今日は皆さまに聞いていただきたいことがあります。
うまく書けるかはわかりませんが、おつきあいください。
福多朗の排便は、現在スムーズです。2回の骨盤矯正手術が功を奏したと言い切れるでしょう。よって私は、福多朗の家族探しをはじめます。
これでよかったと笑ってくださる方もいらっしゃるでしょう。
この時点で私の決意に、がっかりする方もいらっしゃるでしょう。
うぬぼれかもしれませんが、いずれにせよ、皆さまが703号室に心を寄せてくださっている証だと思い、皆さまのご善意やお気持ちを無駄にせぬよう、しっかりと歩んでいきますので、どうか見守ってくださいね。
福多朗は、私にとって、特別な存在です。
キラッと輝いているでしょう?
常に前を向いて生きている猫です。
努力家であり、甘えん坊、食いしん坊でもあります。
福多朗に悲壮感を求める方がいらっしゃいましたら、福多朗はその方のイメージとは異なります。動画を見てくださった方は、おわかりになりますよね?
私は福多朗に涙を流しました。
けれど、福多朗に笑わせてもらった回数は、その千倍です。
福ちゃんと、いつも一緒にいたいです。
離れるのが、怖くてたまりません。
だから、里子に出せない言い訳をたくさん考えました。
ここに書く言い訳ではありません。
自分のお子たちと、自分自身に対する言い訳です。
私でなければ見れない理由。
うちでなければならない理由。
いっそ福多朗が、ここまで回復しなかったら、私はこの子とずっと一緒に暮らしていけるのに、とも。
それほど福多朗は、人を夢中にさせるワルイ男なのです。
会ったらきっとメロメロになりますよ。
そしてこの子の強さに、圧倒されるでしょう。
でも私には、すでにべべ、ナナ、リル、ほほ、あまたがいます。半端じゃなく手のかかるゴンタもいます。犬猫を保護する際、毎度キャパについて悩んできまし た。1頭家の中に入れるためには、原則、1頭を里子に出さなければ成り立ちません。心の傷が深いFIVキャリアのひかるは、ご縁が決まるまで、相当の時間 がかかるでしょう。今、我が家に新しい子を入れるためには、福多朗を出さなければ。
保護活動保護活動保護活動!!
微力微力微力……
キャパキャパキャパ!!
ああ。
ワオーーーーーン、と、吠えたい気分です。
まあ、仮に我が家にもう一部屋環境的キャパが増えたとしても、今の私の体調では、福多朗を家族にすることが難しいでしょうけど。ここに体のことを書くと、 いろんな方にご心配やご迷惑をおかけしますが、昨年から私は、体調の悪化を著しく感じるようになりました。私はもう、健康な子猫や子犬を一から育て上げ、 看取るのは難しいかもしれません。目上の方が読んだら、なんと情けない女だと叱咤を受けるでしょう。40前なのに、すでに健康に自信がないなどと、恥ずか しい発言です。ただ、隠しても仕方ないし、私が言いたいのは、なにも今のことだけではありません。5年後、10年後の話です。
我が家のお子たちは、5歳のほほを除いて、ほぼ全員シニアなので、うちのお子たちより私が先に逝くことはないでしょう。全員、きちんと見送れると思います。だけどまだ推定1歳そこそこの福多朗はうちのお子たちとはちがう。
まーものような保護猫ともちがう。
福多朗とまーものちがいは、おわかりになりますか?
まーもは残したけれど、福多朗は出す。
その理由は、語らなくてもおわかりいただけると思います。
要は、余命宣告をされたかどうか。
まーもは生きていました。けれど保護した時には死の影が、着実に迫っていたのです。
でも、福多朗は、命がパンパンに詰まっています。
両足がないだけ。
度重なる検査を受けても、内臓は、ひとつも悪くありません。
だから、もっといい環境で、幸せになってほしい。
決意文と言いながらも、まだ私は、揺れています。
正直、断腸の思いでキーボードを打っています。
全部福多朗が悪いのです。
福多朗が、愛らしすぎるから。
だけど私の個人的な未練を断ち切って、福多朗に良縁を結べるよう、精いっぱい努力しますので、皆さま、応援してくださいね。そして、これを読んでくださった方の中で、福多朗の家族になることを希望してくださる方は、ドン引きしないでください。
言い換えれば福多朗は里子に出したくないほど魅力的でありながら、うちに残る理由が見つからないほど健康だということです。
私は微力ですが、プロですから、自分の個人的な感情にほだされ、手放さないなどはあり得ません。福多朗にとって、良縁だと思えば、きちんと譲渡します。
だから気兼ねなくお問い合わせください。
福多朗のどこを見ますか?
暗い過去ですか?
無くなった足ですか?
それとも……彼の本質を見ますか?
最後に、みいさんが撮ってくれたお気に入りの1枚を(今日の写真は全部みいさんの提供)
福多朗は家族を求めています。
福ちゃんの紹介、生活ぶりなどは、次回たっぷりと。
チャオ!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!