伝えていく

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

卒業生マルクのお宅よりプレゼントが届きました。

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添えられていたカードには、あまぱんを失った私への慰めと、世に出回っている情報ではなく、(保護譲渡や数値規制などは)私の書き込みで学んでいると書かれていました。

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うれしいなあ。どうもありがとうございます。まとめて話す場が少なくて断片的になりがちですが、なるべく自分の考えを伝えられるように力をつけていこうと思います。

 

 

いろんな方が不遇な犬猫たちのことをSNSに謳っています。

 

 

「類は友を呼ぶ」というのはあながちまちがいではないのかなというのが最近の感想。私は私の声を聴いてくださる方、同じ志の方を大切にしていこうと改めて感じています。

 

 

先日、まなちゃんの保護猫たちの譲渡に私も運転手としていっしょにお邪魔しました。

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ポチャまんじゅうとしらたまちゃんの血縁成猫2匹セットですよ♡

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ポチャまんじゅうはまなちゃんと私がふたりで保護した女の子なので思い入れがあります。「ポチャまんじゅう」という名前は、まなちゃんと笑いながら私がつけたのです。そして、2匹の里親に名乗りをあげてくださった方は、偶然にも、なんと! 703号室の里親さんだった方。大昔に私の譲渡した子を最後まで愛してくれたすばらしい方だったので、ひさびさにお会いしたくて同行したのです。

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相変わらずプレゼント魔の里親さん。こんなにたくさんいただいてどうしましょう。全部かわいくてテンションがあがりまくり♪ ありがとうございました。

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まなちゃん、ポチャまんじゅうとしらたまちゃん写真集をありがとう!

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保護譲渡のノウハウは私がまなちゃんに教えました。教えたというとエラそうですね。正確には「伝えた」が自分の中でしっくりと来ます。細々ですが、18年間この世界にいるので、数えきれないほど多くの方々に伝えてきました。これからも機会があれば伝えていきたいです。でも私が伝えたいのは、スキルや方法だけではありません。もっと普遍的なもの、それと、根本です。

 

 

高みから何かを投げ落とす存在ではなく、私自身が等身大でいたいです。

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ふつうの私たちにもできることがある、1頭分を幸せにする能力がある。

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保護動物たちの懐を現場として、現場で生きていきたい。

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同時に、現場に留まらない思考を持っていきたいです。

 

 

木を見て、山を見て、再び木を見る。私はそういうものの見方をしたいです。

 

 

知を広げたい。凝り固まった固定観念を捨て、時代に合わせていい形で変化したい。「不幸」ばかりではなく、よくなった部分を素直に認めたい。どうせ見るなら色眼鏡ではなく、慧眼がほしい。

 

 

そう強く思っています。

 

 

最後に、前回ZOOMで行われたフォスターアカデミーベーシックプログラム犬座学の受講生の方々が事務局を通じて寄せてくれた感想をはりつけておきます。お時間のある方はぜひ! なお、顔出しNGの方、お休みした方、アンケート未記入の方もいるので全員分ではありません。

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田辺アンニイ先生

フォスターアカデミー ベーシックプログラム犬コース13期

講座の感想
・個人で保護をするという選択肢があると思っていなかったので、大変参考になりました。私自身もあまり群れることがなく、自分のペースで活動したいと思っているので、自分の中で覚悟ができたら個人での活動をしていきたいと思います。譲渡後の子のその後をどう見守るか、という点について自分なりに考えてみましたが、これからドッグトレーナーの資格をとろうと思っているので、それを生かして何回か無料トレーニングをします、といってお宅訪問をしたり、会うことができたら、抵抗感なく確認ができるので、自分なりの活動ができそうな気がしてきました。

 

・殺処分数減少や譲渡数上昇のグラフが多く見受けられる印象からすると、18~20年前は、個人も団体も保護活動は非常に厳しい目が多かったのではないかと思います。情熱をもって活動することが大切だが冷静さも必要であるというお話、移り変わる時代を感じてきたからこその想いを強く感じました。幸いにも、私はこれまで関わってきた保護団体さんは透明性があり非常に信頼できる方々なので、自分にできる範囲で団体さんのお手伝いをしつつ、その上で、個人で出来ることについてもっともっと考えていきたいと思います。貴重なお話をありがとうございました!

 

・今回は長きに渡り個人でフォスターをされている田辺先生からとても勉強になるお話をいただきました。私自身、ゆくゆくは個人でフォスターをしたいと考えているので、そのメリットやデメリットを実体験を交えお話していただき現実味を帯びることが出来ました。大変な事もあるけれど嬉しい事はもっともっとたくさんある!と言っていただき、今後の励みになりました。また、ディスカッションの中で不幸な動物を無くすために「高齢者の飼育放棄や知識不足」があると発言しましたが、受講者の皆さんも同じ意見の方が多い中、「動物の知識を持ったボランティアさんがペットのいる高齢者のお宅を訪問する」という意見がとても印象的で素晴らしいと思いました。

 

・2年前まで16年間ミニチュアダックスフンドを飼っていましたが、小さいとき、江戸川土手で、リードを外して走らせていたことがありました。幸い、ちゃんと連れて帰ることができていましたが、今思うと飼い主として反省すべきことだと今日気づかされました。毎日、散歩以外は家に閉じ込められて可哀想、たまには自由に走れたら嬉しいかな、なんて思ってやってしまっていました。でも、その間違った判断でその子が逃げて事故にあったり、迷子になってしまったりしたら、不幸にさせることになる、というのはあまり考えていませんでした。あと、その飼っていた愛犬は突発性前庭疾患があり、歳をとるにつれて、ひきつけを起こすようになっていました。初めは年に1回くらいの頻度ですが、毎年頻度が高くなり、最後なくなる前は、数時間に1回、そして最後はずっとひきつけが止まらなくなりました。その症状が出るたび、見ていて辛く、涙が出ていました。保護犬を助けたいという思いも持ちながらも、その経験を思い出すと怪我や病気を持った保護犬とちゃんと向き合って、助けられるのか?と感じます。おそらく、状態が悪い子は、正直今の私には預かれないと思います。精神面に問題がある子もいるでしょうし、健康だけど縁がないだけという子もいるかと思います。本当は、どんな子でも助けてあげたいですが、責任が持ってできる自信がないうちは、やらない、というのも大事だと感じました。フォスターの中にも、できるフェーズだけやる、というやり方もあると知れたし、フォスター以外にもボランティアがいくつかあると思うので、覚悟を持ってやり遂げる自信が持てることから始めようと感じました。

 

・個人で保護活動をされている方のお話を聞くのは初めてで大変勉強になりました。また団体と個人のメリットとデメリットについて聞けたのもとても参考になりました。トラブルのお話を聞かせていただけたからこそ「情熱を持ち続けないと続けられないが、大切なのは理性」とおっしゃってた言葉に納得です。田辺アンニイ先生の書籍読んでみようと思います。ありがとうございました。

 

・長年に渡ってフォスターをされているアンニイ先生のお話、とても興味深く拝聴させていただきました。個人で保護活動をされている方とお話をさせていただくこと自体が初めてでしたが、個人とはいえアマチュアではなく、一人で事業をやられているプロの方の感覚と近いなあ、、と思いました。あとは、先生のご経験のお話と、皆さんの調査結果のご報告とを合わせて、もちろん今現在未だ足りていない部分はあるとは思いますが、ここ数十年で犬猫を取り巻く環境は大変に改善していったことを実感したとともに、このペースでいけば本当の意味で不幸な犬猫を0に近い数字にすることは近い将来で現実的なことなんだということを感じました。

 

・【心得について】Fosterと一言で言っても保護から始まり医療ケア→ホームステイ→新しい飼い主探し→譲渡→アフターフォローと段階によって活動の幅が大きく異なるため、自分が何をしたいのか・どこに関わりたい(関われる)のかはっきりさせておくこが最初の一歩だと感じました。また自分たちにできる事が毎年変わってきており、変えていかなければ時代に合わないと言及されていた点は長年経験された方のお言葉でした。【活動するにあたり】アン二イさんのように個人で活動をしてみたいが、居住環境(マンション)による制限上難しいので、参加できそうな団体を探してみたいと思います。数多くある保護団体、”自分の想い”がどこにあるのか、団体側の方針に賛同できるのか見極めていきたいです。【長く続けるにあたり】最後にアン二イさんがおっしゃっていた”情熱と理性”について。自分には情熱はあっても理性の部分が足りていないことも大きな気づきでした。SNSが普及し日々様々な情報が飛び交う中、一喜一憂している自分がいます。何が真実でどのようにして関わり発信していきたいのか、地に足をきちんと付けて自分ができる事を探していきたいと思います。ありがとうございました!

 

・(猫コース修了生なので)田辺アンニイ先生にお久しぶりにお会いできて嬉しく思いました。やはり個人で信念を持って活動されていることに大変感動いたしました。情熱だけではなく、理性も必要だと仰っていただき、自分でも理解を深めることが出来ました。また、情報が現在に更新されており、昔の内容ではなく時代に合わせた内容を伺うことが出来たのは、新しい発見でございました。ありがとうございます!やはり東京では犬よりも猫の問題が多いことに納得し、地方に目を向けることにいたします。実家が兵庫県なので、調べることといたします。

 

・私は、保護犬を引き取る・預かるという選択肢から考え始めたのですが、最初の段階である「保護する」ことについて考えさせられました。心や身体に傷を負っている動物を目の前にしたら、救いたいという気持ちと、自分に責任が持てるかという葛藤が生まれると思いますし、実際そのような状況になったら自分がどのように対応できるか、正直わかりません。アンニイ先生は、私が想像してもしきれないくらい、たくさんの活動・気持ちをご経験されたと思いますが、いつも前向きな姿勢・幸せな気持ちで動物に向き合おうとされているんだなと感じ、とても素敵だなと思いました。
個人活動のメリット・デメリットのお話を聞いて、動物を大事に思う気持ちが同じでも、色々な考え方を持っている人がいること、よくわかりました。先生のお話を聞いてから、色々な方のSNSなどを拝見して文章を読んだり、それによって自分自身の動物に対する気持ちやできることを日々考えています。
脱走防止は、犬を飼っている身として改めて気を付けようと思いました。以前飼っていた犬が仔犬の時、玄関のドアが開いた隙をついて外に飛び出してしまい、何事もなかったのですがとても反省しました。今は十分気をつけているつもりですが、色々な行動をする可能性があることを今いちど頭に入れて、注意する心がけを忘れないようにしたいと思います。
また、検討会のお話も聞けて、とても勉強になりました。

 

・殺処分は随分と減っていて、大きな問題は生産の問題だとわかりました。フォスターの団体と個人とでそれぞれのメリットデメリットがあるので、統合ができないのはわかりましたが、共通の横のつながりを持って情報の共有することにより、取りこぼしが防げるのではないかと思いました。

 

・個人でフォスターを担うことの実態が伺えて興味深かったと同時に、改めてすごいことをされていると非常に感銘を受けました。団体や個人で活動するにあたっては本人の資質にもよるのかと思いますが、個人の場合はある程度の覚悟は必要ですね。そして愛護の問題は突き詰めると人間関係の問題にあるのかもしれないと改めて昨今の世の事態を見直すべき時だと思いました。w/コロナの時代は再び優しさと地域社会との連携が取れるようになることを願って。またアンニイ先生が最後におっしゃっていた、「感情論ばかりに走ることなく、ボランティアに関わるにあたっては、正しい知識の習得と冷静な視点である理性が大事であり、団体や行政を攻撃するばかりでなく、互いのいいところを認め合うところからだ」という言葉が印象的でした。

 

 

以上

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ジャックが来たよ

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20歳のイクラさんちより良質なフードのプレゼントが届きました。ありがとう!

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ヤラーはうちも昔、犬のべべ公とナナが若い頃にあげていたのです。懐かしい。

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超がつくほどの徹底的なオーガニックフードですよね。みんなでありがたくいただきます。

 

 

さて、本日は先週末にタイムスリップします。

 

 

先日、飼い主さんが亡くなった家の中でひとりぽつんと過ごしていた成猫について書きましたよね。

 

 

名をジャックといいますが、皆さまおぼえていますか?

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7月19日、私は世田谷区までジャックを迎えに行きました。

 

 

その日は港区での仕事が入っていたので、仕事が終わってから向かいました。本当は車で移動する予定だったのですが、運搬ボランティアを挙手してくれた方のご親族の容体が悪くなったそうで、急遽電車で動くことになったのです。ああ……キャリーを持参しておいてよかった。

 

 

亡くなった飼い主さんのお宅は駅から徒歩10分。関係する方々と最寄り駅で待ち合わせて、みんなでテクテク現場へ。ジャックに早く会いたくて胸がドキドキです。

 

 

おお……いた! あなたがジャックね^^

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間に合ってよかった。生きていてくれてありがとう。さあ、行こう!

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ジャックを見た瞬間、ホッとして腰を抜かしそうになった私。うれしかったです。

 

 

ジャックも安堵の表情を浮かべてくれた気がします。

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ジャックの「パニック脱走」が怖いので、失敬したシーツで即席のカバーを作りました。

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まさか電車になるとは思わず、洗濯ネットを持ってこなかったことを激しく後悔。キャリーバッグにガムテープをこれでもかというほどにグルグルと巻きつけて上からカバーを!

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ジャックが食べ慣れたフードをいただけるという話でしたが、荷物が増えると私が持てないので、断念。もったいないけれど処分してもらうことに……

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ジャックは亡くなった飼い主さんが4~5年前に浅草近辺のペットショップから迎えた純血のアメリカンショートヘアとのこと。骨格が立派で身体の大きな男の子ですよ。

 

 

面倒を見てくれていたご友人の方と

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駅までキャリーを持って歩いてくれて助かりました。いや、本当、重いのなんのって! でもジャックがおとなしかったおかげで周りに白い目で見られずに済んでよかったです。

 

 

合計3つの電車に乗り換え、1時間半かけて703号室へ

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ごめん。お金に余裕があったらタクシーに乗れたかもしれないけれど、今、懐が厳しいから電車でがまんね。駅で汽笛のような爆音が轟くたびにジャックが心配で仕方がなかったです。

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ようやく着いた。ゴール! 腕がプルプル震えちゃったよ。

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ジャックは来た瞬間から「ふつう」すぎてこちらが拍子抜けしたほどです。

 

 

まあ、いきなり多頭の環境になったので、内心は怖かったんだと思うのです。

 

 

食欲があまりなかったし、少し脱水気味でした。

 

 

私はスーパーをまわって、何なら食べてくれるか? 模索の日々。そして行く先々でいろんな銘柄を買い漁るコース。ふふ。「あるある」ですよね(笑)。

 

 

結局、ジャックのお気に入りのフードは見つかっていませんが、細々と食べてはくれています。

 

 

量を摂らせたいときはid缶をシリンジで追加してあげています。

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ジャックはやさしいですよ。ほかの猫たちともうまく共存しています。

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ひとりで長い時間を乗り切ったジャック。さびしかったよね。がんばった!

 

 

我が家は数が多いけれど、それぞれと向き合う時間を取ってラブラブします。犬猫たちの一生はあっという間だから、1日1日を濃厚に大切に送っていきたいです。

 

 

ジャックいらっしゃい♡

 

 

LOVE

 

 

 

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琴里のご縁が決まりました♡

こんにちは。体調が悪くてご報告が遅くなりましたが、この度家族募集中だった琴里の終の棲家が決まったのです。応援してくださった皆さまありがとうございました。

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昨日の朝、琴里のステイ先である川崎市のとろろさんち

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高速道路が空いていたおかげで703号室からさほど距離を感じませんでした。

 

 

眺めがよくて素敵なお宅! 正直なところ、保護動物の環境って大切ですよね。ゴージャスじゃなくてもいいけれど「清潔」であることは必須だと思います。

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人見知りして隠れてしまわないよう、ケージに入ってもらった主役さん

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やあ。ことちゃん、がんばろう^^

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「わたしのお茶会ですか?」

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そうだよ。幸せになってもらいたいから、つい気合いが入ってしまうね。

 

 

猫ドア発見♪

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可憐なお花に心がほっこりします。

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とろろさん、ランチごちそうさまでした。

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いろいろな方と会った1日。合間の30分間は充電器にささった状態です。

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見苦しい姿を失礼っ

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充電完了後はムクっと起き上がって……

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里親さんにちゅーるをもらう琴里

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おいしいねえ。ちゅーるを発明した人は本当にすごいです。

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ファンに囲まれたアイドル状態の琴里

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テーブルに座っていただいて、ゆっくりとお話をさせていただきました。

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琴里は責任感のあるあたたかいご夫婦の元へお輿入れします。

 

 

里親さんちは偶然にも我が家から近いのです。ご近所さんはなんとなく安心できますよね。現在脱走防止対策を含め、いろいろとご準備くださっているので、終わり次第のお届けとなりました。

 

 

譲渡責任者の私ももちろんいっしょに行きます。

 

 

とろろさんお疲れさまでした。おみやげありがとうございました。

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琴里はやさしいとろろさんに保護され、恵まれた環境で「保護猫生活」を送りました。

 

 

まだ怖がりで馴れるまでに時間がかかる琴里ですが、里親さんはじっくりと向き合ってくださるそうです。猫を通じていい出会いをさせてもらえて感謝です。

 

 

美しい琴里、おめでとう。私もうれしかったよ。辛いノラ猫時代を生き延びてよかったね。

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私が手掛けた譲渡なので、ぜひ、琴里の新居の紹介もブログでさせてくださいね。

 

 

最後に改めて自分の方向性を少し書かせてください。

 

 

私は小さな命のために自己犠牲を払っているたいそうな人間ではありません。

 

 

第一、保護犬猫たちは私にとって「小さな命」ではありません。

 

 

小さいのは彼らの身体のサイズであって、命は小さくない。たいへんデッカい命です。

 

 

細かいようですが、ここだけは日本語をはっきりとさせておきたいです。

 

 

小さな命のために!!、という文言は私の辞書の中にはありません。

 

 

私は、たいへんデッカい命に日々学ばせてもらっています。

 

 

たいへんデッカい命なので、牛歩ながらも一頭一頭のご縁結びを丁寧にしていきたいです。

 

 

彼らは「束」ではなく「個」であり、私が絶えずフォーカスしたいのは「束の彼らの不幸」ではなく、「個の彼らの幸福」です。ぜんぜんちがいますよね?

 

 

「保護」を謳えば多額のお金や過度の賞賛やたくさんの免罪符が得られる昨今を、私はやるせない思いで生きています。人は人、自分は自分と完全に割り切るのがむずかしい。どうしてむずかしいのか、なにが原因なのか、自分の感情が私憤か公憤かを幾度となく考えました。考えて考えて考えました。結果、ゼロか100かでなはいにせよ、やはり私はやり場のない「公憤」を感じていることに気づいています。犬猫たちは庇護を必要とする生き物なので、正しい管理と確かな知識が不可欠です。そして、搾取をせずとも彼らは大きなものを与えてくれる存在ではないでしょうか?

 

 

私はデッカい命に向き合っていけるたくましさと強さがほしいです。

 

 

18年前からコツコツと保護譲渡活動をしてきたのですが、「原則、自分にできる範囲の中で」というポリシーがあるため、皆さまから見たら歯がゆいほど細々としたものでしょう。にもかかわらず、こんな私を応援してくださる方がいて、至福の限りです。

 

 

これからも同じスタイルで皆さまは飽き飽きかもしれませんが、保護動物たちの悲鳴だけを拾って局所的にアピールするのは私にはできないので、「保護動物たちの確かな幸せが重要」という方に向けてなるべく透明感を出していきますね。どうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

 

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持ちつ持たれつ

今日はなぜかとても気落ちのする日で、体感温度が暑く感じられたり寒く感じられたりと、不安定な日でもありました。やりたかったワークが終わらず、焦るのですが、身体と頭が動かないという矛盾。途中でいろいろ諦めて、ただひたすらにボッーと映画を観ていたという。

 

 

非生産的だったと反省している最中です。

 

 

私たちの住む世界には美と醜が混在していて、幸せと不幸せは絶えず表裏一体。

 

 

たとえ自分のコンディションがよくても、自分がそのときたまたま目にしたものや情報に内側が毒されてえずくことが増えた気がします。それじゃもったいないですよね。

 

 

一体今がだれのための人生なのかを考えたとき、私は自分の心の目の見開き方のみならず、心の目の閉じ方にも思いを配っていこうと努力中です。

 

 

正直、どんなに素晴らしい方々と交わっていたとしても、人間関係に疲れることはあります。でも、相手が「猫」なら永遠に見ていられる。猫は本当に不思議な生き物ですね。

 

 

本日は保護猫たちの総出です♡

 

 

とろろさんちにステイ中の保護猫琴里は「お茶会」が決まっています。

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譲渡についてのいいご報告ができるようがんばりますね。

 

 

703号室にロングステイしている保護猫すずらん

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人馴れする速度が遅いすずらんの未来については悶々と悩んでいます。けれど、当のすずらんは元気でそれなりに楽し気に暮らしているのでご安心ください。

 

 

サンドイッチマンの保護猫牛丸

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先日記念写真を撮ってみました。

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うっしーは進歩していますよ。ケージの中でお腹を出して寝るのです。

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保護猫ミミ玉と牛丸

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かわいいでしょう?

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寄り目のミミ玉^^

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新入りのジャックは穏やかに過ごしています。

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舌をちょろんと出してなんてキュートなの!

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自分のケージを抜け出してジャックのケージに入る牛丸

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どうやらジャックのケージのソファ型の爪とぎが気に入った模様です。左端にミミ玉も写っているのがわかりますか? 微妙な距離感ながらもみんなじょうずに共存しています。

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保護猫たちはぬくもりを惜しみなく分け与えてくれています。

 

 

私にもったいないほどのじんわりとあたたかい空気を分け与えてくれています。

 

 

私は彼らになにかを与えられているでしょうか?

 

 

「ここにいていいんだよ」

 

 

「ありのままでいいんだよ」

 

 

そう彼らに言っているつもりで、実は同じことを彼らから言われているのかもしれません。

 

 

自分という人間の存在意義を小さく儚げな猫たちの中に見出しているのは、一種の依存でしょうね。まあ、そうだとしても、持ちつ持たれつの関係なら許されるかな?

 

 

明日もみんな健康でいてくれますように。

 

 

LOVE

 

 

 

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ミミ玉のご縁が決まりました

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703号室を応援してくださっている皆さまへ

 

 

この度保護猫ミミ玉の終の棲家が決まりました。うちからとっても近いのです。

 

 

里親さんの素敵なお人柄は卒業の際にじっくりご紹介します。単身で2匹の愛猫さんたちの闘病をがんばり抜いた根性のある女性です。大学病院でのオペや自宅の皮下補液など、やれることをすべてやった方なので、医療ケアの面でも安心です。

 

 

人見知りで固まってしまったミミ玉にちゅーるをあげたり

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やさしく話しかけたり……

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ミミ玉が新しい環境に馴れるまでに時間がかかるタイプだということも理解してくださいました。

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ふだん、チチと私しか接していないせいで緊張してしまったミミ玉ですが、「まあるい♡ 想像より小さい♡ かわいい♡」と言ってもらえてよかったです。

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ゆっくり少しずつミミ玉のペースで馴染んでもらえたら、と思います。

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お輿入れ日は未定ですが、来月を予定しています。なんせ車で10分かからない距離ですのでミミ玉の移動の負担も問題なしですね。ミミ玉は卒業前検診を受けてから巣立ちます。皆さま、ひきつづきミミ玉に会いに来てやってくださいね。

 

 

里親さんからいただいたおいしすぎるラスクと猫ちゅーるのプレゼント

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ごちそうさまでした。どうもありがとうございました。

 

 

ミミ玉主宰の「お茶会」の友は、さぶがつとめてくれました。さぶ、お疲れさま!

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幸せになれる犬猫たちが1頭でも多く増えますように。

 

 

 

LOVE

 

 

 

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