木と森と木で、木を堪能

不遇な犬猫問題を自分なりに解決しようと考えたとき、私はまず木を見ていました。

 

 

次に森を。

 

 

グーンと引く。引けるところまで引いて。

 

 

そして再び、私は敢えて木に戻り、凝視しています。

 

 

一本の木の根っこの端から葉の先まで、細かく注視します。

 

 

今だ、見えた!

 

 

その瞬間、私には彼らの声が聞こえ、手が勝手にキーボードを叩くのです。

 

 

(あ、スピリチュアル系じゃないです。そっち方面はさっぱりわかりません)

 

 

自分のタイムスケジュールと「見える瞬間」にズレを感じるのがストレス。歪をどう埋めるかが今後の課題。せっかちなのに慎重な性格が辛いです。

 

 

生きづらさがじわじわ堪える40代(笑)。

 

 

 

「で、ようやくわたしが見えたの?」

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うん。遅くなってごめんね。じっくり堪能させてもらいました。

 

 

先日私が疲れて布団にへたり込んでいたら、百香が私の30㎝付近に腰を落ち着かせ、ながーいしっぽで私の腿あたりを軽くパタパタとはたいてきました。

 

 

何回くらいだったか?

 

 

おぼえてないんですが、長いことずっと。

 

 

もしかして百香は私を励ましてくれているのかな……?

 

 

百香の様子に気をよくした私は、百香を撫でようと上半身を起こしたのです。

 

 

 

すると百香は、スッと椅子の上に飛び乗ってしまいました。

 

 

 

私はそのまま起き上がることにして、キッチンへ。

 

 

よし、再稼働!

 

 

百香はそんな風に私の重い尻を叩いてくれる女の子です。

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あどけなさが残るのに、芯は強い。泥だらけになりながら生き延びた勇者です。

 

 

ツンとデレの使い方が絶妙にうまく、キッと睨みを利かせたかと思えば、ゴロンと転がって腹を開く。実に猫らしい猫ですね。お見事な魅力です。

 

 

「やっとわかったか?」

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いや? ずいぶん前からわかっていたんだけどうまく出せなかったの。

 

 

 

大きなカメラで迫るみいさんにビビる臆病な一面にも萌える。意外とガキだな。

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今夜は横に眠る保護猫あさひを姉のように丹念に毛づくろいしていました。

 

 

その後、スタスタと彼氏のさぶに近づき、さぶの腹に足を乗せてくつろいでみたり。

 

 

つかみどころがなく、多面的でユーモアに溢れた女性です。

 

 

やさしくて、あったかいの。けれど表現方法がじゃっかん独特。

 

 

身体を張った甘ったれですが、雰囲気は凛としていますよ。

 

 

 

推定1歳の麗しい百香嬢。健康状態はかなりいいです。

 

 

 

どなたか嫁に迎えたい方はいませんか?

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ぜひ挙手してくださいね。

 

 

 

「ぼくは~?」

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うーん。あさひおまいはもうちょいかな? まだ見ている最中だから。

 

 

 

百香は家族募集中です。応援していただければ百香ともどもうれしいです。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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百香の瞳

さかえ先生より手づくりのジャーキーと

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千疋屋のフルーツゼリーが届きました。

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さかえ先生いつも気にかけてくださりありがとうございます。なんと本物のフルーツを切り抜いた中にゼリーが入っていました。すごい!

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ビタミンをしっかり補給したところで、少しずつ元気が戻ってきました。

 

 

私もいろんな意味で曲がり角な年齢にさしかかり、無理が利かなくなってきたなあと実感するこの頃です。視覚過敏がひどい数日でした。バチバチバチバチ。

 

 

でも今日はのんびりお母さん業に徹し、家事に精を出し、お子たちと戯れて有意義な1日でした。あたたかく見守ってくださる皆さまのおかげです。

 

 

あさひと百香の写真もたくさん撮ったんですよ。上があさひで下が百香ね!

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百香はうちの男どもを虜にする小悪魔です。

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「ふんっ なによ?」

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ツイッターで「昔の加賀まりこさんに似ている」と言われたのが頷けます。

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ほんとう、おっしゃる通り。そんな雰囲気です。瞳がでっかくて印象的!!

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かわいいんだけどただかわいいだけじゃない。目ヂカラに芯の強さを感じます。

 

 

日に日に美しくなっています。こんな子と暮らせる方は運がいいですよね。

 

 

週末までに家族募集サイトへ掲載するのを目標にしますね。

 

 

できるかどうかはわからないですががんばらないと。百香が気になる方がいましたら、ぜひその前に教えていただければありがたいです。

 

 

LOVE

 

 

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家族を生かす役

703号室卒業生のセス家からホワイトデーのプレゼントをもらいました。

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わざわざうちまで持ってきてくださったのに、私が不在でお会いできず残念。セスとゆずくんはすっかり仲よし。画像は里親さんのツイッター(アカウント:みかのん @sesuandyuzu)より拝借!

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ふふ。その調子その調子!

 

 

 

703号室の家族募集中の保護猫は百香(1歳女の子)と

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弟気質のあさひ(1歳男の子)。興味のある方はぜひお知らせください。

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次に家族募集のステージに立つローズ(女の子)と

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ニューフェイスのジャイアン(男の子)もお忘れなく!

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さて、先日私は703号室卒業生クー太の里親MIHOさんにつき合ってもらい東大病院へ。ナナ、あまぱん、さぶの慢性腎不全トリオの診察日だったのです。

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MIHOさんがいてくれないとほぼ成り立たないナナの通院

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車内で吠えまくり&暴れまくりのため、私ひとりでは制御不可能。ありがとう!

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MIHOさんといっしょだと待ち時間も楽しい♪

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東大病院は受付から会計までスタッフの方々があたたかいので癒されます。

 

 

 

診察内容は、ナナ、あまぱん、さぶの基礎検診と血液検査。腎臓病の治験の期間(4か月)は終了したのですが、私の希望で特別に治験薬の処方をつづけてもらっています。

 

 

なんでも話し合って決めていますよ。いいよね。

 

 

結果をざっくりお伝えすると、ナナ、あぱまん、さぶ全員の体重が確実に増え、腎臓の数値が下がりました。これねえ、奇跡みたいなできごとなんですよ。

 

 

みんなシニアだし、何年も闘っているんですもの。たまらなくうれしいね。

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あまぱんだけは、貧血が少し進んでいるとのこと。小島先生とあまぱんっ!

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けれど打つ手はまだまだあります。

 

 

貧血の進行の様子を見ながら、①プロラクト鉄(サプリ)を投与⇒②造血ホルモン注射⇒③輸血を視野に入れ治療していきます。これからあまぱんがたどる道のリスクを想像しておくことで私の精神が安定します。私は絶対に最後まであきらめません。できる限りのすべてをお子たちに注ぎます。

 

 

さぶもいい調子~!

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身近に有能な獣医師がいてくれるのは心強いですね。東京大学の前田先生、ホームドクターの大巻先生及び中島先生には感謝してもしきれません。

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ポカポカ陽気で気分爽快の1日でした。

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帰宅後、さっそくシリンジごはん。あまぱんへの虐待じゃないからね(笑)。

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ナナもあまぱんもさぶもシリンジが中心で自発的には食べません。1日に約40本。ただひたすらシリンジごはんを作り与えまくっています。点滴や投薬も。水頭症のほほの投薬、アレルギーのリルの投薬や散歩やごはん(大変なんですよ食べないから)、保護猫たちのお世話、人慣れ、里親さん方とのコミュニケーション、相談メール、家事、炊事……。

 

 

ひとつひとつを取れば雑務と笑われてしまうかもしれないけれど、実はいっぱいいっぱいの状態。加えてときどき私はふと落ち込んだりします。

 

 

私には立派な肩書きがあるわけでもないし、フルタイムで働いているわけでもないし、保護活動も滞ってばかりでもっとがんばっている方がいるし、自分って実態がなくてなんだか胡散臭い。しかも惨めだなあ、と。

 

 

皆さまは私の状況を多少理解してくれるでしょう。

 

 

しかし世間一般に「アンニイさんってなにやってるの?」と聞かれると思わず私は答えに窮してしまうのです。……私はなにをやっているんだろう?

 

 

仮に人をランク別あるいはカテゴリー別にわけるなら、きっと私は生産性の低い部類に属するのかもしれません。それが自分の肩身をますます狭くさせてしまう。なのに妙に忙しい。時間がない。この矛盾はいったいなに? と……。

 

 

けれど今回のナナ、あまぱん、さぶの検査結果を受け、私は信じてきたことを地道につづけていてよかったと素直に思いました。

 

 

私は自分の家族の介護闘病をしている者です。

 

 

私の家族は犬と猫です。

 

 

つまり私は、家族を愛するお母さんです。

 

 

家族を生かす役です。

 

 

Smile!

 

 

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コロンJ

保護猫百香(左)とあさひ(右)は元気です。

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実は私が少しだけヤバい。

 

 

 

703号室卒業犬のコロンJと出会ったのは今から16年前。

 

 

コロンが子犬だった頃からのつき合いです。

 

 

かわるがわるいろんなホームレスたちに番犬として飼われ、生の道中で理不尽な暴力に喘ぎ、それでも決して折れずに、死なずに残った立派な犬でした。

 

 

これは環境が劇的に改善された時代の土手犬コロンJ

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7兄弟だった子犬たち。コロンJ、リュウ、ゴクウ、土手で焼死したジョウユウ、アオヤマ、土手で餓死したタカコ、そして我が家のナナ。

 

 

走馬灯のように彼らのいろんなシーンが蘇ってきます。

 

 

私を変えてくれた尊い犬たち。幸せになる前に果てた子も、私に保護されるまで粘った子も、私は7頭をまるごと愛しています。守ってやれなかったジョウユウ、アオヤマ、タカコの悲惨な最期は一生私の精神の傷として残っていくでしょう。その痛みは最近、大きくなる一方です。ナナの老化が関係しているのかもしれないですね。うまく説明できないのが残念ですけど。

 

 

リュウは15歳で一足先に天国へ旅立ちました。ナナと同じ慢性腎不全でした。

 

 

このたびきょうだいのコロンJも昇天。

 

 

私はコロンJの家族megさんとパパさんが心配でなりません。

 

 

私たちの親交は長く深く、だから余計に、殿を失ったおふたりの気持ちを想像するだけで頭がおかしくなりそうです。励まさなければならない立場なのに。

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コロンJの面倒を見ていたホームレス男性に物資と金銭を渡し、交渉をつづけ、土手から出すことに成功したとき、コロンJはすでに6歳9ケ月でした。

 

 

布団の上が大好きだったコロンJ。私が向けたカメラに目線をくれています。

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咄嗟的にガウっと口が出てしまうことがあり、中年の大きめの雑種で持病もいくつもあったのにも関わらず、コロンJは王子さまの暮らしを手に入れたのです。

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megさんとパパさんと常にいっしょ。megさんは震災後、有事の際にコロンJと離れるのが恐ろしくて会社を退職し、自宅でできる仕事に切り替えました。

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megさんはコロンJと愛猫ホーリー(19歳まで生きました)、ミンキー(もうすぐ20歳)を幸せに導いたのみならず、数十匹以上の外猫を身銭でTNRし、譲渡活動もしている女性。なのにいっさいひけらかすことはありません。

 

 

20歳になるミンキーちゃんが長生きしているのはまぐれじゃないです。

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べべ、ナナ、リルも添えて私たちは毎年たくさんデートしました。

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そしてmegさんの白子の別荘へのお泊り旅行も何度もさせてもらいました。

 

 

 

megさん夫妻は宇宙一の親バカです。

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印象的だったペアルック姿

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撮影場所はうちの妹んち。妹も含め仲よしでした。

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殿とは数えきれないほど会ったよね。

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先週末ひさびさに会おうと約束をしていたのに、1日前に亡くなってしまったコロンJ。しかし妹を助手席に乗せ、私は予定通り伺わせてもらいました。

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バースディカードを用意していたんだよ。おみやげを選ぶのも楽しみだった。

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メッセージを書く前に、殿は逝ってしまったから、感謝の手紙になりました。

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コロンJがお出迎えしてくれた玄関

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昔私が贈ったフォトフレームを発見。LOVE CORONJ 703の刻印入り

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玄関で703号室卒業生萌(天国へ)&むーファミリーに遭遇

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こんなときぐらいゆっくりしていればいいのに、みんなにコーヒーやシュウマイ弁当をふるまおうとするmegさん。megさんおねがいだからもう……

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703号室卒業犬まりん&マリア姉妹、猫のアクアの里親になってくれたあきさん一家も来ていました。Mパパさん、ごぶさたしています。

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あきさん家とコロンJ家もラブラブ。卒業生が横で繋がるのが私はうれしい。

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事情がわからない卒業生まりん&マリア姉妹は私を見て大はしゃぎ

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右に写るマリアの笑顔を取り戻してくれたのはあきさんとMパパさんです。

 

 

 

先日ブログに書いた衝撃の告白「703号室の礎」の6分の1がマリアですから。

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保護主として私はマリアには謝罪のみです。改めてあきさん一家に感謝

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マリア、天真爛漫に戻ってくれてありがとう。

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猫撮るさんが撮ったキラキラの家族写真

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みーんな殿の味方だよ。殿が大好き!

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megさんとパパは憔悴しきっていました。介護や闘病を含め、どれだけコロンJに全力をかけてきたか、私はほんとうに知っているのです。

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コロンJは艶々でしたが、べべ同様、肉体の隅々まで使い切った感が溢れています。隅々まで使い、使い、使い切って家族のそばにいたのがわかりますね。

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9年前のバレンタインデーに703号室を巣立ったコロンJは、ホワイトデーの本日、家族と「ありがとうのお式」に出かけました。

 

 

 

コロンJが使っていたおむつは姉妹のナナが引き継ぎます。

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妹の愛犬まめへ大量のフードをありがとうございました。おみやげもすみません。

 

 

あきさん家からはべべへの2回目のお花と

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ナナの介護枕や猫&人のおやつをありがとうございました。

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あきさーん見て!!

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ナナ使ってますよー!

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「楽ちん」

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ヨボヨボですが、ナナとゴクウはまだこちらでしばらくがんばります。

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ゴクウが来週うちに遊びに来るので、写真を載せますね。

 

 

 

どうかどうか、megさんとパパがほんのちょっとでも眠ったり食べたりできますように。涙が出ない日が1日でもありますように。コロンJはぜったいにそれを願っています。

 

 

 

コロンJへ愛と尊敬と感謝と私の人生の大部分を込めて

 

 

 

田辺アンニイ

 

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アート

とめどなく胸がざわつきます。

 

 

日常の中にいて平常心を保つのがこれほどむずかしいとは。

 

 

悲しいことが起きても、私は少しずつ歩きつづけなければならず、精神のコントロールがキツい。

 

 

ルーツ、ルーツルーツルーツ。私を突き動かしたエンジン、エンジン、エンジン!!

 

 

改めてコロンJという犬の大きさが胸に迫ります。

 

 

コロンJだけでなく、ときどき、わが家を巣立った子たちに潰されてしまいそうです。

 

 

あんまりにもかわいいもんですから。

 

 

彼らの不遇だったころと幸福の姿の狭間に位置する私は、位置する快感をおぼえてしまった私は、ほかのことができなくなってしまいました。

 

 

不遇だったころと、幸福の姿が脳内で交互にチカチカ変わる。

 

 

バチン。はい、シーンが切り替わってバチン、バチン、また、バチン……

 

 

コロンJの一生は私にとって、そんなイメージです。

 

 

 

かつては社会正義への微力な追及であった「犬猫譲渡活動」は近年、自分にとってのアートかもしれないと思うに至りました。

 

 

私にとっての「譲渡」はすなわち、芸術、美術の場であり、自己表現の舞台。

 

 

しかし私はここに冒険や奇抜さを求めず、「譲渡」を一種私の作品と仮定するならば、私はあくまで自分の作品を「本来あるべきスタンダードな姿」に整え、戻すことに徹したいのです。

 

 

補足しておきたいのは、命ある犬猫たちを「作品」と位置づけているのではなく、譲渡にいたるまでの一連の私の動作こそが「作品」だということ。

 

 

そして私は持てる限りの美と愛を足しどこまでも自分の世界を追求していきたいです。洗練された譲渡は豊かで良好な人間関係を築き、その中でいくつもの感謝と慈悲が生まれ、感謝と慈悲に生かされながら、明日の分の呼吸を確保するのが私の生き方かもしれません。善き方を尊敬しています。

 

 

ひとつひとつを丹念に仕上げるには余裕が必要です。

 

 

 

平穏さ、ゆったりした気持ちで取り組んでいきたいです。

 

 

 

「ハハは今長い言い訳をしましたね? 要はぼくらの募集が遅くなるってことですね」

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「読解力のある方にはわかってしまうものよ?」

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あさひ、百香、皆さま、申し訳ありません。お察しの通りです。

 

 

 

Relax!

 

 

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