懐かしく、新しい風

皆さまこんばんは。昨日と今日はリルに会いたくて仕方がありませんでした。

 

 

ふわふわの白い毛並みが恋しい。犬と暮らしている方がうらやましいです。

 

 

こんなこと、私に言われなくても、もちろん皆さまは意識していらっしゃるでしょうが、「犬の一生」は本当にあっという間なので、どうか隣にいる愛犬さんを大切にしてくださいね。

 

 

猫も然りです。

 

 

卒業生陽乃&空の里親のよっちゃん、さぶと私へのお守り、お手紙、リルに似たかわいいポーチをありがとうございました。日々モコモコをなでなでしています。

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さて、さぶですが、ぶどう膜炎が落ち着いたので、カラーを外しました。しかし、血尿はいまだに完治せず……。おそらく腎臓由来の血尿なので、心配が尽きません。

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週末も通院してきました。最近はさぶの医療費ねん出のために仕事をしている感じです^^;

 

 

今回は血液検査と尿検査を依頼。血尿対策のため、新たに止血剤が追加で処方されています。これで、毎日の投薬が4種類になりました。さぶ、がんばっていますよ。

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長患いゆえ通院ネタが多くなるかもしれませんが、お読み捨ていただければと思います。

 

 

気持ちだけでもUPしようと、キャリーの色と服の色をリンクさせてみたのです。

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写真を撮ってくれたのは大巻先生の奥さま。ふふ。ありがとうございます。

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病院ギライのさぶに夜な夜ないろいろなお願いをする私

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さぶは、よくつき合ってくれていて、えらいです。

 

 

お友だちも増えました♡

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「え? あま兄 帰ってきたの?」

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保護猫あゆむくんを見るさぶがきょとんとしていたのが印象的です。

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「信じられない位 似てるよなあ……」

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と、勝手にセリフを入れている私ですが、若い女子ばかりに贔屓して男子には淡白なさぶが、近頃やたらあゆむくんのケージに入っているのは事実です。あゆむくんの「やわらかオーラ」を感じているのかも。そういえば、天国のあまぱんも我が家の平和親善大使でした。あゆむくんとあまぱんは、外見だけでなく、中身にも共通項がいっぱいあるのです。

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さぶ、やさしくしてあげてね♪

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あまぱんに「似てる似てる」と騒いでいますが、あゆむくんはあゆむくん。あまぱんの身代わりだとは考えていません。あゆむくんとしての個性を大事にしていきたいです。ただ、もともと、黒白のまんまる男性が私のタイプだから、いっしょにいられてドキドキするし、うれしいのです。

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食欲旺盛で、いたって健康そうなあゆむくんですが、あごニキビができていたのが気になっていたので、リルの腫瘍の消毒のためにボトル買いしていたヒビテンの残りで拭いています。

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しつこいけれど、あぱまんも703号室に来た当初、あごニキビがひどかったのですよ。大昔、10倍に薄めたヒビテンでせっせと消毒した記憶があります。う……懐かしい……。

 

 

あゆむくんは家族募集をする予定ですが、まだケージの外の世界を怖がるので、あゆむくんのペースに合わせてゆっくりと進んでいきます。それまではこのコンビをお楽しみに!

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皆さま、そろそろ冷えてきたので、身体をポカポカにあたためてくださいね。

 

 

いつもお読みいただき、感謝です。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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人生の幸

皆さまこんにちは。本日のブログの主役はうちのさぶです。

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さぶは3週間位前から体調を崩していました。

 

 

これを書いている今も、投薬中かつ、週に1度の通院をしています。貧血や血尿の症状が発端で病院へ行ったのですが、それに加え、左目が突如、ぶどう膜炎になってしまったのです。(結膜炎ではなく)ぶどう膜炎という診断が、私を右往左往させました。精神的にかなりキツかったです。

 

 

ぶどう膜炎だけでなく、元気半減、食欲衰退(1週間で200g減)、グロブリン(体の中で感染を起こすと上がる数値)が高めで、院外に出したコロナの抗体検査(人間のコロナとは無関係。FIPを判別するための検査)は「3200」という微妙な数値で戻ってきました。私は勝手に心配でたまらなくなり、FIPのドライタイプだったらどうしようと、生きた心地のしない日々を送っていたのです。

 

 

私は2007年の夏に大切な家族のかつくんを3歳3か月で失いました。

 

 

FIPのウエットタイプでした。

 

 

貯金を切り崩し、病院をまわり、さんざん手を尽くしたつもりですが、当時はまだFIPに有効な薬がなく、かつくんは最後は肺水腫になって苦しみながらこの世を去ったのです。

 

 

あのときの悲しみとやり場のなさを、私は一瞬たりとも忘れたことがありません。

 

 

かつくんは、日光浴が好きで、おひさまの似合う男の子でした。

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もともとFIVキャリアですが、大きな病気はしませんでした。珠のように大事に育てていたのです。そのかつくんが、原因不明の熱を出したのを皮切りに、どんどん悪くなり、些細な異変に気づいてからわずか2か月で亡くなったのですから、この病気の恐ろしさを感じずにはいられません。

 

 

かつくんを看取るために、約15年前にレンタルした酸素室

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自宅に酸素室を設置するのは、この時代には珍しかったと思います。若かりし日のナナを添えて

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最近になってようやくかつくんの闘病の写真が見れるようになりましたが、長い間、自分の奥底に、かつくんとの思い出のほとんどを封印していた気がします。かつくん、ごめんね。

 

 

私からかつくんを奪った病魔に、今度はさぶを持っていかれるかもしれない。

 

 

リルがいなくなったばかりなのに……。

 

 

そう想像しただけで、たまらない気持ちになりました。1日に何度も心臓がぎゅうと握りつぶされていく感じ。どこにいても、なにをしていても、さぶが気がかり……。

 

 

しかし、私は決意をしていました。近年はいい薬が出ています。昔とはちがう。いざとなったら、さぶを診ている大巻先生や、FIPの治療にすばらしい結果を出している中島先生の力や、お世話になっている東大の前田先生の知恵を借りつつ、速やかに全力で闘う、と。

 

 

さぶのケアをつづける合間にあちこちに連絡をし、高価な薬の支払いを想定して、休まずに仕事へ行きました。私がさぶのためにできるのは、そういうことです。

 

 

とにかくFIPの診断だけでも排除したいと、1日5回、さぶに2種類の目薬をさし、3種類の飲み薬とシリンジごはんや皮下補液をしまくりました。できることがあるのがうれしいです。イヤなことばかりをする私に、さぶはよくつき合ってくれました。逃げずにそばにいてくれました。

 

 

カラーもがんばっています。

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えらいなあ♡

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貧血もあるので、オシッコの量や色をチェック

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※お目汚しを失礼します。

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ありゃりゃ?

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まあ、惜しいね^^;

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しんどくても、さぶはいつも凛として、不安がる私を懐いてくれるような存在です。

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そして、迎えた週末のもろもろの検査の結果、さぶの調子が少しずつ上を向いていることがわかりました。熱はナシ(38度)、減っていた体重が50グラム増えています。

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左目を染色しているところ

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さぶ、じっとしていてかっこいいよ!

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やった! ぶどう膜炎が改善されています。

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血液検査の結果、貧血も徐々に回復

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カテーテルでの尿検査

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まだ若干血尿は出ていますが、だいぶマシになりました。

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大巻先生ありがとうございました。

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今週末また通院しますが、私も心にほんのりと余裕が出てきたので、ご報告をさせていただきました。皆さま、我がことのように心を寄せてくださり、さぶ共々、深謝しています。

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犬猫と暮らすのは、癒されるばかりではありませんよね。

 

 

……どころか、正直、好きすぎてかき乱されることが多いです。

 

 

けれど、こんなに強く惹かれ、ここまで向き合える相手に恵まれたのは、私の人生の幸です。

 

 

皆さまが慈しむ肉球家族の、末永い健康と笑顔を祈って

 

 

LOVE

 

 

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離れている間も、繋がっているよ

こんばんは。数日ぶりのブログ更新となりました。リルへのあたたかいコメントやリプを拝見しています。気にかけてくださる方がいると知り、本当にうれしいです。

 

 

リルがいなくなった703号室はガランとしていてさびしいです。

 

 

空気が寒々としています。

 

 

そのせいか私自身の体調がすぐれず、仕事以外は脱力モードの日々を送っていました。SNSもほとんど見れていないので、浦島太郎かつ不義理者で申し訳ありません。

 

 

今日はひさびさに近所のショッピングモールへ行き、リルの写真を現像してきました。部屋に飾る分とアルバムを作る分。なにかに没頭できる時間の素晴らしさを感じています。

 

 

リルへの気持ちをゆっくりと整理したいので、またブログに書きますね。

 

 

愛おしいわが子たちを回想することで、何度も出会える気がしています。

 

 

ただ、思い出すのが辛いときもあり、何ごとにもエネルギーを要するのが悩ましいのですが……。

 

 

先日、卒業猫さんちゃん家より猫砂やペットシーツのプレゼントが届きました。

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さんちゃん家の皆さま、ありがとうございました。

 

 

「ぼくからも“ありがとう”ですよ」

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信くんは、見た目は変わらずに過ごしています。

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腎臓病のモニタリングをしているので、近日中に病院へ連れて行く予定です。

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数値上はすでに腎不全末期なので、どうかこれ以上悪くなっていませんように。

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チチのお膝で甘える姿

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私はイヤなこと(皮下補液、シリンジごはん、通院)をする役なので、信くんもみーちゃんも、私よりも、ただ甘やかせてくれるチチによくなついています。ときどき、なんだかちょっとだけ損した気分になりますが、信くんに心の拠り所があるのはいいことですよね。

 

 

信くんも心配ですが、最近はさぶの不調が深刻で、胸が痛いです。

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私がレギュラーメンバーと呼んでいた6頭のうち、2017年からの4年で、べべ、ナナ、リル、ほほ、あまぱんの5頭を見送りました。どうしようもなく好きなので、別れの日を1日でも先延ばしにしようと、全力を尽くしたつもりですが、今、残るはさぶだけになってしまっています。

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そのさぶの具合が悪くて、困っています。

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どこに向けて言えばいいのかわからないけれど、助けて! と叫びたいです。

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血尿と貧血が少々改善されましたが、今度は別の不安が脳裏をよぎっています。

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現時点でできる限りの検査をしていますが、まだハッキリもスッキリもしません。

 

 

昨日もさぶは通院をがんばりました。大巻先生ありがとうございました。

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シリンジごはんをあげてはいますが、1週間で体重が200グラム減……

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闘病には体力が必要ですから、せめて体重を維持できるよう、心を配っていきたいです。

 

 

シッティングのお仕事は基本短時間で終わるので、合間合間に家に戻れて大変ありがたいのですが、母の店のバイトは1回6時間程度拘束されるため、留守にする時間が長いのです。

 

 

在宅のチチに頼んで様子を見てもらっていますが、さぶのお世話は私がほとんど全部やっているので、バイトの時間は、常にドキドキしています。でも、働かないと養えない。医療にもかけてあげられません。だから毎日、さぶにはたくさん、ちゃんと言い聞かせています。離れている間も、実は繋がっているんだよ、と。そして、賢くてやさしいさぶは、私の言葉を理解していると信じています。

 

 

さぶの全快を祈りながらできることをして、穏やかに生きていきたいです。お子たちには数えきれないほどの笑顔をもらったので、私も笑顔を与えられるようなお母さんをめざしています。

 

 

グチグチとネガティブなことばかりを並べてご気分を害した方がいたら申し訳ありません。

 

 

さぶが落ち着けば、私にも、晴れがきっとやってきます。

 

 

保護猫ひまわり(七色)の卒業記事も近日中にお送りしますゆえ、お待ちいただければ幸いです。

 

 

皆さまも皆さまのお子たちと楽しく生きられますように。

 

 

お読みいただき感謝です。

 

 

Smile!

 

 

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さぶのそばにいたい

昨夜の地震の影響で、うちのマンションのエレベーターと最寄駅からの電車が止まり、車の渋滞がひどいです。震度5強の揺れを私は浴室で感じていたのですが、ちょうど髪を洗っていたのでどうすることもできず、そのままシャワーを浴びつづけました。いろんな方から安否確認のご連絡をいただき、ありがとうございます。ご心配をおかけしました。

 

 

夜、いつもならさぶが我先にと私といっしょに寝室に入るのに、呼んでも来ないことから異変を感じました。抱っこで部屋へ連れて行ったのですが、明らかに元気がありません。

 

 

呼吸もほかの子たちに比べ、(視覚的には倍ぐらい)はやい気がしました。

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見たことのないポーズを取っています。この体勢が楽なのかな?

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でも逆をいえば、楽な体勢を見つけなければならないほど具合が悪いのですよね。

 

 

なんで急変したのか? その前の夜までは私とベタベタしていたし、昨日の昼は補液もシリンジごはんもふつうに終えています。思い当たるところをしいて挙げれば、うんちに少し血が混ざっていたのと、トイレにだれのものかわからない濃い茶色のオシッコがあったこと。

 

 

さぶはひどい便秘なので息みすぎるとごく稀に数滴血が混ざるときがあります。

 

 

最近、一時期軟便だったので、常備薬のデルクリアを飲ませていました。

 

 

……とにかく、(私が気づかなかっただけかもしれませんが)大きな変化はなかったのです。

 

 

焦った私は、朝一で診てくれそうな(お世話になっている)大巻先生の病院へ

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地震の影響による渋滞が恨めしかったです。

 

 

血液スクリーニング検査(SDMA含む)、尿検査、エコー検査、レントゲン検査、院内でできるすべての検査を受けました。体温は平熱で、体重は4.4キロ。ほぼ横ばいです。

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頭がじゃっかん混乱しているので、思い出せる部分を「覚書」として簡単に書いておきます。

 

●貧血の状態(再生型ゆえ、新たに血は作られている)

 

●血尿が出ている

 

●血液検査の数値上は問題ないが、片側の腎臓に影? 腫瘍? おでき? の(病変)があり、もう片側の腎臓は形がデコボコといびつ(これは前からいわれています)

 

●膀胱に炎症? 影? 腫瘍? おでき? のようなものがある。

 

●呼吸がはやいのは、貧血が原因だと思われる。

 

●血尿が出たくらいでここまで貧血が進むのか?(先生の独り言)

 

 

順序としては、抗生物質と止血剤の投与を1週間

 

 

改善が見られないようなら踏み込んだ検査を、という流れになりました。

 

 

腎臓が悪いので補液とシリンジごはんは継続の方向で大丈夫だそうです。

 

 

不安で胸が苦しいです。

 

 

リル、信くんやみーちゃん、ここには書けない難問も抱えています。

 

 

さぶは私の元気の源♡

 

 

そばにいたいのですが、お客さまとの大切な約束もあるし、そもそも仕事がないと私は家族を養えないので、仕事以外の時間はなるべくさぶにつき添っていきます。これからは、ブログの更新速度が遅くなってしまいますが、楽しみにしてくださっている方(いるかな?)、ごめんなさい。

 

 

多頭だと排泄などの管理ができないので、ケージに入ってもらっています。

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私がいる間はフリーで様子を見たりして……

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さぶにできることを全部惜しまずにしたい。します。

 

 

そのためにも仕事をがんばり、仕事以外の時間は1分でも長くそばにいたいです。

 

 

想像するだけで怖い病名は心の中にしまっておきますね。

 

 

皆さまお読みくださりありがとうございました。

 

 

Smile!

 

 

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凹と凸

皆さまこんばんは。今朝は仕事で6時半に家を出なければならなかったのに、昨夜どうしても一睡もできず、なんと徹夜で向かったという^^; いい歳してお恥ずかしい限りです。

 

 

さぶがずっと付き添ってくれたので、寝れない自分にイライラせずに済みました。そして、このかわいいお嬢さまも、寝室にちょくちょく様子を見にきてくれたんですよ。

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近所で保護して以来、家庭内ノラ状態なので、「怒りんぼ」のイメージが定着しているすずらんですが、それなりにコミュニケーションが取れています。お腹が空くと私を探して鳴いてアピールするし、「すずらん」と呼ぶと振り向きます。家具にスリスリして甘えのような仕草をすることも……

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ただの置物ではなく、自分の意志と感情を持った素晴らしい猫さんです。

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ん? どした? 小腹が減ったの?

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すずちゃん、壁紙で爪を研ぐところだけは控えめにしていただけるとありがたいのですが?

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でもまあ、通院もできるし、(難易度が半端じゃないけれど)爪も一応切れるからいいよね。

 

 

正しい管理こそ最大の愛情、と言いつづけている身としては、最低限のケアはできていると自負しています。もちろん、できることならもっと近づいてもっと仲よくなりたいです。

 

 

犬猫をお世話する業種に就いてから実感するのは、意外と「爪切り」に困っている方が多いこと。たまに「爪切りのご依頼を受けました」とここにも書いていますものね。

 

 

先日は、近所に住む84歳のご高齢の方が飼っている猫さんの通院代行をお受けしました。打ち合わせで会いに行ったときに撮った一枚。名前はももちゃんといいます。

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ももちゃんはとても具合が悪そうで、身体を触ろうとすると(腹部あたり)を痛がる、食欲がない、元気もない、あまり歩こうとしない、とのこと。飼い主さん自体も体調不良のため、ももちゃんの通院の内容は私に完全に託され、中島先生と相談しながら必要な検査をすすめる運びとなったのです。

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ももちゃんをキャリーに入れるのも私の役目だったので、うまくできるかドキドキしたのですが、スッとタオルを被せたあと洗濯ネットに入れ、キャリーにおさめられてホッ。

 

 

病院に着いたももちゃんは慣れない通院で命がけの抵抗をし、見ていて気の毒なほど暴れました。

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なんと5人がかりで押さえての診察だったのです。

 

 

血液検査の結果が出る前に、原因が半分判明しました。

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伸びすぎた爪がクルっと巻いて自分の肉球を突き刺していたため、爪を切ると大量の血や膿が噴き出したのです。あまりの痛々しさに中島先生も驚いていたほどです。かわいそうに……

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腹部のあたりを痛がっていたのではなく、四肢に激痛が走っていたのですね。

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爪を切って消毒。飼い主さんは投薬ができなそうなので、コンベニア(2週間効果が持続する抗生物質)と痛み止めを注射で打ってもらいました。ももちゃん、がんばったね!

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その後に出た血液検査の結果は良好だったので、やっぱり爪が原因でまちがいないと思います。

 

 

お返しした際に飼い主さんとよく話をして、2~3か月に一度は私がももちゃんの通院を引き受けました。お代をいただいているのでボランティアではありませんが、有意義なことをしたと心底思いました。動物福祉の観点からしても、こういう関わり合い方もあるんですね。

 

 

数日経って飼い主さんにお電話をしてみたのですが、ももちゃんは絶好調だそうです。よかった。犬猫は口がきけないので、人間側がしっかりとチェックしないとね。(自戒を込めて書いています)

 

 

一生けんめい働いて、愛するお子たちとの日々を大切に紡いでいきます。

 

 

どんなに忙しいとしても、それを言い訳にせず、彼らの声に耳を傾けていきたいです。

 

 

庇護を必要とする側と、庇護する側は、漢字の凹と凸に似ていますよね。

 

 

美しい合体を意識しながら日々を生きていかないと。

 

 

与えるばかりのつもりではなく、与えられているものが多いことを知っているからこそ♡

 

 

LOVE

 

 

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