お手紙を書く機会に恵まれている私は、出先で便箋やポストカードを買うことが多いです。忙しいときは時間的余裕がないのでメールでほとんどを済ませてしまうのですが、本来私は、字を書くと心が鎮まり、ストレス発散になるタイプ。
「書いて伝える」は、自分の内側を自分から出す作業。
どんどん溜まっていく日常に自分が沈んでしまわぬよう、交わりあった方への感謝を忘れぬよう、丁寧な気持ちで書いています。
字が汚い上に乱文ですが(汗)。
少し前に本屋さんで鮮やかなブルーのムーミンのポストカードを買いました。北欧調のお気に入りの1枚。額に飾っても美しいと思います♪
でも最近は、出先ではなく、ほとんど自宅からネット注文しています。
数日前に発売になった太田康介氏の「とらまるハガキ」
こちらから買えます↓
http://ameblo.jp/uchino-toramaru/entry-11896961993.html
カメラマンの太田氏の愛猫とらまるちゃんの子猫時代から現在までを堪能できます。もらった方の笑顔を想像できるあったかい写真ばかり。
どうして私が宣伝をしているかと言いますと、うーん……ある種の贖罪……いや、贖罪なんておこがましい……正直、人間としての後ろめたさからかなと。
地震の直後から、私は福島の犬猫たちが気がかりでした。なのに実際は、あちらに通い詰めて動いていらっしゃる方々をしりめに日々をやり過ごしてきたわけです。
もちろん、なにもしなかったわけではありません。
何度も書いていますが、私は無力な人間ではないのです。
ただ微力なだけで(笑)。
私は自分の周りで生きている不遇な犬猫たちを残らず保護するのを自己目標に掲げています。幸い、近年は近所で不当な扱いをされている犬や野良犬に遭遇しないので、今はもっぱら猫ばかりですが、まずは自分の目につく範囲の犬猫たちに心を配って生きたいのです。
私の近所の猫たちの存在を知る人は多くないので、私が伝え、保護し、ご縁を繋いでいきたいです。どんな性格、どんな年齢、どんな毛色、どんな性別、どんな病歴に関わらず、終の棲家へのお引越しを手伝いたいのです。
しかしご存知のとおり、小さなキャパしかない個人活動の上、譲渡には微塵のポリシーもあり、おまけに要領が悪いので多くできません。努力しても長期間、問い合わせひとつ来ないこともたびたび。
時にはみっともない愚痴もこぼすし、泥だらけになりながら、地べたを這うようなスタイルですよね。
よって常にキャパオーバー感がして福島の子たちに直接手を差し伸べる勇気がない。それが恥ずかしいです。
だからこそ、今の自分の活動をつづけながら、ほんのちょっとでも応援できることをしていきたいです。「応援」って言葉を使ったけど、応援はあとづけで、ほ しい商品を買っている消費者にすぎないのです。だって本当にかわいいポストカードだし、先述のとおり、私は手紙を書く作業を重んじているのでポストカード が必要だから。
こちらもよく買います。宣伝部長のさぶが張り切ってますね。
ご購入はここをクリック↓
http://nekotoru.ocnk.net/ 「ねことる商店」
福島にある飯館村で犬猫の給餌活動を行いながら写真撮影をしている上村雄高氏のポストカード。写真の子たちのことは以前もブログで紹介しましたよね。
浅草のギャラリーエフさんで行われた写真展に伺いながらも、写真の犬猫たちを正視できないほどひとりの人間として考えさせられました。
写真の子たちに感化され「生きる」がどういうことかを教えてくれている気がしました。私にもできることがあるんじゃないかと思わせてくれた子たちです。
まあ、今のところは直接的なことはしていないんですけどね。
ねことる商店では近日中に悶絶寸前の子猫たちのポストカードも販売予定ですので、ウキウキ楽しみに待つことにします。
売り上げの収入は、太田氏、上村氏ともに活動資金にもつかわれるそうです。
ケチな主婦の私でも気楽に買える値段設定がありがたい。
前にお話したとき、お二方とも福島への関心が薄れていることを危惧していました。私は同じ日本の地のほぼ無人化した村の中で、高い放射線量に曝されなが ら、命を燃やしてその日を懸命に生きている犬猫たちがいることを胸に刻みたいです。そして定期的にあちらを訪問し活動される方を尊敬します。
いつか私もなんかの形でお手伝いしたいです。
でもそれには、目の前の一歩を確実に進まないとね。
※どちらもプロカメラマンによるすばらしい仕上がりですのに、それをiPhoneカメラで撮って載せてしまったことを、おふたりに怒られる前に言い訳しておきます。
「私はiPhoneしか持ってないですから」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
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