫になった ある意味自由の身になったにもかかわらず 天音はどこにも行かなかった アパートの前で 天国の飼い主さんを待ちつづけた 季節が過ぎ去り寒空に凍えながらも……」

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「703号室ハハさんの【忠ねこ 天音】という記事をクリックしてみてね すべてわかるよ 天音がいた環境も 天音の気質も気概も愛もなにもかも」

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「約2年半前に天音がうちに来た日の卒業記事も読んでね 天音は白髪ばかり 動きもにぶい だから予想では18歳以上だと思う でもまんまるでなかなかイカシテルよね わたしのほうがかわいいけど」

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「天音 ひさびさの保護主ハハさんを凝視」

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「天音 ハハさんにもいちおうスリスリ甘える」

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「ハハさんはうれしそうだった ところでわたしんち クリスマスムードなの」

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「ママのお気に入りのコレクションがいっぱい」

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「センスいいでしょ?」

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「安全対策もカンペキ」

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「ママが作ったのよ」

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「わたしたちがまちがって外に出てしまったらたいへんだもん」

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「玄関の特注の脱走防止柵はわが家のじまん!」

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「ケージはね わたしのいもうと分の “ほたる” って子のために組み立てたもの ママからほたるが加わる話を聞いて わたしはドキドキ」

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「ほたるはわたしみたいにじょうずに爪とぎをつかえるのかな?」

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「おもちゃもあるよ」

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「トイレはほたるのもふやしてあります」

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「あ あなたがほたるね」

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「まだ不安かな?」

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「だいじょうぶ わたしがいろいろ教えてあげる “くろこ姐” って呼んでね」

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「ゴージャスなツリーでしょ」

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「運転手でついてきたチチさんは ちょっとした合間に仕事だって」

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「わたしのママは顔だしNG かわりになんでも出たがるハハさんとほたるを」

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「四十路をすぎてもきぶんはお姫さまだそうです 頭の中はお花畑のハハさん」

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「ハハさんは主役じゃないの わたしのいもうと分ほたるがメインでしょ!」

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「ほたるあなたも黒いのね わたしとおそろい ほんとうの姉妹みたい」

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「ママはあなたを見て 目じりが下がってた でも先住のわたしにえんりょして あなたとラブラブしたい衝動をおさえていたみたい」

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「わたし あなたと仲よくなりたい ほたるわたしと仲よくしてくれる?」

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(↓里親さんからの近況写真↓)

 

 

「ほたるはハハさんにもらった小さなボールがお気に入り」

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「パパはほたるにメロメロ もちろんわたしと天音にもね」

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「ほたる ごはんの味はどう?」

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「わたしとふたりで食べるともっとおいしいよ」

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「わたしのまねして ほたるはねこドアをクリア! やるなあ」

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「ファーストタッチ ほたるわたしに手を添えてくれてありがとね わたしたち全員 毎日毎日“家族”をエンジョイしています 先住くろこより」

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かつくん「x257ほたるおめでとう。くろこさん、天音、ほたる。女性トリオだね。お姉さんたちの言うことを聞いてほたるらしくのびのび暮らしてね。ぼくたち703号室はほたるの故郷です。応援してくれた方へぼくからも感謝を」

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LOVE!

 

 

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“祈りと行動”と“祈りのみ”のちがいについて

メイちゃんチビ太くんのママさん、いつもプレゼントありがとうございます。爪とぎは大人気。ほかにも我が家に必要なものばかり……助かります。

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皆さまこんばんは。今日は自慢とうんちくです。

 

 

さぶの具合がとても悪かったとき、私はチチを誘いパワースポットへ。藁にもすがりたくて、ふたりで「703号室」のお祓いをしてもらいました。

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私はこのパワースポットにご利益を感じます。だから心を鎮めたいとき、悲しいことが起きたとき、つまり苦難の際には必ず訪れています。お願いばかりでなく、たまにお礼にも伺っています。護ってくださりありがとうございます、と。

 

 

しかし日本にはいろんな方がいます。

 

 

それぞれの世界観、政治観、宗教観があるので私は敢えてその辺に触れるのを避けています。私はどちらかというと「根拠」を追求するタイプ。昔はぜんぶフィーリングで生きていました。でも加齢とともに変化する訓練をしています。

 

 

先日保護活動関連の内容の打ち合わせでお会いした方に、私は理系の思考だと言われました。そうなのかな? 実は私はどちらかというと文系ですけど。

 

 

そしてたまに他の方から私は非現実的なものを一切信じない風に映るようです。

 

 

事実私は動物病院の先生方にも必ず「数値」で示してもらうようにします。

 

 

選択肢とそのメリット、デメリット、それぞれの成功とリスクのパーセンテージ。先生方から開示していただいた情報の中で自分で選択をしたいのです。

 

 

私は自分の人生に責任を持ちたいです。人のせいにしたくありません。極力社会や隣人が悪いと思いたくありません。人を一括りにもしたくありません。

 

 

好き嫌いや損得だけを考えて生きていければ楽でしょう。でも縁のほうが私には重要です。縁こそ目に見えませんが私は縁を信じています。加えて「祈る」気持ちを持っています。常に祈っています。

 

 

ただ、祈るだけで終わりたくはないのです。

 

 

不遇な犬猫を憐れみ、明るい未来を夢見る方は多い。

 

 

つい、善意の心で応援の意を込めだれかに発してしまうひと言

 

 

「何もできませんが、祈っています」

 

 

ですがこの言葉にいったいどんな意味と効力があるのでしょう?

 

 

私は行動こそがすべてだと考えています。行動の大小は関係ありません。行動を起こすかどうかのみです。一頭の犬猫の里親になる、それは最高の行動です。

 

 

たとえば、学業をおろそかにし、受験勉強を一瞬たりともせずに、合格祈願だけ行ったところでどうにかなるのでしょうか? 希望校にすんなり受かるものですか?

 

 

不遇な犬猫たちのために祈るのは純粋かつプラスの感情。私も絶えず祈っています。しかし私は自分なりに行動し、努力をした上で願掛けをしたいです。

 

 

もし、不遇な犬猫の問題を改善しようと思ったら、祈るのと同時に、ご自身にできるアクションを起こしていただければ、もっとたくさんの命が救われます。

 

 

私は善人ではありませんが、自分の理想の社会に向け、小さな一歩を踏み出したい。その位の勇気と信念は持って生まれてきたと自負しています。

 

 

最近の我が家のほっこりシーン

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さぶとほほのラブラブぶりは異常です。うー! お母さんも仲間に入れて~!

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ほほは10歳。さぶはシニアですが年齢不詳

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どちらが年上かはわかりませんが、703号室歴は断然ほほのほうが長い

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だからほほは、薄毛で病み上がりのさぶの面倒を見ています。

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シリンジでごはんをあげているとどうしてもさぶの顔まわりが汚れてしまう。

 

 

それをほほが丁寧に舐めてあげるのです。

 

 

もしかすると、さぶの顔についた残飯を狙っているだけかもしれません(笑)。

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だけど動機はどっちでもいいですよね。

 

 

ほほは満足げで、さぶは幸せそうです。

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面倒を見るほうも見られるほうも、いい顔をしています。

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ほほもさぶも外で困っていた元野良猫。

 

 

私が保護しなければ、ほほもさぶもみすぼらしい姿で寒空を彷徨い、重い持病の彼らはまちがいなく短命でした。路地裏でひっそり死んでいたでしょう。けれど私の行動によって、彼らは今、互いを抱き合い、穏やかな表情で寝ています。

 

 

「ぼくもだよ」

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そうだね。あまぱんはお母さんの腕枕で眠っているんだもんね。

 

 

一頭でもいいんです。

 

 

直接保護することに躊躇するなら里親になる選択肢もあります。

 

 

そしてすでにそうされている方には深いリスペクトを!

 

 

家に入れる犬猫たちが一頭でも増えることを願って!

 

 

LOVE

 

 

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お出かけとほほの気持ち

子ども時代から朝極端にテンションが低い私は、お子たちのお世話にやたら手がかかります。のんびりやっていると2時間くらい経ってしまう。

 

 

シリンジでナナにごはんを与え終わったところ

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全員の投薬や給餌に加え、お散歩もあるのです。

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べべが生きていたころはもっときつかった。でも生きていてほしかった。

 

 

基本的には家にいるのが好きな私ですが、たまには気分転換もしたい。

 

 

ということで、さぶの体調が悪化する前の話ですが、私はゆちゃんを誘いふたりで女子会をしたのです。ゆちゃんは、「にゃっ展の教えてアンニイさん」に2年連続で参加してくれた方。ツイッターでもいつも親身になってくれています。

 

 

2017年の教えてアンニイさんの集合写真1日目。ゆちゃんはチチの右にいます。

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ちなみにこちらは2日目。皆さま意識の高い素晴らしい方ばかりでした。

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ゆちゃんは私より若い女性ですが、芯があり思いやりの深い方。

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自身も道端で出会った猫数匹を保護しています。

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どうして私を応援してくれているのかを聞きたかったけど、聞くのを忘れてしまいました。けれどいろんな話をしましたよ。

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ゆちゃんの好物パスタきた!

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なにかを質問するといちいち紙に書いて説明してきます(笑)。

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ふふ。私もよくやるそれ。

 

 

2時間ばかりですが、楽しいひとときでした。おみやげもありがと!

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そして先日、703号室卒業生リリの里親chikakoさん夫妻が母の店に来たので私も1時間程度顔を出してみたのです。リリの卒業記事はこちらをクリックしてね。

 

 

台湾薬膳鍋を召し上がっていたおふたり。ご主人はお酒もいけるクチです。

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謙虚でやさしく、知的なのにユーモアもお持ちのchikakoさん。べべの命の終焉の際に里親としてリリを引き受けてくださった私の恩人。リスペクトのチュウを♪

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リリの近況写真(上がリリで下は先住レオじい)。リリさあ、それマウントだよね? 下剋上とも言うね? 703号室卒業生としてもうちょいおしとやかに……

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レオじいお疲れさまです。chikakoさん、プレゼントありがとうございました。クルミッ子大大大好きです。チチのいない間にひとりでペロッと平らげました。

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お子たちの具合が悪いときや自分の体調がすぐれない日、静かに過ごしたい場合は家に潜って、元気や刺激がほしくなったら外へ出る。自分の中でオンとオフの切り替えが昔よりうまくなった気がします。一度きりの人生だから、楽しいも苦しいも味わっておきたいですよね。できれば苦しいは少なめでいいけど。

 

 

リリ一族の保護猫ポテチ、今は薄味の彼ですが、ほたるの卒業記事を書き終えたら大スターに昇格します。事務所はがんばりますよ。やるやる詐欺にならないよう、きちんとポテチを終の棲家へ送り出します。バタバタしてるゆえまだ時間はかかるけど。

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最後はうちでいちばん気の強いほほを並べておきますね。

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数年前、持病の水頭症が一気に悪化し、動くことすらままならなかったほほですが、通院と投薬のおかげでソファー程度の高さまでジャンプができるようになりました。最近はしょっちゅうさぶの様子を見に行ってはさぶを抱きしめグルーミングを施しています。これを書いている最中も、ほほとさぶはひとつのベッドで寄り添って寝ています。私はほほの成長を感じてウルウルの親バカぶり^^;

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ほほは703号室にいなくてはならない存在

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本気で感心する生命力の強さです。だって脳内の大部分が水でパンパンですよ? 東大病院の前田先生いわく「ほほさんの頭部は水に圧迫され脳がほとんどなく、ペラペラの状態」ですから。しかしほほは賢いのです。

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運動機能の不自由さは否めないし、顔つきがほかの猫とはちがうけれど、高い知性の持ち主です。負けん気が強く、なんでも挑戦します。感受性が豊かです。

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さぶが入院している間じゅう、ほほはあまぱんそっちのけでさぶを探しつづけていました。ソワソワソワソワ。リビングのあちこちを覗き込んではがっくり肩を落としていたのです。私の勝手な「擬人化」ではなく、ほほの行動をそのままお伝えしています。そんなほほを見て私は声をかけずにはいられませんでした。

 

 

「ほほ、大丈夫。さぶ帰ってくる」

 

 

本音では私も自信がありませんでした。

 

 

果たしてさぶは帰って来られるのだろうか? と。

 

 

けれどさぶを待ちわびているのは私だけじゃないと知って、心強かったです。

 

 

ほほありがとう。ほほはどうか、ずっとこのまま、このままでいてね。

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家族はいいね。

 

 

LOVE

 

 

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負けていられん

703号室卒業生もも&さくら家よりほたるにプレゼントをいただきました。

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どうもありがとうございます。落ち着いたら姫たちに会いに行きたいです。

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昨夜12時すぎに寝たのですが、朝4時半ごろ目が覚めてしまいました。

 

 

起床後はひたすらドキドキ。辛いときって時間が経つのが遅いですね。

 

 

やっと8時をまわった。よしさぶ、行こう。

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受付開始前に到着。平日の午前中なのに大勢の方がいました。

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さぶの体調が悪いので、一番に預けたのですが、2時間経過してもさぶが手元に戻ってきません。私の不安はピークに達し、蛍光灯の下で目はチカチカ。軽い吐き気を催しました。もう限界……とりあえず気晴らしに院内を歩こう、と立ち上がったとき、前方にマイ太郎さん発見。心配して来てくれたとのこと。

 

 

 

しばらくしてようやく呼ばれました。呼吸困難のさぶはすでに病院の酸素室にいるそうです。やっぱり相当苦しかったんだね。さぶにどう謝ったらいいか。

 

 

 

菅原先生、前田先生がさぶを担当します。写真はおなじみ前田先生

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病名は確定診断を待ってからお伝えしますが、さぶは危険な状態です。不明な点が多くて現在さまざまな検査を受けています。胸の中にドロッとした液体が溢れんばかりに溜まっていて息を吸って吐くのも苦しかったレベル。原因がはっきりとはわかっていなくて、楽観視できない状況。

 

 

先生の話を聞いて気が動転し倒れそうになりました。病院に迷惑をかけたと反省しています。いったいどうしてこんなことになってしまったのでしょう。

 

 

たいせつにたいせつに育ててきたのに。

 

 

さぶは自宅に帰れない状態なので酸素室に緊急入院。さらに検査をつづけていく予定です。退院のメドははっきり立っていません。

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さぶ、がんばるんだよ。

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毎日来るからね。

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マイ太郎さんもなでなでしていってくれました。

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さぶは酸素室から出ようとしたり、私にチュウしようとしたり、やりたい放題

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そんなさぶを見ていたら、負けていられん、と思いました。

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負けていられんです。さぶが闘っているから。

 

 

私は全力でさぶを支えていきます。また落ち込んでしまうかもしれませんが、できるだけさぶの前では笑顔を見せたい。もっと強くなってさぶにとって頼れる存在になりたいです。

 

 

帰宅後、チチがほほがさぶを探していると言うのでほほを注視したら、ほんとうにほほがそわそわとさぶの姿を求めているのが痛いほど伝わってきました。

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さぶは日々ほほがいじめていた相手だもんね。

 

 

ほほに首元を噛まれても、さぶは一度も抵抗しなかったよね。昨日はさぶ用のベッドにわざわざ赴いてマーキングしたでしょ? ほほが去ったあと、ベッドを洗おうとしたら、さぶがベッドに入ってベッドを渡してくれなかったから、今もそのままになっているよ。さぶはほほのおしっこの上に何度も体をこすりつけ、そこで寝てた。朝まで。

 

 

きっとさぶのお腹あたりにはほほのおしっこ臭が漂っているね。

 

 

ほほ、従順な子分がいなくて淋しいかい?

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お母さんは淋しい。

 

 

そして不安です。

 

 

どうか明日もさぶの顔が見れますように。

 

 

 

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