2 ぐんにゃり生きる

間が空きました。理由は十香にツイッターで聞いてください(笑)。

 

 

十香にマウスを壊され新しいのが手に入るまで更新できなかった次第です。

 

 

さて、さっそくサク改め楽(ラク)のお宅へご案内します。

 

 

「ぼくは先住ハピリです」

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私にもなでなでさせてくれるオトナの貫禄に、ホッ。楽も受け入れてくれるにちがいありません。ハピリさん、どうぞよろしくお願いします。

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楽の里親さんは私より慎重な方。お茶会のとき、私のポリシーをお伝えしたら即脱走防止対策を本気で取り組んでくださいました。

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楽んちはタワーマンションゆえ、落下がなにより心配。私の知り合いが里子に出した猫の中に25Fから落下死した子がいるのです。

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1か所一度も開けたことのない窓を除き、すべての窓に対策を施した里親さん

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皆さまにはつまらない画像の連続かもですが、私の自慢はこういう部分です。

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頼んだ商品がまだ届かないという理由で、里親さん自らが玄関に簡易的な対策を施していました。ここまでやってくださるとは……。

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私がお邪魔している最中に、ピンポンが鳴り、玄関用ゲートが届きました。

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設置後、即写真を送ってくださいました。おお……

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断っておきますが私がきつく言ったわけではありませんからね!

 

 

里親さんが「安全」について考え、ご自身で出した結論なのです。

 

 

でも、楽のお宅の場合、玄関は窓ほど危険を感じませんでした。なぜならこのように内廊下のマンションだからです。うらやましい。

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ご主人は在宅で仕事をしています。留守が少ない家庭です。仕事部屋↓

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リビングはこんな感じ。ほかに寝室があるので広さがジャスト!

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楽用のケージにはカーテンが取りつけられていました。

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猫のことだけを考えて生きているようなご夫婦です。

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ひとつだけ暴露すると、おふたりの最初のデートは「猫カフェ」。以後もたびたび保護猫のいるカフェを訪れているそうです。ふふ。

 

 

お茶やお菓子を食べていたら天井にカメラ発見

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留守にするとき猫たちの健康状態を見るためだそうです。

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地面にもう一台!

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うちの妹も愛犬まめが心臓病になったのをきっかけに室内カメラを導入。ちなみに私の性格には向かないので我が家はつけていません。

 

 

陽がよくあたるキッチン。前回の記事でハピリさんと天国のホイミさんの姿が写っていましたね。楽も制覇するのかな?

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「ハハ~ ここどこ?」

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怖いよね。けどわかるから。ここがどこだかすぐわかる。

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ハピリさんが楽入りのケージに興味を示したようです。

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ハピリさん、楽はハピリさんときっと仲良くなれるよ!

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「ふーむ」

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カレンダーの怪しい印は猫たちの排せつの回数だそうです。すごいなあ。

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愛するホイミさんを天国へ見送り、ご夫婦はほんとうに苦しみました。けれど、ホイミさんの看護で多くを吸収し、楽を受け入れてくれたのです。

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いろんな方と接してきましたが、楽を保護した私から見てパーフェクトなご縁だと自負しています。楽の性格とおふたりの波長がめちゃくちゃマッチングしているのです。写真だけではわからないでしょう。おふたりの慎重さばかりが目立つかもしれません。しかし実際は「のんびり構える」心意気で楽の家族に挙手してくれたのです。楽について私のブログを熟読し、楽を慈しんでくれました。

 

 

それでも私は楽が慣れるまでには時間がかかるだろうと踏んでいました。

 

 

1か月程度で触れるようになればいいなあ、と。

 

 

ところが、楽家は私の予想をいい意味で速攻裏切ったのです。ビビる……

 

 

里親さんから楽にかかった医療費をお預かりし、ティーのプレゼントまで♪

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以下は里親さんが送ってくださった楽の現在↓

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楽は著しいスピードで波に乗り、自分の努力で家族を手に入れた模様です。

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信頼できる場所、自分を開くことができる場所だと気づいてくれた賢い自慢の卒業生。ハピリさんともこの通り↓

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ハピリさんありがとう

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最後の最後までチチに懐こうとしなかった楽ですが、ご主人にはちがいます。

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里親さんのツイッターで楽自らが里親さんにすり寄る動画を見て仰天。

 

 

里親さんのツイッターのアカウント→@Tyrannosiamese

 

 

時間があったら動画探してぜひご覧ください。ぐんにゃりする楽なんか、私703号室で一度も拝んだことないですもん。驚きすぎて鳥肌ですよ。

 

 

こうして路上で土まみれだった1匹の痩せた野良猫が終の棲家を得ました。

 

 

楽は幸せになりました。と同時に、楽ファミリーも幸せになったと確信しています。そして私も楽と楽家に幸せな気持ちにさせてもらうことができました。

 

 

べべが逝ったあと、私は丸6日間、一瞬たりとも涙が止まりませんでした。涙の爆弾はすさまじく、号泣、号泣、嗚咽、嗚咽、寝食も忘れ号泣、嗚咽……

 

 

日常生活がほとんど成り立たず、生き方がわからなくなりました。

 

 

7日目に、とうとう私は心療内科の門を叩きました。なぜなら楽のお茶会が入っていたからです。楽のお茶会までに私は涙を止めなければならず、人間として、この家の母親として、楽の保護主として機能する必要に迫られていたのです。

 

 

渾身で開いたお茶会のおかげで、私は前より少しだけ泥沼から抜け出すことができました。すべて楽と楽の家族のおかげです。心より感謝を込めて。

 

 

LOVE!

 

 

かつくん「x251楽おめでと。楽はぼくと外見が似ているからハハはいつも楽の中にぼくと重なるものを探していたみたいだよ。楽は不器用なタイプだったね。

だけどきみはすばらしく、きみは尊い。自信もってゆるりと生きていってね。ぼくからもLOVE」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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幸せの703号室

近年私は目の前にいるスター候補をスカウトする活動に専念している。

 

無償でしている。

 

事務所は小さい。

 

舞台も然り。

 

 

スカウトからマネージメントからアフターケアまでを基本ひとりでこなす。

 

だからうちの所属スターたちが大きく注目されることはあまりない。

 

 

私は近所と折が合わない。私の話が通じない。味方はいない。

 

 

スカウトするための捕獲箱を置くスペースすら私にはない。

 

 

それでも私はスカウトがしたい。ホームレスとなり汚れている彼らを磨きたい。

 

全部私の自己満足のため。

 

 

昔は犬も多かった。けれど最近犬の事情がかなり改善され、私はよく猫と出会うようになった。だから猫ばかりが我が家の所属スターとなる。

 

 

私はスターに人とのコミュニケーションの方法を教えている。

 

 

しかし振り返れば、教わるのはむしろ私のほうで、飢えたみすぼらしい彼らが、まざまざと輝いていく姿に圧倒されながら私は夢中でつづけてきた。

 

 

「野良猫問題」

 

猫が好きな人にとっては心が痛い。

 

猫が嫌いな人にとっては頭が痛い。

 

 

私は両方の「痛み」を解決する策を熟知している。

 

いるべきじゃない場所からいるべき場所へと移動させるだけのシンプルなプラン。これに尽きる。動物愛護精神云々、動愛法改正、行政云々、地域をを巻き込んで云々、組織化して云々……どれもまちがいではない。どれも重要。

 

 

けれど私は伝えたい。

 

 

日本のあちこちに私のような人間が存在することを、私は知っているから。

 

保護をためらうなら、保護してほしい。

 

たったひとりでもできることはある。

 

保護することは有意義です。スターを輩出する能力やスキルは保護した後に磨けばいい。でもスカウトしすぎて身を滅ぼすのは理にかなわない。事務所が潰れては、スターは行くべき場所にたどりつけないから。

 

 

恥ずかしいほど小さなキャパシティ。この町で私を理解する者は皆無に近い。

 

 

しかし全然かまわない。町にはいろんな人が住んでいて、それぞれの考え方や生活様式を持っている。たとえこの町が私の理想郷とはかけ離れていても、私はこの町を離れるつもりはない。今以上に裕福になっても、703号室こそが私の城。

 

 

私は周りに理解者がいないことを嘆いて諦めたりしない。

 

私は自分の心に従って行動をしたい。

 

私の行動はほかから見たらいっさいの意味も持たないかもしれない。

 

だけど私にとっては自分を誇れる唯一の拠り所。

 

 

私は野良猫を保護し、きれいにしたい。きれいになった保護猫を703号室の舞台に立たせ、彼らの終の棲家を探したい。私がスカウトしてきたスターたちが、私からプイと離れ、私を忘れ、向かうべき場所へ旅立つ後姿が好き。

 

 

私は保守的で頑固なマゾだけど、同じような感覚を持つ人は必ずいる。

 

 

まず、行動を起こしてほしい。

 

 

泥だらけのスターを見つけたら、即、迷わずに、勇気をもち彼らを自分の舞台へさらってほしい。最初の彼らはたいがい怒っていて、困っていて、飢えている。

 

だけどお互いへの誤解は解ける。

 

なぜなら私たち人間側に悪意がないことを賢い彼らはいずれ気づくから。

 

 

15年半の活動の間に周りにすすめられ「団体化」することを何度か考えた。

 

もっと有名になって、大きな力を得て、多くのスターを育て、還元されるべきものを受け取ろうと卑しい気持ちを持ったこともある。

 

しかし独断的で協調性に欠ける私には、グループ化はむずかしい。

 

突き詰めていくと、興味もない。

 

 

私はたったひとりでもできることがあることを証明するために実在しています。

 

 

だから身分不相応の壮大な肩書きは要らない。

 

 

私のペースでやりたい。私の持てるあらゆる力を目の前のスター候補に向けていきたい。彼らの未来を決めるとき、私は緊張のあまり指が震えたりする。

 

 

誰かにとっては「たかが一匹の保護猫」。

 

 

けれど私にとっては人生をなげうってスカウトする価値のある逸材。

 

 

私は自分の心に従い、原則的には自分のお金で、自分の責任でこなしたい。

 

 

町に偏屈者扱いされてもされなくても、私はそこにウエイトを置かない。

 

話し合いで認めてくれる地域なら、間違いなく私は努力をしたでしょう。

 

でも私の地域は、話し合う土俵に上がれるほどの人材がいない。

 

(もしかすると私が見つけられていないだけかもしれないけれど……)

 

 

けれど私もときどき孤独を感じる。

 

そんなときはブログにノコノコやってきて、吠えたいことを吠えたりする。似た意思を持った人を求め、ブログやツイッターを徘徊する。

 

私は野良猫はもはや町にいるべき時代ではないと考えています。

 

1匹でも2匹でも、彼らは家の中に入るチャンスを持つべきです。

 

その橋渡し役は、たいへんなエネルギーを消耗する。

 

いい加減な譲渡ならいくらでもできる。この10倍のスピードで。

 

 

だけど私はそうはしたくない。

 

 

良縁に執着し、真理を探究し、職人のようなベストな譲渡を築きたい。

 

 

これをお金に換算したら、私はかなりプロフェッショナルのほうだと自負している。でも私はここから私に報酬が生まれることを望まない。

 

私は拝金主義者ではない。

 

 

いい人ではないけれど、自分の理念に基づき真剣に活動しています。

 

たとえ1億やるからその猫適当に渡せやと言われたら、私は迷わずNOします。

 

 

実はそれを「アマ」だと批判されたこともある。

 

私はそうは思わない。自分がアマだと思わない。

 

プロとアマの定義が「金銭が絡んでいるかどうか」だけだったら、無償のプロでいることを私は喜んで選び、無償のプロを証明したい。むろん、お断りをしても送金してきて私の微々たる活動を助けてくれた方は何人もいる。事実、その方々の善意のお金で助かった子たちもいる。

 

 

けれど私が言いたいのは、私は弱小な個人だけど信念がある。

 

アマとプロの違いは、お金を生み出すか生み出さないかではない。

 

納得できる活動ができるかどうか。パーフェクトに近づけるかどうか。

 

その違いこそが「プロ」と「アマ」を二分する。

 

でも極論、私はアマと呼ばれても傷つかない。

 

私の舞台から巣立った子たちを見てください。

 

再び干されている子などいない。仮に干されても私のもとに戻ってくる。私が彼らの受け皿となる。彼らは家族と共に日々煌びやかに暮らしています。

 

人々が経済の発展や政治や宇宙開発や人類のためのなにかの研究をしているまさにそのとき、私は目を凝らしながら近所でスター候補の野良猫を探している。

 

どっちが有意義で、どっちが無意味かを決めるのは他人の役目ではない。

 

私は自分の心に従って生きている。大きさとか小ささとかはいっさい関係ない。

 

私が磨き上げたスターこそが私のすべてです。

 

私は無駄なことに時間を使うのが惜しいケチな女です。

 

 

大金を稼ぎ、ブランド物を追って麻布に住むことが私の夢ではない。

 

 

私は私の時間を私の納得できる形で使いたい。

 

それはスカウトであり、マネージメントであり、未来の家族への紹介です。

 

 

サク(楽)はスターを引退し、終の棲家へ移動しました。

 

 

次回は彼の新居地へご案内します。彼がいるべきところです。

 

 

703号室の舞台は物理的に小さい。知名度も低い。ですが町が私を見放しても、共感してくれなくても、邪魔されたとしても、私は703号室で暖簾をあげています。ブログには孤独をぬぐってくれる理解者がいて、同じ志を胸に持つ人がいる。私たちは情報を共有し、喜び、悲しみ、互いを懐きあうことができる。

 

 

703号室は舞台であるのと同時で控室であり、寝室であり、レストランであり、トレーニングルームであり、巣立ったスターたちの実家でもある。

 

 

ここを過大評価も過小評価も皆さま読み手の自由でしょう。

 

 

けれど我が家には今、セクシー路線の十香(1歳未満)がいます。

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彼女のチャンスを願い、スポットライトを当て、大勢が彼女を知ることを希望しますが、個人事務所なので、なかなか厳しいかもしれません。

 

 

それでもどうしましょう?

 

 

彼女は私の家にやってきた美しいスターですから、私も彼女の魅力に迫る勝負をしたい。十香に興味を持つ方がいましたら、私宛にご連絡ください。

 

 

かわいい猫はちまたに仰山います。

 

 

その中から彼女を選ぶ人は目が高い。おそらく十香の真髄に気づいてくれている方でしょう。彼女自身が子猫ほどのサイズでありながら、3匹の子どもたちを産み、ちぎれんばかりに乳を吸わせ、真っ黒に汚れながら生きてきました。

 

 

これほど素晴らしい女性はいい方に選ばれるべきであり、彼女は小柄な1匹のもと野良猫ですが、同時に宇宙のように無限でもあります。

 

 

彼女に着目してくれる方がいることを願いつつ、おやすみなさい。

 

 

最後に一言付け加えたいのですが、たとえ私は体が壊れようが、心が壊れようが「別れのプロ」として、彼女の未来にベストを尽くします。天に誓って。

 

 

LOVE

 

 

 

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1 運命を変える方法(黒猫たちの力を借りて)

これを書くにあたって、私はかなりキツい思いをしています。パソコンの前に座るのがいろんな意味でむずかしいのです。だからどうか皆さま、読んでくださいね。べべも脇役で登場しますが今日は悪い内容じゃありません。誓います。

 

 

動画は外せません。短い動画をいくつか添えるので、一連を観てくださいね。

 

 

保護猫サク改め、楽(らく)への祝福を込め、スタートします。

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何度も触れてきた通り、2月末私は車の往来が絶えない危険なコインパーキングにて「サクとセス」を保護しました

 

 

今回の写真や動画はブログ初登場です。サクを保護した直後の映像

 

 

 

emi-goの病院にしばらく入院させることに。猛烈にしゃべっています。

 

 

 

サクを先にスカウトした私は、急いで現場に残ったセスの保護に向かいました。サクはその間、emi-goと中島先生にお願いしていたのです。

 

 

受け入れの環境を整え、後日私は病院へ2匹を迎えに行きました。

 

 

比較的穏やかなセス(黒猫)とちがって、サクは怒りモード

 

 

 

ね? そうでしょ?

 

 

でもセスといっしょなら、サクは少し安心することもあったみたいです。

 

 

 

セスが先に703号室を卒業。セス家が送ってくれた最近のセスの写真↓

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セスがいなくなったサクは困ってしまいました。

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私はサクに向き合いました。時間が解決することを知っているからです。

 

 

若いサクは遊び盛り。人と距離を取りながらも、やっぱりおもちゃにくぎづけ。猫じゃらしを見上げる顔に幼さが透けていますね。(写真はMIHOさん)

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サクは慎重な子で、自分から寄ってくることはほとんどありませんでした。

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それでもときどき、ほんのたまに、私に隙を与えてくれたりします。

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こちらからそっと近づく分には触らせてくれる。抱かせてくれる。サクの奥底はキャンディのように甘いのです。キャンディの包み紙が厚かっただけのこと。

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その包み紙をほどいている最中に、べべがとうとうラストステージに立ちはじめました。私は胸が張り裂けそうな日々を送っていたのです。

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私は家族の力を借り、包み紙をはがすことに。

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みんなが交代で、サクの包み紙をはがすのです。

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私の家族は、私を応援してくれています。

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私を支えています。

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私の家族は、それぞれに持病を抱えています。割と深刻な。けれど私に見せる表情は、たいがいが強く、安らぎに満ちています。私の自慢の家族です。

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だから私も諦めませんでした。みいさんによる写真撮影中

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サクもひとり遊びで退屈をしのぎました。べべも映ってますよ~♪

 

 

 

サクの包み紙をはがしている終盤に、サクは未来の家族との出会いを果たしました。サクの家族が私に「家族希望メール」を送ってくださったとき、まだべべはこの世にいて、ポテチ、十香、リリ、チャイ、ラテが新たに私の頭の中に加わっていた時期でした。いろんな思いが入り混じり、うちはもうメチャクチャで、ギブアップ寸前で、しかし私は、サクの幸せを願っていたのです。

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サクのお茶会の様子をもう一度お読みください

 

 

サクの里親さんからの初メールが届いたとき、べべは生きていて、サクのお茶会のとき、べべはこの世から消えていました。里親さんは一部始終を静かに見守り、私のペースに委ねてくれていたのです。

 

 

ペース……

 

 

実は私にペースなどありませんでした。

 

 

私のペースなど、ないんです。

 

 

里親さんと私は「折り合う」ことで、サクのお茶会が実現しただけの話。

 

 

それはお互いを思いやる気持ちに満ち溢れていたと確信しています。

 

 

里親さんが私の痛みを知って待ち、私は早く里親さんに応えようとした。

 

 

里親さんは2匹の愛猫と暮らしていました。左がハピリさん、右がホイミさん。

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よく似ていますがきょうだいではありません。年齢も離れています。

 

 

先に家族となったのは左のハピリさんで、次に迎えたのが右のホイミさん。

 

 

ホイミさん(右)は3本足の猫さんでしたが、とても元気だったそうです。けれど2番目に迎えた若いホイミさんが先に病に倒れ、里親さん夫妻は、可能の限りをホイミさんに尽くしましたが、ホイミさんは天国へ旅立ってしまったのです。

 

 

お茶会のとき、ホイミさんの話を聞いている間、奥さんがホイミさんを思い出して泣いてしまいました。私は全身で悲しみを受け止めることができました。

 

 

なぜならばこれまで私は多くの子たちを見送ってきたし、べべを見送ったばかりだったからです。里親さん夫妻は、サクを家族として迎えたいと断言。

 

 

私のほうはもちろんYESです。超YES! YES.YES.YES!!

 

 

お茶会やメールでの会話をぜんぶここに書くことはできません。ですがおふたりの雰囲気や環境が私の描く「サクの未来」に合致していたのです。

 

 

そんなおふたりが、いったいどうやってサクを知ったのでしょう?

 

 

「いつ里」でもなく「ペットのおうち」でもありません。

 

 

紹介です。

 

 

8年前に私が強烈な多頭飼育崩壊現場から保護した「あじさい」という猫の里親さんが、まさにハピリさんとホイミさんの「保護主」。当時、「あじさい」はキャパオーバーの私に代わって友人が預かり里子に出してくれた黒猫ですが、あじさいの里親さんは私とも仲がよく、彼女が自分にできる保護活動をしているのは耳にしていました。彼女はほかの保護猫も家族として迎え入れ、そのあと、街で出会った猫たちの里親を探す活動を個人でやっています。

 

 

サクのことをあじさいのママさんが、自分の里親さんに紹介してくれたのです。

 

 

あじさいの近況写真↓

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幸せそうだねあじちゃん♪ あじママさんいい方紹介してくれてありがとう!

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※あじさいも劣悪な環境で子猫を産んだ過去があります。産んだ子猫(これまた黒猫)は私が8年前に里子に出し、穏やかに暮らしています。

 

 

いろんな黒猫が登場するので、皆さまは混乱するかもしれませんが、要は里親になってくれた方が8年後に自分の里親さんを紹介してくれたという話です。

 

 

縁ってありがたい。

 

 

あじさいママさんは自分の里親さんを自信もって紹介してくれました。

 

 

お会いしてみると、なるほどさすがあじさいママさんのチョイスだわと、唸る思いでした。サクの家族になってくれたおふたりは素晴らしい夫婦です。

 

 

おめでとう。新しいお宅での様子は次回へ

 

 

サクは新境地で包み紙がほぼはがれた模様です。

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一頭でも二頭でも家族とめぐり会える犬猫たちが増えることを願って!

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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あなたが存在しています

おととい、ナナ、さぶ、あまぱんに使う点滴の針を買いにemi-goの病院

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中島先生こんばんは~!

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病院の看護師さんに「お疲れですね……フラフラしていますよ?」と言われ「はい」と答えた直後、emi-goから小さな封筒を手渡されました。

 

 

「はい! 田辺さんにプレゼント! 癒されてください(にこ)」

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うわ……超うれしい。ちょっと落ち着いたら遠慮なく使わせてもらうね。

 

 

マッサージ券ありがとう。emi-goこそ必要なものなのに悪いね。

 

 

昨日は大巻先生の病院へ。診てもらったのは14歳の女子猫タマちゃん。私の姑の3匹の愛猫のうちのひとりです。

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タマちゃんと姑の出会いは、14年前。

 

 

ある個人の活動家が道端でひとり里親会を開いていたところを通りかかった姑。

 

 

突然、「保護猫いかがですか?」と声をかけられたそうです。

 

その方があまりにも真剣かつ困っている雰囲気だったので、すすめられるままタマちゃんを迎え入れた姑。もちろん、お父さんも賛成で仲よく暮らしています。姑んちにはジュンちゃんサンちゃんもいます。ジュンちゃんはペットショップ出身。サンちゃんは姑自身が保護した末娘。

 

 

姑は軽く数えても30匹以上の外猫たちをたったひとりでTNRしてきました。もちろんすべて年金のポケットマネーです。病院へ運ぶのもひとり。リリースも餌やりもひとり。私がプレゼントした捕獲箱は常に庭先に置いてあります。

 

 

嫁の私に泣き言を漏らしたことは一度もありません。頼みごともしません。

 

 

その姑が、私に「助けて!!」と電話してきたのです。

 

 

「しこりのあるタマちゃんを2軒の病院へ連れて行った。だけどお金の話ばかりを繰り返す獣医師がいまいち信用できない。その病院にタマちゃんの命を預けるのが怖い。だからアンニイさん、どうしたらいいの?」

 

 

「私を頼ってくれて光栄です。もし必要なら私の信頼している先生を紹介します。ですが、それを望むか望まないかはお母さんが決めてください」

 

 

「アンニイさん、私行きたいわ。タマちゃんと行く」

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で、諸検査を終え、タマちゃんは5㎝の大きなガンを切除する手術に向かうことに。細胞レベルでの転移は術後、抗がん剤を使用するかもしれません。決断したのは姑。私は聞かれたこと以外はアドバイスをしません。

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デッカいガンがタマちゃんのQOLを下げ、食欲不振に陥っています。ガンはどんどん勢力を増すので、次の月曜早速手術します。

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大巻先生を信じます。どうかどうか。

 

 

帰りの車内で姑は下を向きながらボソボソつぶやいていました。早く私に相談すべきだったと。タマちゃんのガンが大きくなったのは自分のせいだと。タマちゃんを苦しめたくないと。でも、私はそうは思いません。

 

 

タマちゃんは素晴らしい家族に恵まれ、珠のように育てられています。

 

 

そうですよね?

 

 

うちの保護猫ポテチと

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十香ちんにもいいご縁を探したいです。

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ブログにはあまり登場していませんが、彼らは私のポジティブな部分になってくれています。すぐにでも募集を開始したい。彼らはもう人馴れしています。だけど私の気力が追いつかず、まだできません。私の場合、一般募集に多大なエネルギーがかかるからです。

 

 

もし、ポテチか十香のどちらかが気になる方がいたら、ご連絡いただければほんとうにありがたいです。十分にブログで紹介していないのに図々しいお願いですが、万が一、手を挙げるか迷っている方がいたらどうぞ挙げてください。

 

 

最近、私に残されている力は、バンビちゃんを中心に注いでいます。

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1日中こんな調子で目が離せない……

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おしっこはどこででもします。運子も。ぜんぜん構いません。

 

 

 

うまく立てず、悔しくて泣きます。吠えます。ぜんぜん構いません。

 

 

ごはんは強制給餌になりました。薬も点滴もやります。ぜんぜん構いません。

 

 

あまりにも臭いのでシャンプーの刑になりました。

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ナナより元気なリルはお父さんやお母さんと個別の散歩を楽しんでいます。

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私たちは家族です。健やかなるときも病めるときも、一心同体です。

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譲り合い、支え合い、お互いを理解する努力をつづけ、お互いを諦めないことをつづけ、抱き合って生きていきます。

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ナナ、あなたがお母さんを必要として力強く泣いているまさにその瞬間、お母さんもナナを必要とし、ナナの役に立ちたくて喜んで駆け寄ります。

 

 

お母さんにも物理的な限界はある。しかしお母さんのナナへの思いは限りなく広がりながら、常にナナへと向かっています。家族へと向かっています。

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こうして穏やかに眠ってくれるようになるまで、この日は闘いでした。

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だけどあなたが存在する。これ以上の幸福があるでしょうか?

 

 

 

 

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お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

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譲渡活動を交えた雑談

数日間モヤモヤ心が晴れませんでした。先ほど豆さまへのコメントのお返事を書き終え、リセットすることに。ツイッターにも書きましたが、この話題を今後はいっさい出しません。

 

 

私は、田辺アンニイと申します。本名です。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

さて、本日は話題満載。ネタがギュギュっと詰まっています。

 

 

猫の譲渡活動の(私独自の)考え方や(私独自の変わった)やり方についても過去記事を振り返って触れます。よかったら遡って読んでみてください。

 

 

卒業生サスケ&このは&景虎家よりプレゼントが届きました。

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ちゅーるは消費するので助かります。ありがとうございました。

 

 

と、ここで、卒業生サスケ&このは&景虎の近況写真を

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三毛猫このはが景虎を尻に敷いているのがよくわかる^^;

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このは&サスケは兄妹で、ふたりとも私が近所で保護しました。

 

 

ふたりの卒業記事はこちら→「Day of happy rain/幸せの703号室」

 

 

703号室時代、このは&サスケは同期の「景虎(いせやん)」と相性がよかった。このは&サスケがセットで先に巣立ち、景虎(いせやん)があとを追う形で、同じお宅へ里子に行ったのです。

 

 

景虎(いせやん)の卒業記事→「おれ 景虎2/幸せの703号室

 

 

近所で保護した(いせやん)は特別な卒業生。なにが特別かって?

 

 

半端なく人なれしておらず、半年間触れず、彼のいる部屋に入ることすら勇気がいるほど屈強。数匹それ関連で印象深い卒業生はいますが、彼の人間不信度はまちがいなく、703号室卒業生の中で3本指に入るほどでした。彼に触るために私は睡眠導入剤とコンタクトの洗浄液を手に挑んだのです。

 

 

読んでほしいのは私の大好きなこの記事です。

 

「カップル誕生/幸せの703号室」

 

 

その彼が家族とメロメロに……ふふ♪

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このは&サスケ&景虎(いせやん)に加え、里親さんは自ら保護した子猫とも暮らすことに。現在里親さん宅には4匹の猫たちがいます。里親さんはご自身のキャパシティを真剣に考えている方なのでご安心くださいね。

 

 

いいでしょ? 幸せになれる犬猫が増えていますね。

 

 

過去記事を探すのって意外とたいへんなので、お時間のあるときにでも関連過去記事を読んでくださるとうれしいです。ぜんぶ繋がっているので。

 

 

 

「キャパシティ」

 

 

さあ、この言葉が出てきました。私もキャパシティと対峙しています。

 

 

キャパシティを語るには、面積、人手、時間、経済面は外せません。

 

 

いっぱい飼ったはいいけれど、狭い家でコミュニケーションをとる時間もなく、トイレ掃除をする余裕もなく、犬猫が病に倒れても病院へ連れていくお金すらない。それでは犬猫のQOLが高いとは言えないです。そうですよね?

 

 

自分のキャパシティと向き合うのはほんとうに重要です。

 

 

多頭の我が家も常にそれを痛感しています。特にみんながシニア齢だし。

 

 

 

2月末に私は兄弟猫サク(楽)&セスを保護しました。

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サク(楽)とセスは苦労を共にし、うちでもくっついたり離れたりの仲。

 

 

 

譲渡活動をしていると、兄弟セットで里子に出すことを喜ばれます。

 

 

最初に紹介したこのは&サスケも兄妹

 

 

セットで出したときは大勢が祝福してくれました。

 

 

サク(楽)とセスもセットならそれに越したことはないでしょう。

 

 

ただ、サク(楽)とセスの人なれ度合いは格段に差があり、黒猫セスのほうが先に譲渡できる状態になると私は踏んでいたのです。

 

 

そして黒猫セスが703号室を巣立ちました

 

 

里親さんは、セスの譲渡後、兄弟のサクも迎えようと何度も家族会議。けれど、猫初心者の自分たちの生活や環境を熟考し、当面はセスを幸せにするほうにウエイトを置く結論を出したのです。ぜんぜんまちがっていないのに、なぜか私に「ごめんなさい」と仰り、私のほうが恐縮したほどです。

 

 

 

セスの近況写真をどうぞ↓

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かわいそうな猫ですか?

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お膝独占。キャットタワーも買ってもらってやりたい放題です。

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新しいソファで爪を研いでもご家族はにっこりあきれ笑い

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写真が上手なお嬢さんの力作の数々です。

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いっぽう兄弟のサク(楽)は、セスが卒業したあと、1週間鳴きつづけました。

 

 

私は数えきれないほどサクに謝りました。ごめんね。ごめんね……

 

 

 

でも、卒業ホヤホヤのサク(楽)はこうして生きています。

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画像は里親さんより拝借。段ボールに入っている黒猫は兄弟のセスではありません。里親さん宅の先住猫ハピリくんです。サク(楽)はかわいそうでしょうか?

 

 

「兄弟セット」ここに重点を置くのはまちがいではないと思います。保護主なら、だれもが「仲よし」を一緒に送り出したい。私もそうです。

 

 

しかし私の言いたいことも皆さまに伝わると信じ、セスとサク(楽)の画像を載せました。サク(楽)の卒業記事はしばらくお待ちください。

 

 

理由は単に卒業記事を書くエネルギーと時間を確保してからお送りしたいのです。ナナことバンビちゃんが騒いで騒いでなかなか集中できなくて(苦笑)。

 

 

 

最後に、楽しかった写真を数枚!

 

 

だいぶ前になりますが、大網直子さん太田康介さん山路徹さんが母の店に来ました。大網さんとは話をすべきことがあり、気力を振り絞って参加

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大網さんと山路さんから亡くなったべべのお花をいただきました。太田さんと奥さんのあきこさんからも別途お花が届きました。ありがとうございました。

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集合写真では笑ってる風ですが、実際は1時間も遅刻し、そのあとメソメソで、みんなに心配され申し訳なかったです。けど行ってよかった。

 

 

 

月命日を経て、ほんのちょぴっとですが、心が平穏になってきています。

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ありがとうね。べべもあまぱんもかわゆい。

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で、昨夜また声をかけていただいたので、今度は前より元気に行きました。

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私の右側の高石さんとは「はじめまして」ですが、理知的で素敵な方。よろしくお願いします。

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KISS

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人は「こうだ」と一概に括れなくて、複雑なのに単純でもあり、みんな発達途中で問題を抱えながら生きているのかもしれませんね。光もあり闇もあり、合う部分も合わない部分も然り。人生は勉強の連続で、私も10代、20代、30代に経験してきたことを40代の今、いい意味で活かせるよう努力中です。生きていることは尊く、生きているからこそ苦楽が存在するんですよね。

 

 

 

まとまりのない文章になってしまいましたが、お読みくださりありがとうございました。皆さまにとっていい一日でありますように。

 

 

 

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