皆さま、こんにちは。本日の私の予定は、保護猫ちゃみの通院だけですので、きゅうちゃんの「譲渡レポート」を、お送りしようと思い立ちました。ブログでの年末年始のごあいさつは、割愛させていただくと思いますが、皆さま、穏やかで楽しい日々をお送りくださいね。
応援してくれた皆さま、ありがとうございました。
約4か月うちで過ごしたきゅうちゃんは、新境地で、日々がんばっています。
703号室での暮らしが長かった分、最後は、リラックスしてくれるようになりました。
だから、次回お送りする里親さん宅での写真のほうが、「硬い表情」をしています。
でも、理知的で想像力が豊かな皆さまなら、今がきゅうちゃんの長い猫生の過渡期であることをおわかりいただけるでしょう。「猫の譲渡」や「終の棲家」の言葉の意味を知らないきゅうちゃんは、毎日毎日、里親さんのあたたかい手からのお世話を通じて、徐々に心を開いていくしか術がありませんものね。私も、必要なら飛んでいくし、陰ながら見守り、応援しています。
きゅうちゃん!
怖がりだけど、好奇心も旺盛な、きゅうちゃんなら、大丈夫!
里親さんご夫妻は、おふたりの結婚式の4日前に、きゅうちゃんに会いに来てくださいました。
奥さまは、ご実家で共に暮らした愛猫さんたちの中から、ほかの猫さんとの相性がイマイチだった「めいさん」を連れて独立。その後、めいさんが、18歳で天国に旅立つまで、ご主人と共に愛育しました。慢性腎不全だっためいさんのケアを、ふたりで分担していたそうです。
めいさんを見送ったあと、落ち着いたら保護猫を迎え入れたいと考え、きゅうちゃんに目を留めてくださったのです。めいさんときゅうちゃんは、似た雰囲気だったから。
そして、お問い合わせメッセージの段階から、きゅうちゃんと合う猫さんとの2匹飼育を、視野に入れてくれていたのです。猫好きのきゅうちゃんにとって、ありがたいですね。
「おとなり 空いてますっ」
きゅうちゃんのことで、私たちが譲渡に向けてやり取りをしている最中に、(里親さんのお母さまのお知り合いが保護した子猫)「ろくちゃん」とのご縁の打診を受けた里親さんは、悩んだ末、きゅうちゃんも、ろくちゃんも、同じ時期に家族として迎えることにしたのです。
譲渡のタイミングなどについては、里親さんと私で話し合いました。
常に真摯で、思考が深く、それでいて、勇気のあるご夫婦です。
きゅうちゃん、お友だちになってくれるイケメンのろくちゃんが、先に婿入りしてきゅうちゃんを待っていてくれるよ。心強いね。ろくちゃんは、きゅうちゃんよりちょっとだけ年下だけど、絶対に仲よくできると信じているよ。明るくて甘えん坊のろくちゃんを、見習ってね。
ゆっくりでいいので、パパとママにも心を開いてね。
本当に素敵な方たちだよ。ご主人は、ご自身の結婚式の日、参列者さんたちの前で、「猫たちのいいお父さんになります!」と宣言していたと伺い、私は深く感動しました。
人生のメインイベントの直前にも関わらず、猫ファーストでいろいろとご準備くださったのです。
私の方でも、できることをしようと、きゅうちゃんの不妊手術を済ませることにしたのです。病院や、手術の日時などの細かいことは、里親さんと相談しながら決めました。
術後、病院から戻ってきたきゅうちゃん
傷が小さくてよかった!
きゅうちゃん、お疲れさま。ろくちゃんは男の子だから、手術はしておかないとね。
※ちなみにろくちゃんも、すでに去勢手術を終えています。
さぶがたいせつに育ててくれたきゅうちゃんですが、さぶと若いきゅうちゃんの体力差は顕著です。
きゅうちゃんが絡みすぎて、さぶが困っているシーンを何度も目の当たりにしていた私としては、きゅうちゃんとろくちゃんは、若い者同士、すばらしいコンビになると確信しています。
「家族は一日にしてならず」
きゅうちゃんが、保護猫として我が家にやってきた日のことを回想しながら書いています。
小さなケージの隅で、震えながらシャーシャー唸っていた日のことを思い出しています。
なにを言っても、すぐには伝わらず、歯がゆかったけれど、一日一日の積み重ねで、きゅうちゃんは少しずつ鎧を捨ててくれるようになりました。私は、きゅうちゃんが大好きです。
きゅうちゃん、ろくちゃん、里親さんご夫妻の幸せを祈って……
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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