小さなホーム 幸せの703号室

午後、腹痛が限界値を超えたので病院へ

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入院をすすめられたのですが、私が入院したら703号室は無人になってしまいます。ありえん。

 

 

よってしばらく「通院」することに。明日も行きます。諸検査、点滴を終えました。

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ラクテックって、私がナナ、さぶ、あまぱんの皮下点滴でつかってるやつじゃん(笑)。

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人も犬も猫も同じなんですね。なんか可笑しかった。

 

 

さて、滞るのが大嫌いなマジメ(?)な私は、横になりながらちょちょいと更新することに。

 

 

※ 保護猫ジョイが気になる方はひとつ下の記事からご覧ください。今回は出てきません。

 

 

 

まずは卒業犬愛者(アイシャ)とご家族に感謝を。

 

 

譲渡から10年、愛者は名の通り愛を与え、与えられながら、天国へ旅立ちました。ご家族からチチと私にお手紙とお花、愛者の近影写真が届いたのです。

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きれいなお花をありがとうございました。そういえば愛者を譲渡した日も里親さんは私に花束をくださったっけ。10年も経つのに、昨日のことよう。里親さんからのお手紙は本当に私たち夫婦の胸に沁みました。愛者は思い入れ深い犬なのです。

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愛者はもともと外飼いの犬で、絞首刑のようなスタイルで繋がれっぱなしの状態でした。

 

 

愛者のまわりには排泄物が転がっており、敷物も屋根もなく、私の常識をはるかに逸脱した形で生きていたのです。第一印象は「この子、どうやって寝るんだろう?」。

 

 

正直、虐待だと思いました。ただの虐待ではなく、ひどい虐待だと思いました。

 

 

しかし飼い主を批難しても得たいものを得られない。

 

 

私は芝居を打つことにしたのです。

 

 

菓子折を手に笑顔で飼い主宅の呼び鈴を鳴らし、うちの前の犬に似ているという理由(ウソです。前の犬などいません)で私が(好きで勝手に)散歩をさせてもらう約束を取りつけました。

 

その際はいっさい、愛者の状態を不憫に感じていることは口にしませんでした。

 

ある日の雨の夜、愛者が気になり現場へ行ってみると、冷たい雨に打たれ全身びしょ濡れで身動きの取れない絞首刑スタイルの愛者の姿を目の当たりに。そのときの愛者の清く澄んだ目を見て、私は愛者を絶対にこのままにはしないと心に誓ったのです。

 

長い時間をかけ散歩をつづけながら少しずつ環境を改善し、虎視眈々と保護のタイミングをうかがいました。ついに勝負に出た私は飼い主との交渉の末、愛者の保護に成功。

 

 

保護した瞬間、たとえ今死んでも悔いはないと本気で思ったほどうれしかったです。

 

 

703号室時代の愛者。毛がメチャクチャだったので保護後一度丸刈りに。ライオンみたい?

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卒業後、愛者とデートする機会を里親さんは私たち夫婦に何度も与えてくださいました。

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ご家族と出会い、愛者は最上級に幸せだったよね。

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愛者の冥福を祈るとともに、ご家族に深謝いたします。良いご縁をありがとうございました。

 

 

 

 

長くなりましたが、卒業猫麦さんちに遊びに行った日のことも書かないと。

 

 

麦さんは海子あらため「もも」の息子で703号室時代は「素なう」という仮名でした。

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麦さんの里親さんは、ご自身で保護した妊娠猫「たらちゃん」を自宅で出産させ、子猫たちを育んでいます。子猫は4匹。

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過去に私が麦さんちの紹介記事を書いたのでお読みください。

 

「連鎖/幸せの703号室」

 

 

子煩悩のたらちゃん。たらちゃんいい環境で育児できてハッピーね^^

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「ぼくはちょっと引いてます」

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そうだよね。麦さんはパワフルなたらちゃん一家にじゃっかん困惑気味(汗)。

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一気にお家が賑やかになったもんね。よしよし。男の子だから辛抱ね。

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とはいってもふだんは別々の生活ゾーンなので麦さんに大きなストレスはなさそう。ここがたらちゃん一家の保育園。かわいくて清潔な空間です。昔はご主人の書斎(涙)。

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放牧タイム~

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私といっしょにいるのは麦さんのきょうだい「サスケ&このは」の里親さん。まるで親戚の集い。

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703号室卒業生サスケ&このは&景虎(いせやん)の近況写真↓ みんな元気ですよ。

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サスケ&このは&景虎のお母さんに抱っこされて

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美しいたらちゃんの力作ゆかりちゃん。ほかの子猫たちも全員キュートでした。

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子猫たちの個別の紹介は「たらちゃん日記」をクリック

 

 

子猫たちはたらちゃんが室内で出産したので、動物病院以外一歩も外に出たことはありません。しっかり者の母猫たらちゃんが24時間つき添い、面倒を見ています。母乳で育っています。きょうだいの数が多いので、遊びを通じきちんと社会化しています。理想的ですね。

 

 

現在里親募集中ですので気になる方はぜひ問い合わせしてみてくださいね。

 

 

保護主さんはやさしくて常識的で素敵なご夫婦です。ご安心ください。

 

 

たらちゃん、いい方に保護されて良かったね。

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ケーキをごちそうになりながら、「猫の譲渡」について2時間程度お話しさせていただきました。

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うまくいくことを祈っています。そして応援しています。

 

 

サスケ&このは&景虎の里親さんおみやげありがとうございました。

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麦さんのお宅からもたくさんいただいてしまい恐縮です。ありがとうございました。

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「幸せの703号室」はすばらしい方々と犬猫たちのおかげであたたかい「ホーム」となっています。小さな「ホーム」ですが、我が家で出会い、明日へと巣立つ子たちのストーリーをこれからもお送りしていきますね。

 

 

えっと。病人が書いたとは思えないほどどっしりした内容でしょ?

 

 

翌日も通院ですし、ナナとリルの散歩へ行ったらダウンします。おやすみなさい。

 

 

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お届けにまつわる小話

海子の卒業記事は数日以内にお送りします。本日は私の小話につき合っていただきます!

 

 

お届けは私ひとりで行きました。海子の新居まで我が家から車で25キロ弱(下道)。都心の25キロは意外と遠い。渋滞しやすい道を延々と通らなければならないため、所要時間は1時間以上を見積もりました。余裕を持って出かけたいので1時間半前には出発!

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お嫁入り道具と海子のキャリーを車に積んでGO!

 

海子は洗濯ネットに入っています。さらにキャリーをガムテープで補強。

 

ここまでする意味をわかってくださる方も多いですよね。万物は無常なり。万が一キャリーの蓋や鍵部分が壊れたらたいへんです。外に飛び出した猫をコントロールするのは至難ですから。

 

 

これだけではありません。

 

 

視力が極端に悪い私は替えのコンタクトも準備しました。予想できる限りのアクシデントに備えたつもりです。時間的な余裕を持つのも無謀な運転を避けるための自分なりの得策。

 

あとは私、なるべくなら「ごめんなさい」からはじめたくないのです。

 

 

せっかくの晴れの日に開口一番、「遅刻してごめんなさい」「遅れてすみません」よりも、「こんにちは、よろしくお願いします」のあいさつがいいですものね。

 

 

とはいっても道路事情で遅れ、里親さんを待たせてしまうこともあるんですけど^^;

 

 

譲渡活動についてお話をさせていただくとき、お見合いやお届けは「二人組」が理想だと皆さまにお伝えしています。理由はいろいろあるのですが、ここでいくつか挙げてみますね。

 

①あらゆるアクシデントに臨機応変の対応がしやすくなる。

 

②密室特有の「言った言わない」がじゃっかん緩和され、客観的な譲渡に繋がる。

 

③空のキャリーを持ち帰るとき、横に人がいる方がさびしさが紛れる(笑)。

 

 

(逆に大人数で押しかけると威圧感を与えたり、里親さんに余計な気を遣わせるのでできれば二人が理想ですよね)

 

 

中でも車でのお届けの場合、一番気になるのは天災、交通事故、道に迷ったときの対応です。

 

 

ひとりだとどうしてもオロオロしてしまう。安全運転に気をつけていても運が悪ければ不慮の交通事故に巻き込まれるかもしれません。

 

そのとき、同乗している保護動物はどうなるのでしょう?

 

事故の処理が終わるまで足止めを喰らい、ずっとがまんの状態がつづきます。

 

しかし二人組なら、信用できる相方に猫のお届けを(電車やタクシーなどで)任せ、私は事故処理に専念できるかもしれません。事故の処理を速やかに終え、里親さん宅に合流すれば、保護動物に強いストレスをかけずに済む場合もあると思うのです。

 

 

だからお見合いやお届けはなるべく二人組で行動するように心がけていますが、昨日はだれとも都合が合わずひとりで行くことになったのでちょっぴり緊張モードでした。

 

 

途中、なぜかこの世でもっとも苦手な白バイと進行方向が5キロ以上同じで胃がキリキリ。悪いことをしていないつもりですが、白バイを見かけると顔を背けてしまうクセが私にはあるようです。よっていつも以上に慎重にハンドルを握りました。

 

 

里親さんのお宅までいよいよ3キロといった時点で今度は自然現象が勃発(号泣)。

 

 

どうにもならない。漏らしてしまいそうなのです。

 

 

3キロ・・・・・・行ってしまえないだろうか?

 

 

いや・・・・・・無理。絶対むずかしい。

 

 

 

視界にコンビニが飛び込んできたのでひとまず駐車場に車を停めました。

 

二人組なら迷わずコンビニのトイレに行かせてもらいます。

 

けれど私はひとりで、季節は夏で、外は猛暑でした。

 

 

エンジンをかけたままだと海子入りの車ごと盗まれてしまう恐れがあるし、エンジンを切ったら車内の温度が上がり海子は熱中症になってしまうのでは? ほんとうに悩ましい。

 

 

5分ぐらい経ったでしょうか? もう限界に達しましたので2分だけ車を降りトイレを借りることに。というか、ほかの選択肢は皆無でした(涙)。

 

 

念のため車窓を細く開けていく。

 

 

海子、超ごめん。待っていてね。

 

 

トイレを45秒で済ませ、残り時間で飲料を買うことに。幸い、レジはすいている。

 

 

お茶を手に取り急いでレジに向かった私は、バッグの中をまさぐりながら、唖然。

 

 

サイフ忘れてんやん。

 

 

仕方なくお茶を元の場所に戻し車に戻りました。

 

 

激萎え。自分に激萎えです。

 

 

口寂しいときに備え入れておいた飴でしのぐしかありません。

 

替えのコンタクト、カメラのバッテリー、フルーツの飴をわざわざ準備した周到さ。

 

なのにもっとも重要な持ち物を忘れてしまう。

 

こういう自分が憎くてたまりませんでした。はあ。

 

 

 

残りの3キロを完走し、予定時間に無事? 里親さんちに到着。

 

 

 

海子をキャリーから解放。肩の荷が降りた気持ちです。

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この後、里親さんが出してくださった紅茶を4杯飲み干した私。いえね脱水対策なんです。

 

 

お財布を忘れても小銭を借りられる。という理由からしてもやっぱり二人組がいいですね。

 

 

里親さんちは居心地がいいのでつい長居し、いろんなお話をしました。

 

 

「私はそろそろ・・・・・・」

 

 

私が帰ろうとするたびに「まだ外は暑いから今帰らない方がいいですよ」と言ってくださった里親さん。私の存在が邪魔でも迷惑でもない気がしてすっごくうれしかったです。

 

 

 

海子は幸せになります。詳細は改めてご紹介させてくださいね。

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ほほはしばらく海子をさがしていますが、食欲バッチリですのでご安心ください。

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こんなに仲がよかったんだもの。

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さびしいのはあたりまえだよね。

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一度帰宅しサイフを取って買い物へ。ファミレスにも寄り海子の「卒業祝い」をしました。

 

 

リル、ただいま~♪

 

 

 

いつも健康でいてくれてありがとう。海子の前途を祝ってリルにおやつを買ったよ。

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夜、里親さんが書いてくださったカードを読んで心があたたかくなりました。

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私みたいな人間がいてもいいんだ、と思えました。微々たる活動の意義はここにあります。

 

 

 

次は保護猫ジョイの番!

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たぶんジョイは皆さまが想像している以上に甘えん坊です。

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私とDVD鑑賞してますもん。ジョイの動画をいくつか撮ったので近々UPしますね。

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かわいいジョイ、海子に順番をゆずってくれてありがとう。おまいは立派な猫さんです。

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ようやく長い一日を終えました。

 

 

海子を保護し新居に送るまでのすべてが私にとって宝物です。

 

 

卒業レポと海子のあたらしいお名前をお楽しみに!

 

 

もうすぐ海子のこどもたちの里親さんがお会いするそうです。ドラマティックでしょ?

 

 

サスケ(海子の息子)&このは(海子の娘)の家に、麦さん(海子の息子)のご両親が集まるんですって! 私もぜひ参加したかったのですが、予定が合わず残念です。またの機会にお会いするのを楽しみにしています。

 

 

 

明日お仕事やお出かけする皆さま、忘れ物はだいじょうぶですか?(爆)

 

 

LOVE!

 

 

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連鎖

原因不明の顔の腫れとかゆみにビビり、午前中皮膚科へ

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とりあえず薬を処方されたので1週間様子見ます。はあ・・・・・・。

 

 

 

帰宅後、マイ太郎さんにお願いしていた「さぶの点滴セット」の受け取りを! マイ太郎さんありがとうございました。重かったですよね、すみません。さぶの点滴セットとセミントラ、これで約2万2000円程度。犬猫医療費に喘いでいるのでなるべく安いところで購入しています。

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「おれは食べ物の方がよかったんだけどな」     ※さぶの写真はみいさん

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家で荷物の整理。すると待ちに待ったプレゼントが。テンションが一気にあがります。

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しじみの里親りょうちゃんの手作り首飾り。ほほ、保護猫海子、べべ用です。でもほかのお子たちにもつけられますよね。かなりうれしい。ゴテゴテ感といい、ロリーター感といい、ざっくり感といい、メチャクチャオシャレ!! さすがりょうちゃん、長年アパレル業界にいただけあります。

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べべにつけてみました。モテ系女子に大変身~♪ りょうちゃんありがとうございました。

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夜、大巻先生の病院へ

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べべは慢性的に栄養不良ゆえ点滴、下痢がつづいているので整腸剤の処方を。しかし通院の一番の目的は大巻先生の見解を聞くこと。東大病院での検査結果を大巻先生に分析してもらうのが狙いだったのです。

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東大病院で撮ったCT画像を見てもらい大巻先生の考えを伺いました。難治性の病気と闘ってきたべべにとって信頼できるホームドクターの存在は必要不可欠。

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大巻先生は腫瘍が専門なので、そこもまた安心です。CTと内視鏡で判明したのですが、べべは胃と十二指腸に無数の巨大な腫瘍ができています。そしてもっと恐ろしい問題も見つかりました。(胃の後ろ側の)臓器がないはずの部分に胃の大きさほどある腫瘍らしきものができていて、どうやらその物体がべべの胃を圧迫し、さらに食欲を奪っているらしいのです。

 

 

今わかっているだけで胃に4cm大の腫瘍十二指腸に数え切れないほどの数の腫瘍、くわえて胃の後ろ側の部分に胃の大きさほどある巨大な腫瘍。腫瘍腫瘍腫瘍・・・・・・体じゅう。

 

 

多発性腺腫の脅威に私はどうアプローチすべきでしょうか?

 

この場合はなにをもって「生活の質(QOL)」の維持や向上と呼ぶのでしょうか?

 

真剣に考えれば考えるほどわからなくなり、正直、だれかに決めてほしくて、なにかにすがりたい気持ちです。けれど決めるのはチチと私なんですよね。逃げ場がない感じです。

 

 

 

べべ、あなたかわいいね。

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お注射したらすぐ帰れるからがんばろう。

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むずかしい選択を前に、うなだれているダメなお母さんです。

 

 

 

と、日々緊張の連続ですが、もちろんいいこともありますよ♪

 

 

ふだん卒業生ネタはツイッターの方で紹介しているのですが、今日は紹介したいブログが!

 

 

保護猫海子が産んだ「素なう」あらため「麦さん」の里親さんのブログです。

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麦さんを保護したとき、私はほかのきょうだいたちや母猫海子の存在を知りませんでした。海子を知ったのはつい最近。でも海子に出会った瞬間、私は一目で海子が卒業猫麦さんの母猫であることに気づきました。

 

 

餌やりさんに詳細を聞く前からです。だって麦さんと海子は顔の具が瓜二つなんですもの。

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海子、あなたの息子はだいぶ前に偶然私に保護され、終の棲家で暮らしていますよ。

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里親さんは麦さんを家族として迎え入れたあと、ホームレスだった成猫「たらちゃん」を保護。保護時すでに妊娠していたたらちゃんの出産をめぐりご夫婦で何度も話し合い、私にも相談してくれました。悩み抜いて出した結論は“出産させる”でした。

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いろんな状況を複合的に見ても、私はたらちゃんに心から「おめでとう」を言いたいです。

 

たらちゃんの子猫たちは現在家族募集中です。気になる方はこちらを。

 

 

里親さんのブログを読み、里親さんの観察力、思考力、考察力の高さに驚きました。たらちゃんの保護、出産、育児はもちろんのこと、麦さんを家族として迎え入れた経緯にも感嘆しました。

 

 

①おふたりとも犬と暮らしたかったのに、なぜ犬ではなく猫になったのか。

 

②ペットショップではなく、なぜ保護猫に絞ったのか。

 

③はじめて猫と暮らすおふたりがなぜ子猫ではなく、成猫を選んだのか。

 

④あまたいる成猫の中からおふたりがなぜ「麦さん」に問い合わせしてくれたのか。

 

 

真摯で誠実なお人柄のご夫婦に麦さんを譲渡できて幸せです。

 

 

麦さんの703号室時代のお見合い記事はこちらを→ 「変化をも抱いて/幸せの703号室

※ 私の保護動物のお見合いについての考え方や方法にもじゃっかん触れています。

 

 

麦さんの里親さんのブログを読み、当時の麦さんや保護主の私をおふたりがどのように思ってくださっていたのかをはじめて知りました。感動しちゃったよ。泣いちゃった^^;

 

 

これから犬猫を家族として迎え入れようと考えている方へのメッセージもあります。

 

 

こちらをクリック→ 「麦1(たらちゃん日記)」、「麦2(たらちゃん日記)」

 

※ たらちゃん親子、麦さんの写真はすべて里親さんより拝借

 

 

麦さん幸せになったね^^

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なんとなく猫飼おうかな、じゃないから、ご家族は麦さんの最後の日まで絶対に手放さないよ。

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外を彷徨っていた麦さんがたらちゃんと子猫たちを受け入れる側になって

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なんか愛が連鎖している気がする。鳥肌が立つよ。細々と譲渡活動してきてよかった。

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たらちゃんの子猫さんは家族募集中です。どうぞごひいきに!

 

 

書きたいことがいっぱいで長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。

 

 

明日も皆さまにとっていい一日でありますように。

 

 

LOVE!

 

 

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ぼくはおてんとさまの光に包まれて2

前回のつづき、サラダあらため大吉の卒業レポです。

 

 

(※なぜか今日【改行】がヘンですが気にしないでください)

 

 

6月25日は「先勝」だったので午前中のお届けにこだわり、朝早くからバタバタ支度。里親さんちまでは高速道路をつかって約1時間半。

予定通りの時刻に到着

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「およ?」

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シャイなはな丸くん~ ひさしぶり~ あなた元気そうねぇ。今日から弟ができるよ。大吉っていう縁起のいいお名前なの。はな丸、大吉と仲よくしてあげてくれるかな?

 

 

 

「わからないです」

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そっか^^; でも703号室の「保護猫ひかるくん」時代を思い出してごらん?

はな丸あなた、あま兄と遊びたくて大胆に追い回していたよね?

「もう昔のことですし ぼくはずいぶんひとりっこを満喫していますから」

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じゃあちょっとずつ。ちょっとずつでいいから、大吉を受け入れてあげてね。

はな丸と大吉、同じ出身地同士、成猫男子同士、靴下や胸毛もおそろい同士(笑)、いっしょうけんめいに生きたがゆえにFIVキャリアになってしまった者同士、あなたたちには共通項がたくさんあるんだよ。まあ性格はだいぶちがうけどね。

「ハハ~ ここぼくのお部屋ですか?」

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二度目まして 大吉と申します」      「二度目まして  よろしくね」

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「とりあえず小さいベッドに上がってみました」

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いいね。かわいい~♪

「あ ごはんだ!」       「食べてみる?」

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「いただきます おいしいね」

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予想的中の大物ぶり

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もうだいじょうぶ。大吉、きみならどこでもやっていけるでしょう。

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大吉を猫部屋に置いたあと、人間たちはリビングへ移動

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お! はな丸の【おやつ入れ】はマイ太郎さんのショップの商品だ^^

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里親さんはにゃっ展に行ったんだそうです。私はお会いできず残念でした。そしてなんと、知らぬ間にうちの母の店にも来てくださったんだとか。私はだいぶあとに聞かされたのでサービスもできず申し訳なく思いました。

譲渡誓約書にサイン

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黄色いのは【はな丸】ファイルですって。はな丸分の譲渡誓約書やたいせつな書類、医療ケアの内容などが保管されています。すばらしい。これからは大吉もファイルに加わりますね。

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はな丸~ あなた幸せね~

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はな丸を幸せだと思ったのは快適な住まいややさしい里親さんやファイルだけではありません。

私がもっとも感心するのは、おふたりの大らかさときめ細やかさの絶妙なバランス

私はこういう方々に出会うことを人生の目標にしていると言っても過言ではありません。

シャイで人間不信だったはな丸に対し、神経質に接さず長い目で穏やかに見てくださったこと。

いっぽうではな丸の安全対策に徹底して力を入れてくださったこと。最高ですよ。

はな丸&大吉家の脱走防止対策は完璧。どこからも家出できません(爆)。

皆さまにもご紹介します。まずは換気で少し開ける掃き出し窓↓

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実物はじょうぶで2メートル程度の高さがあります。屏風をアレンジし固定。幅もぴったりです。

猫部屋、ほかの部屋の小窓にはすべてルーバーがついているのでぜったいに出れません。

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最近のマンションは標準で装備されてますよね。私の妹んちも同じルーバーが。うらやましい。

玄関の飛び出し防止柵はご主人さまの手作り↓

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すごい!! はな丸と大吉の身の安全を守ってくださる里親さんの愛情深さに脱帽です。

大吉~ よかったね!

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チチが撮ってくれた記念写真。てかチチ写真下手すぎ。何枚も撮ってくれたのにこれがいちばんマシだったとは(汗)。私がぬぼっとしててキモい。ちゃんと撮ってほしいです。

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里親さんからは大吉の医療費のほか交通費やおみやげまで。ありがとうございました。

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以下が里親さんが送ってくださったはな丸&大吉の近況写真です。

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はじめはヒヤッとしたところもあったようですが、次第に距離が縮まり・・・・・・

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すっかりお尻合いに!!

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うれしいですね。

 

 

はな丸も大吉も消耗しボロボロの状態で外を彷徨っていました。

 

 

保護から譲渡の一連を通じ、私はふたりのビフォーもアフターも知っています。

 

 

なんとも言えないですよ。なんとも言えない、表現できる語彙が見つからない。

 

 

私の人生の中で、自分みたいな人間でも多少なりとも生きている価値があるのかもと思える瞬間がまさに彼らの「卒業の日」なのです。譲渡は私にとって食べ物や水の役割と似ています。

 

 

 

適材適所、この言葉の本意を見せてくれる卒業生ファミリーに感謝と、感謝を。

 

 

 

かつくん「X235大吉卒業おめでとう。はな丸と楽しく暮らしてね。ぼくもシャイなFIVキャリアの男子で猫好きだったからはな丸の心がなんとなくわかる。きっともっと距離が縮まるよ。

703号室は現在べべちゃんをはじめとするみんなの闘病でいささかたいへんな時期です。ぼくとともに生活していたべべちゃんとナナちゃんをぼくも見守っています。みなさんも愛する犬猫たちと喜びいっぱいの日々を! ぼくからLOVE! 濃いめの」

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かつくんありがとう。かつに会いたいな。

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お膝大好き猫のフェリシアーノよ永遠に

チチです。

気づけばもう6年も前の動画ですが、703号室に来たフェリシアーノ。

703号室での名前は”はかせ”

何故かお膝が大好きなネコさんでこの動画は全世界のたくさんの人に見てもらえました!

カメラを睨む目が堪らない。 「なんだよ! どかないぞー!」って言ってるみたい。

 

oh. damn. cant stand this. I want this cat!!!

 

Youtubeにはこんなコメントをいただきました!

英語の方は訳すと
「もう辛抱たまらん!このネコさんが欲しいっす!!」(間違てたら誰か指摘してください。。。)

人の心をくすぐる猫、大きい体で甘えん坊なネコ。

甘える猫のフェリシアーノ優しいごママにいっぱい甘えるフェリシアーノ。

やっぱりフェリシアーノは相変わらず幸せそうにお膝の上。。。

 

どこか別のお気に入りな場所はあったのかな?

私も猫だったらやっぱり大好きな人のお膝がいいかな?

 

 

やさしいパパさんもやっぱりお膝が気持ちい~!

お膝の上の猫

フェリシアーノの運命はママとパパに出会って、幸せな生活を過ごすことだったんだね。

オムツも頑張ったね!

オムツは不本意だったと思うけど、この後姿は可愛い。

オムツをはく猫のフェリシアーノ

私も昔はオムツしてたし、しばらくしたらまたオムツ履くことになりますがこんなに可愛いくないんだろうなぁ~。当たり前だけど。

たくさん愛されて、う~んと愛して、本当に頑張ったね。

永遠になったフェリシアーノ、最後はつらかったと思うけど、

なんて言えばいいのかわからないけど、

フェリシアーノの運命に参加出来て幸せです。

ありがとう。

お膝大好きなネコさんの永眠

優しいママ、パパからたくさん物資をいただきました。

ありがとうございました。

bebetiisa

PS フェリシアーノへ

俺はスパイシーなインドカレーが好きだ。最近は自分で作ることは少なくなったけど、今でもしょっちゅう食べてる。

時々激辛に挑戦して食べながら後悔して、翌日トイレでもう一度後悔するなんてこともたまにある。

こんなにインドカレーが好きになったのは、お前が俺と出会ってくれて、お前がお前のママを俺に紹介してくれて、お前のママが俺に手作りのインドカレーを食べさせてくれたからだ。

ふと思う、「なんでこんなにインドカレーが好きなんだっけ?」って。
その時はいつもお前とお前のママを思い出す。

多分これからもそうだ。
インドカレーを食べるたびにお前のことを思い出す。

お前のお膝大好きな様子の動画を見た人も、同じようにお膝に上がってきた猫と出会ったら、「あ、あのYoutubeで見たネコさんと同じだ」ときっと思い出すよ。

そうやっていろんな人の心に永遠に生き続けていくんだ。

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

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