正直今ナナはかなり下火です。

膵炎の暴れ方がハンパじゃないです。

劇症的と言っても過言ではありません。

けれどこんなときだからこそ、私はナナのきょうだいゴクウと楽しく遊んだ日のことを書きます。ゴクウ家は覚悟を決めてお誘いくださり、来てくれました。両家のうれしくて、苦しい胸のうちを皆さまにはご想像いただけるかと感じています。並大抵の気持ちでお会いしたわけではないのです。

まずうれしかったのがゴクウ家からのプレゼント

見つけた瞬間「あ！　アンニイさんだ！」と即買いしてくれたんだそうです。

SNSに載せたところ、多くの方が「似ている」と褒めてくださいました。手前味噌ですが、私もなんとなくそんな気がします。一生たいせつにしますね。

ちゅーるや

お茶のときみんなでいただいたイチゴ大福もゴクウ家からのおみやげです。

手ぶらで来てね、ってお願いしたのに恐縮です。ありがとう。

お姉さんが抱っこ役。お母さんの運転で遠路はるばる来ました。

ゴクウの紹介は後ほど別記事で詳しくお伝えしますね。

2月から寝たきりになったゴクウが、なんと自力で立って歩きまわったのです。

卒業後もお泊りに来ているから違和感はゼロ。むしろはじめからうちにいたような錯覚も。しかも動きづらくなったしっぽをぶんぶん振り回し喜びをアピール

ゴクウが歩き、しっぽを振った。その姿を見て私は感慨に耽ました。

正直、生きていてくれてありがとうという言葉しか思い浮かびませんでした。

私のことも、この家で紡いだ日々もゴクウはぜったいに記憶しています。

ナナのきょうだいだからビジュアルだけでなく仕草もそっくり

ゴクウとナナが同じ表情や行動をするたび、「わーいっしょだ……」と里親さん

チチもゴクウに再会できてよかったそうです。

不思議なことですが、隠れん坊のほほも積極的に出てきました。

猫たちも落ち着いています。

里親さんは猫たちの名前を熟知。1匹ずつ名を呼んでかわいがってくれました。

仲間外れのあさひ（笑）

あさひだけはじゃっかんビビってたかな？

「ぼく知らない人はまだ少し苦手です」

うん。わかるよ。あさひはあさひのペースでがんばっていこうね。

「わたしは平気」

そうね。家族募集中の保護猫百香はあさひに比べ堂々としたもんだよね！

みーんな血が繋がっています。ゴクウとナナの姪がリルですから。

ナナにしているケアをゴクウにも披露しました。

もちろん無理強いじゃないですよ。ゴクウは皮下補液をすると体が楽になるので、4日に1度通院しているのです。通院のストレスもさることながら経済面から見ても自宅でできるようになればいいなあと。選択するのは里親さん自身！

結局自分ちの子のことは自分がいちばんわかっているんですから。

1本1000円するシリンジ食を与えているとのことだったので、私がやっているシリンジ食の作り方を見てもらいました。簡単で安く、そして安心です。

ゴクウに使ってもらおうと、ケア用品をプレゼント。ゴクウママは遠慮していたのですが、ほかならぬゴクウが使ってくれるなら私はぜひ渡したかったのです。

左の裸娘がナナ。右の紺の服をラフに着た紳士がゴクウです。

ゴクウ、会えて最高だった。

7年も土手で耐えてきたあなただからこそ、1日も永く穏やかにこの世界にいてほしい。

生まれて来てくれてありがとう。ゴクウ、ありがとう。

Smile！

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