ジョイの親戚が来ました、ほか

3連休謳歌中です。まあ私はほとんど働いていないけど^^;

 

 

金曜の夜に保護猫ジョイのご縁が決まり、肩の荷がちょっとだけ降りた気がしました。

 

 

次の日の土曜、ウレシカさんで開催中の「ペットショップにいくまえに展」へ。今年も直木賞作家森絵都さんと絵本作家のスギヤマカナヨさんといっしょです。昨年の記事はこちらを

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まずは腹ごしらえ。カナヨさん行きつけのピザ屋さんにて。

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おいしかった~! 少食の森絵都さんの分も奪って私が食べました。女性三人、ペチャクチャおしゃべり。時間がいくらあっても足りません。

 

 

 

到着。今回はカナヨさんも参加しています。

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こういう催しってほんとうに有意義ですよね。アートを通じて多くの方が「保護犬」「保護猫」に目を向けるきっかけになるのでしょうね。「家族」は買わなくても出会えます。

 

 

作品はどれもすばらしかったです。オシャレな世界観のものばかり。カナヨ画伯の猫たちの集合画は圧巻でした。非売品じゃなければほしかった位です。

 

 

会場をうろつき前川幸市さんの作品群の前で足が止まった私。離れがたくなりました。

 

 

ゆるくて萌える。なんだろこの癒し感は・・・・・・。で、↑写真下の5体を連れて帰ることにしたのです。私が3体、森さんが2体買いました。3体のうち、私は森さん、カナヨさんに1体ずつプレゼント。森さんからも1体プレゼントしてもらい、ペアで703号室へ!

 

 

黒いのは森さんからのプレゼント。えとちゃんと名づけました。ベージュはかなよちゃん。

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ううう。背中まで愛おしい。もっといっぱいほしかった。さっそく玄関に飾っています。

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コラージュ写真にチラッと写る胸に赤いハートのあるブルーアイの猫も連れて帰ればよかった。

 

 

ううう。ううう。

 

 

カナヨさん、ベーグルと

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来年の卓上カレンダーありがとうございました。

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日曜は、703号室に素敵なお客さまが遊びに来てくれました。

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保護猫ジョイのきょうだい龍&キャッチのお母さんとお姉ちゃんです。

 

 

龍とキャッチは里親さんのお宅でたいせつに育てられています。卒業記事はこちらを

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やんちゃぶりがすごいんだとか(汗)。龍、キャッチ、おまいたち、ふたりで結託していたずらばかりしているらしいね。棚も勝手に空けちゃうし、朝早くお父さんをたたき起こしたり。

 

 

でも、ふたりの悪事を目を細めながら語る里親さん。龍とキャッチがかわいくて仕方がないそうです。近況を聞いて感動。里親さんが龍とキャッチのことを「うちの子」と呼び、終始誉めまくり。頭がいい、声がかわいい、大きく育った、ハンサム、顔が小さい、毛艶がいい、などなど親バカ自慢炸裂モードでした。ありがたい限りです。

 

 

ジョイのことも気にかけてくださり、もしこのまま里親希望者さんが現れなかったら引き取ることを真剣に考えてくださったようです。電車で1時間半弱かけてジョイに会いに来てくれました。

 

 

きょうだいゆえ共通項がたくさんあるので、ジョイの不器用さを龍とキャッチの里親さんはわかってくれています。心配だったみたいです。だからこそジョイの門出を喜んでくださいました。

 

 

ナーバスな主役ジョイの代わりにさぶがホストをつとめました。

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さぶよかったね。

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お姉ちゃんに遊んでもらえて。

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さぶやあまぱんの接待をひとしきり受けたあと、お姉ちゃんがジョイのケージに近づきました。私はドキドキ。ジョイは龍とキャッチよりも繊細で初対面の人を受けつけないのです。

 

 

けれど、私はお姉ちゃんの性格を知っています。

 

 

お姉ちゃんとジョイを信じてふたりに任せてみようかな。

 

 

近くにいたお母さんもたぶん同じ気持ちだったでしょう。

 

 

私「●●ちゃん、ジョイにちゅーるあげてみる?」

 

お姉ちゃん「(にっこり顔で)はい」

 

私「ケージは閉めたままがいいよね」

 

お姉ちゃん「開けてみます」

 

 

ジョイ、頼むから暴れないで。カッカシャーシャー威嚇しないでね。

 

 

 

・・・・・・あれ?

 

 

 

これおかしい。

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お姉ちゃんの指についたちゅーるを舐めてる(驚)。

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ケージから出て、お姉ちゃんとオモチャで遊びだした!

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ジョイを知ってる人はびっくりするかと。ジョイ、成長したなあ。それとお姉ちゃんと里親さんのジョイの扱い方がうまいんですよ。徐々に心を通わせ、一気に詰める感じが。

 

 

犬と長年暮らしていた里親さんですが、猫は初心者でした。

 

 

しかし猫と暮らすのがはじめてには見えません。すごい。

 

 

お姉ちゃんが仲よくなったあと、お母さんもオモチャでジョイの気を引きました。

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ちゅーるをあげて

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なでなで!!

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マジかこの母子!! 何者?

 

 

ジョイが動くたびに「龍キャッチとそっくり~!」「かわいい!」を連発してくださった里親さん。

 

 

その姿を見て私は自分のまちがいに気づきました。

 

 

私はもっとラフにジョイを信じるべきだったのです。

 

 

お姉ちゃん大好き。お姉ちゃんを見ていると未来を担う若者たちに希望を感じます。礼儀正しく、強く、やさしい。スポーツ万能でジュニアオリンピックで入賞も果たしています。お姉ちゃんをこんな風に立派に育てたご両親に龍とキャッチを託してよかったです。

 

 

お姉ちゃんのリュックで浜梨を背負ってきてくれたんですって。おみやげありがとう!

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それにしてもジョイ、最近主役ばかりね^^

 

 

お届けは来月初旬を予定しています。ジョイの里親さんの紹介も近日中にしますね♪

 

 

 

梨といえば、里親ゆきちゃんのママからもダンボールで届きました。

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甘くておいしい。ありがとうございました。

 

 

母の店に食べに来てくださったChiroさんからちゅーるや人用おやつをいただきました。

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ほどよい酸味ですっごく好きな味でした。ありがとうございました。

 

 

今日は早めに夕飯を作ります。

 

 

温野菜を添え、カジキマグロをバターソテーしてみようかな?

 

 

では皆さま、来週もどうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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三重まるっ! (こま吉おめでとう)

愛する皆さまこんばんは^^ いろいろ吉報があります。保護猫ジョイの家族が決まりました。

 

応援してくださった皆さま、このたびもありがとうございました。ジョイについては改めて書かせてください。今日はデカ円改め「こま吉」の正式譲渡をいっしょに祝ってほしいのです。

 

 

昨年の10月、捕獲箱でゆううつそうにしていた大きな男の子

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その後病院で暴れ(スタッフは猛禽類のケア用に作られた手袋でお世話していたという^^;)、703号室でも数ヶ月怒りっぱなしだったのがなつかしいです。

 

 

3か月のロングトライアルを経て卒業しました。

 

 

トライアルに出かけたときの記事はこちら1こちら2をお読みください。

 

 

FIVキャリアで屈強だったこま吉をあたたかい手で迎え入れてくれたきちこさんとご主人に感謝。ある程度人慣れしてからの譲渡ですが、実はたいへんだったと思うんです。

 

 

室内に盗撮カメラを設置してお仕事に出かけていたおふたり(爆)。

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お宅は楽しげなグッズが溢れています。使い心地よさそう~!

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その甲斐あって今こんなですよ♪

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ご主人(hisrockさん)とラブラブ

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ふたりの世界

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ベッタリ甘えていました。

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遊びに行ったチチ、私、妹は完全に部外者で

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私たちは終始訝しい視線で見つめられていました。ごめんねー(涙)。

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来客を激しく不審がるこま吉をなだめるきちこさん

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いや、いいです。こういうのは慣れていますから(笑)。

 

 

M的な発言をさせてもらうと、むしろ嫌われるぐらいの方が私はうれしいです。こま吉の賢い脳内には「家族」と「家族以外の人」の二種類しかありません。こま吉が家族を持ち、家族以外を警戒することこそが私の微々たる行動の成果だと考えています。

 

 

まるっ!

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三重まるっ!

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高熱を出し、「お届け」に来れなかったチチも大安心の様子。

 

 

お茶やケーキ

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お菓子をボリボリいただいて

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しばし猫の話をしました。慢性腎不全の猫のケアの方法などです。

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こま吉のお宅には、妹と私が4年前に譲渡した「ぽん吉」がいます。

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ぽん吉もFIVキャリアのシャイな成猫でした。最近、ぽん吉が慢性腎不全の診断を受け、きちこさんとご主人は病院の選び方や自宅でのケアについて悩んでいたのです。我が家もナナ、あまぱん、さぶが同じ病気なのであれこれ勝手なアドバイスを差し上げました。

 

 

私たちが遊びに行った数日後、ぽん吉は入院になってしまいましたが、現在は退院し、自宅で皮下点滴を行っています。妹が極度に心配し、大量に「皮下点滴セット」を送りつけていました。もちろん、きちこさんの方でも準備し、ご主人と日々心を鬼にしてがんばっているそうです。

 

 

 

里親さんのツイッターから拝借した写真(左:ぽん吉 右:こま吉)

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こま吉は困ったような表情を浮かべるんですよね。赤ちゃんみたいで萌える。

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大好きな1枚。まんまる~!

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きちこさんから紅茶やお茶やponkoma-2

 

 

 

紅茶やお菓子をいただきました。ありがとうございました。

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ひと昔(10年ほど前)は「成猫」というだけで家族募集のハードルが高かったのを思い出します。それにくわえ、FIVキャリアの猫は「もらい手がほとんどない」とされていた時代もありました。キャリアの猫たちを保護した多くの保護主さんが落胆し、途方に暮れたのを覚えています。

 

 

ですが偏見を持たない善き里親さんたちによって近年はキャリアの猫たちの活路が開けています。本質を見てくださる。個々の魅力に気づいてくださる。正しい知識と勇気と行動力のある方が増えつづけていますよね。つくづく日本はすばらしい国だと思います。

 

 

自分の譲渡活動は絶望を希望に塗り替えてくれます。

 

 

尻込みせずにこれからもできることをつづけていきたいです。

 

 

はい。最後にかつに登場してもらいましょう。

 

 

天国に眠るかつもFIVキャリアの男の子でした。耳の先からしっぽの先までかわいかった。

 

 

保護動物の卒業記事の終盤にのみかつが登場します。気づいている方いましたか?

 

 

私自身へのごほうびにかつを出しているのです。かつに出番を与えられるよう、自分を鼓舞してきました。かつが発する番号は卒業した子の数でもなければ卒業した順でもなく、ただこのブログで紹介した順をつけているだけです。ブログをはじめる前から譲渡活動をしていた関係で当初の卒業生たちの一部は未紹介のまま。非常に中途半端な形になっていますが(汗)。

 

 

かつくん「ハハ長いよ。x237こま吉おめでと。ぽん吉とこま吉。とってもいいコンビだね。703号室でもよくがんばったね。独りぼっちで長いお留守番にも耐えてえらかった。すっかり家族のアイドルになったこま吉。703号室一同、こま吉の幸せを祝福しています。それにしてもみんなきちこさんちにおじゃましすぎ。ハハ、ハハの母、チチ、妹・・・・・・メンバー勢揃いで失礼しました」

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慢性腎不全の猫と走る道のり

今日は朝から幸せでした^^

 

最近、チチ不在の日はチチの部屋の寝具をすべて洗い、チチの部屋で寝ることにしています。

 

理由はベッドが大きいから。体のコリがほぐれる気がするのです。

 

お子たちを無理やり誘わず、私だけそ~っとチチの部屋へ移動。

 

 

今朝、目を覚ました私は右腕あたりにあまぱんとさぶのぬくもりを感じました。

 

左側を見るとリルがデーンと伸びています。

 

ベッドの足元にはナナが控えめに横になっていました。

 

ひとりで寝ていたはずなのに、ナナ、リル、あまぱん、さぶが同じベッドにいる。

 

 

「いつの間に・・・・・・」

 

 

ベッドから降りると、ベッドのすぐ下に犬ベッドをくわえ運んできたべべが寝ていました。べべの横のラグにはほほが。私が夢見ている間に、寝室にレギュラーメンバー全員集合。

 

 

不思議。あなたたちお母さんのそばがよかったの?

 

 

うちは総じてなかよしですが、それぞれの相性が特別にいいというわけでもありません。なのにメンバー同士所狭しと転がる姿を見て「家族の絆」を感じました。みんながみんなを無意識に求めているんだと思いました。私を中心に円を描いたような形になっていたのがうれしかった。

 

たいへんなこともありますが、いえ、むしろ正直なところ、たいへんなことの方が多いこの頃ですが、全部吹っ飛びました。お子たちをもっとたいせつにしていきたいです。

 

 

振り返れば私はつい義務的な発言が口癖になっていたかもしれません。

 

「~~(投薬など)しなくっちゃ!」

 

「あああもう~~(散歩など)をする時間だ」

 

「次は~~(ごはんなど)だ」

 

 

お世話が習慣化し、重い腰をあげる真意をいちいち深く考えなくなってしまったのです。

 

 

「~~しなくっちゃ」の先にある言葉を想像してみる。

 

 

「べべと生きていきたいから薬あげなくっちゃ」

 

「ごはんを食べさせないとほほがお腹をすかせちゃう」

 

 

結局、お子たちとともに生きていきたい私が好きでやっていることにすぎないんですよね。

 

 

ところでジョイ、ジョイは来てくれなかったね? さびしかったよ。

 

 

「ぼくも行ってよかったんですか? なら今度勇気を出してみますね」

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うん。いつでもそばにおいで。大歓迎です。

 

 

午後、湿った空気をべべと味わいに出かけました。

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べべの歩幅に合わせてお母さんもてくてく

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べべ、雨降るのかね? 降らないのかね?

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帰宅後、メンバーをかえて車でお出かけ。向かった先は動物病院ですけど^^;

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トップバッターはあまぱん。口は痛そうですが、呼吸音は安定。平熱。体重100g増!

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慢性腎不全のあまぱんは腎臓の検査をしてもらいました。

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つづいてさぶ。平熱。体重横ばい。さぶは腎臓を含むスクリーニング検査を依頼!

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「先生 おれそろそろ帰るよ」

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だーめ(笑)。

 

 

 

20分後、検査結果が出ました。あまぱんは腎臓の数値が下がっていました♪

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さぶも微減です。大巻先生に誉められすっかり笑顔の私

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自宅での点滴(補液)とセミントラのおかげです。100%そうです。

 

 

信じてつづけてよかった。大きな希望となりました。

 

 

慢性腎不全は猫の死因の第一位。たくさんの猫たちがこの病気と闘っていることでしょう。

 

 

私は昔、まーもを慢性腎不全で亡くしました。保護したときにはすでに最終ステージだったのです。だからさぶは早い段階で補液を開始しました。慢性腎不全は侮れない病気ですから。

 

 

保護から2年半経ちますが、さぶは数値が悪化していません。キープしています。

 

 

すごいでしょ?

 

 

私が積極的にやっているのは以下の3つのみ

 

点滴(補液)→貧血の値に気をつけながらとにかく水分を体内に入れています。

セミントラなどの血管拡張剤→投薬はこれだけですが、1日も欠かさずにつづけてきました。

計画的なモニターリング→経過観察(血液検査)を怠らずにやってきました。

 

 

ネフガードや食事管理はしていません。知らないわけではなく、しない理由があるのです。

 

ネフガードなどの「炭」は大学病院では近年特に重要視されていない傾向にあると伺いました。むろん、それぞれの病院の方針があるので私の書いていることは「絶対」ではありません。

 

うちはなぜか炭を混ぜると吐く確率が上がるので、いったんやめて様子を見ています。

 

それから食事には気を遣っていますが、完璧な「食事療法」がむずかしい状況です。

 

なんでもおいしそうに食べてくれるタイプの子なら迷わず腎臓サポート食だけを与えますが、口の痛みが深刻なあまぱんも、元来食の細いさぶも、私が食事療法にこだわればこだわるほど痩せ細ってしまいます。大巻先生と相談の上、シニアフードやおやつをじょうずに使いながら、食べたいものを気持ちよく食べさせて体重を維持する方法に切り替えたのです。

 

それがうちの場合に限ってはとってもよく合っているようで、数値の安定に繋がっています。

 

 

あまぱんとさぶの診察および検査、セミントラ2本、べべの2週間分の薬を出してもらって33,660円。このほかに駐車場が600円。いつもだとついでに病院で点滴をお願いするのですが、節約したいのでやめました。病院だと2匹で約5,000円弱ですが、自宅でやれば2匹合計で1,000円程度で済むのです。闘病は長い旅路ゆえ、切り詰められるところは切り詰めないとね。

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お子たちはがんばっています。でも、死闘という雰囲気ではありません。

 

 

ゆったり穏やかに、それぞれの病気を受けいれ、向き合ってくれています。

 

 

支えているつもりが、こちらが大きな勇気ばかりをもらって・・・・・・日に何度も思うのですが、ほんとうに私にもったいないほどすばらしい子たちです。皆さまのお子もきっとそうですよね。

 

 

ああ。世界中の万物に感謝の気持ちです。

 

ドキドキしていたから、なおさら。

 

 

これからもしぶとくお母さんのそばにいてほしい。不死鳥のごとく。

 

 

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新鮮なのください

直木賞作家の森絵都さんより新刊が届きました。森さん、いつもありがとうございます。

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ボリュームある一冊。絶対骨太でおもしろいにちがいありません。読むのが超楽しみなんですけど。また魂を込めた感想文を森さん宛に送りつけようと思います。

 

 

ちなみに今私が使っているノートパソコンは森絵都さんのお下がり。長い間使っていますが、ぜんぜん故障しません。まだしばらくお世話になる予定です。

 

 

「ハハってずうずうしいんですね。その黒いパソコンももらいものですか?」

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いや~ ジョイそうじゃないんだよ。

 

 

3年以上前の話だけど、当時は割と家計が厳しく、そこへ急にパソコンが壊れちゃったもんだから天女さまが使ってないパソコンをゆずってくださったの。

 

森さんその節はほんとうに助かりました。森さんのお下がりパソコンを使ってたくさんの卒業生を排出したのでちょっとは恩返しになったかな?

 

 

「なるほど~ そういうことですか。ハハ物はたいせつに使いましょうね」

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おまいもね。爪とぎとかオモチャとか壊さないでたいせつに使ってください。わかった?

 

 

「ぼくひとつも壊したことないけど?」

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そうだね。たしかにジョイはいたずらや破壊しないよね。

 

 

「遊び方も上品って言われます」

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え、だれに?

 

 

おまいほとんど私の前でしか遊ばないのに、だれに言われるの?

 

 

 

「ぼき」

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笑。そっか。ジョイをほめて育ててくれて、ほほありがとう。

 

 

さて、掃除も終わったことですし、買い物にでも出かけますかね?

 

 

明日はあまぱんの通院。どうか腎臓の数値がひどく悪化していませんように。

 

 

最後に、あまぱんの不経済な水の飲み方を皆さまに告発して更新を終えたいと思います。

 

 

どうしてもこうしたいらしい。

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やめてほしいのですが、ピンクの舌をちょろっと出して水をすくう姿がかわいいので

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あまぱんのやりたいようにやらせています。

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スリムになったでしょ? でもがんばって病気と闘っていますよ。

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皆さま今週もどうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE!

 

 

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欲をかいた罰

えっと。

 

今日は卒業生春吉に会いに行ったのです。

 

春吉はルルさんと私が猫のお届け帰りに寄った高速道路のサービスエリアで保護した成猫。

 

5年3か月前に703号室を巣立ちました。譲渡以来の再会です。

 

卒業記事は「春吉の春1」「春吉の春2」をご覧ください。若かりし頃のほほと私が登場します。

 

それにしても保護はたいへんだったなあ。素手でチャレンジしたんだっけ(笑)。

 

 

胃腸炎が治っていない私を気遣い、延期を申し入れてくれた里親さん。しかしずっと前からの約束だったし、痛み止めと整腸剤を飲んでいるし、飲まず食わずなら行けると思い、予定通りおじゃますることに。春吉の様子は次回以降に紹介するとして・・・・・・。

 

 

「ハハ~ あの話をするんですね。ひさびさに帰ってきたチチさんが仰天していましたね。それ持って2回の乗り換えをしたのはほんとうですか?」

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ジョイ、ほんとうです。

 

 

在宅で造形作家をしている春吉の里親さん。お家にはいろんな作品があります。

 

 

テレビ番組の収録用にご友人が作ったという宗教画の大きなパネルが私の目を引きました。

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私「これ、素敵ですね」

 

里親さん「え? そうですか? 大きくて・・・・・・要ります?」

 

私「え、いいんですか? ほしい」

 

里親さん「うちには大きくて・・・・・・どうぞどうぞ。で、どうやって持って帰るんですか?」

 

私「・・・・・・電車で」

 

里親さん「・・・・・・」

 

 

という一連の会話のあと、記念に撮ってもらいました。春くんも抱っこで登場!

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身長160cmの私。春吉は7キロの立派な体格です。パネルの大きさがなんとなくわかるかと。

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さて、そろそろ帰らないと。パネルのほかにバッグ2つ持っています。

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里親さんが呆れ顔で撮ってくれた1枚。思いのほかたいへん・・・・・・しかも目立つ(汗)。

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丸の内線の地下に吹き荒れる強風に耐え、なんとか新宿駅まで到着。新宿駅にて大苦戦。

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無事山手線に乗り換えました。邪魔値最小限の壁際にしっぽりとおさめて。

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このときのまわりの視線を私は生涯忘れないでしょう。いっそ消えたい貝になりたい。

 

 

欲をかいた罰を粛々と受け、宅配業者と自家用車のありがたみを改めて噛みしめていました。

 

 

もちろん、遠目に空いている座席を眺めるだけで座ることはできません。ああ。

 

 

 

もうやだよ。由々しき事態です。デカいんですけど(泣)。せめてラッシュ時じゃなくてよかった。

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地元の駅に着きました。ようやくゴールが目前に迫っています。

 

 

改札付近で私とパネルを凝視していたおじいさんがひと言。

 

 

「あああ! きれいだあ!」

 

 

軽く会釈を交わしながら、「マジかよ?」と思いました。

 

 

と同時に、がんばってよかったなあと。

 

 

かなり悩みましたが、時間の関係上、私には選択の余地がありませんでした。

 

 

パネルを抱えたまま病院内へ

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事情を説明し、ちょこんと置いてもらうことに。

 

 

お騒がせしてすみません。診察と治療を受けたらおとなしく帰ります。

 

 

「ただいま」

 

 

電池切れ寸前で703号室に戻りました。正味5時間のお出かけ。でも濃かった。

 

 

 

「お母さんこれきれい~」  「いいよね~」

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うちのお子たちは芸術に精通しているようです。

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帰宅後に春吉の里親さんから届いたメール

 

「うわー、大変でしたね・・・お疲れさまでした。でも、失礼ですが、見ている方としてはとても面白い光景でした。笑」

 

 

そうでしょうね。

 

 

春吉をたいせつに育ててくださりありがとうございます。肝心の猫写真は数日以内に必ず!

 

 

パネル、どこに飾ろうかウキウキしています。

 

 

目に留まるたびに春吉を思い出し、この日のことを思い出し、ひとりクスクス笑うでしょう。

 

 

ありがとうございました。

 

 

にっこり^^

 

 

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