明とつる(鶴)

ゆきちゃんの里親まりおさんより天国のあまぱんへのお花とプレゼント物資が届きました。まりおさん、どうもありがとうございます。お手紙もウルウル拝見しました。

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皆さまこんばんは。703号室に最近若い風が吹き込んでドタバタとしています。

 

 

保護猫明は体調がすっかり戻りました。全快! といっていいと思います。

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1日3食、今はドライをメインにあげているのですが、ペロッと平らげてくれて爽快です。

 

 

空になったお皿を未練がましく舐めている姿はほほえましいですよ。

 

 

「ハハ~ バラさないでくださいよ~」

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ふふ。ごめんね♡

 

 

運動会も1日3回。ケージから出ると全身でフリータイムを楽しみます。

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社交的な明は、保護猫仲間の牛丸とも仲よく遊べます。

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明、お友だちと過ごす時間は格別だよね。

 

 

貴重な電池切れ後の写真

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カメラを向けると寄ってきちゃうからじっとしている明がなかなか撮れません。

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かわいいでしょう?

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うちの自慢の保護猫明くん。明日か明後日には里親サイトへ掲載しますので応援をよろしくお願いします。明は責任感が強く、愛情深いご家族を求めています。

 

 

2つ目の話題は……本日空港へお迎えに行ったお子たち^^

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この度縁あって保護子犬の運命の赤い糸探しをすることになりました。

 

 

兄妹を引き離すのは忍びなかったのですが、自分のキャパシティーでは1頭が限界だったので、もう1頭は昼過ぎに大師前どうぶつ病院に預けてきたのです。

 

 

左が大師前どうぶつ病院へ移動した男の子。右の女の子は我が家にステイします。

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猫はきょうだいセットで婿入りすることも珍しくはないですが、この子たちは中型犬以上の体格になるため、一般的に考えても2頭セットで里子に出すのは現実的ではありません。だから大師前どうぶつ病院と私が1頭ずつがんばってトレーニングします。

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大師前どうぶつ病院へ移動した男の子の写真は別の機会にUPしますね。

 

 

右の女の子の仮名を「つる(鶴)」にしました。

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牛丸といい、つるといい、犬猫以外の動物の名前をつけるのがつづいていますが、何日も真剣に考えたのです。リルとつる、って似ているし、お顔を見た瞬間、つるがピッタリ合うな♪ と。

 

 

つるは山口県で個人で保護譲渡活動をしている大好きなaiさんと地元のボランティアさんのご尽力で引き出された犬です。皆さんにお世話になり心より感謝しています。

 

 

卒業生まうの「まうロス」だった頃からaiさんに自分の気持ちを相談していたのです。aiさんはいつも真剣に私の話を聞いてくれました。そして私の資格試験が終わるのを待って、その翌日にaiさんがすばらしい子たち(つる兄妹)を紹介してくれたのです。そういえばまうたちもaiさんが水面下で引き出したのですよ。まうたちは「譲渡対象」じゃなかったから大変だったのをおぼえています。

 

 

とにかく忙しくなりすぎないよう調整しながらつるを大事にしていきます。

 

 

くわしいいきさつなどは時間のあるときに書きますね。

 

 

ジャックの卒業記事、お仕事で出会ったお子たち、老犬リルやさぶの日常、保護猫すずらんと牛丸のこと。犬猫まみれの日々なので主役がいっぱいいて困ります。

 

 

でもまあ、まずは明のアピールをメインにやっていきます。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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空白の時間

「どうせその辺にいるでしょう」

 

 

そう考えるようにしていても、姿がぜんぜん見えません。

 

 

むちっとしたボディーも

 

 

つるつるの毛も

 

 

アイコンタクトと連動しているかのごとく、クルクルまわる尻尾も

 

 

家中に漂っていたそれぞれの強い催促も視線も自我もオーラもぬくもりも、やっぱり見つからない。

 

 

それでも16年間共に暮らしてきた家族だから、ここにいたという感覚は忘れようがない。

 

 

気配がないのに、感覚が残っているのは残酷なことだと思うこの頃です。

 

 

激しい喪失感はいまだに突如としてやってきます。

 

 

私の場合、「目的地から次の目的地への移動」の際の、ふとした隙間を襲われるのです。

 

 

昨日は仕事でやたら移動が多くて参りました。

 

 

iPhoneを取り出して気を紛らわそうとしても、会いたさが液体みたいに身体じゅうに染みて、ああ、もう! いつになったらまた一緒に暮らせるんだよ、と胸を掻きむしりたくなる衝動に駆られて、結局カメラロールの過去写真にすがってしまう。

 

 

私の家族は、人間社会においては自発的な生活能力のない犬猫たちだから、看取れたことは幸いでした。それが責任を果たすことでもあるのは知っています。

 

 

けれど寿命の差の開きがあまりにも大きい。

 

 

失ったあとの空白の時間をどう埋めたらいいのか狼狽えます。

 

 

「思い出にして、心にそっとしまう」のが、私は不得意です。

 

 

我が家には三頭のレギュラーメンバーの犬たちがいました。

 

 

手前がべべ、奥の左がナナ、そして右が若かりし日のリル

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こうして「過去のできごと」として紹介するのすら本当に苦しいです。

 

 

私の中ではなにも終わってないのです。

 

 

「お出かけ」が大好きだったうちの犬たち。三頭を連れて外出するのは一苦労でしたが、出先で出会うべべ、ナナ、リルの笑顔が私の中にこびりついています。

 

 

べべ、ナナ、若かりし日のリルを連れて、もっといっぱいあちこち行けばよかった。

 

 

そんな月並みの後悔を覚えるとき、私は垂れた糸みたいに力なくうなだれ、毎度イヤーな種類の自責の念に蝕まれ、押しつぶされてしまいそうになります。

 

 

愛おしさにキリがあったらいいですね。際限ないのがキツいです。

 

 

だからこそ、今も横にいてくれているリルとさぶにいろいろなものを還元していきたいです。

 

 

べべ、お母さんの背中をべべはよく見上げていたでしょう?

 

 

実はお母さんもべべの真似をしていたよ。べべは小さいけれど、背筋を伸ばして前へ向かう後ろ姿が凛としていてきれいだった。べべと同じ景色を眺めた日は例外なく最高でした。

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広い公衆トイレをお台場のドッグカフェとまちがえて、われ先に入ろうとしたナナ。ふだんは控えめなのに、外だとはしゃいでしまうナナがかわいくてしょうがないです。

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肉体と肉体のコミュニケーションが取れない今、せめて魂の繋がりを信じて、残りの人生を歩いています。どんな形であれ、再びお互いを擁く瞬間を夢見ています。

 

 

2014年12月28日の写真を添えて

 

 

I LOVE べべ

 

I LOVE ナナ

 

 

 

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ここ数日で一番のんびりできた日

皆さまこんばんは。今日は朝のお仕事を終えたあとからほぼずっと家にいます。

 

 

途中で一度病院へ行きましたが、ここ数日では一番のんびりできた日です。

 

 

ご心配をおかけしている保護猫明ですが、元気よく遊んでいます。食欲はまだ不安定ですが、少しずつ食べ出しています。今、ここにあれこれ書くと皆さまに一喜一憂をさせてしまうので控えますね。でも環境になれているので見守っていただければ幸いです。

 

 

チチのiPhoneで撮りました。私のよりカメラがいいのでうらやましいです。

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かわいく写ってますよね。私も近い将来新しいiPhoneにかえたいです。

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明のこのお顔好き♡

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「ぼく パチパチ撮られると照れるもん」

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明はリビングにいるのですが、保護猫すずらんが想定外にやさしく接してくれています。

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すず姉、毎晩明と追いかけっこをしてくれてありがとうね。(私の顔が……)

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さぶも明に辛抱強くつき合ってくれてありがとう^^

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このところ明がメインになっていますが、保護猫牛丸、ジャックコンビはコンディションがいいですよ。夜のお食事風景です。並んで食べてえらすぎる♡

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夜は必ずチチか私が保護部屋で寝ています。

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私と寝たいさぶがたまに保護部屋ゾーンに入ってくるので、ジャックとさぶが喧嘩にならないよう、ジャックのケージを閉めています。さぶりん甘えん坊だからね……

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ジャックのお引越し日が徐々に迫ってきました。ほんのり淋しいです。

 

 

けれどジャックなら幸せになれると信じて、ジャックのバトンを手渡します。

 

 

猫ばかりが登場しましたが、犬のリルも変わらずに暮らしています。

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忙しない毎日ですが、身体によさそうな(簡単な)ものを作ってみたり、映画を観たり……それなりに充実しています。皆さまも健康第一にお過ごしください。

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来週もどうぞよろしくお願いしますね。

 

 

LOVE

 

 

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明のバトン

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

保護猫ジャックのワクチンを終えてしばらくすると、保護猫明が病院へやってきました。

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友だちが連れてきてくれたのです。

 

 

明を連れてきてくれた友だちは、何度も私を助けてくれました。

 

 

一見熱いタイプではないけれど、冷静に、そして確実に、もっともいい形で、しかも私が負担に感じないように、シレっと手を差し伸べてくれるのです。

 

 

とても信頼できる方なので、安心して明を迎えることができました。

 

 

友だちの10分の1にも満たないけれど、私も少しでも役に立ちたいと考えて引き受けたのです。

 

 

もちろん、(クサいようですけど)いちばんは、明を幸せにしたいと思ったからですけど。

 

 

明はたくさんのフードなどといっしょにきました。明の保護に関わった方や友だちが準備してくれたのです。気をつかわないでほしかったのに、律儀に……ありがとう。

 

 

emi-goの病院で明のワクチン、ウイルス検査、健康診断をやりました。検便や駆虫はすでにほかの病院で終えています。ちゅーるを舐めながらの「おいしい診察♡」

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体重は2キロちょうどです。明ももちろん後ろ足にワクチンを打っています。

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ウイルス検査はFIV、FeLVともに陰性(9月7日時点の結果)

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怖いね。でも中島先生じょうずだからあっという間に終わるよ。がんばれ!

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子猫と成猫の中間。まだ乳歯が残っているということで、生後4~5か月程度でしょうとのこと。私のほうで追加のワクチンと去勢手術を受けさせてから新居へお届けする予定です。

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きょうだいの中で唯一生き残った生命力の強い子です。

 

 

詳しいいきさつは友だちに今一度確認を取って、後日、皆さまにお伝えしますね。

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本当に愛らしい明。すでに我が家になじんであちこち飛び回っています。

 

 

明を待つ間、大好きなちゃぽぽに遊んでもらいました。

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ちゃぽぽ引いてる? でも実際は自分から寄ってくることも多いのですよ♪

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キモい顔でお目汚しを失礼しました。

 

 

明は703号室で大切にしながらご縁をさがしますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

最後に、前回の投稿に質問コメントが寄せられたのでこちらにもはりつけておきますね。

 

 

はじまして。しまりんと申します。
今日の記事内で気になった箇所があり、初めて投稿いたします。

「ワクチンは『後ろ足に打つのが正解』」とありますが、理由はなんででしょう? もし教えていただければ嬉しいです。
実はうちの子は、転居先で初めて行った動物病院で、初めて後ろ脚にワクチンを打たれて、2匹ともものすごい「いたーい!」と鳴いて大暴れだったので(そんな大暴れは初めてでした)、もう脚には絶対注射されたくないのです。

そういえば、私も昔病気で脚に注射を何回かしましたが、すごーく痛かった! ネットで少々検索すると「脚への注射は筋肉に注射するので痛い」などとあり。。

痛がらない子もいるとは思いますが、うちは、効果とか?にさほど差がないなら痛くない方がいいので、今後は脚でない箇所にしてもらおうかなと思っています。

ということがあり、できれば「脚が正解」の理由を知りたいので、よろしくお願いいたします。

私の返答は以下のとおりです。

しまりんさま
コメントありがとうございます。ワクチンを後ろ足に打つ理由としては「注射部位肉腫」というがんの発症を懸念してのことです。
万が一、ワクチンを打ったことで注射部位肉腫を発症した場合、足なら切断することも可能ですが、首の後ろに打った場合、首を切断することはできないからです。もちろん、足を切断することは「簡単なこと」ではないのですが、飼い主さんの選択肢が増えるという意味では足に打つのが正解です。私は大好きな猫さんが注射部位肉腫で亡くなっているので、決して侮れないと考えております。確かに足に打つのは首の後ろよりは痛みを感じやすいかもしれませんが、一時の痛みより、万が一、を考えて足に打ってもらっています。

では皆さまよい一日を。私はこれから母の店でバイトです。

LOVE

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すずらんのこと

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

703号室には怒りんぼ娘がいます。

 

 

身体は小柄。最近測っていないけれど3キロちょっとでしょうか?

 

 

出会いは2年前の7月、近所にいたところを私が夜、捕獲箱でスカウトしたのです。

 

 

当時推定1歳位の若さ(幼さ)だったので、現在3歳を過ぎた頃だと思います。

 

 

仮名を「すずらん」にしました。

 

 

健やかで麗しい姫君にピッタリだと自負しています。

 

 

ほかの保護犬猫と同様、私はすずらんを「終の棲家」に案内することを目標にしていました。

 

 

そのために力を入れてきたのが「人馴れ」。

 

 

SNSやブログには書ききれませんが、あれこれ作戦を立て、自分たちなりに心を配ってきたのです。

 

 

いろんなことを考えて、実行して、根気を持って接する日々。

 

 

その間に多くの保護犬猫たちがすずらんを追い越して、「卒業生」として我が家を巣立っていきました。新たな卒業生を見送るたびに、私は胸がチクッと痛み、すずらんに申し訳ない気持ちになったものです。同時に、ジワジワと自分を締めつける焦燥感にも悩みました。

 

 

出会いから2年2か月経ちますが、すずらんは人に撫でられるのを嫌がります。

 

 

18年半細々と保護譲渡活動をしてきましたが、ここまで頑なに人の手を拒否するタイプの猫は正直、はじめてです。だから私はずっと悶々としています。

 

 

ただ、すずらんは「家猫」としては立派に暮らしています。

 

 

人に馴れていないだけで、環境には慣れているのです。

 

 

だからいっそのこと、猫のいるお宅へ「お友だち役」として嫁に出そうともしました。

 

 

しかし最近は、それもちがうのかもしれないと迷っています。

 

 

理由は、すずらんが好きなのは「猫」ではなく、「さぶ」だと気づいたから。

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すずらんは卒業生ミミ玉、我が家にステイ中の牛丸、ジャックに「シャー」します。

 

 

なぜか病気が深刻になったあまぱんにもすずらんはよくキレていました。

 

 

あまぱんのヨロヨロとした頼りない動き方が怖かったのかな?

 

 

とにかくさぶ以外の猫には厳しい態度で接しているのです。

 

 

これを書いている今も、私の頭はグルグルとまわっていて、答えを出すことができません。

 

 

あらゆる角度から鑑みても、「うちの子にする」という宣言は簡単ではないし、「里子に出せなそうだから手元に残す」では、すずらんに失礼だともわかっています。

 

 

私は犬猫たちをスカウトするとき、何らかの理由で彼らを里子に出せなかったら自分が彼らの一生の責任を持つ覚悟で家に招き入れています。深刻な病気が原因で譲渡を断念し、うちで看取った犬猫たちもいました。常に葛藤し、キャパシティーを意識せざるを得なくて、東西南北あちこちの気になる子たちを保護できないのはそのためです。

 

 

若く健康でビジュアルもかわいいすずらんの将来を真剣に考えたとき、「あなたは性格に問題があったからここに残ったの」は、あまりにもすずらんが不憫です。

 

 

私がうまく馴らすことができなくて、不甲斐ない。すず、ごめんね。

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すずらんはリビングで過ごしています。

 

 

朝と夜のごはんは開けっ放しのケージの中で食べています。

 

 

爪切りは2か月に1度。ケージに入っている隙にシレっとケージのカギを閉め、洗濯ネットにすずらんを入れ、ネットごと外に出してからチョキチョキ切っています。

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緊張で全身がこわばり、肉球が濃いピンクになるけれど、おとなしくじっとしてくれます。

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お客さんが来ると、まずソファーの下から出てきません。

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お客さんが帰ったあと、こうしてひょっこり現れるのです(笑)。

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ふふ。もう大丈夫だから出ておいで♡

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人間の食べ物は、お魚の切り身とパンが好物で、ときどき私の晩酌につき合ってくれます。

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ほれほれ、やめなさいよ。

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「鮭のにぎりメシちょうだいよ」

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「すずらん」が自分の名前であることは100%認識しています。

 

 

「すず!」と呼ぶと、どこにいても振り向いてくれるのです。

 

 

すずらんは尻尾をピンと立て、「んにゃっ」と甘い声で鳴きながら歩きます。

 

 

なかなか写真には撮れませんが、1メートル離れた場所で腹を出して眠っている姿をよく目撃します。お腹全開でスヤスヤ寝ているのですよ!

 

 

見かけるたびに私はすぐに駆け寄ってすずらんを抱きしめたい衝動に駆られます。

 

 

すずらんの独特の魅力を私は知っています。

 

 

私はすずらんがとても大切です。

 

 

登場回数が少ないすずらんですが、元気に飛び回っているのでご安心くださいね。

 

 

すずらんは、2020年の今年いっぱいは「保護猫」として向き合っていきます。もし大きな進展がなければ、来年早々703号室の末娘になってもらうかもしれません。

 

 

同じ屋根の下で暮らす者同士、実際の生活の中に「保護動物」と「うちの子たち」の垣根なんてないのですが、自分の内側には「ピリオド」が必要だと思いました。

 

 

昨日の朝のすずらんとさぶ

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はいはい。「1メートルのエチケット」を守りますよ!

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どんな個性の犬も猫も、安全な環境で深く深く愛されますように♥

 

 

長い文章をお読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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