三重まるっ! (こま吉おめでとう)

愛する皆さまこんばんは^^ いろいろ吉報があります。保護猫ジョイの家族が決まりました。

 

応援してくださった皆さま、このたびもありがとうございました。ジョイについては改めて書かせてください。今日はデカ円改め「こま吉」の正式譲渡をいっしょに祝ってほしいのです。

 

 

昨年の10月、捕獲箱でゆううつそうにしていた大きな男の子

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その後病院で暴れ(スタッフは猛禽類のケア用に作られた手袋でお世話していたという^^;)、703号室でも数ヶ月怒りっぱなしだったのがなつかしいです。

 

 

3か月のロングトライアルを経て卒業しました。

 

 

トライアルに出かけたときの記事はこちら1こちら2をお読みください。

 

 

FIVキャリアで屈強だったこま吉をあたたかい手で迎え入れてくれたきちこさんとご主人に感謝。ある程度人慣れしてからの譲渡ですが、実はたいへんだったと思うんです。

 

 

室内に盗撮カメラを設置してお仕事に出かけていたおふたり(爆)。

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お宅は楽しげなグッズが溢れています。使い心地よさそう~!

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その甲斐あって今こんなですよ♪

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ご主人(hisrockさん)とラブラブ

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ふたりの世界

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ベッタリ甘えていました。

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遊びに行ったチチ、私、妹は完全に部外者で

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私たちは終始訝しい視線で見つめられていました。ごめんねー(涙)。

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来客を激しく不審がるこま吉をなだめるきちこさん

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いや、いいです。こういうのは慣れていますから(笑)。

 

 

M的な発言をさせてもらうと、むしろ嫌われるぐらいの方が私はうれしいです。こま吉の賢い脳内には「家族」と「家族以外の人」の二種類しかありません。こま吉が家族を持ち、家族以外を警戒することこそが私の微々たる行動の成果だと考えています。

 

 

まるっ!

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三重まるっ!

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高熱を出し、「お届け」に来れなかったチチも大安心の様子。

 

 

お茶やケーキ

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お菓子をボリボリいただいて

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しばし猫の話をしました。慢性腎不全の猫のケアの方法などです。

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こま吉のお宅には、妹と私が4年前に譲渡した「ぽん吉」がいます。

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ぽん吉もFIVキャリアのシャイな成猫でした。最近、ぽん吉が慢性腎不全の診断を受け、きちこさんとご主人は病院の選び方や自宅でのケアについて悩んでいたのです。我が家もナナ、あまぱん、さぶが同じ病気なのであれこれ勝手なアドバイスを差し上げました。

 

 

私たちが遊びに行った数日後、ぽん吉は入院になってしまいましたが、現在は退院し、自宅で皮下点滴を行っています。妹が極度に心配し、大量に「皮下点滴セット」を送りつけていました。もちろん、きちこさんの方でも準備し、ご主人と日々心を鬼にしてがんばっているそうです。

 

 

 

里親さんのツイッターから拝借した写真(左:ぽん吉 右:こま吉)

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こま吉は困ったような表情を浮かべるんですよね。赤ちゃんみたいで萌える。

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大好きな1枚。まんまる~!

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きちこさんから紅茶やお茶やponkoma-2

 

 

 

紅茶やお菓子をいただきました。ありがとうございました。

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ひと昔(10年ほど前)は「成猫」というだけで家族募集のハードルが高かったのを思い出します。それにくわえ、FIVキャリアの猫は「もらい手がほとんどない」とされていた時代もありました。キャリアの猫たちを保護した多くの保護主さんが落胆し、途方に暮れたのを覚えています。

 

 

ですが偏見を持たない善き里親さんたちによって近年はキャリアの猫たちの活路が開けています。本質を見てくださる。個々の魅力に気づいてくださる。正しい知識と勇気と行動力のある方が増えつづけていますよね。つくづく日本はすばらしい国だと思います。

 

 

自分の譲渡活動は絶望を希望に塗り替えてくれます。

 

 

尻込みせずにこれからもできることをつづけていきたいです。

 

 

はい。最後にかつに登場してもらいましょう。

 

 

天国に眠るかつもFIVキャリアの男の子でした。耳の先からしっぽの先までかわいかった。

 

 

保護動物の卒業記事の終盤にのみかつが登場します。気づいている方いましたか?

 

 

私自身へのごほうびにかつを出しているのです。かつに出番を与えられるよう、自分を鼓舞してきました。かつが発する番号は卒業した子の数でもなければ卒業した順でもなく、ただこのブログで紹介した順をつけているだけです。ブログをはじめる前から譲渡活動をしていた関係で当初の卒業生たちの一部は未紹介のまま。非常に中途半端な形になっていますが(汗)。

 

 

かつくん「ハハ長いよ。x237こま吉おめでと。ぽん吉とこま吉。とってもいいコンビだね。703号室でもよくがんばったね。独りぼっちで長いお留守番にも耐えてえらかった。すっかり家族のアイドルになったこま吉。703号室一同、こま吉の幸せを祝福しています。それにしてもみんなきちこさんちにおじゃましすぎ。ハハ、ハハの母、チチ、妹・・・・・・メンバー勢揃いで失礼しました」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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べべ公の食事介助

やっと保護猫ジョイの写真フォルダーを整理しました。先に我が家を巣立ったジョイのきょうだい龍&キャッチと同じフォルダーにごちゃごちゃに入っていたので振りわけたのです。

 

 

特にキャッチとジョイは毛色が似ているから紛らわしかった^^; 不精者の自業自得です。

 

 

フォルダー内のジョイの写真をあらためて見直すと思いの外いいのがあってうれしい。

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これはさっき撮ったばかりのジョイですが、ハンサムでしょ?

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おまいさんにも必ず運命の人がいるよ。いっしょにさがしていこう!

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龍&キャッチ&ジョイを保護したピチコさんよりチチにビールが届きました。

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ほぼアル中のチチは大喜び。ピチコさんありがとうございました。

 

 

 

卒業生麦&とろろの里親さんよりシャンプーとコンディショナー、お手紙、ご支援が届きました。

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かわいいカード! お顔同様美しい字で私への応援メッセージや麦&とろろの近況をお知らせくださいました。里親さんとは仲よくさせてもらっています。麦&とろろをたいせつに育ててくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

今日届いた写真。ちょっとした気持ちを送ったところ、とろろがカメラ目線をくれました。麦はにおいを嗅いでいます。ごめんね麦。猫の物じゃなくて(笑)。

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里親さんは今度703号室に遊びに来てくださるそうです。楽しみにお待ちしています。

 

 

 

さて、昨夜は感極まって要らぬことをペラペラ書いてしまいましたね。ごめんなさい。

 

 

大胆なことを出せるようになったのが自分でも不思議です。読み返す勇気すらないのでいっそ記事を削除してしまおうかとも悩みましたが、自分を恥じるのはやめました。いろんな縁が重なって私は生まれてきたので、生まれてきた事実だけを素直に喜びたいです。

 

 

家族のありがたみを噛みしめつつ。

 

 

ということで、そろそろ今回の主役に登場してもらいましょう。

 

 

胃がんと闘っているべべ公(15歳)の食事風景を皆さまにご紹介しまーす。

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用意したのはシリンジ(10ml)と流動食。ロイヤルカナンの瓶ですが、中身はクリニーケア。クリニーケアは缶なのでシリンジを使うとドロッとこぼれてしまう。いちいち小皿にうつすのも面倒な私はロイヤルカナンの瓶をくり返し洗い、詰め替えて使用中。

 

 

蓋にシリンジの吸引口大の穴が空いていて便利。瓶を逆さまにしチューと吸います。1回でだいたい10ml。これを1日10~20回(汗)。

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20回で約200キロカロリーを摂取できます。べべの理想体重を維持するには少し届きませんが、残りはちゅーるやお腹にやさしいおやつなどを食べてもらえれば大丈夫。

 

 

朝3~5回。昼3~5回。夕3~5回。夜3~5回。寝る前3~5回。

 

 

正直な話、意外とたいへん(汗)。

 

 

 

よしべべ公! 準備はいいね!

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このときは写真を撮りながらだったのでイヤがって見えるかもしれませんが、実際はスムーズに飲んでくれます。時間はかかりますがべべ公の激しい抵抗には遭いません。

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べべ公の歯石も取りたいなあ・・・・・・。

 

 

床にこぼれた分を自分で舐めたりしているところを見ると味は嫌いではなさそうです。

 

 

 

がんばったね。

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シリンジを吸ってる姿は赤ちゃんがミルクを飲むのに似ている気がして愛おしいです。

 

 

世間一般では「強制給餌」の部類に入るかな?

 

 

しかし私は「食事介助」だと思ってつづけています。

 

 

以前はべべの食欲、気力に任せっきりにしていたのですが、食欲がどんどん衰退し、体力も激減しました。明らかに今よりQOLが低かったです。

 

 

実際、死んでしまうんじゃないかと危惧するほどべべは一時、弱っていました。

 

 

「なんだったら食べてくれるんだろう」

 

 

私もチチも半ノイローゼ状態に陥り、五里霧中の日々。

 

 

でもシリンジを通じて経口でしっかりと栄養を摂取できるようになってから、べべの全身状態が著しく上がったのです。しかも病犬用に計算された栄養バランスのおかげで消化もスムーズ。

 

 

昔、愛猫かつが亡くなる間際にした強制給餌がかつにとって正しかったのかわからなくなり、かつが天国へ旅立ったあとも延々と私は自問自答を繰り返していました。

 

 

それが一種のトラウマとなり、私は自分の固定観念に縛られたせいで、なかなかべべ公のシリンジ食に踏み切れなかったのです。けれど、同じ物事でもそれぞれの個体によって誤にも正にもなり得ることをこのたびべべ公に教えてもらった気がします。

 

 

食事は家族のコミュニケーション。

 

 

ほんのりふっくらしてきたべべ公は、ほほのごはんをハイエナする元気が出てきました。

 

 

 

食べることは生きること。べべ公ありがとう。

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お口のまわりにごはんをつけた顔を眺めて、お母さんは幸せに浸っています。

 

 

LOVE!

 

 

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わたしはもも わたしが飛び立った先

あまぱんの具合が悪く、更新が遅れました。楽しみにしてくださっている皆さまごめんなさい。

 

 

さて、海子あらため「もも」のお家にご案内します。

 

 

へへ♪ 私は蘭丸Tシャツで行きました。

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ももの里親さんご夫妻はたっぷりいっしょに過ごせるよう3連休を取ってくださいました。当初はなんと5連休のある9月のお届けを希望していたのですが、お話し合いを経て、「まあ里親さんの環境なら3日も在宅できれば大丈夫だろう」との結果に。なにごとにも慎重な方です。

 

 

3LDKのお宅ですが、主にももが過ごすのはリビングとご主人がメインで使っているお部屋

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明るく、広く、清潔です^^

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グリーンがいくつかありましたが、猫に有毒な植物についてはすでにお伝えしています。

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ももちゃん、倒さないでね~(笑)。

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かわいいひまわり^^

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飾り棚に703ポストカード発見! 裏には私からの愛のメッセージがビッシリ

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もものためにネットでいろいろなグッズを注文していた里親さんですが、お盆休みの関係で予定していた日に届かなかった物もあったそう。楽しみにしていた「食器」も未到着でガッカリされていたのですが、暫定的な食事処を用意してくださいました。

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703号室恒例の窓脱走防止柵は2面してありました。こちら側はリビングの防止柵

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もうひとつはご主人さまのお部屋に設置されていました。

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ももは終盤我が家で保護猫ジョイと同じケージに入っていたのですが、実はケージが苦手。ももひとりでケージに入れると出すまで鳴き続けるので、まずはケージよりも一部屋からのスタートをお願いしました。

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立派なパソコン。ご主人さまはきっと長時間お部屋に入り浸っているんだと思います(爆)。

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ももちゃん、ドライブお疲れさま。ここどこだろうね?

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「どこどこ? わたしの知らない場所だ」

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さっそくご主人さまのお部屋に解放

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やさしく声をかけるご主人さま

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そのうちほかの場所に移動していました。

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緊張しながらも居心地のいい場所を見つけた模様です。

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ご主人さまが何度もそっと声をかけていました。

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このときはまだ借りてきた猫の顔をしていますね。すぐに豹変します。ご安心ください。

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ももが必死の頃、保護主はどうしていたかと言いますと、猫ドーナッツやお菓子をがっつきながら紅茶4杯を飲み干し、里親さんにペチャクチャつきまとっていました。

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里親さんご夫妻は表裏がなく朗らか。おもしろくて話しやすいお人柄なので延々とマシーンガントークを炸裂していた私。帰りの車の中で思い出して猛省したほどです。

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ただの迷惑者、おじゃま虫、ですね。すみませんでした。

 

 

記念写真も撮りました。お美しいのにお顔出しは恥ずかしいそうです。もったいないけどスタンプで「ないない」。顔出しOKはももと私と蘭丸くんだけ。

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先日ご紹介したあたたかいメッセージカードに猫フード、ももにかかった医療費をお預かりしました。ももは肝臓の薬をしばらくつづけていきます。もものゼリーもありがとうございました。

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めちゃめちゃおいしかったです。ごちそうさまでした。

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最後に里親さんから届いたももの近況写真を皆さまに自慢させてください。

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あれ? ももちゃんあなたさあ、くつろぎすぎなんですけど。

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同じベッドやソファで眠ったり、ベタベタしたり、おやつの袋をちぎったり・・・・・・証拠写真を提出しますのでご覧ください。里親さん曰く、ももは喜怒哀楽がハッキリしているんだとか。

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こうして童心に返った姿を見ていると、素に戻れる場所ができたことがうれしくてたまりません。

 

 

もも、いいねえ。あなた楽しそう!

 

 

でもいたずらはほどほどにしてください。私、もものことをさんざん「いい子」って書いちゃったんだから嘘つきにしないでね。

 

 

お姫さまがひとり誕生しました。世界中の人に愛と感謝を送りたい気分です。

 

 

皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

かつくん「x236ももおめでとう。もも一族の有終の美を飾ってくれてありがとう。一足先に巣立ったももの子どもたちのご家族からもお祝いのメッセージが届きました。

ハハはももと出会えたことが喜びです。ここだけの話、ももの卒業後、ほほはじゃっかん気落ちし元気が半減しました。ももはみんなに愛されるキャラクターだったよね。ずっとお幸せに」

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べべが歩いてきた闘病の半生

卒業猫フェリシアーノのママさんよりマンゴーが届きました。甘くて超おいしいマンゴーがなんと10個も! ありがとうございました。ご主人さまにもよろしくお伝えください。

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卒業猫メロン家より梅干しのプレゼントとメロンの近況写真が届きました。推定1歳程度だったメロンも7歳か~! 月日の流れるのは早いですね。メロン家ありがとうございました。

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卒業猫クー太家より大粒のさくらんぼが届きました。このさくらんぼクー太のお見合いのときに出してもらったんだっけ。MIHOさんありがとう。クー太早く食欲復活してね。心配だから。

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ほかにもいろいろプレゼントが届いていますが、またの機会に自慢させてください。

 

 

 

週末はチチがお留守番をしてくれるので助かります。私は息抜きを兼ねみいさん、りょうちゃん、チーさんとねこ専へ。顔が腫れていましたがこれだとわかりませんね。実物を見た方は失礼しました^^;

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4時間弱の外出から夕方帰宅してみると、べべが顔をひきつらせ、よだれを流していました。朝もよだれを流していたけれど、いっそうひどくなってる・・・・・・。

 

 

気持ち悪いんだね。制吐剤が効かないほどの吐き気なら、吐いてしまったほうが楽になるよね。大巻先生に電話。絶食させ制吐剤を追加するようアドバイスを受けました。

 

 

夜、べべは渾身の力を振り絞り、激しい音を立てながらゲゲーーーと、嘔吐。

 

 

しばらくして制吐剤を飲ませてみると、制吐剤も胃液とともに吐き出しました。血もじゃっかん混じっています。うん。もういい。今日はなんも食べなくていい。体力を使わないようじっと寝てて。

 

 

お腹の物を出してスッキリしたのか、涙目のべべが吐いたあとしっぽを振りました。

 

 

うれしいときの顔を一瞬し、その場にへたり込むべべ。ホッとしたね。オエできてよかった。

 

 

私の言葉が通じたのか、あるいは動き回る余力すらなかったのか、べべはずっと横になっていました。その姿があまりにも弱々しいので、今夜がヤマかなと覚悟をしたほどです。

 

 

深夜、べべを撫でながら私は8年前の大手術を思い出していました。

 

 

覚え書きとして簡単に概要を書いてみます。

 

 

そのことに触れた昔のブログ記事はこちら 「神の手/幸せの703号室

 

 

胃の腫瘍発見当時べべ約7歳。自覚症状なし

 

①大巻先生が健康診断の際、胃の異常を発見(通常では発見できないような小さな異常)

 

②設備の整っている病院で内視鏡検査(のちにべべが大手術を受けたのはこちらの病院)

 

③胃に大きな腫瘍が2つ見つかる

 

④手術をめぐりいろいろな選択肢を提示された私は、大巻先生に「日本一の医療を受けさせたい」と伝える。大巻先生は日本でもっとも水準が高いのは麻布大学の信田教授だと言い、麻布大学への転院を勧めてくれた。

 

⑤常に患者で溢れている麻布大学は診察までに数ヶ月待ちの状態。長い「待ち」ではべべの病気が進行すると判断。大巻先生のツテをつかい麻布大学の信田教授にコンタクト。ほかの患者を困らせる「割り込み」ではなく、広い手術室を備え設備の整った病院一棟を私がレンタルし、そこに夜間信田教授に手術に来てもらう手はずを整えた。(至難でした)

 

⑥手術日、信田教授と医療チーム5名が手術を行う病院へ到着。べべの手術が開始したのは深夜11時頃。手術を行った病院にはたくさんの医療関係者が見学に来ていた。大巻先生ももちろん同席。手術が終わったのは深夜2時すぎ。とりあえずは成功。信田教授チームを見送ったあと、麻酔から目覚めたべべと大巻先生を私が車で大巻先生の病院へと運ぶ。

 

⑦大巻先生が連日病院に泊まり込みべべにつきそう。食いしん坊べべ術後4日間の絶食。入院中は興奮させないよう、お見舞いはべべに見えないよう隠れた場所からそっと見るだけ。

 

⑧合併症の心配が減り、ようやく退院。以後内視鏡などで定期的に経過観察。異常が出るたびに小さな手術を繰り返す。食事療法、投薬をつづける。

 

 

信田教授の手術の際、チチと私はモニタールームで一部始終を見ていました。皮膚と筋肉を切るところからはじまりべべの胃から腫瘍を切り縫合するところまで延々と。正直、医療人ではない私たちにとって、血や内臓のリアルさはホラーのような感覚でしたが、ちゃんと見たいと思いました。前日までドッグランで走りまわっていたべべが今、こんなにもきつい手術に耐えている。そのことをチチと私は覚えておきたかったのです。

 

 

あの時分は愛猫かつを失って日も浅く、べべまで失うことにどうしても耐えられませんでした。

 

 

いちばんがんばったのは言うまでもなくべべですが、大巻先生も含めみんなで考え、作った「治療プラン」だったと自負しています。それが以後の私の細々した保護活動に於いても大きな意味合いをもたらしてくれたのかなとも。「あきらめない」っていう枠組みの話です。

 

 

食事制限や定期的な通院でべべに負担がなかったと言えばウソになるでしょう。でも治療のおかげでべべはあれから8年以上、私のそばにいてくれています。元気な姿のままで。

 

 

最近のべべはこうしてときどき私と外へ出ます。

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愛車にあごを乗せ

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運転手に身を任せながら

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言葉を発さないけれど

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考えていることはだいたいわかる。

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上から見下ろすちまっとしたべべがかわいい♪

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愛車から降りると地面をクンクン

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若くないから動きはスローですし

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眠そうな表情を浮かべていますが

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べべはまだ日々を謳歌しています。

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目で、耳で、舌で、肌で、足の裏で、全身で。

 

 

 

苦しい時間もあるでしょう。しかし苦しいばかりではないのがよーくわかります。

 

 

当たり前かもしれないけれど、べべは生きようとしています。

 

 

あいかわらず私へのストーキングが激しく、嘔吐から復活した今日は洗濯物を干す少しの間も見張られました(笑)。どこにも行かないってば。

 

 

 

最後に、先日東大病院で撮ったCT画像に簡単に解説をつけてみたので載せておこうかと。

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べべの体は今、こんな感じです。このほか十二指腸にもたくさんの腫瘍が。肝臓も悪いです。

 

 

なのに気力だけはすごくて、常時私につきまとってきます。そばを離れません。

 

 

離れたくないのは私も同じなんですけどね。家族だから。

 

 

暗い話でごめんなさい。読むのもお疲れになったでしょう。次回は明るいネタを書きたいな。

 

 

LOVE!

 

 

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ぼくはおてんとさまの光に包まれて2

前回のつづき、サラダあらため大吉の卒業レポです。

 

 

(※なぜか今日【改行】がヘンですが気にしないでください)

 

 

6月25日は「先勝」だったので午前中のお届けにこだわり、朝早くからバタバタ支度。里親さんちまでは高速道路をつかって約1時間半。

予定通りの時刻に到着

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「およ?」

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シャイなはな丸くん~ ひさしぶり~ あなた元気そうねぇ。今日から弟ができるよ。大吉っていう縁起のいいお名前なの。はな丸、大吉と仲よくしてあげてくれるかな?

 

 

 

「わからないです」

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そっか^^; でも703号室の「保護猫ひかるくん」時代を思い出してごらん?

はな丸あなた、あま兄と遊びたくて大胆に追い回していたよね?

「もう昔のことですし ぼくはずいぶんひとりっこを満喫していますから」

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じゃあちょっとずつ。ちょっとずつでいいから、大吉を受け入れてあげてね。

はな丸と大吉、同じ出身地同士、成猫男子同士、靴下や胸毛もおそろい同士(笑)、いっしょうけんめいに生きたがゆえにFIVキャリアになってしまった者同士、あなたたちには共通項がたくさんあるんだよ。まあ性格はだいぶちがうけどね。

「ハハ~ ここぼくのお部屋ですか?」

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二度目まして 大吉と申します」      「二度目まして  よろしくね」

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「とりあえず小さいベッドに上がってみました」

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いいね。かわいい~♪

「あ ごはんだ!」       「食べてみる?」

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「いただきます おいしいね」

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予想的中の大物ぶり

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もうだいじょうぶ。大吉、きみならどこでもやっていけるでしょう。

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大吉を猫部屋に置いたあと、人間たちはリビングへ移動

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お! はな丸の【おやつ入れ】はマイ太郎さんのショップの商品だ^^

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里親さんはにゃっ展に行ったんだそうです。私はお会いできず残念でした。そしてなんと、知らぬ間にうちの母の店にも来てくださったんだとか。私はだいぶあとに聞かされたのでサービスもできず申し訳なく思いました。

譲渡誓約書にサイン

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黄色いのは【はな丸】ファイルですって。はな丸分の譲渡誓約書やたいせつな書類、医療ケアの内容などが保管されています。すばらしい。これからは大吉もファイルに加わりますね。

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はな丸~ あなた幸せね~

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はな丸を幸せだと思ったのは快適な住まいややさしい里親さんやファイルだけではありません。

私がもっとも感心するのは、おふたりの大らかさときめ細やかさの絶妙なバランス

私はこういう方々に出会うことを人生の目標にしていると言っても過言ではありません。

シャイで人間不信だったはな丸に対し、神経質に接さず長い目で穏やかに見てくださったこと。

いっぽうではな丸の安全対策に徹底して力を入れてくださったこと。最高ですよ。

はな丸&大吉家の脱走防止対策は完璧。どこからも家出できません(爆)。

皆さまにもご紹介します。まずは換気で少し開ける掃き出し窓↓

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実物はじょうぶで2メートル程度の高さがあります。屏風をアレンジし固定。幅もぴったりです。

猫部屋、ほかの部屋の小窓にはすべてルーバーがついているのでぜったいに出れません。

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最近のマンションは標準で装備されてますよね。私の妹んちも同じルーバーが。うらやましい。

玄関の飛び出し防止柵はご主人さまの手作り↓

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すごい!! はな丸と大吉の身の安全を守ってくださる里親さんの愛情深さに脱帽です。

大吉~ よかったね!

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チチが撮ってくれた記念写真。てかチチ写真下手すぎ。何枚も撮ってくれたのにこれがいちばんマシだったとは(汗)。私がぬぼっとしててキモい。ちゃんと撮ってほしいです。

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里親さんからは大吉の医療費のほか交通費やおみやげまで。ありがとうございました。

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以下が里親さんが送ってくださったはな丸&大吉の近況写真です。

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はじめはヒヤッとしたところもあったようですが、次第に距離が縮まり・・・・・・

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すっかりお尻合いに!!

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うれしいですね。

 

 

はな丸も大吉も消耗しボロボロの状態で外を彷徨っていました。

 

 

保護から譲渡の一連を通じ、私はふたりのビフォーもアフターも知っています。

 

 

なんとも言えないですよ。なんとも言えない、表現できる語彙が見つからない。

 

 

私の人生の中で、自分みたいな人間でも多少なりとも生きている価値があるのかもと思える瞬間がまさに彼らの「卒業の日」なのです。譲渡は私にとって食べ物や水の役割と似ています。

 

 

 

適材適所、この言葉の本意を見せてくれる卒業生ファミリーに感謝と、感謝を。

 

 

 

かつくん「X235大吉卒業おめでとう。はな丸と楽しく暮らしてね。ぼくもシャイなFIVキャリアの男子で猫好きだったからはな丸の心がなんとなくわかる。きっともっと距離が縮まるよ。

703号室は現在べべちゃんをはじめとするみんなの闘病でいささかたいへんな時期です。ぼくとともに生活していたべべちゃんとナナちゃんをぼくも見守っています。みなさんも愛する犬猫たちと喜びいっぱいの日々を! ぼくからLOVE! 濃いめの」

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かつくんありがとう。かつに会いたいな。

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