救急車の運転手と、希望を見つける天才をめざして

さっき、エネルギーを使い果たしてヘロヘロだった私を、松ケンが立ってお出迎えしてくれました。

IMG_5994

 

 

その後、元気に歩く姿も披露してくれて、私は本当に幸せ者です。

IMG_5995

 

 

保護猫のび太とミカサは、私の顔を見るなり大声で「ごはん要求鳴き」をします。

IMG_5697

 

 

命の詰まった張りのある声を耳にするたびに、鼻の奥がツンとします。

IMG_5634

 

 

犬猫たちは、それぞれのライフステージで、一生けんめいに生きているのですね。

IMG_5611

 

 

私の庇護が必要なお子たち。私の尊いお子たち。愛おしいお子たち

IMG_5615

 

 

私の一日は、犬猫の世話にはじまり、犬猫の世話に終わる。

 

 

犬猫で緊張し、犬猫で癒される。

 

 

そこにいてほしいから足掻いて、そこにいてくれるから満たされる。

 

 

もう、彼らなしではどう生活したらいいのか、わからなくなってしまいました。

 

 

完全に中毒状態ですね(苦笑)。

 

 

ペットシッターという職種も、ドキドキと達成感の連続です。

 

 

今夜は大きなキャリーを抱えながら、少々離れた駐車場まで、すごい速度で走りました。

IMG_5987

 

 

(8匹の猫が暮らす猫ハウスに)退院して戻ってきたばかりのイヌネコくんの呼吸が、とても苦しそうだったのです。お仕事で他県にいる飼い主さんに連絡を取って通院の許可をもらったあと、火事場のクソ力(失礼)を出して、全力で動物病院に向かいました。

 

 

私の愛車はまるで救急車だったと自負しています。

IMG_5988

 

 

病院にも「〇〇家のペットシッターですが、イヌネコくんの様子が……」と、状況を連絡しておいたので、スムーズに診てもらうことができました。がんばれ、がんばれ!

IMG_5990

 

 

慢性腎不全末期と重い心臓病を患うイヌネコくんは、ケアがむずかしい状態です。

IMG_5993

 

 

180mlの胸水を抜いてもらったあと、ICUの酸素室に入って入院、となりました。

IMG_5992

 

 

明らかにラクになったね。いつも応援しているよ。イヌネコくんはよくやっていると思う。

 

 

もし、あのまま呼吸の変化に気づかずに帰っていたら、次の朝は、ひっそりと冷たくなったイヌネコくんを前に、呆然としたかもしれません。そう考えるだけで、震えが止まらないです。

 

 

自分のこともほめてあげたくなりました。

 

 

プライベートでも、微々たる保護譲渡活動でも、仕事でも、私は常に犬猫の生死の狭間にいます。

 

 

正直、辛いことも悲しいことも多いです。

 

 

けれど、全部自分の意志でやっていること。だれかに強制されたわけではありません。

 

 

だから、この日々の中で「光」を見つけるのも、私は得意になりました。

 

 

犬猫たちと深く関わり合い、苦しんでいる方へ、僭越ながらアドバイスを差し上げるとしたら、「できなくなったこと」ではなく、「できたこと」に目を向けるといいかな、と。

 

 

なんでもそうです。なんでも。

 

 

たとえどんな小さな希望でも、希望は私たちを勇気づけ、絶望の淵から救い上げてくれるはず。

 

 

私は希望を見つける天才をめざしながら、「泣いてもまた笑う」を繰り返していきます。

 

 

最後になりましたが、思い入れが深かったので、ななちゃんに哀悼の意をおくらせてください。

IMG_7796

 

 

長年、シッティングを担当させてもらっていた、全盲で胃ろうのななちゃんが先日、天国へ旅立ちました。ななちゃんの独特のごはんスタイルが、脳裏を離れません。一生、忘れないだろうなあ。

IMG_1833

 

 

私が贈ったお花が、枯れずに残っていました。

IMG_5939

 

 

お花のお返しのお菓子や、エナジー500のおすそ分けをありがとうございました。

IMG_5965

 

 

ななちゃんの相棒の灰侍くんは、いつもに増して甘えん坊になっています。

IMG_5996

 

 

灰侍くんのお世話は、これからもつづけさせていただきます。

 

 

昨日も今日もラブラブしてきました♡

IMG_5997

 

 

ななちゃんは幸せな猫さんだったと私は確信しています。合掌。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


スカジャン・ボーイ

※blogを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

703号室は推定4歳の保護猫まこと

IMG_4764

 

 

生後7か月? 程度の保護猫のび太

IMG_4881

 

 

そして、のび太の妹ミカサの3名が「終の棲家」を求めています。

IMG_4935

 

 

皆さま、応援をよろしくお願いしますね!

 

 

さて、休みの前夜は、まるで天国です。

IMG_5599

 

 

ストロベリーをほおばりながら、7年前に出会った、読書に最適なヴィンテージハイバックチェアー(HansJ.WegnerのGE290A)にもたれて、お気に入りの推理小説を読む♡

IMG_5598

 

 

「何時に起きるために、何時までに寝なきゃ」とは、全然無縁の世界

IMG_5600

 

 

眼下に広がるぬくぬくワールド

IMG_5607

 

 

ゴシックの塊に疲れたら、温活中の美男たちで目の保養をし放題

IMG_5608

 

 

あああ! 「生きていてよかった」とはこのことですか?

 

 

幸せすぎるのも困りますね。

 

 

そうそう。昨日松ケンは通院をがんばったのですよ。

IMG_5581

 

 

中島先生、よろしくお願いします。

IMG_5585

 

 

胃腸の調子を崩しやすいので、診てもらったのです。

IMG_5584

 

 

中島先生が出してくれるお薬は松ケンによく合うので、皮下補液で入れてもらいました。

IMG_5579

 

 

 

松ケン、お疲れさま^^

IMG_5580

 

 

豆さんちの天国のハルくんのカッコいいスカジャンを着ての通院、まぶしかったなあ♪

IMG_5578

 

 

しかし、どうやら松ケンは、スカジャンがはじめてではないようなのです。

IMG_5592

 

 

2013年11月の松ケン画像を入手しました。7歳半の頃ですね?

IMG_5593

 

 

私の知らない若かりし松ケンは、ゴールドのスカジャンが似合っていました。

IMG_5591

 

 

松ケンがかわいくて、胸がドキドキします。

 

 

どこまでもたいせつにしないといけない存在です。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ステキなクリスマスプレゼントとアラジンヒーター

本日は比較的余裕のある1日でした。

 

 

午前中→歯医者さんで自分の歯のホワイトニング

午後→同区内でのレギュラーのお仕事2つ

保護譲渡活動の件であちこちと連絡を取り、夕飯の買い物をして、大師前どうぶつ病院に寄って、未払い分の医療費を払ってきました。隙間時間の有効活用は大切ですものね。

 

 

帰宅後、卒業生まるここ家より届いたクリスマスプレゼントとお手紙に感激♡

99fe (11)

 

 

オシャレでかわいいものばかり……本当にありがとうございます。

 

 

慢性腎不全と闘うまるこことご家族の多幸と健康を心より祈っています。

 

 

全部素敵ですが、小皿がなんともいえないのでピンで撮ってしまいました♪

99fe (12)

 

 

さて、一気に寒くなりましたね。

 

 

人肌が恋しくなるような季節ですが、皆さま、ご体調はいかがでしょうか?

 

 

我が家はこんな感じです。

99fe (4)

 

 

ひゃあああ!

99fe (8)

 

 

皆さま、びっくりさせちゃってごめんなさい。

99fe (2)

 

 

あまりにもかわいいので、腰を抜かした方がいらっしゃるといけないと思いました。

99fe (3)

 

 

松ケンと保護猫月坊がアラジンヒーターの前に集結ですよ?

99fe (7)

 

 

お子たちは、ふわっとしたあたたかさを出すアラジンヒーターが大好きです。

99fe (5)

 

 

気持ちいいねええ^^

99fe (6)

 

 

喉を鳴らしながら眠る月坊

99fe (9)

 

 

舌をしまい忘れの松ケン

99fe (10)

 

 

デロンギと迷ってアラジンヒーターにして大正解でした。

 

 

電気代が格段に安いので、ガンガン使えます。

 

 

さぶと私のためにもう一台買おうか悩み中

99fe (13)

 

 

「じっくり検討しな」

99fe (1)

 

 

 

では皆さま、いったん失礼します。

 

 

ごはんを炊いたらもう一回ブログを更新するかもしれません。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


そばにいてくれるありがたみを

皆さまこんばんは。朝寝坊をして一歩も外に出ずに、家でお子たちを眺めています。

 

 

11月に入ってはじめての休日。心身のデトックスの1日となりました。

 

 

家族募集を控える保護猫月坊の写真もたくさん撮ったのですよ。

 

 

いやあああ。月坊には特別なオーラが漂っているんですよ。

01xz (8)

 

 

目の周りの模様がさぶを彷彿とさせるためか、うちのさぶと重なって仕方ありません。

01xz (15)

 

 

もう、めちゃくちゃにタイプです。

01xz (9)

 

 

月坊と暮らせる未来の里親さんが、どうしようもなくうらやましいです。

01xz (12)

 

 

さぶと月坊が並ぶと、まぶしくて涙が出そうになります。

01xz (14)

 

 

これ、ほんと。歳を取ったせいか、涙もろくなってきたのですね。

01xz (13)

 

 

「真っ白」じゃないところが月坊の魅力です。

01xz (11)

 

 

ツウやマニアにはたまらないでしょう。私の言いたいことが伝わる方は多いはずですよ。

01xz (10)

 

 

はじめは、地元で活動しているとても信頼している女性より、子猫2匹でお預かりしたのですが、右のキーちゃんは、その方の手元に戻ってご縁待ちをする運びとなりました。理由は、体調を崩していたキーちゃんの姉妹猫ドンちゃんの調子が戻り、姉妹セットでの譲渡をめざすことになったから。

01xz (1)

 

 

※ドンキー姉妹は、「猫の未来とびら」さんの譲渡会に参加しています♡

 

 

そんな訳で、保護猫月坊は703号室にステイしています。連日、月坊の愛くるしい写真を放出しますので、気になる方はぜひブログとTwitterをチェックしてくださいね。

 

 

犬の松ケンや

01xz (3)

 

 

おすずさま(すずらん)も元気ですよ。奥にさぶが写っていますね(笑)。

01xz (2)

 

 

それにしても、さぶはモテモテだなあ……

01xz (4)

 

 

どこにでも顔を出して、みんなをゆるりと繋いでくれる。

 

 

だれもさびしい思いをしないよう、必ずフォローをしてくれる。

 

 

クセは強めですが、さぶは透きとおった心の持ち主です。

01xz (5)

 

 

夜は、ルンバみたいに充電器(寝室)に戻るさぶと私です。

01xz (6)

 

 

感謝しています。さぶ、感謝しているよ。

01xz (7)

 

 

さぶの命に感謝しています。

 

 

そばにいてくれるありがたみを、当たり前だとは思っていません。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


悲しみと喜びの両翼

皆さまが気にかけてくださった我が家のみーちゃんは、2022年3月5日の早朝5時頃に息を引き取り、本日、「さようならのお式」を経て、一足先に空へと向かって行きました。

IMG_0994

 

 

生前はみーちゃんに対して、やさしくお声がけをいただき、ありがとうございました。

 

 

推定21歳半のみーちゃんと、家族として過ごした1年5か月を私は忘れません。

IMG_1537

 

 

みーちゃんの亡骸が美しいので、正直、死の実感がわかず、「みーちゃん、起きてこないかな?」と、何度も考えました。近頃は寝てばかりだったので、長時間動かなくても違和感がないのです。

 

 

しかし、冷え切った身体に手を当てると、現実に引き戻されますね。

 

 

未練がましい私は、みーちゃんがいなくなってさびしいです。みーちゃんが大好きです。

 

 

3月2日の深夜まで、みーちゃんはみーちゃんなりの「ふつう」に見えました。

 

 

シリンジご飯だけではなく、バイキングにも精を出すことがあったのです。

IMG_1343

 

 

ときどき、ボリボリいい音を鳴らしながら、みーちゃんは夜食を楽しみました。

IMG_1344

 

 

歯なんてたった2本しか残っていないのに、えらいと思いませんか?

 

 

動きのおっとりとした小さなみーちゃんなのに、漲る生命力を感じます。

IMG_9774

 

 

私は「看取り」という言葉が実は苦手で、なるべく使わないようにしています。

 

 

また、ライフステージの“ひとつのカテゴリー”として扱われるのも不本意です。

 

 

「ああ、あの看取りの子ね?」みたいに言われたくないのです。

 

 

うまく表現できないのですが、「死に場所を与えてあげよう」、ではなく、いっしょに生きたくて、生のほうに大きなウエイトを置いて、私は家に迎え入れています。それでも、重い病気や老齢の犬猫たちは、譲渡に適さないと知っていますし、生い先が長くないのも想像できます。

 

 

けれど、たとえ残された時間がわずかだったとしても、できることは山のようにあります。

 

 

ちなみに、私が「幸せそうだなあ」と感じるシニアさんたちは、以下のとおりです。

 

①(体温調節をしづらくなるので)、暖のとれる場所にいる。

 

②脱水を起こしていない。

 

③酸素が足りている。

 

 

ほかにも、環境が清潔、危険物がない、生命維持レベルの栄養が取れている、生き物として最低限の運動ができる、など、いくつかありますが、特に意識するのは上の3点。

 

 

もちろん、自分ちにも照らし合わせています。

IMG_0271

 

 

水分は皮下補液で調整し、温活は湯たんぽと、みーちゃん専用に買ったアラジンのヒーター(人間も端っこに入れてもらっています)、そして最後は酸素室を準備しました。

IMG_0276

 

 

みーちゃんは、熟睡中は酸素室に入っていられるのですが、起きるとバタバタ出たがります。

IMG_2124

 

 

全体像

IMG_2125

 

 

だから、こうして酸素を吸入してもらっていました。

IMG_2126

 

 

酸素がみーちゃんを楽にしてくれました。

IMG_2117

 

 

ありがたい限りです。

IMG_2118

 

 

最後の夜も、穏やかな寝顔を披露してくれていたのですよ。

IMG_2123

 

 

みーちゃん、かわいいねえ……

IMG_2119

 

 

私の半生は、数えきれないほどの「はじめまして」と、「おめでとう」と、「さようなら」と、「ありがとう」を繰り返し、その上に……いえ、その中に、私自身の命が成り立っています。

 

 

俯瞰をすれば、犬猫たちは、悲しみと喜びの両翼を授けてくれる尊い存在。

 

 

究極のスィートアンドビターかもしれません。

 

 

これを書いている今も、みーちゃんのいた右の足元をついチラチラ見てしまいます。

 

 

習慣は恐ろしいし、みーちゃんがいないとしんどいですね。

 

 

みーちゃんを見送りたくもなかったし、失いたくもなかったけれど、みーちゃんと出会えたことには深く感謝しています。みーちゃんの独特の濃い雰囲気が恋しくてたまらないです。

IMG_2122

 

 

お花に囲まれた天使のような姿は、次回ブログに記録しておくことにします。

 

 

みーちゃん、みーちゃん!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク