2021年 譲渡活動を通じて送り出したお子たち

今日が2021年の最後の日ですね。こうして書いてみると感慨深いものがあります。年末年始はいくつかのお仕事と予定が入っていますが、丸1日のんびりできる日もあり、本当にうれしいです。

 

 

自宅でDVDを観ながら猫たちとくつろぐ時間が至福です。

 

 

20年の保護譲渡活動の中で、「看取り」は何度となく経験してきましたが、2017年のべべの死を皮切りに、ナナ、ほほ、高菜、あまぱん、リル、信くんを天国へ送り出しました。私にとって、一頭一頭の「生と死」は決して軽くないので、彼らの老いと病に苦悶し、自分もいっしょになってのた打ち回ってきた気がします。そのため、2017年以降は、自分の精神の立て直しが最重要課題です。2022年は悲しいお別れがないことを全身で祈りながら、できることをつづけていきます。

 

 

2021年は、13匹の保護猫の譲渡をしました。

 

 

成猫は1匹だけで、あとはめずらしく子猫が多かったです。

 

 

そして、残念ながら2021年は卒業犬が一頭もいませんでしたが、犬についてはまた保護譲渡を通じて今後も関わっていきたいと考えています。犬が猫と同じ位大好きなのに、かつては犬だらけの我が家だったのに……犬が自分の傍にいないことがさびしくて仕方ないこの頃です。

 

 

リルや信くんの闘病や介護、さぶの通院などもあったほか、仕事に本腰を入れなければという焦燥感もおぼえました。活動が思うように捗らなかったけれど、それでも、自分にできる範囲で「ゼロより1」のスタンスで取り組んだつもりです。703号室にステイしたお子もいれば、別の保護宅にいたお子もいますが、「命を譲渡する」という重い責任をもって臨んだことはまちがいありません。

 

 

終の棲家でのそれぞれの近況画像は折に触れTwitterに流しているので、ここでは譲渡前後の写真を簡単にUPさせていただきますね。懐かしいお顔もあるかもしれません^^

 

 

1月は、①成猫のんちゃん正式譲渡

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私がお世話になっている豆さんのお姉さんご夫妻が里親になってくださいました。豆さんのお宅には703号室卒業犬のリリコとルースがのんびりと暮らしています。

 

 

5月は、②トンミム(キジトラ)、③ウリム(キジ白)

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保護猫七色の赤ちゃんとしてうちで産声をあげたふたりは、5月に揃って同じお宅へ♡

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④玉

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七色の赤ちゃんの玉ちゃんもそっくりのお兄さんのいるお宅に嫁ぎました。

 

 

7月は、⑤トラ(キジトラ)、⑥マタニナ(三毛)

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私が信頼してやまないイクラ家に婿入り、嫁入りを果たした兄妹は、幸せに暮らしています。

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⑦にこ(キジトラ)、⑧ふみ(キジ白)

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お渡ししたあとに風邪がひどくなってしまったのですが、やさしい里親さんの看病でメキメキ回復!

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⑨ルチル

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ひとりっこのお坊ちゃまとして大事に育てられています。

 

 

⑩リリ(三毛)、⑪まるお(キジトラ)

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オシャレで遊園地みたいに楽しいお家にて姉弟はスクスクと育っています。

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⑫ぶん

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先住兄のいるお城で成長中。里親さんとはよく話をさせてもらっています。

 

 

8月は、⑬にこ

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私の地元でIさんに保護されたにこちゃんは、私が譲渡を担当しました。

 

 

※子猫たちは全員不妊手術を終えています。

 

 

実は2021年の14番目の卒業生として、母猫の七色を載せるのをひそかにウキウキしていたのですが、七色は皆さまご存じのとおり、私の力不足で出戻ってきています。

 

 

しかし、だからこそ、2022年の卒業生に七色の名を書けるようがんばりますので、慈悲深い皆さま、どうかどうか、七色を応援してください。七色を見てくださっている方はいませんか? ステキな女の子ですよ。七色がいるからこそ、トンミム、ウリム、玉はこの世に誕生したのです。母猫も子猫たちと変わりません。愛されてぬくぬくと生きるためにこの世に生まれてきたのです。

 

 

保護猫七色

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保護猫あゆむ

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保護猫まなぶ

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から、「保護猫」を取っ払って、「愛猫」になってもらいたいです。

 

 

外猫→保護猫→愛猫……まるで出世魚のように、どんどんと確固たる幸福に近づいてほしい。

 

 

七色、あゆむ、まなぶをどなたかの「愛猫」にするのが私の来年の目標です。

 

 

皆さま、2021年はありがとうございました。

 

 

2022年もひきつづきよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

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七色 5、ナナから七色一家へ

※ブログを連続更新中

 

 

七色は子煩悩で、感心するほどよく赤ちゃんたちの面倒を見ています。

 

 

お産をしたケージの中にて常に子猫たちを気にかける七色

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赤ちゃんたちは七色の大きな愛に包まれ、安心した寝顔を浮かべています。

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赤ちゃんたちかわいいねえ♡

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みんな七色にそっくりで美形だね♡

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甘えん坊たちのお世話で息つく間もないでしょう。

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七色、お疲れさま♪

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トイレと食事とお水を飲む以外は赤ちゃんたちのそばを片ときも離れなかった七色に変化が起きたのは、産後8~9日目だったでしょうか? ケージを覗くと赤ちゃんたちのもとを離れ、ひとり静かに過ごす時間を作るようになっていたのです。ああ……普通の猫ケージじゃさすがに狭そう。

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保護活動の友人たちが保護猫を一部屋フリーで産ませたのを聞いていた私は、七色のQOLが心配になりました。しかし2LDKの我が家には空き部屋がない。私の寝室は空いているのですが、ベッドの隙間に入り込まれるとお世話が完全にできなくなるので、七色を自由にさせられない。

 

 

さんざん考えた私は、玄関の内側のちょっとしたホールに、19年前に買った巨大な犬用ケージを組み立てることに。天国のナナのために用意した思い出深いケージです。ナナは12キロくらいの成犬だったので、ここまで大きなハウスじゃなくてよかったのですが、その頃は人間を怖がって噛みつくナナをケージに入れて管理しなければならず、ナナが不憫な気がして超大型犬用のタイプを選びました。

 

 

当時住んでいた賃貸コーポにケージをいれたとき、あまりのデカさに驚いたのをおぼえています。

 

 

でも、買ってよかった。以後、多数の保護犬たちが使ってくれたから。

 

 

ね? ナナちゃん^^ (2017年9月23日のナナ)

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160㎝の私が入るとこんな感じ。身体を少し折ればふつうに寝れますよ。

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天井をつけ、側面と背面は板で覆いました。子猫たちのすり抜け事故防止対策です。

 

 

しかし前面だけは(中が見えるように)透明のアクリルにしたかったので、翌日、ゆちゃんにつけてもらうことになったのです。ゆちゃんの手際のよさはさすがプロ。同性ながら惚れ惚れとします。

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いろんな道具を持ってきてくれて助かりました。

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ひと言もしゃべらず黙々と作業するゆちゃん

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最後の一枚をはめています。

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私が中から結束バンドを通して、ゆちゃんが締める、をエンドレスに繰り返す。

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さぶは寝床を温める係としてお手伝いしてくれました(笑)。

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休憩中

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七色たちを新しいケージに移す前に、チチ、ゆちゃん、私でサッと赤ちゃんたちの体重測定を。チチが七色にちゅーるをあげながら赤ちゃんを一瞬借り、ゆちゃんが測って私が記録しました。

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お引っ越しはスムーズ。一家のベッドに毛布をかぶせ、そのままスッと移動させたのです。

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上からの図

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全体

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写真を2~3枚撮ったあと、カバーをかけてそっとしておくことにしました。

 

 

居心地はなかなかいいらしく、七色がベッドを出てのんびりしているシーンを何度も目の当たりにしています。子育てのじょうずなお母さんは、息抜きもうまいのですね。お互い気持ちに余裕が出てきたからか、七色と私の間にうっすらと前とはちがう穏やかな空気が流れるようになりました。

 

 

なにより、19年前のケージの主のナナをいい形で回想できて幸せです。

 

 

なんでも持っているわけではないし、なんでも手に入るわけではないけれど、試行錯誤や創意工夫をしながら私なりに楽しくやっていきたいです。ゆちゃん、忙しい中ありがとう。

 

 

皆さまにも見守っていただければうれしいです。

 

 

 

LOVE

 

 

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からだが癒えて

※いぬのきもち6月号(ベテラン用)が私の手元に届きました! 今週はバタバタしているので、来週の頭から順次レターパックライトで発送します。振込先、送付方法は追ってブログでお知らせします。お買い上げくださった方はぜひチェックしてくださいね。

 

 

卒業生まうが泊まりに来ているので、パソコンを触るのは最小限にしています。

 

 

まうの写真をたくさん撮ったので近日中に自慢させてくださいね。

 

 

本日はフォスターアカデミーの事務局との打ち合わせでした。

 

 

私はカフェで熱いコーヒーを飲みながら打ち合わせをするのがとても好きですが、最近はzoomオンリー。安全で便利な反面、人同士が肩を寄せ合う機会が減ってさびしいです。

 

 

さて、嫁入りを控えている保護猫ココ玉は先日卒業前検診を受けてきました。

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外猫時代お世話になった「お友だち」が駆けつけてくれましたよ。

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トリミング室(密室)を借りて再会を楽しむココ玉とお友だち♡

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片手でココ玉を撫でながら、片手でココ玉の「あごのせ場」を作るお友だち

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保護することや飼うことはできなかったかもしれないけれど、本当にココ玉を慈しんでいます。

 

 

私にもいっぱいおみやげをいただき恐縮の限りです。

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病院には母子猫がいました。子猫は引く手あまたですが、母猫には声がかかっていません。静かに横たわりながら自分のお乳を吸わせる母猫に私は「無償の情」を感じました。なんの不安もなく育つ子猫たちより、苦労期が長かった母猫にこそ私は幸せになってもらいたいです。

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看板犬のチャポポとボボボ

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寝姿がいい感じよのう♪

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ある程度ほかの患者さんの診察が落ち着くのを待って、ココ玉の血液検査(CBC)をお願いしました。保護当初、お友だちが一度やってくれたのですが、それから3か月経っているので気がかりだったのです。ココ玉は熟女の域ですし、前回の検査結果では腎臓の数値が(基準値内ではあるものの)じゃっかん高かったので、悪化していたらいやだなと。もちろん、里親さんはどんな結果でも受け入れる仰ってくださいましたが、だからこそ私はココ玉の健康を祈る思いでした。

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20分後、結果が出ました。

 

 

なんと懸念だった腎臓の数値が下がって改善されているではないですか! 基準値の真ん中らへんにピッタリとおさまっているのを見て心底ホッとしましたよ。やった!

 

 

我が家で身体の疲れが癒えたのかな? だとしたらうれしいです。

 

 

ココ玉のお友だちは「ココといっしょに暮らせる里親さんがうらやましい」と話していました。それくらい本気で心配し、本気でかわいかったんだと思います。

 

 

愛の子ココ玉はもうすぐ703号室を巣立って行きます。

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皆さまあたたかいまなざしで見守ってくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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幸せの譲渡1(サチとユキ)

皆さまこんばんは!

 

 

先日キジトラ子猫のかおたん&さおたん(なな&みみ)が703号室を巣立ったレポートは記憶に新しいと思います。Twitterにも近況写真を流しましたね。元気ですので皆さまご安心ください。

 

 

今夜はななとみみの家族募集がきっかけでご縁を得た子猫2匹を紹介します。

 

 

emi-goの病院(大師前どうぶつ病院)に保護されたこの子たちが主役です。

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どちらも女の子。姉妹です。

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里親さんから「サチ」と「ユキ」という名を授かりました。

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もとは卒業生さおたん(みみ)に家族希望のお問い合わせをくださった里親さんに私がサチとユキを紹介したのがいきさつです。とても素敵な2軒のファミリーがさおたんを迎えたいとメッセージをくださり、その中で私は悶々と揺れました。

 

 

そして、さおたん(みみ)をお届けできなかったほうのご家族に「病院で保護されている子猫はいかがでしょうか?」と後日私から改めて打診したのです。

 

 

遠路はるばる我が家にさおたんとかおたんに会いに来てくださったときの写真

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泣く泣くお断りをしたあとも、「わかりました! かおたんさおたんの幸せを祈ります」と言ってくださいました。あたたかいお人柄が心に沁みますね。

 

 

かおたんさおたんに似た雰囲気の仔猫たちならきっとマッチングすると考えた私はemi-goに相談し、病院でのお見合いを提案。ダッペの仔猫に会ってもらったのです。

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ダッペ一家は茨城県の出身。現地の個人ボランティアさんのお宅まで大師前どうぶつ病院のスタッフかなちゃんが車で迎えに行き、東京へやってきました。

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上京後は病院でたいせつに育てられています。

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笑顔のスタッフおだちゃんと♡

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みんな超絶かわいい♪

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里親さんと診察室での対面

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茶トラペアが男子で、キジさびペアは女子。里親さん(仲よし三姉妹)はさんざん悩んだ挙句、女の子組と暮らすことになりました。ガールズ、おめでとう!

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感動的だったのは、里親さんが母猫ダッペに深い感謝を伝えていたシーン。

 

「いい子を産んでくれてありがとう」

 

「ママは美人さんね。がんばったね」

 

「大事にするからね。ありがとう。本当にありがとう」

 

 

ダッペをねぎらい、やさしく声をかけ、撫でる。ダッペも一生けんめいお返事。ダッペの母猫としての尊厳をリスペクトしてくださっていると感じた一幕でした。

 

 

仔猫たちがひとまわり大きく成長するのを待って、かなちゃんと私は仔猫たちの卒業式へ

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若いかなちゃんが主体的に関わったこの度の母子猫の保護。赤い糸を繋ぐ活動の有意義さを噛みしめました。私の世界は善き方たちがキラキラと輝いています。

 

 

かなちゃんももふもふ譲渡祭(譲渡担当)メインスタッフのひとり。

 

 

皆さまどうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

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お届けにまつわる小話

海子の卒業記事は数日以内にお送りします。本日は私の小話につき合っていただきます!

 

 

お届けは私ひとりで行きました。海子の新居まで我が家から車で25キロ弱(下道)。都心の25キロは意外と遠い。渋滞しやすい道を延々と通らなければならないため、所要時間は1時間以上を見積もりました。余裕を持って出かけたいので1時間半前には出発!

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お嫁入り道具と海子のキャリーを車に積んでGO!

 

海子は洗濯ネットに入っています。さらにキャリーをガムテープで補強。

 

ここまでする意味をわかってくださる方も多いですよね。万物は無常なり。万が一キャリーの蓋や鍵部分が壊れたらたいへんです。外に飛び出した猫をコントロールするのは至難ですから。

 

 

これだけではありません。

 

 

視力が極端に悪い私は替えのコンタクトも準備しました。予想できる限りのアクシデントに備えたつもりです。時間的な余裕を持つのも無謀な運転を避けるための自分なりの得策。

 

あとは私、なるべくなら「ごめんなさい」からはじめたくないのです。

 

 

せっかくの晴れの日に開口一番、「遅刻してごめんなさい」「遅れてすみません」よりも、「こんにちは、よろしくお願いします」のあいさつがいいですものね。

 

 

とはいっても道路事情で遅れ、里親さんを待たせてしまうこともあるんですけど^^;

 

 

譲渡活動についてお話をさせていただくとき、お見合いやお届けは「二人組」が理想だと皆さまにお伝えしています。理由はいろいろあるのですが、ここでいくつか挙げてみますね。

 

①あらゆるアクシデントに臨機応変の対応がしやすくなる。

 

②密室特有の「言った言わない」がじゃっかん緩和され、客観的な譲渡に繋がる。

 

③空のキャリーを持ち帰るとき、横に人がいる方がさびしさが紛れる(笑)。

 

 

(逆に大人数で押しかけると威圧感を与えたり、里親さんに余計な気を遣わせるのでできれば二人が理想ですよね)

 

 

中でも車でのお届けの場合、一番気になるのは天災、交通事故、道に迷ったときの対応です。

 

 

ひとりだとどうしてもオロオロしてしまう。安全運転に気をつけていても運が悪ければ不慮の交通事故に巻き込まれるかもしれません。

 

そのとき、同乗している保護動物はどうなるのでしょう?

 

事故の処理が終わるまで足止めを喰らい、ずっとがまんの状態がつづきます。

 

しかし二人組なら、信用できる相方に猫のお届けを(電車やタクシーなどで)任せ、私は事故処理に専念できるかもしれません。事故の処理を速やかに終え、里親さん宅に合流すれば、保護動物に強いストレスをかけずに済む場合もあると思うのです。

 

 

だからお見合いやお届けはなるべく二人組で行動するように心がけていますが、昨日はだれとも都合が合わずひとりで行くことになったのでちょっぴり緊張モードでした。

 

 

途中、なぜかこの世でもっとも苦手な白バイと進行方向が5キロ以上同じで胃がキリキリ。悪いことをしていないつもりですが、白バイを見かけると顔を背けてしまうクセが私にはあるようです。よっていつも以上に慎重にハンドルを握りました。

 

 

里親さんのお宅までいよいよ3キロといった時点で今度は自然現象が勃発(号泣)。

 

 

どうにもならない。漏らしてしまいそうなのです。

 

 

3キロ・・・・・・行ってしまえないだろうか?

 

 

いや・・・・・・無理。絶対むずかしい。

 

 

 

視界にコンビニが飛び込んできたのでひとまず駐車場に車を停めました。

 

二人組なら迷わずコンビニのトイレに行かせてもらいます。

 

けれど私はひとりで、季節は夏で、外は猛暑でした。

 

 

エンジンをかけたままだと海子入りの車ごと盗まれてしまう恐れがあるし、エンジンを切ったら車内の温度が上がり海子は熱中症になってしまうのでは? ほんとうに悩ましい。

 

 

5分ぐらい経ったでしょうか? もう限界に達しましたので2分だけ車を降りトイレを借りることに。というか、ほかの選択肢は皆無でした(涙)。

 

 

念のため車窓を細く開けていく。

 

 

海子、超ごめん。待っていてね。

 

 

トイレを45秒で済ませ、残り時間で飲料を買うことに。幸い、レジはすいている。

 

 

お茶を手に取り急いでレジに向かった私は、バッグの中をまさぐりながら、唖然。

 

 

サイフ忘れてんやん。

 

 

仕方なくお茶を元の場所に戻し車に戻りました。

 

 

激萎え。自分に激萎えです。

 

 

口寂しいときに備え入れておいた飴でしのぐしかありません。

 

替えのコンタクト、カメラのバッテリー、フルーツの飴をわざわざ準備した周到さ。

 

なのにもっとも重要な持ち物を忘れてしまう。

 

こういう自分が憎くてたまりませんでした。はあ。

 

 

 

残りの3キロを完走し、予定時間に無事? 里親さんちに到着。

 

 

 

海子をキャリーから解放。肩の荷が降りた気持ちです。

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この後、里親さんが出してくださった紅茶を4杯飲み干した私。いえね脱水対策なんです。

 

 

お財布を忘れても小銭を借りられる。という理由からしてもやっぱり二人組がいいですね。

 

 

里親さんちは居心地がいいのでつい長居し、いろんなお話をしました。

 

 

「私はそろそろ・・・・・・」

 

 

私が帰ろうとするたびに「まだ外は暑いから今帰らない方がいいですよ」と言ってくださった里親さん。私の存在が邪魔でも迷惑でもない気がしてすっごくうれしかったです。

 

 

 

海子は幸せになります。詳細は改めてご紹介させてくださいね。

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ほほはしばらく海子をさがしていますが、食欲バッチリですのでご安心ください。

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こんなに仲がよかったんだもの。

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さびしいのはあたりまえだよね。

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一度帰宅しサイフを取って買い物へ。ファミレスにも寄り海子の「卒業祝い」をしました。

 

 

リル、ただいま~♪

 

 

 

いつも健康でいてくれてありがとう。海子の前途を祝ってリルにおやつを買ったよ。

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夜、里親さんが書いてくださったカードを読んで心があたたかくなりました。

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私みたいな人間がいてもいいんだ、と思えました。微々たる活動の意義はここにあります。

 

 

 

次は保護猫ジョイの番!

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たぶんジョイは皆さまが想像している以上に甘えん坊です。

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私とDVD鑑賞してますもん。ジョイの動画をいくつか撮ったので近々UPしますね。

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かわいいジョイ、海子に順番をゆずってくれてありがとう。おまいは立派な猫さんです。

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ようやく長い一日を終えました。

 

 

海子を保護し新居に送るまでのすべてが私にとって宝物です。

 

 

卒業レポと海子のあたらしいお名前をお楽しみに!

 

 

もうすぐ海子のこどもたちの里親さんがお会いするそうです。ドラマティックでしょ?

 

 

サスケ(海子の息子)&このは(海子の娘)の家に、麦さん(海子の息子)のご両親が集まるんですって! 私もぜひ参加したかったのですが、予定が合わず残念です。またの機会にお会いするのを楽しみにしています。

 

 

 

明日お仕事やお出かけする皆さま、忘れ物はだいじょうぶですか?(爆)

 

 

LOVE!

 

 

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