703号室流の育て方

保護猫たちのご縁のチャンスを掴むべく、iPhone内に溜まっている写真を放出します。

 

 

まず我が家のいちおしのハンサムボーイ。満天、推定2歳、男の子です。

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お腹側もかわいいでしょ? 白のバランスがいい感じでしょ?

 

 

満天をひと言で表現するなら「動じない」ですかね? もちろんポジティブな意味合いです。

 

 

ビクビクしない。媚びない。だけど威張らない。

 

 

満天の生き方が私はほんとうに好きです。ウソがない気がして。

 

 

満天のように振る舞えたらどんなにいいだろう。人間社会はいろんなしがらみをはらんでいるからむずかしいけれど、満天を目標にがんばります。そして彼の長所をそのまま未来のご家族に引き継ぎ堪能してもらえるよう、誉めながら伸ばしながら育てていきたいです。

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省エネモード。お問い合わせをお待ちしています。どうかお目に留めてやってくださいね。

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「あら お兄さん 遊んでいかない?」

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おいらん風のかえ嬢。妖艶な目力をiPhoneに飛ばしてきます。

 

 

私一筋だったさぶまでもを持っていきやがったな!(笑)

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ううう。悔しい。さぶかえに取られた。かえ、さぶを返して~!

 

 

 

「ぴとっ ハハ~ まあ細かいことはどーでもいいじゃない」

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かえは人の心をもくすぐります。

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セクシーで美形で子猫とまちがわれるほど小さくて毛がふわっふわなのです。

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声を出さず口だけで鳴くところも萌える。花枝(かえ)は1月下旬にお茶会の予定が入っていますので結果次第で一般募集するかどうかお知らせしますね。

 

 

 

そういえば数日前、かえがおもしろいことやってました。

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べべのお尻をタッチしながら寝ていたのです。

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べべのお尻の尿漏れ、うんち汚れは気にしないでください(汗)。加齢とともにゆるんできたらしく、常におしっこかうんちをつけています。毎晩拭いていますがきれいになりません。

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かえのおててはやさしくてあったかい。異種交流とはこのことですね。ありがとう。

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犬猫はどんな子もキュートですが、703号室の保護犬猫たちはいちだんとステキだと自負しています。理由もそれなりに説明できます。親バカの戯れ言だと笑いながらお聞き流しください。

 

 

うちのお子たち(レギュラーメンバー)がね、とにかく子育てじょうずなのです。

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マンション暮らしの多頭ですが、みんな精神的にのびのびと暮らしています。

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細かいことに固執しません。新しい友だちを嫌いません。譲り合いを忘れません。

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ときにはケンカもします。不快をあらわしたりも。

 

 

しかしそれは誤解を解き絆を深めるための過程であり、それぞれがそれぞれを適度に構い、適度に放置し、タッグを組んだりひとつにまとまったりバラバラになったり・・・・・・組み合わせや形を自在に変えながらじょうずに生きているのです。

 

 

ここには書物では学べない理屈抜きの共存の真髄がつまっています。うちのお子たちは温和に生き物としての尊厳を放っています。私は日々目を丸くし勉強、吸収させてもらっています。

 

 

私たち夫婦もまた、原則的には犬のファントレーニングを支持しており、感情を入れるべきところと感情的になってはいけないところを区別する努力をつづけています。

 

 

怒らずに済むことは極力怒りません。お子たちのいいところを見つけ、撫で、誉め、伸ばし、彼らに理不尽な扱いをしないよう、多頭の中で大きな不平等が起きないよう耳を澄ませ目を見開き心を配りながら接しています。むろん完璧にはほど遠いですけどね。

 

 

だから自慢の保護猫たちなんですよ~! へへ^^

 

 

満天を家族に! と思ってくださる方いませんか? いません?

 

 

ああと、来週あたりにこの子が移動してきます。何度か登場していますね。Fさんが保護した子猫。仮名を「ソイル」にしました。土、土壌の意。生物の根源のイメージです。やりすぎかなあ?

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Fさんが人慣れさせてくれています。この子には「べべちゃん」っていう呼び名があるそうですが、うっ、べべちゃんはうちにいるんですよー。だから申し訳ないけど「ソイル」にしました。

 

 

703号室は保護猫満天、花枝(かえ)、ソイル、昨日の主役だった実葉(みは)のご縁を結びたいです。皆さまお助けください。よろしくお願いします。

 

 

気が早いのですが、今から満天と花枝とソイルの婿・嫁入り道具をそろえています。

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うちで大人気のドームベッド「猫の巣」。オトナ買いしてみました。満天はガリガリサークルも好きなのでガリガリサークルも買いました。幸せな卒業式を脳内に描いています♪

 

 

さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。

 

 

703号室には人生を豊かにする宝物たちが皆さまを待っていますよ。

 

 

慈悲に満ちた柔らかい手でぜひ抱きしめてやってくれませんか?

 

 

 

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2016年 703号室卒業生たちからのごあいさつ

ここ数日いろんなできごとがありました。精神的に上がったり下がったり。

 

ひとつ言えるのは良縁はすべて尊く、感謝の気持ちばかりです。

 

プレゼントなどが届いています。12年半越しのすばらしい再会も。年をまたがると思いますが自分のペースでゆっくりとUPできたらいいなあと思います。

 

 

やる気と時間のあるうちに、どうしてもご紹介したかった「2016年の703号室卒業生」。がんばって書いてみます。卒業生たちの近況は里親さんにいただいています。ですが近況写真を載せる余裕がどうしても持てず、申し訳ありませんがツイッター、インスタグラム等で703号室卒業生の元気な姿ご確認ください。今回私は自分が持っている写真を使って放出します。なお、それぞれの卒業記事を探して貼りつけておきますので、お時間のあるときに「ひいきのあの子」や、「なつかしいあの子」をクリックしてみてくださいね。ぺこり。

 

 

 

1月9日卒業 夜夜子→夜々子(ややこ) 卒業記事はこちら

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1月9日卒業 栗→すや 卒業記事はこちら

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茨城県出身の天真爛漫の「やや」と世田谷区出身の怒りん坊女子「すや」。ママさんがツイッターでたまにお嬢さま方を流しています。大きなニュースとしては、ややが巨大化したことと、人と距離を取っていたすやがママさんに撫でられてウットリするようになったこと。ややとすやが「おだんご」になったのも感無量です。

 

 

 

1月10日卒業 みい→桜 卒業記事はこちら

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茨城県出身の桜さん。703号室滞在期間は長くありませんでしたが、手もかからずやさしい女の子でした。艶やかな三毛模様が印象的。ひとり暮らしの里親さんと濃厚な日々を送っています。今日ツイッターで私がリツイートした桜さんの近況写真はクスッと笑えます。猫の耳をつけた里親さんを不審がり、もろ警戒していました。

 

 

 

3月26日卒業 龍(りゅう) 卒業記事はこちら

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3月26日卒業 キャッチ 卒業記事はこちら

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バレンタインの日に群馬県から新幹線で703号室へやってきたふたり。もとは港区の公園の出身。頭のいい龍とおとぼけのキャッチのコンビが凸凹でいい感じ。里親さんご夫婦はインスタグラムほかツイッターでも時折龍キャッチのいたずらぶりなどを公開しています。相当大きく育ったようです。人見知りだったキャッチがどんどん心を開いているのがうれしいです。

 

 

 

5月29日トライアルへそのまま卒業 デカ円→こま吉 卒業記事はこちら

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FIVキャリアで屈強。人慣れさせるまでたいへんでしたが、一歩ずつ心を開いてくれたさまは、忘れようがない色鮮やかさで胸に深く残っています。同じFIVキャリアのぽん吉の後輩として暮らしています。里親さんのツイッターで知りましたが、最近ぽん吉とこま吉がおだんごに。ふたりとも近所ではケンカの強い一匹狼でしたが近頃はペアを組みのんびり暮らしています。

 

 

 

6月25日トライアルへそのまま卒業 サラダ→大吉 卒業記事はこちら

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地元で保護。FIVキャリア。ボロボロで傷だらけなのに性格がやたら陽気で見た目と中身のギャップがなんとも切なかったのをおぼえています。同じFIVキャリアの703卒業生はな丸宅の次男坊として生き直すことに。はな丸とは日に日に心を通わせ合っています。折に触れふたりの距離が縮まっていく様子の写真が里親さんから届き幸せな気持ちをわけてもらっています。

 

 

 

8月17日卒業 海子→もも 卒業記事はこちら

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地元で保護。ももが命がけで外で出産した子猫たちはみんな殺処分されました。事情を知り、母猫の命が危ないと必死に連れ帰ろうと試みるも、警戒心が強く捕獲箱に入らず苦戦。保護したときは全身に鳥肌が駆けめぐりました。里親さんからはこまめに大量の写真が送られてきます。今夜もいただいたばかり^^ 近日中にツイッターに流します。

 

 

 

10月1日卒業 ジョイ→のんき 卒業記事はこちら

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群馬県から新幹線でやってきました。港区の公園出身。なかなか人慣れ環境慣れがスムーズにいかず、繊細でシャイだったため卒業が遅れました。里親さんはインスタグラムやツイッターでのんきとの新生活を綴っています。男性嫌いと思われたのんきですが、男性ともラブラブに。友だち猫好きののんきに彼女猫ができました。後ほど紹介します♪

 

 

 

11月13日卒業 ココア→つむぎ 卒業記事はこちら

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11月3日卒業 ミルク→たび 卒業記事はこちら

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保護→ミルクボランティアうめももさくら家→703号室→終の棲家のリレー方式にて多くの愛情を受けながら巣立った可憐な姉妹。甘えん坊ゆえ「卒パイ」が遅かったです。里親さんはインスタグラム(アカウント=tsumutabi)でかわいすぎるふたりの成長ぶりを披露。本日の動画「エアパイパイ」には参りました。悶絶しすぎてiPhone片手に大興奮。スクスク育っています。

 

 

 

12月25日卒業 さくら→つぼみ→なつこ 卒業記事はまだ書けていません。

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マイ太郎さん家にお願いした洗濯ネット(ベール)に入ってた気立てのいいあの女の子。「つぼみん」と呼ばれていました。関連記事はこちら。メインはもちろんマイ太郎さんの方で卒業記事を書きますが、私の方でもぜひ書かせてもらいたいです。リリース寸前のところで保護を決め、以後ずっと見守ってきた子ですし、のんきの彼女猫になった子ですもん。そして保護猫花枝(かえ)の姉妹ですので、心の底から良縁を喜んでいます。マイ太郎さんお疲れさまでした。ありがとうございました。里親さんのインスタグラムやツイッターにさっそく登場しています。

 

 

 

以上12名の麗しの卒業生たちが総出で皆さまへのごあいさつをさせていただきました。

 

 

微々たる活動を応援してくださった皆さまに改めて「ありがとう」を送りたいです。

 

 

猫は動愛法で「愛玩動物」の位置づけをされています。猫なら「オトナ」も「子ども」も「穏やか」も「シャイ」も「怒りん坊」も「健康な子」も「病気とつき合っている子」もみんなみーんな庇護を受けるべきだと思います。残念ながら猫に「人権」はありませんが、幸せになる権利はどんな猫も等しく持っていると信じています。

 

 

これからも恥ずかしいほどの牛歩ではありますが、自分にできることをつづけていきたいです。今は我が家の老犬たちの体調不安などがあり犬の保護は積極的にはできませんが、もし縁があればまた犬の保護も垣根なくやっていきたいです。

 

 

私は「もったいない」が口癖です。

 

 

私をよく知っている方はきっと笑いながら頷いてくれるでしょう。チチなんかは聞きすぎて耳ダコだと思います。もったいない、もったいない、もったない・・・・・・自分の日常生活のあらゆるところで「もったいない」が目につき、思わず口に出してしまうのです。

 

 

そんな私から見ると、変なたとえですが、殺処分される犬猫たちや路上に行き倒れる犬猫たちの命が、彼らの命こそが最上級に「もったいない」です。せっかく生まれてきたのにもったいない。自然に息が止まるまで生かすことのできる社会こそが健全ではないでしょうか?

 

 

消耗しクタクタにやつれた彼らを家に招き、ピカピカに磨くことが私の生き甲斐です。

 

 

そして「王子さま」「お姫さま」に変身させ、皆さまの前に出したいのです。

 

 

その頃の彼らはもうただの「かわいそうな動物」ではなく、だれかに癒しを与え、愛をわけあうことのできる存在になっているはずです。私は彼らのスタイリストであり、仲人でありたい。

 

 

とても小さな舞台ですが、2017年も気力がつづく限りスカウトをします。

 

 

 

最後になりますが、私の方で家族募集をしている保護猫たちのおさらいをさせてください。

 

 

 

満天(先日トライアルのありがたいお話があったのですが、一旦仕切り直します。事情は近日中に説明しますね。風邪薬をがんばっています・笑)

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実葉。次の通院を終えたら先生、マイママさんと相談し、家族募集スタートの時期を決めます。

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花枝(かえ)。妖精のような女の子。通院後にもろもろを決めます。

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前回紹介した子猫。仮名まだ浮かばない(汗)。なんと預かりのFさんの「スピード人慣れコース」のおかげでおさわり&抱っこ&チュウができるようになったのです。警戒心は残っていますが大進歩! 全力で取り組んでくれているFさんと相談しながら未来を模索していきます。

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過去をさっぱり脱ぎ捨て、舞台に立ちはじめた子たちです。

 

 

 

どうぞ、どうぞどうぞお見知りおきください。

 

 

 

卒業生たちから皆さまへ

 

 

 

 

 

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波及

先日の卒業犬たちの10年ぶりの姉弟会の様子をさっそくブログにUPしようとしたのになぜかパソコンがハードディスクを読み込まず(涙)。「ドライブEをフォーマットしてください」などと意味不明危険極まりないことを抜かしています。

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頭の中は「はてな」が幾多にも散っていますが、フォーマットって初期化でしょ? さすがに初期化はまずいだろ? そんぐらいはわかりますよ。それ以上はわからないけど。

 

 

こういうときはいじらないのがいちばん。過去の失敗から私なりに学んでいます。

 

 

出稼ぎ中のチチが東京へ帰ってきたら聞いてみます。あるいは明日、妹に泣きつきます。

 

 

記事は遅くなるかもしれませんが、私はほんとうに書きたいのです。10年は長い。10年前に送り出した犬たちがみんな元気で家族とともに生きているのがうれしくてたまりません。

 

 

皆さまにもぜひ紹介させてください。いっしょに参加したうちのべべ、ナナ、リルのかわいい写真も見てやってくださいね。クソーーーアナログの自分に耐えられない!!

 

 

 

ということで、卒業犬たちのことはしばしお待ちいただくとして、卒業猫「麦さん」の話を。

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麦さんについては「連鎖/幸せの703号室」と「小さなホーム/幸せの703号室」を読めば一目瞭然。麦さんを産んだ母猫、きょうだいたち、麦さん(素なう)の703号室保護猫時代、お見合いの日、譲渡先、今の暮らしぶり、後輩猫たらちゃんとの出会い・・・・・・など。

 

 

皆さまに一匹の保護猫を取り巻くキラキラのオーラを知っていただきたいです。

 

 

読み終えた方はきっと「波及」という一語の持つ意味を実感できると思います。

 

 

これこそが私のめざす社会であり、理想そのものです。

 

 

私の保護活動の理念、といっても過言ではありません。

 

 

そして決して夢物語では終わらず、実現可能であることも付け加えておきたいです。麦家がまさにそれを証明していますから。

 

 

麦さんの里親さんは成猫麦さんを迎えたあと、出先で新たな成猫(たらちゃん)に出会います。

 

里親さんは保護を決意。なつっこいたらちゃんを外に置いておくのは危険だと判断したのです。

 

現にたらちゃんは無数の傷を負っていました。保護して大正解ですね。

 

保護後、たらちゃんが妊娠していることが判明。苦悩に苦悩を重ねながら、出産させる決意をしました。当時私にも相談が寄せられましたが、私はご夫婦の出す結論こそが正しいと考えたので特に言及しませんでした。どっちに振れても、私は支持、応援するつもりだったのです。

 

保護活動をしている者ならだれもが(犬猫の)数のコントロールの必要性を知っています。

 

ですが、大きく膨らんだたらちゃんのお腹を前に真摯に悩んでいらっしゃるおふたりに、保護活動界の持論や正論を振りかざす気にはなれませんでした。

 

それに、里親さんは命を育み助ける職業に就いており、たらちゃんを見過ごせなかったのも、出産させようと思ったのも至極自然な流れのように感じられました。生まれて来る子猫たちのご縁探しまで真剣に責任を取ろうとされているのが痛いほど伝わってきたのです。

 

 

たらちゃんは恵まれた環境で無事に4匹の子猫たちを出産。里親さんと二人三脚で子育てをがんばりました。先住猫麦さんもテリトリーをゆずり懐の深い男ぶりを披露。えらい紳士です。

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麦さん1匹だったお家が6匹に増え、賑やかな大所帯に。

 

 

いよいよ家族募集を開始するとあって、私は直接「譲渡」についてのアドバイスをさせていただこうと里親さんちに伺いました。そこで目の当たりにした光景は、生涯忘れません。

 

子猫たちの健やかさ。快活さ。家中にいい気が溢れています。やんちゃ盛りでたいへんなのに里親さんはニコニコ笑いながらお世話していました。身重でありながらです。ふつうなら自分のことを第一に優先すべき時期。しかしご夫婦は心を込めた「譲渡」をやり切る意気込みでした。

 

ならば私も全力でお話をしたい。「入魂」ですね。

 

 

ちゃんとやろうとすればするほどむずかしく感じる「譲渡」を里親さんは微塵の妥協もせずにつづけ、全頭に最高のご縁を見つけました。終始フラットな思考で。尊敬します。

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ドタキャンされても、思うようにことが進まなくても、萎えたりやめたりせず。すごいことです。

 

 

子猫たちの幸せを見送ったあと、母猫たらちゃんを正式に自分の子として引き取りました。

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たらちゃんおめでとう。麦さんと仲よくしてね!

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日本にはまだまだ犬猫の命を軽視、差別する風潮があります。妊娠したから、アレルギーになったから、の理由で新たな引き取り手を探しもせずに簡単にポイッと捨ててしまう人もいます。どうしようもない事情があったとしても、せめて里親探しはしてほしいと切に願います。

 

麦さんちはご主人が重めの猫アレルギー(麦さんの譲渡後に判明)ですが、薬を飲み、家をこまめに掃除し、麦さんたちとの共存をしています。努力の先に深い情と品格を感じます。

 

おふたりに教わりっぱなしで、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

「波及」

 

 

いいもわるいも、私たち人間は繋がり合って生きています。影響し合っています。

 

 

自分からあふれ出すものが知らず知らずのうちにほかの方に染みわたり、さらにまたほかの方の中につたっていくとしたら、もしそうだとしたら、なにをふり撒きながら生きましょうかね?

 

 

私は不満ではなく行動を、憎しみではなく愛を、あちこちに撒きたいです。

 

 

 

ずいぶんとクサい内容で締めくくってしまいました。皆さまプッと噴き出してしまったでしょうか?

 

 

 

最後に満身創痍の私からイターいオチの写真をプレゼントします。受け取ってください。

 

 

本日の自分の通院で血をたくさん抜かれ(つき合ってくれるはずの母が昼寝でまさかの寝過ごしキャンセル。仕方なく時間ギリギリに車を飛ばしていきました。あの人いいかげんです)

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足にはこんなあおタンが・・・・・・

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昨日友人の格闘技の試合を応援しに行ったのですが、帰りの車の中で思いっきりどこかにぶつけてしまいまして。イテててて・・・・・・ですよ。友人も負けてしまい、残念です。

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いろいろな意味で満身創痍の私ですが、保護猫満天を抱きエネルギーをチャージしましたので明日は元気に過ごせそうです。皆さまもいい一日を。

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LOVE!

 

 

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シルバーシート

明日私が担当する予定だったフォスターアカデミー(ベーシック犬)の開催日が26日に延期されます。その頃私は台湾にいて講義をお受けできないので、ほかの講師の方が担当になります。今のところ12月10日のベーシック猫講座は私が担当する予定です。

 

 

先日私はとんだ親バカのお宅に舞い込んでしまいました(笑)。

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目の前にいるのに大きなスクリーンでも愛猫たちの画像を流すという^^;

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あいかわらずきみたち幸せだねえ。

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小さかったときのとろろ坊(703保護猫時代)

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数日前のとろろ

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小さかったときの麦嬢(703保護猫時代)

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数日前の麦

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(麦&とろろの卒業記事はこちら

 

 

里親きえさんと私は同じ40代。麦&とろろの卒業後、仲よくおつき合いさせてもらっています。この日は短時間でしたが、ふたり女子会(+猫たち)を開催。とびっきりの笑顔で飛び跳ねながら出迎えてくれたきえさん。私も思わずにっこり♪ お腹が痛くなるほど笑った2時間でした。

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きえさんおみやげたくさんありがとうございました。またエネルギーチャージに伺います!

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女子会でさんざん食べた私は、運動がてら2駅分歩くことに。なのにあろうことか、家に着く前に妹夫妻とまた食べてしまったのです。妹リクエストの回転寿司(全ネタ100円)。

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ヤバいと思いながらも、皿に手が伸びまくり。妹んちからの帰りも2駅歩きました。

 

 

 

けれど、深夜になぜかきえさんにいただいたギョウザを焼いてしまい・・・・・・

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冷蔵庫に残っていたキムチとごはんと黒酢を出して、つい平らげてしまったのです(号泣)。

 

 

 

もうやだよぉ。保護猫満天みたいに太ったらどうしよ?

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満天うちに来てから1.5倍くらいになった気がします。すごい食欲なんですよ。骨格がしっかりしているから今6~7キロはあるんじゃないかなあ? 近々病院で正確に測ってもらいます。

 

 

重い、のキーワードで繋げるならあまぱんも相当迷惑な重量級ですね。

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あまぱん一生懸命ほほに甘えているんですけど、どう見てもほほが苦しそうでふびんです。

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写真を撮ったあと3回ほどあまぱんをほほから引き剥がしたのですが、頑固者はどうしてもほほとおだんごしたいとききません。ほほの顔が人間の表情みたいで笑えます。

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ほほは無事ですのでご心配なく!

 

 

 

犬たちも元気です。日光浴中のべべ公。はにかんだお顔がかわいいね。

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お散歩が終わると玄関で足を拭いてもらうまでじっと待っているおりこうたち(ナナ&リル)

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あんまりにも上品だと思いません? ほんとうにすばらしい子たちです。

 

 

 

しかし認知症が顕著なナナは名を呼ばれても反応しないことが増えました。

 

 

 

点滴をがんばっています。

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いっぱい入れるからいっぱい出ます。慢性腎不全の特徴ですね。まあナナ、ちょうどいいね。ナナはお散歩が好きだから、お散歩の回数が多くなったと思えばいいもんね。

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仮にナナが完全にわからなくなったとしても、名を呼ばれ振り向くことがなくなっても、ナナはナナで、私の家族だから、変わらず名を呼びつづけていきます。

 

 

 

私の腹に顔をのせながら物憂げな横顔のナナ。実はただおねむなだけですけど。

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家族こそが宝物。

 

 

もうみんな若くないんだから、シルバーシートにいるつもりでどんどんわがままをしなさい。

 

 

お母さんがなるべくつき合ってあげます。

 

 

生きていてくれてありがとう。

 

 

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第三走者、そしてアンカーへ2

ココア&ミルク改めつむぎ&たび(ツムタビ)の卒業レポ第二弾です!

 

 

お届けはチチが運転。ツムタビの新居はチチの前の会社のそばなので土地勘があったようです。都心なのに私たちにしてはめずらしくぜんぜん迷わず、予定より30分も早く着いてしまいました^^; 用があったチチは私を送り届けると車でそのまま帰宅。

 

 

 

ツムタビはキャリーの中でおすまし顔。さて、お嬢さま方、あたらしいお家ですよ。

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広く明るく開放的で清潔。そしてオシャレ。私がなによりいいなあと思ったのは陽当たりのよさ。写真におさめきれませんでしたが、壁一面が窓! 窓が大きい!

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猫は日光浴が大好きなので心身ともに健康的な生活を送れます。

 

 

ふたりのおてんばぶりを心配し、「ソファをガリガリしちゃうかもしれませんよ?」と切り出してみたところ、ニコッとほほえんで「いいんですいいんです。古いものですし」とのお答え。

 

 

正直、大らかお人柄にホッとしました(笑)。

 

 

このたびの譲渡で私からのお願いは「ケージの用意」と「換気用の窓への脱走防止柵の設置(玄関は二重の扉があります)」ですが、短い期間内で完璧に仕上げてくださいました。

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ケージを設置した場所にもともとあった家具はほかのお部屋に移動されたとか。このコーナー、光が入るのでやたらポカポカとあたたかいのです。ベストスポットですね。

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背の高いケージ。4段分あるのでふたりでも悠々使えます。

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すぐ横の窓に脱走防止柵。この日里親さんは細く窓を開けていましたが外からちょうどいい風が入ってきて心地よかったです。消臭や換気が安全にできるのは理想的です。

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余談ですが内廊下も個人的には安心。まあうちを含め内廊下のお宅ってあんまないけど。万が一、二枚の扉を脱して部屋の外に出てもすぐ行方不明にならないし。うちは猫たちが玄関を出てしまったら危ないので、今後よりいっそう気をつけなくては。

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脱走のことばかり毎度しつこく書いているので皆さま辟易でしょうけど、脱走や迷子はただちに犬猫の命に関わります。正しい管理こそが最大の愛情だと私は信じています。

 

 

あともうひとついいなあと思ったのは二方向から完全に扉を閉められるキッチン。写真にうまく撮れませんでしたが、二枚の扉を閉めてしまえば猫たちはキッチンに侵入できません。

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ツムタビ姉妹は終盤、フリータイムになると703号室のキッチン部分でコチョコチョいたずらし、私をヒヤヒヤさせてばかりでした。火を使うところですし、食べものが置いてあるので毎度フリータイムの前に細かいチェックをしないといけなかったのです。ちなみに最近のもっぱらの悩みは、「保護猫満天がキッチンで食べものを物色しまくる」点。お料理が趣味という里親さんのライフスタイルからして、扉が閉められるのはうらやましいです。私は料理は趣味じゃないけど食べるのは趣味だからキッチンは独立型にするべきだったと今さら後悔。

 

 

 

ふふ。さっそく入室。固まるかと思いきや、ツムタビは警戒心より好奇心が強いらしい(笑)。

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実は家族募集していた際、つむぎ&たびの希望者さんの中には「ケージを用意したくない」と仰る方もいたのです。猫をケージに入れることに抵抗を感じるとのご意見でした。しかし子猫はケージがないと危険です。その部分で折り合いがつかず、ご縁に至りませんでした。

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いろんなグッズが無造作に置かれています。

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ケージ内につける爪とぎ! はじめて見た。

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食器、オモチャ・・・・・・アマゾンでぽちりまくったご様子

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きみたちそれ、楽しそうなベッドじゃん(笑)。

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放牧中。外の空気を吸うつむぎとガリガリサークルに入ったたび

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ボールで遊んだりかくれんぼしたり♪

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「わたちたち ここにずっと住んでいいの?」

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うん。

 

 

 

「つむぎも いっしょ?」

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うん^^

 

 

 

「はーい しつもんです 毎日いっぱいあそんでいいの?」

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うん。

 

 

「たびも いっしょ?」

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うん^^

 

 

いろんなことがうれしいんだけど、ふたりをいっしょに嫁がせることがいちばんうれしいな。

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里親さんからの近況メールにも書いてあったけど、つむぎとたびはとにかく仲がいいから、ふたりがこの先同じ環境で成長できるのは私としても最高の気分です。

 

 

「猫を家族として迎える」の結論に至るまで、里親さんは何度も何度も多々考えたはずです。これまでに交わしたお言葉の数々から、私はそう感じました。責任感の強い方が熟考を重ねた末、家族希望のメールをくださった重みを私は心の底から噛みしめ、感謝しています。

 

 

里親さんからは姉妹にかかった医療費のほかおいしい和菓子のおみやげをいただきました。どうもありがとうございました。

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以下が里親さんより届いた近況写真です。

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眠くなると自分たちからケージに戻り、ハンモックで寝るんだとか。かわいいいいいい!

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あなたたちそれさあ、使い方まちがってるよ?

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里親さんはインスタグラムをはじめました。インスタグラムにて姉妹の成長を綴っています。写真が素敵! 私もさっそく閲覧用のアカウントを取り日々ニマニマ眺めています。

 

ツムタビのアカウントは→ tsumutabi

 

まんまですね(笑)。

 

 

だれかにとっては不要だった子猫たち。ゴミのようにポイッと捨てられていました。

 

けれど、リレーを経て出会った終の棲家には、彼女たちを心待ちにしてくれた家族がいます。

 

不要じゃなくて、扶養。へへ、うまいことを言っちゃいましたか?

 

命なんだから「不要」よりも「扶養」が合うと思います。

 

 

毎日大運動会を開催しているつむぎとたび。のびのびと家猫街道を突き進んでください。

 

そのままそのまま!

 

 

たくさんの愛嬌をありがとう。幸せを願っています。

 

 

かつくん「x240.241つむぎ、たび、卒業おめでとう。ふたりなら大きくなっても素直で美しい姉妹に成長するんだろうね。じゃっかん出しゃばりのたび、一歩遅れるつむぎ。凸凹の感じがすごくいいと思います。シナ&モンのご家族、うめももさくらさん、お疲れさまでした。ハハ、次は満天の家族募集をがんばるそうです」

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