明が復活してきました♡

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

chiseiさんよりプレゼント便が届きました。いつも本当にありがとうございます。

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今日は母の店でバイトのあと、深夜のシッティングのお仕事が一つ入っています。掛け持ち、ですね。楽しみにしているドラマ「竜の道」の最終回を観るのは夜中になりそう。そして明日は朝、昼、夜と3つのシッティングのお仕事が入っています。自分の体調管理をきちんとしないと^^;

 

 

ここ数日は明とさぶが心配でした。

 

 

明のことは書いたのですが、さぶまでゲーゲー吐く始末。

 

 

でもふたりとも落ち着いたので少しホッとしています。特に明の食欲が戻ったのはうれしいです。念のためまだお薬はつづけますが、このまま本調子になってくれるのを祈るばかりです。

 

 

金曜日の朝は中島先生に診てもらい、土曜日は中島先生に調合してもらった点滴を自分で明に皮下補液。日曜日も病院で点滴してもらったのです。お薬も欠かさず投与しています。

 

 

連日の通院の甲斐あって、明は元気になりました。

 

 

昨日の通院の様子

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診察室にて

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がんばっているよね♡

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すごくえらいと思います。

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中島先生、emi-goお世話になりました。

 

 

帰宅後、数時間経って明にごはんを出したら半分くらい食べたのです。やった!!

 

 

心の中で小躍りしましたよ! 快活さも戻り、リビングを走り回る様子にジーンとしました。

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かわいい……

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今は朝、夕、夜の1日3回、明をケージから出す時間を決めて、「フリータイム」をエンジョイしてもらっています。明はさぶとも保護猫すずらんとも仲よく遊びます。

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さぶもすずもありがとう♪

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すずらんは年下の男の子に夢中

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保護猫ジャックとも保護猫牛丸とも合わないのに、明のことは気に入っているのです。

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さぶも明の面倒は見てくれます。小さいから脅威に感じないのでしょうか?

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食欲が戻ったからといって、明にいきなりたくさん食べさせちゃうとお腹に負担がかかるから、少量から徐々に増やすようにしています。皆さまにご心配をおかけしてごめんなさい。

 

 

これから明と猫じゃらしで遊ぶのでこの辺で失礼します。

 

 

皆さまよい一日をお過ごしください。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ここ数日で一番のんびりできた日

皆さまこんばんは。今日は朝のお仕事を終えたあとからほぼずっと家にいます。

 

 

途中で一度病院へ行きましたが、ここ数日では一番のんびりできた日です。

 

 

ご心配をおかけしている保護猫明ですが、元気よく遊んでいます。食欲はまだ不安定ですが、少しずつ食べ出しています。今、ここにあれこれ書くと皆さまに一喜一憂をさせてしまうので控えますね。でも環境になれているので見守っていただければ幸いです。

 

 

チチのiPhoneで撮りました。私のよりカメラがいいのでうらやましいです。

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かわいく写ってますよね。私も近い将来新しいiPhoneにかえたいです。

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明のこのお顔好き♡

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「ぼく パチパチ撮られると照れるもん」

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明はリビングにいるのですが、保護猫すずらんが想定外にやさしく接してくれています。

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すず姉、毎晩明と追いかけっこをしてくれてありがとうね。(私の顔が……)

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さぶも明に辛抱強くつき合ってくれてありがとう^^

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このところ明がメインになっていますが、保護猫牛丸、ジャックコンビはコンディションがいいですよ。夜のお食事風景です。並んで食べてえらすぎる♡

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夜は必ずチチか私が保護部屋で寝ています。

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私と寝たいさぶがたまに保護部屋ゾーンに入ってくるので、ジャックとさぶが喧嘩にならないよう、ジャックのケージを閉めています。さぶりん甘えん坊だからね……

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ジャックのお引越し日が徐々に迫ってきました。ほんのり淋しいです。

 

 

けれどジャックなら幸せになれると信じて、ジャックのバトンを手渡します。

 

 

猫ばかりが登場しましたが、犬のリルも変わらずに暮らしています。

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忙しない毎日ですが、身体によさそうな(簡単な)ものを作ってみたり、映画を観たり……それなりに充実しています。皆さまも健康第一にお過ごしください。

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来週もどうぞよろしくお願いしますね。

 

 

LOVE

 

 

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居心地の悪いネイルサロン(バトンリレー中)

※ブログを連続更新中。バトン形式で703号室の近況を流しています。遡ってお読みください。

 

 

天国に眠る卒業生シュナ家より、シュナが使っていた猫砂が届きました。

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猫砂は消費が激しいので助かります。シュナママさん、ありがとうございました。

 

 

「ふんっ! なんだよ! なに見てんの? わたしになんか文句あるのかよ? ハハからバトンを回されたって特に言いたいこととかありませんけど?」

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あのねえ、すず、私のほうには言いたいことがたくさんあります。

 

 

前回、食べ物のことや、楽しい時間や、レギュラーメンバーのリルとさぶの写真をUPしましたね?

 

 

読み返してほっこり。我ながら日常をエンジョイしているなあ、と♡

 

 

でもでもでも!

 

 

きれいごとばかりでは済まないのも人生。実際、老犬リルの排泄問題や家計のやりくりや自分の体調に頭を悩ませたりもしています。そしてすずらん、あなたには参りました。

 

 

どうするのこれ?

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困るよね?

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壁紙がボロボロなんですけど?

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「ハハあなた たしか 【保護したらその子の一生の責任を持つ覚悟でやっている】って書いていなかった? ならこれしき 鼻くそやチリのレベルじゃない?」

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いやいや、そうじゃないじゃん?

 

 

まあ、すずらんの爪が伸びてあちこちでお手入れしたくなったのは私の責任といえばそうなのかもしれないけどさ。どうせならリビングに置いてある猫用の爪とぎを使ってください、お願いしますよ。

 

 

「そんなのあった?」

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いや……なんでもないっす。

 

 

こうなったら爪を短くしましょう。それしかない。

 

 

ということで、すずらんがお魚の缶詰に夢中になっている間にシレっとケージの扉を閉めました。警戒されるから最近はこれすら難しくなってきたけれど、なんとか成功♪

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ケージに入ったすずを洗濯ネットに移すのがまたむずかしい。

 

 

チチはすでに就寝していたのでチチの手を借りるには一晩すずらんをケージに入れっぱなしにしないといけなくて……悩んだ挙句、ひとりで挑戦してみることにしたのです。

 

 

ウーウーシャーシャーは当たり前。カッ、カッ、タッ、タッ、と迫力満点の空気砲も炸裂で、身体を思いっきりこわばらせるお嬢。洗濯ネットに入れるまでに10分かかりましたよ。

 

 

リビングで失敗する(洗濯ネットから飛び出してしまう)と絶望的に捕まらないので、念のため狭い個室に移動。我が家ではもっぱら「脱衣所」に連行のコースです。

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キャー! 伸びてますね。ごめん、こんなに長くなるまで放置して。これで叩かれたら流血しそう。人間の身の安全のためにもちゃっちゃとカットしちゃいましょう♡

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緊張するとお耳とお鼻と肉球が濃いピンクになるのがかわいい♪

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爪を切ったあと、すぐに放すのはもったいないからネットに入れたまま、しばしナデナデ。退路を断たれるとお嬢は静かに唸るだけで我慢しておつき合いくださいます。

 

 

すずらんのぬくもりを掌に感じた幸せな深夜でした。すずありがとう。

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「居心地の悪いネイルサロンね!! 次はさぶ兄の宿敵にバトンをポイするわ」

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あ、ジャックのこと?

 

 

皆さまつづいてジャックがバトンリレーに登場します。お楽しみに^^

 

 

LOVE

 

 

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すずらんのこと

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

703号室には怒りんぼ娘がいます。

 

 

身体は小柄。最近測っていないけれど3キロちょっとでしょうか?

 

 

出会いは2年前の7月、近所にいたところを私が夜、捕獲箱でスカウトしたのです。

 

 

当時推定1歳位の若さ(幼さ)だったので、現在3歳を過ぎた頃だと思います。

 

 

仮名を「すずらん」にしました。

 

 

健やかで麗しい姫君にピッタリだと自負しています。

 

 

ほかの保護犬猫と同様、私はすずらんを「終の棲家」に案内することを目標にしていました。

 

 

そのために力を入れてきたのが「人馴れ」。

 

 

SNSやブログには書ききれませんが、あれこれ作戦を立て、自分たちなりに心を配ってきたのです。

 

 

いろんなことを考えて、実行して、根気を持って接する日々。

 

 

その間に多くの保護犬猫たちがすずらんを追い越して、「卒業生」として我が家を巣立っていきました。新たな卒業生を見送るたびに、私は胸がチクッと痛み、すずらんに申し訳ない気持ちになったものです。同時に、ジワジワと自分を締めつける焦燥感にも悩みました。

 

 

出会いから2年2か月経ちますが、すずらんは人に撫でられるのを嫌がります。

 

 

18年半細々と保護譲渡活動をしてきましたが、ここまで頑なに人の手を拒否するタイプの猫は正直、はじめてです。だから私はずっと悶々としています。

 

 

ただ、すずらんは「家猫」としては立派に暮らしています。

 

 

人に馴れていないだけで、環境には慣れているのです。

 

 

だからいっそのこと、猫のいるお宅へ「お友だち役」として嫁に出そうともしました。

 

 

しかし最近は、それもちがうのかもしれないと迷っています。

 

 

理由は、すずらんが好きなのは「猫」ではなく、「さぶ」だと気づいたから。

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すずらんは卒業生ミミ玉、我が家にステイ中の牛丸、ジャックに「シャー」します。

 

 

なぜか病気が深刻になったあまぱんにもすずらんはよくキレていました。

 

 

あまぱんのヨロヨロとした頼りない動き方が怖かったのかな?

 

 

とにかくさぶ以外の猫には厳しい態度で接しているのです。

 

 

これを書いている今も、私の頭はグルグルとまわっていて、答えを出すことができません。

 

 

あらゆる角度から鑑みても、「うちの子にする」という宣言は簡単ではないし、「里子に出せなそうだから手元に残す」では、すずらんに失礼だともわかっています。

 

 

私は犬猫たちをスカウトするとき、何らかの理由で彼らを里子に出せなかったら自分が彼らの一生の責任を持つ覚悟で家に招き入れています。深刻な病気が原因で譲渡を断念し、うちで看取った犬猫たちもいました。常に葛藤し、キャパシティーを意識せざるを得なくて、東西南北あちこちの気になる子たちを保護できないのはそのためです。

 

 

若く健康でビジュアルもかわいいすずらんの将来を真剣に考えたとき、「あなたは性格に問題があったからここに残ったの」は、あまりにもすずらんが不憫です。

 

 

私がうまく馴らすことができなくて、不甲斐ない。すず、ごめんね。

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すずらんはリビングで過ごしています。

 

 

朝と夜のごはんは開けっ放しのケージの中で食べています。

 

 

爪切りは2か月に1度。ケージに入っている隙にシレっとケージのカギを閉め、洗濯ネットにすずらんを入れ、ネットごと外に出してからチョキチョキ切っています。

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緊張で全身がこわばり、肉球が濃いピンクになるけれど、おとなしくじっとしてくれます。

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お客さんが来ると、まずソファーの下から出てきません。

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お客さんが帰ったあと、こうしてひょっこり現れるのです(笑)。

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ふふ。もう大丈夫だから出ておいで♡

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人間の食べ物は、お魚の切り身とパンが好物で、ときどき私の晩酌につき合ってくれます。

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ほれほれ、やめなさいよ。

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「鮭のにぎりメシちょうだいよ」

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「すずらん」が自分の名前であることは100%認識しています。

 

 

「すず!」と呼ぶと、どこにいても振り向いてくれるのです。

 

 

すずらんは尻尾をピンと立て、「んにゃっ」と甘い声で鳴きながら歩きます。

 

 

なかなか写真には撮れませんが、1メートル離れた場所で腹を出して眠っている姿をよく目撃します。お腹全開でスヤスヤ寝ているのですよ!

 

 

見かけるたびに私はすぐに駆け寄ってすずらんを抱きしめたい衝動に駆られます。

 

 

すずらんの独特の魅力を私は知っています。

 

 

私はすずらんがとても大切です。

 

 

登場回数が少ないすずらんですが、元気に飛び回っているのでご安心くださいね。

 

 

すずらんは、2020年の今年いっぱいは「保護猫」として向き合っていきます。もし大きな進展がなければ、来年早々703号室の末娘になってもらうかもしれません。

 

 

同じ屋根の下で暮らす者同士、実際の生活の中に「保護動物」と「うちの子たち」の垣根なんてないのですが、自分の内側には「ピリオド」が必要だと思いました。

 

 

昨日の朝のすずらんとさぶ

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はいはい。「1メートルのエチケット」を守りますよ!

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どんな個性の犬も猫も、安全な環境で深く深く愛されますように♥

 

 

長い文章をお読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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尊厳のある最期

異種の犬猫家族たちとの時間は、実は言葉を交わし合う関係より濃密かもしれません。

 

 

通じているかはわからないけれど、彼らに話しかけまくるのが私の習慣ですが、実は私が発する言葉の意味なんかより、その奥にある想い、つまりは彼らへの「関心」や「愛情」や「心配」が、彼らに伝わっているのだと感じることがあります。

 

 

私の声の調子や顔つきを彼らはよく察してくれていて、私が心身穏やかだと彼らも情緒が安定し、表情が安らかになり、口角があがるのです。不思議ですよね。

 

 

私たちの何倍ものスピードであっという間に成長して、瞬く間に年を取る。

 

 

別れたくないのに、別れなければならない。

 

 

いろんなものをこちらに遺して、フッと旅立つその背中を見送るのは本当に苦しいです。

 

 

離れがたい存在だから。

 

 

今日はお別れが二つあり、心が沈んでいます。

 

 

朝、私が17年前に保護した成犬のまめ(妹に譲渡)の「さようなら式」に参加しました。

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推定18歳以上。よく生きました。まめ、お疲れさま、ありがとう。

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私が昔からお願いしているお寺は私の周りの方々に支持されていて、静かな場所で弔いたいと、みんなが真似してくれます。私自身はできればあまり行きたくない場所ですけど……。

 

 

まめは手のかからないやさしい犬でした。

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17年前に草加警察で出会ったまめ

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収容された小さなケージの中から私を不安そうに見つめていた顔を思い出します。

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まめとは数えきれないほどたくさんの思い出があります。大好きだよ。

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火葬に向かう後姿を見送る瞬間がもっとも辛いです。時間を巻き戻せたらいいのに……。

 

 

妹の家に寄ってランチをごちそうになり、さて、次はみいさんちにちゃぴこの皮下補液をしに行こうと、LINEをチェックして胸が締めつけられました。

 

 

「ちゃぴ亡くなった」

 

 

え?

 

 

ちゃぴこがみいさんちの子になる前から私はみいさんと友だちで、ちゃぴこをみいさんが保護したときも、里子には出さずに自分で飼うことにしたとみいさんが決心したときも、私はみいさんのそばにいたのです。ちゃぴこが子猫の頃からよく知っています。他人事ではありません。

 

 

みいさんの心痛を想像するとなおさらです。

 

 

ちゃぴこの体調が悪化したと聞いていたのでMRIを撮りに一緒に大学病院へ行く予定を立てていました。1日に何度もみいさんと電話し、ちゃぴこの回復を願っていたのに悔しい。

 

 

かわいいでしょ? 美少女ちゃぴこはみいさん自慢の愛娘

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持っていく予定だった皮下補液セットと薬を置いて、かわりに花屋へ行きました。野で摘んできたようなお花がちゃぴに似合う気がして作ってもらった花束です。

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ブルーのさわやかなお花が純粋なちゃぴこにピッタリです。 みいさんちに着いたあとは、みいさんとふたりでちゃぴこを冷やしたりお寺へ連絡したり紅茶を飲んだり……

 

 

 

「アンちゃん私さあ、ちゃぴが大好きだった。ああ。ちゃぴの尻尾も好き。おてても好き。ちゃぴこも私が大好きだったんだよね。ほら見て、このちゃぴの写真かわいくない? この動画のちゃぴかわいくない? “ちゃぴこ”っていう名前も気に入ってるんだよね」

 

 

みいさんはときどき泣いて、悲しそうで、ちゃぴこの亡骸をずっと撫でていて、ちゃぴこの話ばかりしていました。私は天国へ送り出したあまぱんやべべ公たちのことを考えたり、ちゃぴこのことを考えたり、頭の中がグルグルとまわっていました。

 

 

帰りの車内でも、相変わらず私の頭はグルグルのままで、どうしようもなくやるせなかったです。けれど、車が(703号室へ来る前に)私が暮らしていたコーポ付近に差し掛かったとき、あるシーンが脳裏をよぎって私はつい声を漏らしてしまったのです。

 

 

「あっ……」

 

 

頭がグルグル回って辿り着いた白黒の猫……

 

 

16年前、2DKのこのコーポに住んでいたある日、私は開けた窓の真下に白黒の猫の死体を見つけて衝撃がほとばしったのです。口から大量の血を吐いてこれでもかというほど痛々しい形相の猫。だれに看取られることなくコンクリートの上で散っていました。その上、死体を見た通行人たちの悲鳴が次々と聞こえ、まるで汚らわしい(汚物)か、恐ろしい(化物)のような扱いで、「命としての尊厳」が、あの猫の世界のどこにもなかったことを思い出しました。

 

 

うまく言えないのですが、「非業の死」とは、そういう最期です。

 

 

正直、まめやちゃぴことは比べ物にならない。比べてもいけない。

 

 

私は、まめもちゃぴこも1000%幸せだったと思います。

 

 

ちゃぴこありがとう。一生けん命生きたで賞と、キュート女子大賞をちゃぴこにあげます。

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よし!!

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私もリルとさぶを幸せにするぞ!!

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私たちの伴侶である犬猫たちが、一頭でも多く珠のように大切に扱われ、尊厳のある生き方と、尊厳を保つ死に方ができる社会をめざしていきたいですね。

 

 

合掌

 

 

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