“悲嘆”の分解

さぶの火葬の前日に保護した「ふみちゃん」は、日々快活に育っています。

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ありがたいことに、糊でくっつけたように、私にベッタリです。

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保護猫ふみちゃんの未来については、真剣に考えている最中なので、またお伝えできたらいいなと思います。ふみちゃんに依存しながら、さぶロスを克服しようと努力中です。

 

 

さて、我が家のさぶに、たくさんのメッセージやお花、プレゼントなどが届きました。

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10代からのお友だち、猫関係のお友だち、里親さん、お客さま……あまりにも多すぎて、個別の写真紹介がむずかしいのですが、さぶ共々、感謝の気持ちでいっぱいです。

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最初に届いたのは、仲よくさせていただいている篠﨑絵里子さんでした。

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「みんな ありがとうな」

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絵里子さん、豆さん、ゆちゃん、まなちゃん、マイ太郎さん、マイ太郎さんのお母さま、みいさん、MIHOさん、よっちゃん、牛丸家、香さん、ここ家、さんごちゃん家、優子さん、りん家、金子さん、まなみちゃん、市川師匠、はな家、リリ家、サン太家、まもるくんのママさん、あーちゃん家、タクちゃん、まるここ家、しずくさん、恵子さん、きちこさん、きーやんさん、もなちゃん、まゆみさん、aiちゃん、渡邊さん、うに家……お礼に時間がかかりますが、皆さまのお心が沁みました。

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どのお花も、とても美しかったです。

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SNSを通じて、素敵な言葉をくださっている方々にも、お礼を伝えたいです。

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私は極端にしんどいと、黙るか、SNSに逃げるか、をするのですが、さびしくてSNSを徘徊したときは、皆さまの言霊に触れた気がして救われました。どうもありがとうございます。

 

 

さぶまわりがゴージャスですね。このあとも、次から次に届いたのですよ。

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お骨になったあとは、絵のそばにお花を置いていました。

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火葬の数日前に、さぶに会いたいと言ってくださったお友だちたちが集合して……

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ひとりひとりとじっくり会う精神的な余裕がなかったので、まとめてお越しいただいたのです。

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みんなでお別れができて、いい一日でした。

 

 

私はこれまで、幾度となく「お別れ(死別)」を経験してきました。

 

 

22年間の保護譲渡活動と、自分ちの犬猫たちの看取りで、ほかの方よりお別れの回数が多いと実感しています。最初に見送った「私の子」は、2007年に亡くなった、かつくん。FIVキャリアでありながらも、元気に育ち、私とチチにしか慣れない「家族っこ」だったのです。かつくんは、まだたったの3歳だったのに、(今では治る可能性の高い)FIPのウエットで、この世を去りました。

 

 

かつくんを失ったときの、例えようのない絶望感を、私は忘れられずにいます。

 

 

破壊的な喪失感に、メンタルが崩壊した私は、しばらく心療内科へ通いました。

 

 

まるで、世界が終わってしまったかのようでした。

 

 

私が若かったのもあるのでしょう。

 

 

いろいろな意味で、感受性が豊かですし、現在よりも経験値が低かったのも事実です。

 

 

あの喪失感を、私は数年おき、いや、多い年は複数回、繰り返しているので、変な話、自分の心境や、行動の予想がついてしまうのです。けれど、そうであっても、さぶは重い。

 

 

さぶは、とにかく重いのです。

 

 

保護時中年猫だったさぶは、すでに慢性腎不全ステージ2だったので、10年10か月、私のそばにいてくれたのは奇跡です。私は、10年以上慢性腎不全と闘っている猫を、さぶ以外に知りません。さぶはほかの病気とも闘った。3歳で亡くなったかつくんとちがって、さぶは、命の丈、いっぱいいっぱい、ギリギリまで踏ん張ったのです。だから、医療面で、私は、大きな後悔をせずに済んでいます。

 

 

(私なりに)「犬猫ロスの悲嘆」を分解してみると、主に2つに分かれるのがわかっています。

 

 

●喪失感

 

●後悔

 

 

たいせつにしてきたお子の姿がなくなるので、「喪失感」は、どうしようもありませんが、「後悔」は、ある程度予防が可能なので、私は後悔を減らすことに注力してきました。

 

 

中でも……

 

 

「あのとき、ああすればよかった」

 

 

「体調の変化にどうして気づけなかったのか」

 

 

……といった類の後悔が、私の場合、もっとも自分を蝕むので、さぶに限らず、私は自分にできる最大限で、お子たちの身体の声に、耳を澄ませることにしているのです。

 

 

もちろん、どこまでやるか、なにを自然と解釈し、なにを不自然と解釈するかは各々の判断です。

 

 

胸を痛めるポイントも、それぞれに異なるでしょう。

 

 

ただ私は、自分の心に従って、自分の家族と向き合ってきました。

 

 

家族のためであると信じているし、自分のためでもあります。

 

 

後悔と喪失感は、グチャグチャに絡み合ってはいるのですが、実は別物だと私は考えています。

 

 

私は減らせるほうの「後悔」を減らす。まあ、後悔はあるのですが、極力、という意味です。

 

 

(ちなみに、両者の構成比は、1:1程度の体感です)

 

 

喪失感の軽減法は、あれば教えていただきたい位ですが、火葬の恐怖への対策はしました。

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皆さまがくださったお花の一部を使って、さぶに「花のおふとん」を作ったのです。

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マイ太郎さんも、お手伝いに来てくださいました。

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私は、火葬へと見送る最後の段階が苦手でたまりません。

 

 

かわいくて仕方ないすべてのパーツを、どれひとつ手放したくないのに、行ってらっしゃいをしなければならない「あの瞬間のお子たちの後姿」が、狂いそうに辛いのです。理性のネジが、完全に吹き飛びます。人が見たらまちがいなく引くレベルで泣き叫びます。気を失いそうになるほどなのです。

 

 

でも、最後の最後まで、目を見張って、さぶを見送ると決めていました。

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だからこそ、さぶに華やかなおふとんをかけて、後姿を正視する苦行を和らげてみたのです。

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すさまじいボリューム感になっちゃったけれど、さぶ、きれいだねえ。

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ああ、さぶに会いたいなあ。さぶと暮らせて幸せだった。

 

 

さぶがたまらなく好きです。

 

 

今日はお世話になった大巻先生に手紙を書き、借りていた毛布、お礼のお菓子といっしょに渡しました。相変わらず、ずっとずっと、さぶのことばかりを考えています。

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皆さまお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

まだ喪失を味わったことのない方に、僭越ながら、私からひと言お伝えします。

 

 

「後悔を減らすためにできること」をつづければ、それは愛猫、愛犬側からは「最善」となります。

 

 

「最善」の積み重ねが、のちのち、ご自身の痛みをじゃっかん鈍らせてくれることでしょう。

 

 

愛することは苦しいけれど、愛さずにはいられないさぶを想って

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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猫は室内でこそ自由に生きられる

猫は、室内でこそ自由に生きられる

 

 

室内なのに、自由?

 

 

自由は外にあるのでは?

 

 

一見矛盾するように思われるかもしれませんが、これが私が18年半の微々たる保護譲渡活動を経て得た答えです。私は永遠にこの考えを手放すつもりはありません。

 

 

最近、SNSで「(首都圏にて)一定数の猫を外に残しておきたい派」の書き込みを目にしました。

 

 

私の解釈だと、その方々は「外猫に不妊手術をし、ロードキル(交通事故死)や虐待について対策をした上で、猫を自然の環境に置くのも理想のひとつ」と述べています。

 

 

ところで、住宅地が密集する首都圏に於いて、自然とはどこでしょう?

 

 

市営公園のことでしょうか? 広い空地のことでしょうか?

 

 

自然とはつまり「どこ」なのか、私にはわかりませんでした。

 

 

次に、自然には野生動物が生息するのが一般的ですが、そもそも猫は「野生動物」ではありません。

 

 

では、野生動物でもない猫たちが、なんの理由で「自然」にいるべきなのでしょうか?

 

 

そして、個人的にいちばん引っかかったのは、ロードキルや虐待についての対策を施した上で、猫を外に置いて見守っていこう、という意見でしたが、具体的にはどう対策するのでしょう?

 

 

首都圏は人口が密集しています。

 

 

当然、交通量も人口に比例します。車の往来の多い首都圏にて、どのようにロードキル対策を取るのでしょう? ドライバーに速度制限をかけるのか? 車両の立ち入り禁止区間を設けるのか?(自然保護区の設立をめざす?) はたまた猫たちに根気よく信号機の意味を教えるのか?

 

 

その方々の仰る、ロードキル対策を具体的に知りたいです。

 

 

虐待防止対策についても同様の疑問があります。

 

 

当該猫の地域の方々が、交代で24時間パトロールをするのですか?

 

 

猫の数をどう把握し、だれがどこをどのようにパトロールしますか?

 

 

万が一虐待が見つかった場合の罰則の強化を現実的にどのレベルまでやりますか?

 

 

動愛法をあと何回改正すれば、虐待は「ゼロ」になりますか?

 

 

また、猫たちにある程度の飲み水やごはんが約束されるとしても、寒さや暑さや病気やケガや寄生虫はどうしましょう? だれが責任者になるのですか? ひとまず病院へ連れて行くとして、資金は地元の猫好きによるカンパですか? だれが猫を丸抱えするのですか? 丸抱えは重要です。

 

 

丸ごとを抱えて責任を取るのは大切です。そこには庇護の実体があるから。

 

 

私は決して、2020年の現時点で、地域猫活動(TNR)をしている方を否定しません。

 

 

外にいる猫を全員は連れて帰れないゆえに、泣く泣く地域猫活動を選択している方を知っているのです。大方、積極的にそうしているわけではなく、完全な消去法ですよね。

 

 

しかし、それがベストかと言われると、ちがうと思います。

 

 

私は猫が外にいるのが「ベスト」だとは思いません。人間を癒すためのほのぼの系の景色として、猫を一定数外に置いておくのが「ベスト」だとは思いません。

 

 

私自身も14年ほど前までは地元でTNRをしたことがあります。(私がリリースした猫たちは、ほぼ1年以内に事故死や病死をしました。毒を食べて死んだ猫もいます。うちの近所は猫が生きづらい地域なので地域差があるのは承知していますが……)

 

 

それに私は、日々必ず車を運転するドライバーなので、外猫が飛び出してくると肝が冷えます。轢いてしまいそうで怖いです。猫を愛するドライバーさんは私と同じ心境ですよね?

 

 

加えて、多様性を受け入れる私たちは、虐待魔や猫をいじめる人間は断じて許すことができなくても、どうしても猫が苦手、という方の気持ちは想像してもいい気がします。むろん、そういう方にとっても、猫は目に触れない「室内」にいたほうがいいですものね。

 

 

さあ、「猫は室内でこそ自由に生きられる」のフレーズに戻りますが、ここで私が述べている自由は、間仕切りのある世界かどうかではなく、動物としてのQOLの話です。

 

 

動物福祉の理念である「動物の5つの自由」を猫たちに担保できるのは、室内での適正飼育のみでしかありえないのです。では、5つの自由とはなんでしょうか?

 

①飢えや渇きからの自由

②不快からの自由

③痛み、外傷や病気からの自由

④本来の行動をする自由

⑤恐怖や苦痛からの自由

 

 

私は、外で眼光鋭く虚勢を張る猫たちと幾度となく出会いました。

 

 

我が家のさぶがいい例で、外にいた頃(7年前)は、本当に2メートル以内には近づけない存在だったのです。完全な人間不信で、少しの音でも逃げ惑う、目が合っただけで速攻どこかに身を隠してしまう、さぶはそんな猫でした。保護したとき、ノミやダニが被毛に数えきれないほどいて、すでに腎臓病に侵され、水ばかり飲んでいました。けれど、今さぶは自分の意志で私の膝に飛び乗っています。

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みーちゃんも日に日に明るくなっています。

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若返っています。

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ベッドの中でいびきをかいています。体重が増えました。

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保護猫牛丸は足のケガが治り、毎日おやつやおしゃべりに夢中です。

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外にいた頃とはちがう生き物みたいです。

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猫たちは、言葉で私に伝えることをしません。

 

 

でも私は、確かに彼らの声を聞いています。

 

 

人はそれぞれできることやキャパがちがいます。

 

 

誤解してほしくないのは、私はどなたかが一生けん命に取り組んだ一頭のTNRや、地域猫活動や、ほかの活動方法を非難したくてこれを書いているわけではありません。

 

 

ただ、猫は自然(外)にいるほうが幸せだ! とは思わないというだけです。

 

 

ご理解いただけると信じています。

 

 

猫にとっても犬にとっても人にとっても暮らしやすい社会になりますように。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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砂丘

連日SNSで残酷な画像を目にします。

 

動物たちへの理不尽な実験、暴力、虐待、殺処分。

 

比ゆしがたいほど暗澹たる気持ちになります。

 

龍やキャッチやデカ円が同じ目に遭わされたらと想像するだけで身震いが止まりません。

言い換えれば、日々仰山の“龍”や“キャッチ”や“デカ円”が嬲り殺されているのですよね。

 

近年の私は己の身の丈をイヤというほど思い知りました。

小さな私には大それたことを言えません。

そもそも言う資格などないのです。

 

私の意志や理想とは無関係にたくさんの犬猫たちが虐げられている。

不気味な変態によって。あるいは営利目的の乾いた組織によって。

 

私ひとりになにができるというのでしょう?

 

私を含め、何万何十万という不幸に立ち向かえる人などいないはずです。

 

しかしヤラレたのが私の保護猫じゃなくてよかったとは思えません。

 

どの不幸を見聞しても胸がえぐれます。

 

その動物の恐怖や痛みや絶望を考えると人間でいることに辟易してしまう。

 

だからこそ私は自分の周りを見直す作業を怠らないよう心を配ることにしました。

 

私は絶対に「幸せ」を意識した譲渡に徹しようと何度も改めて誓うのです。

 

私と出会ってくれた犬猫たちと真正面から向き合い、手を抜くことをせず、石橋を叩こう、と。

 

多少時間がかかったとしても、その間にほんとうはもっとあまたの犬猫を保護できたとしても、私は割愛も省略も近道もせず、納得のいく譲渡をめざそうと。それが自分なりの「多くの不幸」や「不幸の塊」との対峙方法であり、結局はそうしかできないんだと知ったのです。

 

ほかの方のことはわかりません。だれのこともここで否定するつもりはありません。犬猫の問題に取り組む方は個々のポリシーを有し、各々に苦労を抱えているのです。

 

ただ私は、自分以外をじょうずに欺くことはできても、自分を騙すことができないタイプなので、自分をごまかし、ウソをついて生きていくよりも、自分の活動に自分が少なからずの満足とやりがいと自信をもって生きたいです。そのために私自身がどうするべきかを常に悩んでいます。

 

繰り返しますが、日本全体の数えきれない不幸にひとりぼっちで立ち向かえる人はいません。

 

数人の団体を組んでも無理です。

 

 

けれど身のまわりの犬猫たちを確実に幸せにすることはできます。だれにでもできます。

 

犬猫問題について意識しはじめた15年前、私は今より非力でした。

 

力が弱い割に声だけは大きく、日本全体をよくする夢想ばかり繰り返していました。

 

「日本をどうやって変えていこうか?」

 

そんなことをぼやきながらある日近所を歩いていると、かわいい盛りの子猫に出会ったわけですが、当時の私は「その子猫を保護し里子に出すだけの行為」に畏怖し、逃げました。

 

脳内は日本全体をどうやって変えようかと壮大な思案を繰り広げていたのにも関わらず、私は目の前の子猫を見捨てたのです。卑怯でした。みっともない自分を恥じ、いろんな言い訳を並べたりもしました。保護しなかった正当な理由を、です。

 

以後、あのときの苦味を味わいたくなかったので、出会った子たちを積極的に家に入れていくようになりました。とは言っても、キャパがあるので外で出会う犬猫たちを全部は飼えません。

 

あっという間に多頭飼育崩壊を迎え、犬猫ともども共倒れしてしまいます。

 

よって個人で「譲渡」を考えてきました。譲渡とはなにか、譲渡とはなにか、なにか。

 

譲渡を真剣に考えれば考えるほど、私は贖罪され、この世で起きるあらゆる不幸の中で呼吸できる気がしたのです。保護と譲渡は勇気とノウハウとわずかな知恵があればむずかしくありません。努力し掘り下げた先には犬猫たちと里親さんたちの笑顔があります。

 

偶然不幸に出くわしたとしても、幸福は必然と築けるのです。

 

日本に蔓延る悪に対抗する力はありません。

 

けれど私は無力ではありません。

 

私のような普通の人間は大勢います。

 

みんな無力じゃないんですよね。

 

 

まず、私たちの目の前にやってきてくれた犬猫たちに目を向け、彼らがにっこりする社会を創っていきたいですね。砂丘も目を凝らせばひと粒ずつの光る砂でできていますもの!

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多くの犬猫たちが幸せになれますように。

 

 

LOVE!

 

 

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SALAは花に囲まれて

準備が思うとおり運ばなかったFoster Academyは内弁慶の私にはドキドキものでした。

 

てか、まず迷子にならず無事に着けるのか心配でたまらなかったです。

 

ヤマザキ学園大学が視界に入ったときには安堵感でひざから崩れ落ちそうでした。

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いやいや。まだ終わってない。むしろこれからスタートじゃん。

 

 

事務局松原さんから趣旨の説明⇒受講している方々の自己紹介⇒私の講義

 

 

事務局が用意してくれた私のプロフィールを記念に載せておきます。

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おや? 実はあんまり内弁慶でもない?

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自分が作成した資料でfosterの概要をお話したのですが、項目別に掘り下げるには時間があまりにも足りず。中でも、譲渡誓約書(犬・猫)を清書し直し皆さまに配布したのですが、内容をくわしく説明できませんでした。残念です。

 

「時間の関係で割愛しますが」的な言葉を何連発したか……果たして皆さまの参考になったのか自信がありません。

 

けれど帰り際に数名の方から「もっと話を聞いていたかった」「資料が明確でわかりやすかった」などとお声をかけていただきました。むろん、反省点は多々ありますが。

 

皆さまお疲れさまでした。そして貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。

 

※ 本日お話したのはあくまでも私のやり方です。

 

 

講習のあとは例の葬儀屋さん

 

私の不在時にうちの頼もしい妹が葬儀屋さんからドライアイスをもらって総取り替えしてくれたので、菓子折りを手にお礼に伺ったのです。妹にも心ばかりのプレゼントを買いました^^

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葬儀屋さんの男性は苦笑いしながらも受け取ってくれました。

 

「えー こんなこと……いいのに……」

 

 

いえいえ。親切にしていただいたご恩は忘れません。

 

 

夜が明けたらSALA嬢は昇天します。今夜が「姿」のある最後です。

 

淋しくてたまりません。永遠に手元に置きたいくらい。けれど未練を断ち切ってきちんと送り出してやらなければと思っています。それにしても、いやだなあ……。

 

 

たくさんのお花をありがとうございました。

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左の大きなお花とピンクのゆりの花束はSALAにウオーターベッドを贈ってくださった豆さまから。ベッドのおかげで寝たきりのSALAが快適に過ごせました。床ずれもほとんどなく。

 

いつも応援してくださっているMWさま(左)と小宮さん(右)からもお花が届きました。

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溢れんばかりの花々のおかげでもうじゅうぶんすぎるほど華やかですし、スペース的にこれ以上は置けないので今後はお気持ちだけありがたくいただきます。

 

そして、SALAの生前にご支援くださった皆さま、プレゼントを贈ってくださった皆さまにも厚く御礼を申し上げます。その節はありがとうございました。

 

SALAに生食を送ってくださったちわわんラブさま

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ほんの少しですが、SALA食べましたよ^^

 

 

チーズ、ビール、ユンケル、MWさまが最近ハマっているというマウスウオッシュ(笑)、お手紙、ご支援をMWさま、ありがとうございました。SALAの入院中に届いたのでチーズが間に合いませんでしたが、送り出すときに棺に入れますね。

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お礼が遅くなってごめんなさい。

 

 

さあ、最後の夜です。

 

明日は肺炎のあまぱんの通院のあとSALAとのお別れをします。

 

と、書いただけで愛おしくてたまらない。

 

未練タラタラの私はどうすればいいのでしょう?

 

とりあえずあと何百回かは「よしよし」したいので、この辺で失礼します。

 

おやすみなさい。いい日曜をお過ごしください。

 

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しじみと萌乃と日台友好大使

「キラッ!」

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はあ。かわいい……足短い。目の色とシュシュの色がおそろい……。

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(しじみの写真はみいさん

 

しじみ嬢へのお祝いコメントありがとうございました。今里親さんはお嫁入りの準備をしてくださっています。私が特にお願いしたのは「安全面」ですが、里親さんは私たち以上に細やかな方なので万全の体制でお迎えくださると思います。ご期待ください! 詳しくはまた^^

 

 

「しじみさんのこと わたち 別に うらやましくなんか ないもん」

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「みんな見てるか? 萌乃は おれと あまにい の 大切な妹だよ。

年頃だから だれか嫁にもらってくれないか?」

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「萌乃は あかるくて おれたちねこには 甘えじょうずで 人間にもまあまあやさしいよ。

おれね 萌乃には おれんちより 数のすくない家で のんびり生きてほしい」

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「な」          「さぶにいありがと」

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「みいさん いつうちにきますか? わたちも モデルさんみたいにシュシュつけて撮ってね」

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「萌乃 萌乃が嫁ぐ日まで あまにいと おれが 守るな」

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「あまにい と さぶにいへ いつもペロペロしてくれてありがと。枕になってくれて ありがと。 遊んでくれるから わたち ケージから出るの たのしい」

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萌乃はずっと「家族」を待っています。健康状態も気立てもいい女の子です。

近日中にいつ里の再掲載をしますのでどうぞよろしくお願いします。

 

話は変わって先日太田康介氏が母の店に来店した日のことを!

会社で仕事をしていた私に突如太田さんからラインでSOSが。

なんでも、台湾の政府関係の方々が来日しているので、まずはおーあみ避難所にご案内し、夜母の店へごはんを食べに来るとのお話でした。

 

で、本当に来た(笑)。

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言葉の壁がキツかったようで若干憔悴していた太田さんがお気の毒でした。

太田さんからバトンタッチされた私は、故郷台湾の方々との談笑を楽しませていただきました。いい機会を得られて幸せです。

彼らは太田さんの大ファンで太田さんが台湾へ行った際にいろいろお世話をしたそうです。

太田さんの著書「しろさびとまっちゃん」の台湾版を心から願っていました。

そして4基稼働中の台湾原発に危機を感じ、福島の原発事故に強い関心をお持ちでした。

太田さんを放置でいろんな話をしすぎてすべてを思い出せませんが、台湾の犬猫レスキュー事情などをいくつか箇条書きにします。

 

●台湾では政府が野良犬野良猫にTNRを施していますが、全野良犬猫を仮に「100」とすると不妊手術できた数は国全体で「5」にも満たない印象。特に犬は手つかず感が。

→太田さんからの質問「さまざまな観点から猫よりもまずは犬に力を入れるべきじゃないか?」

→台湾の方々「仰るとおりだが、犬は凶暴な個体も多く手出しがむずかしい」

うーん。公の機関をもってしてもむずかしいのか。どこにも矛盾はあるみたいですね。

 

●台湾では「餌やり」の位置づけを公の方々があまり嫌っていない印象

不妊手術を行わない「餌やり行為」への視線が日本に比べやわらかい。政府が餌やりをバックアップ・互いに協力し不妊手術を行うこともある。

 

●台湾にはアニマルポリスのようなものがあり? 動物虐待等を通報、またはネットにあげると次の日には犯人の面が割れて厳しい社会的制裁を受けることが多い。

話を総合すると、警察が動くのではなく政府の専用窓口が対応するらしい。

 

●台湾は2年後に行政による犬猫の殺処分を全面的に禁止される法案が成立した。

しかし「数のコントロール」などの課題はほぼ手つかず。殺処分を免れ溢れでるであろう犬猫たちの処遇は未解決。懸念事項とされる。

 

●台湾にも動物愛護団体がある。団体同士の意見の相違や衝突がある。

 

●台湾と日本の動物医療費の比較(だいたい同じ)

 

●台湾で里子が見つからない場合、国外へ里子に出すことがある(空輸・貨物扱い)

→アメリカなどの里親がたくさんいる。台湾の犬が人気だとか。

 

ほかにもいろいろ情報交換をしました。思い出したら追記します。

台湾の犬猫レスキューは日本並みに課題仰山で荒削り感や矛盾を抱えている気がしますが、私がうらやましかったのは政府関連の方々の心の厚さと勉強熱心さです。犬猫たちの処遇に胸を痛め、人間として責任を取り、行動を惜しまずになさっているところ。そして皆さまの明るく朗らかなお人柄!

 

素敵でした。台湾の方から熱烈に愛され支持されている草食動物さんは……

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草を満腹食べご満悦の様子^^

「あっちに行ったときにお世話になった」からと、義理堅くゲストを新宿のホテルまで送迎しみんなに夕飯をごちそうしていた太田さん。お疲れさまでした。

日台の友好大使ですね。

 

世界上全是朋友!

 

 

LOVE!

 

 

 

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