4やり取り(不定期更新です)

この前は文章の所まで書きましたよね。ちょっと付け加えたいのですが、姉妹猫等、一気に複数の 犬猫の家族探しする場合、ポスターなどだと一枚におさめる方がいいのですが、インターネットの掲示板を使う場合は、別々のページでもいいと思います。ミリ とリン(卒業した姉妹猫)の時は、それぞれ違うページに情報を書きました。写真が7枚まで載せられるというお話をしたのですが、姉妹で1ページだと7枚の 写真になりますが、それぞれを違うページに載せる事で、合計14枚まで写真が載せられました。手間が少しかかりますが、もし良かったらそうしてみてくださ いね。

あと、保護する日時・場所が限られている場合でも、最低限のマナーは守らなければなりません。

「子猫を保護しました。夫が保護に反対の為、貰い手が見つからない場合には保健所へ持ち込まれてしまいます。」

等と書くのは絶対にやめましょう。保健所(殺処分)をちらつかせるのは、犬猫好きの方にとってたまりません。これは、脅迫です。私は、何度かこの文言を見 つけた事がありましたが、大変気分が悪くなりました。保護場所がなく、気持ちが焦っているとしても、保健所という言葉を出してはいけません。切羽詰まった 心を素直に書くのは良いことですが、その子を殺処分してしまうかもしれない、と連想させる書き方はNGだと思います。

写真・文章を掲載したらいよいよ問い合わせを待つ段階ですね!

①お問い合わせが来ない場合
ちゃんと掲載されたにも関わらず、数日待っても問い合わせが来ない場合、載せ直しすることをお勧めします。その際は「更新」という手段より「載せ直し」の 方がお勧めできます。文章・写真などに自信がある場合、同じものを使って載せ直してもいいと思いますし、私は文章を2パターン用意して、写真もコロコロ変 えながら載せ直していますので、手間で無ければそういうやり方でもいいかもしれません。これはポスターと同じ考え方ですよね?せっかく貼ったポスターも、 時間の経過と共に、はがれおちそうになる。それを貼り直すのと同じです。

それから、「いつでも里親募集中」は曜日によってアクセスが異なるという方が居ます。
私は平日に載せるようにしていますが、私の友達の姉ちゃんは 土日に載せているそうです。どちらの方がご縁に至るのか、正直な所、分析しきれていません。なので、火曜に載せてダメなら、次は土曜に載せてみるとか、ご 自身で色々試す事をお勧めします。又、載せる時間帯によっても、アクセス数が異なるという意見があるので、時間等についても、色々試してくださいね^^  まあ、1回載せて決まる事も多いので、気楽に考えましょう!

②問い合わせが殺到してしまった場合
これ、嬉しい悲鳴と言いたい所ですが、私達保護活動をする人間を悩ませている問題の一つでもあるんです(笑)。
「良い方からの問い合わせが一件だけ来た。その方とお話を進めるうちに、ご縁に至った。」
が理想ですが、なかなかそうは問屋が卸しません。良い方から沢山お問い合わせが来てしまうこともあります。そういう場合、多数の中から一組のご家族を決める事になるのですが、これがなかなか難しくて…
私の場合、何回やっても慣れないです。お断りするのも辛いし… お断りされた後、激怒された事もあるし(ちゃんと他にも希望者さんがいる旨を説明したんだけどな…^^;)
早いもの順ではありませんが、順番を無視できない場合もあります。多数のお問い合わせを頂いたら、まず一度ゆっくり考える事が重要です。例えば、お届けす る際、あまり遠方だと双方が負担になるから、その辺の事を考え、近場の方にする方も居ますし、お留守番の時間が短いご家庭にする方も居ますし、ご家族構成 や先住動物との相性を考える方も居るし…

私の場合、お問い合わせを頂いたら、まずアンケートをお願いしています。ご家族構成・飼育環境・先住動物の有無・留守番の時間等かなり細かい項目を立て、 聞きたい事を聞くようにしています。そのアンケートの結果やメールの内容等を見比べ、胃潰瘍寸前の思いで絞っているんです(涙)。いい方ばかりの場合、か なりつらい作業になりますが、渡せる犬猫は1頭しか居ないので、どうしてもお断りしなくてはなりません…

お断りする時に、気をつけた方がいいと思うのは、言い方です。
散々気を持たし、待たせた後、いきなり冷たく断ると相手の方が傷つき、又それがボランティア不信に繋がり、他の不遇な犬猫に目がいかなくなる事がありま す。例え私の保護犬猫とはご縁にならなくても、そういう方には是非、他の方が保護している犬猫とご縁になれば幸いと思っているので、丁寧にお断りするよう に心がけています。そしてあまり長く待たせるのは得意ではないので、結論が出たら、すぐにお断りさせて頂いています。

それからもう一つ、私が気を付けているのが「個人情報」の開示を求める際のこと。

ネットで知り合った相手(希望者)だから、心配になるのは当然です。どんな人が飼ってくれるんだろう?ご夫婦かな?お一人暮らしかな?どの辺に住んでいるんだろう?お留守番時間はどれ位かな?
聞きたいことが募りますよね。アンケートなどを作れば、それを送付してもいいと思うんですが、その他にも色々な事を聞きたい!という時は、まず自分の情報を開示するのです(あくまでも私のやり方ですよ)

例えば、相手の方の家族構成と住所を聞きたい場合、私は必ず自分から「我が家は、会社員の夫と主婦の私と犬3頭、猫2匹です。住所は●●●●です。差支え なければそちらのご家族構成やどの辺りにお住まいなのか、教えて頂けますか?」という感じで、自分から相手に教えるようにしています。希望者さんだって、 とても不安な思いをしている気がするんですよね… このご時世だし^^; 相手の事を知りたければ、その部分について、先に自己紹介するようにしていま す! フェアーであれば、希望者さんも心を開きやすくなりますしね!
そして募集を開始したら、迅速にメールを返すようにしています。2~3日待たせる場合には、必ずその旨をメールします。お問い合わせくださったのに、いつまでも返事がなければ、相手の方だってどうしたら良いのか分からなくなりますものね!

ある程度数を絞って、お話を進めたら、次はお見合いのお約束をします。お見合いは一組だけとしなければならない訳ではありません。迷っている場合は、二 組、三組でもいいと思うのですが、複数いる場合はその旨を希望者さんに告げるようにした方がいいかなと思います。お見合いについては次回書こうと思ってい るのでここではこれ以上触れませんが、とにかく、お見合いに繋がるよう、誠意を持って対応するよう頑張りましょうね!!お見合いに至らなかった方に対して 私は、良い方である場合は「不遇な子がまだまだおりますので、目を向けてくだされば幸いです。」や「不遇な子に対してお問い合わせくださったこと、心より 感謝いたします。」と付け加えるようにしています。そうすることは「里親」を増やす事に繋がると思うからです。その方が自分の保護犬猫の里親にならなくて も、違う子の里親になるかもしれない、だから丁寧なやり取りに、大きな意味を感じます。

③どんな方に渡すべきか
これ、迷いますよね… 私は毎度迷っています。子猫子犬ならこんな家族がいいかもしれない、成猫ならこんな家族、大きな犬ならこんな家族、病猫・老犬ならこんな家族が理想…

保護した子によって、様々なので、ここで私が言い切ってしまうのは間違いだと思います。けれど、80歳を超えていそうなご婦人に、生後1ヶ月のジャック ラッセルテリアを勧めているペットショップの店員を見かけた事がありました。正直、ぞっとしました。うちのべべはジャックラッセルテリアですが、ジャック ラッセルの子犬のやんちゃ度、運動量は半端なものではありません。病気を患っている子以外、元気のないジャックラッセルは見たことないと断言します。それ を80歳の方に託すのは、どうかな、と思うのですがいかがでしょうか?

健康な子犬・子猫は15年以上生きます。一人暮らしであっても、留守番がある家庭でも、最後まできっちり面倒を見られれば問題はないと思いますが、私達 は、保護主として、その子の15年分の心配をしなくてはならないのです。私の里親さんにも、一人暮らしの女性は居ます。未婚の同棲カップルも居ます。皆様 素敵な方ばかりです。けれど一方で、一人暮らしの方や同棲中の方が犬猫を手放すケースがあるのも事実です。
「一人暮らし不可」
「同棲中のカップル不可」
「小さな子供がいる家庭不可」
と、募集欄に掲げている方も居ますし、そうではない方も居ますので、どういう方に渡したいか、一度じっくり考えた方がいいかもしれませんね。警戒は必要で す。でも、偏見を持つのはちょっと違うかも… うーん、難しいですね… あ、ちなみに私は、「ペット不可住宅」に住んでいる方には、絶対に渡しません。

まあ、私もべべを連れて一人暮らしをしていたこともあったけど、今もちゃんと飼っているし(笑)人それぞれですよね^^

④里親詐欺について
これは警戒してください。
ここに書くか迷いましたが、実は数か月前、里親詐欺を繰り返している男から、私の保護猫に問い合わせが来ました。どうしてその男が詐欺だと知ったかについ ては、ここで触れる事は出来ません。事情を酌んで頂ければありがたいです。どうしてもその男の情報を知りたい方は、個別に連絡ください。でも、その男は氷 山の一角なので、他にもそういうことをしている人間が残念ながらいることも知ってください。

猫は生きたまま皮を剥がされ三味線になり、犬は動物実験用になる事が多いです。これらの詐欺はつまり「業者の手先」ですね。私の猫に対して問い合わせて来 た男は業者の人間ではなく「虐待用に猫を集める」を目的にしていますが、いずれにせよ、騙されると、保護犬猫は「地獄の地獄の又地獄」を味わうことになり ます。

昔の里親詐欺は、もっと分かりやすかったと言われていますが、今は手口が巧妙で、一般の希望者と見分けが付きにくくなっています。気を付けてください。実際私にメールしてきた男も、非常に丁寧でした。
少しでも怪しいと思ったら、身分確認を行いましょう。相手の人柄に流されてはいけません。そして必ず、お届けしましょう。引き取りに来る、という言葉を信 じず、こちらから家の中へ上がって届けるのです。その時に、生活感がない部屋は要注意です。業者の事務所を家のように見せかけているケースが多いです。又 「友達の為に猫を探している」や「両親が飼う予定」と言って、代理を名乗る場合が多いので、それも注意が必要です。必ず、飼う本人と会いましょう。ブログ を持っていない方も「猫が幸せになった暁には、ブログを作って紹介します!」や「猫ちゃんを抱いて写真撮影させてください」と言いましょう。
犯罪者は「写真」を撮られる事を好みません。相手が写真に対し、照れを超える反応を見せた場合、犬猫を渡すのはやめましょう。誓約書も交わしましょう。こ れらについては、次回以降触れますが、とにかく、相手を見極めるのは大切です。その際は、失礼にならないよう、丁寧な気持ちも忘れないようにした方がいい と思いますが。

余談ですが、私は最近、一人暮らしの男性からのお問い合わせをあまり受けないようになりました。誤解のないよう言いますが、一人暮らしの男性でも、きちん としている方は星の数ほど居ます。けれど昔、ちょっとした事件があったのです。5年前に勇ちゃんという猫(ブログでは未紹介の子)を一人暮らしの男性に渡 したのですが、1年ほどすると私とKさんの元に「勇ちゃんが病気になったからお金を貸してほしい」という内容の電話が頻繁に鳴るようになりました。

Kさんは10万円以上、私もその半分位の金額を貸しました。
でも、勇ちゃんが病気になったというのは嘘でした。
お金も返ってきません。催促すらしていないけど^^;
勇ちゃんは今幸せにやっているので、ご安心を。ただ、それ以降、一人暮らしの男性に渡すのをちょっと躊躇してしまうことがあるんです。これは私の個人的な 意見ですが、10年~20年の寿命がある犬猫を渡す場合、環境の変化が著しい方よりは、安定している方の方が、無難かもしれません。私はべべを手放さずに 飼い続けましたが、実際生活と仕事との両立が、苦しい時期もありました。だから尚更、そう思うのかも…

せっかく保護した犬猫の家族を決める訳ですから、慎重に、丁寧に、明るく出来たらいいですよね!

次回は、お見合いを、そして最後はお届けを書いてみようと思います。後2回です^^;
いつも長くてごめんなさい…

犬猫の捕獲から里親探しの方法は

捕獲方法1

捕獲後の保護期間

里親探し(写真の撮り方のコツ)

里親探し(文章の書き方)

里親様とのやり取り

5お見合い&お届け(不定期更新です)

 

「保護した子猫の名前や経緯は次回お届けします~!あ、その前に明日は誰かさんのお誕生日だから、その記事になるかもしれません…

703号室はランキングに参加しているので、ぼくとナナちゃんのの写真をクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから。かつくんより」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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3-2家族探し(不定期更新です

~文章編~

途切れ途切れの投稿で申し訳ないのですが、今日は里親探しに使う文章について書きますね。「いつでも里親募集中」に写真を掲載したら、文章も考えなくては なりません。ポスターやタウン誌を利用する場合にも、文章は必要です。保護犬猫の情報を伝えなければ、希望者は現れません。

私は文章よりも写真を重要視します。6-4の割合かな。いい写真でなければ、なかなか文章を読む気になりません。まず写真で希望者の目を引く事が肝心です。又、写真と文章は、密接な繋がりを持っているので、写真を見て文章を考えるようにしてもいいかなと思います。

どういうことかというと、保護犬猫が「美形」な場合と、「個性的」な場合では、書き方が少し変わって来ます。
正統派の美猫が「美しい子」と書かれていると納得しますが、ブサ可愛い(笑)子を「美しい」と表現するのはちょっと無理があると思います。ブサ可愛い場合 は、美しさを強調し過ぎず、その子の可愛らしい部分や、面白い仕草等を書き、珍しい柄の場合には、個性的・珍しい路線を取った方がいいかなと思います。

一人として同じ人間が居ないように、犬猫だってそれぞれ違います。外見や性格、生い立ちだって様々です。お外で数年間苦労してきた子については、その経緯 を感情込めて書くのもいいし(私はよくやります)逆に苦労をあまりしてきていない子について「苦労」を書きすぎると、ちょっとしらけるかもしれませんね…

例えば、ご老人に可愛がられ、何不自由なく育てられたが、ご老人が亡くなってしまい、その後すぐに保護された犬猫。このケースは結構多いです。保護犬猫は 愛する人を失って淋しい思いをしています。けれど「苦労」はそんなにしていませんよね?そういう子は、苦労が似合うキャラではなく、むしろご老人と寄り添 いながら慎ましく暮らしてきた部分を書く方がいい気がします。あくまでも私個人の意見ですが…

逆にうちの卒業犬、リュウや ゆず(タロウ)は保護されるまで土手で何年も苦労してきました。人に聞いた話ではなく、私自身がそれを知っています。そういう場合に「こんな苦労もあった な」と書くのは間違いではない気がします。文章は好みの問題もありますが^^; 苦労苦労って苦労について述べて来ましたが、苦労で終わる文章よりは、苦 労して来たけど、こんなに素敵な部分もあって、こんなに快活で愛らしい部分もある、と付け加えましょう。でないと、苦労ばかりが目立って、同情票しか入り ません。同情ではなく、「同情もするけど、何よりこの子が可愛いから一緒に暮らしたい。」と思ってもらう方がいいと思うんですよね。私は、ですが…。

突然保護してしまった子など、経緯について詳しく知らない場合には、書く必要はありません。
それから、事実を書くのは非常に重要な事ですが、事実が悪口ばかりになっているのをたまに見かける事があります。
「吠えて困ります。」
「散歩の時、凄い力で引っ張ります。」
「庭を荒らされ、困りました。」
「色々な病気があります。治療費が莫大にかかります。」

完璧な子は居ません。事実を書いた方が、円滑にお話が進むので、書くようにしましょう。私は、フィラリア陽性の子を陰性と偽ったり、そういうのは絶対に間 違いだと思うし、性格についても、包み隠さず書いた方がいいと思うんですが、書き方があるような気がするんですよね。うまく言えませんが、その子の悪口ば かりを並べるような感じではなく、問題があったら、問題に対し、自分がどう取り組んでいるのか、獣医に健康上の事を言われたら、自分はどう向き合い、治療 を行っているのか、他の獣医も同じ見解なのかを一緒に書く必要があります。あまり長くなりすぎない程度にして、少しフォローも入れましょう。

私は保護犬猫をいい方に託したい一心です。だから大げさにその子の事を褒めてしまうこともある。でも、里親さんとは永遠に付き合いたいので、誠実さが大事だと思います。その点では、今後も一層誠実な態度を取るよう、心を引き締めていこうと思っています。

余談ですが、うちのナナを保護したばかりの頃、フィラリアの検査をしたら、「陰性」でした。Kさんと手を叩いて喜びました。けれど、きちんと予防していた のにも関わらず、半年後の検査では「陽性」と出てしまったのです。パニックに陥り、病院へ苦情を言ったら、稀にそういうことがある旨の説明を受けました (細かい内容は忘れちゃったんですが… 病院は変えちゃいました) ナナは里子に出さず、はじめから私が飼っていたので、良かったんですが、もし里親さん に渡していたら誤解されたかもしれません。現に里親さんに渡したあと、血液検査結果が違っていたということが、2度ほどありましたし(というと皆さまは怖 がるかもしれませんが、160頭里子に出して来た中の2頭ですからね。)今は心配な場合、医療費の事を気にせず、2度検査を受けさせるようにしています。 でも、フィラリアが陽性であっても、他の病気を抱えていたとしても、諦めずに探せば、里親さんは必ず見つかります。フィラリアなんて、今は陽性だろうが陰 性だろうが、その子の運命を左右するような病気という捉え方をされていませんしね。うちの卒業生にもフィラリアの子はいるし!それに数年で陰転するし。

なんか話がフィラリアに逸れてしまいましたが、言いたいのは、保護犬猫にマイナス部分があったとしても、それを上回る愛らしさがあれば、必ず家族は見つか ります。正直に書く事は一番大切ですが、悪口のように書かない方がいいと思います。そして事実をありのまま書いたら、その倍、素敵な部分を見つけ、誉めて あげましょう。悪い部分ばかりあっていい所がない犬猫なんて居ませんよね? いい所を見つけ、誉めるのは素敵なこと。誉めているうちに自分だってその子の 事をもっともっと好きになるし!

「こんな子、貰い手つかないわ。」
と考えていたら、里親さんは見つかりません。不安はあれど、
「ああ、可愛い。こんな可愛い子と暮らせる里親さんって、いいな~」
と思っている方が、ずっとずっとご縁が決まりやすいです。ちなみに私は、毎度こう思って、毎度未練だらけのお別れをしています(笑)。卒業生は私にとって、目の上のたんこぶではなく、とても愛しい存在なのです。

里親サイトに掲載する場合、長すぎる文章は好ましくありません(読むのに疲れます)
でも、数行だと魅力を伝えきれない…
「道路で保護しました。里親を探します。」
たったこれだけの文章だと、足りない気がするんですよね(あくまでも私個人の意見)
私にとって「里親探し」は遊びでもなければ、ビジネスでもありません。けれど、エンターテイメントの要素を少しだけ取り入れ、どこかでそれを楽しむようにしています。保護した子の魅力を伝えられるのは、世界中で私しかいない、そう思うからです。

可愛い・愛らしい、の他に、私が良く使う言葉があります。

さび猫・黒猫等かっこいい子
→オリエンタルな猫、エキゾチックビューティな猫、かっこいい猫、漆黒の天使、又は王子
白猫等などきれいな子
高貴な猫、上品な猫、姫または王女、天使猫
茶トラ・キジトラ等など野性的な子
→野性的、キジトラの王様、根強い人気を誇る模様(ペットショップの店員みたいでちょっと嫌ですが)
斑など個性的な子
→世界で一つの模様を持つ個性的な猫、二つとない模様、マンガに出てきそうな外見の持ち主、見ているだけで幸せになれるような外見の持ち主、癒しの象徴

その他、目や肉球や尻尾について書く事もありますし、性格についてはかなり細かく書いています。ゴロゴロ喉を鳴らす子なら、ゴロゴロ王子とかね(笑)。スリスリ星人、グーパー姫、膝乗り名人、又はお膝命…(笑)。

等、少し大袈裟に誉めるのもいいと思います。そんなクサイ言い方嫌だわ、って思った方にはお勧めできませんが^^; 私はこれを必ず書いている訳ではな く、その子の雰囲気に合わせ色々考えながら書いています。重要なのは、その子の魅力をしっかり知って、伝えること。表現は人によって違いますから、これら は参考にもならないかもしれません。そして、あくまでも私のやり方ですからね~。

長くなりましたが、最後に実際載せてご縁が決まった例を一つ。

皆様ご存じ、白猫和宮  ※現在は募集していません。これは(例)です。


今年の夏に募集していました。成猫にも関わらず、沢山のお問い合わせを頂き、良縁に恵まれました。ミリリンのお母さん猫です。和ちゃんは苦労が目立った子 なので、その部分と、美しい外見に重点を置いて書く事にしました。募集当時、写真は勿論、7枚載せました。一眼レフを買う前だったので、みいさんにお願いして撮影してもらいました。みいさん、あの時はどうもありがとうね!助かったよ~♪

特徴
仮名:和宮、和ちゃん 性別:メス 体重:3.5㌔ 年齢:推定2~3歳

外見
矢を射られて心を突き抜けるような美猫です。
大きくて一点の曇りもない黄金色の瞳。
桃色の耳と鼻、それとお揃いの色の肉球。整った小さな顔、しなやかな体。絹のような肌触り、その毛色は確かに白ですが、光の加減によっては銀色に輝いて映る。猫界の王女のようなオーラを漂わせています。

猫は犬に比べて表情が乏しいはずなのに、嬉しそうな時、仔猫のように甘えている時、上目遣いの小悪魔な時、その顔を見ているだけで求めていることを知るこ とができる、和ちゃんは表情使いの名手です。しかもどのお顔の時もパーフェクトに愛らしい。天使のような寝顔もかなりイケてます(笑)。
今まで100頭以上の猫の幸せ探しを手伝ってきた私が、童心に帰ってメロメロになるほどの美猫。

性格
性格はもっと素晴らしいものがあります。本当は猫ではないのかもしれないと思うほど従順で優しい。病院でも痛い注射にじっと耐え、それどころか嬉しそうに ゴロゴロ喉を鳴らす始末。凶暴性は皆無。表情豊かな和ちゃんでも、怒っている顔は見たことがありません。いつも甘えていたい猫です。甘えた鳴き声で歓迎し てくれて、お膝に乗せたらそのまま寝てしまう程無防備。猫じゃらしで遊ぶ姿はまるで仔猫のようで、そうかと思えば、ぬいぐるみ相手にグルーミングする姿に 母性も感じる事も…
少し控え目ですが、いつも人間を必要としていて、人間に甘え、人間と暮らしていきたい猫です。

和は多くを求める子ではなく、与えられた環境の中で精一杯生きようとします。その姿に打たれ、私はますます虜になってしまっています。
和は人を大切に思い、共に生きていくことに喜びを感じる猫なので、お心ある方からのお問い合わせをお待ちしております。

経緯
今生きていることが不思議な位、お外で頑張って生きてきました。
気まぐれに構ってくれた人間に従順だったのですが、それが和の処世術だったのかもしれません。

まだ若いのですが、数度の出産を経て、赤ちゃんたちを立派に育て、いつも自分のことは後回しだった和。
凍えるような寒空の下、両手で子猫を抱え、暖を取らせる母猫として、友人の心に残ったそうです。その時のワンシーンがとても切なくて、和の一生懸命さに打たれたと話していました。今年になって、外猫の不妊手術を本格化させた友人が和を保護。
捕獲箱を用いず、素手で抱っこすると、ゴロゴロゴロゴロと甘え、その後箱に入れたら中でグーパーグーパーと手を広げ、甘えの仕草をしました。その姿に触れた友人が、過酷な外へリリースすることを躊躇ったほど。

友人の話を聞いた私が、和の保護を決め、里親探しをさせて頂く運びとなりました。本当は自分の子にしてしまいたいくらい愛らしい子ですが、現在狭い我が家には、犬3頭猫2頭居て、これからも断続的に里親探しの活動を続けて行く為、和の飼育が困難です。

和は現在我が家にいます。記事を順に遡ると保護した経緯なども書いてありますので、興味がある方はご覧ください
「幸せの703号室」→http://anny703.com/

成猫は体調・精神ともに落ち着きがあって、外見・性格ともに変わることがないし、ある程度のお留守番も出来るので、初めて猫を飼う方や、共働きのご家族にも、最高のパートナーとなること間違いないと思います。

その他
●レボリューション済み(ノミダニ回虫の予防)
●不妊手術済み
●ワクチン済み(証明書をお渡しします)
●エイズ白血病共に陰性(2度検査しています・証明書をお渡しします)
●血液検査済(内臓疾患なし・検査結果の書類をお渡しします)
●検便3度済み(異常なし)

○トイレは完璧、どのタイプのトイレでも失敗はありません。爪とぎは、決められた猫用の爪とぎ以外の場所で一切行いません。上品な猫です。

小柄ですが健康優良児です!我が家に来た時に、夫が食べさせすぎて一度軽い胃腸炎を起こしましたが(笑)一過性のものですぐ完治しました。その時ついでに色々と検査をお願いしたのですが、健康優良児ということが分かり、安心しています。

↓ご希望の方はよくお読みください↓
★脱走防止も含めた完全室内飼育希望です。
★和はおっとりした猫ですので、小さなお子様がいるお宅は向かないかも知れません。
★医療行為や適切な食事を与え、終生変わらぬ愛情を向けてくださる方に限ります。
★お一人暮らしの方、70歳以上のご老人のみのご所帯、アレルギーをお持ちの家族と同居の方、ご家族に猫の飼育を反対する方がいる場合、未成年者のみの所帯のお問い合わせにはお答えできないことがございますのでご了承ください。
★穏やかな先住犬・猫となら同居は可能だと思います。
★ペット不可住宅にお住まいの方にはお渡しできません。
★こちらからお届けいたしますので関東近郊の方に限らせていただきます。

と、こんな感じで書きました。たまたま和ちゃんの文章が残っていたので一つの例だと思って掲載しましたが、これが正しい訳ではなく、色々な手段のうちの一 つだと思って読んでください。和はご縁が決まりましたが、この文章でなくても、魅力的な子だったのですぐ決まったと思うし。

次回は、掲載した後、希望者からお問い合わせが来た場合について書こうと思っています。
長くなるだろうし、話がうまくまとまっていないかもしれないけど、今までの分と合わせて読んで下されば幸いです。

犬猫の捕獲から里親探しの方法は今間の出分も含めて下記で説明してます。

捕獲方法1

捕獲後の保護期間

里親探し(写真の撮り方のコツ)

里親探し(文章の書き方)

里親様とのやり取り

5お見合い&お届け(不定期更新です)

「今までの中で一番長くなってしまいましたね。ごめんなさい…
次回は、里親詐欺について、それからお問い合わせへの対応について書くって。ハハのやり方だから、参考程度にしてね。

703号室はランキングに参加しているので、ぼくとナナちゃんのの写真をクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから。かつくんより」

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お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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3-1家族探し(不定期更新です)

~家族募集(写真編)~

小分けにお送りしている「保護犬猫の家族探しの流れ」についてですが、今日は募集について、私個人の方法を書こうと思います。あくまでも私個人の方法なので、参考程度にしてくださいね。

○保護した犬猫のケアを済ませ、家族募集できる段階になったら、一度良く考えてください。
「この子をわが子にするのか」あるいは「家族を探すのか」
募集している間に、手放したくないという気持ちが生まれると、問い合わせくださった希望者に対し、お断りしなくてはなりません。情が湧いてしまうのが人間 ですが、希望者に落ち度がない場合には、失礼になるし、ボランティア不信にもつながるので、募集すると決めたら、手元に残すのはやめましょう。ちなみに、 うちはほほに対して希望を頂いたにも関わらず、手元に残してしまいました。その事を反省し、残すと決めた子については、募集を行わないようにしています (と言っても今はこれ以上増やせない事情があるので、保護した子は全て募集していますが^^;)

○募集方法は様々。口コミ、ポスター、タウン誌、雑誌、新聞、里親会、インターネットの里親掲示板…
地域によって、有効な手段は変わってきますが、私は東京都民なので、専らインターネットの里親掲示板を使っています。ポスターや口コミは、地域が限定され ます。比較的近くに住んでいる方が飼ってくださる場合が多いのですが、里親が決まるまで、時間がかかるのも事実です。又、タウン誌や雑誌等も掲載されるま でに時間がかかってしまうので、子猫・子犬にはあまり向かないかもしれません。けれど、時間をかけてでもゆっくり探したいという方は、これらを使っても良 いと思います。

パソコンが使えない方にはちょっと厳しいかもしれないけど、インターネットの里親掲示板は非常に良いです。インターネットで知り合った相手に犬猫を譲渡す ることを怖がる方も居ますが、703号室の卒業生の実に95%がインターネットで知り合った方とご縁を掴みました。うちの素敵な里親さんを見れば、少しは 安心してくれるでしょうか?確かにある程度気をつける必要がありますが、良い方は沢山います。

多々ある里親掲示板の中で、一番お勧めできるのは、皆様ご存じ「いつでも里親募集中」
アクセス数が断然多いので、他の掲示板より決まりやすい。けれど、今は他にも色々な掲示板があるので、複数に掲載しても良いと思います。私は殆ど「いつでも里親募集中」オンリーですが^^

ここに色々書かれた事を読む前に、是非一度「いつでも里親募集中」を開いて、じっくり研究してみてください。その上で読んで頂ければ、尚分かりやすいと思 います。他の方がどのように掲載しているのか、どのような事に気をつけたり、拘りを持っているのか、見て考えてみましょう。

★写真
家族募集に犬猫の写真は欠かせません。いずれの方法でも、写真は必ず掲載しましょう。
「いつでも里親募集中」に掲載する場合、写真が7枚まで載せられます。1枚や2枚ではなく、私は7枚載せます。そして必ず自分のブログにリンクさせ、その 日は保護犬猫にスポットライトを当てる記事を書くようにしています。自分のブログなら、もっと沢山載せられるし、動画・バーナー・イラスト等も掲載できま す。これらも効果があるので、出来るようなら行いましょう。けれど、実際は、ブログなどをやっていない方の方が多いと思うので、その場合には、「7枚の写真」 に全てを懸けるようにします。私はブログをはじめる前から、保護犬猫の家族探しを続けて来ましたが、ブログがなくても、ご縁を得ました。だからない方でも 安心して掲載してください。又、掲載方法は非常に簡単です。それでも、全く出来ない方は、家族や周りの方に「代理掲載」してもらいましょう。写真や文章は 自分が用意するのです。代わりにネットに掲載してもらうだけなら、頼みやすいと思います。そして可能なら、今後の為に、覚えておくようにしましょう(本当 に簡単ですよ!)

仮に、ナナ(犬)の募集をするとします。
※実際には募集していません!!ナナはうちの子です!

以下の写真を見てください

A(デジタル一眼で撮影)


B(フラッシュ付きで撮りました・目が少し光ってますね)


C(暗い設定で撮りました)


D(携帯カメラで撮影)


全て同じ時間帯で同じモデル犬を使いましたが、皆様はどれが可愛いと思いますか?

私の感覚が間違っていなければ、中ではAが一番いい感じでしょうか?
いいカメラを持っていない方は、是非お知り合いに借りてでも撮ることをお勧めします。携帯のカメラはどうしても画像が粗い。デジタル一眼がない場合には、 普通のデジカメでもいいと思います。私は一度に50枚ほど取るようにしています。1枚や2枚では足りません。要らないと思ったものは後で削除すればいいの ですから。色々面倒だと思うかもしれないけど、写真はとっても重要です。又、7枚同じ表情や同じ場所の物を使うのではなく、寝顔、散歩中の楽しそうな姿、 お洋服を着ているショット、先住犬猫と仲良くしている写真、笑っている顔、ふてくされている様子、おすまし顔等、様々な表情を伝えましょう。

例えば
A(食べてる顔)


B(先住犬と仲良くできるアピール)


C(はにかみアップ)


D(先住猫と仲良くできるアピール)


E(おもしろい顔)


F(オシャレしてお出かけした時の笑顔)


G(正統派が続くならこういうのも1枚くらいはアリかな…)


このように、色々なナナを載せる事で、見ている方はより魅力を感じてくれるようになると思います。暗過ぎる写真、被写体が分からないほどブレブレでピントが合っていない写真が続くより、愛らしさが色鮮やかに出ている雰囲気の物を選んだ方が無難かもしれません。

私はそんなに写真が得意ではありません。他の方のブログを見ていると、写真の美しさに溜息がこぼれる時もあります。けれど、掲載用の写真には自分なりに力 を入れているつもりです。7枚でこの子の魅力を伝え尽くす!愛情と根気を持って頑張って撮影してください。被写体がじっとしていない時などはイライラしが ちですが、たっぷり時間を取って、向きあうように撮影に臨むようにしましょう!

忙しさに負け、半端なものに仕上げると、お問い合わせが半減します。
私はどんなに時間がなくても、掲載すると決めたら、納得いくものに近づけるよう努力しています。自信がない場合には、写真撮影が上手な方にお願いするのも いいかもしれません。ただ、全て他力本願だと、次に犬猫を保護した場合、又人頼りになってしまいますから、頼む場合にも、隣で勉強することをお勧めしま す!

あ、出来たら小道具も用意してください。
ぬいぐるみ・かぶり物・お洋服・色鮮やかなベッド又は敷物・飾り…
少し被写体に添えると、より華やかに、そして可愛く撮れる事があります。
ゴテゴテが嫌だと思う方は、ほんのりでいいと思います。

それから、背景にも気を使いましょう。
不衛生すぎる場所や、殺風景過ぎる場所での撮影は控えましょう。
又、保護した当時が酷い状況なら、その時の写真を一枚掲載するのもいい手です。
保護した当初はこんなに酷かったけど、今はこんなに素敵な子になりました!って感じで…
でもあくまでも「今」に比重を置いた方がいいので、今現在の可愛い写真を多めに使いましょうね!

私はまだ辛くてたまりません。
けれど、この瞬間にも保護されるのを待つ子が居る、そしてその子を保護したいけど、自信がなく、揺らいでいらっしゃる方が居るかもしれない、なら私の拙い 経験が何処かでお役に立てれば幸いと思い、これを書いています。どうせ書くなら、なるべく詳しく書きたいので、長くなってしまって、又、途切れ途切れで申 し訳ないのですが、これが何かの参考になれば嬉しいです。

私なんかより、もっともっと「里親探し」に長けた方がいらっしゃるので、これはあくまで703号室のハハの考え方だと思って読んでください。そして、最後まで絶対に諦めないでくださいね。

保護した子に貰い手がつかず、自分の子にしてしまう方が多いと思います。それが出来るのであれば、そうするべきだと思います。保護した方に飼ってもらえる なんて、一番理想ですもの。けれど、事情があり、飼うことが出来ない方も居ます。里親探しが恐怖ではなく、楽しみとして出来るよう、心を強く持って、絶対 にどうにかできるとマインドコントロールして頑張ってくださいね!あ、でも、だからと言って「誰でもいいから貰ってくれ」は問題ですよ。良い方に迅速に渡 す、これを目標に頑張ってください!

それから、猫の家族探しは、今の時期から徐々に楽になってきます。
来年の五月頃までは、一番楽な時期と言えるかもしれません。
猫の繁殖が少し落ち着いて来ます。「いつでも里親募集中」を見てください。
本当に小さい猫は、少ないはずです。
毎年5月の終わり頃~11月にかけて、掲載される保護猫の数がうなぎのぼりになるのですが、12月からは徐々に減って来るのです。一番多いとされる、生後2か月程の子猫が掲示板に出てくるまで4か月かかります。

どうしてか?

猫が交尾した日から、出産するまで約2か月かかります。そして生まれてから母猫の元で過ごすのが約2か月。目が開いていない月齢の子猫が保護されることも ありますが、殆どが生後2か月ほどで人に保護されるからです。今、生後2か月の子の親猫は8月に交尾した事になります。8月位はまだ繁殖期の真っ盛り。だ から今はまだ多いのですが、これからどんどん減って来る傾向にあるので(あくまでも傾向です。絶対ではありません)掲示板などで小さな子猫が少なくなりま す。そうすると、必然と、ある程度育ってしまった中猫(?)や、成猫に目がいく。私はわざとこの時期を狙って、成猫を保護していたこともありました。

「あの子が気になる。でも大きいから貰い手がないのかもしれない…」

と思っている方、来年の5月頃までなら、良い縁に恵まれる可能性が少し高くなります。
でも、白猫和宮やその他の大きな子猫達は、時期なんて関係なく、良縁に恵まれたので、これもあくまでも参考程度にしてくださいね。一生懸命募集すれば、どんな時期であれ、良い方からのお問い合わせは来ますから!

写真が終わったので、次回は、文章編へ

犬猫の捕獲から里親探しの方法は今間の出分も含めて下記で説明してます。

捕獲方法1

捕獲後の保護期間

里親探し(写真の撮り方のコツ)

里親探し(文章の書き方)

里親様とのやり取り

5お見合い&お届け(不定期更新です)

「次回は先にカミュとミリの卒業について書いてから、続きを更新する予定です。まだかなり辛いので、ゆっくりになるかもしれませんが、どうかお許しください。

703号室はランキングに参加しているので、ぼくとナナちゃんの写真をクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから。かつくんより」

かつくん なな

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2、保護期間(不定期更新です)

不定期更新でお送りしているこれらの記事は、あくまでも私個人のやり方で、個人の考え方です。 私のやり方と違うからと言って、それは必ずしも間違いではありません。又私と同じやり方でなければ「里親」が見つからない訳でもありません。その点をご理 解頂き、さらっと読んで頂ければ幸いです。

この前の続きです。今日は、保護したい犬猫に出会って、無事に保護出来てからの流れを書きたいと思います。私は諸事情から他の方に預かってもらうこともあ りますが、ここでは主に「自宅で保護する場合」について書きたいと思います。他の方や、動物病院、ペットホテルに預けながら「里親」を探す場合、有料なら どの程度お金が出せるのか、きちんと考えて迅速に募集を始めましょう。勿論、手抜きは禁物ですが、保護犬猫がある程度いい状態になったら、募集に力を入れ るようにします。又、お金がかからない一般家庭に預ける場合でも、医療費などは保護した方が負担するのが一般的です。一般家庭の場合、私は、フードやお土 産を持って行くようにしています。沢山のお金をかけるのは好ましくありませんが、お世話になるのですから、ある程度の礼儀は見せた方がいいと思います。又 その際には、迷子・盗難・脱走防止などに力を入れてくださるようお願いしています。せっかく保護した命ですから、その辺の事はきちんと話し合わなければな りませんよね!話合うと言えば、預かってくれるご家庭に甘えて、いつまでも置いておくような事はせず、いつ頃までに自分が保護した犬や猫を預けておくか、 双方で話し合うことをお勧めします。
例えば…
「一ヶ月間以内に頑張って、新しい家族を探すので、それまでお願いいたします。長くなる場合には追ってご相談させてください。」等、自分の考えを預かり家庭に示すようにすると、円滑にお話が進む場合が多いです。

自分の手元に保護犬猫がおらず、他の方に預けている場合、募集用の写真は多めに撮っておきましょう。写真については次回触れますが、好きな時に写真が撮れ ないので、撮れる時に沢山撮っておいた方がいいと思います。預かり家庭が厚意で写真を送ってくれる場合には、それに甘え、それを募集用に使うようにしても いいかもしれません。又、希望者が現れた時には、何処で「お見合い」をするのか、どのように「お渡し」するのか、予め預かり家庭と話し合った方がいいかも しれません。

ここからは、自宅保護についてです。
私の場合、保護した犬猫はまず病院へ連れて行きます。病院で行うことはまちまちですが、保護した子を里子に出すという事をここではメインに取り上げたいので、それほど健康状態が悪くない犬猫の場合について書きますね!

『通院』
① 検便を行い、回虫やコクシジウムが居たら駆虫を行う。
→先住動物がいる場合、検便に異常が出たら、虫が落ちるまで保護動物をケージなどに入れて隔離します。
② 犬ならフロントライン、猫ならフロントライン又は、レボリューションを行う
→ノミダニをおよそ24時間で駆除します。駆除が終わるまでは、先住動物と距離を取らせましょう。
③ 体調を見ながら出来そうなら、血液検査を行います。犬ならフィラリアの検査、猫ならエイズ・白血病の検査をする方が増えています。
④ 体調を見ながらワクチン接種を行います。
→月齢によって、又体調や状態によっては、ワクチンが好ましくない場合もありますので、獣医とよく相談して打つ時期などを決めるようにします。先住犬や猫が健康な場合、先住犬や猫のワクチンは済ませておきましょう。
⑤ 不妊手術
→保護した日に不妊手術が難しい場合が多いので、獣医と相談し、体調が落ち着いた頃行うようにしてもいいと思います。尚、子犬・子猫は手術が出来ないケースがあり、この限りではありません。
⑥ シャンプー、その他の医療ケア
→保護犬猫の体調を見ながら、獣医等と相談し、ケアをしていきます。特殊な治療が必要な子以外は、体調が落ち着いてきたらシャンプーなどを行いますが、ワ クチンや駆虫を優先させる場合には、シャンプーの時期を考えた方がいいかもしれません。それから、個人的には猫のシャンプーを勧めません。強いストレスを 与えるし、犬と違って、グルーミングをこまめにしているので必要ない場合が多いのです。獣医とよく相談してください。

これらのケアを一日で行う必要はありません。最初は駆虫程度にし、徐々に色々行うようにした方がいいかもしれません。募集前に血液検査を済ませるのが理想とされているようなので、可能なら募集前に行うようにします。

『先住動物とのご対面』
自分が緊張していると、うまくいきません。先住動物が他の犬猫に不慣れの場合、「うちの子大丈夫かしら?」と心配になると思いますが、先住動物を信じてあげるのも一つの愛情だと思います。
「べべなら大丈夫!ナナときっと一緒に暮らせるようになる!」
悩んだ末、そう自分に言い聞かせてナナを保護したのですが、とても仲良しになりましたからね^^

と言っても、あまり信用し過ぎていきなり会わせると、双方が驚いて予想外の行動を取ることもあります。私の場合は、なるべく友人に保護犬や猫を連れてきて もらうようにして、私は知らん顔していますが、それが難しい場合には、先住動物が居ない空間にケージを組み立て、保護犬猫をさっと入れ、ドアを閉めてしま います。先住動物がやきもちを焼く場合が多いので、あくまでも先住動物に比重を置いて接してあげましょう。勿論、保護犬猫も不安な思いをしていますので、 当分は、保護部屋と先住動物の間を行ったり来たりになるかもしれません。

先住動物が犬であるか猫であるか、他の犬猫等にどういったリアクションを取るのか、飼い主としてある程度想像してから会わせるようにします。保護した犬又 は猫がどのような子であるか、見極める前は、違う空間に離しておいた方がいいかもしれません。私は簡単な問題だとは捉えていませんが、難しくも考えていま せん。確かにうちのリルは、保護猫を追い回してしまい、恐怖を与える事もありますが(笑)、カミュだってミリだって、違うお部屋に入れて保護し、ちゃんと 新しいご縁を掴んだのですから!ちなみにうちはフラットな2LDKのマンションだから、保護に適している訳でもないですし^^ でも、自分次第で、どうに かなる事もあると思います。だから無理をせず、でも簡単に諦めず、色々な方法を模索しながら考えてください。

又犬と猫を会わせる場合は、少し注意が必要です。
卒業犬タロ(柴犬)は、うちのかつくんを必要以上に威嚇してしまいました。だからかつくんをフリーにし、保護犬タロはケージに入れていました。ケージから タロを出す時は、かつくんを違うお部屋に入れるようにしていました。2つ以上の部屋がある場合には、それらを有効的に使って頑張れば、何とか共存できる場 合もあります。まあ、水頭症のほほは保護犬が怖いので、その点では私も手を焼いていますが(笑)。

頻繁に保護する家庭には、必ずケージなどがあります。ケージは是非ご用意ください。
犬や猫を保護したはいいけど、先住動物の具合が悪くなってしまった。という話をよく聞きますが、それらも考えた上で、保護するかどうかを決めた方がいいと 思います。どんな理由であれ、犬猫を保護する場合、途中で投げ出す事は出来ません。先住動物を優先するあまり、保護犬猫を捨ててはいけないのです。長く生 活を共にしてきた先住動物の可愛さは、良く分かります。でも、どんな形であれ、保護犬猫に新しい家族を探してやらなければならないのです(地域猫などリ リース対象を除く)

先住動物にとって、あなたが全てであるように、保護犬猫にとっても、あなたが全てだということを良く理解した上で、保護を決めてください。保護活動は誰に でも出来ることですが、責任が伴います。責任感がない方や責任の重圧に簡単に押しつぶされてしまいそうな方には、あまり向かない活動かもしれません。

先住動物と保護犬猫の相性について、私個人はそんなに重視していません。
カミュやミリがリルと合わなくても、良いご家庭の元へ「卒業」してくれたからです。
けれど、合わないよりは合った方がよりいいので、様々な方の意見を聞き、書物やネットで調べ、正しい知識をつけるのも悪くないかもしれませんね!

うちのほほは保護犬を見ただけで下痢などの体調不良に陥るため、ほほについては正直頭が痛いのですが、どういうやり方であれ、私がいい家庭に送り出すと決めて、手を差し伸べた犬を途中で投げ出す事は有り得ません。

べべナナかつは保護犬猫に慣れている組でした。
でもほほやリルが増えても、保護活動は出来るんです^^
うちが出来るんだから、自信が付くでしょ?(笑)

長くなってしまったのですが、最後に3つだけ(3つも?!とか言わないで^^;)
① 先住猫がいる場合、保護猫の血液検査(ウイルス検査)が終わるまでは隔離しましょう。
→私の場合、稀に検査結果が狂ってしまった経験がありますので、今は二度検査をお願いすることもありますが、血を二回抜く事にもなるし、お金も二倍かかるので、信頼できる病院で、子猫の場合は、ある程度育ってから検査した方がいいかもしれません。
② 日誌をつけましょう
→簡単なものでいいんです。ブログをやっている方は、それが日誌の代わりになりますよね。その他私はカレンダーに色々書きこむようにしています。
「○月○日ミリ、食欲落ちる」 「〇月○日検便&駆虫」
簡単で構いません。保護犬猫の事を記録しておいた方が、円滑に家族探し出来ます。
③ 躾などを行いましょう。
→訓練の方法は人それぞれです。うちは卒業犬タロの事は一回バシッと殴りましたが(噛まれてしまったチチが^^;)それ以外の子に手をあげた事はありませ ん。体罰式の訓練法はお勧めできません。その子を伸ばすようなやり方を考えましょう。猫に訓練はあまり必要ありませんが、犬は散歩の引っ張りや盗み食い等 の癖があったら少し矯正する方がいいと思います。人を噛む等、重症な場合は専門家へ相談することをお勧めします。又、脱走等に気をつけ、食事や健康面にも 配慮しましょう。

色々書きましたが、毎日楽しく暮らすこと。それが先住動物にも保護犬猫にも良い影響を与えてくれると思います。次回は、いよいよ「家族探し」について書きますね!信じられないほど長くなってしまって、本当にごめんなさい。

前回の記事はこちらです→http://anny703.com/archives/2283
はじめて読む方は今日の分と合わせてお読みください。

「精神的にまだ落ち着かないので、今日の出来事などは又今度にします。取り急ぎ、少し前に書いておいた今日の分の記事をUPします。こうしている間にも、里親探しを頑張る方が居ると思うと、どうしてもただ休んでいる気にはなれません。でも、苦しいです。ハハ

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1、捕獲方法(不定期更新です)

※今日の記事はメチャクチャ長いです※

皆様、今日から数回に分け、家族探しの流れを書こうと思います。

何回も繰り返しますが、これはあくまで私個人のやり方です。他の方と違う部分もあると思います。私自身も、まだまだ勉強中なので、さらっと読む程度にして 頂ければ幸いです。私と同じでなければ「里親」が決まらない訳ではありません。良いご縁は色々な形でやってくる事があります。だから私とま逆な方法で不遇 な犬猫を幸せに導ける事も多々あります。そして色々なHPやブログがありますので、一つだけを読むより、沢山調べて、ご自身のライフスタイルや対象動物に 良いとされるものを選んでください。

それから、保護活動は誰でもできることです。私のようなぐうだらな人間にも出来るんですから…
けれど、責任を伴うのも事実です。
保護した子がなかなか良い縁に恵まれない、あるいはあまり懐かないからと言って、途中で投げ出し、外へ捨てに行く事は許されません。はじめに誰が捨てたに せよ、一度家に入れてその後捨てれば、はじめに捨てた人間と同罪です。動物愛護法に抵触する行為になるので、十分に考えてから行動を起こしてください。

まず、自分に何が出来るのか、どの程度やれるのかを整理することをお勧めしています。
例えば…
① 「家族の反対などに遭い、自宅に保護する事は出来ない。けれど野良猫の不妊手術なら出来る。」
② 「多数は無理だけど1頭なら長期保護できる。」
③ 「一人でやる自信はないけど、ボランティア団体のお手伝いからはじめてみたい」
④ 「積極的には出来ないけど、出会ったしまった子だけ家族を見つけてやりたい」

整理しても想定外の事は起きます。例えば、1匹しか保護できないと思っていたのに、2匹の子猫を見つけてしまった、とか… だから頭でっかちにこうだと決 めるような整理ではなく、常に自分と向き合い、出来る事をすることがいいのかもしれせんね。私も想定外の出会いが多いので、その都度色々考えてから行動を 取るようにしています。それから、拾った子を無理矢理動物病院などに置いてくる方や、ボランティア団体に頼んで、何もせずに終わる方が多いのも事実です が、これでは「保護に携わった」とは言えませんよね。最後までしっかりと見届ける、そして自分の手を使って頑張る、これこそが重要だと思います。

犬と猫の家族探しは同じではありません。
ここでは、猫をメインとして挙げようと思います。でも、犬にも共通する部分が多々ありますので^^

猫の保護と言っても、状況によって様々ですよね。
① 保護するつもりはなかったのに、あまりに懐っこい子を見てしまって思わず連れて帰った。
→これ、よくある話です。捕まるまでの苦労がない分、出だしは楽かもしれません。
② 子猫を見かけたが、すばしっこく逃げられた。あるいは、病猫を見たので捕まえて治療を受けさせてやりたい。その後家族探し出来そうなら行い、凶暴そうなら治療後や不妊手術後、元の場所にリリースしたい。
→現段階で「捕まらない」あるいは「捕まえていない」これが頂く相談の中で結構多い割合を占めています。

私は猫に多少慣れていますが、完璧に知り尽くしている訳ではありません。猫は非常に神秘的な動物で、一筋縄にはいかない事が多いからです。それに捕獲な ら、地域猫を多数抱えた活動に重点を置く方の方が慣れています。Kさんは例外的に捕獲に秀でていますから(ほぼ100%の割合で捕獲します)実際はKさん に相談することも多いので、私よりももっともっと詳しい方がいますが、私の経験と、Kさんの方法を幾つか書きますね。

素手で触れる子は抱っこでキャリーバックに入れて捕獲は終了です。
素手で触れない子は道具を使います。よく耳にすると思いますが「捕獲箱」等が代表的で、捕獲箱にも幾つかの種類がありますが、安全から考えるとペダル式の 物をお勧めします。ネットなどでも売られています。虐待する為に購入するバカも居るので、ネットで簡単に売ってほしくはないんですが、買えるのは事実で す。

安い所で一つ5000円程度だった気がします。レンタルしてくれる個人や動物愛護団体もあります。
色々なHPを見て調べてみてください。
子猫に使うべきかどうかは賛否両論が分かれますが、私個人的には、1.5キロを超えていそうな大きめの子猫なら躊躇なく使います。又、仕掛けてもお目当て の猫が入るとは限りません。違う猫が入ってしまうこともしばしばです。そんな時は慌てず、そっと放してあげてください。強いトラウマにはなりません (笑)。

捕獲箱に単純に入るわけがないので、入れる前に可能なら少しご飯を抜き、お腹を空かせます。衰弱が激しい子はこの限りではありません。要は一般的な猫の話 です。そして普段はあげないような匂いの強いものも有効的です。焼き魚、唐揚げ、匂いの強い缶詰… ダイエットフードなどのさっぱり系の物は向きません ^^

捕獲箱のペダルから一番離れた奥に食べ物を置きます。手前に置いても意味がありませんし、事故の元になりますから、必ず一番奥に置いてください。お目当て の猫が入るまで、数度トライする事になる場合が多いのですが、人間が近くにいると警戒するかもしれないので、箱を仕掛けたら少し離れた所で見ていてくださ い。何時間も放置してはダメですが(笑)気晴らしに5分程度近くをぐるっと回るのもいいかもしれません。まあ、猫に見つからない所で見張っているのが一番 ですが。

捕獲箱に入ったら、今度は病院へ運びます。夜捕まったのであれば、翌朝まで快適な場所に箱ごと置いてもいいかもしれません。その場に置いて去るのはダメで すよ(笑)。誰かが逃がしてしまうかもしれないし、虐待魔に遭遇したらそのままお持ち帰りされちゃうかもしれませんから。必ず連れて帰り、玄関の中に入れ ておくようにしましょう。その際は、温度などに気を付けてください。炎天下の車内などは絶対にやめましょう。そしてちょくちょく猫の様子を見ましょう。猫 が落ち着かないようなら、捕獲箱を布等で覆ってもいいかもしれません。優しそうな子なら、自宅のゲージに移してもいいと思いますが、脱走等には十分気を付 けてください。猫を再びキャリーに移し、病院へ運ばなくてはなりませんので、それが難しいと思った場合には、捕獲箱に入れっぱなしでもいいと思います(半 日程度なら)

病院はあらかじめ予約しておいてもいいのですが、いつ猫が捕まるか分からないので、融通の利くところがあったらそれが一番です。病院へ連れて行く理由など は次回お話しますので、この辺で一旦話を捕獲に戻しますが、捕獲箱に入らない子や、捕獲箱に抵抗がある方はタモ網を使うのも有効的です。これはIさん、K さんからの入れ知恵です(笑)。

タモ網も数千円で販売されているので、ネットや釣り具を扱っているお店で探してみてください。ちなみに私が今Kさんから借りているやつは、かなり大きいです(笑)。大きい方がいいです。そして私自身もクロ用に一つ買いました。又いつ病院へ連れて行くか分かりませんからね。

タモ網は原始的な捕まえ方になります。要は虫を虫取り網で捕まえるのと同じ。
でも失敗は許されません。練習してから臨んでもいいかもしれませんね。私はドンくさいので、いつもKさんがやっちゃいます(笑)。そしてKさんの成功率は100%(笑)。

網を地面に振りおろし、猫が無事に入ったら、そのままの状態で静止します。分かりますよね?網を持ち上げると猫が逃げるからです。そして猫が凶暴なら上か らシーツを被せ、網の入り口を必ず紐で固く縛ります。5キロ程度の猫が死ぬほど暴れても解けない位きつく。そしてそのままの状態で病院へ運びます。

これが捕獲方法です。

凶暴な子を慣らして、家族探しするのは間違いだとは思いません。でも、成猫の場合は現実的に厳しい所があります。だから治療や不妊手術に留め、必要な処置 が終わったら素早く元の場所に戻すことをお勧めします。この場合は「猫を捨てた」事にはなりません。リリースと言います。けれどこのリリースという言葉を 都合よく使うのも良くない気がします。

何週間も自宅で慣らす訓練をした後、「やっぱり慣れない」という理由で再び外へ捨てに行くと、その子はその間に昔のテリトリーを他の猫に奪われ、外で生き ていけなくなる可能性が出て来ます。だから適正な判断をしてあげてください。あまり長い間、いたずらに保護する事は良くありません(特殊な治療をしている 場合などはこの限りではありません) 逆に何週間も手元に置いてしまったのであれば、常識的に考えて、猫が自分に慣れていようと慣れていなかろうと、保護 した方の「飼い猫」になります。そしたら新しい家族を探すか、無理なら自分で飼うことをお勧めします。猫の為に…

それから、リリースですが、夜の方が良いとされています。私は必ず元の場所の近くで放します。全然違う場所だと、猫のテリトリー外なので。放す時は道路側 にキャリーを向けて放すのではなく、車の通りがない事を確認したうえで、猫が茂みや物陰に隠れる事が出来るよう、奥に向かって放しましょう。放された猫は 勢い良く飛び出し、隠れる場所を探します。その時に交通事故に遭いやすいので、気をつけた方がいいかも知れませんね!

人慣れしていない犬の場合は、捕獲箱やタモ網はあまり聞きませんが、犬の散歩仲間やボランティアに相談し、捕獲の手伝いをしてもらう手があります。又保健 所などが捕獲に力を貸してくれる場合もあります。その場合は必ず「捕獲出来たら自分の所で預かる」と言いましょう。じゃないとセンター送りになり、最悪の 場合は殺処分されます。それから犬の場合は、猫と違って不妊手術後のリリースが出来ません。手術をした後、お外へ放すということが出来ないので「保護す る」事が条件になります。保護できない場合でも、代わりに保護してくれる所を見つけなければなりません。又、噛まれる恐れもありますので、無理のないよう 行ってくださいね!

と、とんでもなく長くなってしまいましたね。
読むだけでうんざりし、疲れた事と思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
捕獲は、私もあまり自信のない分野なので、行う場合は一人で抱え込まず、色々な方に相談してみてください。その子を真剣に思う気持ちが相手に伝われば、迷惑だなんて思われませんよ!

それから、神経質すぎたり、激しすぎたりすると、猫や犬が驚き、捕まるものも捕まらなくなりますので、リラックスリラックス♪ その子の明るい未来だけを 考えましょう!又、捕獲期間中に犬猫が不慮の交通事故等で亡くなる事もありますので、決めたらなるべく迅速に行動した方がいいけど、万が一亡くなってし まったら、自分の無力さを責めないでください。反省は大事ですが、深すぎる自責の念からは、活動力は生まれない気がします。

私もまだ発展途上なので、気持ちを強く持つことが難しい事もありますが、強く持てるようマインドコントロールしてあげるのも、自分への思いやりだと思います^^

それから、皆さまの方でいい方法がありましたら是非コメント欄へ書いてくださいね!

次回へ続きます!

「この特集は不定期で更新していきます。お急ぎの方は個別にご連絡ください!それから保護や捕獲などのいい方法があるという方はコメント欄に書いて教えてくださいね。

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