サクのご縁が決まりました

お茶会の朝、小宮さんから美しいお花が届きました。よし、これをテーブルに飾ろ。

ie

 

 

 

延期にさせてもらっていたお茶会をこれ以上のばすわけにはいかない。

 

 

だけど今回は、今回だけは、自信が持てなかったのです。

 

 

ほかの頭と体を借りてでも、私は成し遂げなければなりません。サクのためじゃない。サクのためじゃなくて、私の片側のエンジンをふかすべき時なんです。

ie (1)

 

 

 

結果じゃなくて、重要なのは結果じゃないんです。

 

 

私のポリシーを、私は重んじなければ生きていけません。

 

 

そうしなければ、私は生きている意味を見出すことのできない人間です。大げさだと笑われるかもしれませんが事実です。

 

 

 

サクは激しく人見知りします。最近多少軟化してきたとはいえ、知らない方はサクにとって異物以外の何物でもありません。こういうタイプの保護猫は多くいました。

 

 

希望者さんはがっかりしたりします。

 

 

「私たちは嫌われたのでしょうか」と。

 

 

そこで私は、事前に重ね重ね説明をするのです。どうして人見知りをするのか、どういう環境で保護したのか、いわば先に言い訳をたくさんしておきます。

 

 

けれどその作業が今はどうしても難しく、実はパソコンをほとんど開いていません。

 

 

サクのフォローができない。

 

 

もう、ありのままでいい。

 

 

私にしてはめずらしく、なげやりとも取れかねない心向きで、いや、決して下を向いてはいないのですが、なんていうか、お茶会のごあいさつ「こんにちは。田辺です。本日はよろしくお願いします」だけで精いっぱいで、私は何度もその一語を反芻しながら希望者さんを迎えました。その先は考えていませんでした。

 

 

 

「ありのままのぼくでいいの?」

ie (7)

 

 

 

おみやげを手にご夫婦がいらっしゃいました。

ie (4)

 

 

 

「ぼくにおやつをくれるの? ぼくこれ大好きだよ」

ie (6)

 

 

 

サクにおやつを食べさせるご夫婦の動画 ↓

 

 

 

「あの ぼくケージから出て遠くへ隠れてもいい?」

ie (5)

 

 

 

いいよ。行きたいところへ行ってごらん。

 

 

ご自宅の様子をiPadに撮り、持参してくれました。ご夫婦には2匹の愛猫がいたのですが、最近うちの1匹を亡くしたのです。亡くなったホイミちゃんは前片足切断のハンデを乗り越え、愛の中で旅立ちました。だから私たちは呼応したんです。魂で。

 

 

そしてこの素敵なご夫婦を紹介してくれたのは、8年前に私が強烈な多頭飼育現場から連れ帰ったあじさいという猫の里親さんでした。あじさいママさんありがとう。

 

 

当時の記事はこちら→「フックたちのこれまで/幸せの703号室」

 

 

サクに会いに来てくれたご夫婦は、私が保護したあじさいという猫のママさんの保護猫2匹を引き取って暮らしていました。つまり里親さんの里親さんです。

 

 

 

TVの裏に逃げるサクをニコニコしながら眺めるおふたり

ie (3)

 

 

 

「あ、足が見えた」

 

「お、少し顔が見えた」

 

「ふふ」

 

「かわいいね」

 

 

終盤、私はおふたりに伺ってみました。

 

 

「サクのままでいいですか?」

 

 

おふたりはお互いの顔を見合わせながら「ぜんぜんいいよね♪」と声を揃えました。

 

 

先住猫ハピリちゃんがいるので、まだ100%必ずうまくいくとは言えないかもしれませんが、私は感謝と希望を胸に、サクを送り届けます。

 

 

応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

 

 

皆さまにいいことばかりが起きますように。

 

 

いつも接待で忙しかったべべ公のかわりに末娘リルがほんのり営業しました。

 

 

リルありがとう。お疲れさま。

ie (2)

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


足音

皆さま、元気に復活しました。

 

 

と書きたいところですが、ウソです。このまま一生気力が出なかったらどうしようかと怯えながら暮らしています。絶っていたお酒を毎晩飲んでいます。眠れず、食欲がいまいちわかず、心臓のバクバクと頭痛に悩まされています。

 

 

お酒といえば、私はいわゆる「依存症」でした。

 

 

読む方にとっては不快の極みでしょうし、できればこれが妹や母の目に留まらないことを願いつつ書いています。里親さんや親しい人たちに心配をおかけするかもしれません。軽蔑されるかもしれません。ビクビクしています。でも、出しても後悔がない気もします。

 

 

若い頃はお酒がないとダメでした。毎晩意識がなくなるまで飲みました。

 

 

そして20年以上前の私は、しょっちゅうではなかったんですが、たまに生きていたくない衝動に駆られていました。自分の力ではどうしようもないほどの強い衝動。

 

 

21歳の頃、一度、派手に自傷をし、その傷痕が今も自分の体につきまとっています。見るのをためらうほど、醜く深い傷痕です。べべという犬に出会うまで、私は自分の存在意義を見出せませんでした。べべという犬に出会うまで、ある意味私は生きていなかったんだと思うんです。

 

 

べべを迎えたあとも、しばらくは私の不安定な生活はつづき、べべと私はあちこち流転。しかしこれまでとちがうのは、「べべとの流転」は、べべと私の確固たる居場所を得るための手段だったところ。前向き、という一語がピッタリ合います。

 

 

べべの明るさ、不完全さ、あたたかさが私を救ってくれました。辛いことがあっても、べべの存在がオブラートとなり、私たちは乗りこえてきたんです。私もべべのオブラートになりたかった。

 

 

べべが家族になってから、べべを考えない日はありません。姿が消えた今も、私はべべを考えつづけています。会いたいです。会いたくて会いたくて仕方ありません。

 

 

 

お母さん一年生。よーいスタート!

aisiteru

 

 

 

私はよくべべに言い聞かせていました。子犬時代からだから6000回以上は軽く。

 

 

 

「べべ、お母さんのために長生きしてね」

 

 

 

べべはわがままなのに、そのお願いだけはよーくよーく聞いてくれて、最後に往診に来てくれた中島先生からも、長年お世話になった大巻先生からも、「いわゆる老衰の状態」と言っていただきました。客観的に見て、胃がん発覚から9年半生きた犬を私はべべ以外に知りません。

 

 

 

べべは持てるエネルギーのすべてを使い果たし、カラッカラに枯れるまでこの世で粘り、穏やかに逝きました。だいぶ前から吠えなくなり、鼻鳴きしなくなり、チューをしなくなり、物を壊さなくなり、ガラス戸を叩かなくなり、執拗に私を追わなくなった。生きているときから、すこーしずつ、すこーしずつ、べべは気配を消しはじめ、私と距離を取ったのです。自力で食べられなくなってから1年もの余生を私にくれた。1年もの長い時間を私にくれた。全部ちゃんとわかっています。

 

 

私にはナナ、リル、ほほ、あまた、さぶ、保護猫サク、ポテチ、十香がいます。私がしっかりしないといけないんです。未練タラタラでどうしようもない人間です。だけどべべのいないこの世界が、今はとても苦しい。味わったことのない苦しさです。

 

 

 

カチャカチャと歩くべべの足音が聞こえないのがまず耐えられない。

 

 

 

犬の形をしているんですけど、犬の平均寿命も知っているんですけど、9年半闘病をさせたことも知っているんですけど、犬の形をしているんですけど、紛れもなくべべは私の娘です。

aisiteru (2)

 

 

 

べべが生きている間は、やれることがあることが救いでした。ときどき泣きたくなったけれど、思いっきり泣くのはべべが逝ってからにしようと決めていたんです。泣くのはあとでもできるから。その反動が一気に来ています。けれど理性を完全に失ったわけではありません。

 

 

 

我が家にはナナ、リル、ほほ、あまた、さぶがいます。みんな老齢で、闘病中です。

 

 

 

ケアはチチと分担し頭を切り換えてやっています。ご安心くださいね。

 

 

 

もともと懐の深いさぶはますますやさしい子に。さぶは天からの使いでしょうね。

 

 

 

保護猫たちの卒業を目標に掲げています。近々サクがお茶会を催す予定です。

 

 

 

サクのお茶会までに、もう少し元気になっていたいです。

aisiteru (3)

 

 

 

まとまりのないことばかり失礼しました。

 

 

感情的な内容で気持ちを害した方もいるでしょう。

 

 

 

申し訳ありませんでした。お返事はむずかしいですが、お心のこもったメッセージうれしく拝見しています。皆さま素敵な一日をお過ごしください。

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


べべ公ありがとう

べべが逝きました。

 

 

生前皆さまにかわいがっていただき、気にかけていただき、ありがとうございました。

 

 

べべは苦しそうではありませんでした。まるで眠っているかのようでした。旅立つ少し前に私はべべを腹の上にのせ、その重みと鼓動と熱さを自分の心臓で感じました。私はべべを感じました。べべの命と自分の命を重ねてみたんです。ぜいたくで厚いひととき。

 

 

チチはサラリーマンを休業し、べべのラストステージに備えて東京へ戻ってきたので多少なりともべべとの時間を持つことができたと思います。べべやみんなのことが第一かつ唯一です。

 

 

おかげでチチと私はべべの命の境をべべといっしょに過ごすことができました。

 

 

いつかお別れが来ると思って闘病をはじめたので、このような形で見送ることができたのはほんとうにありがたいです。特に昨日はいろんなことがあって、まだ記憶が新鮮です。

 

 

ただ、そうも言っていられない具合に、私は今呆然と地獄の中を彷徨っています。

 

 

狂ってしまいそうに悲しい。喪失感に耐える力が出ない。

 

 

どうやらべべの存在が私には大きすぎたようで、しばらくは申し訳ありませんが、自分の感情に身を任せ、壊れてみたいので、あらゆる不義理や無礼をお許しください。

 

 

 

最後に、べべから皆さまにひと言お伝えします。

 

 

 

「にこ」

1bbeeee (4)

 

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


べべの心

※ブログを連続更新中

 

 

比べても仕方がないことなんですけど、世の中には困っている犬猫がごまんといます。

 

 

家がないどころか、食べものにすらありつけない子たちがいます。

 

 

丈夫な体があるのに、不要の烙印を押され、理不尽に殺処分される子たちがいます。

 

 

そういう子がいるいっぽうで、家族に誕生日を祝ってもらう子たちもいます。

 

 

私は両方知っています。常に両者の狭間にいます。

 

 

うぬぼれかもしれないけれど、ときどき、べべはいいほうかもしれない、と思ったり。

 

 

このブログを読んでいる方がどう感じるか、私にはわかりません。

 

 

わかるような気もするし、わからないような気もします。

 

 

当然、いろんな見方があるでしょう。人それぞれちがうんですもの。

 

 

でも、ひとつだけ皆さまにお話ししたいです。べべの心を私は理解していました。

 

 

ようやく私が帰ると、さんざん留守番をしたべべは、千切れんばかりにしっぽを振ります。

 

 

「お帰りお帰り」

 

 

だけど私は、べべを一瞥もせず、捕獲箱を手に速攻家を出たことがありました。何回も何十回も。そうじゃなくても、たとえ家の中にいても、メール、ブログ、ほかの子のお世話、保護動物たち、卒業生たちのことに没頭し、活動し、仕事し、勝手気ままに遊んだり。

 

 

べべはいつも私を目で追うばかり。ストーカーの視線が痛かったです。

 

 

べべは私を責めませんでした。私がつぎつぎ連れて帰る子たちを拒絶しませんでした。

 

 

その子たちが我が家を巣立つまで、べべはオモチャや寝床をシェアしました。

 

 

べべがナナ以降の子たちを受け入れてくれたからこそ、マンション住まいの我が家でも、こんな私でも、微々たる保護活動が成立したんです。その点私はべべに頭があがらず、ただひたすらにべべに感謝しています。べべは立派なお姉さん。べべこそが私の根幹です。

IMG_5161

 

 

 

 

10年近く闘病しているのに、未だ生きていて、犬の寿命から考えたら16歳半のべべはむしろ長生きの部類でしょう。しかしそれがなんだっていうのでしょう。どうしたって割り切れないものが自分の中にねっちょりとこびりついているんです。私は未練がましい人間ですから。

 

 

 

おとといあたりからべべは奇行が目立つようになりました。

IMG_5166

 

 

 

どした? 隙間に入っちゃったの?

IMG_5168

 

 

 

抱いて救出するも、すぐちがう隙間に・・・・・・

IMG_5170

 

 

 

ふふ。お尻がおしっこで汚れているのはスルーでお願いします。

IMG_5169

 

 

 

昨日は玄関ホールでひたすらグルグル回っていました。何時間もですよ?

 

 

認知症か、脳に腫瘍があり、その腫瘍がわるさをしているのか、あるいはコメントでいただいたように視力の低下が起因しているのか。いずれにせよ、べべはグルグル回っていました。

 

 

見ている私も目が回りそうなほどです。

 

 

明らかな異常行動。これまでになかった症状。

 

 

けれど私は、どこかで歩けるべべに感動すらおぼえていました。輸血前はほとんど歩けなかったから。抱っこしてベッドに連れて行くと、そのまま眠りこけたりします。

 

 

 

電気が切れたみたいに

FullSizeRender

 

 

 

 

あまりにも穏やかな表情なので、思わず胸の音を聞いてしまうのです。

 

 

生きているかな?

 

 

薬をできるだけ減らし、ごはんも最低限に。水をがぶ飲みすると、強い制吐剤を服用していても吐くので取りあげました。ごはんの中に必要な水分を含めているので脱水にはなりません。

FullSizeRender (1)

 

 

 

べべが回るのが怖いようで、ナナがべべを威嚇し噛みつこうとします。

 

 

 

だから生活空間をわけました。べべはポテチと十香ちんの保護部屋にいるか、寝室にいるか。

IMG_5176

 

 

 

全員分の写真はありませんが、みんな元気にしています。

IMG_5180

 

 

 

昨日のナナ。こちょこちょくすぐったら

FullSizeRender (2)

 

 

 

はにかんでくれました。ナナ、大好きだよ。怒っているナナも笑っているナナも!

FullSizeRender (3)

 

 

 

保護猫サクの写真を1枚。ラブラブ抱っこ中♪

IMG_5183

 

 

 

サクが卒業するまで、更新時には登場させる約束だもんね。

 

 

 

サクはこれを書いている私の1メートル先で、顔を隠しながらお昼寝の真っ最中。たいへんなときを共に過ごしてくれているサクが愛おしいです。サクを保護して良かった。

 

 

 

べべ、ナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶ。

 

 

サク、ポテチ、十香の9頭でドタバタしています。

 

 

近々、十香ちんの娘エリーゼ改めリリの卒業記事を書きたいな。リリの快活な成長をツイッターで眺めるのが目下の楽しみ。ゴミ置き場から素敵なお家に一気にレベルアップですよ。

 

 

リリにゴミ置き場は似合わない。お姫さまの暮らしがピッタリです。

 

 

この状況でリリたちを保護したことは、苦しいのですが、同時に私の希望になっています。

 

 

リリの里親さんに感謝。そして、リリのきょうだい2匹(チャイ&ラテ)を引き受けてくれたマイ太郎さんにも。近い将来、母猫十香、父猫であろうポテチにも幸せになってもらいますね。必ず。

 

 

 

まとまりのない文章、お読みくださりありがとうございます。

 

 

 

皆さまにいいことがたくさん起きますように!

0kawahe (8)

 

 

 

 

LOVE

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


輸血

ブログ連続更新中。読んでいない方は下の記事もお読みください^^

 

 

 

まずは家族募集中のサクを1枚! 下を向いたのが残念ですが、キリッとハンサムでしょ?

1yuketudai (16)

 

 

 

 

本日はべべの「輸血」について書かせてください。

 

 

 

約2週間前の血液検査でべべは貧血が見つかり、とりあえず鉄分を補うサプリメントを開始

1yuketudai (19)

 

 

 

胃がんである前に16歳半のべべはいわゆる「老犬」なので、全体的に体力が落ちています。

1yuketudai

 

 

 

しかしそれにしても近ごろは歯茎や舌の色が白く、ふらつきが目立つ。もし貧血が進めば、呼吸すらたいへんになっていきます。それではQOLを維持しているとは言えません。

 

 

 

私はべべの症状の緩和目的で輸血を視野に入れ動き出しました。

 

 

 

東大病院で輸血をすることも考え、ほほの主治医前田先生にも相談。前田先生は親身に話を聞いてくださいました。東大病院で輸血をする場合は供血犬を自分で探さなくていいというメリットがあります。専門機関なのでさまざまなシチュエーションに対応できるキャパがあります。

 

 

 

でも、通い慣れている大巻先生の病院のほうがべべのメンタルに適しているかな。

 

 

 

私は供血してくれる犬を探しはじめました。負担をかけてしまうであろうお友だち。べべに血をわけてくれる尊いお友だち。emi-goのオススメで入田さんちの「ロックくん」に打診することに。ロックくんは2歳半と若く、健康的で、体重が15キロを超えているのでピッタリです。

 

 

 

入田さんと私のつき合いは古く、15年以上前に土手犬の保護で出会った大先輩です。

 

 

 

電話口で「お役に立てるなら喜んで」と快諾してくださいました。どんなにうれしかったか。

 

 

 

7月11日。べべ輸血前検査。我が家に来ていたMIHOさんもいっしょに病院へ

1yuketudai (13)

 

 

 

MIHOさんが後部座席から撮ってくれたべべ

1yuketudai (7)

 

 

 

 

採血中

1yuketudai (11)

 

 

 

 

血液検査の結果、またもや貧血が進んでいます。輸血以外に選択の余地がないことを、ここでチチは悟った模様。サプリでどうにかできるレベルではないとわかってくれてどうも。

1yuketudai (21)

 

 

 

 

よしやろう。べべがんばれるね?

1yuketudai (9)

 

 

 

 

べべの「血液型」も調べました。ロックくんとクロスマッチするでしょうか?

 

 

 

院内で運子を漏らし、おしめをつけられちゃいました。

1yuketudai (15)

 

 

 

下痢気味だったけど、出てよかった。スッキリしたね!

1yuketudai (18)

 

 

 

この後、チチはべべを連れて先に戻り、私はMIHOさんと軽く食べてから帰宅。

 

 

 

7月12日。ロックくん採血&検査、ほか

1yuketudai (20)

 

 

 

朝、入田さんとロックくんを乗せ、大巻先生の病院へ。車が苦手なロックくん。ごめんね。なるべく急ぐからちょいがまんしてね。

 

 

 

ついでにスクリーニング検査も依頼。私からロックくんへのささやかなプレゼントです。

1yuketudai (3)

 

 

 

フィラリアマイナス。スクリーニング検査異常なし。ロックくんを病院に残し、入田さんをお家まで送っていきました。入田さんは用事があるので、すべてが終わり次第、私が責任を持ってロックくんを送り届けます。

 

 

 

ロックくん、べべを助けてくれて、ありがとう。

1yuketudai (23)

 

 

 

お迎えに行ったら病院でひなポプさんに偶然会いました。こねこね誉めてもらっています。

1yuketudai (5)

 

 

 

「血をわけてもらう」ことを、私は重く受け止めています。ロックくんの体に流れる血はただの液体ではなく、ロックくんそのもの。うまく説明できないんですけど、ロックくんが生身であることを私は忘れません。簡単なことではないんです。入田ロックくんに感謝とリスペクトを添えて。

 

 

元気がよかったのに、帰宅後ロックくんが少し調子を崩したとあとで聞きました。翌朝には体調が完全回復したものの、なんかもう、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんね。

 

 

 

入田さんは私が渡したお礼を頑として受けとろうとはせず、このたびの入田さんとロックくんの善意にどうお返しをすればいいのか、ほんとうに悩ましい。この先、私が入田さんやロックくんのお役に立てるなにかがあればいいのですが・・・・・・。

 

 

 

入田ロックくん、田辺べべ、見事にクロスマッチ!! 血液型おそろいです。

1yuketudai (2)

 

 

 

やった。これでより安全に輸血できる。一歩ずつ一歩ずつ・・・・・・

 

 

 

7月13日。病院休診日

 

 

 

7月14日。べべ輸血のため半日入院。おのさん、よろしくお願いします。

1yuketudai (22)

 

 

 

おのさんの穏やかな笑みを前に涙が溢れてきました。うまくいきますように。

 

 

 

保護猫エリーゼのお届けをはさんで、べべ公を迎えに!

1yuketudai (8)

 

 

 

輸血は問題なく終わったのに、なぜか首を上げられずグッタリ

1yuketudai (6)

 

 

 

玄関先でべべの姿を見たチチからは「どうなってんの?」的な視線。

 

 

すかさず謝ると、「決めたことだからしょうがないよ・・・・・・」と。

 

 

それほどべべは力なく横たわっていたんです。食べもせず、飲みもせず。べべは立ち上がる気力すらありませんでした。もしかすると私、どこかでなにかを間違えたのかもしれない。

 

 

急に怖くなり、大巻先生に電話。

 

 

先生の「拒絶反応は出ていませんでした。問題ないはずです」のひと言にすがりながら、べべを抱っこ。べべの歯茎と舌がピンクに色づいているのが、私の唯一の心の救いでした。

 

 

 

7月15日午前中。貧血の値を調べるため病院へ

1yuketudai (4)

 

 

 

昨日よりいくぶん顔つきがしっかりしている気がします。

1yuketudai (10)

 

 

 

輸血後の最新の血液検査↓ おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

1yuketudai (14)

 

 

 

貧血が改善され、正常値に戻っています。ありがとうありがとうありがとう・・・・・・

 

 

ロックくんの血が、べべの中で生きています。ロックくんにべべが生かされています。

 

 

強き者と病む者の血が混ざる。ロックくんがべべを引っぱってくれています。ありがたい。

 

 

 

大巻先生の病院の愛猫しょうくん&テンくん、ひさしぶり♪

1yuketudai (17)
 

 

あああ、見るものすべてがまぶしいとはこのことですね。

 

 

 

この数日お母さんがバタバタしていたからナナもさびしかったかな?

1yuketudai (12)
 

 

昨夜ワインのコルクを囓って壊してたね。目撃したよ、しっかり^^;

 

 

 

たった今のべべ公。立っています。歩いています。歯茎と舌は相変わらずピンクです!

tate

 

 

 

 

皆さまにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。ひと山乗りこえました。

 

 

 

ロックくんに感謝

 

 

 

万物に感謝

 

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク