誕生日会

書きたいことがたくさんありましたが仕事が一段落するまでは書けませんでした。

なぜ今ごろ?

の声が聞こえてきそうですが、この際時系列はシカトでいきます!

今日は1月29日のべべの14歳の誕生日の我が家の様子を♪

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誕生日会に参加してくれたのはMIHOさん(卒業猫クー太の里親)ひとりですが、当日のことはMIHOさんの視点バージョンもあるのでそちらもあわせてどうぞ^^

 

主役べべはニットのマフラーを巻いての登場です!

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MIHOさんが来るとあって、私はまた歯磨きもせずにひたすら掃除しまくりました。

掃除の際、たぶんなにかを吸い込んで鼻に違和感を感じた私は、なんとその日100回以上のクシャミを連発。頭がボーとして悪寒まで覚えました。でも風邪じゃなかった。ひどいアレルギーだったようです。MIHOさん心配かけてごめんね。

 

べべは名前入り専用の食器でプチごちそうのzd缶をいただきます。

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べべ、腰が曲がってますね。後ろで保護犬バービーが整列中!

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写真はありませんが、ほかのお子たちもそれぞれごはんを食べました。(MIHOさんのブログにはみんなの写真が載っています)

 

毎度エコバッグにおみやげを詰め持ってきてくれるMIHOさん。どうもありがとう。

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なぜかケーキ、キンパ、スープもMIHOさんの差し入れです。払うっていっても聞かない。

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親として面目が立たないので、べべの小間使いとなりMIHOさんにべべのおこづかいから小さなプレゼントを用意しべべからMIHOさんへのメッセージを代筆で書いて渡しました(笑)。

 

私よりべべの方が気がまわります。

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「お母さんケーキ一口くれる?」

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人間ばかりいい思いをするのはかわいそうなので特別に犬たちにも一口ずつあげました。

 

 

バービーが思慮深いお顔でなにやら考え込んでいます。悩みでもあるんですかね?

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そこに我が家の色男さぶがベッドインしました。

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いい感じのムードです。

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犬と猫の共存はすごく楽しいですね。

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こういう姿に悶絶しっぱなしです。

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バービーはお友だちがいっぱいでいいね!

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バービーは実に性格のいい犬です。そしてうちのお子たちも保護動物に対して紳士淑女の振る舞いでお母さんは鼻が高い。私にはもったいなすぎるほどの家族です。

 

MIHOさんが人馴れ中の保護猫萌乃を抱いてくれました。

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萌乃がゴロゴロ喉を鳴らすまで根気よくずっと……。

 

「萌ちゃんあったかい!!」

 

当たり前のことを何度も繰り返し言いながら子供みたいに喜んでいた熟女MIHOさん。

 

MIHOさんもあったかいよ。あったかいのはMIHOさんだよ。

 

と言いたかったけど照れたのでやめました。

 

 

私のかわりにうちのホストがベッタリご奉仕

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「MIHO オレんちにあそびにきてくれて ありがとな」

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べべが14歳になれただけで、私は感無量です。

べべの闘病は私にとって慢性的緊張感の連続で、正直次の誕生日に思いを馳せる余裕がないのです。過度な希望も持たないよう自重しています。

 

そこへMIHOさんはさらっとひと言流し込んでくるのです。

 

「べべちゃん~ 来年もお祝いしようね♪」

 

MIHOさんの言葉のおかげで心を縛っていた糸がふっと解けべべの15歳の誕生日を祝うシーンが脳裏にすっと浮かんできました。MIHOさんありがとう。

 

数日前、MIHOさんについて書かれたブログを見つけました。

書いたのはカメラマンの太田康介氏こともうーすさん奥さまです。

【ありがたい】 ←こちらの記事です。

読んで感動!

あきこさん、ふむふむ、納得です。

※ もうーすさんとMIHOさんは偶然にもご近所です。

 

今回は平日ということもあって会社の飲み会でチチの帰りが遅かったので、チチは祝えませんでした。どこかで時間を見つけてチチにもみっちりべべの誕生日を祝ってもらいます!

 

チチさん、べべの好きなドッグラン……かな?(笑)

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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しっぽをふって

※ブログへいただいたコメントのお返事を書きました。よろしければお読みくださいね。

 

なんとなく昔の写真をみていたらかわいいのが出てきました。

 

うちの長女べべと次女ナナ。私を見上げながらしっぽを振っています。

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この手の笑顔に何度騙されたか知れません。

いえ、何度励まされたか知れません。

 

「しっぽ」

 

若かりし頃、べべのしっぽは白と薄茶のツートンカラーでした。

べべの中でべべのしっぽは私のもっともお気に入りのパーツで、連れて歩くとよくしっぽをほめられたものです。

 

でも、べべはガンでしっぽを3分の2失いました。

大手術の末、死の淵から蘇った胃がん……だけでなく、べべは重度のアレルギー、IBD、腸の腫瘍、肝臓病、しっぽのがんとも闘いました。そして14歳の今も闘病中です。

 

しっぽのがんのときは痛かったようで、顔から笑みが消えることが多かったです。

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敏感な部分だもんね。

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親族の結婚式に着ていく服をコーディネートしていたらべべが服の上に乗ってきました。

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わがままで目立ちたがりなので、これは毎度お決まりです。

コラコラ言いながらもつい写真を撮ったりして。

この頃のしっぽはかわいそうなことになっていました。

それでもべべはうれしいことがあると、よくしっぽを振って見せました。

 

 

風船のように膨れ上がった病変部が破裂。

大量の血を部屋にふりまきました。そろそろ断尾しないと限界かな?

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すでに幾度か腫瘍やがんの手術をしていたべべですが、オトナになってからの断尾はきつかったようで術後は顔が歪んでいました。よくがんばったと思います。

 

べべは病気と闘いながら少しずつ姿を変え、私のそばに居つづけてくれています。

 

幸せなのかなあ?

 

聞きたいけれど、怖くて聞けないです。

 

 

最近、べべは腰が曲がったせいで体がひとまわり小さくなりました。

 

神さま、どうかうちのべべに穏やかな余生をください。

 

 

 

 

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思いを形に 皆さまへのご報告!

仕事から帰ってきたのは深夜でさすがにヘトヘト^^;

昼は掃除。毛だらけの汚屋敷をなんとかマシな状態に。

来週は1日しか働かない予定なのでのんびりできる時間を見つけるつもりです。

 

みんなごめんね。それにしてもすごい密度……お母さんの場所がない!

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写ってないけど黒猫ほほも近くにいます。

せっかくなのでうちのほほのピンもどうぞ♪ 意外と人気があるんですよほほは。

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「お母さんあたしの写真もお願いします」

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ナナちゃんはいつ見ても美犬モデルだよね。お母さん惚れ惚れしちゃう。

さて、うちのお子たちの写真をある程度ご覧いただいたあとに本題へ。

本日は私の「外猫写真」以上にひどい写真を撮る方を紹介します(笑)。

 

「もしかしてそれは……ぼくの保護主さんのことでしょうか?」

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はい、キットくん! 正解!(笑)

怒られちゃうかな? ご本人は撮影時大真面目だから。

 

 

「ぼく知りませんよ?」

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ピチコさまがキットに物資を送ってくださったので後日改めて紹介します。そして近日中にキットの保護主さん宅に物資と(ニャンニャンBOX&ポストカードの売り上げから)医療費寄付を渡しに行きます。キットの写真をまた撮ってきますね。

キットの保護主さんは深刻な経済問題を抱えています。

キット家は保護猫も多く、外猫たちのTNRなどもやっているため、私はFIVキャリアで腎不全に苦しむキットの医療費や7匹の猫のTNR(結果8匹に増えましたが、最後の子は地元の方が手術代をカンパしてくださったそうです)のお金を寄付しています。

我が家はおそらく日本人の平均年収? に届くかどうかの普通のサラリーマン家庭なので大きな寄付はむずかしいですが、自分の保護活動とは別にほんの少しでもほかの場所に還元できることが幸せです。ポストカードを買ってくださる方がいたからこそ実現したのですが。

きれいごとではなく、お金の問題は切実です。

私も重篤な病気を抱える保護動物に出会い、過去に皆さまから助けていただきました。1頭の医療費に50万以上かかることも何度かありました。正直うちの経済力だけだったら相当厳しかったでしょう。

気にかけてくださった皆さまのご親切、ご恩を忘れません。キットを保護しお金のことでずっと悩んでいる保護主さんを見ていたら、次は私が微々たる支援をさせていただく番かなと思った次第です。

そして、TNRの方も私の地元の猫たちの問題ですから他人事ではありません。

1匹目の手術については、すでにご報告いたしました。

こちらの記事でご確認ください。

 

今回は2、3、4、5匹目の子たちのご報告をいたします。

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(全頭共通)

●不妊手術

●基礎的な診察

●3種混合ワクチン(ワクチンについてはさまざまなご意見があるでしょうが病院と相談しながらやっているのでご安心ください)

●フロントラインプラス(ノミ・マダニ予防)

●プロフェンダー(お腹の駆虫)

※その他必要に応じて行っています。

2匹目(女子)

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手術済みの証

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3匹目(男子)

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わかりづらいかもしれませんが去勢手術後の局部の写真です。

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4匹目と5匹目(いずれも女子)

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手術後の写真

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私の外猫写真並みの下手さですが、保護主さんが一生懸命記録してきました。皆さまにご自身の活動と感謝を伝えたくて。6、7、8匹目(8匹目は地元のカンパで実現)の写真も追って掲載いたします。

なお、猫たちの体調を考え最低でも1晩以上は休ませてからリリースしています。

リリースは交通事故のリスクを軽減するため、深夜、静かな場所で行っています。

リリースの際は道路側ではなく、「行き止まり」など奥に向けキャリーの扉を開けるよう心がけてもらってます。手術後は餌やりさんなどが協力し合い、猫たちを見守っていく形です。

 

応援してくださった方への感謝を込めて!

 

PS 明日は保護犬バービーの皮膚の通院です。もう寝ないと^^;

 

 

LOVE!

 

 

 

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保護動物

追記:供血のお願い

以下2月5日のコメントより↓

 

「家の長男にいにの血が足りません
とんでも無いお願いですが、もしこれを見てる方で、健康なウイルスキャリア(エイズ、白血病)でないお子様をお持ちの方で、浦和方面に連れて来て頂ける方が居れば連絡ください
何度も死に掛けてるので、もう麻痺までしてるのですが、なんとこの状態から数か月ぶりに御飯まで食べるのです
でも血が足りなく、一日で無くなってしまう…
此処さえ乗り切れば、なんとかいけそうなのです
もし見てて協力してもいいって思う方が居ましたら、是非お願いします
にいには血液型はA型で一般に一番多い血液型です
そしてかつ君とあまたんと同じ白黒ちゃんです。
http://nekonooyado.blog.fc2.com/  」

保護犬バービーの卒業準備を着々と進めています。

淋しさからかなんとなくバービーの姿を目で追い、気づくとバービーの名を呼んでしまいます。ちなみに私は最近、彼女を新しい名で呼んでいます。

バービーが部屋のどこかで遊んでいると捕まえに行き抱きしめてしまいます。

そろそろ本格的な「子離れ」の時期に備え私は精神的決着の作業に入らなくてはいけません。こう書くと里親さんは私に対して遠慮がちになることがあります。

よって普段は書きません。

ですがバービーは本当にかわいいのです。

 

里親さんとバービーのお見合いは里親さんにこちらに来てもらう形を取りました。

お帰りになる際に里親さんに聞いてみたのです。

 

「駅まで私とバービーでお送りいたしますが、バービーを抱いて駅まで行きますか?」

 

里親さんはバービーを抱きながら駅まで歩くことがうれしかったらしく、目じりを下げながら答えてくれました。

 

「私が抱いてもいいんですか?」

 

いいんですよ。

もちろんです。

どうぞ抱いてあげてください。

バービーは里親さんのお子になるのだから、私への遠慮は微塵も要りません。

里親さんの細やかなお心に私は申し訳なさとありがたさでいっぱいでした。

お見合い中は、和気藹々としながらもどこか緊張感が漂っていた気がします。

プレッシャーになることもたくさん申し上げたでしょう。

お願いもひとつやふたつではありませんでした。

私の思いの強さや独自のこだわりを里親さんは受け止めなければならず……大変なんだろうなあと察しました。

 

私たちは並んで駅まで歩きました。寒かったけれど、風が気持ちよかったです。

バービーは里親さんの腕の中にまるまっていました。

このとき、「命のバトン」を握り締める人間が交代したのですね。

私も瞬時に頭を切り替えました。

バービーを「保護犬」ではなく里親さんからあずかった大切なお嬢さまとして接していきます。

里親さんはお迎えにむけただいま準備中です。準備が整い次第バービーは新居に移ります。

 

近頃のバービーは、快活な一面がうわっと前に出てきました。

彼女は全力で部屋を飛び回り、小さないたずらをしては私に「あ!」と注意されています。

乳歯をかゆがる子犬のように、なんでも口に入れて齧ってみます。

あなた、生まれ変わったんですね。

 

私も同じだったよバービー。

思えば私も「保護動物」だった。

私が明るく皆さまの前に出てくるようになったのは、べべ、ナナ、亡きかつと暮らしながら譲渡活動をはじめて数年以後の話です。

不幸告白ですが、幼少期は苦労の思い出しかありません。私も妹も学費は100%自分たちで働きながら払ったし、姉の私は家事に追われる毎日でした。ゆっくり勉強できる環境ではなく、当時家が貧しく複雑な事情を抱えていたゆえ、極端に言えば食べるものがない時期もありました。

食べたのは学校給食の1日1回だけ、なんて日も。給食費が払えない月が多く、「ただ飯食ってる」とからかわれることも。もともと図々しい性分なので、同級生のその程度の言葉はまったく気にしませんでしたけど(笑)。

もし、犬猫に出会わなければ、私は自分を恥じ、卑屈で、人生に於いて充足感を得ることなく、過去に経験した嫌なことだけに囚われながら生きていたと思います。

そうして無気力に成り下がり、朝と昼と夜を所在なく過ごしていたでしょう。

けれど私は犬と猫に救われ、前より心豊かに生きることができるようになりました。

私は彼らに保護され、心身をケアしてもらったのです。

 

 

彼らは私にあたたかく接してくれました。

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私を見つめて、私の話を聞いてくれます。

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彼らは「老」や「病」や「死」を教えてくれました。

根にある「生」もしかり。

 

 

彼らは絶えず生きることを教えてくれています。

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彼らは言葉をひと言も発さないけれど、彼らの姿勢を通して私の耳に届いています。

 

「その気になれば、ぼくたちは千度でも生き直せる。過去をポイして」

 

バービーは不幸をさっと脱ぎ捨てました。

お見事ですね。

 

 

 

 

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運の強い日

こんばんは。

聞いてください。悲劇が起こったのです。

夜、ナナ&リルの散歩中に運子を踏みました。

ちょうどわたくしがナナちゃんの排出した湯気むんむんの運子を袋で取っていたときでした。暗がりでナナの運子を取ろうと必死になるあまり自分の足元を見落としていたのです。

でも意識を集中し周りを凝視していたとしてもわからなかったかもしれません。

なにせ街灯も少なく、本当に暗いあたりなのです。

 

この感触はまさか……足の裏を恐る恐る見てみると、信じられないくらいべったり系でした。

 

【メガ盛り】

 

って言っちゃっていいんでしょうね。

 

 

「キャー」

 

汚れを知らない乙女でも良家のお嬢さまでもないわたくしですが、咄嗟に悲鳴が……。

右足裏ほとんど全域が被害に遭っていたのです(号泣)。

 

凹みました。

妹にもらった靴……捨てるしかないなあ。

 

運を拾い運を踏み運を捨てる。

わたくしの人生を象徴しているかのような冬のさむいひとコマでした。

 

はあ……

 

 

「つまりお母さんは……靴を1足ダメにして悲しかったのね」

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「よいこのみなさま 運子はちゃんとテイクアウトしてね」

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「ハハさん……ご心痛 おさっしします

告白しますけど

実はわたし

うんちなんかしたことないの

1日に1回

お尻から フローラル系のお花が 咲くだけで……」

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あれ?

確かバービーは鞭虫が出たのよね。駆虫薬も飲んでるはずなんだけど。

 

ああ……きれいなお花の咲くお尻に虫が寄ってくるのは当然か(笑)。

バビちゃんは頭の中もお花畑ね!

 

 

 

小さめの 

 

LOVE!

 

 

 

 

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