さようなら2011年 後半

大掃除していて遅れました。明日は大晦日ですが、終わらなかったので、明日も大掃除します(涙)。

703号室時代の卒業生の写真とともに、里親さんから届いたそれぞれの近況写真をUPしようと思いましたが、時間がなくて断念。皆さま、ごめんなさいね。今、とっても幸せな子たちばかりなので、ご安心ください。

1月16日みこティ改め、より卒業
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emi-goが茨城県で保護。野良犬として、神社で細々と命を繋いでいたよりは、外で子を産み、育て、がんばって生きていました。空気を読むのが上手で、性格がよく、やさしい犬。ベベナナリルの妹のようにふるまってくれました。

近況:先住犬まげちゃんとともに、よりおりこう犬になるためのレッスンを受けています(笑)。もう十分おりこうだけどね♪

1月30日このは卒業
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公園に捨てられていました。ぷくぷくさんが保護し、うららさんが預かっていた縞三毛猫このはは、703号室に移動。明るくておちゃめな性格とまんまるのお目目がステキな女の子です。

近況:ワクチン時は思いっきり騒いで里親さんを困らせたそうです^^; チロとラブラブ。

1月30日ラテ卒業
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emi-goが茨城県で保護。ハイパーなちび犬ラテは、703号室卒業犬フウガ家の末っ子になりました。703号室時代は、とにかく大変手がかかったけど、かわいかったです。

近況:先住猫チーちゃん&ナッツちゃん、フウガと毎日仲良く遊んでます。予想を上回るほど、大きなレディに育ちました。

2月10日ココ卒業
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emi-goが茨城県で保護。ラテの姉妹のココたんは、やんちゃな娘でした。スヌーゴンのお尻を齧って、スヌーゴンに怒られたココたんのしょげた顔を忘れません。ポンポコリンのお腹が大好きでした。

近況:里親さんいわく、最近のココは、“よく動き、よく眠り、よく食べ、元気です!!”だそうです。変わらないなあ^^

4月16日リオ卒業
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セブンイレブンにて、チチが女優にならないか? と声をかけ、スカウト。おこりんぼ娘のリオは、先輩保護猫チロチョウだけには甘えた声を出していました(笑)。猫が大好きだけど、人はちょっと苦手。前年度の卒業猫ラオ(&ペル)の妹猫として生きることになりました。

近況:相変わらずおこりんぼ娘ですが、里親さんの近くで足を投げ出して寝ることもあるそうです。小さな女優は、近頃お腹がぼってりしてきたんだとか。

4月17日チロチョウ改めチロ卒業
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外でみかけて以来、長期戦になりましたが、捕獲箱で私が保護。今まで出会ってきた中で、一番の凶暴猫でした。はじめは、さわるどころか、チロが入ったケー ジのトイレ掃除すらできなかったのですが、徐々に絆が強くなり、卒業間近には、人間を信じてくれるように。チロをさわるために、セーフティグローブを買っ たっけ? 卒業猫このは家の末っ子になりました。

近況:このはとは違い、ワクチン時はおとなしかったそうです。チロがお腹を出して寝ている写真が送られてきました。このはと幸せに暮らしています。

5月27日あずき卒業
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地震の影響で、2年間暮らした家から追い出され、再び私の元へ出戻ってきたあずきが不憫でなりませんでした。私のせいで、苦労をかけてしまいましたが、セカンドチャンスこそラストチャンス! ようやく、本当の家族に出会えました。

近況:先日ママさんとお電話した際、ママさんの横で私たちのお話を聞いていたあずき。この頃は好き嫌いが激しくなってきたので、里親さんはいろんな種類のフードを試しているそう。お姫さまだな、あずちゃんは。

6月15日春吉卒業
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猫のお届け帰りに寄った、あるSAで、ルルさんと私が保護。みいさんに少しの間預かってもらった後、703号室へ移動。まんまるなのにハンサム。大人気の男の子でした。

近況:里親さんは1日に、何度も春吉の名を呼びます。春吉、春吉、春吉……。こんなに名を呼ばれる猫も、名を呼ぶ自分も、幸せなんだと実感しているそうです。先住猫にゃーにゃちゃんとグエくんとの相性もまずまず。

6月22日いっきゅう卒業
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近所でチチと私が保護。外で落ちている柿を食べたり、ゴミを漁ったりしながら生きてきたいっきゅうは、なにを思ったのか? ある日、急にチチと私に自分から助けを求めてきました。家に入れてみたら、これ以上ないほどの甘え方をするので驚きました。

近況:703号室卒業猫ゆきみの弟(彼氏?)として、ゆきみ家に旅立ったいっきゅうは、最近保護活動をはじめたママさんのよき助手として? ゆきみとともに活躍中!

7月22日リア子改めレイ卒業
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福島県の放射線高濃度区域で、emi-go&もうーすさんが保護。白血病キャリア、体重わずか2キロでありながら、強い生命力で生き延びてくれました。姉ちゃん、パピさん、tennjanさん、ルルさんとともに里親探しをしました。

近況:お姫さまになったレイは、お魚のオモチャが大好き。猫じゃらしをサンドバッグがわりに、強烈なパンチを繰り出す動画は萌え度100%。この冬はフリースの肌触りもお気に入りなんだとか。

7月24日めい改めメイ卒業
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ハハ妹&私が捕獲箱で保護。703号室時代は、保護猫大吉の彼女としていろいろ世話を焼いていたメイですが、大吉からの軽いDVに泣くこともしばしば。完璧な美少女。女子高生のようなキャラクターで、みんなを笑わせてくれました。

近況:703号室卒業猫ウィリアムの妹猫として生きています。ウィル家の人間の娘ちゃんのお部屋がお気に入り。ウィリアムとの距離は日々縮んでいます。鳴き声で呼応し合っているそう。

8月7日大吉卒業
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チチ、ハハ妹、私が捕獲箱で保護。甘えん坊でありながら、人間不信の一面もある大ちゃんは、一筋縄にはいかない猫でした。びっくりさせたり、追い詰めたりすると、攻撃に出ることもありました。でも、本当は誰よりもやさしい子。

近況:警戒心が強かったため、硬い場所でしか体を休めなかった大吉が、最近はふわふわの猫ベッドの上で気持ちよさそうに寝ています。里親さんから送られてきた写真の大吉は、まるで子猫のようでした。

8月28日ライラ卒業
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Oさんが保護。Oさん家で大勢の猫たちとともに暮らしながらご縁を待っていたライラは、快活で、遊び上手の女の子。漆黒の美猫でした。

近況:成長したライラの写真を、先日里親さんが送ってくれたのですが、全然変わってませんでした。相変わらず、小柄で目が透き通っていました。今も人見知りゼロ! ペットシッターさんや、動物病院のスタッフさんとも瞬時に打ち解けるそうです。

10月1日みーちゃん改め姫卒業
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梅島動物病院で保護された猫。野良時代に交通事故に遭い、3本足になってしまった姫は、病院スタッフがどうしてもさわれないほどの凶暴娘でした。心を閉ざしてしまった姫の家族探しを依頼された私は、卒業猫小太郎の里親さんに打診し、めでたくご縁を得ました。

近況:凶暴猫の過去はどこへやら? 先住猫たちと毎日追いかけっこし、里親さんに切断された足を撫でられてもお腹を出して喉を鳴らすほどベタベタ猫に大変身。

11月7日パンヤ改めサンタ卒業
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うちの姑ちゃんが保護。小さな妖怪サンタは、ガジガジ魔でした。私の手が傷だらけになるほど噛みまくるドSぶり(笑)。保護当初は儚げなイメージでしたが、卒業間近には体つきもどっしりして、男の子らしくなりました。そういえば、最初女の子だと思い込んでいたっけ?

近況:体重がメキメキ増えています。行動範囲も広くなったとか。天使のように愛らしいのですが、相変わらずガジガジ噛みまくるので、困ったちゃんでもあります。最近の写真をみましたが、倍くらいになっていましたよー。

11月26日ほの卒業
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ルルさんが保護。その後、703号室へ移動。埼玉県のある公園で生き延びた猫。他の子たちに比べ、保護されたのが遅かったので、苦労も多かったと思います。ほほと大の仲良しでした。皆さまの記憶にも新しい? フランス人形風王子さま。

近況:703号室では、人と距離を取りながら暮らしていましたが、里親さんちではお膝猫になっています。先日爪切りの際に大暴れしたらしい。でもその後、無事に切れたそうです。

12月29日きのこ改め寅卒業
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啓示を受け? 私が保護。ルルさんが医療ケアを担当してくれました。元気で甘えん坊で、まさに、人に愛されるために生まれてきたようなキラキラの猫。あっという間にご縁が決まり、卒業ほやほやの寅ちゃん。あ、ここで不本意にも新しい名を発表しちゃったよ^^;

近況:先ほど里親さん(ご主人)と電話でお話しました。早速、キッチンに上がって騒ぐそう。食いしん坊ですから、想定内の範囲です。昨夜は奥さまと一緒に寝た寅ちゃん。我が家で淋しい思いをさせてごめんね。卒業記事はまた別の機会にUPします。

はあ。

長くなった^^;

どうですか? 皆さまの大好きな“あの子”は出てきましたか?

703号室自慢の卒業生たちですよ♪

2011年は、本当にお世話になりました。ここを訪れてくださる皆さまのおかげで、楽しく更新することができました。来年もきっと、ご報告が山のようにあるでしょう。どうぞ皆さま、来年もいっぱい遊びに来てくださいね。いつも訪れてくださってありがとうございます。

LOVE!

かつくん「卒業生の近況写真、紹介したかったらしいけど、無理だったみたい。それ以前に、この記事の更新にも3時間くらいかかってたし……。

ぼくもお世話になりました。来年もかつくんコーナーを盛り上げていきますので、よろしくお願いします。ペコリ。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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さようなら2011年 前半

今年もあとわずかです。

皆さま、いかがお過ごしですか?

私は午前中に保護猫ひらめを連れて、また病院へ行きました。ひらめのことは後日書きますが、今日の検査結果も良好でした。気のせいか? ひらめの食欲が少し戻ってきた気がします。このまま復活してくれる可能性が高いかもしれません。

午後は保護猫きのこのお届けへ。

かわゆいきのこの卒業記事は、年明けになるかもしれませんが、必ずUPします。

そういえば、昨年末の大晦日も、私は保護犬のお見合いをしていたんだよな(笑)。犬や猫とは、切っても切れない関係ですね。でも、保護犬猫たちにとって、私は所詮、“途中走者”にすぎません。“アンカー”は、彼らの一生を引き受けてくださる里親さん方です。

彼らは私の目を通して、未来の家族をみているし、私の手を通して、未来の家族を求めています。私にできることは少ない。彼らの長い生涯の中の、ほんのひとコマに、私が入れてもらっているだけなのです。

アンカーは、命のバトンを握りしめて、果てしない道のりを、走らなければなりません。

いい時ばかりだとは限りません。

時には、いばらの道を、行かねばならないでしょう。

だけどやっぱり、私は自信を持って、私の保護犬猫たちとの暮らしをおすすめします。

苦しみや悲しみだけを家族に残して、走り去っていく子はひとりもいません。

“この子に出会えてよかった!”

そう思わせてくれない子は、いないのです。

2011年は、日本全体も、私自身も、大変な一年でしたので、保護活動のペースがダウンしました。卒業生はたったの17頭のみでしたが、保護犬猫たちのお かげで、703号室は、いつも明るく、賑やかでした。改めて、17頭の卒業生の里親さん方に心から、お礼を言わせてください。

誰にも見向きされず、ゴミのような扱いを受けてきた犬猫たちが、「王子さま」、「お姫さま」になれたのは、里親さんたちがいたからこそです。

卒業生たちを珠のように大切にしてくださり、どうもありがとうございます。

そして、これからも、どうぞよろしくお願いします。

卒業生たちの写真を並べるのは、明日にして、今夜の締めは、703号室のお子たちに登場してもらうことに。一年間、大きな病気もせずに、703号室を盛り上げてくれました。

今さら言わなくてもおわかりでしょうが、全員私の宝物です。

べべ
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ナナ
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リル
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ほほ
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あま山(あまた)
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我が家に来てもうすぐ一年が経つ、ゴンタ
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保護猫ひら山(ひらめ)
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保護猫くり
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※ひらめとくりは家族募集中の猫たちです。

お前たち、一年間、本当にお疲れさまでした。生きていてくれてありがとう。辛いことも多かったけれど、家族みんなで年を越せるのが、なによりです。来年も、また迷惑をかけるだろうけれど、よろしくね。頼むから、お母さんを見捨てないで。

「さようなら2011年」の後半は、明日につづきます。

チャオ!

かつくん「あま山とひら山って? ハハ、デブ系猫には“山”をつけたがるんだよね。みんなの健康と、保護犬猫たちの良縁がハハの願いです。来年は願いがいっぱい叶うといいな。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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抜糸

おはようございます。もう師走ですね。今日は2週間ぶりのスヌーゴンのお泊りの日なので、朝からはりきって洗濯や掃除に精を出しています! そろそろ本格的な大掃除もしないとなあ(遠い目)。

そうそう。

うちの里親さん(メロディ&マリアママさん)が保護したさび猫の「くりちゃん」がこちら↓
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半長毛の美さび猫さん。経緯はまた改めて書きますが、どうやら、捨てられてしまったようなのです。くりちゃんは、人間大好きの甘えたさん。だから今度こそはちゃんと甘えられる理想的な里親さんを探さないとね! がんばりますので応援お願いしますね。

現在、うららさんの厚意で預かってくださっているので、うららさんからもくりちゃんの写真が送られてくると思います。そしたらブログに載せますね。私が落ち着き次第、里親さんを募集しますが、気になる方はどんどんお問い合わせください。誠意を込めて対応します。

さて、土曜日は、ジャンの抜糸に行ってきました。
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チチも行きたかったようですが、実際に行けたのは私ひとり。

「今日もいっぱい痛いことすんの?」   「今日はしないよ。すぐ終わる」
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「チクチクする」                 「抜糸だからね」
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男同士、そんな会話を交わしながら? あっという間に終えました。

その後、ガン細胞が肺へ転移しているかを確かめるため、レントゲンを撮り、診察は終了。

これからジャンは、黒木先生の先輩の病院(横浜)に転院します。ジャンちから徒歩圏内にあるその病院は、抗がん剤治療だけでなく、免疫療法も取り入れてい るので、今のジャンにはピッタリだと思います。病理出身の牛草先生が、外科出身の黒木先生と密に連絡を取り合い、ジャンの今後について考えてくださること でしょう。ありがたいです。お願いします。

またこちらの病院にかかることがあったら、私も絶対に会いに行って、皆さまにジャンの様子をお伝えしますね。一緒にドッグランへ行く予定があるので、まずはその時の写真ですね!

「ジャンくん、痛かった? ヨシヨシがんばった!」
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里親さんは、こうやって、ずっとジャンをみつめています。
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お家には、ラブラドールのヤンキーくん、ダックスのタンちゃんが待ってるんだよね。そしてご実家には、チワワのラブちゃんもいるし。

新たにジャン家に加わったダックスのタンちゃんとチワワのラブちゃんは、ジャンの里親さんがペットショップで買った犬ではありません。数ヶ月前、ジャンたちを連れて遊びに行った川に、2頭で捨てられていたのです。

タンちゃん&ラブちゃんを保護した日から、里親さんはメールでその様子をお知らせくださってくれていたので、私も早くドッグランで会いたいな^^ タンちゃん、フィラリアの治療、がんばってね。

この後、ジャンを受付にいたemi-goに預け、私とジャンママさんは、病院近くのファミレスへ。

お茶をすすりながら、いろいろお話ししました。

ジャンママさんは少し落ち着かれたようで、しっかりと前を向いていました。

大きな愛に包まれたジャンは、幸せな犬だと、改めて感じました。

お茶の後、ジャンを迎えに行ったら、ジャンはクリスマス用の赤いバンダナをつけられ、ますますかわいく変身していましたよ!
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emi-go、ありがとう^^ ジャンママさん喜んでたね♪

ジャン、よく似合う!
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また会おうね。次は一緒に走ろう。

★★★ありがとう★★★

MWさまより、私へのフルーツ、お手紙、ジャンへのDフラクションプレミアムが届きました。
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Dフラクションプレミアムは、ジャンママさんにお渡ししました。免疫力アップを期待して、今、毎日ジャンに飲ませているそうです。MWさま、どうもありがとうございました。ジャンママさんにお手紙をみせたところ、ジャンママさんは涙ぐんで喜んでいました。

かつくん「ぼくも走るジャンが早くみたいな。いっぱい食べて、遊んで、休んで、元気にしててね。

次回は、ひらめのこと、カレンダーのこと、ハハの携帯電話のことをお送りします。

みなさま、今週もよろしくお願いします。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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ジャン2

つづきが遅くなりました。teacupの管理画面がメンテナンス中だったので、更新できませんでした。

術後、容体が急変したジャンですが、輸血が功を奏しました。黒木先生が泊まり込んでケアにあたってくれたおかげもあり、なんとか持ち直したのです。でも、また悪くなるのか? そればかり心配で、行ける日はお見舞いへ行き、行けない日は、里親さんや、emi-goと密に連絡を取り合って、ジャンの様子を見守っていました。

つとめて明るく振る舞っていた里親さんですが、その精神状態は、穏やかではなかったと思います。里親さんは、ジャンの首にしこりを発見してから、ずっとノンストップで走ってきました。ジャンのためにできることは、なんでも惜しまずやってきた方たちです。

本当にすごい気力、体力、精神力です。

数日間は、酸素室に入ったままのジャンでしたが、自力でごはんを食べられるまでに回復したので、一般病棟に移動。その頃から、里親さんに笑顔が戻り、私も、肩の緊張がほぐれてきました。

お見舞いへ行った時に携帯のカメラから撮ったジャン
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病院でもすごくいい子^^

あれれ? 奥にはスヌーゴンが?
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ジャンの入院中に、病理検査に出していた腫瘍の詳細が、明らかになりました。病理検査の結果が検査センターからかえってきたのです。emi-goがメール で知らせてくれたのですが、結果については一切触れていなかったので、心に一抹の不安を抱えて、病院へ向かいました。その日も、ジャンの里親さんは、夜お 見舞いへ来ることになっていたため、私が先に病院へ行ったのです。

苦悶の表情を浮かべながら、ひとつひとつ言葉を選んで結果を伝えてくれた黒木先生の顔を、私は直視できませんでした。想像以上に、厳しいものだったからです。

今日は里親さんの顔をみて帰ろう。

ふとそう考え、病院の待合室でご夫妻を待っていましたが、急に胸が苦しくなって、待合室にはいられなくなり、自分の車に戻りました。シートを倒して、目をつむっていると、ジャンとご家族の顔が浮かんできます。

ジャンの大きな耳、スライスマッシュルームのような鼻。

うちでナナリルに怒られながらも、走りまわっていた姿。

お見合いの日、卒業の日、同窓会。

里親さんのお宅へ遊びに行った時、里親さんが私とチチに作ってくれた料理の味……。

あの麻婆豆腐の味。

あああ。

その後、病院へ着いた里親さんは、黒木先生の話を聞いて、号泣しました。

「なんでジャンばっかり!!」

私はどうしたらいいのか、なにを言えば慰めになるのかわからず、自分が伝えたかった言葉を、うまく伝えられなかったと思います。

だから、この場で伝えますね。

ジャンは、ジャンという名をいただき、ご家族の元へ巣立った時から、最高に幸せな犬です。

ジャンの里親さんは、ジャンにとっても、ジャンを保護した私にとっても、誇りに思える方たちです。この2年間、ジャンのために、どれほどのことをしてきた でしょう。ジャンはちゃんとわかっていますよ。ジャンは5歳だから、まだまだがんばれます。ご家族がどんな選択をしたとしても、その選択は、ジャンにとっ て、正しいものであり、最良の道です。

ジャンは幸せな犬です。

ジャンは幸せな犬。

愛するヤンキーくんと
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ベッタリいい関係!
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にこにこにこにこ、生きるっていいね。
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家族が一緒なら、全然怖くないもんね。安心しきったポーズでおやすみなさい!
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休みの日には、家族とアウトドアやドッグランにお出かけ三昧^^
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旅館にて
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ご主人おもしろい。もっと大きなサイズの写真だったのですが、恥ずかしがるといけないので、縮小してみました。いい写真ですね♪

家族写真。実家のご両親もジャンが大好き! ジャンは家族のアイドルです。
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改めて写真を並べてみると、ジャンファミリーの軌跡に感動します。

退院の日のジャン
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ジャンは現在、家に帰って、のんびり過ごしています。抜糸の日にまた病院へ来るので、私も一目会いたいな。そして今度、ジャンと一緒にドッグランで遊びたいな。ベベナナリルも連れて。

里親さんはもちろんのこと、ジャンを担当してくれた黒木先生や、ジャンへ血をわけてくれたチョコちゃん、emi-goをはじめとする、心やさしい看護師さんの皆さまに、深謝します。

また、ジャンのことをここで紹介させてくださいね♪

皆さまの強ーいパワーが、ジャンに届きますように。

かつくん「ジャンくん、お疲れさま。ジャンくんにはいい家族がいるんだね。だからジャンくんは、強いんだね。ハハも全力で応援したいって。チチが送ったDフラクションは、毎日必ず飲んでね。だまされたと思って!

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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ジャン1

精神的に落ち着いてきたので、そろそろブログに書かせてもらおうと、ジャンの写真や里親さんがこれまでに送ってくださった近況メールを整理していたら、また涙がぽたぽた。

ジャンは保護されるまでの3年間、誰にも必要とされることなく、たらい回しの状態で生きてきました。暑がりのフレンチブルドッグでありながら、炎天下も外に繋がれ、ケアらしいことのひとつもしてもらえなかった犬でした。

保護時のジャン
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体中にものすごいマダニが付着していたので、病院で5回もシャンプーをしました。

ジャンは、これでもかというほど快活で、ひとなつっこく、犬とも猫とも仲良く共存できるやさしい犬です。誰にも見向きされなくても、人間がだーいすき。

703号室の保護犬として過ごしていた頃(2009年・秋)
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オモチャ命!
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いつもはベベナナリルに譲りますが、この時ばかりは本気を出して、べべとひっぱりっこ?
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703号室の保護犬として参加した2009年秋の同窓会でも、卒業犬たちと楽しく遊べました。
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早く里親さんが決まればいいね。そんな風に卒業犬のご家族のみんなに話しかけられたよね。
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それから間もなく、ジャンは里親さんとヤンキーくんと、運命の出会いを果たして、わが家を巣立って行きました。卒業の日のことは、今もよく覚えています。

今年の春に行われた同窓会は、家族と一緒に参加してくれたね。
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私は本当に、嬉しかった。
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今春の同窓会から半年が経ち、先日、再びジャンに会ったのです。
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ジャンは、ママさんと一緒に、スヌーゴンがお世話になっている動物病院へやってきました。
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行きつけの動物病院でさじを投げられ、大学病院の予約もまだ先だから不安だというので、私の知る限りでは一番設備の整った動物病院へ来てもらったのです。ジャンは横浜に住んでいるので、里親さんはこの病院に診察に来るだけで、大変だったと思います。

若手の中では、すご腕の黒木先生(外科出身)に、改めて調べてもらっているところ。
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血液検査、エコー、レントゲンなどをフルコースでお願いした結果、ジャンは甲状腺がんであることが診断されました。腫瘍の進行が早いことから、手術を望むなら早い方がいいとのことで、診察の3日後の火曜日に、手術が決まりました。

鼻ペチャ系と呼ばれる犬は、麻酔のリスクが高いことで知られています。ジャンはヘルニアの持病もあり、過去にはフィラリアを患っていたので、なにをするにも、慎重な判断が必要です。でも、体を蝕むガンを考えたら、悩んでいる時間はない。里親さんは、手術を即決しました。

ちなみに、ジャンは大学病院で、フィラリアの手術を受けたことがあります。術後、里親さんから送られてきた写真をみて、仰天しました。小さな体の中に、これだけのフィラリアが……。前の飼い主が、フィラリアの予防をしてくれていたら、こんなことにはならなかったのに。
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ジャン、また手術になっちゃったね。どうか無事に終えますように。
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手術当日、私は行けなかったのですが、里親さんは、何度も私の携帯にメールをくれました。CT検査を済ませた後、手術室に入ったジャンですが、なんと7時 間の大手術になってしまったのです。開いてみたら、腫瘍は2か所に及んでいて、いたるところに血栓があり、難しい手術になりました。麻酔が長引いてしまっ たのがとても心配で、このまま目を覚ましてくれなかったらと思うと、生きた心地がしませんでした。

モニター室で、最初から最後まで一部始終をみていたジャンの里親ご夫妻の心境は、どんなものだったのでしょう。わが子の皮膚を切開するところから、縫い合わせるところまで、見守っているなんて、普通の方なら、耐えられなかったかもしれません。

べべが胃ガンの大手術をした時、私もチチも、ジャンの里親さんと同じように、モニターを通じて、手術を凝視しました。少しでも医療事故が起きぬよう、透明 性を追求するのがひとつの目的で、もうひとつは、べべに起こっている状況の、なにもかもを知って、すぐそばで応援したかったからです。でも、心を強く持っ ていないと、到底、医療の素人には、耐えられません。いくら家族とはいえ……。

ジャンの里親さんは、その後も遅くまで病院に留まり、ジャンが麻酔から覚醒するまで、付き添いました。取り除いた腫瘍は、病理検査へ出すよう依頼して、遠く離れた横浜の自宅へ戻ったのです。

ジャンが目を覚ました!!

私はそのことが嬉しくて、胸がいっぱいになりました。

なのに次の日、容体が一転。

お見舞いへ行った私は、黒木先生から、倒れそうになるひとことを宣告されてしまったのです。

「ジャンくん、今日がヤマです。このまま亡くなる確率は、8割かもしれません……」

どうしたらいいのかわからず、病院で取り乱しました。どうにか助けてくれとしか言えなかった。わたしにできることは? できることは? 先生に詰め寄ったり(苦笑)。

ジャンはICUでぐったりの状態で、輸血が行われていました。血が止まらなくなってしまったそうなのです。輸血は、止血の作用もあることから、つづける必要がありました。

でも、血が足りません。

うちには、供血に適した犬がいません。ベベナナリルはシニアで体重も足りないため、供血犬としては不合格だからです。とにかく、ジャンに血をわけてくれる犬を探さなければ……。

病院の待合室で震えながら電話をかけまくった結果、保護活動仲間のIさんが、用事を放り出してジャンのためにきてくれました。愛犬、チョコちゃん、ジロちゃん、ゴッコちゃんを連れて。

みんな若くて、20キロ級の立派な体格です。
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チョコちゃん、ジロちゃん、ゴッコちゃんの血を抜き、クロスマッチテストを行った結果、チョコちゃんの血が一番いいとのことでしたので、チョコちゃんにお願いすることに。

供血中のチョコちゃん
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チョコちゃん、どうもありがとう。悪いけど、チョコちゃんの血を少しだけ、ジャンにわけてね。今度おやついっぱい持って行くから、お願い。

結局、この日は、半日病院にいました。里親さんがお見舞いへ来れるのは夜だったため、私は里親さんが来るまでの間、病院でジャンに付き添いました。

ICUのガラスケースに入ったジャンを、抱きしめたくて仕方がなかった。

ジャン、立ち上がって!!

あんなにいい、家族が待ってるんだから。

かつくん「とんでもなく長くなってしまったので、つづきは今夜にでも。これでも短くまとめたって言うんだから、相当、壮絶だったんだね。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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