バイバイ屋1


ほんの少し前まで私は途方に暮れていました。

 

 

気力体力が最底辺にあったとき、ようやく決まった保護猫メル子のご縁。それが当時の私の「希望」でした。だから「返還します」と言われ、シャッターが目の前に降りた気がしたのです。

 

 

トライアルですから、ふだんなら割り切れます。

 

 

しかしあのときはいつもに増して精神的にキツかった。思うところもあったし。

 

 

なにもかもを放ってどこか遠くへ逃げられたら……そんな妄想すらしていました。でも現実はどこにも行けません。残念ながら人としての責任が私にはあるのです。

 

 

自分の中に残っている気力をすべて振り絞ってはじめた黒真珠の赤い糸探し

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健康で甘えん坊の黒真珠をこれ以上「保護猫」でいさせたくありませんでした。

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8か月もの間、703号室で順番待ちをさせてどれだけ心苦しかったか……

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遠慮がちな姿、目が合うと駆け寄ってくる姿を思い出すと、胸がチクッと痛みます。

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私のまぶしいスター

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いつものパターンだと、あっという間に育ってしまう子猫のあおたん、かおたん、さおたんの家族募集を優先的にやるのですが、今回ばかりはできませんでした。

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たまには順番を守らないとね♡

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そして黒真珠の卒業を皮切りに、子猫のあおたん、かおたん、さおたんにも終の棲家が決まり、今、私は万感の思いでキーボードを打っています。

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私は「別れのプロ」です。

 

 

私は「バイバイ屋」です。

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保護猫たちを私は家族と同じ扱いで接しています。

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けれど私は彼らと、「さようなら」をします。

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いいさようならができるよう、絶えず模索しています。

 

 

いいさようならをするために私たちは出会うのです。

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ブログに綴る卒業レポートには、私なりに深い意味を込めています。

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応援してくださった方への謝意を込め、彼らの新たな住環境をお見せする。

 

 

努力してきた結果と、善き里親さんの自慢。

 

 

正々堂々と保護譲渡活動の透明感を出す。

 

 

微々たる保護譲渡活動の記録。忘備録。

 

 

そしていちばんは、我が家を巣立っていく彼らと里親さんへのプレゼントの気持ちで書いています。だってキラキラのスターたちだもん。小さな舞台だけど、最後は中央に立ってほしいです。

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モテモテの黒真珠

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「ハハ~ そういえばまなちゃんもぼくを意識した服装だったよね」

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太陽の光が似合う黒真珠

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隠れるのがじょうずな黒真珠

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友情に厚い黒真珠

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ウインクがセクシーな黒真珠

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「みなさん ぼく 黒曜石(オブジディアン)のオブに改名されました」

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宝石に疎い私は黒くてピカピカ光るきみに「黒真珠」位しか思い浮かばなかったけれど、里親さんが検索して見せてくれた黒曜石の画像を前に、「うーん。負けた、こっちだ!」と素直に唸ったのですよ。ほんとうにピッタリしっくりの素敵な名前をもらったよね。

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オブ、きみはすばらしい!

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きみは美しい!

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「照れるじゃないですか」

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きみとのかけがえのない8か月を、私は忘れません。

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卒業おめでとう。成長させてくれてありがとう。

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次回は皆さまを「オブ家」へご案内します。

 

 

途中走者より

 

 

BIG LOVE

 

 

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